141011_what is_money
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Most people want money. Money is not a end but a means in their origin.TRANSCRIPT
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MINI TOKYO in YUMENOSHIMA
「大人に教える、アタマの良くなるお金儲けのはなし」
2014.10.12実施 小4~小6 : 30名対象
石井 遼介
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今日、どんな「つもり」で話すのか。
今日は「大人向け」の話をそのままします。
「そのまま」というのは、難しいかもしれなくても、手を抜かないということです。
大人にとって大切なことは、皆さんにとっても、大切なことのはずです。
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今日、話したいこと
・「お金」と「仕事」の関係
・人間の「多様性」について
・人生は問題解決だ
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1.「お金」と「仕事」の関係
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「お金」とはなにか
なぜ、オジサンとオバサンの描かれた「紙切れ」を、僕らは欲しがるのか?
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「お金」とはなにか
「紙切れ」が「価値」を持つ理由
「紙切れ」は「欲しいものと交換できる」という「約束が守られる」と、みんなが信じているから。
みんなが信じなくなったら、本当に紙切れだ。
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世界では「お金」はたまに「紙切れ」になる。
ジンバブエという国。独自の「ジンバブエドル」(Z$)という通貨を使っていた。
インフレ(お金の価値が下がること)が起き、
1個100円で買えたものが、1年後、1個230億円に値上がりした。
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世界では「お金」はたまに「紙切れ」になる。
買い物するのも大変。 100兆ドル紙幣
紙と印刷代の方が高くなって2009年Z$廃止。
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「お金」が使えるのは「約束」にすぎない。
みんなが約束を守らなくなれば、お金はすぐに「紙切れ」になる。
みんなが欲しいものは、紙切れではなく、交換できる、という「約束」。
<考えてみよう>「お金もちになりたい」の本質は?誰が、その「約束」を担保しているのか?日本では?世界では?
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「お金」をゲットする方法
「仕事」をすると「お金」がもらえます。
なぜ、お父さんお母さんは、会社やお客様から「給料」をもらえるのか?
給料はどうやって決まるのか?
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「お金」をゲットする方法
自分が「お金を払うとき」を考えてみよう。
・なぜ、ゲームが欲しいのか?→楽しい時間、友達と一緒に遊べる。
・なぜ、お菓子が欲しいのか?→美味しい体験ができる。
・なぜ、お金を払って電車に乗るのか?→行きたい場所に行ける、逢いたい人に逢える。
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「お金」をゲットする方法
自分が「お金を払うとき」を考えてみよう。
「紙切れ」を、そのまま持っているよりも、より幸せになれたり、より楽しくなれたり、痛みを避けられたり、面倒なことを避けられたり、
つまり、紙切れをそのまま持っているよりも、「すこし幸せになれる」から、「お金を払う」
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「お金」をゲットする方法
お金は、誰か他の人を「ちょっと幸せにした」そんなときに、入ってくるもの。
「仕事」とは、他人の幸福をつくる行為。その対価のひとつが「お金」。
たくさんの人を、たくさんお金を払っても良いと思えるくらい幸福にすることができたら、あなたはお金もちになれる。(ホントは、それだけではないんです。)
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考えてみよう
□「お金を貯める」ことはどんな意味があるのか?
□自分にとって、お金の「良い使い方」とは?
□誰の、どんな幸福を、自分はつくることができるのだろう?
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2. 人間は多様だ
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他人の幸福をつくれますか。
・人生で、誰かを泣くほど喜ばせたことは?
・友達が困ったとき、あなたに相談に来ますか。相談に来たとき、解決できる力がありますか。
・自分が困ったとき、本気で力になってもらえる友人はいますか?
・あなたの周りには笑顔が満ちていますか。
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誰かと一緒に、やっていく力
他人の幸福をつくるには、「相手」を知らないといけない。
他人はひとりひとり、好きなコミュニケーションの仕方がちがう。
その「違い」でイライラするのではなく、まずは「違い」を知ること。
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誰かと一緒に、やっていく力
人と人とが、コミュニケーションする時、「ちがい」のうまれるところ
「感情」を、どこまで外に出すかうれしい、かなしい、たのしい。
「思考」を、どこまで外に出すか考えたこと、気づいたこと。
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人は常に、自分に可能な最善の選択をしている
人は自分とは違うが、目の前の人は、それぞれに、その人自身の人生を背負っている。
人生の中で獲得してきた、コミュニケーションのスタイルを、それぞれの人が持っている。
「正しいものはない」ということを知ること。
相手のスタイルを尊重して、コミュニケーションがとれると、遠くまでいける。
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考えてみよう
自分はどんなスタイルでコミュニケートしているか。
もし、このことを昔から知っていたら、自分の人間関係はどう変わったか。
なぜ、自分は今のスタイルでコミュニケートしているのか?それと同じような理由が、相手にもある。
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3.人生は問題解決だ
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他人の幸福をつくれますか。
・人生で、誰かを泣くほど喜ばせたことは?
・友達が困ったとき、あなたに相談に来ますか。相談に来たとき、解決できる力がありますか。
・自分が困ったとき、本気で力になってもらえる友人はいますか?
・あなたの周りには笑顔が満ちていますか。
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「問題を解決する」ちから
他人の幸福をつくるには、「問題」を解決しないといけない。
「問題を解決できる」ちからがあれば、誰かを幸せにできる。
仲間と協力して、大きな問題を解決すること。それが「良い仕事」であり、よい報酬の条件。
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他人の幸福をつくる、ちから
幸福/目標/ゴール/夢/未来
現実/いま/今日
問題=理想と現実のギャップ
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問題を解決するときに「構造化」をする
ひとは「大きな問題」を、そのままでは上手く取り扱うことができません。大きな問題は、細かく砕いて、取り扱い易くしたい。
このとき「わかりやすく、上手に砕く」ことが、人の思考を前に進めます。
「全体から部分へと、わかりやすく、上手に砕く」ことを「構造化」と言います。言い換えれば、構造化は思考の整理術なのです。
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構造化とはなにか
構造化=「整理された分解」
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今日、話したかったこと
●「仕事」と「お金」の関係・「お金」とは、ひとつの約束にすぎない。・他人を幸せにするのが「仕事」・「仕事」の対価のひとつが「お金」
●人間の「多様性」について・「思考」と「感情」の出し方で、大きく人は違う・他人との違いを尊重して、仲間を見つけて夢へ!
●人生は問題解決だ・問題とは、理想(夢)と現実のギャップ・「大きな問題」を小さく砕いて解決しよう
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ありがとうございました。