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smartsmart moves moves moves moves moves movesBoschBoschBosch today 2019today 2019today 2019

ボッシュ・グループ概要 2019

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単位:100万ユーロ2018 20171

総売上高 78,465(10,232,917百万円)

78,066(9,891,835百万円)

前年比(%) 0.5 6.8

ドイツ国外の対売上高比(%) 79 80

研究開発費 5,963(777,657百万円)

7,045(920,430百万円)

対売上高比(%) 7.6 9.0

資本支出(有形固定資産) 4,946(645,027百万円)

4,345(550,560百万円)

減価償却に占める割合(%) 159 140

従業員数(人)

年平均 407,485 402,619

2018年12月31日現在 409,881 402,166

総資産 83,654 81,870

自己資本 39,176(5,109,090百万円)

37,552(4,758,258百万円)

自己資本比率(%) 47 46

EBIT(支払金利前税前利益) 5,502(717,537百万円)

4,944(626,460百万円)

対売上高比(%) 7.0 6.3

税引後利益 3,574(466.099百万円)

3,294(414,852百万円)

繰越利益剰余金 (ロバート・ボッシュGmbHの配当引当金)

242(31,560百万円)

241(30,537百万円)

2018年ボッシュ年間平均レート:130.41378円=1ユーロ2017年ボッシュ年間平均レート:126.71118円=1ユーロ(百万円未満切り捨て)1会計方針の変更により調整済み

ボッシュ・グループの主要データ

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目次

30雇用者としてのボッシュ

222018年度の事業報告

4ボッシュ・グループ概要

10事業セクター

6戦略と革新力

18

8

2018年のハイライト

スマートムーブ

26ボッシュの持続可能性への取り組み

655年間の主要データ

44取締役会および監査役会

64お問い合わせ先/奥付

38会社の沿革

28ロバート・ボッシュ財団

32ボッシュ・グループの拠点

ボッシュに 関するデータ

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FSC)ボッシュトゥデイ2019日 R 

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2018年度の売上高785

約 460 の子会社と世界60カ国以上で事業を展開する現地法人

2018年度の支払金利前税引前利益

55

約 億ユーロ

全世界の従業員数

約 410,000人

約 億ユーロ

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FSC)ボッシュトゥデイ2019日 R 

製版者 訂正回数

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60億ユーロの研究開発投資

ボッシュに関するデータ

約 130 カ所全世界に展開する開発拠点数

00R 3 再校 デザイン

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ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。従業員数は約41万人(2018年12月31日現在)を数え、2018年度の売上高は785億ユーロを計上しています。事業はモビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、消費財、およびエネルギー・ビルディングテクノロジーの4事業セクター制で運営しています。ボッシュはIoTテクノロジーのリーディングカンパニーとして、スマートホーム、スマートシティ、コネクテッドモビリティ、さらにコネクテッド・マニュファクチャリングに関する革新的なソリューションを提供しています。ボッシュはセンサー技術、ソフトウェア、サービスに関する豊富な専門知識と「Bosch IoT cloud」を活かし、さまざまな分野にまたがるネットワークソリューションをワンストップでお客様に提供することができます。コネクテッドライフにつながる革新技術を提供することを、ボッシュ・グループは戦略目標に掲げています。私たちは革新的で人々を魅了する製品とサービスを通じて、全世界の人々の生活の質を向上させることを目指しています。ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社460社、そして世界の約60の国々にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・エンジニアリング・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界中の約130の拠点で約6万8,700人の従業員が研究開発に携わっています。

ボッシュの起源は、1886年に創業者ロバート・ボッシュ(1861~1942)がシュトゥットガルトに設立した「精密機械と電気技術作業場」に遡ります。ロバート・ボッシュGmbHの独自の株主構造は、ボッシュ・グループの企業としての自立性を保証しています。「株主(利益配当)」と「経営(議決権)」が完全に分離した企業形態によって、ボッシュは長期的な視野に立った経営を行い、将来の成長を確保する重要な先行投資を積極的に行うことができます。ロバート・ボッシュGmbHの株式の大半は、非営利組織である公益法人「ロバート・ボッシュ財団」(持株比率92%、議決権なし)が保有しています。議決権の大部分は株主の事業機能実行機関である共同経営者会「ロバート・ボッシュ工業信託合資会社」が保有し、残りの株式と議決権は創業家であるボッシュ家とロバート・ボッシュGmbHが保有しています。

詳細については以下のHPをご覧ください。www.bosch.com, www.iot.bosch.com, www.bosch-press.com, www.twitter.com/BoschPresse

ロバート・ボッシュGmbH1%

ボッシュ家7%

ロバート・ボッシュ財団 92%

出資比率

ボッシュ家7%

ロバート・ボッシュ工業信託合資会社93%

議決権

ロバート・ボッシュGmbHの株主

ボッシュ・グループ概要

Bosch today 20194

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ボッシュ・グループの事業セクター

ロバート・ボッシュGmbHの株主

消費財電動工具4

BSH Hausgeräte GmbH

産業機器テクノロジードライブ&コントロール テクノロジー2

パッケージング テクノロジー3

その他の事業:ボッシュ コネクテッドインダストリーRobert Bosch Manufacturing Solutions GmbH

モビリティ ソリューションズパワートレイン ソリューションズ1

シャシーシステム コントロールエレクトリカル ドライブカーマルチメディアオートモーティブ エレクトロニクスオートモーティブ アフターマーケットオートモーティブ ステアリングコネクテッドモビリティ ソリューションズ1

その他の事業:Bosch Engineering GmbHeBike SystemsETAS GmbHITK Engineering GmbHモーターサイクル&パワースポーツ

エネルギー・ビルディングテクノロジービルディングテクノロジー5

サーモ テクノロジーグローバルサービスソリューションズ その他の事業:Robert Bosch Smart Home GmbH

12018年1月1日設立2Bosch Rexroth AG(ボッシュ持株比率100%)3Robert Bosch Packaging Technology GmbH4Robert Bosch Power Tools GmbH52018年2月28日までセキュリティー システム事業部62018年5月10日までRobert Bosch Start-up GmbH

事業セクターに含まれない他の事業:Bosch Healthcare Solutions GmbHBosch Software Innovations GmbHgrow platform GmbH6

Robert Bosch Venture Capital GmbH

5ボッシュ・グループ概要

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ボッシュは自動運転、eモビリティ、モノのインターネット化に重点を置いています。これらの分野でリーディングサプライヤーになるという私たちの目標に変わりはありません。

戦略 と革新力

モノのインターネット化(IoT)はモビリティ、産業機器テクノロジー、消費財からエネルギー・ビルディングテクノロジーまで、すべての事業分野に影響を及ぼします。ボッシュは「モノ」の世界でその専門知識を活かすのに有利な立場にあります。IoTはまた、サービスの分野で新たなビジネスチャンスを広げます。

現在、私たちの製品種目の60%以上がウェブ接続に対応しています。

モビリティをEmission-free(排出ガスのない)、Stress-free(ストレスのない)、Accident-free(交通事故のない)にすると同時に、マルチモーダルでパーソナル化されたものにすることが私たちのビジョンです。

目標は、ネットワーク化された、インテリジェントなソリューションを活用して、できるだけ多くの人々がゆとりを持って、より効率的かつ安全な生活を送れるようにすることです。

過去10年間、私たちはモノのインターネット化を視野に入れ、ソフトウェア開発と製品ネットワーク化の分野で専門知識を着実に積み上げてきました。

Bosch today 20196

Bosch today 20196

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私たちはAIセンター(BCAI:Bosch Center for Artifi cial Intelligence)の拡充を続けています。テクノロジー企業として、私たちはAI手法のリーダーになることを目指しています。

私たちの目標は、車両の電動化、自動化とネットワーク化、そしてコネクテッドモビリティサービスの分野でリーディングサプライヤーの一つになることです。

ボッシュは、開発、製造、および物流管理プロセスを含むすべての製品分野において、AI手法に大きな革新の可能性を見出しています。

私たちは、 インテリジェントなウェブ接続対応機器、ソフトウェア プラットフォーム(Bosch IoT Suite、Bosch IoT Cloud)、アプリケーション&サービスというネットワーク化の3つのレベルすべてで事業を展開しています。

モビリティに関わるあらゆるユーザーと車両を関連サービスとともにインターネットにつなげることが、将来のモビリティ戦略の主要な要素です。

センサー技術は、ボッシュが能力を発揮する重要な分野の一つです。私たちが持つ専門知識は、自動車分野をはるかに超えて広がっています。市場での地位をさらに強化するため、ドレスデンに新たなウエハ製造工場を建設しており、投資額は総額で約10億ユーロに達する予定です。

私たちはカギとなるIoTエコシステムを形作るために主要な役割を担いたいと考えています。プロジェクトは、モビリティからスマートホームソリューション、都市インフラのネットワーク化から農業にまで及び、製品だけでなく製造と物流管理プロセスも含みます。

私たちは、2025年までにボッシュのすべての電子製品にAI(人工知能)を搭載するか、またはAIが電子製品の開発・製造に関わるようにすることを目指しています。

ボッシュの戦略の詳細については、2018年度年次報告書(annual-report.bosch.com)のグループマネジメントレポートをご確認ください。

77戦略と革新力

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ボッシュは常に進歩と関わってきました。私たちは、「Invented for life」のテクノロジーを駆使してお客様の目標達成をお手伝いすることで、私たちが暮らす世界を少しでも良くすることを目指しています。そのためには優れたアイディアや、大胆な決断が必要です。言い換えれば、スマートムーブ(賢明な手段)が求められるのです。

年次報告書に合わせて発行される今号のデジタルマガジンは、そのほんの一部にスポットを当てます。annual-report.bosch.com

9スマートムーブ

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モビリティ ソリューションズ セクターは世界最大規模の自動車機器サプライヤーのひとつであるボッシュ・グループの総売上高の約61%を占めています。その主な活動分野は、内燃機関用燃料噴射システム、パワートレイン用周辺機器、電動パワートレイン関係の各種ソリューション、ステアリングシステム、セーフティシステムとドライバー アシスタンス システム、ユーザーフレンドリーなインフォテインメント技術、C2C/C2X(車々間/車路間)通信、リペアショップコンセプト、オートモーティブ アフターマーケット用の技術とサービスなどです。モビリティをEmission-free (排出ガスのない)、Stress-free(ストレスのない)、Accident-free(交通事故のない)にすると同時に、マルチモーダルでパーソナル化されたものにすることが私たちのビジョンです。重要な戦略的優先事項には、パワートレインの変革や、電動化、自動運転、自動車用の新しい電気・電子アーキテクチャ、隣接する市場セグメントへのアクセス、追加サービスの開発などの分野における事業の拡大が含まれます。新事業部パワートレイン ソリューションズは、エネルギー源を問わずパワートレイン テクノロジーにおける包括的で柔軟なソリューションを開発するために、2018年1月1日に設立されました。この新しい事業部は、ガソリン システム事業部とディーゼル システム事業部が統合して生まれました。ガソリン直噴システムおよびディーゼル直噴システムからバッテリーシステムを備えた電動パワートレインまで、パワートレイン テクノロジー向けに広範な製品とソリューションを提供しており、将来的には燃料電池テクノロジーも手がける予定です。また、再編された事業部「コネクテッド モビリティ ソリューションズ」は、モビリティ ソリューションズ セクター内のさまざまな部門で扱われてきたコネクテッドモビリティ関連のソリューションやサービスを一手にまとめて担うことになりました。

www.bosch-mobility-solutions.com

パワートレイン ソリューションズ1

シャシーシステム コントロールエレクトリカル ドライブカーマルチメディアオートモーティブ エレクトロニクスオートモーティブ アフターマーケットオートモーティブ ステアリングコネクテッドモビリティ ソリューションズ1

その他の事業:Bosch Engineering GmbHeBike SystemsETAS GmbHITK Engineering GmbHモーターサイクル&パワースポーツ

12018年1月1日設立

モビリティ ソリューションズ

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474 476

モビリティ ソリューションズ 1調整後の数値

モビリティ ソリューションズ

3,346 3,531

EBIT 単位:100万ユーロ

20171/2018

売上高単位:億ユーロ

2017/2018

11事業セクター

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2018年度に産業機器テクノロジー セクターはボッシュ・グループの総売上高の9%に貢献しました。このセクターにはドライブ&コントロール テクノロジー事業部が含まれ、あらゆるタイプやサイズの機械やシステムにおける効率的、パワフルかつ安全な動作を実現するドライブ&コントロール テクノロジーを提供しています。同事業部は、インテリジェントなコンポーネント、カスタマイズされたシステムソリューション、サービスによって、完全にネットワーク化されたアプリケーションに必要な環境を整えます。油圧機器、電気式駆動・制御システム、ギアテクノロジーのほか、リニアモーションおよびアセンブリーテクノロジーをソフトウェアとモノのインターネット化へのインターフェースを含めて提供しています。第二の事業部であるパッケージング テクノロジーは製薬業界や食品業界向けの包装プロセスと包装ソリューションを提供しており、これにはスタンドアローンタイプの機械、システムソリューションや各種サービスポートフォリオなども含まれます。2018年にボッシュはこの事業を売却する方針を決定しました。パッケージング テクノロジー事業部の傘下にあったボッシュのアセンブリーシステムの社内プロバイダーであるRobert Bosch Manufacturing Solutions GmbH(シュトゥットガルト)は、ボッシュ・グループにとどまります。 また、ソフトウェアソリューションの開発と社内外の顧客向けのインダストリー4.0プロジェクトを手がけるボッシュ コネクテッド インダストリー事業部門は、2018年初めに産業機器テクノロジー セクターの一翼としてスタートしました。

www.boschrexroth.com www.boschpackaging.com

ドライブ&コントロール テクノロジー1

パッケージング テクノロジー2

その他の事業:ボッシュ コネクテッドインダストリーRobert Bosch Manufacturing Solutions GmbH

1Bosch Rexroth AG(ボッシュ持株比率100%)2Robert Bosch Packaging Technology GmbH

産業機器テクノロジー

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68 74 222 687

産業機器テクノロジー

産業機器テクノロジー

売上高単位:億ユーロ

2017/2018

EBIT 単位:100万ユーロ

20171/2018

1調整後の数値

13事業セクター

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2018年度に消費財セクターはボッシュ・グループの総売上高の約23%に貢献しました。同セクターには、電動工具と関連アクセサリー、そしてメジャーリングツールのサプライヤーである電動工具事業部が含まれています。同事業部はハンマードリル、コードレスドライバー、ジグソーといった電動工具のほかにも、芝刈り機、ヘッジトリマー、高圧クリーナーなどのガーデンツールを各種取り扱っています。革新技術の中で特に注力しているのは、パワフルで便利なコードレスツールと、ウェブ接続可能なツールやサービスです。電動工具事業部の戦略の重要な柱は、革新性、継続的なデジタル化、強力なブランド、および新興市場における事業の拡大です。将来、より一層の革新性を持つためには、ユーザーと協力し、そのニーズに基づいて製品を開発することが不可欠です。消費財セクターには、BSH Hausgeräte GmbHも含まれます。同社は洗濯機、ドラム乾燥機、冷蔵・冷凍庫、コンロ、オーブン、食洗機、さらに掃除機、コーヒーメーカー、フードプロセッサーなどの小型電化製品まで、エネルギー効率の優れたさまざまな最新型の家庭用電化製品を提供しており、ウェブ接続可能な製品も増えつつあります。BSH Hausgeräte は、アナログな世界からネットワーク化された世界へのパラダイムシフトを積極的に形作っています。このため、同社はお客様重視の「ハードウェア+」戦略をとっています。革新的な家電製品と同様に、同社はデジタルでパーソナル化されたサービスの提供を増やしています。グローバル規模で競争が激化するなか、革新力と徹底したユーザー重視の姿勢がこれまで以上に重要になっています。

www.bosch-pt.comwww.bsh-group.com

電動工具1

BSH Hausgeräte GmbH

1Robert Bosch Power Tools GmbH

消費財Bosch today 2019

14

00R 14 再校 デザイン

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185 179 1,239 1,149

消費財2 1調整後の数値2その他の活動を含む

消費財

売上高単位:億ユーロ

2017/2018

EBIT 単位:100万ユーロ

20171/2018

15事業セクター

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エネルギー・ビルディングテクノロジー2018年度にエネルギー・ビルディングテクノロジー セクターはボッシュ・グループの総売上高の7%に貢献しました。同セクター傘下のビルディング テクノロジー事業部(旧称:セキュリティー システム事業部)の事業は大きく2つの分野に分類されます。1つ目は、革新的なセキュリティー/通信ソリューションを扱うグローバルな製品事業と地域統合事業、2つ目は特定の国々で提供する、建物のセキュリティー、エネルギー効率および自動化に対応したソリューションやカスタマイズされたサービスです。そのいずれも商業用途に焦点を当てており、ビデオ監視システム、防犯・火災警報器、音声警報装置、出入管理システム、プロ用オーディオシステム、会議システムなどの各種製品を取り扱っています。サーモ テクノロジー事業部は、空調、温水および分散型エネルギー管理のソリューションを全世界のお客様に提供しています。同事業部は住棟向け暖房システムおよびエネルギー管理、給湯器、商業・工業用の暖房および空調システムを手がけています。リモート故障診断などの各種機能を通じて、ウェブ接続可能な機器の重要性は増しつつあります。ボッシュ グローバルサービスソリューションズは、主に自動車、旅行、物流管理、情報通信技術などの分野のお客様向けに事業プロセスやサービス向けのアウトソーシングを行っています。Robert Bosch Smart Home GmbH は、住宅向けのウェブ接続可能なアプリ制御製品を提供しています。

www.bosch-energy.com

ビルディングテクノロジー1

サーモ テクノロジーグローバルサービスソリューションズ

その他の事業:Robert Bosch Smart Home GmbH

12018年2月28日までセキュリティー システム事業部

Bosch today 201916

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54 56 239 266

エネルギー・ビルディングテクノロジー

エネルギー・ビルディングテクノロジー

売上高単位:億ユーロ

2017/2018

EBIT 単位:100万ユーロ

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1調整後の数値

17事業セクター

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2018年のハイライト

1月8日

ラスベガス(米国)

CES® 2018イノベーションアワードボッシュがBMA400加速度センサーでCES イノベーションアワードを受賞。センサーのバッテリー寿命向上は、特にウェアラブル端末にとって有利。

2 mm

2月28日

ヨハネスブルグ(南アフリカ)、シュトゥットガルト(ドイツ)

ボッシュがアフリカ事業を強化Bosch Rexroth AG は、2014年から株式の50%を保有しているHytec Holdings (Pty.) Ltdの全株式を取得。Hytecは油圧ソリューションとオートメーションソリューションのマーケティングを専門とする、サブサハラアフリカにおけるこの分野におけるリーディングカンパニー。

2月21日

ベルリン(ドイツ)

コネクテッドモビリティサービスの新事業部 ボッシュはモビリティサービスのプロバイダーを目指し変革を推し進め、コネクテッド モビリティ ソリューション事業部の新規設立を発表。

2月21日

ベルリン(ドイツ)

Bosch ConnectedWorld 20184,000人を超えるボッシュの顧客、パートナー、従業員が参加し、新しいテクノロジーやネットワーク化によって可能になるアプリケーションについて意見交換。その他の議題:新しいビジネスモデルと市場ベルリンで開催されるBosch ConnectedWorldは、モノのインターネット化(IoT)およびデジタル革命に関する世界有数の会議に。ボッシュは2018年中に5,200万台のウェブ接続可能な製品を販売する予定。

02

3月21日

シュトゥットガルト/シュトゥットガルト/ロイトリンゲン(ドイツ)ロイトリンゲン(ドイツ)

初のABS搭載電動アシスト自転車初のABS搭載電動アシスト自転車Bosch eBike Systems 製の初のBosch eBike Systems 製の初の量産型ABS(アンチロック ブレーキ 量産型ABS(アンチロック ブレーキ システム)は現在、特定の自転車フシステム)は現在、特定の自転車フシステム)は現在、特定の自転車フシステム)は現在、特定の自転車フリートに搭載。リートに搭載。

4月24日4月24日

ドレスデン(ドイツ)ドレスデン(ドイツ)ドレスデン(ドイツ)ドレスデン(ドイツ)

新ウエハ製造工場の起工式新ウエハ製造工場の起工式新ウエハ製造工場の起工式新ウエハ製造工場の起工式ボッシュにとって単一案件としてはボッシュにとって単一案件としてはボッシュにとって単一案件としてはボッシュにとって単一案件としては過去最大の投資プロジェクトがスタ過去最大の投資プロジェクトがスタ過去最大の投資プロジェクトがスタ過去最大の投資プロジェクトがスタート。ドレスデンにある約10万平方ート。ドレスデンにある約10万平方ート。ドレスデンにある約10万平方ート。ドレスデンにある約10万平方メートルに及ぶ敷地には世界最先端メートルに及ぶ敷地には世界最先端メートルに及ぶ敷地には世界最先端メートルに及ぶ敷地には世界最先端のウエハ製造工場が建設され、投資のウエハ製造工場が建設され、投資のウエハ製造工場が建設され、投資のウエハ製造工場が建設され、投資額は10億ユーロを超える。額は10億ユーロを超える。額は10億ユーロを超える。額は10億ユーロを超える。

Bosch today 201918

00R 18 再校 デザイン

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7月9日

ベルリン(ドイツ)

ボッシュとNIOが戦略的パートナーシップを締結ドイツのアンゲラ・メルケル首相と中国の李克強首相の列席の下、ボッシュと電気自動車メーカーのNIOは、センサー、自動運転、電気モーター制御、インテリジェントな輸送システムに重点を置いた企業間協定に調印。

7月20日

ウルム(ドイツ)

ボッシュ製造会議 2018ボッシュ・ワールドから約400人の管理職と製造エキスパートが集まり、モノのインターネット化で生成されたデータの有効活用に人工知能を役立てる方法を議論。

6月28日

シュトゥットガルト/ルートヴィヒスブルク(ドイツ)

10周年を迎えたボッシュのベンチャー キャピタル「Robert Bosch Venture Capital GmbH は過去10年間、技術系スタートアップ企業への投資で成功を収めています。スタートアップシーンとの価値ある連携は、ボッシュのイノベーション文化、機動力に大きく貢献しています」(ボッシュのフォルクマル・デナーCEO)

6月13日

ハーグ(オランダ)

先駆的な二輪車関連テクノロジーにCLEPA賞CLEPA(欧州自動車部品工業会)が、ボッシュの先駆的なレーダーベースのモーターサイクル用アシスタンスシステムに「安全」部門賞を授与。

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4月25日

シュトゥットガルト/レニンゲン(ドイツ)

新しいボッシュのディーゼル技術で将来の排出ガス規制に対応ボッシュのフォルクマル・デナーCEOが、2020年から施行される窒素酸化物排出量の規制値に対応したボッシュのテクノロジーを紹介。

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5月30日

ブラガ(ポルトガル)

新しい技術センタードイツのアンゲラ・メルケル首相、ポルトガルのアントニオ・コスタ首相、そしてボッシュの取締役会メンバーであるディルク・ホーアイゼルが、自動運転のためのセンサーとソフトウェア機能の開発を手がける新しい技術センターの開所式に列席。

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7月31日

カールスルーエ/プロッヒンゲン(ドイツ)

自動車整備士向け拡張現実「アウトメカニカ」見本市で、ボッシュのテクニカルセールスエンジニア研修における拡張現実の革新的な利用に対して授賞。

8月21日

ホーシャム(イギリス)、シュトゥットガルト(ドイツ)

ボッシュとセレス・パワー(Ceres Power)が戦略提携ボッシュは新エネルギーシステム向け燃料電池の開発を推進するため、燃料電池のスペシャリストであるセレス・パワーとパートナーシップを締結。

9月7日

蘇州(中国)

新たな研究開発(R&D)センターを開設2018年末時点で約1,500人の従業員が勤務する同センターは、モビリティソリューションとコネクテッド・マニュファクチャリング(ネットワーク化された製造)の研究に重点を置く、ボッシュの世界最大の研究開発拠点の一つとなる。

9月7日

天津(中国)

ボッシュ工場が「製造業の指針(Manufacturing lighthouse)」に選出世界経済フォーラムは、無錫のボッシュ工場をスマートマニュファクチャリングの「指針」に選出。選出されたのは世界で9工場のみ。インダストリー4.0テクノロジーの導入の成功が審査の決め手に。

9月7日

デリー(インド)

「Move」モビリティサミットインドのナレンドラ・モディ首相の招きにより、ボッシュは同国が抱えるモビリティの課題の解決を手助け。インドのボッシュのエンジニアが、世界最小・最軽量のモーターサイクル用ABSを現地市場向けに開発。

9月28日

ベルリン(ドイツ)

最も人気の高い雇用者:ボッシュはトップクラス 調査会社トレンデンスが、ドイツの大卒者を対象に最も働きたい企業についてアンケート。ビジネス、エンジニアリング、ITのプロフェッショナル1万8,000人を対象とした調査で、ボッシュは2位に。

10月19日

シュトゥットガルト=フォイヤバッハ(ドイツ)

IT キャンパスを開設ボッシュのグローバルな IT活動の調整を担当するコンピテンスセンター。約2,000人の従業員が勤務する新キャンパスは、ボッシュの別の拠点ですでに効果を確認済みの「インスパイアリング・ワーキング・コンディション」コンセプトに従って設計。

10月22日

シュトゥットガルト(ドイツ)

本社の再編ボッシュの本社が、過去最大の組織的・文化的変革へ。これまで40あった本社部門を再編し約20に。ボッシュ取締役会メンバーが対話集会で詳細を発表し、その模様をライブ配信。

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11月6日

ミュンヘン(ドイツ)

革新的な見本市でのプレゼンテーションが受賞Robert Bosch Hausgeräte GmbHが、家電見本市「IFA」での「living worlds」コンセプトでドイツデザイン賞(German Design Award 2018)に輝く。革新的なブースデザインは、来場者を5つの異なる仮想環境に没入させ、日常の中でボッシュの製品がどのようにニーズに合った実用的なソリューションを提供できるかを表示。

12月5日

ザルツギッター(ドイツ)

5億個のエンジンコントロールユニットを製造ボッシュのエンジンコントロールユニットは、40年にわたりパワートレインを制御。ボッシュのエンジンコントロールユニットは、世界の新車のほぼ半数に搭載。

11月19日

ピッツバーグ(米国)

機械学習:ボッシュのセンサーシステムがISSへボッシュと航空宇宙企業アストロボティック・テクノロジーは、ボッシュのセンサーシステム「SoundSee」を2019年中頃に国際宇宙ステーション(ISS)に送る予定。両社はこのシステムのディープオーディオ分析がISSの運用を一段と改善すると期待。

11月19日

ヒルデスハイム(ドイツ)

曲面コックピット ディスプレイを初公開ボッシュが初の量産車のコックピット向け曲面インストルメントディスプレイを発表。新しい製造工程により、太陽光の下でもメーターパネルに反射する光を最大で4倍抑えることが可能。これにより、表示される画像の鮮明さとコントラスト比が高まる。

11月27日

シュトゥットガルト(ドイツ)

自動運転:ボッシュが高精度モーション&ポジションセンサーを発表自動運転車両の安全運行には、常に自車位置をセンチメートル単位で正確に把握することが不可欠。このため、ボッシュは衛星測位システム(GNSS)信号用の高性能受信機ユニットを含む独自のモーション&ポジションセンサーを開発。

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11月8日

シュトゥットガルト(ドイツ)、サンノゼ(米国)

高度・完全自動運転ライドシェア サービスの実証実験開始を発表ボッシュとダイムラーは、2019年下期からアプリベースのサービスを特定の顧客向けに提供する予定。サンノゼ市の一部が自動運転車両の実験の場に。

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売上高と支払金利前税引前利益(EBIT)の推移ボッシュ・グループ(2014~2018年)

売上高単位:100万ユーロ

48,951 78,46578,06673,12970,607

14 18171615

2018年度の事業報告

重要な市場や地域の経済環境が冷え込んでいるにもかかわらず、2018年度のボッシュ・グループの業績は好調でした。景気の減速は、とりわけ世界の自動車生産と中国に影響を及ぼしました。ボッシュ・グループの 売上高は785億ユーロと、前年の781億ユーロから増加しました。連結対象グループの変更による影響を考慮しない場合は2.2%の増加、為替調整後では5.0%の増加となりました。事業基盤構成の変化による影響の13億ユーロは、主に2017年末のスターターモーター&ジェネレーター事業部の売却に関連しています。

特別な効果を含め、ボッシュ・グループは、前年は49億ユーロだった支払金利前税引前利益は、2018年に55億ユーロに増加しました。また、調整後支払金利前税引前利益も55億ユーロと、前年度の53億ユーロを上回りました。この業績改善は、将来有望な分野への多額の先行投資と変革プロセスにもかかわらず達成されました。

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EBIT単位:100万ユーロ

1調整後の数値

3,030 5,5024,9443,5944,587

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事業セクター の成長ペースにはばらつきが見られました。産業機器テクノロジー セクターは非常に好調でした。数多くの製品が成功を収めた結果、自動車生産の世界的な減速とスターターモーター&ジェネレーター事業部の売却にもかかわらず、モビリティ ソリューションズ セクターは増収を達成することができました。エネルギー・ビルディングテクノロジー セクターが緩やかに成長した一方で、消費財セクターは振るいませんでした。

売上高の動向は 地域 によっても異なりました。事業基盤構成の変化と為替負担も大きな影響を及ぼしました。欧州での成長は満足の行くものでした。為替調整後の成長率を基準とした場合、北中南米地域が最も高い伸び率を示しました。これは北米および南米の事業にも当てはまります。アジア太平洋地域の成長は大きく失速しました。その主な理由の一つは、中国経済の減速です。アフリカでは、南アフリカでの買収による効果もあり、売上高が初めて5億ユーロの大台を突破しました。欧州は売上高の53%を占め、アジア太平洋が30%、北中南米が17%で続きました。

232018年度の事業報告

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141 1817 1, 2161151

1顧客が直接負担する開発作業を含む2調整後の数値

研究開発費ボッシュ・グループ(2014~2018年)

総支出単位:100万ユーロ

4,959 6,378 6,911 7,045 5,963

2018年、ボッシュ・グループの研究開発費は再び売上高を上回る伸び率となりました。ただし、IFRS15基準が初めて適用された結果、研究開発費の開示に使用される方法が変更されました。顧客が直接負担する開発作業(前年は16億ユーロ)など、先行投資の一部は開発費とは認識されず、販売費として計上されます。この変更により、2018年に開示された研究開発費は60億ユーロに減少しました。モビリティ リューションズ セクターは、研究開発費の4分の3

を占めています。その先行投資の主な対象分野は、電動化、ドライバー アシスタンス システム(自動運転を含む)、ディスプレイ、インフォテインメントシステム、センサー類などです。

将来有望な分野への先行投資

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ボッシュ・グループの総従業員数は、2017年末時点で約40万2,200人でしたが、約7,700人増えて2018年末時点で約40万9,900人になりました。2017年の数字はスターターモーター&ジェネレーター事業部の売却がすでに考慮されています。2018年、事業基盤構成の変化を考慮すると、従業員数の増加は約1,200人にとどまりました。最も大きな影響を与えたのは、合弁会社Bosch Rexroth South Africaの完全買収です。事業売却による影響は軽微でした。新

規雇用の数は、従業員の離職者数を考慮して、約6,500人に上りました。地域別構成は、前年から変化はありませんでした。

世界の従業員が再び増加

ドイツ139,42234%

欧州(ドイツを除く)110,542 27%

北中南米地域45,092 11%

アジア太平洋 (アフリカなど、他の国々を含む) 114,825 28%

従業員数2018年度ボッシュ・グループ(2017年12月31日現在)

地域別

総計 409,881

252018年度の事業報告

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ボッシュの持続可能性への取り組み

ボッシュがビジネスを長期的に展開していくにあたっては、社会や環境が健全であることが不可欠であるということに疑う余地はありません。私たちは常に、現在そして未来の世代に関わる自然環境を保護しながら、長期的な成功を確実にすることを目指しています。ボッシュは2025年に向けて新たに意欲的な目標を設定し、社会が直面する課題に対応した活動を行っていくための取り組みを強化しています。これら

の目標を策定する際には、グローバルなメガトレンドだけでなく持続可能性に関する現在最も差し迫った問題も分析し、環境保護に積極的な企業のベンチマーク分析を行い、関係者と徹底した議論を行っています。将来的には、気候変動、エネルギー、水、都市化、グローバリゼーション、そして健康という世界的に重要な6つの問題に焦点が当てられます。

気候変動

1 | CO2 ス

コープ 1 + 2

2 | CO2 ス

コープ 3

エネルギー1 | エネルギー効率

2 | 再生可能エネルギー

水 1 | 水不足

2 | 水質

健康

1 | 健康

+ 安全

2 | 環境負荷物質

グローバリゼーション

1 | 責任2 | サプライチェーン 都市化

1 | ライフサイクルアセスメント

2 | 資源 + 廃棄

新たな局面ボッシュの持続可能性への取り組み2025

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csr.bosch.com

たとえば、気候変動に関しては、ボッシュはクライメートアクションとパリ協定の2度目標 (産業革命後の気温上昇を2℃以内に抑える)に熱心に取り組んでいます。こうした取り組みの一環として、ボッシュは自社の燃料燃焼からの直接排出と、調達エネルギーに関連する間接排出の両方について、2020年までに全世界でカーボンニュートラルを実現することを目指しています。短期的には、この目標を達成するための2つの重要な手段があります。1つは既存の発電所からグリーン電力を調達すること、もう1つはカーボンオフセットです。このプログラムは2020年から2030年の間に大幅に強化され、ボッシュは毎年1億ユーロを省エネ対策に投資し、新しいクリーン電力のシェアを計画的に拡大します。言い換えれば、私たちの取り組みの結果として、代替エネルギーをベースとする新しい発電所が建設される予定です。さらに、ボッシュの拠点では、再生可能資源による自前の発電も拡大します。

気候シナリオは、水不足と水質の低さから、既存の水リスクがより深刻になると予測しています。ボッシュは水が不足している地域にある61カ所の拠点を特定し、これらの拠点の絶対的な水需要を2025年までに25%削減することを目指しています。年間1,000万ユーロを投資して必要な場所に成功と改善を迅速にもたらすことで、この目標の達成をサポートします。都市化が進む世界では、製造期間中、使用期間

中、耐用年数の終了時かを問わず、生態系に影響を与える製品が日々使用されています。この環境負荷を最小限に抑えるため、ボッシュはすでに売上高の約50%を占める主要製品グループのライフサイクル分析を実施しています。その目的は、これらの分析の範囲を拡大し続け、閉ループまたは循環経済の考えに従い、製品が生態系に与える影響をさらに減らす可能性のある方法を見つけることです。製造における廃棄物回避に関しては、ボッシュは今後、有害廃棄物の削減とリサイクル率の向上に重点を置きます。

グローバルに事業を展開する企業として、ボッシュは世界規模で責任を負っています。したがって、持続的かつ責任を持って事業を行うボッシュの取り組みにはサプライヤーも含まれます。その目標は、供給網の生態学的および社会的リスクに取り組む決意を持って行動し続けることです。

ボッシュはまた、人々の健康とその彼らが暮らす地域の環境へのリスクを最小限に抑えることを目指しています。この分野において考慮すべき重要事項は、労働安全、禁止物質規定の順守、有害物質の削減です。ボッシュは遅くとも2020年までに、100万労働時間当たりの労災事故件数を1.7件以下に引き下げることを目標に掲げています。

27持続可能性

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1964年に発足したロバート・ボッシュ財団は、創業者が行ってきた公共福祉活動を引き継ぎ、社会が直面している問題に向き合い、未来につながる画期的なモデルを生み出すことを目指すプロジェクトを推進しています。財団は、ロバート・ボッシュGmbHの株主として受け取る配当金を活動資金とし、ヘルスケア、科学、社会、教育、国際理解の分野で活動しています。

アフリカでは研究活動が活発になっています。ロバート・ボッシュ財団とアフリカ数理科学研究所がルワンダで開催したアフリカ最大の科学会議「ネクスト・アインシュタイン・フォーラム 2018」には、1,500人を超えるアフリカ人科学者が参加しました。

ロバート・ボッシュ財団

www.bosch-stiftung.de/en

ロバート・ボッシュ財団は国際的な取り組みの中で、コミュニケーションを維持し、現在のグローバルな問題についての対話を可能にするための枠組みを育んでいます。一例を挙げると、財団はこの数年間、ベルリンでロバート・ボッシュ・アカデミーという形でマルチナショナルな学際的コミュニティを築いてきました。アカデミーには著名な意思決定者やオピニオンリーダーが籍を置き、ドイツ国内の政治対話に貢献しました。その顔ぶれは閣僚や政治顧問から、健康や持続可能性の専門家、ジャーナリストや舞台演出家まで多彩です。

ロバート・ボッシュ財団の主な関心事の一つは、医療制度の改善です。財団は、PORTをはじめとする広範なイニシアチブによって、この分野で新しい考え方を促します。PORTは「プライマリーケアと長期ケアのための患者志向のセンター」の略で、幅広いサービスを1カ所で提供するヘルスケアセンターの創設を奨励し、とりわけ農村地域のヘルスケア状況を改善することを目的としています。財団はドイツの利害関係者が世界で同様の先駆的なイニシアチブについて学び、役立てることができるよう支援します。

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財団に帰属する機関/施設:• ロバート・ボッシュ病院• マルガレーテ・フィッシャー・ボッシュ 臨床薬理学研究所• ロバート・ボッシュ財団医学史研究所• ドイツ スクールアカデミー• UWC ロバート・ボッシュ・カレッジ• ロバート・ボッシュ癌センター• 国際学友センター(iac)、ベルリン

財団内の財団:• オットー&エディット・ ミュールシュレーゲル財団(高齢化社会)• ハンス・ヴァルツ財団(補完医療に関する研究)• DVA財団(仏独対話)

2018年のプロジェクトへの助成金総額単位:100万ユーロ

153.045.35 国際交流を促進するベルリン リエゾンオフィスによるプロジェクト

1.72 取締役会役員のプロジェクト

7.23 ヘルスケア

6.73科学

8.50社会

8.34教育

9.21国際関係:北中南米地域およびアジア

12.58国際関係:欧州と近隣諸国

68.00ロバート・ボッシュ病院への資本支出

11.87研究所およびロバート・ボッシュ病院での研究

1.40ロバート・ボッシュ・カレッジUWC GmbH

1.22国際学友センターgGmbH

5.55ドイツ スクールアカデミーgGmbH

1.20オットー&エディット・ミュールシュレーゲル財団のための財政支援

2.97ベルクホーフ・ファンデーション・トラスト

1.17傘下の財団

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雇用者としてのボッシュ

世界に足跡を残す自分の仕事に意義を感じましょう。その意義こそが、「Invented for life」です。

ボッシュは、革新的で、有益な、人々を魅了する製品やサービスの開発に取り組んでいます。それらを通じて、私たちは世界の人々の生活の質の向上に寄与し、いつまでも消えることのない足跡を世界に残したいと考えています。

明日の世界を形作る 未来はさまざまなチャンスをもたらしてくれます。そして、そのチャンスを最初に掴み取ることが重要になります。

世界のメガトレンドや新しい技術力に関して、私たちはコネクテッドライフ向けの各種ソリューションを生み出し、それをさらに広げる力も持っています。私たちとともに未来のビジョンを作り上げ、自分のアイディアが明日の世界をどのように形作っていくのかを一緒に見届けましょう。

自分の居場所を見つける 自分が仕事でどのようにベストを尽くせるのかを知っているのは自分だけです。そして、私たちはそのために必要な条件を整えます。

ひとつのグローバル企業にさまざまな働き方:ベンチャー企業から既存の安定した部門まで、ボッシュにはさまざまな職場環境が揃っています。ぜひこの輪に加わり、自分にぴったりの職場を見つけてください。

あなたのアイディアが大きな何かにつながる場所、ボッシュへようこそ!

私たちが信条とするものテクノロジーとサービスの世界的なリーディングプロバイダーであるボッシュは130年以上にわたり、共に未来を形作る機会を世界中の従業員に提供しています。人々の生活の質を向上させ、資源の保護につながる有益な革新技術は、私たちの仕事の原動力となっています。ボッシュは従業員の個性を尊重し、その多様性がボッシュの財産になると信じています。また、従業員が仕事の目標と個人の目標との間で健全なバランスを保てるよう配慮することが、創造性と仕事に対する満足度を向上させる重要な一策であると考えています。そしてこのバランスは、従業員の優れた業績の基礎を形成することにもなります。さらに、生涯学習と視点の定期的な切り替えも、ボッシュのリーダーシップ文化にしっかり根付いています。ボッシュの拠点が世界中に広がるように、ボッシュの活動分野も多岐にわたっています。

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www.bosch-career.com

ライフワークバランスを整える仕事を自分のライフスタイルに合わせましょう。ボッシュは個々に合わせたサポートを提供しています。

仕事だけでなく、人生にも多くの意味があります。そこでボッシュは、従業員の仕事とプライベートの健全なバランスを保てるよう積極的にサポートしています。あなたもこの輪に加わり、自然体で一緒に前に進みましょう。

約束したことを守るどこにいたとしても、チーム精神はいつもそばにあります。

ロバート・ボッシュが会社を設立したのは130年以上前のことですが、彼の価値観は今もなおしっかり息づいています。相手に対する敬意と責任を基礎にした文化に触れ、その価値をさらに発展させてください。

新しい方向に進むこれから進む道に変化があるかもしれませんが、私たちは常にそれに寄り添います。

役職や仕事の分野などで従業員が配置替えを希望する場合には、ボッシュはその意思をしっかり尊重します。また、目指す目標に従って、その後押しも率先して行います。

自然体でいる個々の多様性がボッシュを豊かにしてくれます。あなた独自の個性でボッシュをぜひ彩ってください。

人にはそれぞれに違いがあります。ボッシュは各自の個性を尊重し、その多様性がボッシュの財産になると信じています。自分の考えをオープンにして、革新をともに推進していきましょう。

未来につなぐボッシュは自分たちの事業だけでなく、環境も重視しています。未来の世代のために、そのどちらも大切にしましょう。

ボッシュの遺伝子として、社会的責任という意識が根底に息づいています。そのためボッシュでは、事業を成功させる喜びを味わえるだけでなく、社会や環境に寄与するプロジェクトを支援することができます。

Let’s be remarkable.

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本社シュトゥットガルト近郊のゲルリンゲン

研究開発センターアプシュタット、バート・ノイシュタット、ベルリン、ボーフム、ブラウンシュヴァイク、ブレッテン、ビュール/ビューラータール、ディリンゲン、ディツィンゲン、エルヒンゲン、エアバッハ、フランクフルト、ギーンゲン、グラスブルン、ヒルデスハイム、ホルツキルヒェン、ホンブルク、ホルブ、インメンシュタット、クスターディンゲン、ラインフェルデン、レーオンベルク、ローア、ロラル、ルートヴィヒスブルク、ニュルンベルク、プラネグ・マルティンスリート、プロッヒンゲン、レーゲンスブルグ、レニンゲン、ロイトリンゲン、リュルツハイム、シュヴェービッシュ・グミュント、シュヴァインフルト、シュヴィーバーディンゲン、シュトゥットガルト、トラウンロイト、ヴァイブリンゲン、ヴェルナウ モビリティ ソリューションズ セクターの製造拠点アンスバッハ、アルンシュタット、バンベルク、ベルリン、ビーティッヒハイム、ブライヒャッハ/インメンシュタット、ブライデンバッハ、ブレーメン、ビュール/ビューラータール、アイゼナハ、ゲッティンゲン、ヒルデスハイム、ホンブルク、クスターディンゲン、ミュンヘン、ニュルンベルク、プロッヒンゲン、ポレンフェルト、ロイトリンゲン、ザルツギッター、シュヴェービッシュ・グミュント、シュトゥットガルト、ヴァイブリンゲン 自動車機器直納(OEM)ビジネスの技術営業拠点ベルリン、ブラウンシュヴァイク、ケルン、フランクフルト・アム・マイン、ミュンヘン、ヴァイブリンゲン

産業機器テクノロジー セクターの製造拠点アウグスフェルト、ケムニッツ、クライルスハイム、ドレスデン、エルヒンゲン、エアバッハ、ホンブルク、ホルブ、ケッチュ、ケーニッヒスブルン、ローア、ムルハルト、ニュルンベルク、レムスハルデン、ショップハイム、シュヴァインフルト、シュトゥットガルト、フィアーゼン、フォルカッハ、ヴァイブリンゲン 消費財セクターの製造拠点バート・ノイシュタット、ブレッテン、ディリンゲン、ギーンゲン、ラインフェルデン、ムルハルト、ナウエン、ラーフェンスブルク、ゼープニッツ、トラウンロイト、ヴィラースハウゼン エネルギー・ビルディングテクノロジー セクターの製造拠点アイベルスハウゼン、グンツェンハウゼン、ロラル、シュトラウビング、ヴェルナウ、ヴェトリンゲン 営業所およびサービスセンターベルリン、ボーフム、ベーブリンゲン、ブラウンシュヴァイク、ケムニッツ、ケルン、ディツィンゲン、ドレスデン、デュッセルドルフ、エッセン、フェルバッハ、フランクフルト・アム・マイン、フルス、ガーヒンク、グラスブルン、ハインブルク、ハンブルグ、ハノーバー、ホルツキルヒェン、イヒタースハウゼン、カールスルーエ、ライプツィヒ、マグデブルク、ミュンヘン、ニュルンベルク、ポレンフェルト、ラーティンゲン、シュトゥットガルト、ヴェッツラー、ヴィラースハウゼン Bosch Software Innovations GmbHベルリン、インメンシュタット、ヴァイブリンゲン ドイツ国内の従業員数:139,422人

(2018年12月31日現在)このリストには、従業員が100人以上の拠点、非連結対象子会社の拠点を記載しています。

ドイツ国内のボッシュ・グループ

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Bretten Bietigheim

Immenstaad

Rülzheim

Böblingen

Planegg-MartinsriedHolzkirchen

Bühl/Bühlertal

Hamburg

Bremen

Wettringen

Hannover

HildesheimBraunschweig

Salzgitter Magdeburg

Berlin

Willershausen

GöttingenLeipzig

Sebnitz

Dresden

Chemnitz

EssenBochum

Viersen RatingenDüsseldorf

CologneEibelshausen

Wetzlar

Breidenbach

LollarEisenach

ArnstadtIchtershausen

Bad NeustadtFrankfurt am Main

LohrHainburg Schweinfurt

BambergAugsfeldVolkach

FürthNuremberg

Ansbach

GunzenhausenCrailsheim

Murrhardt

Erbach

HomburgKetsch

Abstatt

HorbReutlingen

Schwäbisch Gmünd

Pollenfeld Regensburg

StraubingGiengen

DillingenElchingen

Munich GrasbrunnTraunreut

Garching

Königsbrunn

Blaichach/Immenstadt

LeinfeldenPlochingen

Wernau

Stuttgart RemshaldenLeonberg

Ditzingen Fellbach/Waiblingen

Schwieberdingen

Schopfheim

Kusterdingen

Nauen

Renningen

Gerlingen

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Karlsruhe

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3333ドイツ国内のボッシュ・グループ

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欧州におけるボッシュ・グループ(ドイツ以外)オーストリア 従業員数:3,978人自動車機器、産業機器の開発・製造・販売拠点:ハライン、リンツ、パシング、テルニッツ、ウィーン ベルギー 従業員数:1,478人自動車機器の製造・販売拠点:ブリュッセル、メヘレン、ティーネン ブルガリア 従業員数:224人開発・販売拠点:ソフィア チェコ共和国 従業員数:8,674人自動車機器、産業機器、家庭用電化製品、電動工具、サーモ テクノロジー製品の開発・製造・販売拠点:ブルノ、チェスケー・ブジェヨビツェ、イフラバ、クルノフ、ミクロフ、プラハ デンマーク 従業員数:708人販売拠点:バレルプ、エスビアウ フィンランド 従業員数:210人販売拠点:バンター フランス 従業員数:7,398人自動車機器、産業機器、家庭用電化製品、サーモテクノロジー製品の開発・製造・販売、通信サービス拠点:ドランシー、フレマン、ラ・フェルテ=ベルナール、リップスハイム、マリニエ、モンドヴィル、ムーラン、パリ、ロデー、サン=トゥアン、サン=テゴネック、ヴァンドーム、ヴェニシュー ギリシャ 従業員数:475人家庭用電化製品の製造・販売拠点:アテネ(コロピ)

ハンガリー 従業員数:14,843人自動車機器、電動工具の開発・製造・ 販売拠点:ブダペスト、エゲル、ハトファン、マクラール、ミシュコルツ イタリア 従業員数:6,014人自動車機器、産業機器、電動工具の開発・製造・ 販売拠点:バリ、チェルヌスコ、チニゼッロ・バルサモ、ファガーニャ、ミラノ、モドゥーニョ、ノナントラ、オッファネンゴ、パヴッロ ・ネル・フリニャーノ、トリノ、ウディネ、ヴィッツァーノ、ヴィッラサンタ オランダ 従業員数:3,795人自動車機器、産業機器、サーモテクノロジー製品の開発・製造・販売拠点:アムステルダム、ボクステル、ブレダー、デーフェンター、エイントホーフェン、フーフェラーケン、スキーダム、ティルブルフ、ウェールト ポーランド 従業員数:7,432人自動車機器、家庭用電化製品、電動工具の開発・製造・販売拠点:ゴレニュフ、ウッチ、ミルクフ、ジェシュフ、ワルシャワ、ヴロツワフ ポルトガル 従業員数:5,303人自動車機器、サーモテクノロジー製品、セキュリティー システムの開発・製造・ 販売、通信サービス拠点:アヴェイロ、ブラガ、リスボン、オバール

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(2018年12月31日現在)このリストには、従業員が100人以上の国および拠点、非連結対象子会社の拠点を記載しています。 この他、ベラルーシ、クロアチア、エストニア、ジョージア、アイルランド、カザフスタン、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、ノルウェーでも事業を行っています。

ルーマニア 従業員数:7,777人自動車機器の開発・製造・販売、通信サービス拠点:ブラジ、ブカレスト、クルジュ=ナポカ、ティミショアラ ロシア 従業員数:3,713人自動車機器、家庭用電化製品、電動工具の開発・製造・販売、通信サービス拠点:エンゲルス、カザン、ヒムキ、モスクワ、サマラ、サンクト・ペテルブルク セルビア 従業員数:1,327人自動車機器の製造・販売拠点:ベオグラード、ペチンツィ スロバキア 従業員数:1,140人自動車機器、家庭用電化製品の開発・製造・販売拠点:ベルノラコヴァ、ミハロフツェ スロベニア 従業員数:1,550人産業機器、家庭用電化製品の開発・製造・ 販売拠点:ナザーリェ、シュコーフィア・ロカ スペイン 従業員数:8,656人自動車機器、家庭用電化製品の開発・製造・ 販売、通信サービス拠点:アランフェス、バルセロナ、カステレット、エスキロス、ラ・カルトゥハ、リカ・ダムント、マドリッド、モンタニャナ、サン・セバスティアン、サンタンデール、ビーゴ、ビトリア、サラゴサ スウェーデン 従業員数:1,612人産業機器、サーモテクノロジー製品の開発・製造・販売拠点:ルンド、メランセル、ストックホルム、トラーノース

スイス 従業員数:2,884人産業機器、電動工具の開発・製造・ 販売拠点:ベリンゲン、ブティーコン、フラウエンフェルト、ゲロルツヴィル、ゾロトゥルン、ザンクト・ニクラウス トルコ 従業員数:17,059人自動車機器、産業機器、サーモ テクノロジー製品の開発・製造・販売拠点:ブルサ、チェルケスケイ、イスタンブール、マニサ ウクライナ 従業員数:406人自動車機器の製造・販売拠点:キエフ、クラコヴェツ イギリス 従業員数:5,300人産業機器、電動工具、サーモテクノロジー製品の開発・製造・ 販売、通信サービス拠点:オルフリトン、サイアンセスター、クレイ・クロス、デナム、グレンロセス、グリートランド、リバプール、ミルトンケインズ、セントニオッツ、ストックポート、ストーマーケット、ウスター

35欧州におけるボッシュ・グループ(ドイツ以外)

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欧州以外の地域におけるボッシュ・グループ

アルゼンチン 従業員数:225人販売拠点:ブエノスアイレス オーストラリア 従業員数:1,322人自動車機器、産業機器の開発・製造・販売拠点:クレイトン、シドニー ブラジル 従業員数:8,277人自動車機器、産業機器、電動工具、サーモテクノロジー製品の開発・製造・販売拠点:アウファヴィーレ、アラトゥ、アチバイアSB、カンピーナス、クリチバ、イトゥペヴァ、ジョインヴィレ、ポメロデ、サンパウロ カナダ 従業員数:652人産業機器の製造・販売拠点:ミシサガ、ウェランド チリ 従業員数:238人販売拠点:サンティアゴ 中国 従業員数:60,902人自動車機器、産業機器、電動工具、家庭用電化製品、サーモ テクノロジー製品、セキュリティー システムの開発・製造・販売、通信サービス拠点:北京、長春、長沙、成都、重慶、滁州、東莞、仏山、杭州、合肥、香港、済南、柳州、南京、寧波、青島、上海、深圳、蘇州、太倉、武漢、五胡、武進、無錫、西安、煙台、珠海 コロンビア 従業員数116人販売拠点:ボゴタ コスタリカ 従業員数:235人通信サービス拠点:エレディア

インド 従業員数:33,964人自動車機器、産業機器、電動工具、家庭用電化製品の開発・製造・ 販売、通信サービス、 ソフトウェア開発拠点:アフマダバード、バンガロール、ビダディ、ボマナハリ、チャカン、チェンナイ、コインバートル、ガンガイコンダン、ハイデラバード、ジャイプル、コラマンガラ、ムンバイ、ナガナタプラ、ナラガー、ナシク、ニューデリー、プネー、ヴァーナ インドネシア 従業員数:218人自動車機器の製造・販売拠点:ジャカルタ 日本 従業員数:6,840人自動車機器、産業機器の開発・製造・販売拠点:東京都(渋谷区)、神奈川県(横浜市都筑区、小田原市)、埼玉県(東松山市、比企郡滑川町、寄居町、新座市、児玉郡美里町)、群馬県(太田市)、栃木県(那須塩原市)、茨城県 (土浦市)、愛知県(安城市)、新潟県(三島郡出雲崎町) 韓国 従業員数:2,511人自動車機器、産業機器の開発・製造・販売拠点:プサン、プーヨン、テグ、テジョン、ヨンイン マレーシア 従業員数:3,084人自動車機器、電動工具の開発・製造・販売拠点:ペナン、プタリン・ジャヤ

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(2018年12月31日現在)このリストには、従業員が100人以上の国および拠点、非連結対象子会社の拠点を記載しています。 この他、アルジェリア、バングラデシュ、ボツワナ、カンボジア、エクアドル、エジプト、ガーナ、イラン、イスラエル、ケニア、ラオス、レバノン、モザンビーク、ミャンマー、ナミビア、ニュージーランド、ナイジェリア、パキスタン、パナマ、パラグアイ、カタール、サウジアラビア、スリランカ、チュニジア、ウルグアイ、ウズベキスタン、ベネズエラ、ザンビアでも事業を行っています。

メキシコ 従業員数:16,255人自動車機器、電動工具、セキュリティー システムの開発・製造・販売拠点:アグアスカリエンテス、クアウティトラン・イスカリ、グアダラハラ、エルモシージョ、フアレス、メヒカリ、メキシコシティ、ケレタロ、サンルイスポトシ、トルーカ モロッコ 従業員数:217人販売拠点:カサブランカ ペルー 従業員数:645人家庭用電化製品の製造・販売拠点:カヤオ、リマ フィリピン 従業員数:530人通信サービス、販売拠点:マニラ シンガポール 従業員数:867人開発・ 販売拠点シンガポール 南アフリカ 従業員数:1,441人自動車機器、産業機器の製造・販売拠点:ブリッツ、ケンプトンパーク、ミッドランド 台湾 従業員数:745人自動車機器の開発・製造・販売拠点:平鎮、台北 タイ 従業員数:1,782人自動車機器の製造・販売拠点:アマタシティ、バンコク、ヘマラート、ラヨーン アラブ首長国連邦 従業員数:129人販売拠点:ドバイ 米国 従業員数:18,744人自動車機器、産業機器、電動工具、家庭用電化製品、サーモ テクノロジー製品、セキュリティー システムの開発・製造・販売拠点(75カ所):インディアナ州アルビオン、ミシガン州アレンパーク、サウスカロライナ州アンダーソン、ジョージア州アトランタ、ペンシルベニア州ベスレヘム、イリノイ州ブロードビュー、ミネソ

タ州バーンズヴィル、サウスカロライナ州チャールストン、ノースカロライナ州シャルロッテ、イリノイ州ディケーター、ニューヨーク州フェアポート、ミシガン州ファーミントンヒルズ、ケンタッキー州フローレンス、フロリダ州フォートローダーデール、サウスカロライナ州ファウンテンイン、ノースカロライナ州ハイポイント、イリノイ州ホフマンエステーツ、カリフォルニア州アーバイン、ミシガン州ケンウッド、テネシー州ラ・フォレット、ネブラスカ州リンカーン、ノースカロライナ州リンカーントン、カリフォルニア州ロサンゼルス、イリノイ州マウントプロスペクト、ノースカロライナ州ニューバーン、ウィスコンシン州ニューリッチモンド、フロリダ州オールドスマー、ミネソタ州オワトナ、アリゾナ州フェニックス、ミシガン州プリマス、ノースカロライナ州ローリー、ミシガン州セントジョセフ、カリフォルニア州サニーベール、ミシガン州ウォーレン、アーカンソー州ウェストメンフィス ベトナム 従業員数:4,084人自動車機器の開発・製造・販売、ソフトウェア開発拠点:ホーチミン

37欧州以外の地域におけるボッシュ・グループ

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ロバート・ボッシュが9月23日にドイツのウルム市郊外のアルベック村で誕生

1861

1886会社を設立:11月15日に「精密機械と電気技術作業場」をシュトゥットガルト に開設

会社の沿革

1905ドイツ国外における最初の生産拠点をパリに開設

1897マグネトー式低圧点火装置を初めて自動車に装備

1898ドイツ国外における最初のボッシュ製品販売代理店を英国に開設

1902ボッシュのスパークプラグを装備した最初のマグネトー式高圧点火装置を供給

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1933ボッシュ製冷蔵庫を市場に投入

1932ガス器具メーカーのユンカース社(デッサウ/ドイツ)を買収

欧州初の量産カーラジオを市場に投入

1912米国初のボッシュ製造工場がマサチューセッツ州スプリングフィールドで操業開始

1913シュトゥットガルトの基幹工場にトレーニング専用の作業場を併設した技能者養成部門を設立

ボッシュ製自動車ライトシステムを市場に投入

1918ゴットロープ・ホーノルトが新しいボッシュ 商標「円に囲まれたアーマチュア(アンカー)」 をデザイン

1921ハンブルグに最初のボッシュ サービス 修理工場を設立

1932最初の電動ドリルとボッシュ ハンマーの 生産を開始

1927ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプとノズルの量産を開始

1928最初のボッシュ電動工具、Forfexバリカンを市場に投入

39会社の沿革

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1967

1964ボッシュの財産を管理する非営利組織(1969年からロバート・ボッシュ財団)がロバート・ボッシュGmbHの大半の株式を取得

1942ロバート・ボッシュ死去(3月12日)

1951自動車エンジン用ガソリン燃料噴射システムの量産を開始

1963Erich Wetzel Verpackungsmaschinen GmbHの買収を足がかりに包装機事業を開始

1940ロバート・ボッシュ病院を開設

合弁会社Bosch-Siemens Haus geräte GmbHを設立(1998年 にBSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbHに社名変更、さらに2015年にBSH Haus geräte GmbHに改称)

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1967電子制御式ガソリン燃料噴射システム(Dジェトロニック)の量産を開始

1976三元触媒コンバーター用ラムダセンサーの量産を開始

1979電子制御式エンジンマネジメント(モトロニック)の量産を開始

1986トラクション コントロール システム(TCS)の量産を開始

1989初の自律型カーナビゲーションシステムとなるトラベルパイロット(IDS)を欧州市場に投入

1991コントローラーエリアネットワーク(CAN)対応のモトロニックの量産を開始

1997コモンレール式高圧ディーゼル燃料噴射システムの量産を開始

1995MEMSセンサー(マイクロ エレクトロメカニカル システム)の量産を開始

世界初の横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)の量産を開始

1999ZF Friedrichshafen AGと合弁会社ZF Lenksysteme GmbHを設立(2015年に Robert Bosch Automotive Steering GmbHに社名変更)

1978電子制御式アンチロック ブレーキ システム(ABS)の量産を開始

41会社の沿革

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2010乗用車用パラレル フルハイブリッド パワートレインの量産を開始

衝突予知緊急ブレーキシステムの量産を開始

2011eBike用ドライブコンポーネントの量産を開始(モンドビル/フランス)

2008Innovations Software Technology GmbH(インメンシュタット/ドイツ)を買収(2011年1月1日よりBosch Software Innovations GmbH)

2012中国メーカーPolarisと合弁会社を設立し、中国のeスクーター市場に参入

2000DIモトロニック ガソリンエンジン用直噴システムの量産を開始

2003Buderus AG(ヴェッツラー/ドイツ)を買収

2001Mannesmann Rexroth AGを買収してオートメーション テクノロジー事業部と事業統合し、Bosch Rexroth AG (ボッシュ・レックスロス)を設立

2005ドライバー アシスタンス システム「ナイトビジョン」の量産を開始

2003リチウムイオンバッテリー充電式コードレスドリル/ドライバー「IXO」の量産を開始

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2015

2013モーターサイクル用スタビリティコントロール(MSC)の量産を開始

2015ボッシュの研究開発センターがオープン(レニンゲン/ドイツ)

2017ボッシュがモーター、パワーエレクトロニクスとトランスミッションを統合した電気自動車向けのコンパクトな新型電動アクスル「eAxle」を発表

2016ボッシュがインターネットベースのサービス向けのクラウドを発表

電動スクーターのシェアリングサービス「Coup」をベルリンで開始

2018新しいボッシュのディーゼル技術は、すでに2020年から施行予定の窒素酸化物排出量の制限を下回っています。

かつての合弁会社BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbHとZF Lenksysteme GmbH(ステアリング システム事業部)を完全子会社化し、それぞれBSH Hausgeräte GmbH、Robert Bosch Automotive Steering GmbHに社名変更

43会社の沿革

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取締役会

監査役会Franz Fehrenbach会長 Hartwig Geisel副会長

07

08

01 02

03

04

06

05

Nadine Boguslawski

Dr. Christof Bosch Christian Brunkhorst Prof. Elgar Fleisch Klaus Friedrich Mario Gutmann Jörg Hofmann

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11

10

08 09

01 Dr. Michael Bolle

02 Rolf Najork

03 Dr. Dirk Hoheisel

04 Peter Tyroller

05 Dr. Markus Heyn

06 Uwe Raschke

07 Dr. Christian Fischer

08 Dr. Stefan Hartung

09 Christoph Kübel

10 Dr. Volkmar Denner(会長)

11 Prof. Stefan Asenkerschbaumer (副会長)

Prof. Hermann Schollボッシュ・グループ名誉会長

Prof. Michael Kaschke Prof. Renate Köcher

Martina Koederitz Matthias Georg Madelung Kerstin Mai Dr. Wolfgang Malchow Oliver Simon

Karin Solda

Peter Spuler Dr. Richard Vogt Prof. Beatrice Weder di Mauro

4545取締役会および監査役会

2-1-1 2A

FSC)ボッシュトゥデイ2019日 R 

製版者 訂正回数

色 数

4 製 版 課

AC01 1

本語版 12727921

0011

1AF15G

 05/24

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3

2

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Bosch today 201946

日本のボッシュ・グループ

目次

日本のボッシュ・グループ概要 47

日本のボッシュ・グループの主要拠点 48

モビリティ ソリューションズ 50

消費財 55

産業機器テクノロジー ドライブ&コントロール テクノロジー 55 産業機器テクノロジー パッケージング テクノロジー 56

エネルギー・ビルディングテクノロジー 56

日本の新規事業:Plantect® 57

雇用主としてのボッシュの魅力 58

ワークライフバランスへの取り組み 59

CSR活動 60

café 1886 at Bosch 61

日本のボッシュ・グループの歴史 62

00R 46 五校 デザイン

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Bosch Group in Japan47

日本のボッシュ・グループ概要ボッシュは、1911年(明治44年)に日本で事業を開始し、2019年で108年目を迎えました。それ以来、ボッシュ・グループは4つの事業領域(モビリティソリューションズ、産業機器テクノロジー、エネルギー・ビルディングテクノロジー、消費財)において、強固な基盤を築き上げ、日本のお客さまのニーズに応じたサービスや製品を提供してきました。これらの事業領域でボッシュ・グループのコーポレートスローガンである「Invented for life」を体現する革新的なソリューションを提供し、ボッシュ・グループは日本社会の生活の質の向上に取り組んでいます。

Bosch in Japan● 日 本 進 出 1911年

● 従 業 員 数 6,840人

● 第三者売上高 3,250億円

● 投 資 額 71億円

● グループ会社数 15社

2018年12月31日現在

00R 47 六校 デザイン

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Bosch today 201948

日本のボッシュ・グループの主要拠点

本社

営業拠点

事務所

研究開発拠点 製造拠点

モビリティソリューションズエネルギー・ビルディングテクノロジー

産業機器テクノロジー消費材

女 満 別

那須塩原

栃 木

土 浦

東 京

東 松 山

寄 居

太 田

むさし

横 浜

小田原

苅 田

女満別

土浦

東京横浜

小田原

むさし

太田寄居

東松山

苅田

栃木/那須塩原

00R 48 五校 デザイン

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Bosch Group in Japan49

会社名 事業所名ボッシュ株式会社 女満別テクニカルセンター

栃木工場塩原試験場(テストコース)宇都宮事務所太田工場東松山工場寄居工場志木事務所むさし工場本社(東京)横浜事務所 横浜第二事務所横浜第三事務所ボッシュ オートモーティブステアリング テストセンター(横浜)小田原事務所ボッシュ燃料電池センター山梨浜松事務所 豊田事務所 三河安城事務所大阪事務所広島事務所苅田事業所

ボッシュ・レックスロス株式会社 東京本社土浦本社/土浦工場/土浦サービスセンターヘグランド営業所/横浜サービスセンター名古屋サービスセンター名古屋営業所大阪営業所九州営業所

ボッシュ パッケージング テクノロジー株式会社 本社(東京)関西営業所コンピテンスセンタージャパンアンドビジョンテクノロジー(むさし)

日本インジェクタ株式会社 本社(小田原)イータス株式会社 本社(横浜)

宇都宮オフィス名古屋オフィス

ボッシュセキュリティシステムズ株式会社 本社(東京)馬込リペアセンター

ITKエンジニアリングジャパン株式会社 本社(東京)株式会社Advanced Driver Information Technology 本社(愛知)ボッシュエンジニアリングソリューションズ株式会社 本社(東京)

ボッシュ株式会社 連結子会社 株式会社フジアイタック  群馬精機株式会社 株式会社エフエイニイガタ  関東精圧工業株式会社  ボッシュエンジニアリング株式会社  ボッシュサービスソリューションズ株式会社

ボッシュ株式会社 子会社(海外) ボッシュオートモーティブタイランド

日本のボッシュ・グループ会社

00R 49 七校 デザイン

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Bosch today 201950

モビリティ ソリューションズ広範な専門知識ボッシュは日本においても、モビリティ ソリューションズ、産業機器テクノロジー、エネルギー・ビルディングテクノロジー、消費財の4つのビジネスセクターで活発に事業を展開しています。モビリティ ソリューションズはその中でも最大の売上を生み出しています。

モビリティのネットワーク化インターネットの一部としてアクティブに機能するクルマを目指して

ボッシュは、ドライビング・エクスペリエンスをよりインテリジェントでスマートなものにするため、車内外のシステムをネットワークに接続させるソリューションを提供しています。モビリティはネットワーク化により、ドライバーだけでなく同乗者にとっても、安全で環境に優しく、経済的なものになります。代表的な製品・テクノロジー:Vehicle-to-Vehicle(車車間)およびVehicle-to-infrastructure(路車間)通信、ユーザーフレンドリーなインフォテインメントシステム、クラウドベースのネットワーク化ソリューションなど

ドライビングをより安全で快適なものにするために、先進的な機能/システムを提供しています。安定したドライビングを提供するドライバー支援システム、部分的な自動運転、そして高度な自動運転まで、完全自動運転の実現への道を一歩一歩切り開いています。代表的な製品・テクノロジー: 横滑り防止装置 ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)、車載向け安全システム用センサー、ドライバー アシスタンス システム、自動運転システムなど

モビリティの自動化完全自動運転の実現を目指して

00R 50 三校 デザイン

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Bosch Group in Japan51

ボッシュのグループ会社であるイータス(株)は、自動車産業およびその他組込み産業領域における、組

込みシステム開発のための革新的なソリューション、エンジニアリングサービス、コンサルティング、トレ

ーニング、サポートをご提供するシステムプロバイダーです。イータスの子会社のESCRYPTは、無線ネッ

トワークでソフトウェアを更新するためのゲートウェイや進入検知システム、ハードウェアセキュリティ

モジュールなど、車載セキュリティ技術を包括的にサポートする製品・ソリューションをご提供します。

車載ECU のソフトウェア開発工程を支える革新的なソリューションと包括的なサイバーセキュリティ技術を提供

パワートレインシステム、モビリティの電動化パワートレインに新しいエネルギーを

最新の燃料噴射システムからハイブリッドのパワートレイン、電気自動車、充電インフラまで、ボッシュはパワートレイン向けのソリューションを幅広く提供しています。ボッシュの高効率なパワートレインシステムは、パワフルかつ経済的で環境に優しいモビリティによる楽しいドライビング・エクスペリエンスを約束します。代表的な製品・テクノロジー: ガソリン・ディーゼルエンジン、電動パワートレイン、FCV、トランスミッション向けシステムおよびコンポーネントなど

00R 51 再校 デザイン

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Bosch today 201952

モビリティ ソリューションズボッシュの強み

ボッシュエンジニアリングGmbH は、少量かつ

特殊な電子制御ユニットを開発するためにドイ

ツで創立されました。日本では自動車メーカー

やエンジンメーカーのエンジニアリングサービ

スの需要に対応するため、2006 年にボッシュ

エンジニアリング(株)が設立され、エンジンマ

ネジメントやモータースポーツ分野に重点をお

き、日本のメーカーのニーズにこたえる高度なエ

ンジニアリングソリューションを提供してい

ます。

ボッシュは自動車技術における総合的な専門技術に、ソフトウェアにおけるソリューションとサービスを統合し、完全なモビリティー・ソリューションをご提供いたします。 すべてのクラスに対応できる

製品ポートフォリオとノウハウボッシュは、二輪車、乗用車、農建機、商用車など全てのクラスに対応できる幅広いポートフォリオとノウハウをお客さまに提供することができます。

システムとネットワーク化の専門知識ボッシュは、モビリティ全般において総合的なシステムを提供するソリューションプロバイダーです。また、コネクテッド・カーを実現するネットワーク化ソリューションに関する専門知識も持ち合わせています。

高度なエンジニアソリューションを提供するボッシュエンジニアリング(株)

ネットワーク化ソリューションに関する専門知

高い品質と信頼ボッシュは、お客さまの希望と期待を満たす最高の品質と信頼性を備えた製品、サービスを提供します。

00R 52 初校 デザイン

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Bosch Group in Japan53

技術革新力 ボッシュは、創造的なアイデアをもとに新たなイノベーションを生み出し続けています。事実、ボッシュは横滑り防止装置ESC(エレクトロニック スタビリティ コントロール)やディーゼル用コモンレールシステムなどの自動車の重要な革新技術を生みだしてきました。

お客さまとの長期にわたる信頼関係ボッシュは、1886年の創業以来、お客さまと長期にわたり信頼関係を築いてきています。創業者ロバート・ボッシュが遺した「信頼を失うくらいならむしろお金を失った方がよい」という言葉を今日まで引き継ぎ、信頼関係を第一に事業を展開しています。

グローバルな事業展開ボッシュは、世界60ヶ国において460の子会社や現地法人を有しており、お客さまの事業活動をグローバルベースでサポートする体制が整っています。

ボッシュが革新的な技術を提供しているのはOEM製品だけではありません。ボッシュはより安全・快適・効率的なカーライフを実現するアフターマーケット製品、例えばバッテリー、ワイパーブレード、エアコンフィルターなどを量販店や整備工場を通じて販売しています。これら部品の販売以外にも、日本で190店舗以上を展開する〝ボッシュカーサービス(BCS)”をはじめ、全国の整備工場に対して診断機器やソフトウェア、トレーニングを展開し、複雑化した現代のクルマの診断、メンテナンス、及び修理をサポートしています。

アフターマーケット製品の販売や、〝ボッシュカーサービス”を全国で展開

00R 53 再校 デザイン

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Bosch today 201954

モビリティ ソリューションズクルマの安全性、快適性、経済性を支えるボッシュの製品

急成長する世界の二輪車とパワースポーツ車両市場においても、リーディングサプライヤーになるため、ボッシュは二輪車事業とパワースポーツ車両事業を統合し、2015年4月に独立した事業部門「モーターサイクル&パワースポーツ」を新設しました。世界で強い存在感を示す日本メーカーへ充実したサポートを提供するため、同事業部門のグローバル本部を日本(横浜)に設置し、ライディングイノベーションを実現する最新のテクノロジーを世界に広めています。

モーターサイクル&パワースポーツ部門で最新テクノロジーの開発

モーターサイクル&パワースポーツ

オートモーティブエレクトロ二クス

パワートレインソリューション(ガソリン・ディーゼル、EV・HEV・FCEV等)

シャシーシステムコントロール

オートモーティブステアリングシステム

オートモーティブアフターマーケット

カー マルチメディア

エレクトリカルドライブ

00R 54 三校 デザイン

2-1-1 2A

FSC)ボッシュトゥデイ2019日 R 

製版者 訂正回数

色 数

4 製 版 課

AC01 1

本語版 12727921

0011

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 05/31

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Bosch Group in Japan55

消 費 財ボッシュは電動工具の技術革新をリードしてきた世界的なパイオニアです。1928年に世界で初めてモーター内蔵式手持ち型電動工具を発売しました。以来、世界初の破つりハンマー、ハンマードリル、ジグソー、近年では世界で初めてリチウムイオン電池を搭載したバッテリー工具を開発しました。さらに、最新のテクノロジーを搭載したメジャーリングツールは、レーザー距離計等の新たな市場を創造しています。日本においてもボッシュはその歴史に恥じない高品質・高性能かつ優れたデザイン性をもったトップブランドとして圧倒的な評価を確立しています。そして、プロフェッショナル用途からDIY用途まで、幅広いユーザーニーズに合った製品開発をモットーに、安全で品質の高い製品をお届けしています。

産業機器テクノロジー

ボッシュグループ内の産業機器テクノロジーを担うボッシュ・レックスロス㈱は、油圧機器、FAモジュールコンポーネント、電動サーボドライブとコントローラー製品の販売、及びそれらのサービスを、日本の産業分野に幅広く展開しています。販売する製品・ソリューションは、高効率の電動機器・コントローラーと、ハイパワーの油圧の特性を活かし、産業界の多彩なニーズに的確に対応すると共に、建設機械の省エネルギーや排気ガスのクリーン化、産業機械の安全性に配慮した製品の展開も進めています。またIoT対応の製品展開を行うことにより、従来からの製品群と併せて建設機械、一般産業機械、ファクトリーオートメーションなど幅広い分野でインダストリ-4.0ソリューションに積極的に貢献、数多くの採用実績を上げています。

00R 55 五校 デザイン

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Bosch today 201956

産業機器テクノロジー(パッケージングテクノロジー)ボッシュ パッケージング テクノロジー(株)は、食品、医薬品、ヘルスケア用品などの分野において、製品プロセス、包装および検査技術を担っており、お客様の製造工程全体にわたり、最適なソリューションをお届けします。食品産業向けには、多様化する食品や包装形態のニーズにこたえる最先端の包装機械やロボットシステムを取り揃えています。製薬産業向けには、液剤、固形剤など幅広い製品向けに製品プロセスから包装、異物・外観・リーク検査、トラック&トレースシステムまでワンストップソリューションを提供しています。

エネルギー・ビルディングテクノロジー1981年に設立されたボッシュセキュリティシステムズ株式会社は、音響・通信とセキュリティに関わるボッシュならびにグループ全ブランドの製品、サービスを提供しています。ポートフォリオは多岐にわたり、スタジアムや劇場向けのサウンドシステム、通信社や消防・警察に求められる信頼性の高い音声連絡設備、国際サミットなど多言語で行われる会議システム、ネットワークカメラなどのセキュリティシステムが含まれます。こうした製品、サービスを通じ、お客さまのニーズにマッチしたシステムソリューションをワンストップで提供します。

00R 56 三校 デザイン

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Bosch Group in Japan57

日本発、ボッシュのスマート農業ソリューション「Plantect®」ボッシュは、IoTソリューションに必要な3つのレベルであるセンサー、ソフトウェア、サービスを一貫して手掛ける強みを活かし、施設園芸向け病害予測機能搭載モニタリングサービス「Plantect®(プランテクト)」を2017年秋より提供開始しています。Plantect®はセンサーによるハウス内環境モニタリング機能に加え、人工知能(AI)を利用した革新的な病害予測機能※1で構成され、ハウス栽培の収穫量向上に貢献します。

Plantect®はハウス内環境を計測する温度湿度センサー、CO2センサー、日射センサーを設置してハウス内のデータを収集しクラウドに送信します。ユーザーはスマートフォンやPCからクラウド内のデータにアクセスすることができるため、いつでもどこでもリアルタイムにハウス内環境を確認したり、過去のデータを参照することが可能です。さらに、モニタリング機能でクラウドに送信されたデータは、ボッシュ独自のアルゴリズムにより葉濡れなど病害発生に関わる要素が解析され、気象予報と連動し、病害の感染リスクの通知をします。病害の感染リスクは、ハウス栽培から得たデータを基に学習した人工知能(AI)のアルゴリズムで推定され、92%の予測精度※2を記録しています。タイミングを逃さず農薬散布ができるので、生産者様の作業量を減らしながら、病害被害の抑制を実現する新たなソリューションを提供しています。

※1 : 2019年5月時点では病害予測機能はトマトのみの対応となり、灰色かび病、葉かび病、うどんこ病に対応しています。葉かび病、うどんこ病の予測機能は、農研機構生研支援センター「革新的技術開発・緊急展開事業(うち人工知能未来農業創造プロジェクト)」、「イノベーション創出強化研究推進事業」の各支援を受け実施。

※2 : 2017年6月リリース時点の トマト灰色カビ病の historical data における予測精度になります。

00R 57 五校 デザイン

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Bosch today 201958

雇用主としてのボッシュの魅力

「経営(議決権)」と「株主(利益配当)」を分離した世界でも珍しい独自の経営体制

安定経営と長期的な視野に立った研究開発に取り組めるほか、再投資以外の利益はロバート・ボッシュ財団を通じて、すべて社会に還元されています。また独自性は、製品開発の領域でも保たれており、特定のメーカーグループに属さないため、革新的なアイデアを実現しやすい環境が整っています。

ボッシュの企業文化

ダイバーシティに富んだグローバルな環境

世界150ヵ国でグローバルに事業展開するボッシュにおいて、ダイバーシティ(多様性)は重要な経営戦略のひとつです。ダイバーシティの推進は、企業の社会的責任であると同時に、多様な顧客・マーケットニーズに対応し、イノベーションを生み出すために不可欠です。ボッシュでは長年ダイバーシティの推進活動に取り組んでおり、人種、性別、年齢、国籍、出身地、宗教、信条、障がい、性的指向、性自認などに関わらず、従業員同士がオープンで対等なコミュニケーションができる企業文化が根付いています。

採用/インターシップHP:https://corporate.bosch.co.jp/careers/

00R 58 五校 デザイン

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Bosch Group in Japan59

ワークライフバランスへの取り組み創業者の理念

「私は1906年というきわめて早い時期に、8時間労働制を施行しました。

私はその導入が会社にとって最も経済効果の高い施策であり、

労働者の生産効率を保持するのに最適な方法であると確信していたからです。」

                      (ロバート・ボッシュ、1941年)

日本のボッシュは、各従業員のニーズに応じた柔軟な働き方の実現を促進しています。

多様な勤務形態フレックス勤務、在宅勤務、時短勤務など

育児、介護、傷病休業など両立支援制度多くの制度において法定要件を上回る設計

ワークライフバランス有給取得率 98.2%毎週金曜日 一斉定時退社日離職率 1%台(2018年度 実績)

認定・受賞・くるみん 2010年, 2015年 認定・ランスタッドアワード2016  勤務先として魅力ある企業 海外企業部門第1位・健康経営優良法人ホワイト500 (2017年、2018年、2019年)認定・「インターンシップアワード」優秀賞 (2017年、2018年)

※ボッシュ株式会社 2018年度実績

00R 59 六校 デザイン

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Bosch today 201960

社会貢献活動各事業所においては、地域との共存共栄をめざし、交通安全や清掃運動などの地域貢献活動のほか、工場見学会やお祭り等の地域行事への参加・協賛などの交流活動を積極的に行っています。

地域貢献活動

森林保全活動

ボッシュ株式会社は、2007年11月4日に埼玉県および東松山市と「埼玉県森林(もり)づくり協定」を結び、東松山市内の「市民の森」を活動の場所とする森林保全活動を実施しています。ボッシュは、この市民の森の一部について保全業務委託契約を結んで保全費用を負担するとともに、森林を学び親しむための 体験学習「名称:ボッシュ森林ふれあいクラブ(略称:ボッシュりん)」を定期的に開催しています。

ボッシュと渋谷区は、協働して地域社会の諸課題を解決する事を目的とした「シブヤ・ソーシャル・アクションパートナー協定(S-SAP協定)を2017年5月に外資系企業では初めて締結し、区内の落書き消しやシール剥がしといった美化活動の為、電動工具を区に寄贈し、社員もその活動に参加しています。

CSR活動 ボッシュは、創業者ロバート・ボッシュの「社会奉仕」の精神に基づき、社会との調和を図り、様々な分野で社会貢献活動を実施しています。

日本の若手研究者をサポート: 『ドイツ・イノベーション・アワード』

日本の若手研究者の支援と日独間の産学連携を進めることを目的とした「ドイツ・イノベーション・アワード ゴットフリード・ワグネル賞」。ボッシュは創設された10年前よりこの賞を継続的に協力・後援をしています。

TABLE FOR TWO日本のボッシュ・グループでは、社員食堂でヘルシーなメニューを提供し、その売り上げの一部を開発途上国の学校給食として寄付する「TABLE FOR TWO」を2010年より実施しています。これは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む活動で、食堂で栄養バランスのとれた低カロリーなメニューを選ぶと、食事代金の一部が寄付されるプログラムです。

00R 60 三校 デザイン

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Bosch Group in Japan61

www.bosch-cafe.jp

café 1886 at Bosch

ボッシュは2015年9月に、世界のボッシュ・グループで初となる一般のお客様向けのブランドコミュニケーション拠点「café 1886 at Bosch(カフェ・イチハチハチロク・アット・ボッシュ)」を東京・渋谷にある日本本社1階にオープンさせました。各業界で活躍中のクリエーターとのコラボレーションを通じて生まれた心地よい空間には、カフェとショールームが併設されています。ボッシュの歴史や最新技術に関する展示をご覧いただけるだけでなく、このカフェでしか味わうことのできないメニューもお楽しみいただけます。

00R 61 再校 デザイン

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Bosch today 201962

日本のボッシュ・グループの歴史

1939

ディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの国産化を目的に、ボッシュライセンスのもと、エンジンメーカーの出資によりヂーゼル機器(株)が誕生

1990

ヂーゼル機器(株)が社名を(株)ゼクセルに変更

1992

横浜に研究開発拠点であるテクニカルセンターを設立

1997

ボッシュが(株)ゼクセルへの出資率を引き上げ(13.9%→30.1%)、筆頭株主となる

ボッシュが日本へ進出。代理店を通じて、製品の販売および修理を開始

1911

ボッシュ100%出資の日本法人として、ロバート・ボッシュ・ジャパン(株)設立

1972

2001

ドイツ・ボッシュのMannesmann Rexroth AG買収により、日本ではレックスロスオートメーション(株)と内田油圧機器工業(株)がグループに加入

2000

ボッシュ(株)の自動車関連直納(OEM)事業を(株)ゼクセルへ移管統合、(株)ゼクセルは(株)ボッシュ オートモーティブ システムへ社名変更

2002

(株)ボッシュ オートモーティブ システム、ボッシュ ブレーキ システム(株)、ボッシュ エレクトロニクス(株)の3社が合併

2005

ボッシュ株式会社(Bosch K.K.)と(株)ボッシュ オートモーティブ システムが合併し、新会社の社名を「ボッシュ株式会社」へ変更

00R 62 五校 デザイン

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Bosch Group in Japan63

ボッシュ(株)横浜開発センター拡張工事竣工、および女満別テストコースの拡張工事終了

2010

2008

ボッシュ(株)がボッシュ・グループの100%出資子会社となる

2011

日本のボッシュ・グループが日本で始動してから創業100周年

ボッシュ・グループ創業125周年

創業者ロバート・ボッシュ生誕150年

2012

ボッシュ・グループがエーザイグループのマシナリー事業会社を買収

ボッシュ(株)がSPXサービスソリューションズジャパン(株)の株式を100%取得

2013

エーザイマシナリー(株)をボッシュ パッケージングテクノロジー(株)に合併

2014

ボッシュ パッケージングテクノロジー(株)が製薬向け異物検査技術のグローバルコンピテンスセンターをむさし工場に移転

2015

二輪車向け事業を独立させた事業部門「モーターサイクル&パワースポーツ」を新設、本部を横浜に設置

ショールームを併設した「café 1886 at Bosch」を渋谷本社にオープン

ボッシュのスマート農業ソリューション センサーとAIを使用したソフトウェアによる革新的な病害予測サービス「Plantect™」を発売

2017

2016

日本で自動車運転の公道試験を開始

志木事務所にボッシュサービスソリューションズ(株)をオープンボッシュeCall(緊急通報)サービスを提供開始

00R 63 五校 デザイン

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お問い合わせ先

Translated and printed in Japan

日本のボッシュ・グループに関するお問い合わせ先

電話番号:0800-888-4000 (フリーコール、日本国内のみ可能)03-3400-1551 (有料)[email protected]

Bosch Japan You Tube:https://www.youtube.com/boschjp

Bosch Japan Facebook:https://www.fecebook.com/bosch.co.jp

Bosch Japan Twitter:https://twitter.com/Boschjapan

報道関係対応窓口 corporate department Communications and Governmental Affairsコーポレート コミュニケーションおよび政府関係ボッシュ メディアサービス:www.bosch-press.com

ボッシュ・グループの求人情報についての窓口corporate department Human Resourcesコーポレート人事部www.bosch-career.com

ボッシュ・グループとの取引を希望される企業さまとの窓口corporate sector Global Business Servicesコーポレートグローバルビジネスサービス URL:www.purchasing.bosch.com

年次報告書のウェブバージョン:annual-report.bosch.com

年次報告書とBosch todayのPDFバージョンのダウンロード:annual-report.bosch.com

ボッシュ・グループ本社(ドイツ)の住所

Robert Bosch GmbHPostfach 10 60 5070049 Stuttgart, Germany

Phone +49 711 [email protected]

ボッシュ・グループのサステナビリティー レポート:

Bosch today 201964

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ボッシュ・グループの5年間の主要データ

単位:100万ユーロ2014 2015 20161 20171 2018

売上高 48,951 70,607 73,129 78,066 78,465

ドイツ国外の対売上高比(%) 78 80 80 80 79

研究開発費2 4,959 6,378 6,911 7,045 5,963

対売上高比(%) 10.1 9.0 9.5 9.0 7.6

資本支出 2,585 4,058 4,252 4,345 4,946

うちドイツ国内 1,098 1,394 1,580 1,546 1,757

ドイツ国外 1,487 2,664 2,672 2,799 3,189

対売上高比(%) 5.3 5.7 5.8 5.6 6.3

減価償却に占める割合(%) 138 146 141 140 159

年間の平均従業員数(単位:1,000人) 286 369 384 403 407

うちドイツ国内 105 131 133 137 138

ドイツ国外 181 238 251 266 269

2018年12月31日現在 290 375 389 402 410

総資産 61,924 77,266 81,875 81,870 83,654

自己資本 29,541 34,424 36,084 37,552 39,176

自己資本比率(%) 48 45 44 46 47

EBIT 3,030 4,587 3,594 4,944 5,502

税引後利益 2,637 3,537 2,374 3,294 3,574

繰越利益剰余金 102 142 138 241 242

1会計方針の変更により調整済み22017年まで、顧客が直接負担する開発作業を含む

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