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SURFEXT トレーニングマニュアル

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SURFEXT トレーニングマニュアル

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1章 Tebis SURFEXT

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2012 年 4 月 1 日 第 1 版作成

2013 年 5 月 22 日 改訂 (対応バージョン Tebis V3.5 R5)

発行所 丸紅情報システムズ株式会社

製造ソリューション事業本部

計測製造ソリューション技術部

技術三課☎0120-41-4069(フリーダイヤル)

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1章 Tebis SURFEXT

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1章 Tebis SURFEXT

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1-1. Tebis SURFEXT について

SURFEXT では、一括の延長や穴埋め、または、複合面の変形、更に、手軽に勾配面や特

殊なスイープなどの作成が行えます。これらのメニューにアクセスするには、CADCAM

のメニューより一階層上に移動した「MODULE」メニューより、「SURFEXT」を選択し

ます。

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1-2 . SURFEXT 各 メニュー

SURFEXT には、以下のコマンドが用意されています。

特殊なスイープ面作成 面(サーフェイス)の変形

勾配面の作成 複合面の変形

接線面の作成 フィレット面の R 縮小

角度指定面の作成 ワイヤーフレームの展開

一括の延長面作成 4辺以上の領域に面を作成

穴埋め面の作成 穴埋め面の作成

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1-3. PIPE

スイープ面を作成します。

複数の断面を選ぶことも可能です。また、隣接面との

関係(接線や角度など)を保持した断面によるスイープも可能です。

Guide curve :ガイドカーブを選択

Profile :スイープ断面を選択(複数選択可)

Support elem. :角度の基準となる面を選択

Tangential :複数の Profile 間で Y=接をとる N=直線的につなぐ(注 1)

Fill edges :ガイドカーブに折れがある場合に、スイープ面を

を補間するか選択

(注 1)Tangential =Y により、Guide Curve の方向を基準に、接線を考慮した面構

成になります。

Tangential = N

Tangential = Y

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【作成例①: 3 断面を指定したスイープ】

Guide curve :①を選択 (注 1)

Profile :②、③、④を選択 (注 2)(注 3)

Support elem. :選択無し

Tangential :N

Fill edges :選択無し

(注 1)Guide curve の選択時、ベクトルが Profile の選択方向と逆の場合は、クリックして反転させ

ます。

(注 2)Profile の選択時、他の Profile とは逆のベクトル場合、クリックして反転させます。

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(注 3)面構成を修正したい場合、Profile で隣接する赤色のポイントを指定して変更します。

( 作成例 )

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Profile 位置での断面との関係(角度)が、

各断面でも保持されます。

【作成例②: 断面と隣接面の関係を保持したスイープ】

Guide curve :①のワイヤーフレームを選択

Profile :②のワイヤーフレームを選択

Support elem. :③の面を選択

Tangential :N

Fill edges :選択無し

② ③

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1-4. MOVE

勾配面を作成します。

勾配基準からの一定角度指定の他に、隣接面からの接線を基準とした、

角度の指定も可能です。

Vector :角度の基準となる軸を選択

Curves :輪郭カーブを選択

Angles :角度を入力

Support elem. :接する面を作成する場合に、基準面を選択

Limitation :押し出し量を要素で指示

Length :押し出し量を長さで指示

Length指示 Limitation指示

( 作成例 )

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【作成例:3°の勾配面を任意の平面まで作成】

Vector :①の座標軸 Z を選択

Curves :②輪郭カーブを選択 (注 1)

Angles :角度「3」を入力

Support elem. :選択無し

Limitation :③のプレーンを選択

Length :指示無し

*Limitation を選択した場合、長さ指示は無効となります。

(注 1)勾配方向が逆の場合は、クリックして反転させます。

( 作成例 )

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1-5. STRAK

ワイヤーフレームから、指定した面に接する面を作成します。

選択対象の面はサーフェイスのみとなります。

Guide Curv :基準となるワイヤーフレームを選択。

Element :接をとる面(サーフェイス)を選択。

【作成例:フィレット面に接する面の作成】

Guide Curv :①のワイヤーフレームを選択。

Element :②の面を選択。

接線が複数考えられる場合、候補が表示される。

(目的の接線③を選択)

( 作成例 )

( 作成例 )

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1-6. SWEEP

面上のワイヤーフレームやエッジより、接線からの角度指定面を

作成します。

0 度の角度指定(Angle=0)により接線面が作成されます。

Guide curves :目的の面上ワイヤーフレームを選択。

Angle :角度を入力

Support elem. :基準となる曲面を選択

Guide element :UV 構成の基準となる平面やワイヤーフレームを選択(スパイン)

選択無しの場合は、Guide Curve の法線方向が基準となります。

Limitation :押し出し量を要素で指示

Length :押し出し量を距離で指示

Guide curves

Support elem. Guide Element選択なし

Guide Element選択

Guide elem.

( 作成例 )

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【作成例:基準面から 90 度-20mm のフランジ面の作成】

Guide curves :ワイヤーフレーム➀を選択。

Angle :角度 90 を入力

Support elem. :複合面(トポロジー)②を選択(注 1)

Guide element :選択無し。

Limitation :指示無し

Length :長さ 20mm を指定)

(注 1)面の作成方向が逆の場合は、クリックして反転させます。

( 作成例 )

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1-7. EXTEND

面エッジより、一括で接線延長面を作成します。

指定個所のみ延長も可能です。

作成される面は、Element で指定した面の単位で、分かれて作成されます。

Element :延長する面要素を選択 (注 1)

Area :延長する範囲を指定 (注 2)

Limitation :指定した要素まで延長

Length :長さを指定

( 作成例 )

(注 1) 面延長機能は[ SURF ] , [ FACE ] ,[ TOP ]の全てに対して有効です。

(注 2)Areaを指定する際、

・検出された領域をクリックすると領域全体が延長の対象になります。

・検出された領域の一部分を延長する場合には、 その範囲を Shift セレクトします。

最初と最後の要素を選択すると、その間は自動的に選択されます。

! Area指定は一区間のみ。複数のエリアは指定できません

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【作成例:指定個所に 20mm 延長面を作成】

Element :➀のトポロジーを選択

Area :sihift を選択しながら②~③範囲のエッジを選択

Limitation :選択無し

Length :長さ 20mm を指定

( 作成例 )

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1-8. COVER

指定した面に、穴埋めのフェイス面を作成します。

複数面や、トポロジーを選択することにより、一括の穴埋めが可能です。

Elements : 穴埋めを行う面を選択(注 1)

【作成例:一括の穴埋め-不要部分を除外】

Elements : モデルの面を全て矩形選択➀

*不要部分を②Shift を選択しながら、③のプレビュー部分を選択

(注 1)

曲面上にある穴形状にも対応し、FACE を作成しますが、複数の面にまたがっ

た穴には対応できません。また、プレビュー時に目的の穴のみを選択したり、

先に shift選択することによって、不要部分を除外することが可能です。

Shift

( 作成例 )

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1-9. MODIFY

単面(サーフェイス)の変形を行います。

変形指示は、点や断面線を用います。

途中の変形の具合は、後述の Grid U/V 値によって変化するので、Analysis 機能によ

り確認しながら行います。

Surface :対象となる要素を選択

Copy :オリジナルを Y=残す N=残さない

*上記、確定後に以下のようなメニューが出力されます。

上記メニューを指示後、「OK」を選択すると変形は完了です。メニューについては、次ページ

以降の使用例を参考下さい。

Elements : 変形に使用する要素を選択

Grid U/V : U/Vの次数を指定

Bound エッジ周辺の拘束状態

Free : 拘束無し

Contact : 点連続

Tangent : 接線連続

Parameter

Quality : オフセットネット表示の ON-OFF

Deviation : 変形量(分布)の確認

Off - 表示無し

Element - 変形指示要素に分布を表示

Surface - 対象面に分布を表示

Dist. Max :最大変形値

Av. Dist. :平均変移値

Analysis

( 作成例 )

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【作成例:断面指示による変形】

Surface :対象面➀を選択

Copy :Y を指定

*確定後に下記メニューに入力

② Element に、変形を指示する断面をそれぞれ指示。

③ Bound を「Free」に指定し、上部の辺のみ(④)「Contact」指示にする。

⑤ Deviation を Surface 指示にして面に変形量の分布を表示させる。

⑥ 指示した断面と、変形面にすき間があり U 方向に指示が足りないとわかるので、「Grid U」

を基本に演算上のグリッド数を増やしていく。

③ ①

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「Av. Dist」や「Dist. Max」が大きく変化しなくなるタイミングや、変化の色分布の状態を考

慮して、「Grid U」=3、「Grid V」=2 として「OK」により確定する。

( 作成例 )

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1-10. BEND

複合面の変形を行います。

変形させる方向や量を簡易的な面と軸を指定して変形します。

面は予め「MODIFY」コマンドで作成しておいたものを使用します。

変形方法は法線方向への変形、指定軸方向への変形のほか、基準を指定して、対応す

る断面の実長を変化させない回転変形も可能です。

複合面を法線方向に変形します。

複合面を指定軸方向に変形させます。

複合面を回転変形させます。

Component

Elements 変形させる要素を選択

Standard

Source 参照する変形前の面を選択

Target 参照する変形後の面を選択

Component

Elements 変形させる要素を選択

Parallel

Source 参照する変形前の面を選択

Target 参照する変形後の面を選択

Direction 変形させる方向の軸を選択

Component

Elements 変形させる要素を選択

Rotation

Source 参照する変形前の面を選択

Target 参照する変形後の面を選択

Bend curve 回転変形の基準となるカーブを選択

Guide UV基準線を選択

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【作成例:指定個所を -1mm、-2mm 下げた回転変形】

Elements :トポロジー①を選択

Source :変形前の参照面②(青)を選択

Target :変形後の参照面③(赤)を選択

Bend curve :ワイヤーフレーム④を選択

Guide :選択無し

① ③

( 変形前形状との比較 )

( 作成例 )

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1-11. REDUCE

フィレット Rを、縮小(拡大)した面を作成します。

縮小に伴う隣接面とのすき間には、補間面が作成されます。

*以下のメニューにより

Elements : 修正するフィレット面を選択

Mode 縮小する半径の指示方法

Radius : 新しい半径値を入力 (注 1)

Percentage : パーセントで入力

Difference : 指定した値分小さくする

Parameter

(注 1) Mode/Radius=0 の場合、接線補間面によりコーナーとなります。

( 作成例 )

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【作成例:現在の R 値よりマイナス 2mm に変更】

➀ Element = フィレット面を選択(3 面)

② Mode = Difference に指定

③ Value = 2.0mm に指定

( 作成例 )

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1-12. DEVELOP

指定の面に展開したワイヤーフレームを作成します。

Curve :展開するワイヤーフレームを選択

Component :展開前の製品形状を選択

Target elem. :展開先の面を選択

Bend curve :展開の回転基準となるワイヤーフレームを選択

Guide element :UV 基準線を選択(スパイン)

( 作成例 )

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【作成例:ワイヤーフレームを平面に展開】

Curve :➀のワイヤーフレームを選択

Component :形状面②を選択

Target elem. :平面③を選択

Bend curve :ワイヤーフレーム④を選択 (注 1)

Guide element :選択無し

(注 1)ベクトルが展開方向と逆の場合、クリックして反転させます。

( 作成例 )

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1-13. FILL-N

四辺よりも多くの境界線をもった領域に Surface を作成します。

コーナーのぼかし面を素早く、かつ簡単に作成できます

Curves :境界カーブを選択

Elements :接線連続をとる面を選択

Quality On オフセット評価表示

Off オフセット評価非表示

Shading Off シェーディングオフ

On シェーディングオン

Curvature 曲率表示

オフセット評価表示

※ 矢印をドラッグすることにより、各方向の押し出し力を

調整し、曲率を変更することができます。

シェーディング表示

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作成例

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1-14. FILL

複数面にまたがって存在する穴に穴埋め面を作成します。

周辺面に対して連続性を保持しながら穴埋めを行うことが可能です。

4 辺領域の穴埋め

4 辺の閉領域をサーフェイスで埋める機能です。

周辺面との連続性を接連続と位置連続から選択できま

す。

Quadrangle

Areas 穴埋め面を作成するエリアを選択

Transition

tangent : 接連続で面を作成

contact : 位置連続で面を作成

領域の穴埋め(単一面上の領域のみ)

隣接する面のトリムの元面を再利用し、穴埋め面を

作成します。

Neighbor

Areas 穴埋め面を作成するエリアを選択

緑色:選択可エリア

赤色:選択不可エリア(複数面上の領域)

N 辺領域の穴埋め

任意の N 辺の閉領域をフェイスで埋める機能です。

周辺面との連続性を接連続と位置連続から選択できま

す。

Quadrangle

Areas 穴埋め面を作成するエリアを選択

Transition

tangent : 接連続で面を作成

contact : 位置連続で面を作成

Surfaces

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穴埋め面の削除

ウィザード内で作成した FILL 面がある場合緑色で表

示されます。これらのサーフェイスを選択して削除で

きます。

Delete fill surfaces

Surfaces 削除する面を選択

Curves 領域をカーブで分割 / カーブ削除

カーブを作成

作成したカーブを使用してウィザード内で新たにエリアを作成し、FILL 面を作成します。

Connecting curve

Elements 接続する 2 本のカーブを選択

Degree 次数の増減

Begin

tangent : カーブのスタート位置を接線拘束にする

contact : カーブのスタート位置を接点拘束にする

End

tangent : カーブのエンド位置を接線拘束にする

contact : カーブのエンド位置を接点拘束にする

1.コマンドを選択すると、カーブ作成可能なエリアカーブが緑色でハイライトされます。

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2.Elements で接続したいエリアカーブを 2 本選択します。

3. で接続するエリアカーブを作成します。

二つのカーブを選択

4.作成したカーブを使用して FILL 面を作成します。

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1-15. SLOT

リブ加工(MSLOT)準備用の機能です。

モデルを解析してリブ形状の各構成要素を抽出し、リブ加工に使用する中心カーブを

作成することが可能です。

Elements : モデルを選択

Axis : 各構成要素抽出の基準座標系を選択

専用フォームでは、リブ形状の各構成要素設定とリブ加工の軌跡設定&中心カーブ作成の

大きく 2 種類の操作を行います。

リブ形状の各構成要素設定 リブ加工の軌跡設定&中心カーブ作成

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リブ形状の各構設定成要素設定

Analyze component

:AUTO モード

Automatically assign component surfaces

Min. flank angle :リブ内壁の最小角度

Max. flank angle :リブ内壁の最大角度

Max. slot width :最大リブ幅

Execute calculation :計算実行

Display

Component :各構成要素の表示 ON/OFF

Slot tracks :リブ加工軌跡の表示 ON/OFF

:全て ON/全て OFF

:リブ内壁

:リブ底

:リブ凹フィレット

:リブ凸フィレット

:リブ上面

:未抽出の面

Colors :各構成要素色

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Analyze component

:MANU モード

Manually adapt component surfaces

Tangent :接連続面の一括選択

Flanks :リブ内壁

Bottom :リブ底

Bottom fillet :リブ凹フィレット

Top fillet :リブ凸フィレット

Top :リブ上面

Not assignd :未抽出の面

Apply selection :選択を確定

Display

Component :各構成要素の表示 ON/OFF

Slot tracks :リブ加工軌跡の表示 ON/OFF

:全て ON/全て OFF

:リブ内壁

:リブ底

:リブ凹フィレット

:リブ凸フィレット

:リブ上面

:未抽出の面

Colors :各構成要素色

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① AUTO モードで計算を実行します。

② 抽出された構成要素が各 Component に割り

当てられます。

③ MANU モードに切り替えます。

④ 自動割り当てのできなかった上面の一部を手

動で Top Component に割り当てます。

⑤ 選択を確定します。

! AUTO モードでうまく自動抽出ができなかった Component を MANU モードで修正します。

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リブ加工の軌跡設定&中心カーブ作成

Create slot tracks

:軌跡作成

:軌跡削除

:中心カーブ作成

:AUTO モード

Automated selection

Elements :Componet 選択

Deselect :選択解除

Max. slot width :最大リブ幅

Max. flank gap :隣接リブ内壁の

最大離れ距離

Display

Component :各構成要素の表示 ON/OFF

Slot tracks :リブ加工軌跡の表示 ON/OFF

:全て ON/全て OFF

:リブ内壁

:リブ底

:リブ凹フィレット

:リブ凸フィレット

:リブ上面

:未抽出の面

Colors :各構成要素色

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Create slot tracks

:軌跡作成

:軌跡削除

:中心カーブ作成

:AUTO モード

Manual selection

Tangent :接連続面の一括選択

Flanks :リブ内壁

Bottom :リブ底

Bottom fillet :リブ凹フィレット

Top fillet :リブ凸フィレット

Deselect :選択解除

Display

Component :各構成要素の表示 ON/OFF

Slot tracks :リブ加工軌跡の表示 ON/OFF

:全て ON/全て OFF

:リブ内壁

:リブ底

:リブ凹フィレット

:リブ凸フィレット

:リブ上面

:未抽出の面

Colors :各構成要素色

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① “Slot 1”のリブ加工面を選択します。

AUTO/MANU モード切替や各種パラメータ

値の調節により、モデルに応じた指定を行い

ます。

② 新たに軌跡(Slot)を追加します。

③ “Slot 2”のリブ加工面を選択します。

AUTO/MANU モード切替や各種パラメータ

値の調節により、モデルに応じた指定を行い

ます。

④ 同様の手順を繰り返し全てのリブ加工軌跡を

設定します。

⑤ 設定したリブ加工軌跡に対して中心カーブを

作成します。

Page 40: SURFEXTトレーニングマニュアル...1章 Tebis SURFEXT ©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社 19 1-9. MODIFY 単面(サーフェイス)の変形を行います。

第一章 Tebis SURFEXT

©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社

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⑥ 作成位置と要素を選択し実行します。

To cover surface :カバー面上

To plane :XY 平面上

⑦ 同様の手順で全てのリブ加工軌跡の中心

カーブを作成します。

⑧ 最後に保存要素のチェックを指定して終了

します。

⑨ アクティブレイヤへリブ加工用の中心カー

ブが作成されます。