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User’s Manual IM 700919-61J 8版 Waveform Viewer for DL series ユーザーズマニュアル

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Page 1: Waveform Viewer for DL seriesユーザーズマニュアルタ(拡張子が.wvf) ・DL708,DL708E,DL716でリアルタイム記録したデータ(.rtmデータ) ・DL750でリアルタイム記録したデータ(.wdfデータ

User’sManual

IM 700919-61J8版

Waveform Viewer for DL seriesユーザーズマニュアル

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iIM 700919-61J

はじめにこのたびは,Waveform Viewer for DL series(形名700919)をお買い上げいただきましてありがとうございます。このユーザーズマニュアルは,Windows95を中心に,本ソフトウエアの取り扱い上の注意/機能/操作方法などについて説明したものです。ご使用中にこのマニュアルをよくお読みいただき,正しくお使いください。お読みになったあとは,ご使用時にすぐにご覧になれるところに,大切に保存してください。ご使用中に操作がわからなくなったときなどにきっとお役にたちます。なお,DLシリーズの取り扱い上の注意/機能/操作方法,Windowsの取り扱い/操作方法などについては,それぞれのマニュアルをご覧ください。

ご注意●本書の内容は,性能/機能の向上などにより,将来予告なしに変更することがあります。また,実際の画面表示内容が,本書に記載の画面表示内容と多少異なることがあります。

●本書の内容に関しては万全を期しておりますが,万一ご不審の点や誤りなどお気づきのことがありましたら,お手数ですが,当社支社/支店/営業所までご連絡ください。

商標●Microsoft,MS-DOS,Windows,およびWindows NTは,米国Microsoft

Corporationの,米国およびその他の国における登録商標または商標です。● AdobeおよびAdobe Acrobatは,Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。

● Zipは,米国Iomega社の,米国およびその他の国における登録商標または商標です。●本文中の各社の登録商業または商標には,TM,®マークは表示していません。●その他,本文中に使われている会社名/商品名は,各社の登録商標または商標です。

履歴● 1998年10月 初版発行● 1999年3月 2版発行● 2001年4月 3版発行● 2001年8月 4版発行● 2002年8月 5版発行● 2003年2月 6版発行● 2003年5月 7版発行● 2003年10月 8版発行

Disk No. DL24

8th Edition: October. 2003 (YK)

All Rights Reserved, Copyright © 1998 Yokogawa Electric Corporation

      

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目次

はじめに ............................................................................................................................................................................. i製品概要 ........................................................................................................................................................................... ivご使用にあたっての注意 .............................................................................................................................................. viインストールをする前に ............................................................................................................................................. viiインストールをする .................................................................................................................................................... viii仕様 .................................................................................................................................................................................. x

第1章 データのロード1.1 ソフトウエアを起動する/終了する............................................................................................................. 1-11.2 ファイルを開く ................................................................................................................................................ 1-2

第2章 画面の設定2.1 メイン/ズーム/ヒストリ波形/X-Y波形を表示する ................................................................................. 2-12.2 分割表示(スプリット)を設定する ................................................................................................................ 2-32.3 グラティクル(目盛り)を設定する ................................................................................................................ 2-42.4 スケール値を設定する.................................................................................................................................... 2-52.5 垂直方向に波形を移動する/ズームする .................................................................................................... 2-7

第3章 表示波形の解析3.1 ズーム波形の解析をする ............................................................................................................................... 3-13.2 ヒストリ波形の解析をする ........................................................................................................................... 3-33.3 カーソルで測定する........................................................................................................................................ 3-53.4 X-Y波形を表示する ......................................................................................................................................... 3-63.5 ボイスメモを再生する.................................................................................................................................... 3-7

第4章 表示波形の保存/データ形式の変換4.1 データを保存する ............................................................................................................................................ 4-14.2 ファイルのデータ形式を変換する ............................................................................................................... 4-34.3 画面データを保存する.................................................................................................................................... 4-84.4 GP-IB/シリアル(RS-232)/USBインタフェースを使用する ................................................................ 4-94.5 イーサネットインタフェースを使用する ............................................................................................... 4-12

第5章 外部プリンタで表示波形を印刷する5.1 プリンタを設定する........................................................................................................................................ 5-15.2 印刷プレビューをする.................................................................................................................................... 5-25.3 印刷をする ........................................................................................................................................................ 5-3

第6章 保守6.1 故障?ちょっと調べてみてください ............................................................................................................ 6-16.2 バージョン情報を見る.................................................................................................................................... 6-26.3 横河電機のホームページを見る ................................................................................................................... 6-3

索引

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製品概要

ユーティリティソフトウエア本ソフトウエアWaveform Viewer for DL series(形名700919)は,DLシリーズ*,PZ4000,WE7000で測定し,保存したデータをパーソナルコンピュータに表示したり解析したりできます。

* DL1500シリーズ,DL2700,DL4100シリーズ,DL5100シリーズ,DL708,DL708E,DL716,DL750,DL7100,DL7200,DL7400シリーズ,DL1700シリーズ,DL1600シリーズ

対象としている測定データ・ DLシリーズ,PZ4000*,WE7000で測定したデータをバイナリ形式でセーブしたデータ(拡張子が.wvf)

・ DL708,DL708E,DL716でリアルタイム記録したデータ(.rtmデータ)・ DL750でリアルタイム記録したデータ(.wdfデータ バージョン1.70以降でDL750.dllが必要)

いずれの場合もデータ数が100点以上のファイルが対象です。

* PZ4000で測定したデータは簡易的に波形表示できます。正確な波形表示を行う場合は,PZ4000用Power Viewer Software(形名:253733)をお使いください。また,PZ4000のセンサモジュール(253771)を使って,回転速度をパルス信号で測定したデータは,波形データではないため,波形表示できません。

動作に必要なシステム環境●パーソナルコンピュータ本体

日本語Windows NT 4.0以上,Windows 95/98,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが動作可能なパーソナルコンピュータで,Pentium 133MHz以上のCPUを搭載し,32MB以上(推奨は64MB以上)のメモリを有したものが必要です。

●OS(オペレーティングシステム)

日本語Windows NT 4.0以上,Windows 95/98,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが必要です。USBインタフェースを使用する場合は,Windows 98 SE,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが必要です。また,接続するDL用のUSBドライバが必要です。イーサネットインタフェースを使用して,DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ,DL7400シリーズを使用する場合は,Windows 98 SE,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが必要です。

●ディスクドライブ

3.5型フロッピーディスクドライブで,1.44MB(MS-DOS互換)までのフォーマットタイプを有するものが必要です。本ユーティリティソフトウエアをインストールするときにも使用します。

● CRT,プリンタ,マウス

ディスプレイ :VGA/SVGA/XGAcolor :256色以上(推奨65536色以上)日本語Windows NT 4.0以上,Windows 95/98,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPに対応したものが必要です。

●GP-IBボード

ナショナルインスツルメンツ社製のGP-IBボードまたはPCMCIAカードが必要です。

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梱包内容梱包を開けたら,ご使用前に以下のことを確認してください。万一,お届けした品の間違いや品不足,または外観に異常が認められる場合には,お買い求め先にご連絡ください。

●フロッピーディスクWaveform Viewer for DL series形名:700919

●取扱説明書

Waveform Viewer for DL series ユーザーズマニュアル

製品概要

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ご使用にあたっての注意

●システムフロッピーディスクの保管について

お買い上げいただいたオリジナルのシステムフロッピーディスク(本ソフトウエア)は大切に保管してください。実際の作業では,ハードディスク上にインストールしてご使用ください。

●遵守事項

・使用制限

お客様は,当製品(本ソフトウエアと本書)を,同時に複数のコンピュータで使用することはできません。また,複数の使用者によって使用することもできません。

・譲渡および貸与の禁止

当製品を第三者に譲渡すること,および貸与することを禁止します。・保証

当製品を開封した時点で,オリジナルのシステムフロッピーディスクまたは本書に物理的な欠陥がある場合,当製品をお受け取りになってから7日以内のお申し出に限り,無料で交換いたします。

・免責

当社は,当製品を開封した時点で,オリジナルのシステムフロッピーディスクまたは本書に物理的な欠陥がある場合を除き,いかなる保証もいたしません。また,当製品の使用に関して,直接または間接に生じるいっさいの損害について,責任を負いません。

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インストールをする前に

●システムフロッピーディスクのバックアップ

お買い上げいただいたオリジナルのシステムフロッピーディスクのバックアップを,別のフロッピーディスク(2HDタイプ:1.44MB)に取ってください。以降のインストールやその他の操作は,バックアップしたフロッピーディスクを使用してください。また,インストールをするときはフロッピーディスクのプロテクトスイッチを書き込み可能の位置にしてください。

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インストールをする

操  作

以下は,Windows 95でインストールするときの操作です。1. パーソナルコンピュータ本体の電源を入れ,Windowsを立ち上げた状態にしま

す。2. システムフロッピーディスク(バックアップ用)をフロッピーディスクドライブに挿

入します。3. マイコンピュータの3.5インチFDをダブルクリックすると,3.5インチFDダイアロ

グボックスが開きます。4. Setup.exeファイルをダブルクリックすると,セットアップが始まります。5. Welcomeダイアログボックスが表示されます。画面の指示に従いNextをクリック

します。

6. インストール先を問い合わせてきます。初期設定は「C:DLWave」になっています。変更する場合はBrowseをクリックしてディレクトリを変更してください。インストール先を設定したあとNextをクリックします。本ソフトウエアのインストールが実行されます。

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7. インストールが正常な状態で終了すると,下記の表示をします。Finishをクリックします。

Note・DL750でリアルタイム記録したデータを表示したり,DL750のデータのコメントを表示するにはDL750.d l lが必要です。DL750.d l lは当社のホームページ(www.yokogawa.co . jp/Measurement/F-SOFT/700919)からダウンロードできます。6.3節で当社のホームページに接続するか,ブラウザで直接URLを入力してください。DL750.dllは,本ソフトウエアをインストールしたディレクトリと同じディレクトリに保存してください。

・DL750のボイスメモを再生する場合は,DL750.dllとDL750v.dllが必要です。DL750.dllとDL750v.dllは当社のホームページ(www.yokogawa.co.jp/Measurement/F-SOFT/700919)からダウンロードできます。6.3節で当社のホームページに接続するか,ブラウザで直接URLを入力してください。DL750.dllとDL750v.dllは,本ソフトウエアをインストールしたフォルダと同じフォルダに保存してください。

インストールをする

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仕様

ソフトウエア本ソフトウエアWaveform Viewer for DL series(形名700919)は,dlwave.exeという実行ソフトウエアです。

●対象としている測定データ

・当社DLシリーズ*,PZ4000**,WE7000で測定したデータをバイナリ形式でセーブしたデータ(拡張子.wvf)

・ DL708,DL708E,DL716でリアルタイム記録したデータ(.rtmデータ)・ DL750でリアルタイム記録したデータ(.wdfデータ バージョン1.70以降でDL750.dllが必要)

いずれの場合もデータ数が100点以上のファイルが対象です。

* DL1500シリーズ,DL2700,DL4100シリーズ,DL5100シリーズ,DL708,DL708E,DL716,DL750,DL7100,DL7200,DL1700シリーズ,DL1600シリーズ,DL7400シリーズ

**PZ4000で測定したデータはデータ形式が若干異なるため,波形表示は簡易的なものです。正確な波形表示を行う場合は,PZ4000用Power Viewer Software(形名:253733)をお使いください。また,PZ4000のセンサモジュール(253771)を使って,回転速度をパルス信号で測定したデータは,波形データではないため,波形表示できません。

●使用できる機能

・メイン波形表示/ズーム波形表示/ヒストリ波形表示/X-Y波形表示・ズーム波形のスクロール・表示画面の分割表示(SPLIT)・ 波形表示の上下限値の任意設定・カーソル測定・データ変換(CSV形式またはWVF形式に直接変換)・データ保存(表示波形をCSV形式またはWVF形式で保存)・画面の印刷・通信(GP-IB/シリアル(RS-232)/USB/イーサネットインタフェース)でデータをダウ

ンロードして表示/保存(ただし,表示/保存できるのは,DL1500シリーズ,DL2700,DL708,DL708E,DL716,DL750,DL7100,DL7200,DL1700シリーズ,DL1600シリーズ,DL7400シリーズだけです。)

・ DL750のボイスメモの再生(バージョン1.70以降でDL750.dllとDL750v.dllが必要)

動作に必要なシステム環境●パーソナルコンピュータ本体

日本語Windows NT 4.0以上,Windows 95/98,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが動作可能なパーソナルコンピュータで,Pentium 133MHz以上のCPUを搭載し,32MB以上(推奨は64MB以上)のメモリを有したものが必要です。

●OS(オペレーティングシステム)

日本語Windows NT 4.0以上,Windows 95/98,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが必要です。USBインタフェースを使用する場合は,Windows 98 SE,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが必要です。また,接続するDL用のUSBドライバが必要です。イーサネットインタフェースを使用して,DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ,DL7400シリーズを使用する場合は,Windows 98 SE,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPが必要です。

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仕様

●ディスクドライブ

3.5型フロッピーディスクドライブで,1.44MB(MS-DOS互換)までのフォーマットタイプを有するものが必要です。本ソフトウエアをインストールするときにも使用します。

●CRT,プリンタ,マウス

ディスプレイ :VGA/SVGA/XGAcolor :256色以上(推奨65536色以上)日本語Windows NT 4.0以上,Windows 95/98,Windows 2000,Windows Me,およびWindows XPに対応したものが必要です。

●GP-IBボード

ナショナルインスツルメンツ社製のGP-IBボードまたはPCMCIAカードが必要です。

●サウンド機能

ボイスメモを再生するには,サウンド機能が必要です。

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データのロード

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1.1 ソフトウエアを起動する/終了する

操  作

●ソフトウエアの起動

インストール先ディレクトリ内のアプリケーションファイルdlwave.exeをダブルクリックすると,本ソフトウエアが起動し,下図のようなウインドウが開きます。

●ソフトウエアの終了

ファイル > アプリケーションの終了を選択します。

第1章 データのロード

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1.2 ファイルを開く

操  作

1. ツールバーの をクリックするか,ファイル > 開くを選択すると,ファイルを開

くダイアログボックスが表示されます。

2. ファイル名の欄に,開きたいファイルを選択/入力し,開くをクリックすると,波形が表示されます。

DL Networkがチェックされている(ON)場合

コメントのあるDL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのファイルを選択したときは,コメントが表示されます(DL750のファイル:バージョン1.70以降,DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのファイル:バージョン1.71以降)。

DL Networkがチェックされていない(OFF)場合

コメントの表示

DL750のボイスメモが保存されているファイルを選択したときに表示(詳細は3.5節を参照)

再生ボタン 停止ボタンボイスメモの選択

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データのロード

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Noteご使用のパーソナルコンピュータにサウンド機能がない場合は,再生ボタンと停止ボタンはグレーで表示されます。

解  説

●開くことができるファイル

・ DLシリーズ,PZ4000,WE7000で保存した測定波形データ(.wvf)・ DLシリーズで保存した浮動小数点形式の測定波形データ(.fld)・ DLシリーズで保存した画像イメージデータ(.bmp)・ DL708,DL708E,DL716のリアルタイム記録機能で保存したファイル(.rtm)・ DL750のリアルタイム記録機能で保存したファイル(.wdf (バージョン1.70以降で

DL750.dllが必要))

Note・開くファイルと同じ名前の[.hdr]ファイルが同じフォルダ内にないと,ファイルを開くことができません。

・ご使用のパーソナルコンピュータにDL750.dllファイルがあると,DL750で保存した測定波形データ(.wvf)を高速で読み込めます。DL750.dllは当社のホームページ(www.yokogawa.co.jp/Measurement/F-SOFT/700919)からダウンロードできます。6.3節で当社のホームページに接続するか,ブラウザで直接URLを入力してください。DL750.dllは本ソフトウエアをインストールしたフォルダにインストールしてください。

・PZ4000で測定したデータはデータ形式が若干異なるため,波形表示は簡易的なものです。正確な波形表示を行う場合は,PZ4000用Power Viewer Software(形名:253733)をお使いください。

・PZ4000のセンサモジュール(253771)を使って,回転速度をパルス信号で測定したデータは波形データではないため,波形表示できません。

●コメントの表示*

DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズでコメントを付けて保存したファイルを選択すると,コメント欄にコメントが表示されます。ただし,ファイル > DLネットワークの設定でDL Networkがチェックされている場合は表示されません。

* DL750のファイルでは,バージョン1.70以降でDL750.dllがある場合,DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのファイルでは,バージョン1.71以降の場合にコメントが表示されます。

●ボイスメモの再生(バージョン1.70以降でDL750.dll,DL750v.dllがある場合)

DL750でボイスメモを含めて保存したファイルを選択すると,ボイスメモを再生できます。詳細は3.5節をご覧ください。

1.2 ファイルを開く

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画面の設定

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2.1 メイン/ズーム/ヒストリ波形/X-Y波形を表示する

操  作

●ウインドウの表示

WINDOWのMain,Zoom,History,またはXYのどれかをクリックすると対応するウインドウが表示されます。

●ウインドウサイズの変更

大きさを変えたいウインドウの境界をドラッグします。

●表示波形のON/OFF

DISPLAYの表示したい波形のチェックボックスをチェックすると,表示がONになり,波形が表示されます。Moreをクリックすると,W24までの波形番号のチェックボックスが表示されます。表示をOFFにしたいときは,チェックを外してください。

●スナップショット

をクリックすると,スナップショットします。スナップショット波形は白色で表示されます。再度, をクリックするとスナップショット波形は消えます。

表示したいウインドウのボタンをクリック

表示波形のON/OFF

左または右にドラッグ

トレース名

スナップショット

Main波形

ヒストリ波形

X-Y波形

Zoom波形

第2章 画面の設定

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●イベント波形,ロジック波形の表示

Event Logicをクリックすると,ビットごとにON/OFFするダイアログボックスが表示されます。表示するビットをチェックしてOKをクリックすると,チェックしたビットだけが表示されます。

ここをクリックするとビットごとに表示をON/OFFするダイアログボックスが表示される

イベント,ロジック波形を画面全体に表示

イベント,ロジック波形を画面の上半分に表示

イベント,ロジック波形を画面の下半分に表示 表示OFFのビットがある場合に,表示ONの

ビット波形を等間隔で表示する(表示位置が変わる)か,すべてのビットを表示したときの表示位置に表示する(表示位置が変わらない)かの選択

表示するビットをチェック

解  説

●ウインドウの表示

本ソフトウエアでは,次の4つのウインドウが表示可能です。また,それぞれのウインドウの大きさを任意に変えることができます。・Main :メイン波形表示ウインドウ。測定データの全体を表示します。・ Zoom :ズーム波形表示ウインドウ。測定データの一部をズーム表示します。・ History:ヒストリ波形表示ウインドウ。シーケンシャルストア,トリガのシングル

(N)モード,ヒストリ機能などを使って複数回取り込んだ測定データの全レコードを一覧表示します。

・ XY : X-Y波形表示ウィンドウ。メインまたはズーム波形表示しているチャネルを対象にX-Y表示します。

●表示波形のON/OFF

メイン波形表示ウインドウとズーム波形表示ウインドウで,別々にON/OFFを設定できます。開いているファイルの小さいチャネル番号から順にW1~W24の波形番号に割り当てられます。W15~W24の波形をドラッグ,クリックして波形の拡大/縮小,縦方向の移動はできません。

●トレース名

表示波形のトレース名が波形と同じ色で表示されます。トレース名下段の数値は,スケール値です。

●時間軸の表示形式

Main波形の[右端の時間]-[左端の時間]が100s以上の場合は,その時間によって,日付・時分秒で表示されます。100s未満の場合は,秒で表示されます。

●イベント波形,ロジック波形のON/OFF

イベント波形,ロジック波形の表示/非表示をビット単位で設定できます。

2.1 メイン/ズーム/ヒストリ波形/X-Y波形を表示する

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画面の設定

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2.2 分割表示(スプリット)を設定する

操  作

SPLITのリストボックスから1~16のどれかを選択します。

分割なしを選択

2分割を選択

解  説

●分割表示

波形表示ウインドウ(メイン/ズーム別々に設定)の[SPLIT]のリストボックスで選択した分割数だけ画面を分割して波形を表示できます。分割数は,1~16分割から選択できます。分割表示にすると,波形が重なって見づらいときなどに便利です。

●波形の割り付け

画面を分割した場合,分割した画面の一番上からW1,W2...と波形が割り付けられます。

Noteヒストリ波形表示ウインドウの分割表示は,メイン波形表示ウインドウの設定と同じになります。

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2-4 IM 700919-61J

2.3 グラティクル(目盛り)を設定する

操  作

GRATICULEの対応するボタンをクリックすると,目盛りを変えられます。設定はメイン波形表示ウインドウ/ズーム波形表示ウインドウで共通です。divのリストボックスから,縦軸目盛りの数を選択します。目盛りの数は4,8,10,16,20から選択できます。

どれかをクリック

を選択

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画面の設定

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2.4 スケール値を設定する

操  作

●スケール値の設定

1. 変更したい表示波形の右側のスケール値表示をクリックすると,スケール値設定画面が表示されます。

2. UpperおよびLowerの値を設定して,OKをクリックするとスケール値がその値になります。DEFAULTをクリックすると,初期値に戻ります。

2. スケール値設定画面

1. ここをクリック

Upper値Lower値

●縦軸情報の保存

1. ファイル > その他 > 縦軸情報の保存を選択すると,Save user’s fileダイアログボックスが表示されます。

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2. 保存する場所と保存するファイル名を指定して,保存をクリックします。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

●縦軸情報の読み込み

1. ファイル > その他 > 縦軸情報の読み込みを選択すると,Load user’s fileダイアログボックスが表示されます。

2. 読み込みたいファイルの場所とファイル名を指定して,開くをクリックします。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

解  説

波形表示の上下限値を任意に設定できます。

●最小設定範囲

デフォルトの[Upper] - [Lower]値の1/200

●入力できる数値

・整数(例:40)・固定小数点表示(例:0.04)・浮動小数点表示(例:4E-2)

Note・スケール値の設定は,メイン波形表示ウインドウとズーム波形表示ウインドウで共通です。・表示波形の分解能によっては,設定したスケール値にならない場合があります。・DL5100シリーズの8ビットデータは,スケール値の設定ができません。

●縦軸情報の保存/読み込み

・縦軸情報の保存

波形ごとの上下スケール値,表示のON/OFFの情報を保存します。保存するファイル名の拡張子は「.usr」です。

・縦軸情報の読み込み

波形ごとの上下スケール値,表示のON/OFFの情報を読み込みます。

2.4 スケール値を設定する

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画面の設定

1

2

3

4

5

6

2.5 垂直方向に波形を移動する/ズームする

操  作

●波形の移動

1. MOUSE CONTROLの をクリックします。2. 移動させたい波形をマウスでドラッグします。

●波形のズーム

1. MOUSE CONTROLの をクリックします。2. 拡大したい位置でマウスをクリックします。右クリックするとその位置を中心に波

形が縮小します。

1. ここをクリック(移動)

2. 波形をドラッグ(移動)

1. ここをクリック(ズーム)

2. 波形をクリック(ズーム)

解  説

●波形の移動

表示波形を垂直方向に移動できます。メイン波形表示ウインドウおよびズーム波形表示ウインドウで操作します。

●波形のズーム

表示波形を垂直方向にズームできます。マウスポインタを置いた位置を中心に選択した波形を拡大/縮小(右クリック)します。メイン波形表示ウインドウおよびズーム波形表示ウインドウで操作します。

NoteW15~W24の波形をクリック,ドラッグしての波形の拡大/縮小,縦方向の移動はできません。スケール値を変更して波形の拡大/縮小,縦方向の移動をしてください。

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表示波形の解析

1

2

3

4

5

6

3.1 ズーム波形の解析をする

操  作

●ズーム波形の表示

WINDOWのZoomをクリックすると,メイン波形表示ウインドウの太枠で囲まれた部分の波形がズーム表示されます。

●ズーム率の設定

ZOOM RATIOリストボックスで選択します。または, (拡大ボタン)/ (縮小ボタン)をクリックするたびに拡大または縮小します。

ズーム率を選択

拡大縮小

枠内の波形がズームされる

画面表示点数

ここをクリックするとズーム位置設定画面が表示

ズーム位置設定画面

ここをドラッグするとズーム位置が移動

●ズーム位置の移動

次の3とおりの方法で移動できます。・ドラッグ

メイン波形表示ウインドウの太枠をドラッグすると,ズーム位置が移動します。次ページに示すスクロール機能を使うと自動的に移動させることができます。

・ズーム位置設定画面で設定

ズーム波形表示ウインドウの左端の時間表示をクリックして,ズーム位置設定画面を表示します。数値を入力して,OKをクリックすると,ズーム位置が移動します。

・ページスクロール

ズーム波形表示ウインドウの下側のスクロールバーをドラッグすると,ズーム位置が移動します。

第3章 表示波形の解析

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●ズーム波形のスクロール

・スクロール

AUTO ROLLの矢印ボタンをクリックして進行方向を選択すると,SCROLL SPEED

画面が表示されます。MIN,SLOW,MID,HIGH,MAXのどれかをクリックすると,その速度でスクロールします。

・ジャンプ

SCROLL SPEEDのJUMPをクリックすると,画面の端にズーム位置が移動します。・一時停止

AUTO ROLLの■をクリックするとスクロールが一時停止します。矢印ボタンをクリックすると,スクロールを再開します。

スクロールする方向の選択

スクロールする速度の選択ジャンプ

解  説

●ズーム率

表示するデータによってズーム率の上限が異なります。画面表示点数が100点以下になるようなズームはできません。

●ズーム波形のスクロール

ズーム表示している位置を自動的に移動(スクロール)できます。スクロールする方向と速度を次の中から選択できます。・スクロールの方向

:右方向にスクロール:左方向にスクロール

■:スクロールを一時停止・スクロールの速度

MIN,SLOW,MID,HIGH,MAX: MINが一番遅く,MAXが一番速くスクロールJUMP :進行方向の一番端にズーム位置が移動

●ズーム位置の指定

ズーム位置設定画面(Zoom Position)を使ってズーム位置を指定するときは,ズームしたい範囲の左端の値を入力します。設定できる値は,ズーム率の設定と表示波形によって異なります。

3.1 ズーム波形の解析をする

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表示波形の解析

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3.2 ヒストリ波形の解析をする

操  作

● Sizeの変更

ヒストリ波形表示ウインドウのSizeの対応するボタンをクリックすると,表示サイズが変わります。

● ALL表示

ALLのONをクリックすると,すべてのヒストリ波形をメイン波形表示ウインドウに表示します。OFFにすると,アクティブ波形だけがメイン波形表示ウインドウに表示されます。

●アクティブ波形の選択

アクティブにしたいヒストリ波形の番号をクリックすると,ヒストリ番号が反転表示し,メイン波形表示ウインドウにその波形が表示されます。ALL表示にしているときは,アクティブ波形の輝度が他の波形より明るく表示されます。

ここをクリック

表示波形のヒストリ番号 アクティブな波形の番号が反転

Sizeを最小にしたときの表示例

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●WINDOW CHASERを選択

WINDOW CHASERをクリックします。

ここをクリック

[WINDOWCHASER] ONで反転

ページスクロール

No.6~8の波形が表示アクティブ波形のヒストリ番号

ここに表示されているヒストリ波形を表示

解  説

●ヒストリ波形表示できるデータ

当社のDLシリーズのシーケンシャルストア,トリガのシングル(N)モード,ヒストリ機能などを使って保存された複数レコードの波形を一覧表示できます。

● Sizeの変更

一覧表示する波形のサイズを3種類から選択できます。

● ALL表示

一覧表示されたすべてのヒストリ波形をメイン波形表示ウインドウに表示するかどうか選択できます。ON :すべてのヒストリ波形をメイン波形表示ウインドウに表示します。OFF:アクティブ波形だけを表示します。[WINDOW CHASER]が選択されているとき

は,ウインドウ内の波形だけをすべて表示します。

●アクティブ波形

・カーソル測定は,アクティブ波形に対して行われます。・アクティブ波形は,メイン波形表示ウインドウで明るく表示されます。・ヒストリ波形表示ウインドウ内で,アクティブ波形の番号は反転します。

●WINDOW CHASER

ALL表示がOFFのときに,[WINDOW CHASER]が選択されていると,ヒストリ波形表示ウインドウに表示されているすべての波形が,メイン波形表示ウインドウとズーム波形表示ウインドウに表示されます。また,反転している波形単位でページスクロールできます。

Note表示できるヒストリ波形は,最大2048波形です。

3.2 ヒストリ波形の解析をする

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表示波形の解析

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3.3 カーソルで測定する

操  作

MOUSE CONTROLメニューのCURSORを選択して,ウインドウ上をクリックするとMesカーソルが,右クリックするとRefカーソルが表示されます。カーソルは,メイン波形表示ウインドウ/ズーム波形表示ウインドウで別々に設定できます。

●測定値の表示

波形を直接クリックすると,クリックした位置の水平軸と垂直軸の値が画面左下に表示されます。

Mesカーソル Refカーソル

波形上でクリック,Mesカーソルと交差する点の値を表示

ここをクリック

解  説

●カーソル測定時の注意

・MesカーソルとRefカーソルが示している値の単位系(電圧,温度,歪みなど)が同じときは,差分(Mes-Ref)も表示されます。

・ヒストリ表示しているときのカーソル測定の対象は,カレント波形だけです。・測定値は,波形を表示している色と同じ色で表示されます。

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3.4 X-Y波形を表示する

操  作

●波形の表示

XYをクリックします。

●対象波形の設定

RangeのMainを押すと,メイン波形表示ウインドウに表示されている波形を対象にX-Y波形を表示します。Zoomを押すとズーム波形表示ウインドウに表示されている波形を対象にX-Y波形を表示します。

● X軸の設定

X-Traceのリストボックスから,X軸に割り当てる波形番号を選択します。Y軸には,X軸に割り当てられた波形以外の波形が割り当てられます。

Y軸の波形番号とスケール

X軸の波形番号とスケール

ここをクリック

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表示波形の解析

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3.5 ボイスメモを再生する

操  作

DL750でボイスメモを含めて保存した測定波形データ(.wvfまたは.wdf)を開くと,ボイスメモアイコンが表示されます。

ボイスメモアイコン(ボイスメモが録音された時刻近くに表示)

再生ボタン 停止ボタン

ボイスメモウインドウを閉じる

波形表示エリアに表示されている時刻外にボイスメモが録音されている場合は,波形表示アリアの左端にボイスメモアイコンを表示

ボイスメモを選択するプルダウンメニュー1 : 01/20 11 : 46 : 17 (0 : 06)

番号(連番) 月/日 時刻(時:分:秒) 録音時間(分:秒)

ボイスメモアイコンの大きさを選択

●ボイスメモの再生

波形表示エリアに表示されているボイスメモアイコンをクリックします。ボイスメモが再生されます。画面右下にボイスメモ再生のウインドウが表示されます。

●ボイスメモの再生停止

ボイスメモ再生ウインドウの停止ボタンを押します。ボイスメモの再生が中止されます。再度再生ボタンを押すと,ボイスメモを最初から再生します。

●ボイスメモウインドウからのボイスメモを再生

ボイスメモウインドウから再生するボイスメモを選択します。選択したボイスメモに対応する,波形表示エリアのボイスメモアイコンが大きくなります。

再生ボタンを押します。選択したボイスメモが再生されます。

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●ファイルを選択するときにボイスメモを再生する

ファイル > 開くでボイスメモを保存したファイルを選択すると,ボイスメモのツールバーが表示されます。ボイスメモを選択してボタンをクリックします。ボイスメモが再生されます。

再生するボイスメモの選択 再生ボタン 停止ボタン

解  説

本ソフトウエアのバージョン1.70以降から,DL750のボイスメモを再生できます。

Noteボイスメモを再生するには,DL750.dllとDL750v.dllが必要です。DL750v.dllは当社のホームページからダウンロードできます。本ソフトウエアのヘルプ > YOKOGAWA Web ページ > Waveform

Viewerでアクセスするか,www.yokogawa.co.jp/Measurement/F-SOFT/700919にアクセスしてください。DL750.dllとDL750v.dllは本ソフトウエアをインストールしたフォルダにインストールしてください。

●ボイスメモの選択

ボイスメモウインドウから再生するボイスメモを選択できます。プルダウンメニューには,ボイスメモを録音した月日,時刻,録音時間が表示されます。

●ボイスメモアイコン表示変更

ボイスメモアイコンの大きさを変更できます。ボイスメモのウインドウで,LargeまたはSmallのどちらかを選択してください。

3.5 ボイスメモを再生する

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表示波形の保存/データ形式の変換

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4.1 データを保存する

操  作

●CSV形式で保存

1. ファイル > CSVフォーマットに変換して保存を選択し,リストボックスの全点,Zoom範囲,またはオプション設定を選択します。

2. オプション設定を選択すると,Optionダイアログボックスが表示されます。必要に応じて,Without Header,Add horizontal data,およびDecimationのチェックボックスをチェックします。End Of Lineについては,CR+LFまたはLFのどちらかを選択します。OKをクリックします。キャンセルするときは,CANCELをクリックします。

全点またはZoom範囲を選択すると,ファイル名を付けて保存ダイアログボックスが表示されます。保存する場所と保存するファイル名を指定して,保存をクリックします。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

第4章 表示波形の保存/データ形式の変換

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●WVF形式で保存

1. ファイル > WVFフォーマットに変換して保存を選択し,リストボックスから全点,1/100圧縮,または1/1000圧縮を選択します。

2. ファイル名を付けて保存ダイアログボックスが表示されるので,保存する場所と保存するファイル名を指定して,保存をクリックします。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

解  説

●波形データの保存形式

表示されている波形の測定データをCSV形式またはWVF形式(当社オリジナルフォーマット)で保存できます。・ CSVフォーマットに変換して保存

WVF形式/RTM形式のデータをCSVフォーマットに変換して保存します。保存する範囲は,メイン波形表示ウインドウの全体(全点)またはズーム波形表示ウインドウの全体(Zoom範囲)から選択できます。なお,表示されているチャネルだけを保存します。ヒストリ波形表示で複数の波形を表示しているときは,アクティブなレコードだけが保存の対象です。

・WVFフォーマットに変換して保存

RTM形式のデータをWVFフォーマットに変換して保存します。保存する範囲は,メイン波形表示ウインドウの全体です。また,保存するデータ量を[全点],[1/100圧縮]または[1/1000圧縮]から選択できます。

● CSVフォーマットのオプション設定

波形の測定データをCSV形式で保存する場合は,CSVフォーマットのオプションを設定できます。設定できるオプションは,次の4とおりです。・Without header・ Add horizontal data・ Decimation・ End Of Line各オプションの詳細は,4-6ページの「CSVフォーマットのオプション設定」をご覧ください。

4.1 データを保存する

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表示波形の保存/データ形式の変換

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4.2 ファイルのデータ形式を変換する

操  作

●直接CSV形式に変換

1. ファイル > 直接CSV形式に変換を選択して,リストボックスの1つのファイル,複

数ファイル,またはオプション設定を選択します。

2. オプション設定を選択すると,Optionダイアログボックスが表示されます。必要に応じて,Divide into multiple CSV files,Arrange records horizontally,Without

Header,Add horizontal data,およびDecimationのチェックボックスをチェックします。End Of Lineについては,CR+LFまたはLFのどちらかを選択します。OK

をクリックします。キャンセルするときは,CANCELをクリックします。

1つのファイルを選択すると,WVF/RTMファイルから直接CSVファイルに変換す

る...ダイアログボックスが表示されます。変換したいファイル名を指定して,開く

をクリックします。

複数ファイルを選択すると,複数のファイルを一括して変換できます。

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3. ファイル名を付けて保存ダイアログボックスが表示されるので,保存する場所と保存するファイル名を指定して,保存をクリックします。ファイル名の拡張子は,自動的に「.csv」に変換されます。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

●直接WVF形式に変換1. ファイル > 直接WVF形式に変換を選択し,リストボックスの全点,1/100圧縮ま

たは1/1000圧縮を選択します。

2. RTMファイルから直接WVFファイルに変換する...ダイアログボックスが表示されるので,変換したいファイル名を指定して,開くをクリックします。

3. ファイル名を付けて保存ダイアログボックスが表示されるので,保存する場所と保存するファイル名を指定して,保存をクリックします。ファイル名の拡張子は,自動的に「.wvf」に変換されます。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

4.2 ファイルのデータ形式を変換する

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表示波形の保存/データ形式の変換

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4.2 ファイルのデータ形式を変換する

●直接COMTRADE形式に変換

1. ファイル > その他 > 直接COMTRADE形式に変換を選択します。

2. WVFファイルから直接COMTRADEファイルに変換するダイアログボックスが表示されるので,変換したいファイル名を指定して,開くをクリックします。

3. ファイル名を付けて保存ダイアログボックスが表示されるので,保存場所と保存するファイル名を指定して,保存をクリックします。ファイル名の拡張子は,自動的に「.cfg」に変換されます。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

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解  説

●波形データのデータ形式を変換

波形をロードしないで,直接ファイルのデータ形式を変換できます。変換したいファイルを選択して,データ形式と新しいファイル名を指定します。変換できるのは,次の3とおりです。・直接CSV形式に変換

WVF形式/RTM形式のファイルをCSV形式に変換して保存します。・直接WVF形式に変換

RTM形式のファイルをWVF形式に変換して保存します。保存するデータ量を[全点],[1/100圧縮]または[1/1000圧縮]から選択できます。

・直接COMTRADE形式に変換

WVF形式のファイルをCOMTRADE形式に変換して保存します。

● CSVフォーマットのオプション設定

波形の測定データをCSV形式に変換する場合は,CSVフォーマットのオプションを設定できます。設定できるオプションは,次の5とおりです。・ Divide into multiple CSV files

有効にすると,ヒストリ波形などの複数のレコードを持つファイルを変換する場合に,レコードごとまたは波形ごとにCSVファイルを作成します。レコードごと/波形ごとの選択は,[Arrange records horizontally]で設定します。変換ファイル名には自動的に連番が付加されます。

・ Arrange records horizontally

複数レコードを持つファイルを変換する場合のレコードの展開方向を設定します。有効なときは,レコードを横に展開します。無効なときは,レコードを縦方向に展開します。初期値は無効です。例として2チャネル,100データ,レコード数3のファイルを変換した場合を以下に示します。Arrange records horizontallyが有効 CH1-Record1-data001, CH1-Record2-data001, CH1-Record3-data001CH1-Record1-data002, CH1-Record2-data002, CH1-Record3-data002CH1-Record1-data003, CH1-Record2-data003, CH1-Record3-data003

CH1-Record1-data100, CH1-Record2-data100, CH1-Record3-data100

CH2-Record1-data001, CH2-Record2-data001, CH2-Record3-data001CH2-Record1-data002, CH2-Record2-data002, CH2-Record3-data002CH2-Record1-data003, CH2-Record2-data003, CH2-Record3-data003

CH2-Record1-data100, CH2-Record2-data100, CH2-Record3-data100

Arrange records horizontallyが無効 CH1-Record1-data001, CH2-Record1-data001CH1-Record1-data002, CH2-Record1-data002CH1-Record1-data003, CH2-Record1-data003

CH1-Record1-data100, CH2-Record1-data100

CH1-Record2-data001, CH2-Record2-data001CH1-Record2-data002, CH2-Record2-data002CH1-Record2-data003, CH2-Record2-data003

CH1-Record2-data100, CH2-Record2-data100

CH1-Record3-data001, CH2-Record3-data001CH1-Record3-data002, CH2-Record3-data002CH1-Record3-data003, CH2-Record3-data003

CH1-Record3-data100, CH2-Record3-data100

4.2 ファイルのデータ形式を変換する

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表示波形の保存/データ形式の変換

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・Without header

有効にすると,CSVファイルのヘッダ情報を出力しません。・ Add horizontal data

有効にすると,トリガ点からの時間を出力します。・ Decimation

有効にすると,間引いて変換したデータを保存します。間引き率は1/5~1/10000です。

・ End Of Line

各行の改行コードを指定します。・ CR+LF : CR(Carriage Return)とLF(Line Feed)を改行コードとします。・ LF : LF(Line Feed)だけを改行コードとします。

Noteここで保存されたWVF形式のデータを,DLシリーズで読み出すことはできません。

4.2 ファイルのデータ形式を変換する

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4.3 画面データを保存する

操  作

1. ファイル > 画面をBMPファイルに保存を選択し,リストボックスのAll,Main,Zoom,History,またはXYを選択します。

2. ファイル名を付けて保存ダイアログボックスが表示されるので,保存する場所と保存するファイル名を指定して,保存をクリックします。キャンセルするときは,キャンセルをクリックします。

解  説

●保存できる画面

画面データをBMP形式で保存できます。保存できる画面は次のとおりです。・ All : メイン/ズーム/ヒストリ/X-Y波形表示画面のすべて・Main :メイン波形表示画面だけ・ Zoom :ズーム波形表示画面だけ・ History :ヒストリ波形表示画面だけ・ XY : X-Y波形表示画面だけ

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表示波形の保存/データ形式の変換

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4.4 GP-IB/シリアル(RS-232)/USBインタフェースを使用する

操  作

1. 通信 > 通信ポートの設定を選択すると,Communication Setupダイアログボックスが表示されます。

GP-IBインタフェースを使うとき

2. GP-IBオプションボタンをクリックして,AddressリストボックスからGP-IBアドレスを選択します。設定が終ったらOKをクリックします。

シリアル(RS-232)インタフェースを使うとき

2. RS-232オプションボタンをクリックして,Portリストボックスからポート番号を選択します。Baudrateリストボックスからボーレートを選択します。設定が終ったらOKをクリックします。

USBインタフェースを使うとき

2. USBオプションボタンをクリックして,IDリストボックスからID値を選択します。設定が終ったらOKをクリックします。

●読み込んで保存

3. 通信 > 読み込んで保存を選択します。INFORMATIONダイアログボックスに取り込みたいデータの情報が表示されます。

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4. INFORMATIONダイアログボックスのOKをクリックすると,ファイル名を付けて

保存ダイアログボックスが表示されるので,保存する場所と保存するファイル名を指定します。保存をクリックすると,通信が開始され,データが保存されます。

●画面イメージデータの読み込み

3. 通信 > 画面イメージの読み込みを選択します。Download Image(BMP)ダイアログボックスで,色のモードを選択し,Get BMPをクリックします。

4. ファイル名を付けて保存ダイアログボックスが表示されるので,保存する場所と保存するファイル名を指定します。保存をクリックすると,通信が開始され,データが保存されます。

Note・DLシリーズ側の通信の設定を確認してください。シリアル(RS-232)インタフェースのときは,ボーレートなどの設定を[Communication Setup]ダイアログボックスの記述に合わせてください。

・ここで保存されたWVF形式のデータを,DLシリーズで読み出すことはできません。

● DL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/

DL7400シリーズの制御

3. 通信 > DL708/716/750/7000/1600/1700の制御を選択すると,Setup DL708/716/

750/1600/1700/7000ダイアログボックスが表示されます。

・バイナリデータをDL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/

DL1600シリーズ/DL7400シリーズに保存

4. File MenuのFileName,Commentを入力して,FileName,Commentをクリックしたあとに,Saveをクリックすると,入力したファイル名でデータを保存します。

・ ASCIIデータをDL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/

DL1600シリーズ/DL7400シリーズに保存

4. File MenuのFileName,Commentを入力して,FileName,Commentをクリックしたあとに,Save(ASCII)をクリックします。

・画面イメージデータをファイル名を付けて保存

4. Copy MenuのFileName,Commentを入力して,FileName,Commentボタンをクリックしたあとに,Hard Copyをクリックすると,入力したファイル名で画面イメージデータを保存します。

4.4 GP-IB/シリアル(RS-232)/USBインタフェースを使用する

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表示波形の保存/データ形式の変換

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・測定のスタート/ストップ

4. Start,Single Start,Log StartまたはStopをクリックすると,対応する動作をします。

Note操作2でUSBインタフェースを選択した場合は,[DL708/716/750/7000/1600/1700の制御]が[DL750/1600/1700/DL7400の制御]に変わります。[DL750/1600/1700/DL7400の制御]を選択した場合の操作は,[DL708/716/750/7000/1600/1700の制御]と同様です。

解  説

●測定データを読み込んで保存

GP-IBインタフェースを使って,DL1500シリーズ/DL2700/DL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズで取り込んだ測定データをパーソナルコンピュータに取り込み,名前を付けて保存することができます。保存する形式は,WVF形式です。DL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズでは,シリアル(RS-232)インタフェースも使えます。DL750/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズでは,USBインタフェースも使えます。

●測定データを取り込むときの注意

・取り込みたい波形のチャネル数が多い/レコード長が長いなどで,総データ数が大きいときは,通信に時間がかかります。[INFORMATION]ダイアログボックスの情報でご確認ください。なお,表示される時間は,おおよその目安です。接続機種やパーソナルコンピュータの状況によって多少異なります。

・当社DLシリーズ側の波形取り込みがストップしていないときは,通信を開始したときに,ストップ状態にします。

●DL708/DL708E/DL716/DL7100/DL7200/DL1740/DL1720の制御

本ソフトウエアで制御できるDL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズの機能は,次のとおりです。・ START/STOPキーによる操作・ [Single Start]ソフトキーによる操作(DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズは除きます。)

・ [Log Start]ソフトキーによる操作(DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズは除きます。)

・データの保存([FileName]と[Comment]だけ入力できます。保存するデータ形式は,[Save]ボタンの場合はWVF形式,[Seve(ASCII)]ボタンの場合はASCII形式です。)

・画面イメージデータの保存([FileName]と[Comment]だけ入力できます。保存するデータ形式や保存先などはDL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズの設定に依存します。DL750/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズの場合,[FileName]を入力しないで[Hard Copy]ボタンを押すと,内蔵プリンタまたはDL750/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズに接続されているプリンタから画面イメージが出力されます。)

●画面イメージデータを読み込んで保存

GP-IBインタフェースを使って,DL1500シリーズ/DL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズで取り込んだ画面イメージデータをパーソナルコンピュータに取り込み,名前を付けて保存することができます。保存する形式は,BMP形式です。DL708/DL708E/DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズでは,シリアル(RS-232)インタフェースも使えます。DL750/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズでは,USBインタフェースも使えます。

4.4 GP-IB/シリアル(RS-232)/USBインタフェースを使用する

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4.5 イーサネットインタフェースを使用する

操  作

1. ファイル > DLネットワークの設定を選択すると,DL Networkダイアログボックスが表示されます。

2. DL Networkのチェックボックスをチェックして,DL Networkを有効にします。DL Networkを有効にすることにより,ファイルを開くなどのダイアログボックスにイーサネットで接続されたDL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズが表示されます。

●DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズの

IPアドレスを設定

3. 登録するタブをDLNet 1~DLNet 8から選択して,接続するDL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのIPアドレスをHost Addressに入力します。

●ユーザ名/パスワードを設定

4. DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズの本体の設定で,ユーザを制限している場合は,DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズで設定した同じユーザ名をLogin Nameに,同じパスワードをLogin Password

に入力します。ユーザを制限していない場合は,Anonymousチェックボックスをチェックします。

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表示波形の保存/データ形式の変換

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●タブの設定を更新

5. Updateをクリックして設定を更新します。Updateをクリックしないでタブを切り替えたり,OKをクリックすると,設定は更新されません。

設定を更新するときは 必ずクリック

6. 操作3~5を繰り返して,最大8台のDL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズを登録します。

●参照ファイルを設定

7. DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのファイルを参照するときに,参照ファイルがコピーされるローカルディスクのディレクトリを,Download Pathに入力します。Refをクリックすると,ディレクトリを参照するダイアログボックスが表示されます。

●ファイルの自動削除を設定

8. Download Pathで指定したディレクトリにコピーされた拡張子が.wvfと.rtmのファイルを,ファイル参照後に自動的に破棄する場合は,Auto Delete(WVF/RTM)のチェックボックスをチェックします。

9. OKをクリックして,設定を確定します。

4.5 イーサネットインタフェースを使用する

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●ファイルの参照

10. ツールバーの をクリックするか,ファイル > 開くを選択すると,ファイルを開

くダイアログボックスが表示されます。11. ファイルの場所のリストボックスを開くと,登録されたDL716/DL750/DL7100/

DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズがディスクアイコンで表示されます。参照するルートディレクトリを選択します。DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのルートディレクトリには,各ドライブが次のように表示されます。DL716/DL7100/DL7200/DL1700シリーズFD0 :フロッピーディスク CA0 :PCMCIAカードSC4-1:内蔵ハードディスク ZP0 :ZipドライブSCn(nはSCSI ID):SCSIで接続されたSCSI機器

DL750FD0 :フロッピーディスク PC.Card :PCMCIAカードHD-1 :内蔵ハードディスク ZIP :ZipドライブSCSIn(nはSCSI ID):SCSIで接続されたSCSI機器RealTime:内蔵ハードディスク(リアルタイム記録)

DL1600シリーズFD0 :フロッピーディスク PC.Card :PCMCIAカードZIP :ZipドライブFlash_Mem:内蔵フラッシュメモリ

DL7400シリーズFD0 :フロッピーディスク PC.Card :PCMCIAカードZIP :Zipドライブ

参照するファイルをファイル名に指定して,開くをクリックします。

Note・参照するファイルは,一度パーソナルコンピュータのローカルディスクにコピーされます。ローカルディスクに参照するファイルサイズ分の空き容量があることを確認してください。

・通信速度は最大500KB/sです。また,通信速度はネットワークの状態などで変化します。そのため,たとえば10MBのファイルを参照する場合,20s以上かかります。大容量のファイルを参照する場合はご注意ください。

・DL Networkが有効になっている場合,ファイルダイアログボックスで通常のネットワークコンピュータにアクセスできません。

・参照したファイルを直接CSVファイルやWVFファイルに変換できません。ファイルを開いてから変換してください。

・DL750/DL1600シリーズ/DL7400シリーズでは,DL本体のNetwork > User Account > TimeOutの設定を600s以上に設定してください。

4.5 イーサネットインタフェースを使用する

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表示波形の保存/データ形式の変換

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●DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズ

の制御

12. 通信 > 通信ポートの設定を選択すると,Communication Setupダイアログボックスが表示されます。

13. DL Net No.にDL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズを登録したタブの番号を入力して,OKをクリックします。

14. 通信 > DL716/750/7000/1600/1700の制御を選択します。

・バイナリデータを保存

15. File MenuのFileName,Commentを入力して,FileName,Commentをクリックしたあとに,Saveをクリックすると,入力したファイル名でデータを保存します。

・ ASCIIデータを保存

15. File MenuのFileName,Commentを入力して,FileName,Commentをクリックしたあとに,Save(ASCII)をクリックします。

・画面イメージデータをファイル名を付けて保存

15. Copy MenuのFileName,Commentを入力して,FileName,Commentをクリックしたあとに,Hard Copyをクリックすると,入力したファイル名で画面イメージデータを保存します。

・測定のスタート/ストップ

15. Start,Single Start,Log Start,またはStopをクリックすると,対応する動作をします。

4.5 イーサネットインタフェースを使用する

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4.5 イーサネットインタフェースを使用する

16. Auto Transferチェックボックスをチェックすると,Save,Save(ASCII),Hard

Copyで測定データ,ASCII形式での測定データ,画面イメージデータを保存したときに,パーソナルコンピュータのDownload Pathに指定されたディレクトリにも各データが保存されます。(DL716とDL750だけ)このとき,DL716/DL750のAuto Nameの設定はOFFにしてください。

Note・DL7100/DL7200はVer3.02以上,DL1720/DL1740はVer1.30以上が必要です。・以下の制御はできません。測定データを読み込んで保存(DL716)画面イメージをファイル名を付けて保存(Ver3.09より前のDL716)

・次のときは操作できません。DLでNet Driveを使用しているときDLが他のパーソナルコンピュータからアクセスされているときDLがファイル操作されているとき

解  説

●イーサネット経由でDL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリー

ズ/DL7400シリーズのファイルを参照

オプションのイーサネットを装着したDL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのファイルをイーサネット経由で参照できます。最大8台のDL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズのIPアドレスを登録できます。

● DL716/DL750/DL7100/DL7200/DL1700シリーズ/DL1600シリーズ/DL7400シリーズ

の制御

本ソフトウエアで制御できる機能は,次のとおりです。・ START/STOPキーによる操作・ [Single Start]ソフトキーによる操作(DL716とDL750だけ)・ [Log Start]ソフトキーによる操作(DL716とDL750だけ)・データの保存([FileName]と[Comment]だけ入力できます。保存するデータ形式は,[Save]ボタンの場合はWVF形式,[Save(ASCII)]ボタンの場合はASCII形式です。)

・画面イメージデータの保存([FileName]と[Comment]だけ入力できます。保存するデータ形式や保存先などはDLの設定に依存します。)

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外部プリンタで表示波形を印刷する

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5.1 プリンタを設定する

操  作

1. ファイル > プリンタの設定を選択します。プリンタの設定ダイアログボックスが表示されます。

2. プリンタの選択/用紙の選択/印刷の向きなどを設定し,OKをクリックします。

解  説

プリンタ設定は,ご使用のシステム環境に従って設定してください。

第5章 外部プリンタで表示波形を印刷する

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5.2 印刷プレビューをする

操  作

1. ファイル > 印刷プレビューを選択します。プレビュー画面が表示されます。

2. 各ボタンをクリックして,印刷プレビューを操作します。

解  説

●印刷プレビュー

印刷をする前に印刷のレイアウトを見ることができます。なお,印刷プレビューの操作は,ご使用のシステムの取扱説明書または操作説明書などをご覧ください。

●背景色の反転表示

背景色を黒または白にできます。メニューバーの をクリックすると,表示が反転します。

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外部プリンタで表示波形を印刷する

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5.3 印刷をする

操  作

1. ファイル > プリンタの書式を選択します。Print Formatダイアログボックスが表示されます。

●コメント,ヘッダ,フッタの入力

2. HEADER,NOTES,FOOTERテキストボックスにヘッダ,コメント,フッタを入力します。

●書式サイズの選択

3. SIZEをDISP,AUTO,FULLから選択します。

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●ファインプリント機能の設定(バージョン1.71以降の場合)

4. FINE MODEをチェックし,印刷範囲をMain,Zoom,Longから選択します。MainまたはZoomを選択した場合は,操作6に進みます。Longを選択した場合は,操作5に進みます。

5. Longを選択した場合は,Window/Pageで1ページに印刷するウインドウ数を1~10の範囲から設定します。

6. 印刷範囲内の最大値,最小値,およびP-P値を画面データの右側に印刷する場合は,Print Max/Min/P-Pをチェックします。

NoteFINE MODEをチェックした場合は,書式サイズ(SIZE)を選択できません。書式サイズは,印刷用紙に合わせて自動的に調整されます。

7. OKをクリックします。キャンセルするときはCANCELをクリックします。

●印刷の実行

8. ツールバーの をクリックするか,ファイル > 印刷を選択します。印刷ダイアログボックスが表示されます。

OKをクリックすると印刷が実行されます。上記操作の代わりに,印刷プレビュー画面(5-2ページ)の印刷をクリックしても印刷できます。

解  説

●入力可能な書式

次の内容を印刷時にプリントアウトできます。・ HEADER :ヘッダを入力できます。・ NOTES :コメントを入力できます。画面に続いてコメントが印刷されます。・ FOOTER :フッタを入力できます。

●コメントなどの消去

[Print Format]ダイアログボックスのテキストボックスにある文字をすべて消去してから[OK]ボタンをクリックします。

5.3 印刷をする

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外部プリンタで表示波形を印刷する

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●書式サイズ

・ DISP :画面サイズの大きさで出力します。・ AUTO :紙面サイズに合わせて,適度な大きさで出力します。・ FULL :紙面サイズいっぱいに出力します。

●ファインプリント機能(バージョン1.71以降の場合)

通常の印刷では,画面のハードコピーを印刷していますが,ファインプリント機能を有効にする([FINE MODE]をチェックする)と,画面データの分解能以上での印刷が可能です。

ファインプリント機能を使用する場合は,印刷範囲を次の中から選択します。・Main :画面全体(メイン波形表示ウインドウ,2-2ページ参照)が印刷範囲になりま

す。・ Zoom :ズーム波形表示ウインドウ(2-2ページ参照)が印刷範囲になります。・ Long :画面全体(メイン波形表示ウインドウ)をズーム波形表示ウインドウで指定

したズーム率で印刷します。(画面全体を左端からズーム波形表示ウインドウの大きさに区切って印刷します。この1つの区切りをウインドウ*とよびます。)1ページに印刷されるウインドウ数を[Window/Page]で1~10の範囲から設定します。

* 印刷されるウインドウ数は,(メイン波形表示ウインドウの画面表示点数)/(ズーム波形表示ウインドウの画面表示点数),または,(その商)+1になります。

●印刷例

・通常の印刷

5.3 印刷をする

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・ファインプリント機能による印刷

印刷範囲:Mainを選択した場合 印刷範囲:Zoomを選択した場合

印刷範囲

*

印刷範囲内のP-P値,最大値,最小値(Print Max/Min/P-Pをチェックした場合だけ印刷される)

*

*

P-P : 81.44VMax: 40.59VMin : -40.85V

印刷範囲:Long (Window/Page:5)を選択した場合

(1/2ページ) (2/2ページ)

NoteCRTが256色で,プリンタがモノクロプリンタの場合は,明瞭な印刷ができないことがあります。

5.3 印刷をする

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保守

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6.1 故障?ちょっと調べてみてください

内容 考えられる原因/対処方法

DL1500シリーズ/DL2700/DL708/ GP-IB,シリアル(RS-232),またはUSBインタフェース用DL708E/DL716/DL750/DL7100/ ケーブルが正しく接続されていない可能性があります。ケーDL7200/DL1700シリーズ/DL1600 ブルを正しく接続してください。シリーズと通信ができない シリアル(RS-232)インタフェースのDL側の設定が正しくな

い可能性があります。GP-IBインタフェースのアドレスの設定が正しくない可能性があります。USBインタフェースのIDの設定が正しくない可能性があります。USBドライバがインストールされていない可能性があります。

ファイルが開かない 同じ名前の[.hdr]ファイルが,同じフォルダ内にない可能性があります。[.hdr]ファイルを同じフォルダにおいてください。対象となるDLシリーズのデータではない可能性があります。

[Invalid Value]と表示された 設定範囲外の数値が入力されています。設定範囲内の値を入力してください。

トレース名が正しくない トレース名にスペースが含まれている場合,トレース名が正しく表示されない場合があります。

ボイスメモマークが表示されない DL750でボイスメモも含めて保存したファイルであることを確認してください。本ソフトウエアをインストールしたフォルダにDL750.dllがないかDL750.dllのバージョンが古い可能性があります。最新のDL750.dllをインストールしてください。

ボイスメモが再生できない 本ソフトウエアをインストールしたフォルダにDL750v.dllがない可能性があります。DL750v.dllをインストールしてください。ご使用のパーソナルコンピュータにサウンド機能が装着されていない可能性があります。サウンド機能が動作するパーソナルコンピュータでご使用ください。

DL750のリアルタイム記録で保存 本ソフトウエアをインストールしたフォルダにDL750.dllがしたファイルが読み込めない ないかDL750.dllのバージョンが古い可能性があります。

最新のDL750.dllをインストールしてください。

DL750で保存したファイルの 本ソフトウエアをインストールしたフォルダにDL750.dllがコメントが表示されない ないかDL750.dllのバージョンが古い可能性があります。

最新のDL750.dllをインストールしてください。

当社のホームページが表示されない ご使用のパーソナルコンピュータがインターネットに接続されていない可能性があります。

第6章 保守

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6.2 バージョン情報を見る

操  作

ツールバーの をクリックするか,ヘルプ > バージョンを選択します。バージョン情報が表示されます。

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保守

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6.3 横河電機のホームページを見る

操  作

ヘルプ > YOKOGAWA Webページ > Test & Measurement,またはヘルプ >YOKOGAWA Webページ > Waveform Viewerを選択します。当社のホームページが表示されます。

解  説

ご使用のパーソナルコンピュータがインターネットに接続している場合に,当社のホームページが表示されます。

Test & Measurement :当社のTest & Measurementのトップページが表示されます。Waveform Viewer :本製品のページが表示されます。

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索引

索引

索引

AALL表示....................................................................................... 3-3AUTO ROLL .............................................................................. 3-2

CCommunication Setup ............................................................ 4-9COMTRADE形式に変換 .......................................................... 4-5CSV形式で保存 ......................................................................... 4-1CSV形式に変換 ......................................................................... 4-3CURSOR ..................................................................................... 3-5

DDEFAULT.................................................................................... 2-5DLシリーズ ..................................................................................... ivDL708/DL708E/DL716/DL7100/DL7200/DL1740の制御............................................................................................ 4-10DL716の制御 .......................................................................... 4-15

FFOOTER ...................................................................................... 5-4

GGP-IBインタフェース .............................................................. 4-9GRATICULE ............................................................................... 2-4

HHEADER ...................................................................................... 5-4

IINFORMATION ....................................................................... 4-10

JJUMP ........................................................................................... 3-2

LLower ........................................................................................... 2-5

MMOUSE CONTROL .................................................................. 2-7

NNOTES ......................................................................................... 5-4

Rシリアル(RS-232)インタフェース ....................................... 4-9Range .......................................................................................... 3-6

SSCROLL SPEED ....................................................................... 3-2Sizeの変更................................................................................... 3-3SPLIT ........................................................................................... 2-3

UUSBインタフェース ................................................................. 4-9Upper ........................................................................................... 2-5

WWINDOW ..................................................................................... 2-1WINDOW CHASER .................................................................. 3-4WVF形式で保存......................................................................... 4-2WVF形式に変換......................................................................... 4-4

XX-Trace ....................................................................................... 3-6X-Y波形........................................................................................ 3-6XY ................................................................................................. 3-6

YYOKOGAWA Webページ ....................................................... 6-3

ZZoom ............................................................................................ 3-1ZOOM RATIO ............................................................................ 3-1

アアクティブ波形 ................................................................. 3-3, 3-4

イイーサネットインタフェース .............................................. 4-12一時停止 ...................................................................................... 3-2イベント波形 .............................................................................. 2-2印刷............................................................................................... 5-3印刷プレビュー .......................................................................... 5-2

ウウインドウサイズの変更 ......................................................... 2-1ウインドウの表示 ...................................................................... 2-1

カカーソル ...................................................................................... 3-5画面データの保存 ...................................................................... 4-8

コ故障............................................................................................... 6-1コメント ...................................................................................... 5-4コメントの表示 .......................................................................... 1-2

シジャンプ ...................................................................................... 3-2仕様.................................................................................................... x

スズーム位置の移動 ...................................................................... 3-1ズーム波形の表示 ...................................................................... 3-1スクロール .................................................................................. 3-2

ソソフトウエアの起動.................................................................. 1-1ソフトウエアの終了.................................................................. 1-1

タ対象データ ...................................................................................... iv

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索-2 IM 700919-61J

ツ通信............................................................................................... 4-9通信ポート .................................................................................. 4-9

テデータの保存 .............................................................................. 4-1

トトレース名 .................................................................................. 2-2

ハバージョン .................................................................................. 6-2波形のズーム .............................................................................. 2-7反転表示 ...................................................................................... 5-2

ヒ表示のON/OFF .......................................................................... 2-1

フフッタ........................................................................................... 5-4プリンタの設定 .......................................................................... 5-1

ヘヘッダ........................................................................................... 5-4

ホボイスメモの再生 ............................................................. 1-3, 3-7

ヨ読み込んで保存 .......................................................................... 4-9

ロロジック波形 .............................................................................. 2-2

索引