富士通のopen sourceへの - ssken.gr.jp
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Copyright 2009 FUJITSU LIMITED
富士通のOpen Sourceへの
取り組み
2009年9月8日
富士通株式会社プラットフォーム技術本部
プロダクトソリューション技術統括部長吉田 正敏
2009年度システム技術分科会第一回会合「システム運用とOpen Source」
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1.富士通のLinuxへの取り組み1.富士通のLinuxへの取り組み
注) 以降、本資料において特に但し書きのない限り「Linux」とは米国RedHat社の企業向けLinuxである「RHEL(Red Hat Enterprise Linux)」を表します。
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市場動向市場動向
メインフレーム/UnixはIAサーバ(Windows/Linux)へシフト
富士通グループでも、サーバビジネスの主体はIAサーバへ移行中
をもとに富士通で円換算した ※FTS:Fujitsu Technology Solutions
サーバ市場はIAサーバが主力へ
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富士通におけるIAサーバの位置付け富士通におけるIAサーバの位置付け
Webフロントから基幹システムまで幅広い分野に適用
オープンプラットフォーム(Intelアーキテクチャ+Linux、Windows)でボリューム領域
からミッションクリティカル領域までカバー
大規模基幹システム
基幹システムアプリケーションサーバデータベースサーバ
部門・インターネットDNSサーバメールサーバWEBサーバ
新しい分野へのLinux適用範囲拡大
幅広いラインナップによる適用領域の拡大
コンパクトサーバ タワー型&ラック型 ブレードサーバ●省エネ●静音●省スペース
●1way~4way●マルチコア
●高可用性●高速ネットワーク●高密度実装●省エネ●省スペース
●システムミラー機構●高可用性●フレキシブルI/O●ハードウェアの冗長化・活性保守
PCサーバ PRIMERGY(Linux、Windows)
基幹IAサーバ PRIMEQUEST(Linux、Windows)
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富士通におけるLinuxの位置付け富士通におけるLinuxの位置付け
LinuxをIT基盤を支えるOSとして位置付け
メインフレームやUNIXサーバで培った技術とノウハウを、Linuxの機能強化
(コミュニティ、ディストリビュータと連携)やサポートに活用
Linux基盤整備
Linuxと商用ミドルによる業務サーバ適用
ミッションクリティカル領域へのLinux適用/サポート体制強化
Linux適用分野拡大に伴う高信頼ソリューションの提供
ミッションクリティカル機能の強化(最新カーネル、仮想化、ダンプ等)
エントリーモデルの追加による最適なプラットフォーム提供
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基幹IAサーバ拡充
Linux強化・RedHat社との戦略提携
検証・評価センター(PSC)開設
Linux基幹IAサーバ提供
Linux強化
Linuxサポートサービス開始
ミドルウェアのLinux対応
(年)~
富士通のLinuxビジネス展開年表
製品化
富士通
お客様
RedHat(ディストリビュータ)
戦略提携品質管理
システム整合性検証
サポート提供
OSSコミュニティ
機能開発品質強化
Linuxカーネル
Fedora
製品提供
米国RedHat社やコミュニティとの連携
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進むLinuxの活用進むLinuxの活用
我が国では、近年、ミッション・クリティカルな分野のシステムにもLinuxを採用する例が現出。
具体例としては、東京証券取引所の次世代の証券取引システムや法務省の登記情報システムにLinuxが採用されることが決定。
東京証券取引所
=次世代の基幹システムにLinuxを採用
法務省
=法務省の登記システムにLinuxを採用
Linuxのミッション・クリティカルな分野への広がり
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2.富士通のOSSへの取り組み2.富士通のOSSへの取り組み
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OSS国内市場規模OSS国内市場規模
2017 年までのOSS市場規模の変化(IPA2008年調査)
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OSS国内市場(ソフト会社のOSS活用状況)OSS国内市場(ソフト会社のOSS活用状況)
OSSを活用したビジネスモデル (IPA2008年調査)
ソフト会社の63%はOSSを受託システムで開発している。
受託システム開発型(構成比:63.4%)
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オープンソース・ソフトウェアを採用する企業が急増オープンソース・ソフトウェアを採用する企業が急増
米国Forrester Research (2009年04月10日)
米国Forrester Researchが英国、フランス、ドイツ、米国、カナダのITエグゼクティブ2,200人を対象に行った調査によると、オープンソース・ソフトウェア(OSS)をすでに採用しているか、今年中に試験導入する予定の企業が、全体の約46%にのぼった。
「主流となるオープンソース・ソフトウェア(Open source software goes mainstream)」と題するこの調査リポートによると、オープンソースの採用がもっとも進んでいるのはフランスとドイツで、それぞれ58%と49%の企業が採用済み、または採用を予定している。最も採用が遅れている英国でも、40%と平均をやや下回る程度であった。
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OSSのメリット・デメリットOSSのメリット・デメリット
0.7
20.0
5.6
2.6
5.3
6.9
16.6
24.1
26.9
32.1
62.9
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
その他
わからない
評価していない
バージョンアップが頻繁になされている点
関連する情報が豊富に存在している点
顧客側でソースコードを参照、修正できるようになる点
運用コストが低減できる点
一部のOSSではデファクトスタンダードになるほど普及している点
ベンダー依存性が排除できる点
ある程度実用に耐えうる性能、信頼性が備わってきた点
導入コスト(初期コスト)が低減できる点
3.0
23.8
4.8
2.1
2.5
6.6
7.2
9.4
9.6
10.6
17.7
19.0
31.7
34.9
35.0
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
その他
わからない
懸念を抱いていない
導入コスト(初期コスト)が高いと考えている点
導入までの期間が商用パッケージに比べて長い点
存在するOSSでは顧客の業務、実務にマッチしない点
運用コストが高いと考えている点
既存アプリケーションとの接続性が悪い点
存在するOSSでは機能が不十分な点
システム移行に対する懸念が大きい点
導入実績(事例)の紹介が少ない(信頼性、安定性に懸念がある)点
存在するOSSで実現できることがわかりにくい点
ベンダー、SI事業者の保守・サポートが長期的に保証されない可能性がある点
ベンダー、SI事業者の保守・サポート体制が不安な点
顧客社内にOSSのシステムを管理できる人材がいない点
出典:IPA 「第2回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」 2008年度調査
各企業が考える
OSSのメリット
各企業が考える
OSSのデメリット
期待導入コスト(初期コスト)の削減
が大きな魅力
不安①サポート体制・サポート品質
不安②OSSを熟知したコンサルタント
やソリューションの不足
不安③信頼性・安定性への懸念
コストメリットに魅力、ただ実際の利用には不安も…
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様々な取り組みによりLinux/OSS導入にあたってお客様が抱える不安を払拭
OSS技術センター⇒ 適用事例②にてご紹介
不安を払拭する為に:富士通の優位性不安を払拭する為に:富士通の優位性
不安①サポート体制・サポート品質
不安②OSSを熟知したコンサルタント
やソリューションの不足
不安③信頼性・安定性への懸念
ディストリビュータと連携しハードウェアやOSと一貫した
高品質なサポートを提供
Linux/OSS商談を
トータルコンサルティングする専門部隊の設立
無償の検証センターにて導入前にLinux/OSSの
懸念点を払拭検証を支援する技術者や
検証実績も豊富
SupportDesk⇒ 適用事例①にてご紹介
PSC(Platform Solution Center)⇒ 適用事例③にてご紹介
連携
連携
Linux/OSSを安全にご利用頂くための様々な取り組み
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施策①
SupportDesk施策①
SupportDesk
富士通お客様
(SupportDesk)
富士通のLinux/OSS専任技術者が
トラブル解決を支援
富士通のLinux/OSS専任技術者が
トラブル解決を支援
富士通窓口問い合わせ
異常通報
Red Hat社
富士通-Red Hat共同開発推進室
(ボストン)サポートサポート
障害調査・修正
富士通オンサイトエンジニア
c
富士通がフロントに立って、責任を持ってお客様をサポート⇒ Red Hat社がバックラインとして強力にサポート
⇒OSSV各社と連携して様々なOSSをサポート
バックラインサポート
サポートレベルに応じて
•Q/A•原因調査(ログ解析、ダンプ解析)
•回避策の提示
OSSV各社
連携
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED13 All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 200913
施策①
OSS対象ソフトウェア一覧施策①
OSS対象ソフトウェア一覧
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施策②
OSS技術センター施策②
OSS技術センター
OSS技術
センター
SupportDesk[富士通]
Linux/OSSを活用したSI・インフラ構築・開発
経験豊富なSE会社を組織化
HW/OS/MW(OSS)+サポートのパック商品
OSSスマートパック[富士通ビジネスシステム]
サイト企画から構築・運用まで包括的なWebソリューション
Webソリューションラボ[富士通東北システムズ]
[ジー・サーチ]
Windows/Solarisにも対応柔軟なOSSサポート
OSSミドルウェアサポート[富士通SSL]
多彩なディストリビューションに対応SUSE/MIRACLE/Turbo
Linux/OSSサポート[PFU]
OSSベンダ各社
OSSに関するよろず相談
お茶飲み友達サービス[PFU]
CRMや運用監視など多彩なOSSソリューション
PoweredSolution[富士通SSL]
コミュニティOSS推進団体
(連携) (連携)
OSS活用パッケージ[富士通各社よりご提供]PSC(検証センター)
[富士通]
OSSシステムの企画から導入、運用までをトータルに支援
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施策②
富士通のトータルソリューション力施策②
富士通のトータルソリューション力
お客様の要件・用途に合わせた最適な製品選択を実現
高信頼高性能
長期サポートオープン性(初期)コスト
先進性
JBossEnterprise Application Platform
PHP Tomcat
JBossApplication Server
PostgreSQL
MySQL
MySQLEnterprise
Apache
Groundwork
Nagios
Red HatCluster Suite
よりシステム規模の大きな領域
より信頼性や性能要件の高い領域
PRIMECLUSTER
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施策③
Platform Solution Center施策③
Platform Solution Center
面 積 : 3,600㎡設 備 : 380台以上のサーバ/ストレージを常設施 設 : 検証ルーム 18室、
セミナー・コンサルテーションルーム 12室スタッフ : 約300人の専門技術者が常駐
先端技術を駆使した国内最大規模の検証センター
サーバルーム ブリーフィングルーム 検証ルーム
場所 : 東京・浜松町「世界貿易センタービル(受付30階)」 http://triole.fujitsu.com/jp/psc/
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大手製造業B社様の事例
お客様データセンター(DC)にてLinux/OSSを採用
プラットフォームが混在する移行過渡期においても一つの窓口でサポート
SupportDeskにてハードウェア、OS(Linux)、OSSをワンストップ(すべて同
じ窓口)で高品質なサポートを提供しています。
PointPoint
適用事例①
プラットフォームをワンストップ・高品質サポート適用事例①
プラットフォームをワンストップ・高品質サポート
移行過渡期
富士通
サポートデスク
Solaris商用AP製品 商用DB製品
LinuxTomcat MySQL
Linux/OSSへシステム単位に順次切り出し
Linux専門部隊
Solaris専門部隊
OSS専門部隊
ハードウェア専門部隊
ミドルウェア専門部隊OSC(窓口)
窓口は1つ
SolarisSolaris商用AP製品 商用DB製品
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当初の構成イメージ 最終的な構成イメージ
適用事例②
Linux/OSS含めた富士通の総合力適用事例②
Linux/OSS含めた富士通の総合力某官公庁様の事例
お客様要件(コストに加え、性能や情報系サーバとの連携方式の実績等)を総合的に
判断し、当初採用を予定していたOSSを商用製品へ変更
OSSのみならず、自社製品や他社製品も含めて、経験豊富な富士通だからこそ
お客様の要件に合わせて適材適所な構成をご提案できます!★OSS技術センターは、富士通の総合力(当然Linux/OSSを含めて)を活か
し、お客様へ最適なシステムをご提供します。
PointPoint
情報系サーバ(OLAP)
WEB/AP DB
情報系サーバ(OLAP)
WEB/AP DB
JBoss SymfowarePostgreSQLJBoss連携方式の実績:なし
連携方式の実績:多
基本的な機能要件:○性能要件:○
様々な要件を総合的に
判断し、プロトタイプ検証後にDBMSを変更
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED19
大手製造業C社様の事例
社内ネットワークシステムを全面的にPRIMERGY/Linuxへリプレース
お客様システムを想定した実機検証をPlatform Solution Centerにて実施
新規導入する機能に対するお客様の不安を事前に払拭
製品を購入する前にお客様システムでの構成や運用を想定したLinux/OSS検
証を無償で実施でき、より安全に導入をご検討できます。
PointPoint
DHCPサーバ 実績の少ない新機能の利用を検討
事前検証により
採用を決定
適用事例③
事前検証による安心・安全な適用判断の実現適用事例③
事前検証による安心・安全な適用判断の実現
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3.OSSで構築する業務システム3.OSSで構築する業務システム
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED21
クライアント端末に特別なアプリケーションが不要なWEB3階層型の事例・実績が多い
言語:Javaおよびその周辺技術を採用した開発が主流
データベース:RDB(Relational DataBase)が主流
代表的な構成(オンライン系)代表的な構成(オンライン系)
ユーザインタフェース層 ビジネスロジック層 データ層
JSP/Servlet EJB RDBMS
Apache Tomcat JBossApplication Server
PostgreSQLMySQL
Interstage InterstageSymfoware
Oracle(弊社製品構成)
(代表的なOSS構成)
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ご参考)業務システムの基盤となるOSSご参考)業務システムの基盤となるOSS
Apache Tomcat
JBossApplication Server
PostgreSQL
MySQL
ServletやJSPを実行する為のエンジン。
Apache Software Foundationというコミュニティにて開発されている。
Intersage等、商用製品のServlet/JSPエンジンとしても採用されており
Servlet/JSPエンジンのデファクトスタンダードとなっている。
Java EE(Enterprise Edition)サーバ。
RedHat社にて開発されており、無償版と機能拡張された有償版がある。
Servlet/JSP、EJB(Enterprise Java Beans)、JMS(Java Messaging Service:非同期通信)などの機能を備える。
MySQLと人気を二分するDBMS(データベース管理システム)。
PostgreSQL Global Development Groupというコミュニティにて開発
されている。PowerGres(SRA社)、Postgres Plus(EnterpriseDB社)
などPostgreSQLを改造した商用DBMSも存在する。
PostgreSQLと人気を二分するDBMS(データベース管理システム)。
特に海外での人気が高い。Sun Microsystems社にて開発されている。
無償版と有償版が存在する。(商用利用の場合は、有償版の利用が推奨さ
れている。)
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PRIMERGYのFreeOS対応についてPRIMERGYのFreeOS対応について
より多様化するニーズへの対応
オープンソースの利用範囲が広がっている中、OSの世界においてもWindowsやRedHat Enterprise Linux以外
に様々なオープンソースのOSが企業で利用されてきています。これらのニーズにお応えするため、PRIMERGYでは、様々なOSの動作検証を実施し、お客様に役立つ動作確認情報を提供しています。
動作検証情報は、PRIMERGYにおける各種OSの動作を保証するものではありません。
FreeOS
FreeBSDCentOS FedoraDebian
Solaris(X86)OpenSUSE Ubuntu
PRIMERGY
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PRIMERGYフリーOS動作確認情報PRIMERGYフリーOS動作確認情報
http://primeserver.fujitsu.com/primergy/software/linux/products/distribution/free-os.html
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4.富士通のコミュニティへの貢献4.富士通のコミュニティへの貢献
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機能強化:コミュニティ積極参加・開発リードMission Criticalの実現に注力、必須機能を計画開発
先行して基幹システムに対応 → 基幹系課題を早期検出/解決
WWで№2の開発力(サーバベンダー、コミュニティ情報、最新カーネル)
http://www.linuxfoundation.org/publications/whowriteslinux.pdf
RHELに取込むことで、WWのお客様に機能提供
Linux機能強化への取り組みLinux機能強化への取り組み
26
カーネル 2.6.24以降の貢献企業(THE LINUX FOUNDATION/Linux Kernel Development)
10
9
8
7
6
No.
5
4
3
2
1
No.
2.3%1,480Consultant6.3%4,150IBM
3.1%2,003Oracle12.0%7,897Red Hat
4.2%2,765Unknown21.1%13,850None
1.7%1,142Parallels6.1%4,021Novell
6.0%
Percent of Total
3,923
Number of Changes
intel
Company Name
1,007
Number of Changes
Fujitsu
Company Name
1.5%
Percent of Total
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Xenコミュニティへの貢献Xenコミュニティへの貢献
Xen全体での拡張・修正コードの正式採用数のシェア。2007年度下期(総コミット数1509)。富士通集計。
世界第2位の貢献
Citrix/XenSource(42.5%)
Novell/SUSE(9.7%)
Intel(6.0%)
HP(3.8%)
AMD(3.2%)
Tristan(個人)(3.2%)
IBM(3.0%)
Debian.org(2.5%) Red Hat(2.3%)
Sun(1.8%)その他(6.2%)
富士通富士通((15.7%15.7%))
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OSS推進フォーラムへの貢献OSS推進フォーラムへの貢献
日本発のオープンソース RubyベースのRuby on Rails
アプリ部会でRubyアプリケーションTFを立ち上げ
幹事団/顧問団
ステアリング・コミッティ企画チーム・提言検討・ユーザ連携検討・広報
プラットフォーム部会 アプリケーション部会 組込みシステム部会 人材育成部会
RubyアプリケーションTF
デスクトップApplication推進TF
Rubyベースのアプリケーションを開発し、SaaSなど様々な分野に適用拡大させる。
クラウド検討チーム・サービス化検討・グローバル化検討
北東アジアOSS推進TF
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PJC (ProjectCollaboration)のオープンソース化PJC (ProjectCollaboration)のオープンソース化
PJCとは全ての情報を統合する商用の総合マネジメントシステム
PJC のOSS化を通じて、参加者の知識を累積する。
Ruby on Railsを活用したPJCのOSS化
日報(進捗)勤務表
PJ状況自己評価
会社損益見通PJ採算見通
経営計画
スケジュール顧客管理
PJ状況課題、進捗
作業内容(FW)要員、類似データ
PJ予算、キャッシュフロー案件、類似見積データ
課題整理進捗売上/経費
経営プロジェクト情報
担当者
全員
PM
お客様
経営者
Oracle
Windows
JavaVM
Tomcat
JBoss
OMEフレームワークEJB JSP
PJCAPPL PJCAPPL
OSS化PostgreSQL
MySQL
Windows・Linux
PJCPJCAPPLPJCPJCAPPL
Apache Ruby
Ruby on Rails
Apache
PJC共通機能PJC共通機能オープンソース
◇経験・地域・文化等の際をとり、情報・ナレッジの伝達、継承をサポート
◇プロジェクト管理を主体に、管理会計・情報共有・電子稟議等の各サブ機能を統合し、生産性を向上
◇部門経営・PJ経営を効率的に管理
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技術参照モデル(TRM)のOSS版作成技術参照モデル(TRM)のOSS版作成
OSS推進フォーラム
アプリ部会
各社
<推進体制>
OSS推進フォーラム
公開サイト
<公開イメージ>
TRM対応OSS
各社各社各社各社各社サイトTRM
リンク
<作業・スケジュール>・アプリケーション部会でTRM対応OSSを作成(2009年度1Q)・OSS推進フォーラム公開サイトでTRM対応OSSページ公開(2009年度2Q)・ TRM対応OSSページから各社が作成したTRM対応ソフトをリンク(2009年度2Q)
<日本OSS推進フォーラム>http://www.ipa.go.jp/software/open/forum/
< TRM対応OSSイメージ>
PostgreSQL
MySQL
データウェアハウス5。1。3
Pentahoビジネスインテリジェンス5.1.2
iReportレポーティングツール5.1.11
5。1 BI/DWH/ETL
備考対応ソフト機能・サービス章番号
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ご参考)技術参照モデル(TRM)の完成イメージご参考)技術参照モデル(TRM)の完成イメージ
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED32
5.Linux/OSS活用5.Linux/OSS活用
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富士通株式会社 ソフトウェア開発環境富士通株式会社 ソフトウェア開発環境
クラウド化を進めることで、ソフトウェア開発の効率化を実現
沼津 新横浜
神戸
沼津開発センターのクラウド運用
コピー
運用監視
仮想化
Linux Windows Linux Windows
MW
アプリ
MW
アプリ
MW
アプリ
MW
アプリ
原本
サーバ・ストレージプール
パッチ OS
インストール
名古屋
・パッチ適用済みシステムの原本を予め用意・利用者からの申請により、原本から最新状態のシステム環境をコピーし提供
・運用監視を一元化・開発資源を自動バックアップ (BCM)
IaaS
PaaS
富山
沼津
名古屋
新横浜
神戸
自動バックアップ(BCM)
パッチ
システム
効果
複数プロジェクトでサーバ、ストレージの共有化、有効利用
物理サーバの大幅な削減
単体テスト
結合テスト
システムテスト
リグレッションテスト
・環境の利用申請・テスト環境を即時構築・テスト開始
各工程で要求されるテスト環境を煩雑な作業を必要とせず、即作成。物理サーバを意識することなく常時利用可能。 煩わしいマシン管理から解放され開発作業に専念
・パッチ適用、バックアップ作業はセンターで一括実行自動一括バックアップ運用によりBCMも実現
開発者の利用
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED34
某製造業 インターネットシステム某製造業 インターネットシステム
某製造業グループのインターネットシステムをLinuxとOSSで刷新
富士通データセンターと組み合わせ、安定的なサービスを実現
•信頼性が高く、既存のアプリケーション資産を継承できるセキュアなプラットフォームが必要
•グループの事業継続性を確保するために、より堅牢なデータセンターへ移設したい
•インターネット公開システムのため、障害発生時の停止時間を最小限にとどめたい
•PRIMERGY/Red Hat Enterprise Linux/OSSミドル
ウェアの組み合わせで、高信頼・セキュアなシステムに対応
•富士通データセンターへのアウトソーシング移行で、ディザスタリカバリー対策を実現
•富士通データセンターのワンストップサポートで、障害による停止時間を極小化
効 果
課 題システム構成
ハードウェア:PRIMERGY EX200 IPCOM EX2000 INソフトウェア:Red Hat Enterprise Linux
OSS(Apache,MySQL,PHP,Bind,Squid)
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED35
まとめまとめ
Linuxは、ミッションクリティカルな分野まで適用が拡大。
OSSは、インターネットサーバから業務サーバにまで適用が拡大。
要件・用途に合わせたOSS適用がポイント。
富士通は、OSSを含めたトータルソリューションが可能。
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED36