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目次: 1. 導入前の作業 1.1. 使用するコンポーネントの準備 1.2. オプションの増設 1.3. RAIDの構成 2. Windows Server 2012 R2 の導入 3. デバイス・ドライバーの適用 Appendix.A ヒント集 Appendix.B リンク集 当ガイドでは、System x3100 M5へWindows Server 2012 R2を導入する手順について記述しています。 システム装置の種類やRAIDアダプターが本書で取り扱う構成と異なる場合、同様の手順でインストール作業を 行うことができない場合があります。下記のポータルサイトより該当の構成をお探しください。 System x はじめての導入セットアップ・ガイド http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-03D24FE ハードウェアおよびソフトウェアの構成 機種 System x3100 M5 4Uモデル RAIDアダプター ServeRAID C100コントローラー (オンボード) HDD 3.5インチ シンプルスワップ SATA HDD: 1TB x2 RAIDレベル RAID 1 uEFIモード/BIOSモード uEFIモード (GPTパーティション テーブル) インストールメディア Windows Server 2012 R2 Standard DVD インストールオプション [GUI使用サーバー] / Server Core インストール ユーティリティーの使用 以下のユーティリティーを本書の手順では取り扱わない ・ServerGuide ・Bootable Media Creator ・UpdateXpress 1. 導入前の作業 【電源投入前にお読みください】 フロントベゼルに配置されているパワーオンLEDを確認します。パワーオンLEDが高速で点滅 (1秒間に4回) し ている場合、サーバーの電源制御ボタンは使用不可の状態です。 System x3100 M5 (5457) 4Uモデル - Windows Server 2012 R2 導入ガイド ServeRAID C100Lenovo Enterprise Solutions - 1 ページ

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目次:

1. 導入前の作業

1.1. 使用するコンポーネントの準備

1.2. オプションの増設

1.3. RAIDの構成

2. Windows Server 2012 R2 の導入

3. デバイス・ドライバーの適用

Appendix.A ヒント集

Appendix.B リンク集

当ガイドでは、System x3100 M5へWindows Server 2012 R2を導入する手順について記述しています。

システム装置の種類やRAIDアダプターが本書で取り扱う構成と異なる場合、同様の手順でインストール作業を

行うことができない場合があります。下記のポータルサイトより該当の構成をお探しください。

System x はじめての導入セットアップ・ガイド

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-03D24FE

ハードウェアおよびソフトウェアの構成

機種 System x3100 M5 4Uモデル

RAIDアダプター ServeRAID C100コントローラー (オンボード)

HDD 3.5インチ シンプルスワップ SATA HDD: 1TB x2

RAIDレベル RAID 1

uEFIモード/BIOSモード uEFIモード (GPTパーティション テーブル)

インストールメディア Windows Server 2012 R2 Standard DVD

インストールオプション [GUI使用サーバー] / Server Core インストール

ユーティリティーの使用 以下のユーティリティーを本書の手順では取り扱わない

・ServerGuide

・Bootable Media Creator

・UpdateXpress

1. 導入前の作業

【電源投入前にお読みください】

フロントベゼルに配置されているパワーオンLEDを確認します。パワーオンLEDが高速で点滅 (1秒間に4回) し

ている場合、サーバーの電源制御ボタンは使用不可の状態です。

サーバーに電源を接続した直後は高速で点滅する状態となります。低速で点滅 (1秒間に1回) の状態へ遷移する

System x3100 M5 (5457) 4Uモデル - Windows

Server 2012 R2 導入ガイド ServeRAID C100編

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サーバーに電源を接続した直後は高速で点滅する状態となります。低速で点滅 (1秒間に1回) の状態へ遷移する

までしばらくお待ちください。

1.1. 使用するコンポーネントの準備

当ガイドで紹介する導入手順では、次のインストールメディア、ドライブ類、各種ソフトウェアを使用します。

(1) Windows Server 2012 R2 DVD

(2) DVDを読み取ることが可能な光学ドライブ (System x3100 M5に標準搭載)

(3) デバイス・ドライバー

System x3100 M5に標準で搭載されている各種ハードウェアコンポーネントのうち、Windows Server 2012

R2が標準で持たないデバイス・ドライバーは ServeRAID C100コントローラー (オンボードRAID)、チップ

セットとなります。

デバイス・ドライバーはFix Centralから入手します。ダウンロードしたドライバーは展開したのち、USBメモ

リーなどにコピーしておきます。

※これらのデバイス・ドライバー以外にも、Fix Centralに公開されているデバイス・ドライバーが存在する場

合、適用されますことをお勧めします。

【入手する必要のあるデバイス・ドライバー】

・ServeRAID C100コントローラー

Fix Centralでの表記 ServeRAID C100 Series Driver for Windows Server 2012R2/2012/2008R2/2008

ファイル名 ibm_dd_megasr_16.02.2014.0811_windows_32-64

※1: 入手した後、ドライバー・ファイルを展開し、USBメモリーなどにコピーしておきます。

※2: 本ガイド作成時の最新バージョンです。ドライバーが新しくリリースされた場合、表記が異なる場合があ

ります。

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・チップセット

Fix Centralでの表記 Intel Chipset Software Installation Utility

ファイル名 intc_dd_inteldp_9.4.0.1027_windows_32-64

※1: OSインストール後に適用しますので、ダウンロードしたままのファイルをUSBメモリーなどにコピーして

おきます。

※2: 本ガイド作成時の最新バージョンです。ドライバーが新しくリリースされた場合、表記が異なる場合があ

ります。

Fix Centralにアクセスし、ご利用の機種などを選択します。

Fix Central

http://www.ibm.com/support/fixcentral/

System x3100 M5にWindows Server 2012 R2を導入する場合は、以下のように項目を選択して [次へ

進む] ボタンを押していきます。

1.

参考情報: Fix Centralの使用方法詳細については、Fix Central使用ガイドをご参照ください。

Fix Central使用ガイド

http://www.ibm.com/software/jp/support/fixcentral/

表示されるフィックスの一覧より、必要となるドライバー パッケージすべてにチェックをいれて、[次へ

進む] ボタンを押してください。

必要となるドライバーについては、「1.1. 使用するコンポーネントの準備」を参照してください。

※過去のバージョンが必要である場合は、"置き換えたフィックスが含まれるようにします"(include

superseded fixes)のリンクをクリックして、古いバージョンを表示させてください。

2.

【入手方法】

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superseded fixes)のリンクをクリックして、古いバージョンを表示させてください。

使用条件が表示されます。

内容を確認して、使用条件に同意される場合は [同意します] ボタンを押します。

3.

ダウンロード画面が表示されます。

画面右側の[ダウンロード・オプションの変更]をクリックすることで、ダウンロード方法を変更すること

ができます。

※当ガイドでは、[ブラウザー (HTTP) を使用したダウンロード] にチェックを入れました。

4.

必要なパッケージをクリックして、ダウンロードして下さい。

ダウンロードしたファイルは、必要に応じて展開しておいてください。

・ZIP形式のファイル (例:XXXX.zip)

アーカイバーなどを使用してファイルを展開してください。

・CDまたはDVDイメージ・ファイル (例:XXXX.iso)

お手持ちの PCについているCD-R/DVD-Rドライブに対応し、かつiso imageを書き込み可能なライティ

ング・ソフトにてCDを作成してください。※詳細についてはライティング・ソフトの供給元にお問い合

わせください。

・EXE形式のファイル (例:XXXX.exe)

OS上で実行することによりインストーラーが起動します。ウィザード形式で画面に従って導入すること

が可能となっております。

5.

1.2. オプションの増設

メモリー・モジュールの取り付け手順など、各種追加ハードウェアに関する注意事項は、最新のシステム・ガイ

ドまたはインストールとサービスのガイドをご参照ください。

システム・ガイド

http://www.ibm.com/systems/jp/x/system/guide.shtml

IBM System x3100 M5 Type 5457 インストールとサービスのガイド System x3100 M5 Type 5457

2014.6

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd10.nsf/jtechinfo/SYM0-018E32C

1.3. RAIDの構成

ServeRAID C100コントローラーを搭載したシステムでは、ソフトウェアレベルでのRAID構成をサポートして

います。uEFIメニューからRAIDモードに変更することで構成が可能になります。

サーバーの電源を入れると "IBM System x" のロゴ画面 (下記画面イメージ) が表示されます。画面下に

"<F1> Setup" と表示された段階で <F1> キーを押して、「System Configuration and Boot

Management」を起動します。

1.

「System Configuration and Boot Managemnt」画面が表示されます。[System Settings] を選択し2.

当ガイドでは、ソフトウェアRAIDを有効にした後、RAID 1を構成してWindows Server 2012 R2を導入する

手順を説明します。

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「System Configuration and Boot Managemnt」画面が表示されます。[System Settings] を選択し

て <Enter> キーを押します。

2.

「System Settings」画面が表示されます。[Devices and I/O Ports] を選択して <Enter> キーを押し

ます。

3.

「Devices and I/O Ports」画面が表示されます。[Configure the onboard] を選択して、設定値を

"RAID" に変更します。設定値の変更を行うには <Enter> キーを押します。

4.

<Esc>キーを2回押して「System Configuration and boot Management」画面へ戻ります。[Save

Settings] を押して設定内容を保存します。

5.

[System Settings] を選択して <Enter> キーを押します。6.

「System Settings」画面が表示されます。[Storage] を選択して <Enter> キーを押します。

※[Storage] の項目が表示されない場合は、一旦「System Configuration and Boot Management」を

終了して再起動を行い、もう一度この画面へお戻りください。

7.

「Storage」画面が表示されます。[LSI Software RAID Configuration Utility] を選択して <Enter> 8.

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「Storage」画面が表示されます。[LSI Software RAID Configuration Utility] を選択して <Enter>

キーを押します。

8.

「Configuration Options」画面が表示されます。[Virtual Drive Management] を選択して <Enter>

キーを押します。

9.

「Virtual Drive Management」画面が表示されます。[Create Configuration] を選択して <Enter>

キーを押します。

10.

「Virtual Drive Management > Create Configuration」画面が表示されます。[Select RAID Level]

を選択して、設定値を "RAID1" に変更します。

11.

[Select Drives] を選択して <Enter> キーを押します。12.

「Virtual Drive Management > Create Configuration > Select Drives」画面が表示されます。ここで

RAIDの構成に含めるHDDを選びます。

RAIDの構成に含めるHDDを、矢印キーとスペースキーを使って選びます。認識されているHDD全てを選

択する場合には [Check All] を選択して <Enter> キーを押します。

選択が完了したら [Apply Changes] を選択して <Enter> キーを押します。

13.

Lenovo Enterprise Solutions - 6 ページ

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「The operation has been performed successfully」というメッセージが表示されれば、HDDの選択

は成功です。 [OK] を選択して <Enter> キーを押します。

14.

「Virtual Drive Management > Create Configuration」画面に戻りますので、一番下にある [Save

Configuration] を選択して <Enter> キーを押します。

15.

確認画面が表示されますので、 [Yes] を選択して <Enter> キーを押します。16.

「The operation has been performed successfully」というメッセージが表示されれば、RAIDの構成

は成功です。[OK] を選択して <Enter> キーを押します。

17.

<Esc> キーを3回押して「System Configuration and boot Management」画面へ戻ります。[Save 18.

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<Esc> キーを3回押して「System Configuration and boot Management」画面へ戻ります。[Save

Settings] を選択して <Enter> キーを押し、設定内容を保存します。

18.

[Exit Setup] を選択して <Enter> キーを押します。確認画面が表示されますので、 <Y> キーを押しま

す。

19.

以上でRAIDの構成は完了です。システムの再起動が始まります。

2. Windows Server 2012 R2の導入

当ガイドでは、Windows Server 2012 R2のDVDメディアを使用して、uEFIモードで導入を行っております。

System x3100 M5のファームウェアはuEFIに準拠しているため、uEFIに対応したOSを導入する場合、通常は

uEFIモードで導入されます。

System x3100 M5は、明示的に起動デバイスを指定しない場合、uEFIモードで起動できるデバイスから検索し

ます。

Windows Server 2012 R2のDVDメディアをDVDドライブへ挿入します。

注意: Windows Server 2012のDVDメディアからのブート方法について

Windows Server 2012のDVDメディアからブートするには、IBM System x ロゴが表示されたタイミン

グで <F12> キーを押下します。

「Select one time Boot Device」画面では、次回起動するデバイスを一覧から選択することができま

す。

【uEFIモードで導入する場合】

[SATA:CD/DVD - SATA] を選択して、<Enter> キーを押下してください。

※当ガイドでは、uEFIモードで導入を行っております。

【BIOSモードで導入する場合】

[Legacy Only] にチェックを入れ、[SATA:CD/DVD - SATA] を選択して <Enter> キーを押下してくだ

さい。

1.

Windowsのインストール開始画面が表示されるまでお待ちください。画面が表示されたら、言語とその

他の項目を選択して [次へ] ボタンを押してください。

※当ガイドでは、初期設定のまま導入を行っています。Windowsインストーラーの各設定値は、ご要件

に合わせて設定してください。

「インストールする言語」 :日本語(日本)

「時刻と通貨の形式」 :日本語(日本)

「キーボードまたは入力方式」 :Microsoft IME

2.

uEFIモードで起動可能なデバイスが存在しない場合、改めてBIOSモード(Legacyモード)で起動できるデバイ

スを検索します。

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「キーボードまたは入力方式」 :Microsoft IME

「キーボードの種類」 :日本語キーボード(106/109 キー)

ウィンドウの中央に「今すぐインストール」と表示された画面へ遷移します。このボタンを押します。3.

「インストールするドライバーの選択」画面が表示されます。「ドライバーの読み込み」ポップアップ

ウィンドウが表示され、必要なメディア ドライバーがない旨のメッセージが表示されます。事前にダウ

ンロードしておいたServeRAID C100コントローラーのデバイス・ドライバーをコピーしておいたUSB

メモリーなどを挿入し、 [参照] ボタンを押します。

4.

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「フォルダーの参照」画面が表示されます。画面例では "ボリューム (C:)" がUSBメモリーのドライブと

なります。 "win2012r2-64" のフォルダーを選択し、[OK] ボタンを押します。

※環境によっては異なるドライブレターがアサインされる場合があります。また、本ガイドの例で

は、USBメモリーのルートディレクトリーにドライバーファイルを展開しています。

5.

「インストールするドライバーの選択」画面に戻ります。"ServeRAID C100" のドライバーが選択され

ていることを確認し、[次へ] ボタンを押します。

6.

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「Windows のライセンス認証を行うためのプロダクト キーを入力してください」画面が表示されます。

プロダクトキーを入力して [次へ] ボタンを押します。

7.

「インストールするオペレーティング システムを選んでください」画面が表示されます。ここでは、現

在読み込んでいるDVDメディアからインストール可能なエディション、インストールオプションを選び

ます。購入したエディションおよびインストールオプションを選び [次へ] ボタンを押します。当ガイド

では "GUI 使用サーバー" を選択しました。

8.

「ライセンス条項」画面が表示されます。テキスト ボックス内のマイクロソフト ソフトウェア ライセン

ス条項を最後までお読みいただき、[同意します] チェックボックスにチェックを入れて [次へ] ボタンを

押します。

9.

「インストールの種類を選んでください」画面が表示されます。 [カスタム: Windows のみをインス

トールする (詳細設定)] を選択します。

10.

「Windows のインストール場所を選んでください。」画面が表示されます。この段階ではパーティショ

ンが作成されていないので、インストール可能なパーティションの作成を行います。

「ドライブ 1 の割り当てられていない領域」を選択して [新規] をクリックします。※認識順により必ず

11.

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「ドライブ 1 の割り当てられていない領域」を選択して [新規] をクリックします。※認識順により必ず

しもドライブ 0とならない場合があります。その場合は適宜読み替えてください。

作成するパーティションのサイズを入力して [適用] をクリックします。※作成したパーティションとは

別に、システムが使用するパーティションも自動的に作成されます。

作成した「プライマリ」パーティションを選択してから「次へ」をクリックしてインストールを開始しま

す。インストールが完了するまでしばらくお待ちください。

※Windowsインストーラーにより、インストール中は自動的にサーバーが再起動されることがありま

す。

12.

インストール完了後、コンピューターへサインインするためにAdministratorアカウントのパスワードを

設定する必要があります。画面の指示に従いAdministratorのパスワードを設定してください。

13.

パスワードを設定するとサインイン画面が表示されます。<Ctrl> + <Alt> + <Del>キーを押下して

Administratorアカウントでサインインします。サインイン後は自動的に初期設定が実行されます。

14.

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コンピュータ名やネットワーク設定などは自動的に行われます。変更が必要な場合は「サーバー マネー

ジャー」で変更してください。

※Windowsにサインインすると「サーバー マネージャー」が自動的に表示されます。コンピュータ名の

変更やネットワークの設定、OSの再起動や停止などは、「サーバー マネージャー」の「ローカル サー

バー」の項目にて行うことができます。

15.

以上でWindows Server 2012 R2の導入が完了しました。この段階ではすべてのハードウェアコンポーネント

が認識されている状態ではありません。続いてデバイス・ドライバーの適用を行います。

3. デバイス・ドライバーの適用

Windows Server 2012 R2の導入が完了した段階では、すべてのハードウェアコンポーネントがOS上から認識

されている状態ではありません。

認識されていないハードウェアコンポーネントに対して、デバイス・ドライバーの適用を行います。

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事前にダウンロードしておいたチップセット・ドライバーをWindows Server 2012 R2システム上にコ

ピーし、実行します。

1.

「Intel Chipset Software Installation Utility」ウィンドウが立ち上がります。「Querying System」

画面が表示されますので、 [Perform Update] ラジオボタンがチェックされていることを確認して

[Next] ボタンを押します。

2.

「Package and System Match」画面が表示されますので、[Update] ボタンを押します。3.

「Success」画面が表示されれば、デバイス・ドライバーの適用は成功です。[Exit] ボタンを押してウィ

ンドウを閉じます。

4.

デバイス マネージャー上に5.

付きで表示されていた「PCI データ取得およびシグナル処理コントローラー」、「SM バス コントロー

ラー」にドライバーが適用され、「ほかのデバイス」の項から消えたことが確認できます。

※ "ほかのデバイス" 配下に存在しているデバイスは、まだ正常に認識されていません。

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以上の手順でデバイス・ドライバーの適用は完了です。

※Fix Centralに公開されているデバイス・ドライバーが存在する場合、適用されますことをお勧めします。

Appendix.A ヒント集

導入したWindows Server 2012 R2のEditionを確認する

導入したWindows Server 2012 R2のEditionについては、以下の方法で確認することができます。

・Server Core インストール環境の場合

「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、"systeminfo"コマンドを実行してOS名を確認して

ください。

・GUI 使用サーバー環境の場合

「サーバー マネージャー」を起動して、「ツール」 - 「システム情報」から導入されているOS名を確認してく

ださい。

導入したWindows Server 2012 R2が、uEFI/BIOSモードのどちらで導入されているのかを確認する

導入したWindows Server 2012 R2が、uEFI/BIOSモードのどちらで導入されているのかについては、以下の

方法で確認することができます。

・Server Core インストール環境の場合

「コマンドプロンプト」や「Windows PowerShell」にて、以下の方法で確認できます。

1."diskpart"コマンドを実行します。

2."list disk"コマンドを実行して、OSが導入されているディスクのGPTの項目を確認します。それぞれ以下のと

おりです。

「*」と表示されている場合は、uEFIモード。

「 」(空白)になっている場合は、BIOSモード。

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「 」(空白)になっている場合は、BIOSモード。

・GUI 使用サーバー環境の場合

「サーバー マネージャー」より、以下の方法で確認できます。

1.「サーバー マネージャー」を起動して、「ツール」 - 「コンピューターの管理」を開きます。

2.「ディスクの管理」の項目を開き、Windows Server 2012が導入されたディスクを右クリックしてプロパ

ティを開きます。

3.「ボリューム」タブを開いて「パーティションのスタイル」の項目を確認します。それぞれ以下のとおりで

す。

「GUID パーティション テーブル (GPT)」と表示されている場合は、uEFIモード。

「マスター ブート レコード (MBR)」と表示されている場合は、BIOSモード。

Appendix.B リンク集

OSの導入後に行う操作について、よく参照されている資料を紹介します。

Integrated Management Module II (IMM2) 操作ガイド

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-03F54F2

Integrated Management Module II (IMM2) 関連 FAQ

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-037ABAB

IBMへのハードウェア障害自動通知 (Call Home) のご紹介

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/CALLHOME_INTRO

MegaRAIDストレージ・マネージャー 導入ガイド v13.11.01.07

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd08.nsf/jtechinfo/SYJ0-0257271

IBM Features on Demand (FOD) ライセンス・アクティベーション・ガイド

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-03B4811

IBM System x ネットワーク チーミングガイド (Windows版)

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-02E46CF

Windows Server 2012 R2 バックアップの機能 説明資料

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-042C4F1

Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2に関するFAQ -機能、導入、ライセンス編-

http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-0083FBE

更新履歴:

2015/01/19 v1.0 初版公開

2015/01/26 v1.1 OS導入後によく参照される資料について、リンク集を追加しました。

2015/04/10 文書のPDF化を実施 (内容に変更なし)

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免責:

当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作成

しました。

詳細につきましては、URL( http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/ )の利用条件をご参照ください。

当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社およびLenovo Enterprise

Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであ

り、LES はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。

当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同様な結果が

得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。お客様自身の環境に

これらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたしま

す。

Copyright 2015 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社

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