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Tekla Structures 詳細設計ガイド 製品バージョン 21.0 3 月 2015 ©2015 Tekla Corporation

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Page 1: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

TeklaStructures詳細設計ガイド

製品バージョン 21.03 月 2015

©2015 Tekla Corporation

Page 2: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

目次

1 コンポーネント.............................................................................................. 51.1 コンポーネントの概念.........................................................................................................61.2 コンポーネントカタログ.....................................................................................................81.3 コンポーネントプロパティ.................................................................................................91.4 コンポーネントの作成...................................................................................................... 11

2 コンポーネントの使用................................................................................142.1 鉄骨コンポーネントの例: [エンドプレート(144)]ジョイントを使用してエ

ンドプレートを作成する.................................................................................................. 142.2 鉄骨コンポーネントの例: ベースプレート(1004)の詳細を使用してベース

プレートとアンカーバーを作成する..............................................................................152.3 鉄骨コンポーネントの例: スチフナーコネクション柱(186)ジョイントを

使用して、梁・柱継手を作成する.................................................................................. 162.4 コンクリートコンポーネントの例: ハンチ接合(14)ジョイントを使用して

ハンチ接合を作成する...................................................................................................... 172.5 鉄筋コンポーネントの例: パッドフーチング鉄筋(77)モデリングツールを

使用してパッドフーチング鉄筋を作成する..................................................................182.6 コンポーネントの表示...................................................................................................... 192.7 コンポーネントの変更...................................................................................................... 20

コンポーネントカタログ内のコンポーネントのグループ化....................................................21[コンポーネントカタログ]でのコンポーネントの説明とキーワードの追加.........................22[コンポーネントカタログ]でのサムネールイメージの変更..................................................... 23

2.8 概略コンポーネントまたは詳細コンポーネントの変換............................................. 242.9 コンポーネントのヒント.................................................................................................. 25

3 オートコネクション....................................................................................263.1 オートコネクションの設定.............................................................................................. 26

オートコネクションのルールグループの作成............................................................................ 28オートコネクションのルールセットの作成................................................................................ 29オートコネクションルールセットでのジョイントの変更........................................................ 30

3.2 オートコネクションの使用.............................................................................................. 30

4 オートデフォルト........................................................................................324.1 オートデフォルト設定...................................................................................................... 32

オートデフォルトのルールグループの作成................................................................................ 34オートデフォルトのルールセットの作成.....................................................................................35オートデフォルトのジョイントプロパティの変更.................................................................... 36

4.2 オートデフォルトの使用.................................................................................................. 37

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5 オートコネクションおよびオートデフォルトのルール...................... 395.1 オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返し............................................. 415.2 オートデフォルトの例: ジョイントチェックでの繰り返しの使用........................... 435.3 オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力と UDL の使用................... 45

6 免責条項........................................................................................................ 47

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1 コンポーネント

Tekla Structures モデル内に部材の骨組みを作成したら、それらの部材を接合してモデルを完成させる必要があります。部材を接合するには、コンポーネントを使用します。コンポーネントは、タスクを自動化し、Tekla Structures で単体として処理されるようにオブジェクトをグループ化するためのツールです。Tekla Structures には、さまざまな事前定義のシステムコンポーネントがデフォルトで用意されています。コンポーネントは、[コンポーネントカタログ]に保存されます。[コンポーネントカタログ]を開くには、 [ディテール] --> [コンポーネント] --> [コンポーネントカタログ] をクリックするか、Ctrl+F キーを押します。コンポーネントを使用する主な利点は次のとおりです。

• コンポーネントはモデルの変更に対応できるため、接合されている部材を変更すると、そのコンポーネントも Tekla Structures により自動的に変更されます。

• オブジェクトをコピーまたは移動すると、Tekla Structures により関連するコンポーネントがそのオブジェクトと同時に自動的にコピーまたは移動されます。

• コンポーネントのプロパティを保存して、他のプロジェクトで使用できます。

コンポーネントの概念ページ 5コンポーネントカタログページ 7コンポーネントプロパティページ 9コンポーネントの作成ページ 11コンポーネントの使用ページ 14

参照項目

コンポーネント 5 コンポーネントの概念

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1.1 コンポーネントの概念モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、ボルトなど)を作成します。

Tekla Structures には、さまざまなシステムコンポーネントがデフォルトで用意されています。システムコンポーネントには 3 つのタイプがあります。• [ジョイント]では、2 つ以上の部材を接続し、(カット、フィッティング、部

材、ボルト、溶接などの)必要なオブジェクトをすべて作成します。たとえば、エンドプレートジョイント、クリップアングル、ボルトガセットはジョイントです。

• [ディテール]では、メイン部材にディテールまたは鉄筋を追加します。ディテールは、単一の部材に対してのみ適用されます。たとえば、スチフナー、ベースプレート、吊フックは鉄骨ディテールで、梁鉄筋とパッドフーチング鉄筋はコンクリートディテールです。

• [モデリングツール]では、部材を自動的に作成および製品として作成します。ただし、既存部材に対する接合部の作成は行いません。モデリングツールにはジョイントとディテールを含めることができます。たとえば、階段、フレーム、鉄塔はモデリングツールです。

必要に合うシステムコンポーネントが見つからない場合、独自のコンポーネントとしてカスタムコンポーネントを作成することもできます。カスタムコンポーネントは、システムコンポーネントと同様に使用することができます。

コンポーネントは、[コンポーネントカタログ]に保存されます。[コンポーネントカタログ]を開くには、 [ディテール] --> [コンポーネント] --> [コンポーネントカタログ] をクリックするか、Ctrl+F キーを押します。

各コンポーネントには、コンポーネントのプロパティを定義するためのダイアログボックスがあります。[コンポーネントカタログ]でコンポーネントをダブルクリックして、ダイアログボックスを開くことができます。

コンポーネントを作成するには、既存の部材を選択するか、既存の点をピックする必要があります。コンポーネントには、コンポーネントの作成時に最初に選択するメイン部材と、メイン部材を選択した後に選択する副部材があります。コンポーネントの副部材は、0 個にすることも、任意の数にすることもできます。ジョイントおよびディテールには常にメイン部材がありますが、すべてのモデリングツールにメイン部材と副部材があるとは限りません。この例の図は、ジョイントのデフォルトの選択順序を示しています。

システムコンポーネント

コンポーネントカタログ

コンポーネントプロパティ

コンポーネントのメイン部材と

副部材

コンポーネント 6 コンポーネントの概念

Page 7: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

1. メイン部材を選択します。2. 副部材を選択します。3. 副部材を選択すると、ジョイントが自動的に作成されます。4. ジョイントに関する情報を確認するには、コンポーネントシンボルをダブルク

リックします。ジョイントが正常に作成された場合、コンポーネントシンボルが緑色になります。コンポーネントシンボルが黄色の場合、コンポーネントは作成されましたが、問題があります。コンポーネントシンボルが赤色の場合、コンポーネントは作成されませんでした。

[上方向]は、現在の作業平面を基準として、副部材の周囲でジョイントを回転させ

る方法を示します。コンポーネントダイアログボックスの[ピクチャー]タブのシンボルは、適切な上方向を示しています。副部材が存在しない場合、Tekla Structures ではジョイントをメイン部材の周囲で回転させます。次のオプションがあります。+x, -x, +y, -y, +z, -z.

コンポーネントダイアログボックスの[一般]タブでデフォルトの上方向を変更できます。まず、正の方向を変更してみてください。

コンポーネントカタログページ 7コンポーネントプロパティページ 9コンポーネントの作成ページ 11

上方向

参照項目

コンポーネント 7 コンポーネントカタログ

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1.2 コンポーネントカタログコンポーネントは、[コンポーネントカタログ]に保存されます。[コンポーネントカタログ]を開くには、 [ディテール] --> [コンポーネント] --> [コンポーネントカタログ] をクリックするか、Ctrl+F キーを押します。

1 コンポーネントの名前や番号、または上記の例の図に示すように「wall」などのキーワードを使用してコンポーネントを検索します。検索ビューのデフォルト設定は、..\ProgramData\Tekla Structures\<version>\environments\<environment>\system フォルダにあるComponentCatalog.txt ファイルに保存されます。ファイルを変更した場合、検索ビューと、フォルダビュー内の[検索結果]グループが変わります。

2 [コンポーネントカタログ]でフォルダを参照します。フォルダビューのデフォルト設定は、..\ProgramData\TeklaStructures\<version>\environments\<environment>\system フォルダにある ComponentCatalogTreeView.txt ファイルに保存されます。ファイルを変更する場合、フォルダビューが変わります。

3 コンポーネントをリストとして表示します。4 サムネールイメージとしてコンポーネントを参照します。

コンポーネント 8 コンポーネントカタログ

Page 9: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

5 コンポーネントの説明を表示または非表示にします。6 前回使用したコンポーネントを現在のプロパティで作成します。7 コンポーネント名をダブルクリックしてダイアログボックスを開き、コンポ

ーネントを作成するします。コマンドの詳細を表示するには、コンポーネントを右クリックします。

8 コンポーネントの説明9 システムコンポーネントは、青色のシンボルで示されます。

• (ジョイント)

• (ディテール)

• (モデリングツール)10 カスタムコンポーネント、スケッチ断面、断面のあるプロファイルには、黄

色のシンボルが付きます。

• (カスタムジョイントおよびシーム)

• (カスタムディテール)

• (カスタムパーツ)

• (スケッチ断面)

• (変化する断面を含むプロファイル)11 見出しセルをクリックしてを並べ替えます。

コンポーネントプロパティページ 9

1.3 コンポーネントプロパティ各コンポーネントには、コンポーネントのプロパティを定義するためのダイアログボックスがあります。[コンポーネントカタログ]でコンポーネントをダブルクリックして、ダイアログボックスを開くことができます。次の図は、鉄骨ジョイントの一例として両面クリップアングル(143)ジョイントを示しています。コンクリートと鉄筋のコンポーネントダイアログボックスのオプションは異なる場合があります。

参照項目

コンポーネント 9 コンポーネントプロパティ

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説明1 ダイアログボックスの上の部分では、定義済みの設定の保存と読み込みを

行うことができます。一部のコンポーネントでは、ボルト、溶接、およびDSTV プロパティにアクセスするためのボタンがあります。

2 タブでは、コンポーネントにより作成された部材およびボルトのプロパティを定義できます。値を手動で入力するか、システムデフォルト値、オートデフォルト値、自動値を使用するか、または一部の鉄骨ジョイントの場合は joints.def ファイルの値を使用できます。

手動で入力した値、オートデフォルト値、自動値、joints.def ファイルで定義されたプロファイルは、どれもシステムデフォルトを上書きします。手動で値を入力しない場合や、他のタイプのプロパティ値を選択しない場合は、システムデフォルト値が使用されます。システムデフォルト値は変更できません。

3 オートデフォルト オプションを選択した場合、オートデフォルトルールで定義されたプロパティが Tekla Structures により使用されます。オートデフォルトオプションの図は例であるため、必ずしもモデルでの結果と一致わけではありません。各ジョイントには、標準プロパティを定義する標準プロパティファイル(standard.j144 など)がデフォルトで用意されています。再度使用するジョイントプロパティは、判別しやすいファイル名を付けて別のプロパティファイルに保存できます。

コンポーネント 10 コンポーネントプロパティ

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説明4 オプションを選択した場合、プロパティに使用するオプションが Tekla

Structures により自動的に決定されます。たとえば、[エンドプレート (144)]でスチフナーに自動オプションを使用した場合、ジョイントによってスチフナーが梁・柱継ぎ手に自動的に追加されますが、梁・梁継ぎ手には追加されません。

5 コンポーネントにより、コンポーネントダイアログボックスに黄色で表示される部材が作成されます。

6 コンポーネントダイアログボックスに青色で表示される部材は、コンポーネントを作成する前に、すでにモデルに存在している必要があります。

7緑のシンボル は適切な上方向を示しています。詳細については、「コンポーネントの概念ページ 5」を参照してください。

コンポーネントの作成ページ 11オートデフォルトページ 32オートコネクションページ 26

1.4 コンポーネントの作成コンポーネントを作成するときは、ジョイントを接続する既存の部材を選択するか、位置をピックして、ディテールまたはモデリングツールの位置や長さを指定する必要があります。使い慣れていないコンポーネントを使用する場合、コンポーネントのデフォルトのプロパティを使用します。変更すべき点があるかどうかを適用後にチェックしてください。一度にごく少数のプロパティを変更して、その変更がコンポーネントに及ぼす影響を確認します。実際にコンポーネントで得られる結果を確認せずにすべてのコンポーネントプロパティを設定しようとするよりも、この方法の方が時間を節約できます。コンポーネントを追加すると、Tekla Structures にコマンドプロンプトが表示されます。コンポーネント作成に関する情報が表示されるので、このプロンプトウィンドウを閉じないでください。この情報は、問題発生時に役立つことがあります。

コンポーネントを作成するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [コンポーネント] --> [コンポーネントカタログ] をクリックします。

2. カタログでコンポーネントを選択し、次のいずれかを実行します。

参照項目

コンポーネント 11 コンポーネントの作成

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目的 操作ジョイントの追加

1.メイン部材を選択します。2.副部材を選択します。3.複数の副部材がある場合、マウスの中ボタンをクリックして部材の選択を終え、ジョイントを作成します。

モデル内のジョイントシンボルは です。次の例の図では、番号 1 から 4 は部材の選択順序を示しています。青色の部材は、コンポーネントを作成する前に、モデル内にすでに存在している必要があります。

ディテールの追加

1.メイン部材を選択します。2.メイン部材の位置をピックして、ディテールの位置を指定します。

モデル内のディテールシンボルは です。モデリングツールの追加

位置を 1~3 つピックして、モデリングツールにより作成されるオブジェクトの位置を決定します。

モデル内のモデリングツールシンボルは です。

コンポーネントのステータス

コンポーネント 12 コンポーネントの作成

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コンポーネントを追加した場合、Tekla Structures には以下のシンボルを使用してコンポーネントの状態が表示されます。

色 状態緑のシンボルは、コンポーネントの作成が完了したことを示します。

黄色のシンボルは、コンポーネントが作成されたが、問題があることを示しています。ボルトまたは孔の縁端距離がデフォルト値を下回っている場合はよくこの状態になります。赤のシンボルは、コンポーネントが作成されなかったことを示します。一般的な理由は、プロパティが正しくないか、上方向が適切ではないためです。

コンポーネントの概念ページ 5コンポーネントの使用ページ 14コンポーネントの表示ページ 19

参照項目

コンポーネント 13 コンポーネントの作成

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2 コンポーネントの使用

ここでは、鉄骨、コンクリート、鉄筋コンポーネントの例を示します。また、コンポーネントの表示および変更手順とコンポーネントの使用のヒントもあります。

鉄骨コンポーネントの例: [エンドプレート(144)]ジョイントを使用してエンドプレートを作成するページ 14鉄骨コンポーネントの例: ベースプレート(1004)の詳細を使用してベースプレートとアンカーバーを作成するページ 15鉄骨コンポーネントの例: スチフナーコネクション柱(186)ジョイントを使用して、梁・柱継手を作成するページ 16コンクリートコンポーネントの例: ハンチ接合(14)ジョイントを使用してハンチ接合を作成するページ 17鉄筋コンポーネントの例: パッドフーチング鉄筋(77)モデリングツールを使用してパッドフーチング鉄筋を作成するページ 18コンポーネントの表示ページ 19コンポーネントの変更ページ 20概略コンポーネントまたは詳細コンポーネントの変換ページ 23コンポーネントのヒントページ 25

2.1 鉄骨コンポーネントの例: [エンドプレート(144)]ジョイントを使用してエンドプレートを作成するこの例では、エンドプレートジョイントを使用して梁を柱に接続します。[エンドプレート(144)]では、ボルト留め式のエンドプレートを使用して梁を別の梁、または柱に接続します。

エンドプレートジョイントを作成するには、次のようにします。

1. Ctrl+F キーを押して[コンポーネントカタログ]を開きます。

2. 検索ボックスに「144」と入力し、[検索]をクリックします。

参照項目

コンポーネントの使用 14 鉄骨コンポーネントの例: [エンドプレート(144)]ジョイントを使用してエンドプレートを作成する

Page 15: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

3. [エンドプレート(144)]を選択します。

4. [既定値に設定]をクリックすると、デフォルトプロパティを使用してコンポーネントが作成されます。

5. メイン部材(柱)を選択します。

6. 副部材(梁)を選択します。

梁を選択すると、Tekla Structures により、ジョイントが自動的に選択されます。

2.2 鉄骨コンポーネントの例: ベースプレート(1004)の詳細を使用してベースプレートとアンカーバーを作成するこの例では、ベースプレートの詳細とアンカーバーを柱に追加します。

ベースプレートとアンカーバーを追加するには、次のようにします。

1. Ctrl+F キーを押して[コンポーネントカタログ]を開きます。

2. 検索ボックス「ベースプレート」と入力し、[検索]をクリックします。

検索結果内のコンポーネントのサムネール画像を表示するには、[サムネール]ボタン をクリックします。

3. [ベースプレート(1004)]を選択します。

4. 柱を選択します。

5. 柱のベースの位置をピックします。

位置をピックすると、Tekla Structures によりベースプレートが自動的に作成されます。

6. 次に、アンカーバーの寸法を変更します。

a. コンポーネントを簡単に選択できるようにするには、[コンポーネントの

選択]スイッチ をオンに切り替えます。

コンポーネントの使用 15 鉄骨コンポーネントの例: ベースプレート(1004)の詳細を使用してベースプレートとアンカーバーを作成する

Page 16: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

b. モデル内でコンポーネントシンボルをダブルクリックし、[ベースプレート(1004)]コンポーネントダイアログボックスを開きます。

c. [アンカーバー]タブに移動します。

d. アンカーバーの寸法を変更します。

e. このベースプレートのみを変更するには、ダイアログボックスの上部のリストから[他タイプは無視]を選択します。

f. [変更]をクリックします。

2.3 鉄骨コンポーネントの例: スチフナーコネクション柱(186)ジョイントを使用して、梁・柱継手を作成するこの例では、梁・柱継手を使用して梁を柱に接合します。

梁・柱タイプ継手を作成するには、次のようにします。

1. Ctrl+F キーを押して[コンポーネントカタログ]を開きます。

2. 検索ボックスに「186」と入力し、[検索]をクリックします。

3. [スチフナーコネクション柱 1(186)]を選択します。

4. メイン部材(柱)を選択します。

5. 副部材(梁)を選択します。

コンポーネントの使用 16 鉄骨コンポーネントの例: スチフナーコネクション柱(186)ジョイントを使用して、梁・柱継手を作成する

Page 17: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

梁を選択すると、Tekla Structures により、ジョイントが自動的に選択されます。

2.4 コンクリートコンポーネントの例: ハンチ接合(14)ジョイントを使用してハンチ接合を作成するこの例では、柱と梁の間にハンチ接合を追加します。

ハンチ接合を作成するには、次のようにします。

1. Ctrl+F キーを押して[コンポーネントカタログ]を開きます。

2. 検索ボックスに「ハンチ」と入力し、[検索]をクリックします。

3. [ハンチ接合(14)]を選択します。

4. メイン部材(柱)を選択します。

5. 副部材(梁)を選択します。

コンポーネントの使用 17 コンクリートコンポーネントの例: ハンチ接合(14)ジョイントを使用してハンチ接合を作成する

Page 18: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

梁を選択すると、Tekla Structures により柱と梁の間にハンチ接合が自動的に作成されます。

2.5 鉄筋コンポーネントの例: パッドフーチング鉄筋(77)モデリングツールを使用してパッドフーチング鉄筋を作成するこの例では、コンクリートパッドフーチングを補強します。

パッドフーチング鉄筋を作成するには、次のようにします。

1. パッドフーチングを作成します。

2. Ctrl+F キーを押して[コンポーネントカタログ]を開きます。

3. 検索ボックスに「パッドフーチング」と入力し、[検索]をクリックします。

4. [パッドフーチング鉄筋(77)]を選択します。

5. パッドフーチングを選択します。

コンポーネントの使用 18 鉄筋コンポーネントの例: パッドフーチング鉄筋(77)モデリングツールを使用してパッドフーチング鉄筋を作成する

Page 19: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

Tekla Structures により、パッドフーチングにフープ筋および下部鉄筋が挿入されます。

2.6 コンポーネントの表示コンポーネントのビューを作成することで、さまざまなビューポイントからコンポーネントを表示することができます。

コンポーネントのデフォルトビューを作成するには、次のようにします。

1. モデルのコンポーネントシンボルをクリックしてコンポーネントを選択します。

2. 右クリックして、 [ビューの作成] --> [コンポーネントの基本ビュー] を選択します。

Tekla Structures では、正面、端部、上面、3D の 4 つのビューが作成されます。

この例の図は、エンドプレート(144)ジョイントのデフォルトビューを示しています。

コンポーネントの使用 19 コンポーネントの表示

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ボルトの位置や縁端距離などの寸法を確認するには、[コンポーネントの正面ビュー]で[寸法測定]ツールを使用します。

2.7 コンポーネントの変更ボルト数またはプレート寸法を変更する必要がある場合、モデル内のコンポーネントなどを追加した後コンポーネントのプロパティを変更できます。

コンポーネントを変更するには、次のようにします。

1. モデル内でコンポーネントシンボルをダブルクリックし、コンポーネントダイアログボックスを開きます。

2. プロパティを変更します。

3. 必要に応じて、変更するジョイントとディテールを定義します。

• [他タイプは無視]: 変更するジョイントまたはディテールと同じタイプのジョイントまたはディテールのみ、Tekla Structures により変更されます。

• [すべて変更対象]: 複数のジョイントおよびディテールを選択した場合は、[変更]をクリックして、そのタイプに関係なく、選択したすべてのジョイントとディテールを変更します。 選択したジョイントのジョイント

コンポーネントの使用 20 コンポーネントの変更

Page 21: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

タイプがジョイントダイアログボックスと同じでない場合、TeklaStructures によってジョイントタイプが変更されます。

4. [変更]をクリックします。

コンポーネントプロパティページ 9

コンポーネントカタログ内のコンポーネントのグループ化デフォルトでは、コンポーネントはコンポーネントタイプおよび部材構成条件に基づいて[コンポーネントカタログ]のフォルダにグループ化されます。フォルダの作成と削除、別のフォルダへのコンポーネントのコピーを行うことができます。

コンポーネントをグループ化するには、以下のいずれかの操作を行います。

目的 操作新しいモデルを作成する 1. フォルダボタン をクリックすると、フォルダビ

ューが表示されます。2. 既存のフォルダを右クリックし、[新しいフォルダ

の作成]を選択します。新しいサブフォルダを作成する

1. フォルダボタン をクリックすると、フォルダビューが表示されます。

2. 既存のフォルダを右クリックし、[新しいサブフォルダの作成]を選択します。

検索結果に基づいて新しいフォルダを作成する

1. 検索ボタン をクリックすると、検索ボックスが表示されます。

2. 検索条件を入力し、[検索]をクリックします。3. [リスト登録]をクリックして、検索結果を新しいフ

ォルダにグループ化します。4. [グループの登録]ダイアログボックスで、新しいフ

ォルダの名前を入力します。5. [OK]をクリックします。

別のフォルダにコンポーネントをコピーする

1. フォルダボタン をクリックすると、フォルダビューが表示されます。

2. コピーするコンポーネントが配置されているフォルダに移動します。

3. コンポーネントを選択し、右クリックして[コピー]を選択します。

4. コンポーネントのコピー先のフォルダに移動します。

5. 右クリックして[貼り付け]を選択します。

参照項目

コンポーネントの使用 21 コンポーネントの変更

Page 22: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

目的 操作フォルダを削除する 1. コンポーネントを右クリックします。

2. 以下のいずれかの操作を行います。

a. フォルダビュー の場合は、[削除]を選択します。

b. 検索ビュー の場合は、[グループから消す]を選択します。

作成したフォルダの情報が、..\TeklaStructuresModels\<model>\attributes\フォルダにある ComponentCatalogTreeView.txt ファイルに保存されます。

コンポーネントカタログページ 7

[コンポーネントカタログ]でのコンポーネントの説明とキーワードの追加

[コンポーネントカタログ]でコンポーネントの説明とキーワードを追加するには、次のいずれかを実行します。

目的 操作説明を追加する 1. ボタンをクリックすると、コンポーネントの説明が表示

されます。2. [コンポーネントカタログ]ダイアログボックスの下部にあ

る説明ボックスに説明を入力します。既存の説明を編集することもできます。編集した説明はモデル固有になります。

3. [コンポーネントカタログ]で別のコンポーネントをクリックします。

4. [説明の保存]ダイアログボックスで[はい]をクリックします。

5. モデルを保存します。デフォルトコンポーネントの説明は、モデルフォルダのxslib.db1 ファイルに保存されています。

キーワードを入力する

1. コンポーネントを右クリックして[キーワードの編集]を選択します。

2. [キーワード]ボックスに新しいキーワードを入力します。3. [追加]をクリックします。

参照項目

コンポーネントの使用 22 コンポーネントの変更

Page 23: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

目的 操作4. 現在のキーワードを削除する必要がある場合は、[削除]をク

リックします。キーワードは、現在のモデルフォルダにあるComponentCatalog.txt ファイルに保存されます。

ComponentCatalog.txt ファイルを結合し、システムフォルダ..\Tekla Structures\<version>\environments\<environment>\system に移動できます。

コンポーネントカタログページ 7

[コンポーネントカタログ]でのサムネールイメージの変更ほとんどのシステムコンポーネントは、[コンポーネントカタログ]にデフォルトのサムネールイメージがあります。イメージは、コンポーネントを使用可能な一般的な状況を示しています。たとえば、[クリップアングル(141)]のサムネールイメージは次のとおりです。

コンポーネントのサムネールイメージを変更するには、次のようにします。

1. イメージを作成し、..\ProgramData\Tekla Structures\<version>\Bitmaps フォルダに.bmp 形式で保存します。

2. Ctrl+F キーを押して[コンポーネントカタログ]を開きます。

3. をクリックして、サムネールイメージを表示します。

4. コンポーネントのサムネールイメージを右クリックし、[絵の変更]を選択します。

5. 作成したイメージを見つけて選択します。

6. [OK]をクリックします。

コンポーネントカタログページ 7

参照項目

参照項目

コンポーネントの使用 23 概略コンポーネントまたは詳細コンポーネントの変換

Page 24: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

2.8 概略コンポーネントまたは詳細コンポーネントの変換使用している Tekla Structures 構成に応じて、詳細コンポーネントまたは概略コンポーネントを作成できます。• 詳細コンポーネントには、製品、キャストユニット、鉄筋など、製作に必要な

すべての情報が含まれます。

モデル内の詳細コンポーネントには、丸いシンボル または が付いています。

• 概略コンポーネントは、詳細コンポーネントに似ていますが、部材のナンバリング設定または製品のナンバリング設定を変更するオプションが含まれません。概略コンポーネントは、製作の詳細設計をさらに細かく行うための参照情報として使用されます。

モデル内の概略コンポーネントには、四角形のシンボル または が付いています。

概略コンポーネントは、[エンジニアリング]、[RC 詳細設計]、および[CM モデリング]構成で作成できます。概略コンポーネントを編集し、[統合パッケージ]、[プライマリー]、[鉄骨詳細設計]、または[PCa 詳細設計]構成の詳細コンポーネントに変換できます。コンポーネントのメイン部材のサイズなど、部材プロパティを変更しても、詳細コンポーネントから概略コンポーネントへの変換またはその逆の変換は自動的に実行されません。たとえば、[エンジニアリング]構成を使用してモデルを変更しても、詳細コンポーネントは概略コンポーネントに変換されません。ただし、[RC 詳細設計]で詳細コンポーネントを変更する場合、コンポーネントは概略コンポーネントに変更されます。

コンポーネントを変換するには、次のいずれかの操作を行います。

目的 操作 構成概略コンポーネントの詳細コンポーネントへの変換

1. [ディテール] --> [コンポーネント] --> [詳細コンポーネントに変更] をクリックします。

2. コンポーネントシンボルを選択します。

[完全]、[メイン部材]、[鉄骨]、[プレキャスト]

詳細コンポーネントの概略コンポーネントへの変換

1. [ディテール] --> [コンポーネント] --> [概略コンポーネントに変更] をクリックします。

2. コンポーネントシンボルを選択します。

[エンジニアリング]、[CM モデリング]、[現場打ち]

コンポーネントの使用 24 概略コンポーネントまたは詳細コンポーネントの変換

Page 25: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

2.9 コンポーネントのヒント使い慣れていないコンポーネントを使用する場合、コンポーネントのデフォルトのプロパティを使用します。変更すべき点があるかどうかを適用後にチェックしてください。一度にごく少数のプロパティを変更して、その変更がコンポーネントに及ぼす影響を確認します。実際にコンポーネントで得られる結果を確認せずにすべてのコンポーネントプロパティを設定しようとするよりも、この方法の方が時間を節約できます。

特定のプロファイルのみで機能するコンポーネントもあります。コンポーネントが正常に作成されない場合、有効プロファイルを入力するようにしてください。

[コンポーネントの選択]スイッチ をオンにして、コンポーネントに属するすべてのオブジェクトを選択することができます。

コンポーネントがモデルに追加されない場合は、ステータスバーを確認します。たとえば、マウスの中ボタンをクリックして部材の選択を完了しないと、TeklaStructures がコンポーネントを作成できない場合があります。

必要な部材がコンポーネントによりデフォルトで作成されない場合、必要な部材を作成するオプションを探します。オプションがない場合、部材の厚さの値を入力してみます。コンポーネントにより不要な部材が作成される場合、それらを削除するオプションを探します。オプションがない場合、部材の厚さとしてゼロ(0)を入力します。

副部材数が 1 部材のジョイントを使用しようとすると、ステータスバーに「Manyparts found」というメッセージが表示される場合があります。これは、TeklaStructures が接続する部材を特定できないことを意味します。同じ場所で複数の部材を使用しているか、ビューの設定が深すぎる可能性があります。

デフォルトプロパティ

有効なプロファイル

コンポーネントスイッチを選択

する

コンポーネントがモデルに追加

されない

厚さを使用して必要な部材を作

多くの副部材が見つかる

コンポーネントの使用 25 コンポーネントのヒント

Page 26: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

3 オートコネクション

事前定義されたプロパティを持つジョイントを自動的に選択し、モデル内で選択した部材に適用するには、オートコネクションツールを使用します。オートコネクションを使用すると、類似する部材構成条件の類似するジョイントが TeklaStructures により自動的に作成されます。ジョイントを個別に追加する場合でも、フェーズごとに追加する場合でも、またプロジェクト全体にわたって追加する場合でも、オートコネクションを使うと、すばやくジョイントを追加できます。オートコネクションは、プロジェクトの規模が大きく、多数のジョイントを使用するときや、モデルの変更時または変更されたプロファイルのインポート時に役立ちます。

作業モデル内でオートコネクションを使用する前に、テストモデルを作成し、特定のプロジェクト用に必要なすべてのジョイント条件を作成することをお勧めします。そうすると、テストモデルを使用して、さまざまなジョイントタイプのルールとプロパティをチェックできます。モデルは、ジョイント情報のクイック参照としても機能します。

オートコネクションの設定ページ 26オートコネクションの使用ページ 30オートコネクションおよびオートデフォルトのルールページ 39

3.1 オートコネクションの設定オートコネクションでは、モデル内でジョイントを作成するときに TeklaStructures により自動的に適用されるルールグループを定義できます。ルールグループを使用してジョイントとジョイントプロパティを選択することにより、各ジョイントを選択し、そのプロパティを別個に定義する必要がなくなります。たとえば、標準、プロジェクト、製造元、さらには個々のモデルのルールを別個に作成することができます。[オートコネクション設定]ダイアログボックスを開くには、 [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートコネクションの設定] をクリックします。

参照項目

オートコネクション 26 オートコネクションの設定

Page 27: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

アイコン 設定レベル 説明ルールグループ ルールグループを使用すると、さまざまな

標準、プロジェクト、製造元、モデルに従ってジョイントとジョイントプロパティを整理することができます。ルールグループの作成、変更、削除を行うことができます。

部材構成条件 部材構成条件は、変更できない事前定義のジョイントタイプです。部材構成条件は、Tekla Structures により自動的に作成されます。• 梁ウェブまでの梁• 梁フランジまでの梁• 柱ウェブまでの梁• 柱フランジまでの梁• 梁スプライス• 柱スプライス

ルールセット 特定の状況で使用するジョイントを定義するには、ルールセットを使用します。追加のルールセットを作成できます。

ジョイント ルールセット条件を満たした場合に適用されるジョイント。モデル内の条件が特定のルールセットに含まれているルールをすべて満たすと、その

オートコネクション 27 オートコネクションの設定

Page 28: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

アイコン 設定レベル 説明ルールセットと同じ枝に含まれているジョイントが適用されます。

オートコネクションを使用すると、現在のモデルフォルダにある\attributes フォルダの圧縮された rules.zxt ファイルに、Tekla Structures によりオートコネクション情報が保存されます。rules.zxt ファイルをプロジェクトフォルダや企業フォルダにコピーすると、他のモデルでも使用できるようになります。ただし、オートコネクションの設定を変更するたびに、このファイルを企業フォルダとプロジェクトフォルダに再コピーする必要があります。他のモデルで変更した設定を使用するには、Tekla Structuresを再起動します。

オートコネクションのルールグループの作成ページ 28オートコネクションのルールセットの作成ページ 28オートコネクションルールセットでのジョイントの変更ページ 29

オートコネクションのルールグループの作成オートコネクションのルールグループを定義すると、さまざまな標準、プロジェクト、製造元、モデルに従ってジョイントとジョイントプロパティを整理することができます。

オートコネクションのルールグループを作成するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートコネクションの設定...] をクリックします。

2. 既存のルールグループを選択して右クリックし、[新規ルールグループ作成]を選択します。

3. [新規]グループをクリックし、名前を入力します。

ルールグループに、作成するジョイントのグループを表す名前を入力します。たとえば、工場の名前、プロジェクト名、特定のモデルに使用するジョイントルールを明確に識別する名前を使用します。

新しいルールグループを作成すると、Tekla Structures により既存の部材構成条件がグループに自動的に追加されます。

オートコネクションのルールセットの作成ページ 28オートコネクションの使用ページ 30

Rules.zxt ファイル

参照項目

参照項目

オートコネクション 28 オートコネクションの設定

Page 29: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

オートコネクションのルールセットの作成部材構成条件の下にルールセットを作成すると、モデル内の特定の条件を満たした場合に使用するジョイントプロパティを指定できます。異なるジョイントを使用して同様の部材構成条件を接続する予定の場合、オートコネクションルールセットを作成するだけでかまいません。たとえば、モデル内で、梁と梁の接続によってクリップアングルが必要なものと、ガセットプレートが必要なものがあります。ルールセットを定義して、各ジョイントタイプが使用される場所を決定する必要があります。

新しいルールセットを作成するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートコネクションの設定...] をクリックします。

2. ルールグループの前にあるプラスアイコン をクリックし、ツリー構造を開きます。

3. 関連する部材構成条件 を選択し、右クリックして[新規ルールセットの追加]を選択します。

4. 新しいルールセットを選択し、右クリックして[ルールセットの編集]を選択します。

5. ルールセットの名前を入力します。

6. [ルール一覧]リストからルールを選択します。

7. 右矢印ボタンをクリックして、[ルールセットのルール]のリストに選択したルールを移動します。

8. ルールで使用されている値(正確な値、または最小値と最大値)を入力します。

9. [OK]をクリックします。

ツリー構造に表示されるルールの順序は重要な意味を持ちます。TeklaStructures では、モデル内の条件に最初に一致したルールが使用されるため、最も制限の厳しいルールをツリーの最上位に配置し、最も一般的なルールを最下位に配置する必要があります。

ルールセットを右クリックし、[上に移動]または[下に移動]を選択すると、ルールセットの優先順位を変更できます。

オートコネクションルールセットでのジョイントの変更ページ 29オートコネクションの使用ページ 30

参照項目

オートコネクション 29 オートコネクションの設定

Page 30: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

オートコネクションルールセットでのジョイントの変更コンポーネントカタログ内でジョイントを選択すると、ルールセットでジョイントを変更できます。

ルールセットでジョイントを変更するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートコネクションの設定...] をクリックします。

2. 関連する部材構成条件 とルールセット の前にあるプラスアイコンをクリックして、変更するジョイントを見つけます。

3. ジョイントを選択し、右クリックして[継手・仕口タイプの選択]を選択します。

4. [コンポーネントの選択]ダイアログボックス内でジョイントを選択します。

5. [コンポーネントの選択]ダイアログボックスで[OK]をクリックします。

6. [オートコネクション設定]ダイアログボックスで[OK]をクリックします。

オートコネクションの使用ページ 30

3.2 オートコネクションの使用オートコネクションでは、事前定義されたルールのプロパティを使用して、TeklaStructures によりジョイントを自動的に作成することができます。オートコネクションを使用すると、Tekla Structures によりジョイントダイアログボックスのプロパティが無視されます。Tekla Structures では、既存のジョイントは変更されません。

オートコネクションを使用してジョイントを作成するには、次のようにします。

1. 接続する部材を選択します。

2. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [ジョイントの作成] をクリックします。

3. [ルール グループ]タブのリストからルールグループを選択します。

参照項目

オートコネクション 30 オートコネクションの使用

Page 31: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

オートコネクションのルールグループ

オートデフォルトのルールグループ

4. 必要に応じて、[詳細設定]タブに移動して各部材構成条件に使用されるルールグループを変更します。梁と柱フランジ以外のすべての部材接続タイプにルールグループを使用し、その部材接続タイプに使用する特定のジョイントを指定できます。

a. [継手・仕口選択]オプションでジョイントを選択します。

• [オートコネクション]では、[ルールグループ]タブの 1 つ目のリストで選択したルールグループで定義されているジョイントが適用されます。

• [なし]では、ジョイントは作成されません。

• [選択]をクリックして[コンポーネントの選択]ダイアログボックスでジョイントを選択し、[OK]をクリックします。Tekla Structures により、デフォルトプロパティを使用してジョイントが作成されます。

b. [パラメータ選択]オプションでジョイントプロパティを選択します。

• [オートデフォルト]では、[ルールグループ]タブの 1 つ目のリストで選択したルールグループのプロパティが適用されます。

• [無効]では、デフォルトのジョイントプロパティが適用されます。

5. [オートコネクションの実行]をクリックします。

オートコネクションの設定ページ 26参照項目

オートコネクション 31 オートコネクションの使用

Page 32: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

4 オートデフォルト

既存のジョイントに適切なプロパティを設定する場合は、オートデフォルトを使用します。オートデフォルトを使用すると、事前定義されたオートデフォルトプロパティを使用して Tekla Structures によりジョイントが自動的に作成されます。オートデフォルトを使用すると、デフォルトのジョイントプロパティを変更し、特定の状況で使用できるようにプロパティを保存できます。また、単一のジョイントにオートデフォルトを使用することもできます。たとえば、オートデフォルトを使用して、作成する各ベースプレートの厚さをメイン部材のプロファイルに従って自動的に調整できます。メイン部材のプロファイルが変更されると、Tekla Structures によりベースプレートの厚さが自動的に調整されます。

作業モデル内でオートデフォルトを使用する前に、テストモデルを作成し、特定のプロジェクト用に必要なすべてのジョイント条件を作成することをお勧めします。そうすると、このテストモデルを使用して、さまざまなジョイントタイプのルールとプロパティをチェックできます。ジョイント情報のクイックリファレンスとしても機能します。

オートデフォルト設定ページ 32オートデフォルトの使用ページ 37オートコネクションおよびオートデフォルトのルールページ 39

4.1 オートデフォルト設定既存のジョイントのプロパティを設定する場合は、オートデフォルトを使用します。オートデフォルトでは、事前定義されたプロパティが使用される状況を定義するルールを作成できます。[オートデフォルト]ルール設定ダイアログボックスを開くには、 [ディテール] -->[オートコネクション] --> [オートデフォルトの設定] をクリックします。

参照項目

オートデフォルト 32 オートデフォルト設定

Page 33: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

アイコン

設定レベル 説明

ルールグループ ルールグループを使用すると、さまざまな標準、プロジェクト、製造元、モデルに応じて設定を整理できます。ルールグループの作成、変更、削除を行うことができます。

コンポーネント コンポーネントのツリー構造には、Tekla Structuresのコンポーネントツールバーで使用可能なジョイントが表示されます。

ルールセット ルールセットは、特定の状況で使用するプロパティを制御します。追加のルールセットを作成できます。Tekla Structures では、オートデフォルトのルールセットはツリーに表示されている順に処理されるため、プロパティの選択を制御できます。

プロパティファイル プロパティファイルはルールセットの下に表示されます。デフォルトでは、各ジョイントには標準プロパティを定義する標準プロパティファイルがあ

オートデフォルト 33 オートデフォルト設定

Page 34: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

アイコン

設定レベル 説明

ります(standard.j144 や standard.j1042 など)。再度使用するプロパティの追加のプロパティファイルを作成し、判別しやすいファイル名を付けることができます。

オートデフォルトを使用すると、Tekla Structures により、現在のモデルフォルダの下にある\attributes フォルダの圧縮された defaults.zxt テキストファイルにオートデフォルトルールが保存されます。defaults.zxt ファイルをプロジェクトフォルダや企業フォルダにコピーすると、他のモデルでも使用できるようになります。ただし、オートデフォルト設定を変更するたびに、このファイルを企業フォルダやプロジェクトフォルダに再コピーする必要があります。他のモデルで変更した設定を使用するには、TeklaStructures を再起動します。

テキストエディタを使用して defaults.zxt ファイルを編集することはお勧めできませんが、編集した場合は正しい構文を使用していることを確認してください。.zxt ファイルを解凍する最も簡単な方法は、ファイル拡張子.zxt を txt.gz に変更してファイルを解凍することです。編集が完了したら、拡張子を.zxt に戻します。ファイルを編集した後に圧縮する必要はありません。Tekla Structures では、解凍されたファイルも読み取ることができます。

オートデフォルトのルールグループの作成ページ 34オートデフォルトのルールセットの作成ページ 35オートデフォルトのジョイントプロパティの変更ページ 36

オートデフォルトのルールグループの作成オートデフォルトにルールグループを定義して、さまざまな標準、プロジェクト、製造元などに基づいてルールをグループ化できます。

オートデフォルトのルールグループを作成するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートデフォルト設定] をクリックします。

2. 既存のルールグループを選択して右クリックし、[新規ルールグループ作成]を選択します。

defaults.zxt ファイル

参照項目

オートデフォルト 34 オートデフォルト設定

Page 35: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

3. [新規]グループをクリックし、名前を変更します。

ルールグループにグループの内容を反映するに名前を付けます。たとえば、工場の名前、プロジェクト名、特定のモデルに使用するルールを明確に識別する名前を使用します。

新しいルールグループを作成すると、Tekla Structures により既存コンポーネントがグループに自動的に追加されます。

オートデフォルトのルールセットの作成ページ 35オートデフォルトの使用ページ 37

オートデフォルトのルールセットの作成ルールセットを作成して、モデルの特定の条件が満たされた場合に使用されるジョイントプロパティを定義できます。

ルールセットを作成するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートデフォルト設定] をクリックします。

2. ルールグループの前にあるプラスアイコン をクリックし、ツリー構造を開きます。

3. 関連するコンポーネントのグループ とジョイント の前にあるプラスアイコンをクリックします。

4. 既存のルールセットを選択し、右クリックして[新規ルール追加]を選択します。

5. 新しいルールセットを選択し、右クリックして[ルールセットの編集]を選択します。

6. ルールセットの名前を入力します。

7. [ルール一覧]リストからルールを選択します。

8. 右矢印ボタンをクリックして、[ルールセットのルール]のリストに選択したルールを移動します。

9. ルールで使用されている値(正確な値、または最小値と最大値)を入力します。

10. [ルールセット内のパラメータ選択・組合せ方法]リストから、ルールセットでプロファイルを選択する方法を選択します。

オプション 説明最初の既定値の組合せを使用

Tekla Structures により、最初に一致したサブルールセット内のプロパティファイルが使用され、他のルールセットはチェックされません。

シンボルが緑色になるまで

Tekla Structures により、一致するプロパティが見つかるまでサブルールセットがチェックされます。

参照項目

オートデフォルト 35 オートデフォルト設定

Page 36: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

オプション 説明シンボルが黄色になるまで

Tekla Structures により、一致するプロパティが見つかるまでサブルールセットがチェックされます。

すべての既定値の組合せを使用

Tekla Structures により、すべてのルールセットがチェックされ、一致するすべてのルールセットに含まれるプロパティファイルが使用されます。プロパティファイルの順序が重要な意味を持ちます。Tekla Structures によりプロパティファイルが結合されるときに、最新のファイル(ツリーの最下位のファイル)によって以前のファイルが上書きされます。プロパティの値を入力しない場合は、Tekla Structures により以前のプロパティ値が上書きされることはありません。

11. [OK]をクリックします。

ツリー構造に表示されるルールの順序は重要な意味を持ちます。TeklaStructures では、モデル内の条件に最初に一致したルールが使用されるため、最も制限の厳しいルールをツリーの最上位に配置し、最も一般的なルールを最下位に配置する必要があります。

ルールセットを右クリックし、[上に移動]または[下に移動]を選択すると、ルールセットの優先順位を変更できます。

オートデフォルト設定ページ 32オートデフォルトのジョイントプロパティの変更ページ 36オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返しページ 41

オートデフォルトのジョイントプロパティの変更各ジョイントには、そのジョイントのプロパティを定義する標準プロパティファイル(standard.j144 など)がデフォルトで用意されています。

特定のプロパティをファイルに保存し、このファイルを選択してオートデフォルト設定で使用することで、ファイルにより使用されるプロパティを変更できます。

オートデフォルトのジョイントプロパティを変更するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートデフォルト設定] をクリックします。

2. 変更する standard.j ジョイントファイルを選択します(standard.j144など)。

3. ファイルを右クリックし、[コンポーネント既定値の編集]を選択します。

参照項目

オートデフォルト 36 オートデフォルト設定

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4. ジョイントダイアログボックスで、保存するプロパティを設定します。

保存するプロパティは、たとえばボルトプロパティ、プロファイル、材質などです。

5. [名前を付けて保存]ボタンの横のボックスに、プロパティの判別しやすい名前を入力します。

6. [一般]タブの[ジョイントコード]オプションに同じ名前を入力します。

オートデフォルトのジョイントプロパティを保存するとき、[ジョイントコード]と[名前を付けて保存]の横のボックスに同じ名前を入力できます。同じ名前を使用すると、特定の状況で Tekla Structures により使用されるプロパティをチェックできます。Tekla Structures では、ジョイントダイアログボックスにオートデフォルト値が自動的には表示されません。

7. [名前を付けて保存]をクリックします。

Tekla Structures により、現在のモデルフォルダの下の\attributes フォルダにプロパティファイルが保存します。プロパティファイルのファイル名は、[名前を付けて保存]に入力した名前に、ファイル拡張子.jXXX を付加したものです。XXX はジョイント番号を表します。たとえば、sec_0-190.j144 のようになります。

8. [キャンセル]をクリックしてダイアログボックスを閉じ、[オートデフォルト設定]ダイアログボックスに戻ります。

[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じた場合は、ジョイントを次回使用するときに、デフォルトプロパティを読み込む必要があります。デフォルトプロパティを使用すると、オートデフォルトがプロパティを変更できるようになります。

9. standard.j ファイルをもう一度右クリックし、[継手・仕口既定値の選択]を選択します。

表示される[既定値ファイルリスト]ダイアログボックスには、ジョイントダイアログボックスで既に設定し、保存したプロパティが含まれています。

10. [既定値ファイルリスト]ダイアログボックスでファイルを選択します。

11. [OK]をクリックします。

オートデフォルトの使用ページ 37

4.2 オートデフォルトの使用使い慣れていないコンポーネントを使用する場合は、まずデフォルトプロパティを使用してください。その後、オートデフォルトを使用してプロパティを変更します。

オートデフォルトを使用するには、次のようにします。

1. ジョイントダイアログボックスを開きます。

参照項目

オートデフォルト 37 オートデフォルトの使用

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2. [一般]タブで、[オートデフォルト]リストからルールグループを選択します。

3. すべてのタブで、オートデフォルトを使用するプロパティに、矢印シンボルでマークされたオートデフォルトオプションを選択します。

4. [既定値に設定]をクリックすると、オートデフォルトを使用してジョイントが作成されます。

オートデフォルトを使用した後にプロパティを手動で変更した場合、TeklaStructures により、手動で変更したプロパティがされます。たとえば、ジョイントのベースプレートの厚さを手動で 20mm に設定したとします。オートデフォルトがアクティブになり、メイン部材プロファイルに従ってプレートの厚さが設定されます。メイン部材プロファイルを変更した場合でも、ベースプレートの厚さは Tekla Structures により更新されません。つまり、20mm のままです。

使用するオートデフォルトルールとプロパティを表示できます。

• オートデフォルトルールを確認するには、モデル内のジョイントシンボルを選択し、右クリックして[情報]を選択します。

Tekla Structures に、使用するルールグループ、ルールセット、プロパティファイルが表示されます。

• オートデフォルトのプロパティを表示するには、モデル内のジョイントシンボルをダブルクリックし、[読み込み]ボタンの横にあるリストボックスで<AutoDefaults>を選択し、[読み込み]をクリックします。

オートデフォルト設定ページ 32参照項目

オートデフォルト 38 オートデフォルトの使用

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5 オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

プロジェクトと企業のデフォルトに独自のオートコネクションおよびオートデフォルトルールを作成できます。ルールを定義すると、オートコネクションおよびオートデフォルトを使用するときに、ジョイントとジョイントプロパティを選択できます。

• [プロファイル名]は[プロファイルカタログ]の名前です。• プロファイルタイプ

プロファイルタイプ

I 1L 2Z 3U 4プレート 5棒鋼 6パイプ 7四角パイプ 8C 9T 10ZZ 15CC 16CW 17ポリゴンプレート

51

• 副部材の数• メイン部材の数• 材質名

一般的なルール

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

39 オートデフォルトの使用

Page 40: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

梁の相対角度に応じて、ジョイントは傾斜、斜め、回転と分類できます。角度の値は-90~90 度です。• 傾斜角度(メイン部材の断面に対して)

副部材の長手軸がメイン部材の長手軸の傾斜に追従している場合に該当します。

• 斜め角度(メイン部材の長手軸に対して)副部材の長手軸がメイン部材の断面に従って斜行している場合に該当します。斜め角度は、副部材の長手軸とメイン部材の Z 軸または Y 軸との角度のうち、小さい方の角度です。

• 回転角度回転副部材の場合

• プロファイルデプス• ウェブデプス

上部および下部フランジのあるプロファイルの場合、ウェブデプスは以下のとおりです。h-t1-t2-2*r1または、t2 がゼロの場合は以下のとおりです。h-2*t-2*r1フランジが 1 つのプロファイルの場合、ウェブデプスは h-t-r1-r2 です。

用紙方向のルール

寸法ルール

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

40 オートデフォルトの使用

Page 41: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

• ウェブ厚• フランジ厚

• せん断力• 軸力• 曲げモーメント

オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返しページ 41オートデフォルトの例: ジョイントチェックでの繰り返しの使用ページ 43オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力と UDL の使用ページ 45

5.1 オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返しさまざまなプロパティグループに対応するプロパティファイルを保存し、これらのファイルを使用して多数のルールを定義できます。たとえば、ボルトプロパティ用のファイルとプロファイルプロパティ用の別のファイルを作成できます。オートデフォルトでは、別個のファイルが 1 つのファイルに組み合わせられます。つまり、1 つのファイルを複数のルールに使用できるため、定義するファイルの数を減らすことができます。異なる値を持つ同じプロパティがファイルに含まれている場合、検出された最後のプロパティが Tekla Structures により使用されます。以下の例の図を参照してください。

力と強度

参照項目

プロパティの組合わせ

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

41 オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返し

Page 42: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

Tekla Structures では、ジョイントシンボルが黄色または緑色になるまで、プロパティのテストが繰り返されます。ジョイントが正常に作成されない場合、ルールに一致しても繰り返しによりプロパティが自動的に変更されます。ジョイントのチェックが有効な場合、繰り返し機能により、チェックに合格したプロパティが作成されます。

• Tekla Structures では、プロパティファイルを直接繰り返すことはできません。1 つの繰り返しルールセットを複数のサブルールセットと共に使用します。

プロパティの繰り返し

制限事項

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

42 オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返し

Page 43: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

• 平行繰り返しルールセットを多数作成することはできません。1 つの繰り返しルールセットを使用し、デフォルトルールセットの直前に配置してください。

• 組合わせルールセットは、オートデフォルトのツリー構造で繰り返しルールセット上に配置します。

• 組合わせルールセットは、1 つ下のレベルにのみ配置できます。• 空のルールセットは Tekla Structures により無視されるため、各ルールセット

に 1 つ以上のルールを含める必要があります。

オートデフォルトのルールセットの作成ページ 35

5.2 オートデフォルトの例: ジョイントチェックでの繰り返しの使用オートデフォルトで繰り返しを使用すると、ジョイントチェックの結果を使用できます。繰り返しルールに適合するが、ジョイントがジョイントチェックに合格せず、ジョイントシンボルが赤のままの場合、オートデフォルトはジョイントシンボルが緑色になるまで、他のルールやプロパティのテストを続行します。この例では、繰り返しルールを作成し、ジョイントチェックの結果に従ってボルトの数を設定します。これ以降、ルールグループとジョイントチェックをジョイントで同時に使用します。以下の例の図は、[オートデフォルト設定]ダイアログボックスでのルールを示しています。

参照項目

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

43 オートデフォルトの例: ジョイントチェックでの繰り返しの使用

Page 44: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

ジョイントチェックで使用する繰り返しルールを作成するには、次のようにします。

1. [ディテール] --> [オートコネクション] --> [オートデフォルト設定] をクリックします。

2. ツリーを右クリックし、[新規ルールグループ作成]を選択します。

3. 新しいルールグループをクリックし、名前を「Iteration example」に変更します。

4. Iteration example ツリーを参照して[エンドプレート(144)]を見つけ、クリックして[新規ルールセットの追加]を選択します。

5. 新しいルールセットを右クリックし、[ルールセットの編集]を選択します。

6. ルールセット名を「ITERATION」に変更します。

7. [ルールセット内のパラメータ選択・組合せ方法]オプションを[シンボルが緑色になるまで]に設定します。

8. [OK]をクリックします。

9. [ITERATION]ルールセットを右クリックし、[新規ルールセットの追加]を選択します。

10. 新しいルールセットを右クリックし、[ルールセットの編集]を選択します。

11. ルールセット名を「2 bolts」に変更します。

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

44 オートデフォルトの例: ジョイントチェックでの繰り返しの使用

Page 45: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

12. [副部材(1)断面高さ]ルールを選択し、2 ボルトの最小デプスと最大デプスを設定します。

13. [ルールセット内のパラメータ選択・組合せ方法]オプションを[最初の既定値の組合せを使用]に設定します。

14. [OK]をクリックします。

15. 「2 bolts」の下のジョイントプロパティファイル standard.j144 を右クリックし、[継手・仕口既定値の選択]を選択します。

16. [既定値ファイルリスト]の 2 本のボルトのプロパティファイルを選択し、[OK]をクリックします。

適切なプロパティファイルがない場合、適切なプロパティを定義できます。standard.j144 ファイルを右クリックし、[コンポーネント既定値の編集]を選択します。必要なプロパティを保存し、[キャンセル]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。保存したプロパティが[既定値ファイルリスト]で使用できるようになります。

17. [既定値に設定]をクリックして、変更をジョイントダイアログボックスで使用できるようにします。

18. 他のルールセットごとに手順 9~16 を繰り返します。

19. [エンドプレート(144)]ダイアログボックスを開きます。

20. [読み込み]ボタンの横のリストから[<Defaults>]を選択し、[読み込み]をクリックします。

21. [一般]タブで、[オートデフォルト・ルールグループ]オプションを作成した「Iteration example」に設定します。

22. [設計]タブで、[チェックを行う]オプションを[はい]に設定します。

23. [せん断力]、[引張力]、[モーメント]の各オプションに、副部材の荷重を入力します。

24. [OK]をクリックします。

オートデフォルト設定ページ 32オートデフォルトのプロパティの組合わせと繰り返しページ 41

5.3 オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力とUDL の使用オートコネクションおよびオートデフォルトの反力は、次の場所で設定します。• 部材のユーザー定義情報(オートコネクションおよびオートデフォルトの場

合)

参照項目

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

45 オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力と UDL の使用

Page 46: Structures Tekla...1.1 コンポーネントの概念 モデルで部材を接合するにはコンポーネントを使用することができます。コンポ ーネントは自動的にオブジェクト(たとえば、部材の接合に必要なプレート、溶接、

• ジョイントダイアログボックスの[設計基準]タブ(オートデフォルトの場合)反力ルールで反力を使用しており、オートデフォルトがアクティブになっている場合は、Tekla Structures により、まず対応するジョイントのプロパティで反力が検索されます。プロパティに反力が含まれていない場合、Tekla Structures によりジョイントの副部材のユーザー定義情報で反力が検索されます。Tekla Structures によりユーザー定義情報で反力が見つからない場合は、反力ルールを使用することはできません。せん断力計算反力値を指定していない場合は、UDL (等分布面荷重)せん断力ルーチンを使用してせん断力が計算されます。UDL 計算は、主にフィート・インチ単位で使用するためのものです。降伏応力値、プロファイル寸法、および UDL 率を使用して、最大許容せん断力が計算されます。• 降伏応力は、[材質カタログ]で定義されます。• プロファイル寸法は、[プロファイルカタログ]から取得されます。• UDL 率は、ジョイントダイアログボックス、または詳細設定から取得されま

す。Tekla Structures により、オートデフォルトのせん断力ルールと結果が比較されます。

オートコネクションおよびオートデフォルトに UDL を使用するには、次のようにします。

目的 操作オートコネクションでのUDL の使用

1. ジョイントダイアログボックスの[設計基準]タブで、UDL オプションを[はい]に設定します。

2. [UDL %]ボックスに UDL 率を入力します。値を入力しない場合、Tekla Structures により、XS_AUTODEFAULT_UDL_PERCENT 詳細設定で設定されているデフォルトのパーセンテージが使用されます。

オートデフォルトでの UDLの使用

1. ジョイントダイアログボックスの[設計基準]タブで、[UDLを使用する]オプションを[はい]に設定します。

2. [UDL %]ボックスに UDL 率を入力します。値を入力しない場合、Tekla Structures により、XS_AUTODEFAULT_UDL_PERCENT 詳細設定を使用して設定されているデフォルトのパーセンテージが使用されます。

オートコネクションおよびオートデフォルトのルール

46 オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力と UDL の使用

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6 免責条項

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免責条項 47 オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力と UDL の使用

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免責条項 48 オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力と UDL の使用