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海岸工学担当 後野2009年度
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海岸工学の目的•海岸付近の防災 津波、高潮、高波、侵食
•海岸環境の保全 干潟の創成、砂浜の保全、 海水交換の促進
•海岸の利用 港湾の建設・維持・改修 親水性海岸、景観
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科目の到達目標1. 漂砂現象の関連図を描き、それぞれの現象と現象間の関連を説明できる1.1 沿岸流の発生原因と沿岸流系統の基本的パターンを説明できる1.2 漂砂のコンパートメントを描き、侵食と堆積を説明できる1.3 漂砂移動の方向による漂砂の種類と特性を説明できる1.4 漂砂による代表的な地形変化の種類と原因を説明できる1.5 漂砂による侵食対策工法を説明できる
2. 海岸構造物の企画・計画・設計の流れと考慮すべき事柄を列挙できる2.1 設計潮位の設定で考慮すべき現象とその特性を説明できる2.2 海岸構造物の計画時に考慮すべき現象と波力について説明できる2.3 海岸構造物の代表的な構造特性と構造物に働く波力について説明できる
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日程
09/09/18 10:33海岸工学ー講義
ページ 1/1http://www.oit.ac.jp/civil/~coast/coast/Lecture-Second.htm
海岸工学 2009年度 後野担当
科目の到達目標1. 漂砂現象の関連図を描き、それぞれの現象と現象間の関連を説明できる。1.1 沿岸流の発生原因と沿岸流系統の基本的パターンを説明できる1.2 漂砂のコンパートメントを描き、侵食と堆積を説明できる1.3 漂砂移動の方向による漂砂の種類と特性を説明できる1.4 漂砂による代表的な地形変化の種類と原因を説明できる2. 漂砂による侵食対策工法を説明できる3. 海岸構造物の企画・計画・設計の流れと考慮すべき事柄を列挙できる3.1 設計潮位の設定で考慮すべき現象とその特性を説明できる3.2 海岸構造物の計画時に考慮すべき現象と波力について説明できる3.3 海岸構造物の代表的な構造特性と構造物に働く波力について説明できる
教育・学習目標との関係◎ (D) 専門知識と技術
更新記録09/09/18 2009年度の日程を記載
講義日程------
1 9/18
海岸工学の目的、波の表示、波の指標と分類、代表波(講義のスライド)スナップショットと時系列の図です印刷せずに画面上で確認して下さい。
2 9/25漂砂現象の関連図の概要説明沿岸流の発生原因と基本的パターン
3 10/2漂砂のコンパートメント漂砂移動方向による種類と特性
4 10/9 漂砂による地形変化の種類と原因5 10/16 漂砂による侵食対策工法6 10/23 漂砂現象の関連図、漂砂のコンパートメント、侵食対策工法7 11/6 海岸構造物の企画・計画・設計・施工の流れの概略8 11/13 海岸構造物の設計潮位と高潮現象9 11/20 中間テスト10 11/27 津波の発生とその特性11 12/4 海岸構造物の種類と鉛直壁に働く波力
12 12/11混成防波堤に働く波力円柱構造物に働く波力
13 12/18 捨石防波堤の設計と越波現象14 1/9 海岸構造物の企画・計画・設計ーまとめ
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波の定義L;波長
H;波高
h;水深
η;水位変動
波数 k =2π/L角周波数σ=2π/T
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水粒子の動きと流速
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波の基本的特性•比水深(h/L)で波の性質が変わる
浅くなると波長Lが短く、波速Cが遅く周期Tは変わらない
•波速 C=L/T•深海波の波長•長波の波速
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名称 深海波 浅海波 長波比水深kh
1/2以上 1/20~1/2 1/20以下
π以上 π/10~π π/10以下
Lo = 1.56T 2
!=
gT 2
2π
"[m]
C =!
gh
7
エネルギー単位水表面積あたりの平均エネルギー
E =18!gH2
伝達エネルギー単位幅当たり単位時間に伝達されるエネルギー
W = ECg : 群速度 ー エネルギーの伝搬速度Cg
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波の変形
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• 浅水変形:水深が変化することで生じる。浅くなるにつれて波長が短く、波速は遅く、波高は大きく• 屈折:波速の変化に伴い波向きが変化水深が浅い方へ波向きが変わる波が集中するところは波高が大きくなる• 回折:島や防波堤等の背後へ波が回り込む複雑な現象で波向きと波高が変化波高は回折図から読み取る• 砕波:波高が水深に対して大きくなると波が砕ける ー> 砕波後は波高が水深に比例砕波により波のエネルギーが乱れや流れのエネルギーに変わる
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波の変形
10
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砕波の形式崩れ砕波(spilling breaker)
巻き砕波(plunging breaker)
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•不規則な波を規則波に置き換えるー> 波高と周期を決めるー> 有義波の決定
•規則波の重ね合わせで表す
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実際の波は不規則波
50 100 150 200
-2
-1
1
2
3
t(秒)
(m)
H1/3, T1/3
波別解析法
スペクトル法
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