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髙田学校長にそれぞれの隊旗を返還する 内田戦車教導隊長(左)と田代偵察教導隊長(右) 平成31年3月25日(月)、陸上自衛隊 富士学校(学校長 髙田 陸将)は、戦車教導隊及び偵察教導隊の隊旗返還式を実施した。 この行事は、両部隊を母体とする機甲教導連隊の新設に伴うもの。 この日をもって、戦車教導隊は57年、偵察教導隊は58年に及ぶその 歴史に幕を引くこととなった。 4月11日号 -1-

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Page 1: PowerPoint プレゼンテーション-1- 富士駐屯地における見送り 駒門駐屯地所在隊員からの歓迎 式典において、髙田学校長は、両教導隊の隊旗を受け取った後、

髙田学校長にそれぞれの隊旗を返還する 内田戦車教導隊長(左)と田代偵察教導隊長(右)

平成31年3月25日(月)、陸上自衛隊 富士学校(学校長 髙田陸将)は、戦車教導隊及び偵察教導隊の隊旗返還式を実施した。 この行事は、両部隊を母体とする機甲教導連隊の新設に伴うもの。 この日をもって、戦車教導隊は57年、偵察教導隊は58年に及ぶその歴史に幕を引くこととなった。

4月11日号

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Page 2: PowerPoint プレゼンテーション-1- 富士駐屯地における見送り 駒門駐屯地所在隊員からの歓迎 式典において、髙田学校長は、両教導隊の隊旗を受け取った後、

富士駐屯地における見送り

駒門駐屯地所在隊員からの歓迎

式典において、髙田学校長は、両教導隊の隊旗を受け取った後、「長きに亘り、多大な功績を残してくれた戦車教導隊、偵察教導隊が本日をもって廃止となり、駐屯地から姿を消すことに寂寞の情禁じえないところではあるが、この廃止が陸上自衛隊、そして機甲科部隊の更なる発展にとって極めて重要なものであり、各隊員はその意義を深く噛みしめ、更なる前進を期してもらいたい。」と訓示し、両部隊の隊員に対する敬意と感謝を表した。 その後、両部隊の隊員はそれぞれの装備車両に乗車し、駐屯地所在部隊の隊員に拍手で見送られながら、住み慣れた富士駐屯地を後にし、これから新たな歴史を作るべく駒門駐屯地へ移駐していった。

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Page 3: PowerPoint プレゼンテーション-1- 富士駐屯地における見送り 駒門駐屯地所在隊員からの歓迎 式典において、髙田学校長は、両教導隊の隊旗を受け取った後、

髙田学校長より隊旗を授与される内田機甲教導連隊長

平成31年3月26日(火)、陸上自衛隊 富士学校(学校長 髙田祐一陸将)は、駒門駐屯地において、機甲教導連隊の隊旗授与式を実施した。 機甲教導連隊は、富士駐屯地に所在した戦車教導隊及び偵察教導隊並びに駒門駐屯地に所在した第1機甲教育隊を母体として新編されたもの。今回の改編により、これまで戦車と偵察に区分されていた機能を機甲科として一体化することができ、師・旅団の改編に伴う機甲科の教育訓練支援と調査研究支援が効果的かつ効率的に行えるようになった。

内田教導連隊長率いる機甲教導連隊

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Page 4: PowerPoint プレゼンテーション-1- 富士駐屯地における見送り 駒門駐屯地所在隊員からの歓迎 式典において、髙田学校長は、両教導隊の隊旗を受け取った後、

訓示(髙田学校長) 巡 閲

祝辞(髙田東方総監)

式典において、編成担任官たる髙田学校長は、初代機甲教導連隊長 内田1佐に真新しい連隊旗を授与した後、「本日ここに始まる機甲教導連隊としての新たな歴史を一つ一つ積み上げて、機甲科部隊の指標たる強靭な部隊を作り上げてもらいたい。」と訓示した。その後、編成管理官たる東部方面総監 髙田克樹陸将の祝辞に続き、「機甲科創設の父」吉田中将の至言「機甲斯くあるべし」を連隊全員で唱和し、新しい機甲科部隊のあり方を教え導き創造することを誓った。

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記念撮影

観閲行進

Page 5: PowerPoint プレゼンテーション-1- 富士駐屯地における見送り 駒門駐屯地所在隊員からの歓迎 式典において、髙田学校長は、両教導隊の隊旗を受け取った後、

式典後の記者会見において内田教導連隊長は、「新たな部隊を作っていくという重責を感じている。地域の皆様の理解と信頼を獲得しつつ、地域に根差した連隊を作っていきたい。」と抱負を述べた。

記者の質問に答える内田教導連隊長

看板を掲げる内田教導連隊長と福田最先任

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