あかまつ 141あかまつ vol.141 平成30年度 経営方針 社会福祉法人 学校法人...

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出向報告 オリーブを使用した自主生産品 (関連記事:裏表紙) 幼児教育・保育の質改善事業に関わるメンバー一同 (関連記事:18ページ) 組織再編(見直し)について focus 141 vol. 平成30年7月1日 社会福祉法人 学校法人 天竜厚生会 山本 たつ子 総務部 総務課 発行日 発行者 あかまつ

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Page 1: あかまつ 141あかまつ vol.141 平成30年度 経営方針 社会福祉法人 学校法人 理事長 山本 たつ子 日頃より天竜厚生会の活動へ のご支援ご理解を賜り心より感謝

http://www.tenryu-kohseikai.or.jp.jp. /http://www.tenryu-kohseikai.or.jp.jp. /kinder/inder/inder

・ 出向報告

オリーブを使用した自主生産品(関連記事:裏表紙)

幼児教育・保育の質改善事業に関わるメンバー一同(関連記事:18ページ)

・ 組織再編(見直し)について

focus

141vol.平成30年7月1日社会福祉法人 学校法人 天竜厚生会山本 たつ子総務部 総務課

発行日発 行発行者編 集

あかまつ

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141平成30年度 経営方針 2

組織再編(見直し)について 3

中期経営計画(ISO品質方針・品質目標) 4~11

平成30年度 プロジェクトチーム一覧 11

平成29年度 決算報告 12~14

理事・監事・評議員・管理職人事異動 15

低所得高齢者等住まい・生活支援モデル事業について 16

カンボジア王国・バッタンバン州の公立幼稚園における幼児教育・保育の質改善事業 シリーズ9 17~18

独立行政法人国立病院機構天竜病院「天竜病院ひまわり保育園」運営業務受託について 19

平成30年度幼保連携型認定こども園移行について 19

第28回天竜厚生会理事長杯チャイルドサッカー大会 19

在日外国人対象介護職員初任者研修を修了しました! 20

施設の活動紹介 21~22

福祉教育ハンドブックを改訂しました 23

ソーシャルワーカー研修の開催 24

インターンシップの魅力をインタビュー! 24

介護体験講座の開催について 25

平成29年度 福祉サービス第三者評価 受審状況 25

映画会について 26

助成・補助事業完了報告 26

       厚生労働省出向報告 27

       全国社会福祉協議会出向を終えて考えること 28

天竜厚生会での出向を終えて 29

出向者から見た天竜厚生会 30

定年延長導入ついて 31

苦情受付の公表について(定期報告) 32

善意の皆さま 33~34

オリーブ第6次産業製品について 裏表紙

研修センター宿泊のご案内(研修センター)

出向報告

[あかまつ編集後記]日頃より機関誌あかまつをご愛読いただきありがとうございます。今回のあかまつ141号は、本冊P.20「在日外国人対象介護職員初任者研修を終了しました!」・P.24下段「インターンシップの魅力をインタビュー!」の記事が、みどころとなっております。天竜厚生会で働く外国籍の職員の頑張っている姿や、新入職員が就職をするにあたり体験したインターンシップの魅力についての記事を掲載しておりますので、ぜひ熟読していただければと思います。

編集委員

2018.7.1

1

あかまつ vol.141

Page 3: あかまつ 141あかまつ vol.141 平成30年度 経営方針 社会福祉法人 学校法人 理事長 山本 たつ子 日頃より天竜厚生会の活動へ のご支援ご理解を賜り心より感謝

平成30年度 経営方針社会福祉法人 学校法人理事長

山本 たつ子

 日頃より天竜厚生会の活動へ

のご支援ご理解を賜り心より感謝

申し上げます。

社会福祉法人の経営議論が、近

年高まってきておりますが、最も

私たちが危惧することは、社会福祉法人に期待され

ている役割を認識し、きちんとそれに応えているか

ということです。社会福祉事業法が制定された戦後

の混乱の時期と今日とでは明らかに社会構造は大き

く変化しています。社会福祉法人は、こうした環境

の変化に対応できる力を持ち、的確に応えていく使

命を担っていると考えます。地域内に潜在する困難

な生活をしている人々とどう向き合い、必要な支援

を考えていくか、それは制度内であるかないかでは

なく、制度の枠組みを広げていく、さらには制度を

変えていく力が必要です。社会福祉法人が、多様化

するニーズと向き合い、個々のニーズに応じたサー

ビスを提供する仕組みを持たなければ本来的な社会

福祉法人としての役割を果たし得ないと考えます。

さて、本年度は、当法人事業の推進に大きな影響

を与える介護報酬、障害福祉サービス等報酬、診療

報酬の同時改定が行われます。これらの報酬改定や

厚生労働省の進める「我が事・丸ごと」地域共生社

会実現に向けた取り組みを考えると、当法人の事業

体制や各施設の在り方を刷新していく必要があると

感じます。特にご利用者にとって利用しやすい「地

域から選ばれる、地域に必要とされる入所施設」の

在り方も検討する時期に来ていると考えています。

そのために、本年度は次の3点を中心として経営

に取り組んでいきます。1つ目は組織再編、2つ目

は人材確保と育成、3つ目はサービスの質です。

組織再編については、平成29年度までの組織体制

より管理職の権限と役割を明確化し、「素早い意思

決定で社会の変化やニーズに対応」し、「地域ニー

ズに対応するための財政基盤を確立」するととも

に、「従来の制度の枠を超えた事業展開を積極的に

行う」ことを目的としています。

次に、人材確保と育成についてです。人材確保は

重要課題であり、来年度実施に向けて定年延長の検

討を進めるとともに、従来から取り組んできた外国

人人材の育成、採用等を更に推進します。併せて、

職場環境改善の一環として、介護ロボット、福祉

機器、ICTの導入検討を積極的に行い、その普及

を図ります。また研修等により、職員個々のスキル

アップを図りながらリーダーとなり得る職員を育成

することで、現場の業務を強力に推進することがで

きる基盤をつくります。

改めて職員全員が福祉の専門集団の一員であるこ

とを意識し、様々なリスク等に対し各部署におい

て専門的な対応を行うことにより、今以上の良質な

サービスを提供します。

最後に、当法人の職員には全員が同じ理念を共有

し、同じ方向を向いてご利用者や地域のニーズに向

き合うことが求められています。そのために、本年

度は「私たちの法人�天竜厚生会」という冊子を作成

し、その主旨を職員全員が共有することにより地域

福祉の担い手としての役割を果たしていきます。

本年度は現中期経営計画の最終年にあたります。

以下、特に達成すべき経営方針(中期経営目標より

抜粋)を記します。

1.�ご利用者の生活を豊かにするため、業務改善

を積み重ね、サービスの質の向上を目指しま

す。

2.�地域住民や行政等との連携協働を通じて、

様々な地域福祉課題の解決に向けて取り組み

ます。

3.�職員の自己実現にむけ、その資質や専門性を

より発揮させるため、今以上の人材育成と能

力開発に取り組みます。

本年度も職員一丸となり、社会福祉法人の使命に

応え、地域に愛される、ご利用者により満足いただ

ける法人として精進していきます。今後も引き続き

ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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あかまつ vol.141

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組織再編(見直し)について

基本理念…九十九匹はみな帰りたれど、まだ帰らぬ一匹の行方訪ねん

常務理事

伊藤  栄

国は、2016年に「子供・高齢者・障害者など全ての人々が地域、暮らし、生きがいを共に創り、高めあうことができる地域共生社会の実現」を目指す「ニッポン一億総活躍プラン」を示し、厚生労働省は大臣を本部長とする「地

域共生社会実現本部」を設置のうえ、具体的に検討・実施が推進されています。また、生活困窮者自立支援制度においては、一つの方向性として「生活困窮者支援を通じた地域づくり」が明確に示され、困窮者が単に「自分の力をつけて自立」することを社会の目標とするのではなく、支援を受ける者と支援する者が地域社会の中でその存在を明確に認識しあい、共生していくことにより「地域社会」がより強固なものとなっていくことが重要であり目標であるとされています。今般の「組織再編」は、正に社会福祉法の本旨である

「福祉サービス利用者の利益の保護及び地域における社会福祉の推進を図る」という理念の推進と実現を担う「社会福祉法人」として、前記の社会ニーズ・ご利用者ニーズに即応していくための体制の「見直し」であります。「困っている人の声を聴き支援する」「地域に内在する少ないニーズ・制度の挟間のニーズ」に積極的に対応していくという当法人の基本姿勢に何の変化もありません。

具体的な見直し点として、サービスを提供するライン部門において、従前「障がい者部門」「高齢者部門」に分かれていた入所・通所事業を1部に統合し、また同様に訪問・相談事業を生活困窮者部門を含め1部に統合しました。共生型社会実現のために社会福祉法人として当法人が

社会に寄与していくためには、地域社会の中での「当法人の位置づけ(社会からの評価)」と「自法人の事業の理解(自己評価)」を各職員が認識しなければなりません。組織の中での縦割りを排除し、地域社会の中では高齢者・障がい児者・乳幼児・児童・医療・生活困窮者等全てが繋がっていることを現場の職員一人ひとりが認識できる組織(体制)でなければなりません。各部門の職員は、他部門・他事業の動向に注視し「総合的な支援を提供できる法人」として常に、他部門職員との情報共有と協働を意識した縦横連携をしていかなければ、大規模な法人いえども「地域社会」から取り残されてしまうことになるものと思われます。上記を真摯に継続実施していくことができていくことがで

きれば、自ずと同じ目的を持つ地域支援団体・行政団体・他法人・ご利用者団体等との有機的な連携ができるものと思われます。体制の「見直し」は、ひとつの「契機」でもあります。今後とも当法人の基本理念のもと「困っている人」を支援するため、全職員精一杯努力していきたいと思います。

天竜厚生会包括ケアセンター

地域包括支援センター

居宅介護支援事業

訪問介護事業

訪問入浴事業

訪問看護事業

福祉用具販売・貸与事業

相談支援事業

精神相談支援事業

生活困窮者等一時居住支援事業

収益事業

心身障害者訓練研修事業

事業所内保育施設

放課後等デイサービス事業

児童発達支援事業

児童クラブ

認可保育所

認定こども園

共同生活援助事業

就労支援事業

救護施設

障害者支援施設

通所介護事業

介護老人保健施設(無料低額)

養護老人ホーム

軽費老人ホーム

介護老人福祉施設

医療施設(無料低額含)

設備情報管理課

経営企画課

会計課

総務課

給食事業課

地域福祉課

福祉サービス課

子育て支援課

子育て支援事業部

常務理事

監査指導部監査指導課 メンタルヘルス推進室

副理事長

理事長

理事会

会計監査人

監事

評議員会

施設サービス事業部地域福祉事業部総務部財務部

施設サービス課

健康医療課

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あかまつ vol.141

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中期経営計画(ISO品質方針・品質目標)

「ISOの仕組み(品質方針・品質目標)」を用いて、中期経営計画の達成に取り組みます。

ISO品質マネジメントシステムによりプロセスアプローチ※及び継続的(PDCAサイクル)改善等を行う。※プロセスアプローチ:業務のつながりをしっかりと意識して仕事を行っていくこと。

1.ご利用者に関すること

2.地域に関すること

3.人材に関すること

4.経営管理に関すること

中期経営計画(平成28年度~30年度)

取り組むべき4つの基本領域≪品質方針≫ 単年度事業計画書

(法人)

単年度事業計画書及び経営書

部門

部署

行動計画・部門別3年間にすべきこと≪具体的取り組み≫

行動計画・部署別3年間にすべきこと≪具体的取り組み≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)3年間にすべきこと≪部門目標≫≪部署目標≫

事業利益分析環境分析

長期利益・資金・積立計画(40年)※1 施設・設備投資計画(40年)※2

投資支出計画(10年)※3管理会計

※1 法人全体の事業利益及び資金等の40年計画※2 施設の新築及び増改築等の40年計画※3 固定資産、備品及び修繕(30万円以上)の10年計画

天竜厚生会事業計画策定相関図

天竜厚生会の使命

中期経営目標≪品質目標≫

基本理念

事業の目的

スローガン

行動指針 経営

方針

基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

1.�ご利用者に関すること

個人の尊厳を守り、自己決定支援を行うことにより、ご利用者本人の自己実現を図ります。

ご利用者、ご家族等からのご意見や相談に誠意をもって的確に対応します。

利用者満足度調査でいただいた意見について、改善に取り組みます。利用者満足度調査で2年以上連続して寄せられた意見について、改善を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

利用者満足度調査からの意見の3年比較で満足度の低い内容についてさらなる改善に取り組みます。

施設サービス事業部健康医療課

3年間の改善・活動内容を検証し、さらなる改善につなげます。利用者満足度調査からの意見の3年比較で満足度の低い内容についてさらなる改善に取り組みます。

地域福祉事業部地域福祉課

3年間の改善・活動内容を検証し、さらなる改善につなげます。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

ご利用者からの意見や相談への対応を通じて、保育内容や環境の充実を図ります。

子育て支援事業部子育て支援課

各部門からフィードバックされた対応結果を精査し、その効果を確認するとともに苦情等への的確な対応を促進します。

監査指導部監査指導課

ご利用者の自己決定支援を推進し、その権利擁護を実現します。

成年後見制度を活用するご利用者、ご家族の利用率を高めます。所属長、ソーシャルワーカーは成年後見制度活用推進課題の改善への取り組みを行います。

施設サービス事業部施設サービス課

ご利用者で意思表示がむずかしい方に対する支援方法を工夫します。成年後見制度の活用状況について検証していきます。

地域福祉事業部地域福祉課

ご利用者で意思表示がむずかしい方に対する支援方法を工夫します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

子ども一人ひとりの想いや主張を保護者と一緒に実現させる体制を確立します。

子育て支援事業部子育て支援課

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あかまつ vol.141

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基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

1.�ご利用者に関すること

個人の尊厳を守り、自己決定支援を行うことにより、ご利用者本人の自己実現を図ります。

人権の尊重、個人の尊厳を守ることの重要性について、職員が認識を深めるよう人権教育を実施します。

施設として、「人権の尊重」「個人の尊厳を守ること」を大切にした支援に取り組みます。所属長は、尊厳保持のための具体的取り組み内容を表明します。

施設サービス事業部施設サービス課

これまでの活動を振り返り、人権尊重等の大切さの理解を深めます。在宅に暮らすご利用者の人権が守られているか、関わる職員の意識を高めます。

地域福祉事業部地域福祉課

これまでの活動を振り返り、人権尊重等の大切さの理解を深めます。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

子どもの人権、尊厳に関する職員教育を確立します。

子育て支援事業部子育て支援課

分析結果、改善すべき事項、実施結果のフィードバック等を踏まえ、虐待防止に向けた研修を実施します。

監査指導部監査指導課

ご利用者の生活を豊かにするため、業務改善を積み重ね、サービスの質の向上を目指します。

サービス提供に関するルールを確実に周知するとともに、定期的な見直しを行います。

各種マニュアルや手順書等に沿った支援の実施に取り組みます。前年度までの取り組みの検証を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

マニュアル等の改善後の検証を行います。 施設サービス事業部健康医療課

改善の結果の評価を受け、さらなる見直しを行います。マニュアル等の改善後の検証を行います。前年度までの取り組みの検証を行います。

地域福祉事業部地域福祉課

改善の結果の評価を受け、さらなる見直しを行います。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

重要事項説明書の内容を検証し、その内容の見直しを図ります。

子育て支援事業部子育て支援課

ご家族、知人・友人との関係を深めるための取り組みを実施します。

ご家族、知人・友人と施設との信頼関係をさらに深めていきます。面会の少ないご利用者への面会を促す工夫を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

独居高齢者等で遠方に暮らすご家族に向けた情報発信の取り組みを行います。

地域福祉事業部地域福祉課

改善した結果を強化し、次の改善につなげます。 地域福祉事業部福祉サービス課

多様な情報発信により、保育の質を高め、保護者や地域から「選ばれる園」をつくり出します。

子育て支援事業部子育て支援課

ご利用者が地域の一員として社会参加できるよう支援します。

地域の方々に天竜厚生会の活動やイベント等に参加いただき、相互の交流を深めていきます。関係機関と連携し、ボランティア育成に積極的に関わり、ご利用者の社会参加を推進します。

施設サービス事業部施設サービス課

3年間を振り返り、社会資源の活用を拡大することで、ご利用者の社会参加を支援します。ご利用者の地域への社会参加について効果の確認をします。

地域福祉事業部地域福祉課

3年間を振り返り、社会資源の活用を拡大することで、ご利用者の社会参加を支援します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

支援センター機能を通じて、保護者が地域の一員として社会参加ができるよう支援します。

子育て支援事業部子育て支援課

安心・安全な生活や活動の場を提供するため、衛生的かつ快適な暮らしやすい環境整備をよりいっそう促進します。

災害時にサービス継続するため、部署ごとの事業継続計画(BCP)を実行します。

法人のBCP策定方針により、見直しと策定を行います。進捗に遅れのある計画の推進について、委員会へ積極的に働きかけます。

施設サービス事業部施設サービス課

在宅部門の事業継続計画について検証し、課題について改善を図ります。

地域福祉事業部地域福祉課

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あかまつ vol.141

Page 7: あかまつ 141あかまつ vol.141 平成30年度 経営方針 社会福祉法人 学校法人 理事長 山本 たつ子 日頃より天竜厚生会の活動へ のご支援ご理解を賜り心より感謝

基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

1.�ご利用者に関すること

安心・安全な生活や活動の場を提供するため、衛生的かつ快適な暮らしやすい環境整備をよりいっそう促進します。

災害時にサービス継続するため、部署ごとの事業継続計画(BCP)を実行します。

計画を見直し、より充実した計画内容に改善します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

BCP計画の継続的改善を図り、安全安心な保育環境を確立します。

子育て支援事業部子育て支援課

全ての事業所が継続的改善(BCM)を実行できるよう調整及び管理します。

財務部設備情報管理課

建物、設備及び備品について、より安全性を高めるため、より充実した自己点検体制を確立します。

建物維持管理マニュアルの検証を行い、改善すべき内容等を提案します。建物維持管理マニュアルに基づく点検方法、内容について、改善提案を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

建物維持管理マニュアルについて点検体制が確立されているか検証し、改善すべき内容を提案します。

施設サービス事業部健康医療課

地域福祉事業部地域福祉課

建物維持管理マニュアルに沿った点検を実施します。必要な場合には、マニュアルの改訂提案をします。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

安全、安心な保育環境が実現されているか再検証します。

子育て支援事業部子育て支援課

車両や機器等の備品についての自己点検体制を検証し、問題点を改善します。

財務部設備情報管理課

プライバシーに配慮した良質な環境整備により、さらなる満足度向上に取り組みます。

施設内でのプライバシーへの配慮について、具体的改善に取り組みます。プライバシーの配慮について、具体的な改善に対する効果の検証を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

利用者満足度調査により、改善後の評価について分析します。

施設サービス事業部健康医療課

これまでを振り返り、さらなる環境整備の方法を検証します。利用者満足度調査により、改善後の評価について分析します。

地域福祉事業部地域福祉課

これまでを振り返り、さらなる環境整備の方法を検証します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

園児、保護者の視点に立ち、プライバシーに配慮した良質な保育環境整備により、満足度向上を図ります。

子育て支援事業部子育て支援課

2.�地域に関すること

地域住民や行政等との連携協働を通じて、様々な地域福祉課題の解決に向けて取り組みます。

地域住民とともに当該地域の生活課題・福祉需要の把握、解決に取り組みます。

地域における課題について、行政や各協議会等と協同で課題解決に向けて取り組みます。実行された課題については、検証を行い、次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

役割分担に基づいて活動を行い、計画の見直し等検証を行います。行政、社会福祉協議会、各種事業所等と連携し、地域の課題の解決に向けた効果の検証を行います。実行された課題については、検証を行い、次の改善につなげます。

地域福祉事業部地域福祉課

役割分担に基づいて活動を行い、計画の見直し等検証を行います。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域課題である待機児童と子育て支援全般への対応により、地域の生活課題を改善します。

子育て支援事業部子育て支援課

地域の要請に積極的に応えるとともに「総合相談窓口」として、多様な相談に応じます。

総合的視点から多様な相談に対応し、適切なサービスにつなげていきます。把握された地域課題の解決に向けた取り組みと、検証を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

地域リハビリの相談窓口の周知を図り、より有効性の高いものとしていきます。

施設サービス事業部健康医療課

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あかまつ vol.141

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基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

2.�地域に関すること

地域住民や行政等との連携協働を通じて、様々な地域福祉課題の解決に向けて取り組みます。

地域の要請に積極的に応えるとともに「総合相談窓口」として、多様な相談に応じます。

地域包括支援センター等の相談業務を参考に、相談支援の質をさらに高めます。地域リハビリの相談窓口の周知を図り、より有効性の高いものとしていきます。

地域福祉事業部地域福祉課

支援センターを地域における「子育てに関する総合相談窓口」として確立します。

子育て支援事業部子育て支援課

各種福祉施策、福祉計画に高い関心を持ち、積極的に参画します。

静岡県、各市及び各団体から示される福祉施策や福祉計画に即した事業を実施します。承認された実施案を実行に移します。承認が得られない場合は、新たな実施案を策定します。

施設サービス事業部施設サービス課

前年度の評価を活かし、計画、実行します。地域または住民より求められる介護予防事業に積極的に取り組みます。

地域福祉事業部地域福祉課

前年度の評価を活かし、計画、実行します。 地域福祉事業部福祉サービス課

天竜厚生会の新たな子育て支援事業体制と事業内容を確立します。

子育て支援事業部子育て支援課

積極的な情報の可視化を進め、よりいっそう地域の信頼を得ます。

提供するサービス内容、公益的取り組みの実施状況等について、広く地域に発信します。

施設での活動や公益的取り組みについて、ホームページ等を利用し、より分かりやすい情報として発信します。実施した公益的取り組みの状況の公表、発信方法に対する検証を行い、次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

第二診療所の無料低額医療機関としての実績検証後の効果の確認をします。

施設サービス事業部健康医療課

ホームページや機関誌以外の情報発信の手段を検討します。

地域福祉事業部地域福祉課

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

可視化を通じて、地域社会の信頼関係を高めます。

子育て支援事業部子育て支援課

広報委員会の検討をもとに、広報活動を推進します。

総務部総務課

地域住民とのコミュニケーションを密にし、理解促進を図るとともに、さらなる信頼関係を築きます。

地区社会福祉協議会等との連携強化に取り組み、地域との交流を深めていきます。情報発信を通じて、近隣自治会との関わり方についての具体的な取り組み方法を検討します。

施設サービス事業部施設サービス課

前年度の実績を見直し、より深く地域住民とのコミュニケーションを図ります。事業を通して関わる地域住民とのコミュニケーションを密にしていきます。

地域福祉事業部地域福祉課

前年度の実績を見直し、より深く地域住民とのコミュニケーションを図ります。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

地域とのコミュニケーションを密にし、さらなる信頼関係を築きます。

子育て支援事業部子育て支援課

3.�人材に関すること

職員の自己実現に向け、その資質や専門性をより発揮させるため、今以上の人材育成と能力開発に取り組みます。

相談援助技術を高め、ご家族も含めた多様な相談に応じることのできる人材を育成します。

包括的視点を持ち、バランスの取れた相談業務が実践できるソーシャルワーカーを育成します。実践の継続と、実践結果の検証を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

相談援助技術について、専門性を高め、指導できる人材育成の取り組みを実践、検証します。

施設サービス事業部健康医療課

職員間で取り組みを振り返り、技術向上のための方策を検討します。相談援助技術について、専門性を高め、指導できる人材育成の取り組みを実践、検証します。包括的視点を持ち、バランスの取れた相談業務が実践できるソーシャルワーカーを育成します。

地域福祉事業部地域福祉課

子育て支援に関する相談援助を確立し、多様な相談対応を可能とします。

子育て支援事業部子育て支援課

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あかまつ vol.141

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基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

3.�人材に関すること

職員の自己実現に向け、その資質や専門性をより発揮させるため、今以上の人材育成と能力開発に取り組みます。

職員一人ひとりの自己実現・キャリア形成への思いを把握し、組織の期待と調和させます。

施設として、職員の自己実現とキャリア形成への取り組みを支援します。所属長は、支援状況についての振り返りと評価を行い、次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

職員個々の自己実現・キャリア形成に向けて支援します。

施設サービス事業部健康医療課

3年間の成長を振り返るため、所属長は職員と個別面談を行ない、総括します。職員個々の自己実現・キャリア形成に向けて支援します。

地域福祉事業部地域福祉課

3年間の成長を振り返るため、所属長は職員と個別面談を行ない、総括します。

地域福祉事業部福祉サービス課地域福祉事業部給食事業課

保育専門職としての自己実現に向け、その個性や専門性を発揮させる人材育成を確立させます。

子育て支援事業部子育て支援課

組織としての専門性に着目した人材育成と能力開発を検証し、必要に応じ改善します。 総務部総務課

役職、職種ごとの能力が確実に発揮できるよう、さらなる人材育成に取り組みます。

研修の効果と有効性を検証します。面接を通じて明らかになった部署内共通課題の解決に向けた取り組みを行います。

施設サービス事業部施設サービス課

面談を通し役割について達成できているか、また課題についての助言をし、その後の検証を行います。

施設サービス事業部健康医療課

所属長は、職員との面談を行い、職員の達成感を確認し、次の方策を考えます。面談を通し役割について達成できているか、また課題についての助言をし、その後の検証を行います。

地域福祉事業部地域福祉課

所属長は、職員との面談を行い、職員の達成感を確認し、次の方策を考えます。

地域福祉事業部福祉サービス課地域福祉事業部給食事業課

役職、職種ごとの役割に基づいた業務を実践し、保育運営及び保育専門職としてのキャリアを高めます。

子育て支援事業部子育て支援課

ワーク・ライフ・バランスのさらなる実現に向けて、職員の処遇向上に取り組みます。

ノーリフト、ロボット活用等により、労働安全衛生マネジメントを徹底するとともに、ケアの質をよりいっそう高めます。

試行的に介護機器(介護ロボットなど)等の導入に取り組みます。介護機器の積極的導入により、介護職員の負担軽減に取り組みます。

施設サービス事業部施設サービス課

介護支援機器等導入検討委員会を通し、機器の導入に向けていきます。

施設サービス事業部健康医療課

3年間の活動を振り返り、労災防止策について検討します。介護支援機器等導入検討委員会を通し、機器の導入に向けていきます。

地域福祉事業部地域福祉課

3年間の活動を振り返り、労災防止策について検討します。

地域福祉事業部福祉サービス課地域福祉事業部給食事業課

インフルエンザ等の感染症に対して職員自らが罹患しない作業環境を確立させます。

子育て支援事業部子育て支援課

休暇取得の促進等、処遇改善について継続的に取り組みます。

キャリアアップにつながる取り組み(サビ管研修等の資格取得など)に対するサポート体制の充実を図ります。有給休暇の計画的な取得を進めます。

施設サービス事業部施設サービス課

勤務時間外の適正化、休暇取得の促進等の取り組みを通し、その後の検証を行います。

施設サービス事業部健康医療課

3年間を総括し、有給休暇の計画的取得について検討します。勤務時間外の適正化、休暇取得の促進等の取り組みを通し、その後の検証を行います。

地域福祉事業部地域福祉課

3年間を総括し、有給休暇の計画的取得について検討します。

地域福祉事業部福祉サービス課地域福祉事業部給食事業課

働きやすい労働環境の検証と必要な改善について継続的に取り組みます。

子育て支援事業部子育て支援課総務部総務課

8

あかまつ vol.141

Page 10: あかまつ 141あかまつ vol.141 平成30年度 経営方針 社会福祉法人 学校法人 理事長 山本 たつ子 日頃より天竜厚生会の活動へ のご支援ご理解を賜り心より感謝

基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

3.�人材に関すること

多様な人材を確保するため、法人の魅力を内外に周知するとともに、効果的な採用活動を展開します。

各部門及び事業所が期待する人材像を明確にします。

人材の評価とともに、研修の効果を検証します。求める人材像と事業所のマッチングについての検証を行います。

施設サービス事業部施設サービス課

必要とする資格取得に向けて支援します。 施設サービス事業部健康医療課

3年間を振り返り、さらなるスキルアップのための方策を検討します。必要とする資格取得に向けて支援します。

地域福祉事業部地域福祉課

3年間を振り返り、さらなるスキルアップのための方策を検討します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

優秀な人材の継続的確保により、保育内容の向上とさらなる優秀な人材の確保へとつなげていきます。

子育て支援事業部子育て支援課

多様な形での雇用、就業形態を可能とする業務再編に取り組みます。

実施した業務再編案の効果を検証します。変更した勤務体制の検証を行い、次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

多様的な雇用形態や就業形態の検証結果から労働環境についての改善を図ります。

施設サービス事業部健康医療課

検討した結果を提案します。多様的な雇用形態や就業形態の検証結果から労働環境についての改善を図ります。

地域福祉事業部地域福祉課

検討した結果を提案します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

多様性をもった就労環境をつくり出すことで、効果的な保育活動を展開します。

子育て支援事業部子育て支援課

継続的に雇用形態や就業形態の検証を行い、魅力的な労働環境を整備します。 総務部総務課

福祉職の3つの魅力(深さ、楽しさ、広さ)を具現化し、周知します。

福祉職の3つの魅力について具現化した効果を検証します。福祉職の3つの魅力について具現化した内容の効果を確認します。

施設サービス事業部施設サービス課

福祉の現場における専門分野の魅力、やりがいについて発信していきます。

施設サービス事業部健康医療課

実施した方法を見直し、さらなる方法を検討します。福祉の現場における専門分野の魅力、やりがいについて発信していきます。

地域福祉事業部地域福祉課

実施した方法を見直し、さらなる方法を検討します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

保育関係職員の専門職としての資質を高め、子育て支援事業の仕事の魅力を見出させます。

子育て支援事業部子育て支援課

福祉職の魅力の発信を検証し、継続的に実施します。 総務部総務課

4.�経営管理に関すること

職員一人ひとりから組織全体に至るまで、コンプライアンスを徹底します。

内部統制の強化により、問題の早期発見に取り組みます。

問題の早期発見から解決までの流れに対して迅速に対応します。実践結果の検証を行い、次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

問題の早期発見対応など、職員の意識向上につながったか検証します。

施設サービス事業部健康医療課

問題発見のための手法のさらなる改善案を検討します。問題の早期発見対応など、職員の意識向上につながったか検証します。

地域福祉事業部地域福祉課

問題発見のための手法のさらなる改善案を検討します。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

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あかまつ vol.141

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基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

4.�経営管理に関すること

職員一人ひとりから組織全体に至るまで、コンプライアンスを徹底します。

内部統制の強化により、問題の早期発見に取り組みます。

内部統制を検証し問題点を改善します。 子育て支援事業部子育て支援課

再構築した内部統制を検証し改善することで、組織における問題の早期発見を実現します。

監査指導部監査指導課

IT設備運用管理要綱に則った知識やマナーを啓発し、セキュリティ事故の防止に努めます。

財務部設備情報管理課

請求から入金までのプロセスについて、関係部署間の連携を強化します。

請求から入金までのプロセスについて、関係部署との連携及び事故防止等の取り組みの効果を検証します。所属長は、請求から入金までのプロセスを確実に行うルールを確立し、事故防止を図ります。

施設サービス事業部施設サービス課

請求から入金までのプロセスのフロー図の検証をします。

施設サービス事業部健康医療課

評価した内容を検証し、より確実に徴収する方法につなげます。請求から入金までのプロセスのフロー図の検証をします。

地域福祉事業部地域福祉課

評価した内容を検証し、より確実に徴収する方法につなげます。

地域福祉事業部福祉サービス課

請求から入金までのプロセスを再検証し、事故防止の管理を徹底させます。

子育て支援事業部子育て支援課

事故・ヒヤリ等を確認し処理とプロセスの整合性を分析します。

財務部会計課

社会的ニーズに基づいた事業継続のため、健全かつ安定的な財務基盤を確立します。

利益率向上の必要性を周知し、適切な利益を確保します。

前年度の検証を確実に行い、さらに利益率が高まるよう、具体的方策につなげていきます。取り組み結果の検証を行い、次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

各事業所の利益向上の取り組みについて検証していきます。

施設サービス事業部健康医療課

稼働率向上の必要性を再度確認し、次の稼働率目標を設定します。

地域福祉事業部地域福祉課

地域福祉事業部福祉サービス課

各園の利益率向上についての検証を行い、問題点への改善に取り組みます。

子育て支援事業部子育て支援課

計画に沿った執行状況の確認と調整を継続的に行います。

財務部経営企画課

経営分析により、不採算事業の原因を追究するとともに事業内容を検証します。

赤字事業の意義等を検証し、継続若しくは廃止及び代替え事業への切り替えを決断します。実践結果が事業全体に与える影響についての検証を行い次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

診療所の今後の方向性について検討します。 施設サービス事業部健康医療課

これまでの実績・結果を受け、事業継続の是非を検討します。

地域福祉事業部地域福祉課

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

不採算事業の継続の是非を検討します。 子育て支援事業部子育て支援課

取り組み案の検証及び廃止事業の具体化とその後の方向性の検討をします。

財務部経営企画課

組織全体の人件費配分を見直し、人件費の総額管理方法を検討します。

業務内容を検証し、正規率の適正化を検討します。必要配置人員及び、管理方法の検証を行い、次の改善につなげます。

施設サービス事業部施設サービス課

業務内容を検証し、正規率の適正化を検討します。

施設サービス事業部健康医療課

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あかまつ vol.141

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基本領域≪品質方針≫

中期経営目標≪品質目標≫

中期経営目標に基づく取り組み(具体的施策)≪部門目標≫

平成30年度行動計画≪具体的取り組み≫ 部門

4.�経営管理に関すること

社会的ニーズに基づいた事業継続のため、健全かつ安定的な財務基盤を確立します。

組織全体の人件費配分を見直し、人件費の総額管理方法を検討します。

必要な人員数及び雇用形態について提案します。

地域福祉事業部地域福祉課

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

正規配置率を高め安定した財務基盤を確立させます。

子育て支援事業部子育て支援課

効果的、効率的な職員配置を推進します。 総務部総務課

予想される人件費の上昇、及びそれに伴う原資の確保を提案します。

財務部経営企画課

公正かつ透明性の高い適正な経営を行うために、実効性のある法人組織体制を確立します。

ISOのさらなる理解と浸透に取り組み、PDCAサイクルを充実させます。

PDCAサイクルに沿ったサービス提供を意識し、サービスの質の向上につなげていきます。継続的改善に向けたさらなる取り組みを行います。

施設サービス事業部施設サービス課

各事業所のマネジメントフロー図の職員への周知、理解度について検証します。

施設サービス事業部健康医療課

前年度の検証を受け、PDCAサイクルの強化につなげます。継続的改善に向けたさらなる取り組みを行います。

地域福祉事業部地域福祉課

前年度の検証を受け、PDCAサイクルの強化につなげます。

地域福祉事業部福祉サービス課

地域福祉事業部給食事業課

継続的改善に向けたさらなる取り組みを行います。

子育て支援事業部子育て支援課

各課題をプロセスアプローチの視点から改善し、PDCAサイクルの理解と充実を図ります。

監査指導部監査指導課

業務プロセスでさらに繰り返し同じ問題が起こった場合は共有し、組織全体で抜本的改善に取り組みます。

財務部設備情報管理課

平成30年度 プロジェクトチーム一覧

NO. テーマ 提案理由

1 「新任職員ワークブック」の検証、見直し

 「新任職員ワークブック」は、高齢者介護を中心とした内容に偏っており、障がい者支援に携わる新任職員にはなじみにくい箇所が見受けられる。 また、作成から10年近く経過しているため、高齢者介護及び障がい者支援等実情に応じた検証及び見直し案を提示する。

2 事業所内廃棄物の削減 産業廃棄物、機密書類、食材ロス等の廃棄物にかかる処分費用は年々増加しているため、現状を踏まえ、廃棄物の減少もしくは廃棄コストの削減に向けた案を具体的に提示する。

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あかまつ vol.141

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平成29年度 決算報告法人名 天竜厚生会事業・拠点 [0001:法人全体(財務会計)]

法人単位資金収支計算書(自) 平成29年 4月 1日 (至) 平成30年 3月31日

第一号第一様式(第十七条第四項関係)(単位:円)

勘 定 科 目 予 算 決 算 差 異 備 考

事業活動による収支

収入

介護保険事業収入 5,604,838,000 5,614,547,782 -9,709,782老人福祉事業収入 182,466,000 187,188,476 -4,722,476

保育事業収入 2,378,062,000 2,389,932,946 -11,870,946 公定価格引き上げ等による増額

就労支援事業収入 392,799,000 383,109,434 9,689,566障害福祉サービス等事業収入 3,523,383,000 3,537,620,231 -14,237,231生活保護事業収入 298,927,000 300,581,383 -1,654,383医療事業収入 368,640,000 377,430,478 -8,790,478公益事業収入 43,761,000 40,824,975 2,936,025収益事業収入 69,240,000 73,030,514 -3,790,514借入金利息補助金収入 11,999,000 11,984,231 14,769経常経費寄附金収入 3,140,000 3,215,806 -75,806受取利息配当金収入 18,037,000 17,569,574 467,426その他の収入 89,895,000 88,336,959 1,558,041  事業活動収入計(1) 12,985,187,000 13,025,372,789 -40,185,789

支出

人件費支出 8,358,753,138 8,299,191,402 59,561,736事業費支出 1,652,091,896 1,570,510,299 81,581,597

事務費支出 1,362,967,607 1,242,420,581 120,547,026 修繕費・業務委託費他科目残

就労支援事業支出 646,740,000 614,706,766 32,033,234利用者負担軽減額 29,266,144 28,215,249 1,050,895支払利息支出 34,554,000 34,539,739 14,261その他の支出 41,663,866 35,752,645 5,911,221法人税、住民税及び事業税支出 950,000 280,400 669,600  事業活動支出計(2) 12,126,986,651 11,825,617,081 301,369,570  事業活動資金収支差額(3)=(1)-(2) 858,200,349 1,199,755,708 -341,555,359

施設整備等による収支

収入

施設整備等補助金収入 127,229,000 127,135,195 93,805固定資産売却収入 399,000 549,250 -150,250  施設整備等収入計(4) 127,628,000 127,684,445 -56,445

支出

設備資金借入金元金償還支出 325,975,000 325,972,195 2,805固定資産取得支出 277,652,726 269,724,604 7,928,122固定資産除却・廃棄支出 14,846,200 14,757,720 88,480

  施設整備等支出計(5) 618,473,926 610,454,519 8,019,407  施設整備等資金収支差額(6)=(4)-(5) -490,845,926 -482,770,074 -8,075,852

その他の活動による収支

収入

長期貸付金回収収入 1,190,000 1,190,000 0

積立資産取崩収入 259,356,000 243,365,538 15,990,462 投資支出の実績減による減額

その他の活動による収入 2,212,000 2,312,000 -100,000  その他の活動収入計(7) 262,758,000 246,867,538 15,890,462

支出

長期貸付金支出 7,160,000 7,160,000 0

積立資産支出 1,027,615,800 878,344,352 149,271,448 天竜ワーク建設資金計画変更のため

その他の活動による支出 873,000 764,270 108,730

  その他の活動支出計(8) 1,035,648,800 886,268,622 149,380,178  その他の活動資金収支差額(9)=(7)-(8) -772,890,800 -639,401,084 -133,489,716  予備費支出(10) 37,453,000

-5,030,211    ― 32,422,789  当期資金収支差額合計(11)=(3)+(6)+(9)-(10) -437,959,166 77,584,550 -515,543,716

  前期末支払資金残高(12) 7,348,960,052 7,348,960,052 0  当期末支払資金残高(11)+(12) 6,911,000,886 7,426,544,602 -515,543,716

予備費-5,030,211円は人件費支出等に充当使用した額である。

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法人名 天竜厚生会事業・拠点 [0001:法人全体(財務会計)]

法人単位事業活動計算書(自) 平成29年 4月 1日 (至) 平成30年 3月31日

第二号第一様式(第二十三条第四項関係)(単位:円)

勘 定 科 目 当年度決算 前年度決算 増 減

サービス活動増減の部

収益

介護保険事業収益 5,614,547,782 5,535,441,007 79,106,775老人福祉事業収益 190,855,195 192,744,563 -1,889,368保育事業収益 2,389,932,946 2,158,989,670 230,943,276就労支援事業収益 383,109,434 381,431,582 1,677,852障害福祉サービス等事業収益 3,537,620,231 3,383,165,618 154,454,613生活保護事業収益 300,581,383 301,663,721 -1,082,338医療事業収益 377,430,478 387,092,379 -9,661,901公益事業収益 40,824,975 36,613,426 4,211,549収益事業収益 73,030,514 70,182,061 2,848,453経常経費寄附金収益 3,215,806 4,887,178 -1,671,372その他の収益 9,863,408 9,688,444 174,964  サービス活動収益計(1) 12,921,012,152 12,461,899,649 459,112,503

費用

人件費 8,325,104,715 7,902,347,381 422,757,334事業費 1,564,465,843 1,510,368,523 54,097,320事務費 1,247,486,340 1,165,918,169 81,568,171就労支援事業費用 631,565,865 606,545,340 25,020,525利用者負担軽減額 28,215,249 28,358,932 -143,683減価償却費 1,184,781,303 1,151,333,409 33,447,894国庫補助金等特別積立金取崩額 -506,097,548 -498,740,910 -7,356,638徴収不能額 0 156,097 -156,097徴収不能引当金繰入 1,807,415 0 1,807,415  サービス活動費用計(2) 12,477,329,182 11,866,286,941 611,042,241  サービス活動増減差額(3)=(1)-(2) 443,682,970 595,612,708 -151,929,738

サービス活動外増減の部

収益

借入金利息補助金収益 11,984,231 13,078,942 -1,094,711受取利息配当金収益 17,569,574 17,029,560 540,014その他のサービス活動外収益 78,473,551 81,065,179 -2,591,628  サービス活動外収益計(4) 108,027,356 111,173,681 -3,146,325

費用

支払利息 34,539,739 37,982,804 -3,443,065その他のサービス活動外費用 37,088,845 33,184,876 3,903,969

  サービス活動外費用計(5) 71,628,584 71,167,680 460,904  サービス活動外増減差額(6)=(4)-(5) 36,398,772 40,006,001 -3,607,229  経常増減差額(7)=(3)+(6) 480,081,742 635,618,709 -155,536,967

特別増減の部

収益

施設整備等補助金収益 127,135,195 797,639,740 -670,504,545固定資産受贈額 1,423,800 0 1,423,800固定資産売却益 549,250 885,132 -335,882その他の特別収益 15,446,365 2,219,049 13,227,316  特別収益計(8) 144,554,610 800,743,921 -656,189,311

費用

固定資産売却損・処分損 16,127,153 7,701,935 8,425,218国庫補助金等特別積立金積立額 127,135,195 797,639,740 -670,504,545その他の特別損失 19,428,581 1,189,038 18,239,543  特別費用計(9) 162,690,929 806,530,713 -643,839,784  特別増減差額(10)=(8)-(9) -18,136,319 -5,786,792 -12,349,527  税引前当期活動増減差額(11)=(7)+(10) 461,945,423 629,831,917 -167,886,494  法人税、住民税及び事業税(12) 280,400 0 280,400  法人税等調整額(13) 0 0 0  当期活動増減差額(14)=(11)-(12)-(13) 461,665,023 629,831,917 -168,166,894

繰越活動増減差額の部

  前期繰越活動増減差額(15) 15,694,626,701 15,345,280,892 349,345,809  当期末繰越活動増減差額(16)=(14)+(15) 16,156,291,724 15,975,112,809 181,178,915  基本金取崩額(17) 0 0 0  その他の積立金取崩額(18) 211,885,928 283,427,654 -71,541,726  その他の積立金積立額(19) 837,002,079 563,913,762 273,088,317

  次期繰越活動増減差額(20)=(16)+(17)+(18)-(19) 15,531,175,573 15,694,626,701 -163,451,128

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あかまつ vol.141

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第三号第一様式(第二十七条第四項関係)(単位:円)

法人名  天竜厚生会事業・拠点 [0001:法人全体(財務会計)]

法人単位貸借対照表平成30年 3月31日現在

資  産  の  部

当年度末 前年度末 増  減

流動資産 8,276,357,725 9,061,681,115 -785,323,390

 現金預金 6,385,921,383 6,492,207,316 -106,285,933

 事業未収金 1,721,030,965 1,594,101,859 126,929,106

 未収金 490,514 141,154,101 -140,663,587

 未収補助金 108,053,679 768,208,547 -660,154,868

 医薬品 5,188,821 4,889,018 299,803

 診療・療養費等材料 3,390,310 3,098,143 292,167

 商品・製品 5,712,275 4,866,081 846,194

 原材料 11,360,947 19,039,275 -7,678,328

 立替金 4,759,531 30,701,595 -25,942,064

 前払金 3,204,120 1,097,150 2,106,970

 前払費用 27,245,180 2,318,030 24,927,150

固定資産 26,624,812,845 26,910,371,555 -285,558,710

基本財産 18,366,182,166 19,076,791,508 -710,609,342

 土地 2,811,477,626 2,811,477,626 0

 建物 15,554,704,540 16,265,313,882 -710,609,342

その他の固定資産 8,258,630,679 7,833,580,047 425,050,632

 土地 29,618,278 29,339,638 278,640

 建物 72,455,465 80,408,407 -7,952,942

 構築物 1,237,341,463 1,339,295,052 -101,953,589

 機械及び装置 65,604,238 74,036,808 -8,432,570

 車輌運搬具 107,229,280 119,402,730 -12,173,450

 器具及び備品 397,377,958 431,798,557 -34,420,599

 建設仮勘定 8,831,920 0 8,831,920

 医療用器械備品 49,752,408 57,465,600 -7,713,192

 権利 18,236,534 18,481,495 -244,961

 ソフトウェア 53,080,790 97,053,800 -43,973,010

 長期貸付金 11,340,000 7,170,000 4,170,000

 退職給付引当資産 302,276,809 289,539,037 12,737,772

 役員退職慰労引当資産 3,114,000 0 3,114,000

 長期預り金積立資産 49,642,602 57,009,311 -7,366,709

 人件費積立資産 165,552,000 165,552,000 0

 修繕積立資産 3,000,000 3,000,000 0

 施設設備整備積立資産 3,039,882,660 2,690,532,660 349,350,000

 保育所施設設備整備積立資産 1,189,267,886 987,967,886 201,300,000

 償還財源積立資産 29,815,060 36,956,600 -7,141,540

 減価償却積立資産 1,067,776,000 1,062,830,800 4,945,200

 工賃変動積立資産 52,144,883 54,598,407 -2,453,524

 設備等整備積立資産 250,753,095 191,637,080 59,116,015

 医療機器等積立資産 42,000,000 22,000,000 20,000,000

 差入保証金 8,468,031 8,369,101 98,930

 長期前払費用 4,069,319 9,135,078 -5,065,759

資産の部合計 34,901,170,570 35,972,052,670 -1,070,882,100

負  債  の  部

当年度末 前年度末 増  減

流動負債 1,515,171,010 2,364,953,461 -849,782,451

 事業未払金 676,913,859 414,453,312 262,460,547

 その他の未払金 65,054,803 951,417,959 -886,363,156

 1年以内返済予定設備資金借入金 322,683,578 325,972,195 -3,288,617

 未払費用 0 246,239,282 -246,239,282

 預り金 3,871,298 748,600 3,122,698

 職員預り金 79,756,205 67,921,893 11,834,312

 前受金 91,620 47,500 44,120

 賞与引当金 366,519,247 358,152,720 8,366,527

 未払法人税等 280,400 0 280,400

固定負債 2,785,164,967 3,099,363,482 -314,198,515

 設備資金借入金 2,430,131,556 2,752,815,134 -322,683,578

 退職給付引当金 302,276,809 289,539,037 12,737,772

 役員退職慰労引当金 3,114,000 0 3,114,000

 長期預り金 49,642,602 57,009,311 -7,366,709

負債の部合計 4,300,335,977 5,464,316,943 -1,163,980,966

純 資 産 の 部

基本金 1,216,193,669 1,216,193,669 0

 基本金 1,216,193,669 1,216,193,669 0

国庫補助金等特別積立金 8,013,273,767 8,381,839,924 -368,566,157

 国庫補助金等特別積立金 8,013,273,767 8,381,839,924 -368,566,157

その他の積立金 5,840,191,584 5,215,075,433 625,116,151

 人件費積立金 165,552,000 165,552,000 0

 修繕積立金 3,000,000 3,000,000 0

 施設設備整備積立金 3,039,882,660 2,690,532,660 349,350,000

 保育所施設設備整備積立金 1,189,267,886 987,967,886 201,300,000

 償還財源積立金 29,815,060 36,956,600 -7,141,540

 減価償却積立金 1,067,776,000 1,062,830,800 4,945,200

 工賃変動積立金 52,144,883 54,598,407 -2,453,524

 設備等整備積立金 250,753,095 191,637,080 59,116,015

 医療機器等積立金 42,000,000 22,000,000 20,000,000

次期繰越活動増減差額 15,531,175,573 15,694,626,701 -163,451,128

 次期繰越活動増減差額 15,531,175,573 15,694,626,701 -163,451,128

 (うち当期活動増減差額) 461,665,023 629,831,917 -168,166,894

純資産の部合計 30,600,834,593 30,507,735,727 93,098,866

負債及び純資産の部合計 34,901,170,570 35,972,052,670 -1,070,882,100

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あかまつ vol.141

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理事・監事・評議員・管理職人事異動

【社会福祉法人理事・監事・評議員】○退任� 理 事 灌峯 義文 (平成29年6月22日付)

理 事 渡邉 房枝 (平成29年6月22日付)監 事 内山  等 (平成29年6月22日付)評議員 小里  務 (平成29年7月 5日付)

� 評議員 松井 敏文 (平成30年3月31日付)

○就任� 理 事 高柳  弘 (平成29年6月23日付)理 事 木藤 祐二 (平成29年6月23日付)監 事 宮地 庸次 (平成29年6月23日付)評議員 水野 幸雄 (平成29年7月 6日付)

【学校法人理事・監事・評議員】○退任� 理�事�兼�評議員

    小塩美貴子 (平成30年3月31日付)評議員 倉田 千華 (平成30年3月31日付)

� 評議員 八木かおり (平成30年3月31日付)

○就任� 理 事 本間 規子 (平成30年4月1日付)評議員 福井 智美 (平成30年4月1日付)評議員 松下多佳子 (平成30年4月1日付)評議員 田邊 永理 (平成30年4月1日付)

【管理職人事異動】6等級管理職 氏名 現職名 新職名

○退任中谷 克章 障がい者支援事業部長兼統括施設長 やまびこデイサービスセンター所長(継続雇用)山本 修二 財務部長

○昇任 石田 雄士 経営企画課長 施設サービス事業部長兼統括施設長○兼務解除 藤井 祐三 常務理事兼監査指導部長兼管理部長 常務理事兼監査指導部長

○異動木藤 祐二 常務理事兼福祉サービス事業部長 常務理事兼地域福祉事業部長

藤原 裕彦 高齢者支援事業部長兼地域医療介護連携事業部長兼統括施設長 財務部長

5等級管理職 氏名 現職名 新職名

○退任

大角 京美 天竜厚生会給食センター所長大石 好男 厚生寮施設長太田 正人 しんぱらの家施設長永田 一宏 貴布祢デイサービスセンター所長大場 由美 子育てセンターさやのもり保育園部園長西村 晴子 子育てセンターすぎのこ園長平松美智代 とみがおか保育園長

○昇任

清水 厚紀 高齢者支援事業部係長 赤石寮施設長髙木 良樹 掛川市東部地域包括支援センター係長 子育て支援課長本間 規子 子育てセンターやまびこ係長 子育てセンターひだまり幼稚園部園長青島 孝仁 子育てセンターさやのもり保育園部係長 子育てセンターさやのもり保育園部園長河合 育世 子育てセンターとものもり係長 子育てセンターとみがおか園長

○兼務井上 裕一 会計課長 会計課長兼経営企画課長

鈴木 善道 天竜福祉工場長兼みのり施設長兼就労支援グループ長

天竜福祉工場長兼みのり施設長兼天竜ワークキャンパス所長兼天竜厚生会介護福祉機器センター所長

○兼務解除 山本千栄子 子育て支援事業部課長兼子育てセンターやまびこ園長 子育てセンターやまびこ園長

○異動

大石 直弘 厚生労働省出向 施設サービス課長横溝 智子 福祉サービス事業部課長兼研修センター所長 福祉サービス課長諸田 嘉人 障がい者支援事業部課長兼清風寮施設長 地域福祉課長齊藤 和明 高齢者支援事業部課長兼まどか施設長 給食事業課長村上美智子 地域医療介護連携事業部課長兼看護師長 健康医療課長兼看護師長坂本 幸司 赤石寮施設長 宮脇デイサービスセンター所長疋田 光二 天竜ワークキャンパス所長 清風寮施設長鈴木久美子 やまびこデイサービスセンター所長 まどか施設長鈴木 明 宮脇デイサービスセンター所長 貴布祢デイサービスセンター所長坪井 亙 天竜厚生会介護福祉機器センター所長 さいわい事務長鈴木 啓晋 さいわい事務長 厚生寮施設長今泉 仁志 天竜厚生会診療所事務長 しんぱらの家施設長伊藤 里佳 子育てセンターひだまり保育園部園長 子育てセンターすぎのこ園長小塩美貴子 子育てセンターひだまり幼稚園部園長 子育てセンターひだまり保育園部園長

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あかまつ vol.141

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低所得高齢者等住まい・生活支援モデル事業について

現 地域福祉課ソーシャルワーカー前 地域医療介護連携事業部野沢 莉沙

平成28年7月より厚生労働省より受託し活動を行っ

ております「低所得高齢者等住まい・生活支援モデル

事業」についてご紹介いたします。

当事業では、様々な事由により自宅での生活に不安

を抱える高齢者等に対して、住み慣れた地域で少しでも

長く暮らしていただけるよう、生活支援サービス等が受け

やすい住居を提供し、利用時の見守りや必要時生活支

援サービス事業所等と連携を図ることで、ご利用者が安

心して自宅に戻り生活ができるよう、一定期間支援する

ものです。

対象地域は、浜松市天竜区龍山町・水窪町・佐久間

町として、地域包括支援センター北遠中央が中心となり

進めています。

実施地域の主である龍山町は、高齢化率60%を越

え、社会資源も少ない地域です。退院後の自宅での生

活に不安をお持ちの方や、厳冬期の生活に不安をお持

ちの方、土砂崩れ等の自然災害により自宅での生活に

不安をお持ちの方等を対象としています。

事業開始に伴いワーキングを立ちあげ、行政、社会福

祉協議会、NPO法人、民生委員の皆様にご参加いた

だき、空き家や対象者の情報共有、事業の展開方法等

検討を重ねています。

平成28年度には、住まいの確保として、NPO法人

ほっと龍山が実施した浜松市天竜区龍山地域住環境

維持パトロール事業の調査結果資料を基に、活用可能

な龍山町の空き家を調査しました。しかし、老朽化や自宅

までの道程が険しい等の理由で、活用できる空き家を確

保することができませんでした。ニーズ調査では、龍山町

住民計112名にご協力いただき、移動・買い物支援の

ニーズが高いことが分かりました。

この結果をふまえ、公共交通機関や社会資源も多い

天竜区山東にある木造戸建住宅をお借りし、平成29年

11月より「やすらぎの家」を開設しました。

やすらぎの家は、家具家電をはじめ、寝具やタオル等

も常備しており、衣類のみの持参で利用できます。入

居時には見守り支援を実施し、必要に応じて生活支援

サービス事業所等と連携を図ることも可能です。また、

緊急通報システムも導入し、緊急時の体制も整っていま

す。

平成29年12月より現在までに、計5名の方にご利用

いただきました。受診日が降雪により道路状況が不安定

だと予想される理由により、やすらぎの家をご利用された

方、退院したが現在の体調では自宅での生活に不安が

あるという事で、体調が回復するまでの間ご利用される

方等、理由は様々です。しかし、現在の利用方法では、あ

る程度自分で身の回りのことができる方でなければ利用

できない等、課題点も多く見つかっています。

当事業は、平成30年度で最終年度を迎えます。事業

開始時より、対象地域や対象者の拡大、住まいを別地

域で探す等様々な課題解決に取り組んできました。そこ

には、ワーキングメンバーの皆様のご理解・ご協力があっ

てこそだと痛感しています。地域でどのような活用方法

が一番求められているのか、どのような体制であれば継

続していけるのか等地域の皆様のご意見を大切にしな

がら、地域のニーズに応えていきたいと思います。

最後になりますが、この事業にご協力いただいており

ます関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

また、今後とも当事業にご理解ご協力を賜りますよう

お願い申し上げます。

【お問い合わせ先】

地域包括支援センター北遠中央

☎053-969-0088

▲やすらぎの家外観

▲やすらぎの家内観

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あかまつ vol.141

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カンボジア王国・バッタンバン州の公立幼稚園における幼児教育・保育の質改善事業 シリーズ9

カンボジア事業からの学び子育てセンターみなみしま園長

伊藤 孝

カンボジア王国・バッタンバン州の幼児教育・保育

の質の改善事業につきましては、平成28年1月1日の

開始から、平成30年12月31日までの3年間という事

業期間で終了となります。あかまつ133号からシリー

ズで掲載させていただいていますが、今号と次号では

本事業に対して「天竜厚生会チームカンボジア」がど

のように関わってきたかをご紹介させていただきたい

と思います。また今号では、第4回現地指導・モニタリ

ング及び第2回静岡県表敬訪問・モニタリング、スタ

ディーツアーについても報告させていただきます。

本事業は静岡県がJICA事業の提案者となり、シャ

ンティ国際ボランティア会(以下SVA)と天竜厚生

会が連携し、事業目標を達成していくという仕組みに

なっています。

チームカンボジアは、本事業の目標達成のために、

当法人の子育て支援事業部(現子育て支援課)、認

定こども園、保育園の園長、副園長(係長・主任)、保

育教諭(保育士)等で結成されたプロジェクトチームで

す。

この事業の『対象の幼稚園において、効果的な教

授法(おはなし・教材製作・あそび・場づくり)と魅力

的な教室環境により、幼児教育活動の質が改善され

る。』という目標を達成するため、チームとして現地カ

ンボジアで幼児教育・保育にあたる幼稚園教員が研

修で使用するためのマニュアル作成やアドバイス、現

地でのモニタリング、来日研修の際の実践指導、講

義・検討会等様々な活動を行ってきました。

事業開始時は、現地の幼児教育の現状を理解す

るためにメンバーで資料を収集し、勉強会を開催した

り、SVAスタッフを通し『現地の幼稚園教諭の方は何

を学びたいと考えているのか?どのようにしたら学べる

のか?』ということを検討し、手探り状態ではありまし

たが、各年度でチームとしての目標をもちながら、プロ

ジェクトを進めてきました。各年度の目標は次のとおり

です。

●�平成28年度目標「活動のひとつひとつのねらいを

伝える。(知ってもらい、実践してもらう)」

 ①�身近な素材を使用した「製作・あそび」のアイディ

アを提供する

●�平成29年度目標「場づくり(環境)を学ぶ。」

 ①教室モデルの改善

 ②�子どもの発達やねらい(五領域に照らし合わせた

効果的な場づくり)

 ③�自由あそびを取り入れた場づくり

●�平成30年度目標「遊びや環境を通した保育の考え

方を広げる。」

 ①�五領域を意識した「ねらい」のある子どもの活動

を実践する

 ②�「ねらい」を達成するための活動環境を考え、整

える

 ③�活動を振り返り、改善したことを次の実践に生かす

本事業も残すところ数か月となりました。事業への

効果と課題を見出し、引き続き同国の幼児教育の質

の向上に繋げてまいります。引き続きどうぞよろしくお

願い致します。

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あかまつ vol.141

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カンボジア王国・バッタンバン州の公立幼稚園における幼児教育・保育の質改善事業 シリーズ9

第4回現地指導・モニタリング及び第2回静岡県表敬訪問・モニタリング、スタディーツアーの報告

子育てセンターとみがおか園長

河合 育世

平成30年1月28日から9日間、当法人チームカンボジアメンバーによる第4回現地指導が実施されました。現地訪問も回数を重ね4回目となり、今回訪問した保育職員2名は第1回の際に現地へ出向いており2度目の訪問です。今回の現地指導では、これまでの現地指導や来日研修を通じて伝えてきた幼児教育における「遊びや環境を通した学び」の考え方を基盤に、現地に合わせた活動計画の立案と代表園による公開保育を実施し、現地幼児教育関係者同士がグループワークで理解を深めていきました。公開保育を実施したチュレイ幼稚園教員のソヴァンナーさんは、昨年9月の第2回来日研修参加者です。子育てセンターやまびこでの保育実習を参考にした環境設定や子どもたちへの対応の工夫が随所に感じられました。事後の協議では、参加者の気付きや意見を尊重しつつ、メンバーが要所で質問やアドバイスを行い、話が深まるようにと心掛けました。その他にも、毎回好評を頂いている、カンボジアで

も手に入りやすい廃材や素材を活用した教材作りも行いました。これまでも数多くのアイディアを紹介してきましたが、今回はあえて参加者自身が工夫し、目的に合わせた教材制作を行うことにポイントを置きました。苦戦しながらも、参加者同士が相談をしながら完成させると、作り上げた喜びと子どもたちの反応への期待が感じられたようです。教材不足の現状を嘆くだけではなく、自らの創意工夫で作り出し、少しでも日常の教育活動が改善していくことを願います。現地指導の回を重ねるごとに、現地教員の理解や熱意の深まりを感じ、これまで積み重ねてきた支援や研修等の成果、現地の変化を感じることができました。そして、今回は本事業の提案自治体である静岡県の健康福祉部幹部職員3名に、事業の進捗状況や成果の確認のために訪問していただきました。第2回目となる今回の訪問を1月31日から2月4日までの5日間とし、第4回現地指導の期間と重ねることで、実際に当法人保育職員が行う講義や実技研修等の様子を見ていただくことができました。その他、バッタンバン州教育局への表敬訪問をはじめ、中心部と農村地区の立地条件が違う幼稚園の視察や農村地区の家庭訪問でのインタビュー、アンコール小児病院の視察を通した医療分野の現状把握等も併せて行い、カンボジアの幼児教育を取り巻く社会背景を踏まえたうえで、事業についてのモニタリングを客観的に実施していただきました。

更に、同時期に本事業の啓発を目的とした「保育・幼児教育関係者向けカンボジアスタディーツアー」も実施しました。今回は本事業に興味を示して下さった全国各地の幼児教育関係者や大学教員等、5名の方々にご参加いただきました。私は2度目のカンボジア訪問でしたが、今回は現地指導ではなくカンボジアスタディーツアーの方々に同行し、カンボジアの現状や本事業の目的、事業内容等について説明をさせていただきました。カンボジアの幼児教育の現状や本事業について理解を深め、興味を示していただくと同時に、温かな励ましの言葉も多くいただきました。今回は、現地指導、事業のモニタリング、スタディー

ツアーと目的がそれぞれ違う人々が、時を同じくしてカンボジアの地へと赴く機会をいただき、現地で支援活動を行っているSVAスタッフやカンボジアの幼児教育関係者や行政関係者との繋がりを深めることができました。それぞれ違う立場や地域で幼児教育に携わる人々が、カンボジアへの支援を通じて繋がり合い、本事業や国際貢献の在り方について、それぞれの意見や思いを交わし合うことができ学び得るものが多かったと感謝しています。残り1年の事業期間、本事業を通じ結ぶことのでき

たご縁を大事にしながら、支援活動を進めていきたいと思います。

▲農村地域バナン・ルー幼稚園の園児のお宅へ。父母はタイへ出稼ぎに行っており祖母や親戚と一緒に生活している女の子。電気や水道はなく、街中の生活環境との違いを感じました。

▲研修会場のバッタンバンのSVA事務所にて。現地指導・事業モニタリング・スタディ―ツアーのメンバー、現地のSVAスタッフ・政府関係者・幼児教育関係者等、本事業の関係者が一同顔を合わせました。

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あかまつ vol.141

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平成30年度幼保連携型認定こども園移行について

第28回天竜厚生会理事長杯チャイルドサッカー大会

独立行政法人国立病院機構天竜病院「天竜病院ひまわり保育園」運営業務受託について

天竜病院ひまわり保育園坂口 直子

平成29年度、当法人浜松エリア8園が従来の保育所から幼保連携型認定こども園へと移行致しました。平成30年度4月からは、浜松エリアでは子育てセンターみゅうのおか(前みゅうのおか保育園)、磐田エリアにおいては、子育てセンターみなみしま(前みなみしま保育園)・子育てセンターとみがおか(前とみがおか保育園)の計3園が、幼保連携型認定こども園に移行しております。近年多様化される保育ニーズの中、認定こども園となったことで保護者の就労形態の変化に対して柔軟な利用が可能となっております。また、子育て支援の充実として未就園のお子さんが足を運べる親子ひろば・支援センターも各園に整備されており、子どもだけでなく保護者も交流や情報交換ができる場となっています。各園の特色を活かしながら、保護者や地域の皆様と協力し皆様に愛される園となっていくよう質の高い教育・保育を展開してまいります。

例年、10月に行われる厚生会まつりと同時開催される本大会ですが、当日の天候不順により平成29年度は1月21日(日)に延期開催致しました。寒さが心配される中でしたが当日は天気も良く絶好のサッカー日和となりました。参加26チーム、400名近い園児が集まり保護者が見守る中、熱い試合を繰り広げました。当法人では特色ある7つの活動を展開しており、サッカーはその活動の一つです。友達と一緒に同じ目標に向かう協調性や最後まであきらめずに頑張る達成感等を育んでいます。大会は掛川エリアの子育てセンターさやのもり保育園部Aチームが優勝し、皆で喜びを分かち合っていました。

この度、独立行政法人国立病院機構天竜病院より事業委託を受け、平成30年4月1日より「天竜病院ひまわり保育園」を運営させていただく運びとなりました。主に、0~2歳児の子どもをお預かりする院内保育所と

なります。家庭的でゆったりと過ごせる心地の良い場所にしていきたいと考えております。園舎は、天竜病院・天竜特別支援学校・天竜厚生会で構成されている「みゅうの丘」内に位置し、自然豊かな環境の中にあります。この環境の中で、五感を育む体験をすること、また近隣にある「おやまの保育園」「子育てセンターみゅうのおか」と積極的に交流活動を行っていくことで人と関わる喜びを感じ、感性豊かで「生きる力」をそなえた子どもを育てていきたいと思います。そして、天竜病院の職員の皆様が安心して働き続けられる職場の環境づくりの一環として多様な保育ニーズに柔軟に対応できる保育園を目指していきます。

─お問合せ先─天竜病院ひまわり保育園 TEL(053)580-4411

▲天竜病院ひまわり保育園 園舎

▲笑顔で保育をしていきます

▲優勝した子育てセンターさやのもり 保育園部Aチーム

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あかまつ vol.141

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在ざい

日にち

外がい

国こく

人じん

対たい

象しょう

介かい

護ご

職しょく

員いん

初しょ

任にん

者しゃ

研けん

修しゅう

を修しゅう

了りょう

しました!福祉サービス課主任清水 和歌子

平へい

成せい

29年ねん

7月がつ

1つい

日たち

~平へい

成せい

30年ねん

1月がつ

27日にち

の毎まい

週しゅう

土ど

曜よう

日び

に、天てん

竜りゅう

厚こう

生せい

会かい

で初はじ

めて外がい

国こく

人じん

対たい

象しょう

の介かい

護ご

職しょく

員いん

初しょ

任にん

者しゃ

研けん

修しゅう

を行おこな

いました。4名めい

の方かた

が参さん

加か

され、全ぜん

員いん

修しゅう

了りょう

することができました。使つか

い慣な

れない介かい

護ご

の日に

本ほん

語ご

や初はじ

めて聞き

くような日に

本ほん

の制せい

度ど

などもあり、難むずか

しいのではと心しん

配ぱい

することもありました

が、参さん

加か

者しゃ

同どう

士し

で分わ

からない所ところ

はフォローし合あ

い、講こう

師し

に支ささ

えられ、ボランティアにも助たす

けられて、全ぜん

員いん

で乗の

り越こ

えた研けん

修しゅう

になったと感かん

じました。以い

下か

、参さん

加か

者しゃ

の意い

見けん

(①研けん

修しゅう

を受う

けた感かん

想そう

、②研けん

修しゅう

で学まな

んだことを今こん

後ご

どのように生い

かしていきたいか。)を聞き

きましたのでご覧

らん

ください。

この研けん

修しゅう

を開かい

催さい

するにあたり、講こう

師し

の方かた

はもちろん、ボランティアでご協

きょう

力りょく

をいただいた方かた

に、この場ば

を借か

りてお礼れい

申もう

し上あ

げます。誠まこと

にありがとうございました。平へい

成せい

30年ねん

度ど

も外がい

国こく

人じん

の研けん

修しゅう

を行おこな

いますので、詳くわ

しくはHPを見

てください。多おお

くの方かた

のご参さん

加か

をお待ま

ちしています。

[連れん

絡らく

先さき

]平へい

成せい

30年ねん

度ど

(2018年ねん

) 初しょ

任にん

者しゃ

研けん

修しゅう

のお問とい

合あわ

せ先さき

天てん

竜りゅう

厚こう

生せい

会かい

 福ふく

祉し

サービス課か

TEL 053-583-1123参さん

加か

をお待ま

ちしています!!

▲楽らく

な体たい

勢せい

を学まな

んでいます

▲修しゅう

了りょう

おめでとうございます!▲日に

本ほん

の家か

事じ

のことを教おそ

わっています

20

あかまつ vol.141

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『あいの街浜北』の訪問 (子育てセンターしばもと)

新年会 (みのり)

 当園では、幼児期に獲得していく力の一つである“人と関わる力”に繋がる「世代間交流」を、積極的に教育・保育に取り入れています。平成30年3月6日(火)に、年長児が、浜北区於呂にあるデイサービスセンター『あいの街浜北』で、日々練習を重ねてきた和太鼓やコマ回しを披露しました。ご利用者の方々から温かいまなざしと大きな拍手をいただきました。その後のふれあい遊びや伝承遊びでは、ご利用者の方と楽しいひと時を共有することができました。

 去る平成30年1月20日(土)研修センター食堂にて、みのりの新年会を行いました。 豪勢な仕出し弁当と、イオン福祉グループ様より頂いた缶ジュースとお菓子等を食べながらのカラオケ大会が盛り上がり、カラオケの曲に合わせ、踊りを披露するご利用者も大勢いました。最後にビンゴゲームを行いお開きとなりました。

太鼓・世代間交流は、当法人認定こども園・保育園・幼稚園の様々な活動の中で、特に力を入れている『7つの活動』の一つです。こうした活動は、子どもたち一人ひとりの人間形成の基礎となる“生きる力”を育んでいます。

ご利用者の楽しそうな笑顔が印象的でした。

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あかまつ vol.141

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成人祝い、初詣 (赤石寮)

卒園のお祝い (貴布祢デイサービスセンター)

 平成30年1月4日(木)に赤石寮にて成人を祝う会を行いました。当日は、成人したご利用者が着物姿を披露し、他ご利用者・職員から祝福を受けました。 また、平成30年1月17日(水)には初詣行事を行いました。当日は、職員手作りの鳥居と賽銭箱を各フロアに設置し、お参りをした後、願いを込めた絵馬を飾りました。 全てのご利用者が参加することができ、盛り上がることができました。

 隣接する子育てセンターきぶねの年長、ゆり組の園児さんたちの卒園にあたり、1年間一緒に過ごした沢山の思い出へのお礼を込めて、ご利用者が給食袋などを作成し、プレゼントしました。 平成30年3月17日(土)の卒園式後に貴布祢デイサービスセンターへ挨拶に来てくれました。普段の元気な子ども達とは印象が違い、表情も凛 し々く成長した姿に胸がいっぱいになりました。

沢山の「ありがとう」の気持ちを込めて作りました。

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あかまつ vol.141

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福祉教育ハンドブックを改訂しました現 全国社会福祉協議会出向前 研修センター ソーシャルワーカー

尾内 さくら

昭和56年からスタートした福祉教育も今年で37年目

となり、小学生から一般の方まで年間4,000名近くの

方にご参加いただいております。

当法人の福祉教育は、「ふくし」「障がい」「高齢」に

ついて、現場の職員の講義や、車いす・アイマスクなど

の当事者体験、施設実習(ご利用者との交流)をとおし

て、参加者一人ひとりが「ふくし」について考え、より身

近に感じてもらうプログラムとなっております。そのプログ

ラムの一端を担うのが、今回大きく改訂した「福祉教育

ハンドブック」となりますが、大きく三つの目的を持って改

訂を行いました。

一つ目は、福祉教育の対象を、外国籍の方や障がい

を持った方も含めて広げていくということ、二つ目は、イ

ラストの刷新をとおして、「福祉」のイメージに変化を持

たせたいということ、三つ目は、このテキストを障がい者

の活躍を広報する媒体としていく、ということです。この

三つの目的のもと、文章全てにルビ振りを行い読みやす

くした他、当法人の就労継続支援B型事業所天竜ワー

クキャンパスに通われているご利用者でイラストを得意

としている方に、ハンドブック内のイラスト作成をお願い

しました。この結果、誰もが読みやすく、且つより明るい

イメージのハンドブックになりました。

新しく生まれ変わったハンドブックを多くの方に読んで

もらえるよう、そして「ふくし」について考える機会を多く

の方に提供していけるよう、今後も尽力していきたいと

思います。

最後に、施設実習を終えた多くの参加者が、「あっと

いう間だった。」「ご利用者と関わることができて、楽し

かった。」「障がい者であっても私たちと何も変わらない

ことを知った。」「最初は、障がい者に対して不安や恐

怖心があったが、実際に関わってみて良いイメージに変

わった。」「また遊びに来たい。」という笑顔を見せてくれ

ることをここに報告します。この取り組みが、今後の「ふ

くし」を支える何かに繋がることを信じて、施設や職員の

方々の協力を得ながら、福祉の啓発に努めていきたいと

思います。

─お問合せ先─福祉サービス課 TEL(053)583-1123

▲福祉教育の講義の様子

▲福祉教育ハンドブックの 表紙

▲ハンドブック内のイラスト ▲新しく追記した作者 コメントページ

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あかまつ vol.141

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ソーシャルワーカー研修の開催

インターンシップの魅力をインタビュー!

現 給食事業課 課長前 高齢者支援事業部 課長

齊藤 和明

回答者天竜厚生会城北の家 ケアワーカー

尾髙 つぐみ

質問者総務課 主任 事務員

大橋 ふみ

去る平成30年2月10日(土)に高齢者支援事業部(現:施設サービス事業部)主催のソーシャルワーカー研修会を開催しました。テーマは、「生活支援者としての福祉施設職員の役割『施

設ケアプランの構造』―マネジメントとソーシャルワークの視点で考える―」という内容で講義をいただきました。講師には新潟県の社会福祉法人つばめ福祉会の専務理事高橋是司氏をお招きし、当法人の特別養護老人ホーム等に勤務する生活相談員やケアマネジャー、地域包括支援センターの職員等38名の参加者にご指導をいただきました。高橋氏から冒頭、ケアプランを計画するにあたって成果を

求めて作成しているか、顧客にとって本当に大事なことは何か、顧客は誰か、ニーズを測定可能な支援とそうでないものに整理しているか、成功プランが人材育成につながるなど、P.F.ドラッガーの理論等と結び付け、福祉の対象論や方法論のお話しがありました。また高橋氏の法人で実施されている「ケアプランの立案

プロセス」を具体的に説明いただきました。モニタリングの重要性や個別支援をする上での視点や考え方を網羅した独自のアセスメント(個別支援留意事項)から、ケアプランに向けたポイントなどもお話しいただきました。高橋氏は介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉士などの資格を活かし、ご活躍されています。豊富な介護・相談経験をベースに具体的にお話しいただいたことで、現業にあたるソーシャルワーカーはもちろん、関連職種の参加者も共感でき、明日からの業務へつながる、研修になりました。

天竜厚生会でのインターンシップを経験し、この春入社した尾髙つぐみさん(南山大学卒業)にインターンシップの魅力について、インタビューしました。Q.�天竜厚生会のインターンシップを知ったきっかけを教えてください。

A.�リクナビのプレサイトで天竜厚生会がインターンシップを実施していることを知り、3年生の夏に長期インターンシップに参加してみることにしました。

Q.�インターンシップではどのようなことを経験しましたか。A.�2週間の内、前半は総務課での事務員体験、後半は板屋町デイサービスセンターでの介護体験というプログラムでした。前半では、福祉教育の受講や事業所見学ののち、課内の定款変更の打ち合わせや法人の防犯訓練に参加し、入力作業も実際に体験しました。後半では、ご利用者との交流やマシンを使用した機能訓練に付き添ったり、塗り絵などの活動を補助したり、入浴後の支援等を体験しました。

Q.�インターンシップを経験して業界研究の材料になりましたか。A.�はい。福祉業界で働いてみたいという気持ちはありましたが、自分にできるのか、向いているのかという点で不安

がありましたし、他にも興味のある業界がありました。インターンシップに参加したことで、自分でも挑戦できるのではないかという見通しが立ち、この業界に挑戦することを決めました。

Q.�天竜厚生会のインターンシップでこんな内容があったら良かったなという要望はありますか。

A.�幅広い事業を行っているので、見学できなかった事業所にも行ってみたいとは思いました。その後採用試験を受け、内定者向けの社内見学ツアーに参加してそこで様々な事業所を見せていただくことができました。

Q.�インターンシップに興味のある学生に一言お願いします。A.�興味のある業界はいろいろあると思いますが、まず業界を絞るためにもインターンシップはお勧めです。やってみて損はないと思うので、ぜひチャレンジしてください!

▲研修風景の様子

▲少しずつ仕事にも慣れてきました

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あかまつ vol.141

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介護体験講座の開催について浜北学苑施設長

渡邊 貴則

今回、当法人内の身体障がい者3施設の連携事業の一環として、平成30年3月3日(土)に障害者支援施設厚生寮にて14名の参加者をお迎えして、地域住民向けの介護体験講座を開催しました。

講座開催の目的として、◦�福祉施設として培ってきた知識や技術を、在宅で暮らしている高齢者や障がい者を介護している介護者に伝え、在宅介護のサポートを行う。◦�福祉の仕事に興味があり、就職を希望している方々に対して、体験型の講座に参加することで、具体的なイメージを持っていただき、就職へ繋げていく。◦�施設見学を通して、地域住民に福祉施設の実態を知っていただく機会とする。等を掲げました。さて、実技講座は講師の方の人柄もあり、アットホームな雰囲気の中で多くの質問が飛び交う、活気あるものとなりました。自宅で要介護者の体位交換に悩んでいる方への回答として、実際に受講者にベッド上に横になっていただき、実演しながら説明を行うなど、講座の目的である在宅介護のサポートが出来たと思います。その後、会場を厚生寮会議室へ移し管理栄養士が福祉施設における食事の説明をし、実際に施設で提供する食事を召し上がっていただきました。その際、介護食(キザミ食、ミキサー食、ソフト食等)についても試食していただきました。また、福祉施設への就職に関心のある方への、相談・質問に対応しました。希望する勤務時間帯や曜日等、個別に相談を受けることが出来た事は良かったのではないかと思います。今後、条件が合えば就職に向けて話を進めていく予定です。また、参加者の皆様との情報交換や施設案内などにおいて、福祉施設の実態を知っていただくことや、福祉の仕事の大変な面や、やりがいなどをお伝えする事が出来、福祉の仕事とその実態を知っていただく良い機会になったとも感じております。講座後のアンケート内容から、「家族の介護に活かしたい。」

「もっと詳しく時間を掛けて実技を受けてみたい。」「介護職員の

苦労話なども伺いたい。」など、概ね好評で前向きな感想をいただく事が出来たのは何よりでした。その他にも「これまでも今回のような講座のチラシは見かけたが、会場が遠方の為、見送っていた。今回は近場であり参加する事が出来た。」というお言葉を頂きました。今回の事業は、昨年度より改正された社会福祉法における「地

域における公益的な取り組み」にも該当するものと考えます。当法人としても初の試みという事で、改善点もありましたが、今後、参加者の多寡にとらわれず、社会福祉法人の使命として、地域の皆様のため、地域に根差した取り組みとして継続していく必要性を感じました。─�その後�─さて、今回の受講者の中で、現在は企業に勤めているのですが、福祉に興味を持ち、転職を検討されている方がいらっしゃいました。福祉の仕事がどんなものかを知るために今回の講座を受講されたようです。施設見学案内などの際に色 と々お話をさせていただいた事もあり、その後の様子が気になっていたのですが、先日、連絡を取ったところ、既に休日の合間を縫って福祉施設でボランティアを開始しており、いずれは福祉の仕事に転職しようと考えているとの事でした。未知の分野への転職は非常に勇気のいるチャレンジだと思いますが、このお話をお聞きしたとき、ほんの少しではありますが、今回の講座開催の目的が達成できたのではないかと非常に感慨深い思いに駆られました。いつの日か今回の受講者の方々と福祉の仕事を通じて再会出来ることを願い、報告を終わらせていただきたいと思います。P.S 更にその後、受講者から

当法人(厚生寮1名、浜名1名)への入職が決まったとの嬉しい報告が届きました。

平成29年度 福祉サービス第三者評価 受審状況

○浜名(障害者支援施設)評価実施期間:平成29年7月12日~平成30年3月16日 評価機関:一般社団法人 静岡県社会福祉士会(http://www4.tokai.or.jp/shizuoka-csw/)

〇天竜厚生会アクシア藤枝(障害者支援施設)評価実施期間:平成29年7月12日~平成30年3月26日 評価機関:一般社団法人 静岡県社会福祉士会(http://www4.tokai.or.jp/shizuoka-csw/)

○しんぱらの家(特別養護老人ホーム)評価実施期間:平成29年6月23日~平成30年3月20日 評価機関:一般社団法人 静岡県社会福祉士会(http://www4.tokai.or.jp/shizuoka-csw/)

○子育てセンターこまつ(幼保連携型認定こども園)評価実施期間:平成29年6月26日~平成30年3月24日 評価機関:一般社団法人 静岡県社会福祉士会(http://www4.tokai.or.jp/shizuoka-csw/)

○子育てセンターなかぜ(幼保連携型認定こども園)評価実施期間:平成29年6月26日~平成30年3月24日 評価機関:一般社団法人 静岡県社会福祉士会(http://www4.tokai.or.jp/shizuoka-csw/)

○子育てセンターひだまり保育園部(保育所)評価実施期間:平成29年6月26日~平成30年3月31日 評価機関:一般社団法人 静岡県社会福祉士会(http://www4.tokai.or.jp/shizuoka-csw/)

※第三者評価受審結果については静岡県、各受審機関および当法人のホームページの第三者評価結果公表ページでご確認いただけます。静岡県アドレス:http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-240/chifuku/daisansha/contents/29kekkakouhyou.html当法人アドレス:�http://www.tenryu-kohseikai.or.jp/koukai/hyouka/index.html

▲介護体験講座の様子

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あかまつ vol.141

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平成30年3月17日(土)をもって40年以上続いた映画会が終了する事となりました。最後の映画は「新撰組」。ご利用者の皆様も楽しんで鑑賞され、上映後には「ありがとう」、「楽しかった」などの声がたくさん聞こえました。天竜光明会館様、長年に渡りご尽力いただきまして誠にありがとうございました。

助成・補助事業完了報告

◆助成団体名 公益財団法人中央競馬馬主社会福祉財団◆事 業 名 平成29年度公益財団法人       中央競馬馬主社会福祉財団助成金◆事 業 所 しんぱらの家ショートステイ◆車   種 スズキ スペーシア◆総 事 業 費 1,412,000円◆助 成 金 額 980,000円当事業所は、平成16年2月に開設し、当初よりショートステイ事業を開始し、浜松市浜北区内を中心に事業を展開して参りました。ショートステイの送迎業務の際に道幅の狭い住宅街もあり、小回りの利く車椅子搭載型の軽自動車が必要不可欠でした。今回、中央競馬馬主社会福祉財団様からの助成を受け、送迎車両を新しく入れ替えることができました。これにより送迎業務が安全且つスムーズに実施できるようになりました。また、最新の安全装置も車両に搭載され、ご利用者の皆様をよ

り安全、安心にご自宅まで送迎することができるようになりました。今後も地域のショートステイに対する様々なニーズに応え、地域福祉への貢献に寄与していきたいと考えております。助成を頂きました中央競馬馬主社会福祉財団様に、職員一同、厚く御礼を申し上げます。

◆助成団体名 公益財団法人日本財団◆事 業 名 車いす対応車(車いす2名)の       整備◆事 業 所 やまびこデイサービスセンター◆車   種 ニッサン キャラバン◆総 事 業 費 2,911,250円◆助 成 金 額 2,100,000円当事業所は山間地域を含む天竜区内の広範囲にわたって送迎を行っております。また、送迎をするご利用者の多くは車いすでの乗降が近年増加しており、一度に複数人のご利用者を安全に送迎できる車いす対応車両整備は、当事業所の送迎サービスを行う上で、必要不可欠なものとなっております。今回の助成で頂いた車いす対応車(車いす2名)を整備することにより、ご利用者には一層、安全且つ、快適な乗車時間を提供できるようになりました。助成を頂きました公益財団法人日本財団様

に、職員一同、厚く御礼を申し上げます。

映画会について

▲助成でいただいた送迎車両です ▲整備された車いす対応車(車いす2名)です

▲映画会▲花束贈呈

*映画会は、約40年前から浜北区豊保の天竜光明会館様より、施設に出向いたり、 当法人研修センターを活用していただき、月に1回程、映画会を開催していただきました*

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あかまつ vol.141

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厚生労働省出向報告施設サービス課課長

大石 直弘

天竜厚生会に勤めて20年。“一意専心”福祉現場の

仕事に勤しみ、いつしか管理職として一つの部署・事業

を任されるようになっていました。しかしながら、その場に

立ってあらためてその先を見据えたとき、様々な課題を感

じながらも日常を通じて自身がとらえる社会の偏狭さは

否めず、機会をいただき、平成28年度より2年間、厚生

労働省に出向させていただくこととなりました。

私が籍を置かせていただいたのは、社会・援護局障害

保健福祉部障害福祉課。障害福祉サービスを所管する

部署の中で、主に障がい者の地域生活・地域移行に係

る法令の運用、検討及び策定等の業務に携わらせてい

ただきました。

折しも、赴任した4月は改正障害者総合支援法の法

案審議の真っ只中で、障がい者の地域生活・地域移行

についても盛んな議論がなされ、その渦中に身を置くこと

となりました。さらには、「ニッポン一億総活躍プラン」の

閣議決定、「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部の

設置と、人口減少や高齢化の進展等、社会構造の変

化が見込まれる新たな時代に向けた政策のダイナミズ

ムを目の当たりにし、マクロな視点で福祉をとらえるとこ

ろにもなりました。

そんな最中、熊本地震の発生により、急遽現地災害対

策本部に派遣されることになったのですが、この時の出

会いや経験は、自らの福祉観を見つめなおす機会ともな

りました。特に印象的だったのは、厚生労働省チームにお

ける毎日のミーティングでのこと。各部局からの活動報告

においては、何よりもまず、避難先の衛生環境、感染症

対策、医薬品確保、食品衛生、水道確保…といった、まさ

に住民生活に直結する問題が事細かく洗い出され、対策

が講じられていきました。考えてみれば当然のことですが、

この時、あらためて福祉従事者としての日常を振り返り、

福祉だけで人の暮らしや生業が成り立つものではなく、ま

してや福祉の価値観が何より優先されるものでもなく、あ

くまで住民としての生活があり、社会全体の中で、福祉の

役割があることを痛感しました。

2年間の実務においては、報酬改定に係る業務に

携わらせていただきました。社会保障費が膨れ上がる

中で、限られた福祉財源を配分せざるを得ない状況に

おいては、加算による報酬評価が一般化しています。し

たがって、新たな加算等に反映され、政策としての方針

が、事業者に期待を寄せるところともなっています。そうし

た中で、私たち事業者は漫然と事業を運営するのではな

く、収入確保はもちろんのこと、政策的な期待にも応え

ていく取り組みが求められているように感じます。つまり

は、社会の期待に応えていく姿勢が、これからの福祉に

望まれていることと思われます。

法人職員という立場で、こうした機会を与えていただけ

るのは決して当たり前のことではありません。そこには、

立場を超え、実務を通じて国の政策意図を肌で感じ、福

祉現場での実践につなげ、リードしていくことへの期待も

込められていると受け止めております。もちろん、地方分

権の時代にあっては、各地の行政機関との連携が何よ

り重要であり、地域住民の声を拾いながら地域課題を

共有し、地域の福祉ニーズに応えていくことが必要と考

えられます。また、我々福祉関係者が思い描く福祉では

なく、地域住民或いは地域社会が期待する福祉を実践

していかなければならないと感じるところです。

この2年間は、異なる環境や立場に戸惑いながらも、

福祉の現場、或いは一つの組織では知りえない多くのこ

とを学ばせていただきました。誰もが得られる訳ではない

貴重な体験をさせていただいたこと、また厚生労働省に

おいては、たくさんの方々のお気遣いのもと、厳しくも楽し

く仕事をさせていただいたことに、心から感謝申し上げま

す。今後は、厚生労働省で学び得たことをもとに、実践

者として福祉の現場で活躍できるよう努めてまいりたい

と思います。

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あかまつ vol.141

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全国社会福祉協議会出向を終えて考えること浜松市障がい者基幹相談支援センター相談員

永田 貴裕

平成29年4月から平成30年3月までの1年間、社会

福祉法人全国社会福祉協議会(以下、「全社協」)へ

出向させていただきました。

 全社協は、社会福祉法に基づき、全ての都道府

県・市町村に設置されている社会福祉協議会の中央組

織として、各地の社会福祉協議会とのネットワークによ

り、福祉サービス利用者や社会福祉関係者との連絡・

調整や活動支援、各制度の改善への取り組みを行って

います。

全社協で私が配属となった高年・障害福祉部では主

に、全国の救護施設の組織体である全国救護施設協

議会(以下、「全救協」)の事務局を務めさせていただき

ました。全救協は、全国186施設ある救護施設のうち、

181施設が会員(平成29年度現在)となっておりその

組織率は、ほぼ100%です。

全救協での具体的な業務は、事業計画に基づいた

各種会議の開催や全国大会・研修会の企画・運営、会

報の発行、国へ提言するための根拠資料の作成等で

す。なかでも特に印象的であった業務は、会報やホーム

ページ等を活用した情報の発信です。全救協には、社

会福祉に係る政策の動向等多くの

情報が入ってきます。これらの情報を

収集・集約し、会員施設に対し迅速に

発信していくことが求められています。

折しも、平成29年度は社会保障審

議会に「生活困窮者自立支援及び

生活保護部会」(以下、「部会」)が立

ち上がり、平成27年度に成立した生

活困窮者自立支援法と、平成25年

に改正された生活保護法の課題とそ

の対応方策について、一体的な検討

がされました。私も部会の傍聴をさせ

ていただき、今現在議論されている内

容や、今後全救協としての対応が必要になる事項につ

いて、会員施設に対して情報発信を行いました。

天竜厚生会での業務を振り返ると、各種制度が「完

成」された状態で初めて知る機会が多く、成立や変更に

至った経緯、それらに携わった人たちの意図や想いまで

を理解し業務へ反映していませんでした。社会福祉法人

として、各種制度の動向や状況を知り、制度として期待

されていることは何なのかをブレない視点で事業展開に

つなげることが重要ではないかと感じます。

1年間の出向を終え天竜厚生会に戻り、4ヶ月が過

ぎようとしていますが、全社協での業務のすべてが現在

の部署で活かせるわけではありません。そのようななかで

も、全社協の皆様と、出向として送り出すだけではなく、

成長し戻ってくることを願って下さった天竜厚生会職員

の方への恩返しのために「出向して学んだこと」につい

ては、本誌に頼らず、具体的な実践をもって示していくも

のだと考えています。

最後になりますが、この間、全社協の皆様をはじめ、多

くの法人・団体の皆様と知り合うことができました。その

すべての皆様に感謝申し上げます。

▲平成29年度�新入局職員・出向職員の壮行会にて全社協職員と共に(筆者:後列1番右)

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あかまつ vol.141

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天竜厚生会での出向を終えて社会福祉法人 全国社会福祉協議会出向者

廣野 桃子

私は、平成29年4月から平成30年3月までの1年間、

社会福祉法人�全国社会福祉協議会(以下、全社協)

より天竜厚生会へ出向させていただきました。

3ヶ月ごとに百々山、あかいし学園、清風寮、子育て支

援センターやまびこにて勤務させていただき、その間、各

施設長や職員の方々のご厚意により厚生寮、浜名、天

竜福祉工場、静岡市救護所、やまびこデイサービスセン

ターへの見学、各種研修会への参加をさせていただきま

した。

他にも、静岡県ふじのくに型学びの心育成支援事業

や、会議・記録等省エネ化プロジェクトにも参加し、組織

全体としての取り組みについても学ぶことができました。

私が出向を通して感じた最も大切に思うことは、人と

の出会いの尊さです。1年間の出向を振り返ると、お世

話になった各施設のご利用者、公私ともに温かく迎え入

れてくださった施設職員の皆さまの笑顔が思い出されま

す。

勤務させていただいたどの施設においても、当初は、

未経験である介護業務や保育業務等に対し不安と緊

張でいっぱいでした。しかし、新人職員と分け隔てなく、

業務前のオリエンテーションに参加させていただいたり、

先輩職員からの指導や助言をいただいたりしたことで、

支援についての不安は徐々にやりがいへと変わり、より

多くの業務を任せていただけることが自信に繋がってい

きました。

また、勤務期間が長くなるほど、任される業務が増え

るほど、ご利用者に対する自身の理解が深まり、ご利用

者からの信頼も増しているように感じました。ある施設で

の勤務中、業務マニュアルを確認しながら

必死になっていたときに、「お風呂のお湯は

溜めた?」、「掃除の放送、入れたほうがいい

よ」などと多くのご利用者が言葉をかけてく

ださったことは、決して忘れられない心震える

出来事です。別の施設では、「寮母さん、明

日は来る?」と聞いてくださったり、施設へ遊

びに行った際に「桃子さん」と声をかけてくだ

さったりしたこと、また、「廣野先生」、「読ん

で」と保育園児が駆け寄ってきてくれたこと

も心から嬉しく感じたことでした。

加えて、いつの間にか職員の皆さまの輪のなかに入れ

ていただけ、日々の何気ない会話を交わし笑いあったり、

新鮮な野菜や果物のおすそ分けをいただいたり、業務

終わりに食事へ誘っていただいたりと、どの施設におい

ても職員の皆さまには大変お世話になり、皆さまがいてく

ださったからこそ、楽しく勤務することができ、笑顔でご利

用者と向き合うことができたと思っています。

各施設のご利用者、職員の皆さまと出会え、ともに過

ごすことができたことは、何よりの宝物です。私が感じた

この温かな気持ち、人との出会いの尊さを、日本全国の

施設で生活されているご利用者やそのご家族の方々に

も感じていただきたいと強く思います。

そのために、全社協に戻りましたら、現在だけでなく、

過去や未来も含め、人の人生に向き合い、寄り添い、と

もに歩んでいく福祉の仕事の難しさと、その楽しさや価

値を発信できるよう努めます。また、福祉の現場で働き、

現場の実状を深くご存じである職員の皆さまにとって、良

き相談相手となれるよう、相談しようと思っていただける

よう、天竜厚生会での出会いと学びを大切にしながら、

全社協職員として成長していきたいと思います。

最後に、ご多忙にもかかわらず、私の希望を聞き配属

施設の調整をしてくださった総務部の皆さま、配属を受

け入れてくださった各施設の皆さま、出向の間支えてくだ

さったすべての皆さまに感謝し、心より御礼申し上げま

す。本当にありがとうございました。天竜厚生会の皆さま

のますますのご活躍を祈念いたします。

▲送別会にて!�(筆者:前列左から3番目)

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あかまつ vol.141

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出向者から見た天竜厚生会社会福祉法人 浜松市社会福祉協議会出向者

石野 公三

私は平成29年4月から平成30年3月までの1年間、

社会福祉法人浜松市社会福祉協議会(以下、浜松市

社協)から天竜厚生会に出向となり、福祉サービス事業

部と(現地域福祉事業部)監査指導部にて研修を行わ

せていただきました。

その他にも法人内における新たな収益事業プロジェ

クトのメンバーに参加させていただきました。また、出向

当初の計画で予定されていた経営企画課でも研修の1

つとして、中長期経営計画のご指導を受けることができ

ました。その後、業務の一部に携わらせていただくことが

でき、組織を維持していくための将来を見据えた経営の

考え方に触れることができたことは大変貴重な経験でし

た。

1年間の出向の中で一番長く身を置かせていただい

た福祉サービス事業部は、生活困窮者等の支援から法

人全体の行事である厚生会まつりの事務局まで、一言

では言い表すことが難しい程、本当に多岐にわたる業務

を行う部署でした。

その中で感じたことは、浜松市社協で業務を行ってき

た中で「生活困窮」や「格差」による課題を抱えた方と

接する機会が少なく、このような課題を抱えた方たちに

とって、今の地域社会は支援を必要とする声を出さな

い、出しにくい状況にあるということを痛感させられまし

た。

そのような中で思い起こされる言葉として、天竜厚生

会の基本理念である「九十九匹はみな帰りたれど、まだ

帰らぬ一匹の行方訪ねん」は、正にこ

うした声にならない声を見つけ出すた

めの素晴らしい理念だと思い、この1

年はそれを実感する1年でした。

それは新規事業として静岡県の受

託事業である、「ふじのくに型学びの

心育成支援事業」の合宿型学習支

援事業に一から携わることができたか

らです。子どもの貧困の世代間連鎖

が問題として大きく取り上げられてい

る昨今、この事業は貧困という枷に

より、社会経験を剥奪されてきた子ど

もたちに経験する機会を提供することで、自己肯定感情

の芽生えや将来の選択肢を広げるための学力を身に着

け、貧困の連鎖を断ち切ってもらうことを目的としていま

す。

事業の対象が県内郡部に居住する子どもであるた

め、伊豆の賀茂郡からの参加児童もいましたが、家から

遠く離れた土地での合宿にもかかわらず、楽しそうに活

動している笑顔が今でも忘れられません。参加人数も回

数を重ねるごとに増えていき、春休みに行った合宿では

約60名という予想を遥かに上回る結果となりました。こ

れは事業部の職員全員で、子どもたちに必要なことは何

なのかを、真剣に考え続けて作られたプログラムの力だ

けではなく、実施するために支えてくれたボランティアの

方の力によるところが大きかったと思います。その中でも

学生や地域の一般のボランティアに交じり多くの天竜

厚生会職員の方が、子どもたちのために業務終了後や

休暇を取ってボランティアに駆けつけてくれるという、熱

い福祉への気持ちに感動しました。

最後となりますが、浜松市社協からの初めての出向と

いうことで、お互い戸惑うこともありましたが、他部署にお

いても仲間として暖かく迎え入れていただき、色 と々協力

していただいた職員の皆さんとのつながりは大切な宝物

として、天竜厚生会で学んだことと一緒に浜松市社協

へ戻った後も活かし続けて行きたいと思っています。

1年間本当にありがとうございました。

▲1年間を通して皆さんと強い絆が生まれました(福祉サービス事業部の送別会にて) (筆者:前列1番左)

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あかまつ vol.141

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定年延長導入について総務部部長

村瀬  勇

急速な少子高齢化等、人口動態の変化において

は出生率1.44人、平均寿命では男性80.98歳、女性

87.14歳と男女共に毎年延び続けています。福祉業界

においても2025年に35万人の介護人材が不足するこ

との推計や、介護分野の実質有効求人倍率は5倍超と

なる等、数値上でも労働力確保の厳しさは顕著なものと

なっています。

国策としては、将来労働力の減少に歯止めをすべく、

一億総活躍社会の実現や年金受給年齢の引き上げ

等、これまでの慣例にとらわれない改変に着手し、官民

問わず、定年制度の見直しや、多様な働き方の導入が

求められているところです。

当法人もこうした社会全体の情勢に鑑みて、現在の

正規職員60歳の定年を5年延長させ、65歳を定年とす

ることを決定しました。具体的な処遇については、①給

与水準は60歳時の給与を上限として、65歳までは昇給

しないこと、②賞与は支給係数の半分とすること(※平

成29年度では4.9ケ月のため、その半分は2.45ケ月と

なる)、③平成30年度に満60歳となる方々から対象に

平成31年度から制度施行すること、④役職の定年制は

導入しない等が定義されることとなります。

また定年延長により期待される効果としては、①法人

の長い勤務実績により培われた高い技術、帰属意識を

持っている職員の長期就労が可能となること、②離職

率が改善されると共に新規採用者、中途採用者にも定

着の魅力となり得ること、③有資格者の流出防止等が

挙げられます。

なお、定年延長に伴い、平成25年より施行されてきま

した60歳からの継続雇用シニア制度(60歳時の給与

の58%の査定として、継続雇用給付金が本人へ受給さ

れる制度)は廃止となります。継続雇用シニア制度では

前述のとおり60歳給与から査定されることで給与が減

額されましたが、定年延長では昇給はないとしても60歳

の給与水準のまま5年間維持されるため、人件費につい

ては継続シニア雇用制度に比し、約1億3千万円上昇

する見込みとなります。人件費率でみれば65%~67%

の間で推移する見込みからも、法人全体の収支のバラ

ンスには一層の留意が必要になります。

平成30年度においては高齢、障がい、医療関係にお

いての報酬改定が同時に行われましたが、増大する社

会保障費を抑制せざるを得ない上では、収入面におい

て当面、厳しい状況が続くことは必至なことです。しかし

ながら、こうした状況だからこそ、当法人で働いている職

員の皆さまへの処遇の向上が必要であり、職員の皆さま

の労働環境を可能な限り整えていくことが、サービスの

質の向上となり、安定した事業運営にも繋がると考えま

す。

今回は定年延長という比較的大きな改革を導入しよ

うとしていますが、これ以外にも処遇改善加算の配分

方法変更による仕組みや、全国的にはこの福祉業界に

おいても週休3日制等、様々な働き方改革を導入してい

る事業所も散見されるようになりました。働き方改革にお

いては、今回の定年延長と同様に財源の問題等、導入

において様々な課題を伴うこととなりますが、当法人で

働いて下さる皆さまに益々魅力とやりがいをもっていただ

けるよう、総務部としても鋭意努力していきます。職員の

皆さまには、当法人の諸制度や諸規程を十分に理解い

ただくと共に、今後も総務部が担う事業にご協力を賜り

たく、何卒よろしくお願いいたします。

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あかまつ vol.141

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苦情受付の公表について(定期報告)平成29年10月~平成30年3月までに当法人にいただいた苦情等は次のとおりです。貴重なご意見ありがとうございました。◆受付件数 ○法人全体:162件(うち公表可71件)※「公表可」とは申立者等に公表の同意をいただいたことを示しております。◆主なサービス種別ごとの受付代表事例 下記表の苦情等の概要につきましては、申立者等に公表の同意をいただいております。

≪旧障がい者支援事業部≫ 34件(うち公表可8件)

施 設 名: 天竜福祉工場 是正日:平成29年12月7日

件   名: 運転が荒く事故になりそうであった

ご意見/ご:要望の内容 フクシクリーニングセンターのトラックの運転がとても荒く事故になりそうだった。法人の名前をつけて走っているのに運転が酷すぎる。

対 応 内 容: 当該職員に確認したところ、「外部での業務を終えて福祉工場に帰社する途中に、「とまれ」の場所で一旦停止し、右から来る車の有無を確認した。右から白い車が来ているのが見えたため、その車が通り過ぎるのを待ってから左折したが、白い車との距離が近く危険に思われたかもしれない。」とのことでした。また、通常決められている道を通らず時間短縮のためショートカットして別の道を通っていたことも分かりました。工場長から、当該職員および全職員に、「フクシクリーニング」の看板を背負っていることを常に意識し、安全で無理のない運転を心掛け、決められたルートを必ず通るように指導しました。

≪旧高齢者支援事業部≫ 62件(うち公表可41件)

施 設 名: しんぱらの家 是正日:平成30年2月6日

件   名: ナースコールを押してもケアワーカーが来ない

ご意見/ご:要望の内容

委任代理人が対象ご利用者の面会に来所された際、「『先日の夜間帯、ナースコールを押したが、ケアワーカーが来てくれなかった。当該日、夜勤だった職員に事情を聞きたい。謝罪してほしい。』とご本人より話があったが、どういうことか説明してほしい」と話があった。

対 応 内 容: ナースコールを押した際、当該ご利用者のフロア職員は仮眠中であったため、別のフロアの職員が対応する必要がありました。しかし、別フロアでは、夜間帯にPHSの音を気にされる方がいらっしゃるためマナーモードにしており、さらに当該ご利用者のナースコールの際に他のご利用者を介助中だったこともあり、ナースコールに気付くことができませんでした。今後は、別フロアの職員もマナーモードは常に解除し、確実に取れるようにしておくこととし、申立者及び当該ご利用者に説明と謝罪を行い、ご納得いただきました。

≪旧地域医療介護連携事業部≫ 29件(うち公表可13件)

施 設 名: 掛川市中部包括支援センター 是正日:平成30年1月19日

件   名: 相談に行った際に、対応をしてもらえなかった

ご意見/ご:要望の内容 遠方から訪ねてきたのに、会議を理由に対応を断られた。来所相談より、会議を優先させるのか。

対 応 内 容: その場で謝罪しました。申立者が来所された際、他の職員は訪問で不在にしており、当該職員についても、緊急に対応が必要と思われる電話が入り、その対応に追われておりました。また、その後、会議も予定されており、十分な相談時間を確保できなかったため改めて来所して欲しい旨をお伝えしました。しかし、緊急対応の件については、ご理解されていない様子であり会議を優先していると勘違いされてしまったと考えられます。今後は、同じ建物内の行政の方等にもご協力いただき、相談に来られた方へは、できる限りその場でお話を伺えるように連携を図っていきます。また、日頃より言葉選びを慎重に行うとともに、職員同士の情報共有を行い、来所対応と緊急対応が必要な事態が発生した場合には、職員間で話し合い、どのように対応するか確認することとします。出来る限り来所時には十分な時間がとれるよう、相談時には事前に連絡をいただけるように啓発活動も行っていきます。

≪子育て支援事業部≫ 21件(うち公表可9件)

施 設 名: 子育て支援事業部 是正日:平成30年3月5日

件   名: 朝の送迎時の先生の対応について

ご意見/ご:要望の内容

登園時、子どもが泣いて親から離れられないとき、先生が迎えに来てくれると助かるのだが誰も来てくれない。園児の数に対して、先生の目が行き届いていないと感じる。顔見知りの先生が来るまで10~15分くらい待たなければならず出勤に遅れそうになることがある。何とかしてほしい。

対 応 内 容: 「匿名希望」で対象の園が不明だったため、今回の苦情内容を全園に水平展開し、朝の受け入れを含めた職員の対応について、改めて職員指導を行うよう指示いたしました。今後の園の対応を持って、ご理解いただければと思います。

受け付けました苦情等につきましては、記載しました事例の他にも、以下の天竜厚生会ホームページに掲載しておりますので、ご参照ください。★URL:http://www.tenryu-kohseikai.or.jp/koukai/complaint/index.html

【お問い合わせ】監査指導部監査指導課TEL:053-583-1424

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あかまつ vol.141

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■ ご 寄 付 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ありがとうございます◎�ご厚意に沿うべく、大切に活用させていただきます。★さいわい

…《3月》

…  大西穎子様★子育てセンターみゅうのおか

…《4月》

… アール・イー・ココロ 土屋淳史様

■ ご 寄 贈 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ありがとうございます◎�ご厚意に沿うべく、大切に活用させていただきます。★天竜福祉工場

…《2月》

… 戸塚晴夫様★百々山

…《1月》

… 太田明夫様★さやの家

…《1月》

… 吉岡シニアクラブ朗友会様

…《2月》

… 山﨑倍生様

… 野村文雄様★登呂の家

…《4月》

… 静岡地区ろうきんグリーン友の会様★子育てセンターこまつ

…《4月》

… 吉岡久子様★子育てセンターしんぱら

…《4月》

… 長崎邦子様★福祉サービス課

…《3月》

… 浜松市社会福祉協議会様

■ ボ ラ ン テ ィ ア ■ ■ ■ ■◎�貴重なお時間を頂きありがとうございました。

=施設サービス課=★赤石寮

… ないないダンサーズ様

… 長田テツ子様

… 藤田幸恵様

… 戸田さかゑ様

… 谷 仁絵様★美浜

… 田村かよ様

… 宮地久美様

… 富部叶好様

… 志水末子様★赤松寮

… 袴田静男様★厚生寮

… 松本三知代様

… 水野征夫様

… 水野美枝子様

… 川島ちえ様

… 鈴木とも子様

… 久保田智恵子様

… 藤井記佐子様

… 鈴木悦子様

… 縣 和子様

… 高橋寛美様★浜名

… 野口めぐみ様

… 老川裕美様

… 大場清江様★あかいし学園

… 古橋成江様

… 下西きみゑ様

… 太田幸枝様

… 平野みつゑ様

… 太箸幸子様

… 袴田ちえ子様

… 杉浦久代様

… 笠原はつ江様★浜北学苑

… 島 京子様

… 太田幸枝様

… 天竜お話の会様

… 長崎邦子様

… さらだの会様

… 森 紀子様

… 天竜読み聞かせの会様★清風寮

… コリンズハーモニー様… 鈴木富江様

… 末永澄代様★天竜厚生会グループホーム

… 笑和会様

… 古橋恒男様★相談支援事業所ひがし

… 栗原猶子様

… 髙木和博様★百々山

… 喫茶サービス「おちゃなかま」様

… 喫茶サービス『菜の花』様

… 天理教北遠支部様

… 山田貞子様

… 鈴木とも子様

… 笹竹久江様

… 佐口スズヨ様

… 吉田洋子様

… 磯部好志様★翠松苑

… 宮地久美様

… 國京美恵子様

… 鈴木静代様

… 戸田さかゑ様

… 長崎邦子様

… 松本和子様

… 赤佐6区花の会様

… 鈴木晴美様

… 夏目昭子様

… 宍戸あさゑ様

… 大野博志様

… 太箸幸子様★しんぱらの家

… 有谷まり子様

… 喫茶サービス『菜の花』様

… 山内康子様

… 髙林トミ子様

… 髙木美津子様

… はとぽっぽ様

… 内山佳織様

… 宍戸あさゑ様

… 中村文子様

… 鳥居勝馬様

… 澤木一枝様

… 太田順子様★天竜厚生会城北の家

… 吉田たい子様

… 伊佐治悦子様

… 富田廣子様

… 高山かつ子様

… 西山美滿子様

… 相坂照代様★さやの家

… 掛川赤十字奉仕団様

… 静岡県動物保護協会様

… MOA山月様

… JA掛川様

… 涼音会様

… 横山景子様

… 松浦伸子様

… 橋本弘子様

… 中林朝子様

… 仲川幸代様

… 土屋道子様

… 瀬崎睦子様

… 榛葉公子様

… 河原崎みどり様

… 大石鐘邇様

… 氏原三千代様

… 池田百合子様

… 大嶽文枝様★しらいと

… 九州県人会様

… 上井出ボランティアの会様

… 青山秀子様

… 笠井喜美子様

… 佐野孔彦様

… 中 芳子様★登呂の家

… 千郭会様

… 花みずき様

… 石川圭之様

… あじさい様

… 西川 晶様

… 大黒 亭様

… 静グリー・クインテット様

… 片平雅之様

… 水野恵美子様

… 田村智子様

… 高橋江美子様

… 杉山洋子様

… 佐藤光男様

… 久保田良夫様

… 北澤八千代様

… 江藤喜久子様

… 鈴木由実子様★まどか

… 厚生会OGさくら会様★とよおか

… 株式会社おさだ製茶様

… 森川満子様★さいわい

… 遠州一座様

… 河島秀夫様★やまびこデイサービスセンター

… 三方原ギター同好会様

… ゆめかいどう夢太郎・花子ファミリー会様

… スマイル様

… 池野谷博信様

… 古橋恒男様

… 岡部春子様★龍山デイサービスセンター

… 辻 義夫様★くんまデイサービスセンター

… 小出知子様★貴布祢デイサービスセンター

… アミーゴ様

… 金子弘子様

… 野村由起様

… 岩﨑邦夫様

… 岩城悦子様★しんぱらの家デイサービスセンター

… 笠井ハーモニカ同好会様

… 平川知寿子様

… スマイル様

… きめた会様

… 第一興商様

… 遊弦樂団 「鳳千華」様

… 細江文化協会 大道芸部様

… ハイビスカス様

… 竹内美文様

… RyuRyuはまきた様

… ぴよぴよの会様

… 浜松16ミリ映写技術協会様★天竜厚生会浜松デイサービスセンター

… ハウオリ・オハナ様

… 南部マジック会様

… 上村佐代子様

… アーサーオカダ様

善意の皆さま

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あかまつ vol.141

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… 日置のり子様… こいこいバンド様

… 前川美千代様

… 鈴木アヤ様

… 河合栄里子様

… 源馬よしお様★天竜厚生会板屋町デイサービスセンター

… コーラスいたやクラブ様

… 山本 功様

… 高橋寛美様

… 鈴木弘子様ほか

… はままつ笛の会様

… 山田和子様ほか

… 藤谷 弘様ほか

… 鈴木昇畝様

… 新生会様

… 山越初女様★さやの家デイサービスセンター

… ドルチェ様

… 木下国雄様

… 松下 肇様★宮脇デイサービスセンター

… ドルチェ様★しらいとデイサービスセンター

… 城山シニアクラブ様

… 桜の会 舟久保おどり同好会様

… フラレア様

… フジ・ブルースターズ様

… ウクレレメイツ様

… ザ・ボランティア昭和様

… マジックUSA様

… 昭和歌謡楽団様

… 山本正司様

… バイオリン演奏大岡様

… 九州県人会様★登呂の家デイサービスセンター

… 千郭会様

… 片平雅之様

… 佐藤光男様

… 森 一重様

… 水野恵美子様

… 鳥居良子様

… 田村智子様

… 高橋江美子様

… 北澤八千代様

… 江藤喜久子様

… 杉山洋子様

… 榎本様★さいわいデイ・ケアセンター

… 藤洋会様

… 天理教様

… 

=子育て支援課=★子育てセンターすぎのこ

… ちどり様

… 小倉啓子様

… さぬきうどん佐和 早澤慧一郎様

… 松井洋子様

… 岡田亨江様

… 安達康子様

… 山崎つや様

… 堀田和子様

… 古田夕子様

… 花井俊江様

… 夏目昭子様

… 鈴木未知代様

… 慶徳友美様

… 加藤進八様

… 梅林真希様

… 植田さち子様

… 一瀬隆子様

… 市川清子様

… 渥美文子様★子育てセンターやまびこ

… 池野谷博信様

… 吉林 彰様

… 横道八重子様

… 松本和子様

… 堀田和子様

… 西田躬穂様

… 夏目昭子様

… 清水裕美様

… 島 京子様

… 老川嘉子様

… 市川清子様

… 石野恵子様

… 安達康子様★子育てセンターこまつ

… 室内房世様

… 大澤陽子様

… 北嶋央雄様

… 小松止治様

… アザレアアンサンブル様★子育てセンターきぶね

… 浜北壮友会様

… はまきた女性懇話会様★子育てセンターしばもと

… 更生保護女性の会様… 松本友江様

… 浜北食育の会様

… 金子泰子様

… 渡瀬和子様

… 松浦信子様

… 岡田尚子様★子育てセンターしんぱら

… 長崎邦子様

… 鈴木静代様

… 更生保護女性の会様

… 折金早苗様

… 伊藤順子様

… 足立尚美様

… 廣瀬一秀様★子育てセンターなかぜ

… 株式会社エフエフシーゴルフクラブ有志様

… 市川一芳様

… 渡瀬和子様

… 小木みち代様

… 渥美京子様

… 松本千明様★子育てセンターみゅうのおか

… 西田躬穂様

… 松本和子様

… 花井俊江様

… 鈴木未知子様

… 島 京子様

… 岡部かおり様

… 老川嘉子様

… 植田美佐子様

… 岩田芳郎様

… 一瀬隆子様

… 石野恵子様★子育てセンターさやのもり保育園部

… おはなしのたね様

… 橋口 平様★子育てセンターひだまり保育園部

… 子育てセンターひだまり保育園部保護者様

… 平野 栄様

… 氏原様

… 原田 岳様

… 関本様

… 杉枝様

… 佐藤様★すずかけっこ保育園

… 平野直子様★なぎさ保育園

… 中島美奈子様

… 琴紫会様

… 人形劇「とまと」様

… 豊田、山本様

… 白木博彬様

… 日當郁夫様

… 河田弘子様★子育てセンターみなみしま

… 村松信子様

… 寺田節子様

… 寺田啓子様

… 木野典子様

… 岡田迪代様

… 石川はつよ様

… 池田久仁子様

… 本間春代様

… 永田淳子様

… 寺田大介様

… 玉越勝巳様

… 大橋秀子様

… 藤平壽子様

… 寺田実千代様

… 鈴木きく江様

… 影山キツ子様

… 大杉晴彦様

… 赤塚定和様★子育てセンターとみがおか

… 松井とよみ様

… 井口君夫様

… 鈴木宏幸様

… 冨澤睦夫様

… 鈴木光男様

… 鈴木美恵子様

… 磐田青年茶業研究会様★やまびこ児童クラブ

… 西田躬穂様

… 夏目昭子様

… 島 京子様

… 小倉啓子様

… 石野恵子様

… 池野谷博信様★ふたまた児童クラブ

… 渥美文子様

… 西田躬穂様

… 夏目昭子様

… 島 京子様

… 石野恵子様

… 藤原節子様

… 池野谷博信様★子育てセンターひだまり幼稚園部

… 子育てセンターひだまり幼稚園部保護者様

… 平野 栄様

… 氏原様

… 原田 岳様

… 関本様

… 杉枝様

… 佐藤様★子育てセンターさやのもり幼稚園部

… 子育てセンターさやのもり幼稚園部保護者様

… 鈴木敏男様

… 橋口 平様

… おはなしのたね様★子育てセンターとものもり

… ポコアポコ様

… おはなしのたね掛川様

… 中山初珠様

… 伊藤 茜様

… 井口廣之様

… 後藤勝博様

… 中村一雄様

… 平尾 絋様

… 井口廣之様

=福祉サービス課=★福祉サービス課

… 聖隷クリストファー大学様

… 天竜高校様

… げんき会様

… 町田みさを様

… 鈴木記代子様

… 静岡大学様

… 増井一夫様

… 日本福祉大学様

… 辻村昭代様

… 磐田北高校様

… 掛川西高校様

… 磐田南高校様

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あかまつ vol.141

Page 36: あかまつ 141あかまつ vol.141 平成30年度 経営方針 社会福祉法人 学校法人 理事長 山本 たつ子 日頃より天竜厚生会の活動へ のご支援ご理解を賜り心より感謝

社会福祉法人学校法人 天竜厚生会  〒431-3492 浜松市天竜区渡ヶ島217-3  TEL.053-583-1115  FAX.053-583-1224

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研修センターに泊まりませんか?! いろいろな使い方ができます。ぜひご相談ください。例えば…お子さんのクラブの合宿(グラウンド完備)、子供会のお泊り体験、長期休暇中の合宿、社員研修、等々駐車場完備(無料)、会議・ミーティング等の会場(有料)もお貸しいたします。

 就労継続支援B型事業所天竜ワークキャンパスとみのりでは、当法人内にあるチャレンジファームで育てたオリーブの葉や実を使った商品を販売しております。気になる商品がありましたら、お気軽に下記連絡先までお問い合わせください。今後も様々な商品の展開を考えておりますので楽しみにお待ちください。

料金(一人あたり)宿泊料金(宿泊者の状況、部屋タイプによる) ¥2,000~¥4,500

お食事 朝食 ¥300、昼食 ¥500、夕食 ¥600

アメニティ(浴衣、タオル、歯ブラシ)※選択できます。 ¥100~¥500

福祉サービス課 TEL.053-583-1123詳細はHPにて!下記からご予約ができます。URL:http://www.tenryu-kohseikai.or.jp/every/kensyu/facility.html

天竜ワークキャンパス TEL.053-583-1125 FAX.053-583-1332みのり TEL.053-583-1191 FAX.053-926-2943

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