rumpes vol.9 no.1 (winter,1995)

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1幎頭の挚拶

溶接怜査認定委員䌚

    委員長藀 田   譲

新幎あけたしおおめでずうございたす。

 ここ数幎来の円高ドル安は昚幎は぀いに1ドル100円を割る円高ずなり景気の回埩は底を打

ったず蚀われおい蚕すが遅々ずしお進たない状況にあり皆様には厳しい思いで新幎をお迎えの

こずかず埡掚察申し䞊げたす、

 ≊6業界の皆様のための協䌚倘を暙抜しお協䌚運営に圓っおおりたすが幎を新しくしおさらにそ

の決意を新たにするもので埡座いたす

 さおC倏W認定制床に぀ぎ裏しおは皆様の埡理解を埗た、しお昚幎鱒月裏日珟圚で玉懞瀟を認

定するずころずなり震したこずは誠に嘉ばしい二ずであり窟す。

 たた認定䌚瀟の本瀟あるいは支店・営業所等が党囜郜道府県を網矅しおくたなく党園に配眮

されるように皆様にお願い臎し叢した結果これが実珟する運びずなりたした。ご協力賜り震した

認定䌚瀟ならびにC倏W怜査事業者協議䌚の皆様に厚くお瀌を申し䞊げたす。さらに各認定事業者

におかれたしおは䞀屡の内容の充実を蚈っお頂ぎ関係業界の信頌に応えお頂きたいものず念願

する次第です。

 鰯瀬本晶質システム審査登録協䌚σA鷺においおは溶接技胜者溶接技術者詊隓・怜査技

術煮等の人の資栌に係わる認蚌に぀いおの怜蚎も鋭意続けられおおり圓協䌚も䞭心的な立堎で議

論に参爟しおおりたすが今埌も積極的に察応する所存です。さらに総0鱒嚢むシリヌズに基づく

詊隓・怜査機関の登録機関に関しおは関係する団䜓機関ずの調敎を蚈りながら怜蚎を進めおた

いりたいず考えおおりたす。

 海倖におき藪しおは溶接界を含め聡0鷺W等の各機関が積極的に囜際察応ぞの動きを激し

くしおおり滅すし國内にあっおは建築技術審査委員䌚の提曞を受けお㈹日本鋌構造協䌚

JSSCを䞭心に建築分野における資栌制床の怜蚎が進められおいたすこずはご承知のこずず存

じたす。このように内倖ずもに今幎は激動ず転換の幎になるず予想されたす。圓䌚ずいたしたしお

はこれらの情勢を螏震えお眵歌x挏劃に察応する所存で埡座いたすので倍旧のご協力ずご支揎を

宜しく埡願い申し䞊げ震す。

 本幎が皆様にずりたしお幞倚き幎であり憲すようにそしお皆様のご健康ず埡発展を心から

お祈り申し䞊げ幎頭のごあいさ぀ずいたし窪す。

i

盆UM瓢SWた簞繍欝懞〉

2αW認定事業者党囜分垃図

お蔭様でC倏W認定事叢響が金隰郜道府県をく蒙なく網矅いたし窟した。

o擁翫葱欝麿の2盈穿箭噛924無鯚月珟圚〉

懞麟口 日

1コ麻醞

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鰯 本瀟数壌瀟○・・Ί出先機関栂瀟

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3新期仙台間パむプラむン建蚭工事

株匏䌚瀟 ゞャス鷲

     技術郚迫 勝 文

1はじめに

 珟代瀟䌚における謁ネルギヌ䞀源ずしお倩然ガスはクリヌ䞀ン性や扱いやすさ等に察する認識が高た

り郜垂郚を䞭心に家庭甚及び産業甚等の゚ネルギヌ䟛絊の担い手ずしお重芁な圹割を果たし豊

かな生掻ず産業の振興に貢献しおいる。

 平成3幎珟圚で倩然ガスの確認可採埋蔵量玄䞉鍛兆m3で1日゜連圏39。2自由䞖界圏60。8ず旧

゜連圏及び䞭東などに倚く埋蔵されおいる。LNGが最初に茞入されたのは昭和磁幎にアメリカ

のアラスカからのものであっお珟圚ではアラスカのほかにブルネむアブダビむンドネシア

マレヌ䞀シアオヌストラリアなど7箇所から平成3幎実瞟で3500侇t茞入されおおり党囜で13の

受入拠点がある。我が囜におけるLNGの将来の需芁は環境察策が進むこずもあっお2000幎で

5000侇t20io幎で§鱒0䞇宅が必芁であろうず芋蟌たれおいる。珟圚囜内で確認されおいる

可採可胜な油ガス田は新期県の䞭条油ガス田を始め16箇所ず倩然ガスの生産は1990幎珟圚囜内需

芁の蔓でありLNGの96が茞入されおいる。

                  䞀2侀

é·ºu瓢難8w豊瀁搬。欝鮪〉

 ここで欝9窯幎鐙月から斜工されおいる新期仙台倩然ガスパむプラむン建蚭に䌎う怜査業務埓

事者ずしお抂芁を報告する。

窯工事抂芁

 新期県産の豊憲な倩然ガスを有効に掻爆するために東新期生産基地を䟛絊偎ずし管埄500

隰柱のポリ゚チレン被芆鋌管により䟛絊偎圧力70k窪fc搬2到達点圧力io㎏・fc鵬2送ガス胜

力日量鱒0侇S難3熱量姶隒0キ隚力鑓り䞀の倩然ガスを山圢県を経由し宮城県の仙台新枯を受入

基地ずする。総工事延長灘O k撚パむプラむン建蚭工事である、

 珟圚囜内で建蚭されおいるパむプラむンずしおは圏内第䞀の倧型プ環ゞ諜クトでもある。ルヌ䞀

トの遞定は航空写真撮圱珟地螏査地盀調査などを䞭心鶎数幎間にわたる怜蚎の結果自然環境

に留意し぀぀安党性に寓み安定性の保おるルヌ䞀トを遞定する運びずなる、パむヅラむンのルヌ䞀ト

は葭本海偎の新期県の加冶川村黒川村関川村小囜町飯豊町川西町高畠町䞃ケ宿町

癜石垂蔵王町岩沌垂村田町名取垂倪平掋偎の仙台垂仙台新枯間をバルブステヌシ灘ン

蹎基地により構成される路線である。

 本工事は「土朚斜工蚈爟曞」「珟地円呚溶接斜工蚈画曞」「非砎壊怜査蚈顧曞」等に準じお各

れクシ灘ンが斜工にあたっおいる平野郚山間郚山岳郚河耀地区等それぞれに適応した䞀

般掘削法掚進工法スプレヅト工法橋梁添架工事トンネル工法などにより埋蚭管建蚭工事が

実斜されおいる山間郚の䞀䟋ずしお海抜峯噚m高䜎差瓢2隰工事延長玄7k隰の工区では

ぞ枉慧プタヌにより重機類を搬入し幅員蛋撒の林道を造成するあわせお工事関係者の䜜業

埓事のためにマりントラむナヌを蚭眮し工事に察凊するこずになる。このパむプラむンは生産地

ず倧消費地を結ぶほか枝線支線を山圢垂及び犏蜟垂に拡倧する蚈画もあり沿線での波及効

果が期埅されおいる。

 囜内の倧型パむプ腿むγずしお昭和即幎新期県で産出される倩然ガスを倧消費地の東京に茞送

する為管埄灘OAのパむプにより総延長玄30鰍懲の長距離幹線ガスパむプラむンが敷蚭されお

いる。䟛絊地の新期県長野県矀銬埌玉各県の沿線党域にわた・お新期県産の倩然ガ熟が利眵

され珟圚では枝線が栃朚県たで延びその波及効果はたす重す拡倧しおいる。

斜工内容

 事業䞻䜓 石油資源開発株匏䌚瀟殿

 斜工メヌカ 高炉メヌカ蔓瀟

 工  期着工平成婆幎玛月

       完工平成幎3月

 倩然ガス゜ヌス 新期県産倩然ガスを䞻䜓にむンドネシア産LNGずの混合

 䞻な䟛絊先 郜垂ガス及び火力発電所

 始    点 石油資源開発㈱東新期生産基地

 終    点 仙台新枯

 総延畏噚蝕灘                  䞀3・䞀

錠u醞麗s糧繍螺鎛鮒

匱糠泉ノむプ

ラむン、 季支牜泉ノむプ

ラむン

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新期・む由台問パむプラむン蚈画図

適甚法芏 鉱山保安法

送ガス胜力梁 鱒ひ䞇S撚3僑 䜿甚圧力70㎏卿c鵬2気密テスト77㎏・fcm2鍛時間保持

管    埄 撫倉む灘矅×穏。翫 PL欝鋌管ポリ゚チレン被芆鋌管

材質Aé·²5LX60溶接方法初暊ティグ溶接

    二四局被芆アヌ䞀ク溶接・䞀䞀䞀郚前党自動溶接

怜査比率 突合溶接欝07枚リング

怜査基準」欝瀊050ig87・JBGO565䞉982・J聡z23絡ig82

    郡z3㈱欝8・J笈sz3玉o婆1968

    石油資源開発株匏䌚瀟殿 仕様曞

     SKト鎌ギ珟地溶接郚非砎壌怜査仕様曞」

鉱山法の怜査基準の説明

   A基準    パむプヌ般郚の箇所に適甚するので溶接郚は倖芳怜査及び攟射線透過詊隓を行

    う。ただし攟射線透過詊隓が出来ない堎含たたは特殊な事情の堎合倖面から

    超音波探傷詊隓を行いさらに磁粉探傷詊隓たたは浞透探傷詊隓を行う。

   駐基準䞀般郚

    特に匷床を必芁ずするなどパむプの特殊な箇所であっお溶接郚は倖芳怜査及び

    攟射線透過詊隓を実斜倖面から超音波探傷詊隓を行いさらに磁粉探傷詊隓た

    たは浞透探傷詊隓を行う。

刀定基準 攟射線透過詊隓 仕様曞 rSKトG蔓䞀〇別による。

    超音波探傷詊隓 仕様曞 「SKトOH釧による。

           䞀4侀

鷺耶Ml麗sw童簞搬蓋995〉

       磁粉探傷詊隓  仕様曞 rS照略H刻による。

       浞透探傷詊隓  仕様曞 「SK亙䞀〇H幻による。

隒〉土朚斜工に぀いお

 土朚工事の斜工にあたっおはr珟地土朚工事蚈画曞」に準じ掘削等の工事を実斜

 土朚チヌムの構成は人員融憩名ダンプカヌ2台パヅクホヌ裏2台が薫クルヌの平均的

な構成状況で䞀般埋蚭郚の斜工胜力は道路埩旧蓑での斜工で䞉日⑳20持月間盛00mが平均的な

平野郚での数量である

 掘削工事はオヌプン工法が䞻で工事垯は玄50簿mほどで平野郚の䞀郚ではスプレット工法

で斜工されおいる堎所もある。この堎合玄300難の工事垯をもうけ斜工にあたっおいる。発生土

は所定の残土眮堎に 時保管し埌日産業廃棄物ずしお凊理される。埋管埌の埋め戻しには山砂が

䜿甚され䞀般道路では圓日の埩旧工事が求められおいる。

 たた蟲道山間郚等においおば安党管理面及び利䟿性等を怜蚎し工事進捗にあわせ埋め

戻し埩旧工事が実斜されおいる。

 なお埋蚭工事蜘灘毎に枬定点ずし工事名称工区名工皮寞法撮圱月霞蚭蚈図枬点

講負者名を蚘入した黒板を䜿甚しお状況写真の撮圱が事業䞻䜓より矩務づけられおいる。総工事

区間内は平野郚山間郚山欝郚河川郚等があり工事関係者は安党に留意し適確な工事の斜工

に鋭意努力されおおり憲す。

㈲ 溶接斜工にっいお

 溶接斜工にあたっおはr珟地円呚溶接斜工蚈画曞」に準じ溶接䜜業が実斜されおいる。構成に

぀いおは溶接士璜2名プラス鉄工盆名が豊パヌティで゚ンゞンり゚ルダヌ搭茉の車䞡を䜿甚

し溶接䜜業の斜工にあたる。

 斜工メヌカヌ䞀サむドずしお材料及び溶接方法に察しおの溶接斜工法詊隓機械詊隓溶接士に

察しおの溶接技量詊隓等を経お溶接䜜業に埓事するメヌカヌより搬入されたパむプの盎管及び異

圢管は管眮堎に所定の方法により保管され土朚班により日々の䜿甚分プラスアルファの管材を

埋蚭ルヌトにせットされる。

 溶接斜工状況は掘削に合せ地䞊溶接地䞋溶接等があぞ盎管盎管の堎合アりタヌクランプを

䜿甚盎管異圢管の堎合は治具を䜿甚し開先倉わせを行っおいる。

 溶接䜜業手順①④

 ①鉄工により開先犜わせを行い開先圢状数倀及び管番号を蚘録する。

 ②溶接士卜2名により初履ティグ溶接をティグ溶接甚鋌棒により実斜。

 ③溶接士玉驚名により管䜓䞋堎より䞊進法により二局仕䞊局たで高匵力鋌甚被芆ア

 ヌク溶接棒で手溶接を実斜。

 ④溶接士により溶接郚及びアンダヌカットオヌ䞀バラヅプスパヅタ等の陀去ず倖芳を敎え

 怜査チヌ䞀ムに匕枡す。

 埋蚭路線の溶接䜜業ず平行しながら管眮堎ではあらかじめ予枬できる曲り郚分に぀いおはコ

                 ヌ5侀

é·ºu灘難s報蕪搬现鱒

パむプ敷蚭䜍眮図 ポリ゚チレン被芆鋌管図

導路玄圱難

道路圭

䞉5灘

㊥ ○7難

ヱ欝鶯

                      昏08瓢鵜

                                  防食局

                              粘着剀たたは鞍着剀                      鎛9膿隰                           鋌管

              敷蚭䜍眮及び鋌管図

ポリ゚チレン被芆鋌管図

※地䞋埋蚭郚の鋌管には電気防食が斜され半氞久的に腐食発生を防ぐように蚭蚈されおいる。

※掚進工事郚はヒ識䞀ム管蜜たは鋌管によりカバヌされおいる。

※橋梁添架郚は遵路橋ぞの添架パむプビヌム本管パむプビヌムニ重管トラス橋圢及びアヌチ橋圢の堎合

 があり保護管あるいは鞘響により保護されおいる。

䞀ルドベンダヌ䞀により所定角床の長管ベ゜ト管ずしお補䜜される。異圢管に぀いおも予枬できる曲

り郚分に぀いおは盎管に溶接をしおおき工事進捗に合せ路線に搬入され埋蚭管ずしお䟛される。

降雚時の䜜業に぀いおは原則ずしお溶接䜜業は䞭止ずなる。

 なお埋蚭郚溶接継手⑳箇所毎に工事名称工区名工皮寞法撮圱月日蚭蚈図枬定講

負者名等を蚘入した黒板を䜿甚しお状況写真の撮圱が事業䞻䜓より矩務づけられおいる。

暎〉怜査斜工1こ぀いお

 非砎壊怜査工事はr珟地非砎壊怜査工事蚈爟曞」に準じ2名重班の線成でX線䜜業䞻任者資

栌及びND鷺皮及び3皮資栌所持者で構成されおいる。鉱山保安法の埋蚭管の怜査はA基準

般郚及び黎基準特殊郚の怜査方法があり察象物件により基準を適甚し斜工にあたっおいる。

ある工区の構成は怜査婆チヌ䞀ム8名品質管理員量名により線成され資栌構成はX線䜜業䞻

任者喚名N腿RT3皮黛名驚皮蛋名UT2名PT2名MT2名盞圓の資栌所持者がふくた

れおいる。

 資機材に぀いおは暗宀車タンク珟像装備X線装眮2台250KVP単角。200KVP党角

発電機備品ポケット線量蚈濃床蚈シャりカステンカメラ黒板携垯甚暗幕等を甚

意し䜿甚する、本工事に䜿甚する暗宀車は山岳郚等のため四茪駆動車が望蜜しい珟地事務所に

特殊郚黎基準怜蓋の為UT探傷噚PT探傷材MT探傷噚各皮怜査甚備品を甚意しおお

き必芁に応じ察応する

 怜査斜工に぀いおは䞀般郚及び特殊郚ずもX線䜜業は倖郚線源窟たは内郚線源を䜿甚し撮

圱を実斜しおいる

 X線䜜業手順①⑚

                 䞀6侀

                           黙」麗欝鵬w豊黛蜍艊〉

 ①撮圱珟堎においおX線装眮の忍䞀ゞングを行う。

 ②溶接䜍眮の管番号の確認を鉄工蓑じえお行うずずもに倖芳欝芖を実斜する、

 ③管理区域及び立入犁止区域のフィルムマヌク板の䜜成をする。

 ④X線装眮を所定䜍眮にセットし぀぀アクセサリヌ類のセヅトもする、

 ⑀ X線照射開始所定枚数撮圱完了埌暗宀車で珟像凊理を行う

 ⑥怜査結果を関係矩に報告指瀺再怜等する

 怜査箇所が合栌ならば鉄工班土朚班ず次工皋に進む

 ⑊所定䜜業完了埌フィルムを珟地事務所に持垰り也燥する。

 ⑧翌揖也燥フィルムの䞀次刀定を行い配管順図衚及びチ鳳ヅクシヌ䞀トを䜜成する。

 ⑚䞀次刀定フィルム配管順図衚及びチェッタシヌトを品質管理者に提繊する。

 品質管理者はこれを受け二次刀定を行い䞀時保管する。工事進捗に合わせ正歊曞類を䜜成所定

工区の埋蚭管工事完了埌客先斜䞻官庁通産省等のフィルム立䌚怜査をうける。立䌚怜

査合栌埌フィルムはメヌ䞀力責任玅おいお5幎閥保管される受隓埌の埋蚭路線はピグ通しにより

管内が枅掃され気密により圧力77㎏ぞ囎2保持滋時間のテストが実斜されお路線の䞀郚ずし

お準備が敎う、

 気密テストの完了した工区は工皋に準じ工区間が挿管により接続され䟛絊準傭が敎っおいく、

特殊郚熟基準䜜業に぀いおもX線䜜業に準じ各皮怜査業務が実斜される。怜査チヌムの䜜業

量は倏瞫で溶接士黛班を担圓し笠艮蔓リングを矅暙に䜜業を進めおいるX線撮圱の倖郚線源

法二重壁片面の堎犜セット時から撮圱完了結果報告迄”ングあたり玄60分かかるが内

郚線源の堎合管埄灘○隰隰甚簡易型パむプ内面走行装眮略氎平物件を察象を䜿甚した堎合

セットから撮圱完了結果報告たで玄茪分ず䜜業胜率がi3ほど短瞮できるずずもに照射時間の短

瞮による安党性の向䞊ず怜査粟床のアップがはかれる利点があるたた溶接継手が連続しおいる

堎合i3以䞋に短瞮できる事が実蚌されおいる。

 なお埋蚭郚溶接継手鱒箇所毎に工事名称工区名工皮寞法撮圱月β蚭蚈図枬点講

負者名等を蚘入した黒板を䜿甚しお状況写真の撮圱が事業䞻䜓より矩務づけられおいる。

 ここで本工事の 非砎壊怜査埓事春ずしお䞀般埋蚭郚が倧半ではあるがA隷基準適甚

のいずれの堎含でも最初矅斜工する怜査手法はX線怜査であり撮圱埌結果に぀いおは的確な刀

定のもずに関係者に報告指瀺がだされ工事は次工皋に移行する。溶接郚の良吊は䞀時刀定者の即

断即決のもず埋蚭工事は斜工されおいるずも蓄えるので怜査埓事春の刀定ミスは蚱容されるも

のではない。撮圱前の譲芖怜査を培底し珟像凊理を现心に行い疑䌌欠陥等の発生を最小限に抌さ

え䞇䞀珟像埌の刀定時に明らかな欠陥以倖に疑問が生じれば再撮圱を実斜確認しおおくよう泚

力しお䜜業に埓事しおいる、故に怜査班の䞀時刀定者は盞応の経隓ず熟緎及び刀断力が芁求され

るこずになる。

 晶質管理者の手元にあがっおくるフィルムは倧半が埋蚭されたものを察象ずしおおり二次刀定

者ずしお日頃の打含せミヌティグにより芋解の統䞀を図り品質管理業務を展開しおいる熟基準

                 䞀7侀

叢u灘灘鵬w醞囎欝灘〉

6

6

7

5

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5 4

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x線発生噚

7

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   額   鶏2䞀鋌管零   論3    鎎

   臥 3

4 透過床蚈

䞀フむルム

6

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◎

融詐透過囎フ竺㈱蚈2

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2

3

、  、ず鋌笹

 喬

脚䞀ノ知1 嘉階調“

X線ノ財

䞀 倕事郚線1原去                    7分害臓最圱〉          内郚線1原法

         X線撮圱方法図

倖郚線源䞀噚O KV欝単角。5mA蓋婆m麺。濃床153。5 FFD䞀乃O mm

内郚線源䞀絡O KVP党角。3mA重O m沁。濃床至535 FFD螺隒mm

富士゜ィルム補フゞ勲00玉2むンチサむズPbO。03パック

適胎の特殊郚䜜業時の超音波探傷怜査の堎含察象物件ず同材質の詊隓片を携行し怜査斜工にあた

っおいる。この堎合特殊郚橋梁添架掚進工事の立䞊り郚で圓目埋戻す事はなく比范的䜙

裕のある的確な怜査斜工が実斜でぎる、

6運営管理䜓制に぀いお

 パむプラむンの運営は新期県長岡垂ず仙台垂に蚭眮される監芖制埡センタヌにおいお時間䜓

制のもず流量圧力等を監芖しお安定した操業ず䞇が䞀の緊急時に備えおいる路線党域にわた

っおパト舞䞀ル隊を配しβ々保安点怜を行っおいる。ガス挏れ怜知緊急停止装眮等を蚭眮し

䞇が䞀の時には監芖センタヌ䞀から遠隔操䜜により送ガスを停止するなど倚重な安党察策が斜され

おいる。

〈参考文献〉

茎石油資源開発㈱溌錠パンフ秘ヅト

2 広域倩然ガス研究䌚欝蚣パンフレット

䞀くお知らせ

『CIW通信䞀RUMPES』の原皿募集

 rCIW通信䞀RUM囲S』を刊行したしおから本幎で早9幎目になりたす。

C倏W通僑線集委員䌚では内容の充実をはかるために読者の皆様方より原皿を募集しおお

りたす。より芪しみやすいれ“W通信䞀RUM欝ES』にいたしたく皆様方の原皿をお埅ちし

おおり豪すので奮っおご応募䞋さい。採甚の方には些少ながら謝瀌を差し䞊げたすのでよ

ろしくお願いしたす、

                            CIW通信線集委員䌚

8侀

盆U鍌欝露SW董煎erig95

4JENTパネルヂィスカッシ黛ン抂芁

iハネ蜍䞀䞀䞀䞀  li嚢光昭九州 孊平山䞀男 業倧孊   

 䞀䞀䞀     i 眰䌚 本欝のパネラヌには婆人の方にご登壇頂ぎたした。九州工業倧孊工孊郚物質工孊科教授

の加藀光昭先生東北倧孊工孊郚材料工孊科教授の䌊達和博先生ファブリケヌタ及び研究機関の

代衚ずしお石川島播磚重工業技術研究所接合郚の課長である荒川敬匘先生倧阪産業倧孊工孊郚亀

通機械工孊科教授の平山䞀男先生です。ディスカヅシ滋ンのテヌマは「非砎壌怜査の進歩ず課題」

です。たず各パネラヌの方に婆぀の課題をお話し頂くこずになっおおりたす。

 最近NDTN腿NDEなどの衚珟が甚いられおおり非砎壊怜査ずいう時代から倉化を遂げ

おいたすがそこで第叢番目の課題ずしお‘≊非砎壊怜査ずは’ヲ第2番目に“非砎壊怜査の必芁性野

が時代の倉遷ずずもにどのように移り倉わっおきたのか第3番目に“産官孊における怜査の珟

状”第婆番目に‘披術の将来鈎ずしお今埌どのような方向にあるのかこの婆点に関しそれぞ

れのパネラヌの方にお願いしおいたす。

 トップバッタヌである加藀先生には‘6非砎壊怜査ずは鰺ずいう党般的な内容に焊点を絞り基調

講挔をお願いしおい蕊す、では加藀先生お願いしたす。

加藀 今幎のプ惚野球は最埌の土壇堎たで2転3転し芳衆の方は沞きに沞いたわけですがもうひ

ず぀の話題はオilヅクスのむチ窟䞀遞手で出塁率は塗割8分皋床だったろうず蚘憶しおいたす。

トヅプバッタヌに仰せ぀かりたしお私が出塁しないずあずの先生方の出番に関わりたすので

しっかり頑匵らねばず重荷を感じおおりたす。たた皆様を前にしお“非砎壊怜査ずは”ずいい

たしおも釈迊に説法になりかねないのですが窪ずずっかかりずいうこずでお話しさせお頂き

たす。

 先ほど䌚堎のアナりンスで㌊ハカむケンザ’ずアナりンス嬢が非垞にスムヌズに発音しおい

るのを聞いお以前JSN腿の䌚長も務められた手塚先生が隚頃お話しされおいたこずを思い出し

たした。私は今回の展瀺䌚に初磯から顔を出しおいるのですが初日に聞いたアナりンス嬢の

‘‘

砎壊怜査ヲ’は㌊・ハカむケンザ’ず「非」の郚分にアクセントを付けおいたした。手塚先生

は折りにふれこのこずに぀いおおっしゃられおいお亡くなられる前には業界の方を含めおこ

の“非砎壊怜査’舜ずいう蚀葉をスムヌズに発音しおもらえるようになったず喜んでおられたした。

手塚先生が䌚畏職に就かれた頃は業界の方ですらr非」にアクセントを付けた“非・砎壊怜査”

぀たりワンクヅシ鷺゜眮いた発音がされおいたず聞いおいたす。その蚀い方に時代の倉遷を感じる

侀9侀

賎u懞灘鵬w蓋鞭搬雲欝撃〉

蜡〆 蜟

ずお話しされおいたのを今思いだしたわけです。

 たさに非砎壊怜査ずい5のは物を壊さずにどう䞭を怜査するかずいうこずです、物を評䟡する

ためには䜕も䞭だけが察象になるのではなく衚面も間題になりたす。ずくに構造物の堎合は疲劎

が問題になるため衚面がどうなっおいるかをぎちんず評䟡しないければなりたせん。䞋手をする

ず倧事故に結び぀ぎかね震せんから。このような非砎壌怜査の重芁性が巷でかなり評䟡を受け぀

぀あるのが珟状ずいえ憲す。

 最近では非砎壊怜査に関する衚珟にも色々ありNDTN腿NDCND鷺ずいった略称で知

られおいたす、芏圚日本非砎壊怜査協䌚はN磁貫N以を䜿っおい蓑すが初めの頃は色々

な蚀い方があっお研究䌚が発足する頃になっおようやくND眮ずいうのが定藩するようになった

そうです。

 時代的な倉遷に぀いおは各パネラヌ䞀の方々から詳しく話されるず思いたすので党般的なずこ

ろを抂括させお頂き叢す。たず倖芳怜査から説明したすがこれはお医者さんに䟋えるず䞀般的

に最初に受ける内科の怜蚺のようなものです。皮膚の色぀やなど倖芳を蚺るわけですがドクタヌ

の䞖界でも倖芳怜査の重芁性ずいうのは腕の良いお医者さんであればあるほど高震るわけでそ

二での情報をもずに様々な怜査を行うこずで焊点を絞り蟌んでいくこずになりたす。構造物や補

品においおも同じこずがいえ私の堎合はずくに溶接関係の研究ですが倖芳怜査ずいうのは非垞

に重芁な䜍眮付けを持ちものによっおは倖芳怜査だけで内郚の掚枬が可胜ずいえるほどです。

 攟射線怜査に぀いおはX線が発芋されおから来幎でちょうど欝0幎を迎える。その意味で今幎

は癜寿ずいうこずになり医療関係をはじめ船舶の溶接郚などで怜査の重芁性が認識されお今日に

至っおいたす、超音波に぀いおは蓋9扮幎にフランス人のランゞ蜟パンが超音波の送受信噚の開発

に成功し豪した攟射線怜査超音波怜査それぞれに埗手䞍埗手がありそれぞれに補う圢で

適合され同時に装眮の開発が行われ最近では非垞に嚁力を発しおいたす。

                  䞀韮o侀

é·ºu鮫麗sWi瓢貫欝95〉

・野麟蜟  幜 

 磁気関係では叀いずころでは諞葛孔明が指

南車に磁気を䜿ったずなっおいたすが最近で

は芆す意芋が考叀孊者の通説ずなり぀぀ありた

す。䞀般的にはギルバヌトの著した「磁石論」

がきっかけずいわれ衚面付近のきずの怜出に

利甚されおいたす。最近は定量化が重芖されお

いたすが磁気探傷を甚いた定量化がどこたで

可胜かずいいたすずやればやるほど壁にぶ぀

かりたす。私ずしおはあるずころに収東しおほしいのですがなかなか道が切り開けないのが珟状

でありたす。浞透怜査は非磁性䜓に嚁力を発揮しずくにゞ溝ット゚ンゞンのブレヌドあたりで

はなくおはならない手法ずしお䜿われおいたす。電磁誘導になるずファヲデヌ䞀が顔を出したす。

たた䞭身ずしおは良くないこずですが非砎壊怜査が広く知られるようになったぎっかけには矎

浜の事故があげられたす。産孊官のなかでも孊䌚に目を転じ倧孊関係で非砎壊怜査ずいう講座が

あるのかずいうず党囜を芋回しおもほずんどありたせん。したがっお孊ずいう芳点でみるず

非砎壊怜査に察しおは手薄だず喬わざるをえたせん。しかし非砎壊怜査の重芁性が䞖の䞭に受け

入れられ぀぀ある珟圚孊界のなかでも非砎壊怜査の人隣を増やしおいくためにはどうすべきかず

いうこずに関心を持ち真剣に考えおいかねばなりたせん。

 最埌に技術の将来ずいうこずで私ずしおは埓来からの延畏になりたすがきずをどのように評

䟡しおいくのかその評䟡をするためにはきずを正確に怜出しなければならないずいう点から自

動化をどう進めおいくか加えおコンピ識䞀タの掻甚が期埅されたす。これを揎甚するこずによ

り定量化をどのように掚し進めおいくかずいうこずになり寂す。たた逆問題解析曎に究極

的な矅的ずしおは材料評䟡があるべぎず考えおいたす。ずいうのはドクタヌ䞀の䞖界では予防医孊

が重芖されおいるように色々な材料は劣化しおいくわけでありそれらを劂䜕に非砎壊の手法を

甚いお掚定しおいくかが課題です。少しが぀道が開けおきおいるように思え蜜すがただただやら

ねばならないこずがたくさんあるようです。

䌊達 加藀先生の方から倧孊で非砎壊怜査を研究しおいるずころが少ないずいう指摘がありたし

たが私のずころは講座名が金履材料評䟡孊で非砎壊評䟡を䞻に専攻しおい奮す。いた東北倧孊で

は講座名の倉曎が進められおいお非砎壌評䟡孊研究宀ずか私のずころは材料評䟡孊研究蜜で

たた材料システム評䟡孊研究窒など機械系の方で非砎壊評䟡ずいう名称がたくさんでおきおいた

す。ずくに材料力孊など匷床方面をやっおいるずころは非砎壊評䟡に興味を瀺しそのような講座

名を矅指しおいるようです。䜕かありたしたら東北倧孊の方にちょっず声をかけお頂けれぱお答え

できるず思いたす、

 さお私自身非砎壊怜査に関する仕事を日々行っおいるのですが非砎壌怜査技術を取り巻く

状況倉化に぀いおいく぀かテヌマを提䟛させお頂きたす。

 耻ず評䟡の圚り方ですが機械材料構造物などは今たでQρ掻動が代衚するように自己

                 䞀u侀

é·ºu嫉瓢8w量蹎綎欝鋀

評䟡に頌っおきおいたした。䜜る偎が䜕ずか良い物を䜜ろうずいう䞀連のプ舞セスの䞭で自分で

評䟡しおこれで間違いあり蛮せんずするのが日本の埓来からの評䟡の圚り方です。非砎壊怜査は

この䞭で䞀番最埌のヅ雛セスに圓たっおいたわけです。ずころが最近少しかわりたしお自己

評䟡で果たしお良いのだろうかずいう意芋が倚くなっおぎたした。぀たり圓然の発想ずしお自

分で䜜ったものを自分で良いずするのはあたりたえです。評䟡は第3者にしおもらわないず本圓の

評䟡になりたせんそれが欝09000シリヌズ建築業界における通産省の通達ずいう流れになっ

お珟われおぎおい憲す。基本的なものの評䟡のずらえ方が倉わっおきたのです孊生によく蚀うの

ですがこの道鱒幎黛0幎ず経隓を積んでいる溶接の珟堎担圓者に20代のUT技術者が探傷噚

を甚い溶接郚に欠陥がありたすず指摘でぎるのが第3者による評䟡です。したがっおこれから

非砎壊評䟡を行っおいこうずする孊生にはたず人間性を磚きなさいず蚀っおいたす。「あなた

の蚀っおいるこずは信甚できない」ず曞われるようであれば少なくずも非砎壊怜査を行う資栌は

ありたせん。技術だ云々より人間性だず蚀っおいるんです。第3者による評䟡は䞖界的な流れにな

っおきおいるのですが瞫本では未だ倖郚評䟡ずいう点に抵抗があるようです。

 次に怜査方法ですが珟圚我が囜でいく぀か奇しくも同じ内容のプ茝ゞ瓢クトが走りはじめお

いたす、それは今窪で電気事業法その他プラントの補造課皋等で定められおいる錠䞁䞭心の

非砎壊怜査基準をUTに眮き換えられないかずいうこずです。安党管理や鷲ストの問題に起因し

おいるず思われたすが奇しくも色々な方面から沞ぎ䞊がっおおり近い将来数幎埌たたは数十

幎埌に間違いなく䞻流になっおいくでしょう。RTをUTに眮き換えるためのキヌ䞀テクノ獄ゞヌ

は簡単に曞っおし窟えば自動探傷ずいうこずになりたす。探傷結果をRT透過像䞊みの画像衚

瀺するずいうのがキヌ䞀ポむントです。

 RTずいうのは詊隓察象物に攟射線が圓たっおいるこずが結果ずしお残り叢す。もちろん欠陥

がある堎合にも結果ずしおフィルムに残り珟堎でやった人が刀定するこずもできるしフィルム

を持ち垰っお別の人が刀定するこずも可胜です。これが蚘録性ずいうRTの優れた面ずいえる。

それをUTに眮き換えおみるず自動探傷結果を画像衚瀺するこずになりたす。このためには

UTのデゞタル化が必須です。その䞊でコンピ蜟䞀䞀タコント隚䞀ルでデヌタを取り蟌むこずになり

たす。ただ最近色々な麗ンピ諜䞀タがでおきたしたがメモリヌ䞀スピヌドからみおもただただ

非垞に遅い。ずくに懞像蚈算ずなるず灘ンピ譲䞀䞀タも䞍埗意なずころで間題です珟圚RT透過

像に近い醐像ずしおCス認䞀䞀プ爟像が挙げられたすがこれでは䞍十分です。たったくきずのな

いものを探傷した時醐面䞊には真っ癜けの結果が珟われる。真っ癜けの結果を提出しおきずがな

いず蚀っおも玍埗されるかどうか疑間です、接觊媒質にも䜿わないで適圓にスキャンしおも結果

は同じではないかずいう意芋にどうやっお反論するのか。この画像衚瀺がおそらくもっずも倧きな

キヌポむントになるこずでしょう。解決案ずしお底面工捻䞀高さも同時に画像衚瀺しおやるこず

が考えられ奮すそうすれば底面蓑で゚コヌが通っおいるこずがわかりたす。少なくずもこういう

感じで画像衚瀺を怜蚎しおいかなくおは。ずにかくちゃんず超音波が通ったこずを䞀緒に画像に

残すずいうこずを考えおいかないず超音波探傷詊隓ずいうものはRTに眮ぎ換わり埗たせん。

                  䞀捻䞀

獄UMl艶鵬Wi撚er欝95〉

同時に非砎壌怜査も広く䜿われるようにならないのではないかずいうのが私の意芋です。

 非砎壊怜査をやっおいるず欠陥の怜出だけでなくその欠陥をどういうふうに評䟡したらいいの

かず必ず求められたす、珟堎の怜査員がある皋床評䟡できるようになるずいうのもこれからの新し

い流れではないかず思いたすがそれでは評䟡の基になる“砎壊力孊は進歩したかヲ少ずいうず個

人的な印象で怒られそうなんですけれど20幎前ず䜕にも倉わっおいない。砎壊力孊に関する色々

なレポヌトにきずの評䟡をする際非砎壊怜査できず・欠陥の定量的な寞法が枬れないから正確

な評䟡がでぎないずいうような声が倚く聞かれたす。実際はおそらくそうではないだろう。倧きな

声では曞えないのですが色々な囜のプ舞ゞェクトで欠陥材の匷床評䟡を取り䞊げおいお珟圚ど

のように評䟡するかずいうず疲劎詊隓をやらないずわからない匕匵詊隓をやらないずわからな

いずいう返答です、ちょっずは砎壊力孊で掚定できるようになったのではず聞くずほずんど皆無

だずいう。評䟡をする䞊で非砎壊怜査が悪いのではなくお実は砎壊力孊の方に問題があるので

はないか。我々はもう少し自儒を持っおいいのではないかもう少し砎壊力孊の人にも頑匵っおも

らわないずいけないず最近考えおおりたす。

 たた非砎壊怜査で欠陥の寞法はわかったけど蚭蚈デヌタもなしでどうやっお評䟡したらいい

のだろうずいうずころが間題になりたす。ひず぀の提案ですけど応力は材料の匕匵匷床にずっお

かたわない砎壊靭性は材料の䞀番最䜎倀で評䟡しおかたわない。珟堎で評䟡するにはこのくらい

のこずやっおいいのでは・おそらく非砎壊怜査で初めお怜出されるような欠陥の寞法はそれらの

倀にやっず匕っ掛かる皋床の埮现なものなのでほぜ最䜎倀でずらえるこずで実態ず合った蚈算が

できる。これは私の感觊ですけどぜひ珟堎で䜿っおみおください。

荒川 私のテヌマは非砎壊怜査の立堎を信頌性の芳点からみおみようずいうこずです。ただ信頌

性ずいっおも信頌性ずはどういうものかず聞かれるずなかなか答えられ玄せんのでr信頌性工

孊」ずいう叀い本の序論の郚分を参照させお頂きたす。これには“信頌し埗るか”ずいう点に぀

いおrシステムや補莔がある䜿甚状態に眮かれた時芏定の時問あるコストの制限䞋で䜿甚者が

芁求する時間内に満足し埗る状態にあるか」ず曞かれおありたす。この‘‘芏定の時間”あるコ

ストの制限内で䜿甚者が芁求・期埅する時間ずいうずころに深い意味があるのではず考え豪す。

 ずいうのもこの鷲ストずいうものを考えるず構造物には色々皮類があっお圓然コストも

異なっおくるずいうのが第䞀点。第二点は歎史的蜟䞀ズです。ラゞオを䟋にずるず満足し埗る状

態ずいうのはよく聞こえるずか音色がいいこずが考えられたすが昔は垞に新しい補品が出おラ

ゞオが壊れなくおもよい物を求めお買い替えおいたした。ずころが新しいものがあたり出なくな

るず同じラゞオを長く䜿いたいずいうふうに二䞀ズが倉わっおぎたす。構造物もたさに同じよう

な歎史の流れの䞭にあるのではないか぀たり今たでは珟圚泚意されおいる材料の劣化が起こ

る前に性胜のいい構造物がでおきお取り換えるほうに経枈的メリットがあった時代ず考えられた

す。ずころが最近のように長く䜿うこずを重芖しおくるず材料の経幎劣化的なもの豪でも䞖の䞭

の晶䞀䞀ズになっおきおいたすこのように考えるずここの6芪定の時間”は我々が儒頌性を考え

るうえで非垞に重芁な意味があり窟す。

                  䞀䞀蒐3侀

é·ºu醞欝難w童隓蜍欝鱒

 談たラゞオの堎合は壌れおもどうずいうこずはありたせんが構造物の堎合は人呜を含め瀟䌚

的な責任が非垞に倧ぎい構造物そのものは優れおいおも溶接郚のなかに小さなきずがあるだけ

で心配される私はぎずがあっおも性胜的に問題がなければ満足し埗る状態であるず考えたす

が瀟䌚的な責任ずいう偎面から考えるず予防保党ずいうこずに぀ながりこれが非砎壊怜査の非

垞に重芁な圹割ではないかず考えたす。

 もうひず぀この序文に信頌性には黛぀の意味があるず曞かれおいおひず぀が信頌床もうひ

ず぀が保党性です信頌慶はあくたでも故障を起こさないように初期の段階で䞇党なものを䜜っ

おいくこず保党性は勢ゞオで需うず韓チヅプを亀換するくらい簡単に皌働しおから䜕かト

ラブルに芋舞われたずき保党ができるかずいうこず。たさに珟圚の構造物はこの䞡者の意味で

非砎壊怜査を期埅しおいるのではないでしょうかこのような芋地から非砎壊評䟡の圹割をみる

ず補造䞭怜査䟛甚期間䞭怜査さらに構造物が長時間連続しお皌働するこずを考えるず皌働

䞭に怜査したいずいう蜟䞀ズが匷蜜っおいく。

 私なりに非砎壊怜査のマップを考えるずたず材料が溶接されおひず぀の構造物になりそれが

皌働しおいくそこで欲匵りな我々は溶接が終わっおから怜査するよりも溶接しおいる間に怜

査を䞀緒にやりたいあるいはものを䜜っおいるずき䞀緒に怜査をやりたいずいうこずになりた

す。぀耒りむンプ撰癩スの怜査でこれはひず぀の蜟䞀䞀ズずしおのカテゎリヌです。たたこのよ

うな䞀連の怜査は芏栌ずいうものに準拠しおなされおいたわけですが最近は芏栌そのものがど

のくらいの欠陥蜜で深憲るのだろうかず議論されおい談す。それが䞖界数憩力囜の共同研究ずし

お珟われおいるこのような努力のひず぀の方向性がND翌非砎壊評䟡ずいう曞葉に衚れおい

蜜す。構造物が長期間連続しお皌働しおいくずいわゆるモ諜タリング・むン・オペレヌ䞀シ難ン・

むγスペクシ灘ンずい5ものが芁求され窪す。構造物の材質劣化を芋るためにはミク麟的な劣化・

倉䜍をずらえる必芁性がありこの流れをNDCず最近蚀っおいたすこのように珟圚非砎壊怜査

の諜䞀ズが広がっおいおその個々の鵬䞀ズに察しお重芁な圹割を持぀ずずもにある仕掛けのよ

うなものが生み出されおいく傟向にあり窪す

 このような芳点から我々はもう䞀床非砎壊怜査の原点に立ち返っお考えおいくこずが芁求され

おいるず誉え蜜す錠䞁UT等の手法にかかわらず芁は健党郚ず劣化郚に生じる䜕らかの物理珟

象の差䜍を利甚しお補晶を砎壊するこずなしに劣化の範囲や床合いを評䟡するずいう原点に立っ

おみるずやはり光ずか熱ずか音攟射線磁気電気などの色々な怜査手法は材料の劣化の皮

類によっおどんどん新しいものが生たれる可胜性があり蜜す。もちろん最近の凜像凊理などコン

ピ蜟䞀タ技術の急速な発展はその䞀䟋です。

 最埌に構造物の信頌性を考えおいくうえでもちろん非砎壊怜査は非垞に重芁ですがそれを

サポヌトする蚭蚈段階の配慮぀叢り疑䌌工麗䞀のでない溶接棒の蚭蚈等非砎壊怜奮をサポヌ䞀ト

する蚭蚈・斜工段階の配慮が進められおいくなど幅広い䞭での非砎壊怜査の圹割が今埌たすた

す泚目されおいくのではないかず考えおいたす。

平撫 私が非砎壌詊隓ずいう曞葉をはじめお耳にしたのは倧孊を卒業した春です今から䞉十幎ほ

                  䞀玉4侀

                             艊u臓欝欝s w蓋蹎er欝鱒〉

ど前になり憲すがその圓時聞いた非砎壊詊隓ずいう嘗葉は新しい技術的な甚語ずレお非垞に印

象深いものでした。時代の倉遷ずいうテヌマにそっおその圓時から今日に至るたでを振り返っお

みたいず思いたす。みなさんの心の䞭たでは非砎壊詊隓できないのですができるず仮定しお私

が接しおぎた怜査に携わる人たちの心の倉遷を時代的に区分しおたずめおみたした。

 戊埌から昭和䞉十幎代薮でJN鎌の発足は昭和二十䞃幎はものを䜜る際に怜査するずい

うこずを決めお䜜っおいない時代でした。仙田先生の研究宀に来るお客さんは怜査するこずを蚀

われないでものを぀くり途䞭でナヌザヌ䞀から怜査を求められお来るケヌスが倚かった。だいたい

そういうケヌスで持っおくるものには必ず欠陥があり攟射線で撮圱するず必ず珟れる。お客さんに

は怜査しないでその蜜窟蜟䞀ザヌ䞀に玍めるよう勧めおいたした。

 圓時は欠陥があるずいうこずを写真で芋せるこずで盞手を玍埗させるこずができた。攟射線

の䞀番いい時代にはそういうずころに説埗力があった。今でもあるのでしょうがずにかく子䟛

でもわかるのですから怜査ずいうものに察しお逃げ腰になっおいおできるこずなら怜査なしで

枈たせたいずいう意識で始たった時代だったずいえたす。その埌」䞉Sが䜓系化されおぎた昭和䞉

十幎代から五十幎代になるず芏栌が適甚されるようになる。ずにかく芏栌に通ればいいずいう守

りに撀した時代ずいえたす。それからだんだん䞭身たで闘題にする時代になっおきたした。その

間昭和四十四幎にJSN瓢の最初の技量認定詊隓が開始されたした。圓時のJSNDiの資栌が䜕の

圹に立぀のかずいう鳳ずが瀟䌚に普及する耒でに倧分時間がかかったのも事実です、

 こうしたなかで非砎壊詊隓の重芁性を 番印象付けたのは䟋の氎島の事故だったず思われた

す。我が國でなぜ非砎壊詊隓が進歩したかずいうず個人的な芋解ですが事故の先進囜だったか

らだず思いたす、震た非砎壊詊隓をやっおも事故が起きるずいう䟋の昭和六十幎代以降の代衚的

なものずしおゞャンボ機の墜萜スペヌ䞀スシャトルの爆発原発事故東電関電぀い最近

の話ですず簿0億円が宇宙のゎミになった事故があげられたす。このような倧ぎな事故が我々ぞ

の芁求を高めおいるのです。事故が起こるずあたりこちらサむドから重芁性をアピヌルしなくおも

䞖間が远い颚になっおくる。したがっおこれからは攻めるずいうこずが必芁になっおくるず思い

たす。隒攻める鯵こずの远い颚ずしおは呚知のずおり六月に囜䌚でPL法が制定されたこずがあ

り豪す。この欝L法は過倱責任から欠陥責任を閥うもの。いわゆる欠陥ずいうこずを蚀っおくれ

るのは我々にずっお応揎団ずしお期埅できるず思いたす。

叞䌚 四氏のパネラそれぞれにオヌ䞀パヌ䞀ラップするこずなく基調講挔を頂いたわけですがその

䞭から6‘産宮孊における怜査の珟状野たた‘‘今埌どうしたらNDTの進歩があるのか7’さらに

‘‘

術の将来ヲ’ずいうテヌマに絞っお進めおいぎたいず思いたす。

 産官孊の珟状に぀き豪しおは冒頭加藀先生が倧孊に講座がなくNDTの技術者を育おる

こずは孊校の立堎では難しいず誉いそれぞれの倧孊の先生方が畠分なりに努力しお人材を育成し

おいるずいう珟状があるかず思いたす。これが米囜の堎合溶接の講座を有する倧孊に非砎壊怜査

に関する講座がありたす、鷺䞀灘ヅパにおいおもハノヌバ倧孊等それぞれ持っおいたす。加藀先

生倧孊偎ずしお努力されおいる点等に぀いおお聞かせください。

侀鹰侀

é·ºu臓敎鵬w熱蜍欝鮪〉

加藀 私の倧孊に機械分野で材料力孊ず称する講座があるのですが力孊よりも材料指向が匷たっ

おい震す。たた電気の分野でも匷電関係をやる人がほずんどいなくなっお申囜から講垫を招い

おいるありさ豪で電機・電子の先生方を含め蓑しお党䜓的に材料指陶になっおいたす。このよ

うに材料指向になっおいくずその材料を぀くるずいう点では倧䌁業にかなわないので倧孊では

その材料をどのよう芳評䟡するかずいうこずになり機械電気など色々な分野で非砎壊評䟡をや

っおいこうずする動きが増えおくるず思われたす。この動きが盛んになるず今床はJSND倏の方

もそれらの新しい領域を取り蟌んでいく必芁が出おくるのではないでしょうか。

 基調講挔ではネガティブな発曞をしたしたが私ずしおは滋䞖玀に向けお党般的に非砎壊詊隓

非砎壊評䟡ずいうのが倧孊でもテリトリヌずしお増えおいくこずは間違いないだろうず考えおい

矅す。

驚䌚 平山先生にひず぀䌺いたいのですが仙田先生がご掻躍の頃講座のなかで攟射線や超音波

を䞻䜓におやりになっおいお珟圚加藀先生が取り組たれおいるMTPT錠䞁はあ濠りやられな

かったようですがその理由にはどのようなこずがあげられ蓑すか。

平山 ずくに理由はあり蜜せんただ講座の予算芏暡の関係で手が回りかねたずいえるでしょう。

たた駆sなどの芏栌が䞍十分だったこずもあっおそのための基瀎研究が䞻でありたした。

駕䌚 次に荒川さんにお䌺いしたすいわゆる産業界では独自に研究開発を進める面があるわけ

ですが実際ある分野では倧孊の協力を埗る必芁もありこのような産孊共同の研究に぀いお

ファブリヶ䞀䞀タの立堎ではどのように考えられおいるのでしょうか。

荒川 ひず぀の考え方ずしお聞いお頂きたいのですが技術ずいうのは急激に進歩する時代もあれ

ばやるべきこずをやっお次のテヌ䞀マが芋぀からないような時代もあり総䜓的にみお最近は倧

きな前進ずいうより次のステヅプヘ移るタむムラグのような時代だず蚀えたす。こういう時代です

から私どもは倧孊の先生方に次の時代に察する萌芜芜生えを期埅しおいたす

 もうひず぀期埅しおいるのは非砎壌怜査に生ぎがいを感じるような若い人材を玉人でも倚く䞖

の䞭に送り出しお頂きたいずいうこずです。ずいうのも日本の堎合倧孊で研究しおいたこずを䌁

業に入っおからも継続したいずいうこずになるので非砎壊怜査そのものに察するPRが行ぎ届い

おないず若い人材が非砎壊怜査に入っおいく機䌚が少なくなりたす。䞀郚で産業の空掞化ずいう

こずが曞われおいたすが珟実にはやはり補造業に䟝存しなければならないのが事実であり蚭

蚈斜工怜査ずいう䞉本柱がう蛮く回転しおいかなければ産業界の発展ずいうのもありえたせ

ん。ずくに構造物の長寿呜化ずいう怜査・評䟡が非垞に難しい段階にあるので生きがいを感じ

おくれる若い人材が増えるずいうこずが重芁だず思い蓑す。

欝䌚 䌊達先生倧孊での事䟋を玹介しお頂けないでしょうか。

䌊達 珟圚研究蜜で䞭心ずなっおいるのは鷲ンピ論䞀タシミ認レヌシ灘ンず超音波顕埮鏡をはじめ

ずした損傷評䟡です。ただ先嫌ど非砎壊評䟡の研究宀が増え぀぀あるずいう話をしたしたが珟

実の問題ずしおはかなり難しいずいう感觊を持っおいたす。非砎壊怜査の研究をするためにはそれ

なりの蚭備投資が必芁になるので私どもでは灘ンピュヌタシミ蚟レヌ䞀シ隷ンが䞭心になっおいる

                  䞀総䞀

é·ºUM艶鵬Wi鷺鷹19泌

のです。同時に今の孊生はかなり扱いにくいのです。基瀎が身に぀いおいないので孊生が入っ

おきたらたず雛䞀䞀ビヌの入れ方お茶の入れ方それから穎のあけ方はんだ付けの仕方ず手

ずり足ずり教えねばならないずいうありさたですから。

叞䌚 最近の孊生は鉛筆を削らないで自分の手を切っおしたうずか難しい偎面を持っおいるわ

けですが非砎壊怜査ずいうずき぀い汚いずいう3K問題を抱えおいるわけでずくに攟射線

関係などは顕著で資栌認定受隓者数をみおもUTの方に指向しおいるのが芋受けられたす。

 MT艶䞁などを研究されおいる加藀先生にぜひ孊生ず3Kの諞問題に぀いおお䌺いしたいので

すが。

加藀 その傟向はあるようで賌ンピ識䞀タ実習などは喜んでやっおいたす。困ったこずに目を盗

んではそのほンピボヌタでゲヌムをやっおいたりもしおいたす。䞀生懞呜取り組んでいるなず画面

を芗いおみるず麻雀パむが䞊んでいたりするんです。それは別にしおも篇ンピ持䞀タシミュレヌ

シ鞍ンはやったりするんですけれど磁粉に窟みれるMTなどはやりたがらないですね。

 たた今たでの工業詊隓堎が工業技術センタヌにずくに犏岡県では機械電子研究所ずいう非垞

にアカデミックな名称に倉わっお最先端的な響きを持っおい蕊す。ずころがJSND亙などの実技

の䌚堎ずしお利甚する堎犜今たでずは違っお汚しおはいかんずいうこずになり苊劎したりもする

ようになり嚢した箒

叞䌚 コンピ甑䞀タシミ講レヌ䞀シ灘ンのようにハむテクを駆䜿しお研究しおきた孊生がいぎなり

珟堎に配属になるず嫌気をさす傟向にあるず思え憲すが䌚堎のなかにはそういうかっこいいこ

ずばかりやっおきた孊生をよこされおもさっぜり仕事にならんず思っおいる方もいるのではないで

しょうか。

䌊達 今幎米囜のqN瓊毘定量的非砎壊評䟡䌚議に参加したのですがどのような方向で産業

を進めおいくかずいうこずに関する基調講挔があったので抂芁を玹介したいず思いたす。米囜はこ

れからやはりものを売らなければならない。ずくに金属材料ハむリスクでハむリタヌ䞀ンな簡単

に蚭蚈・斜工のできないものを䜜っおいかねばならない。そこでキヌになるのは蚭蚈・斜工時の

シミ晶レヌシ灘ンです、この五幎間くらい米囜は金属加工に関するシミュレヌシ滋ンを囜家プP

ゞ諜クトずしお積極的に行っおいくずいう話が䞭心でした。

 その講挔を聞いおいるず欝本のシミ隅レヌ䞀シ灘ン技術はかなり遅れおいるこずを感じたした。

䟋えば粟密鋳造工皋の油ながれやでぎおくる組織のシミ熟レヌション溶接時に材料・入熱など

を倉えた堎合に倉化する組織ず圢状などのシミ講レヌ䞀シ隷ン等聞けば聞くほどβ本はシミュレ

ヌシ灘ン技術に぀いお今埌窟だただ孊んでいかねばならないず匷く感じたした。

叞䌚 いた䌊達先生からqND鷺に぀いおの話もで濠したのでここから技術の将来ずいうテヌマ

に移りたいず思いたす今講の基調講挔のなかに砎壊力孊ず非砎壊怜査の接点に぀いお今埌

お互いに切磋琢磚しおいかねばずいう話がありたした。非砎壊怜査もNDTからND1NDEぞ

さらにNDCぞず倉わっおきおいるのですがここで今埌の評䟡の方肉性に぀いおそれぞれ慧メン

トを頂きたい。

                  䞀i7侀

鷺欝臓欝鵬隚藍賊蜄欝懞〉

加藀 先田機械関係の孊生のデヌ䞀タベヌ䞀ス化による半構円圢材の定量評䟡に関する発衚を聞いた

のですがわれわれ非砎壊屋ずしおはそのデヌ䞀タをどうやっお枬定しおいくかが問題になりたす。

珟状のれンサヌ䞀技術では蚈算機䞊の粟床が実珟できないのです。そこでその粟床を実珟するセン

サヌ䞀の開発が求められ廠す。぀たり定量化を実珟する䞊では呚蟺技術も含めおセンサヌ䞀技術の向

䞊が問題になっおいくのです。センサヌ䞀自䜓を根本的に芋぀め盎すこずが定量化の根幹にあるず思

いたす。

平山 私は最近非砎壊怜査ず事故の未然防止がどう結び぀いおいるのかずいうこずを考えおいた

す。事故を起こすか起こさないかずいうこずは非砎壊怜査ずは違うずころにあるようです。事故

を起こしおみないず取り替えに至らない。事故を起こしおみるずそのものだけでなく類䌌機噚の亀

換ぞず進んでいく。

 こんなこずでは非砎壊怜査で事故を未然に防ぐこずはできない事故には飜のファクタヌ人

間の心の問題が入っおいる。装眮を止める決断をするずいう時に自分の保身でなんずか逃げられ

ないかず考えおいたら今たでのように事故を起こすのではないか。もちろん評䟡も倧事ですが

いったいその評䟡を䜕に圹立おるかを突き詰めお考えねばならない。もっず説埗力のあるものにし

お攻めおいかねば事故防止ずは無瞁の蚕たず考えおいたす

荒川 以前産報出版の雑誌溶接技術九䞉幎四月号で病院で胞郚X線写真を芋せられ「あ

なたの胞には圱があり叢す。埌はご自身で考えお䞋さい」ず医者にいわれたずしたら ず曞いた

こずがあり藪す。やはり我々は非砎壊怜査をやっおいる以䞊どういう状況に斌いおも䜕らかの

刀断をしなければいけ窯せん、怜査をやるうえで圓たり前のこずず思いたす。珟実にみなさんは刀

断しおいたすのであずはその粟床を高めおいくこずにあるず思いたす。たた僑頌性を高めるた

めにこれたでの経隓をデヌタベヌス化しシミュレヌシ窪ンするなど党員の努力が倧切なので

は、ないでしょうカ㌔

叞䌚 䌚堎のみなさんご意芋コメントはありたせんか。

歊爟 CXR 今瞫のお話を䌺っおいるず非砎壊怜査が詊隓から怜査評䟡ぞず進んでいる

ずいう方向性がでおいるようですが賢頭加藀先生が‘6ヒハカむケンサ野ずいう名称に぀いお觊

れられたしたが私には䌚堎のアナりンスは未だ‘‘ヒ・ハカむケンザヲに聞こえおいたす。たた

䞭孊生が」鷺NTの霧板を芋お非砎壊怜査ずいうのは‘‘怜査をやらんずいうこずかね”ず話しお

いるのを耳にし談した。やはり‘‘非砎壊怜査露ずいう名前は非垞に堅い印象を持っおいお私は

孊生の頃から知っおい談したので抵抗はないのですが䞖間には認知されおいないのではず思われ

たす。倧孊に講座がないこずが問題芖されおいたしたが講座があったずころで認知床が䜎いため

孊生が集たらない集たらないこずに講座ができないひず぀の理由があるのではないでしょうか。

そこで名称を倉えおみたらいかがでしょうか。

犰䌚 名称倉曎ずいう倧きなテマはすぐに解決するずいう性質ではないのですが䞀蚀づ぀ネヌ

ミングに぀いお鷲メントをお願いし蚕す

加藀 せっかくですので歊照さん自身に䜕かアむデアはありたせんか。

                  䞀亙8侀

é·ºu簟欝粥Wi鎛搬玉9鱒

歊鐡 私自身にアむデアもなく誠に無責任な提案ず恐瞮しおいるのですがなにか“評䟡ヲタを匷調

するネヌミングが必芁になるのではず考えおいたす。

加藀 今βの話のオチが名前のずころにいくずは倢々予想しおいなかったので少し動揺しおいたす。

JSND璜の機関誌i瞥非砎壊怜査」の線集委員䌚・理事䌚でもネヌミングの問題はあがったのですが

英語の日本語蚳ずいうこずで諞倖國が倉える぀もりがないようなのでたいぞん保守的な考えにな

っおいたすしかしこれから本気で考えたいず思いたすのでしばらく時間を頂きたい。

䞊矢 怜査晶ンゞ論アゞング 䟋えば私どもの䌚瀟には孊校で非砎壊怜査を勉匷しおきた者がい

ないのですが今埌倧孊で非砎壌怜査の技垫をどういうふうに育成しおいく぀もりなのかを簡単に

説明しお頂きたいのですが、

平山 仙照先生が非砎壊怜査の講座を぀くり圓然そこから卒業生が巣立っおいったわけですが

そのなかで非砎壊怜査の分野に進んだ数は知れたもんです。講座を増やすより孊科を増やさねばな

らないのではず思うのず同時に就職を考えるず逆に䌁業偎から非砎壊怜査の教育を受けた孊

生が欲しいずいう機運が必芁なのでは。

 ずいうのも私立倧孊では䞑人の孊生に四幎間だいたい500䞇円かかりたす。そのお金に察しお

倧孊偎はたった蓋枚の卒業蚌曞ずいう領収曞を枡すだけです。䟋えば300人孊生がいるずするず鱒

億円の領収曞ずいうこずになりたす。ここに集たっおいる䌁業が党員で協力したずころで鱒億円も

出せたせんよね。このシステムを利甚しない手はありたせん。こう考えるず機運ずしお䌁業偎が

十八歳からの教育ずいうものに぀いお応揎するこずを考えたほうがいいず思い談す。私の孊校で孊

科を蚭立するずきはぜひ応揎しお頂きたい

驚䌚 名称倉曎の話が途切れ蕚したが䌊達先生いかがですか。

俘達 私どもの倧孊では材料評䟡孊ずいう講座名で䞻に非砎壊怜査をやっおいたす、材料評䟡孊ず

いっおも孊生たちには䜕を行っおいるのか分からないらしくただ評䟡孊ずいう名がかっこいいず

いうこずで孊生が集たっおくるようです。そういう点では砿材料評䟡孊㌻ヲはなかなかいい名前だず

思いたす。ある先生からは材料評䟡孊で非砎壊怜査をやっおいいのかず厳しく問われるですが

そういう時にはASNTの機関誌がMAT鷺鱒ALSé·ºVALUAè³¢ON材料評䟡だず説明したす。

するずアメリカがいうんならしょうがないかず玍埗するわけです。

叞䌚 そろそろ時間も耒いりたしたので今濠での話を簡単に締め括らせお頂きたす。

 課題ずしおきずの定量化早期寿呜評䟡たたは早期察策ずいう芳点から材料の劣化・特性評䟡

における将来など鵜぀いお数々の提案がありたした。奮た人間性を磚くそこで自己評䟡から倖

郚評䟡に代わるたたは攻めるずいう考え方もあったわけですがこの蟺も今埌非砎壊怜査

を進めるうえで非垞に重芁ではないかず思っおおりたす。さらに色々な方法あるいは基準が芏栌

化されるずいうこずでひず぀そういう時代の流れで今たで我々が歩んできたさたざたな足跡

から埗られるデヌタを最倧限に利甚しお将来非砎壊怜査ずいう名前がなにやらに倉わるにしお

もやはり安党性健党性あるいは儒頌性を確保する技術が生き続けるようにみなさんの努力

に期埅したいず思っおおり倜す。

                  䞀玉9侀

錠u瓢囲s報搬嚇欝瞣〉

籔 我が瀟の教育蚓緎

㈱怜査サヌ䞀ビス

  総務郚長成田蟰雄

 シリヌズ第誰回瞁はやや気が重い。ず蚀うのは我が瀟の瀟員教育は毎幎違うのである。前幎床の

新人の意芋も参考にカリキ甑ラムを組むためこれでいいず蚀うこずがない。

            ぜ          怜査員ずいう人皮は非垞にワガママで教える方もそうなのだから教わる方も‘6掚しお知るべ

し”ずいう状態ずもあれ若きむンスペクタヌの参考にでもなればず思い平成6幎床の堎合を曞

いおみよう。

 我が瀟の堎合倧別するず新入瀟員教育ず通垞教育に分けられる。

新入瀟員教育は抂略次のようになる。

 ① 瀟䌚人ずしおの垞識・マナヌ䞀

 ②怜査員ずしおの倫理感・責任感

   これは非垞に重芁で技術レベルは幎数を費やせば誰でもある皋床のレベルに達するが倫

  理感・責任感を持たない怜査員は䜿いようがない。

 ③溶接抂論

 ④非砎壊怜査抂論

 ⑀ 専門我が瀟の堎含最初はUT

ここ談では党お講矩で期間は蛋月6月3ヶ月行う。

7月からは実技に入り各自探傷噚他䞀匏を䞎えられ

 ①装眮の調敎

 ②距離振幅特性曲線の䜜成

 ③テストピヌスの探傷及び倖芳怜査20䜓前埌

これを反埩緎習するなかなか劚害゚コヌキズ゚惣䞀䞀の区別がなく自儒をなくす時期でもある。

 8月になるずチヌフに぀いお珟堎での実技指導に入る。珟堎では業界甚語郚材の名称図面

の芋方客先ずの打犜せ珟堎でのマナヌe総様々な教育を受ける。この頃になるず䌚瀟内に

いるよりも珟堎の方がいいず誉いだす。

 9月には鱒月のN鵬詊隓に向けお緎習問題を週に裏回皋床行い成瞟䞍良及び垌望者には

UT3皮以䞊のものがマンツヌ䞀マンで再教育を行う。

 技術的には項議別指導芁項により玄鎛0項目教えるチヌフによっお差がでないように配慮

されおいる。各項目を党お終了埌チヌフの掚薊により瀟内終了詊隓を行う。終了詊隓はC蔓W

䞻任詊隓技術者以䞊3名で詊隓を行い連続しお3回95点以䞊を合栌ずする。䞍合栌者はN以2

皮に合栌しおも助手ずしお扱い再床終了詊隓を行う。終了詊隓は䞭途採甚の技術者にも適甚さ

れる。

                 䞀20侀

é·ºu螊遡呂w蚀識蜍欝95

写1 倖郚講垫を招いお 写窯 実技研修

 新入瀟員の教膏は脱孊校であり個々に目的意識をハッキリさせ倫理感・責任感を持た慧るこ

ずに重、点を眮いおいる。

 通垞教育の䞻なものは春期・秋期の幎2回の瀟内研修䌚である。研修䌚は我が瀟の幎間行事の

䞭で最も重芁な行事になり぀぀あり倖郚講垫を招いお協力䌚瀟も含め党瀟員参加で開催され

る。䞀怜査䌚瀟の研修䌚ではあるが行政・蚭蚈事務所・れネコン等の参加もあり責任を痛感し

おいるずころである。

 なお参考たでに平成6幎床秋期研修䌚の内容は䞋蚘の通り。

 䞉9隒幎鍛月3資     斌1浊安垂文化䌚通

 裏、特別講挔 砎壊力孊ず非砎壊怜査及び超音波可芖化のシミュレヌシ裟ン

                          東北倧孊工孊郚教授 工博 䌊達和博

 2建築鉄骚溶接郚の倖芳怜査・解説

 3、同䞊 実習

 盛NDé·ºi2小委員䌚角圢鋌管柱向け角溶接郚のUT指針・解説

 5ND倏2i2小委員䌚「裏圓お金付ぎ䞁継手のノトト郚の欠陥刀断別WGj䞭間報告

 6鉄骚未来研究䌚・東北非砎壊怜査研究䌚報告

 7。業務連絡・質疑応答

侀2i侀

薮u瓢艶鵬w撫搬欝〉

露平成賎幎秋季C互W䞻任詊隓技術詊隓問題UT問4〉解説

 今回も詊隓が終わり事務局より答案甚玙が送られ机の䞊に小高い山ができた。採点するほう

も結構倧倉である、そうは蚀っおも癜玙の解答甚玙があるず嫌っずするずは決しお曞わない。

 構造物の儒頌性の確保に瞬倜努力される䞀方で技術の切磋琢磚に努められおいるこずに敬意

を衚しおいるからである、癜玙の答案を芋ながら少しでも解りやすくするにはなどずあれこれ考え

たりもするたたずきには少しおこごずを曞っおみたくもなる。

 技術は基本的芳䞀歩䞀歩の積み重ねである。基本を疎かにしお高望みをするこずは砂䞊の楌

閣のようなものだ、難解な問題はいく぀かの基本的な事柄が耇数組み合わさっおいるこずが倚

い。䞀぀䞀぀の基本的問題を反埩緎習するこずで初めお難解な問題も理解されよう。このこずが珟

堎で知識が実践に圹立぀遵であるず考える。単に間題の説ぎ方だけを教わったずしおもそれは

知識のための知識に過ぎない。

 今回問憂の問題に぀いお誀りが芋られた傟向に解説を加えたく筆を取った。ただご蚘憶の方

も倚いず思うが鐵題閥題を以䞋に瀺す。

「 問婆 図婆倏に瀺すような開先圢状をも぀倖埄船0撚撚肉厚欝隰隰の配管突ぎ合せ円呚溶接

  郚の超音波探傷詊隓の䟝頌を受けた、溶接郚の断面圢状は図峯2に瀺すずおりで䜙盛が぀

  いたたたである、なお裏ビヌ䞀ドは健党郚で図藀2に瀺すような圢状が予想されるが実

  際には確認できないものずする。たた探傷は倖面から行うものずする、䞋蚘の項矅に぀い

  お答えよ

  玉開先面の融合䞍良ず溶蟌み䞍良を怜出するための最適探傷方法に぀いお䜿甚探觊

   子探傷方法←䞀探觊子斜角探傷法タンデム探傷法など探傷面片偎又は䞡偎

   及び探觊子の走査範囲又は䜍眮いずれも溶接䞭心䜍眮からの距離で衚瀺するを

   述べよ。

  2䜙盛郚を削陀するず溶接衚面から垂盎探傷が可胜になり探傷面に平行な欠陥の怜

   出が容易になるが二の飜にも劚害ナコヌ䞀ずの関係で怜出が容易になる欠陥が考えられ

    る。欠陥の皮類2぀ずその理由をできるだけ具䜓的にしめせ。

䞀 問題は豊ず2の黛぀の間題よりなっおいる。隻のほうはC笈W研修䌚補助資料詊隓間題集の

問3匌頁ず同類の間題でややこしい蚈算が必芁な箇所を陀いお出題しおある。かっおは問

題集間6や問7の圢で頻繁に患題しおいたものであるかなり受隓者の理解が高たり最近では出

題しおいなかった。2のほうは前回前々回にも出題した問題の䞀郚を提出したものである。

 ここでiず2の問題をそれぞれ独立に蟮0点満点で採点するずそれぞれの平均点はiで隒

点2で繊点ずなったたた満点が取れた人数は1で8人2では隒人であった。2の間題より

玉の方がはるかに難解であったこずを数字は瀺しおいる、

                  䞀22侀

黙u瓢欝鵬w畳蜍搬五鱒5

 こうした結果は出題偎ずしおは決しお予枬しなかった、倏の問題は基本䞭の基本間題ず考えお

いたからである。

 たず開先面の融合䞍良ず溶蟌み䞍良の怜出に最も適した探觊子の遞定を問うた。開先面の融含䞍

良は平面状欠陥の傟きがベベル角ず䞀臎するために欠陥面に垂盎な超音波ビヌムを入射させるた

めには屈折角感0床の探觊子を甚いる必芁がある。平面に超音波が斜めに入射する堎合の音圧の䜎

䞋の様子はテキストr溶接構造物の怜査欝9剣の23䞉頁図5、26に瀺しおある。

 V開先における溶蟌み䞍良の怜出は篇䞀ナヌ反射を利甚すれぱ最も感床よく怜出できる、開先

面の融合䞍良溶蟌み䞍良ずもに探傷方法は 探觊子斜角探傷法ずなる。あずは接近限界の間題

より䜿甚したい探觊子の䜿甚が可胜かを刀断すればよい。

 なお謙䞀䞀ナヌ反射の堎舎探觊子の厩折角によっおはモヌド倉換による音圧䜎䞋が生じるため

に䜿甚したい順序ずしおは屈折角菊床70床60床の順ずなる。埓っお䜿甚探觊子の正解は

開先面の融犜䞍良で鷲鳩×沁A臚鞭が溶蟌み䞍良で5C鐙×鐙A簿が正解ずなる。これらの探觊子

の接近限界距離は玛職灘皋床のものであるこずはお手持ちの探觊子あたりで確認しおおいおい

ただきたい。

 なお正解率は開先面の融犜䞍良溶蟌み䞍良ずもに玄鷲であった。䜆しこの䞭にも探觊子

の屈折角しか曞いおないもの探傷方法に題意に反しおゞグザグ走査などの走査方法を曞いたもの

なども含震れおいる探觊子の屈折角だけでは接近限界距離の間題を評䟡でぎないので本来は

䞍十分な解答であるこずをご理解いただきたい誀った解答ずしおは屈折角蜷床の探觊子の䜿甚

を答えた方が玄欝あった開先面の融合䞍良であれ溶蟌み䞍良であれ接近限界の問題が極め

お深刻であるこずを確認しおおいおいただきたい。開先面の融合䞍良では耇数の探觊子を組含わを

答えた方がう蜍どあった探傷方法が倚ければ良いずいうものでもなかろう。開先面に垂盎に超

音波ビヌムを入射させる方法より怜出性が優れた方法はないのである。䞀般的な怜査が行われおい

る機噚類にトラブルを生じるこずもある、二の堎犜いたたで予期しなかった欠陥に察しお最も

効果的で効率の良い方法を遞定し再発防止を蚈るこずが重芁である。このような技術レベルが望

たれおいる

 溶蟌み䞍良ではタンデム探傷ず答えた解答が鱒匷あった。ちなみに探傷範囲䜍眮の答え

に送僑偎探觊子隚隰灘受儒偎探觊子繊灘撫ず答えたものがあった。このような怜査指瀺曞を受

け取った探傷者はどのように思うこずであろうか。わずか5鰍mの間隔の䞭に長さ玄20聯撒皋

床もある探觊子を黛぀どのように䞊べるのであろうかこの他にも垂盎探傷やV透過法を曞いた

解答も芋られた探傷範囲䜍眮を求める問題で溶接䞭心から䜕m搬の範囲を探傷するずの

解答があった䜙盛郚の䞊から探傷できるずしたら問4の問題が成り立たない。たた接近限界

距離から䜕鵬糠の範闘ず答えた解答が芋られた。探傷できない範囲は私の責任ではありたせんず

するのはあ耒り鵜も無責任ず思われる。所定の範囲に超音波ビヌムが確実に入射できおいるこず

を確認するこずは基本である。

 たた探傷範囲又は䜍眮を溶接䞭心郚からの距離で瀺せずある。このために欠陥深さから単に欠

                 䞀23侀

é·ºu簟欝欝w撫蹎欝懞

欝

閥  60。

      呂図蜟1溶接前の詊隓䜓の開先圢状

玉6

溝22

隚2溶接埌の詊隓䜓の断面圢状

陥䞀探觊子間距離を求めただけでは䞍十分であり察象ずする傷の䜍眮が溶接䞭心郚より離れおい

る距離を求め䞡者の和で答えおおく必芁がある。この皮の誀りもかなり芋られた。

 2の誀解答には間題をよく読んでないものが倚かった、問題文にr探傷面に平行な欠陥の怜出

が容易になるがこの他にも 」ずあるすなわち垂盎探傷の実斜で怜出性が向䞊する暊間の融

合䞍良などがこれに含窟れる。この皮の誀りが⑳匱芋られた。たたr劚害゚コヌずの関係で怜

出が容易になる欠陥 」ずあるこのこずはあくたで䜙盛を朮陀するこずで劚害瓢箒䞀䞀ずの刀別

が容易になるこずを瀺す必芁があるこずを蚀っおいる。この点で溶接線状走査ができるようにな

り暪割れの怜出が良くなるずするのは正解ず蚀えるであろうか。この皮の解答が憩匷あった。暪

割れに぀いお蚀えば䞀般に薄板には発生しにくい瞊割れずなりやすい。曲率などがあるため

に発生するずしおも衚面から誉驚撒盎䞋あたりに発生する。この割れの怜出には盎射法による

堎合には䞍感垯の間題を䞀回反射法の堎犜には裏面の裏波郚題意では暮搬膿幅での超音波

ビヌムの散乱を考慮する必芁がある。

 この他開先面の融合䞍良やブ獄䞀䞀ホヌルなどの解答も芋られた。開先面の融合䞍良は蓋の問題

に埓っお探傷するれば感床よく怜出できる。ブ舞䞀ホヌ䞀ルも斜角探傷の䞀回反射法で集合ブ鷲䞀の

ような顕著なものは怜出できよう。もちろん垂盎探傷によればビヌ䞀ム路皋が短くなる分怜出性は

向䞊するのは事実であろうが劚害工㍑䞀ずの関連で怜出性が向䞊するわけではない

 埓っおここでの正解は䜙盛止端郚に発生する止端割れずルヌト割れや溶蟌み䞍良などの裏面近

傍に発生する欠陥に぀いお述べればよいこずになる。詳现は「磁W研修䌚補助資料、1の問題ず解

説の83玚頁に述べおあるので参照されたい。

 以䞊解説を加えお芋たが詊隓ず蚀う異様な雰翻気での思考状態ず実機における緊匵した䞭

での思考状態は倧いに異なるこずは理解しおいるし経隓もしおいる。私自信皮々の詊隓時によ

り冷静に立ち回れおいたらず思うこずもある特に問憂は最埌の間題であり時間ずの戊いの䞭で

解答せざるを埗ない状況も理解できる、あるいは人の気持ちも知らずに勝手なこずを曞いお採点

者はのんきでよいず思われる方もあろう。

 しかしながら最初に曞いた技術は基本の䞀歩䞀歩の積み重ねであろうこずを充分に読取っ

お頂ぎたい。瞫頃の反埩緎習がいかなる環境においおも冷静な刀断を可胜にし重倧な危険を未然

に防ぎ埗る最倧の方法であるこずを理解いただきたい。たた各指導者にはくれぐれもこの点を

聞頃よりご指導いただくようにお願いするものである。

侀24侀

聡鵬鯉錠sw董鞭搬、笈鱒5〉

7むギリスのプ賌サッカヌ議䞀チずめぐり䌚っお

瞁本原子力研究所倧岡玀

 サッカヌ 特に」り䞀グの人気は今や野球をしのぐ勢いである。倧掗町のスポヌ䞀ツ育成向䞊のた

めに私の氎戞䞀高の先茩で倧掗の竹内珟町長の芁講にもずづぎ昭和56幎倧掗町サッカヌ少幎団

を創蚭した。

 月日の経぀のは早いもので第裏回の卒業生はすでに成人匏を終えおいる。その玄沁幎間奜きな

ゎルフを絶っお土曜賌も日曜日も子䟛達を匕率しお県内のチヌ䞀ムず緎習詊含に公匏詊合にず東

奔西走した昔をな぀かしく思っおいる、時に幎間路0詊合を行い倧掗・宀蘭フ瓢リヌ就航蚘念友

奜サッカヌ倧䌚に初めお飛行機で北海道ぞおもむいたこずも぀い最近の様である。

 」リヌグの人気ずずもに子䟛達の技術も幎々䞡䞊しおいるず思う。最近の私のサッカヌ状況の 

コマを玹介させお頂きたい。

 昚幎の8月織欝銚から3聞間のお盆の時期に第2回関東Jrサッカヌスクヌルゞャンギリヌ䞀

が茚城県の勝磁垂珟ひたちなか垂を䌚堎に開催された。むギリスプ興サヅカヌリヌグFA

り䞀䞀グを䞭心にプ継獄䞀チ陣6名を招膀し基瀎技術及び戊術面のトレヌ論ングが行われた。グ

ラハム・スミスを団長にワヌ䞀ルドカップ3回出堎のハミルトンオリンピック及びワヌルドカヅ

プ出堎でワヌルドオヅサッカヌ䞀の䌚長であるりェむタヌズトニヌワヌルドカップ2回出堎で

か぀ワヌルドカヅプ決勝戊で蟮衡幎にはハットトリックをやったゞ蕊フ・ファヌストワヌルドカ

ップフェスティバルに斌お鷹䞀䞀チノグクリックを行ったガルスチアレそしおテリヌずすばらしい

コヌチにめぐり䌚うこずが出来た。第裏回目ず第2回目はトニヌの通蚳を第3回目はゞェフの通

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評

トニヌず子䟛達のレヅスン颚景グラ゜ドにお

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ットトリック”のゞ諜フ・ハヌ䞀ストさんず

コンシン䌚にお

侀25侀

 瓢麗欝鵬矅難織欝灘

                   オケ蚳を぀ずめた。皆私のこずを藏蕊ず呌んだり蓑たOKず蚀っおみたりずおもリラックスしお通蚳出

来たこずを幞せに思った、いずれの灘䞀䞀チも子䟛達に非垞に芪切でか぀わかり易く手ずり足脚

ずり教えおいたのが印象に残っおいる。関東地区各県より遞抜された玄i3G名の子䟛達ず3日間

うだる様の暑さの䞭で私にずっおも動くこずず英語の䞡方のトレヌニングであったず曞える。

 来幎も機䌚あれば是非お手䌝いしたい。それには私自身もさらなるトレヌ䞀論ングが必芁であり

か぀子䟛達から儲オッチャゞなどず呌ばれないようい぀たでも若くいたいものである。

隒協議䌚だより

1党團秋期総䌚開催

 平成6幎鱒月葱鰯氎に東京・科孊技術通で開催された。圓日は産報出版㈱䞻催による

ヲ隒囜際非砎壊怜査展の開堎初瞫ず重なり展瀺堎の芋孊ず兌ねお総䌚に出垭される䌚員も倚数で

あった。

 総䌚は䌚員77瀟ず新芏䌚員嚢瀟憩月蓋曙付認定䌚瀟⑳瀟が出垭した。議題は次め通り。

 i 代衚幹事挚拶

 2 新芏䌚員玹介

 3 掻動経過報告

 垂平成藀幎床地区総䌚報告

 最初に䞭野代衷幹事による挚拶がありその䞭で最近の協議掻動の䞻なものずしお怜査䌚瀟の

モラルず技術レベルの向䞊JSSCの資栌制定および受泚䟡栌の安倀自重に぀いお蚀及した。

 新芏䌚員䌚祉の玹介があり各瀟代衚からも䞀蚀挚拶があった。

 掻動経過報欝では①協議䌚の䞻な䌚議開催経過②」総C鉄骚専門委員䌚・分科䌚掻動状況③

建築鉄鋌倖芳怜査マ論識アル䜜成委員䌚および建築鉄骚UT甹R逌乍補委員䌚の掻動状況④鉄骚

怜査䞍祥事関連の件⑀懲眰委員䌚・蚭麗案の審議経過⑥料金問題で公正取匕に盞談した経

過⑊圓協議䌚の広報掻動等に぀いおの報告あり。

 各地区総䌚報告のなかでは懲眰委員䌚・蚭眮案に぀いお重点的に蚎議されたので特に各

地区幹事代衚から審議経過に぀いお説明がなされた。

 ランプスの前号でもご報告した様に各地区の賛吊の結果が異なったので各地区幹事代衚䌚議

で付垯文を぀けお倫理委員䌚に付蚗するずの意向を受けお䞭野代衚幹事からここに至る迄の経

過説明ず協議䌚ずしおの方針を説明し䌚員の承認が埗られた。付垯文の䞻なものは次の通りであ

るo

 ①珟時点では䞭倮ず地方では行政およびGC等の指導および認識に差異がある。

 ②違反事䟋のうち蓋受入怜査芁領曞を提出せずに怜査を実斜する行為ず2受入怜査契玄曞お

  よび怜査仕様曞なしで怜査を実斜する行為に぀いおは文曞を残すが制裁察象から倖す。

 ③懲眰委員䌚は倫理委員䌚の䞋郚機関ずしお䜍眮づけその制裁が日本溶接協䌚ず同じ行為に

                 䞀26侀

                          聡UM職蕩sw量無埳r1995〉

 なり実効のあるものにする等。

2〉特別講挔

 建蚭省・䜏宅局・建築指導諜課長補䜐越海興䞀氏によるr建築芏準の今埌」ず題する特別講挔

がなされた。内容は建築生産の珟状および新しいシステムの暡玢に぀いおで興味ある有益なご講挔

を頂きたした。

3建築鉄骚溶接郚の倖芳怜査講習䌚

 暙蚘件に぀いお㈱欝本溶接協䌚ず共催で東京地区で2回倧阪地区で1回開催したした。定員

はいずれも各回玛○名でしたが受講垌望者が倚く䌚堎の蚱す範囲で受付したした。結局東京第

王回UO名第驚回婚倉名倧阪鎛0名の倚数になりたした。受講者は倧郚分が怜査䌚瀟所属でした

が䞀郚れネコン・EA欝等からも参加がありたした。

 講挔題目ず講垫は次の通り。

 玉 行政で求める溶接郚の性胜のうち倖芳に関するずらえ方

  東京郜郜垂蚈画局・建築指導郚・専門副参事 田極矩明氏東京地区

  倧阪垂蚈闘局・建築指導郚・審査課 山本博文氏倧阪地区

 2JASS6粟床怜査における倖芳の項目に぀いお

  ㈱竹䞭工務店 東京本瀟 技術郚・課長代理 護 雅兞氏東京地区

    が    倧阪支店 構造蚭蚈郚・次長 䞞岡矩治氏倧阪地区

 3 溶接郚における倖芳ず性胜に関する抂論

  信州倧孊工孊郚 瀟䌚開発工孊科・教授 䞭蟌忠男氏

 盛 倖芳怜査のやり方実習も含む

  䞉井建蚭㈱ 建築技術郚・郚長代理 束厎博圊氏東京第䞉回

  溝氎建蚭㈱ 技術郚・䞻査 越雷和憲氏東京第2回・倧阪地区

 なお実習指導員ずしおマ蜟瓢アル䜜成に参加された安藀幹事および䌚員の方々の特別なご協

力ず参加があり無事終了し霰した。

4建蚭鉄骚溶接郚の倖芳怜査マニュアル頒垃に぀いお

 暙蚘マニュアルに぀いおは䌚員の方には既に配垃しおおりたすが曎に垌望され喬方には実費

で頒垃しおおり窟す䞀郚1滋200円送料・消費皎蟌みですので必芁の方はC倏W怜査事業者

協議䌚事務局迄お申蟌み䞋さい。

侀侀 7侀

ç¿Œu瓢艶欝脚蓋簞蜍欝鱒

隒お知らせ

 平成7幎床の劔W詊隓及び研修䌚の瞫皋を䞋蚘のようにお知らせ臎したす。珟圚詊隓にお

ける2次詊隓の実斜方法を怜蚎しおおりたすので䞋蚘の予定に出る堎合もありたす。正しくは案

内パンフレヅトをご確認䞋さい。たた締切りはそれぞれござい窟すので事務局にご確認䞋さい。

なお研修䌚に぀いおも内容を怜蚎しおおりたす

i平成7幎床怜査事業者認定のための技術者詊隓

 前期  蓋次詊隓 平成7幎5月2韻β

      実斜地区 東京地区1䞭倮倧孊予定

          北九州地区1北九州テクノセンタヌ䞀

          広島地区1広島YMCA䌚通

          倧阪地区1チサンホテル新倧阪

    窯次詊隓

      東京地区1平成7幎7月8日土日本溶接協䌚䌚議宀

      北九州地区1平成7幎7月8欝土北九州テクノセンタヌ

      広島地区1平成7幎7月呂臌土広島YMCA䌚通

      倧阪地区1平成7幎7月9霞日チサンホテル新倧阪

 埌期  竃次詊隓 平成7幎鱒月29日日

      実斜地区 東京地区1䞉雀堂文化䌚通予定

          北九州地区北九州テクノセンタヌ予定

          広島地区1広島YMCA䌚通予定

          倧阪地区チサンホテル新倧阪予定

    2次詊隓

      東京地区1平成7幎鎛月9日土瞫本溶接協䌚 䌚議宀

      北九州地区1平成7幎鷲月タ欝土北九州テクノセンタヌ予定

      広島地区1平成7幎鎛月9疑土広島YMCA䌚通予定

      倧阪地区1平成7幎鎛月⑳瞫日チサンホテル新倧阪予定

2平成7幎床認定詊隓のための研修䌚

 前期東京地区1平成7幎婆月鷺薊土峚3聞β目本溶接協䌚䌚議蜜予定

   倧阪地区1平成7幎唟月鷺目土峚3日βチサンホテル新倧阪

   広島地区平成7幎5月狢β土匓蝊日広島YMCA䌚通

 埌期 東京地区平成7幎驚月7目土・8日臌日本溶接協䌚 䌚議宀予定

   倧阪地区平成7幎鐙月7瞫土略日日チサンホテル新倧阪予定

   北九州地区1平成7幎憩月2蝊土・22目田北九州テクノセンタヌ予定

侀28侀

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㌧

CIW通信 VOL9No1Winter1995

      発行日平成7幎1月20日   線集・発行所 瀟団法人日本溶接協䌚

         溶接怜査認定委員䌚

〒101東京郜千代田区神田䜐久間町111

        産報䜐久間ビルTEL O332571521 FAX O332555196