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Q1:どのような先生方が診察されていますか? A1:岡崎市で開業されている内科、外科、整形外科、および小児科の先生方を中心とした 約130 名の先生方に輪番制で、担当して頂いています。内科の先生方は 3 ヶ月に 1 回、外科 系(外科、整形外科)、および小児科の先生方は1 ヶ月に1回の頻度です。 Q2:1 日の患者数はどのくらいですか? A2:1 日 に 来 院 す る 患 者 数 は 小 児 科 が 20 人(5 割)、内 科 が 10 人(2.5 割)、外 科 が 10 人 (2.5割)です。検体数は、夏より冬のほうが多くなります。 Q3:どのような患者さんが受診されるのでしょうか? A3:内科、小児科では急な発熱や数日発熱が続く上気道炎など感染症の患者さん(7割)、嘔吐 を伴う胃腸風邪(ノロウイルス)の患者さん(2割)など色々な症状のかたが来院されます。 最近では親の共働きのために、日中病院にかかることができない小児の受診も 3 割くらいあ ります。 Q4:どのようなときに、CBC と CRP の検査をしますか? A4:高齢者の場合には発熱していなくても、臨床症状に異常を感じた場合(強い倦怠感など) には、WBC と CRP を検査しています。発熱していなくても、WBC と CRP が高値を示し たことから肺炎を起こしている高齢者を発見した経験があります。発熱している 3 歳未満 の乳幼児の場合で、WBC と CRP を測定して両方高値の場合には、抗菌薬の点滴投与ある いは入院可能な施設への紹介を検討します。 使用機器株式会社 堀場製作所 自動血球計数CRP測定装置 LC-667CRP 測定項目:CBC, CRP モットー迅速検査結果に基づく安心・安全な診療体制 社団法人岡崎医師会 夜間急病診療所 内科 大浜仁也医師 高齢者の感染症では、熱が無くても重症化(肺炎)していることが あるので、CBCとCRPの検査で確認しています。

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Q1:どのような先生方が診察されていますか?

A1:岡崎市で開業されている内科、外科、整形外科、および小児科の先生方を中心とした

約130名の先生方に輪番制で、担当して頂いています。内科の先生方は3ヶ月に1回、外科

系(外科、整形外科)、および小児科の先生方は1ヶ月に1回の頻度です。

Q2:1日の患者数はどのくらいですか?

A2:1日に来院する患者数は小児科が20人(5割)、内科が10人(2.5割)、外科が10人

(2.5割)です。検体数は、夏より冬のほうが多くなります。

Q3:どのような患者さんが受診されるのでしょうか?

A3:内科、小児科では急な発熱や数日発熱が続く上気道炎など感染症の患者さん(7割)、嘔吐

を伴う胃腸風邪(ノロウイルス)の患者さん(2割)など色々な症状のかたが来院されます。

最近では親の共働きのために、日中病院にかかることができない小児の受診も3割くらいあ

ります。

Q4:どのようなときに、CBCとCRPの検査をしますか?

A4:高齢者の場合には発熱していなくても、臨床症状に異常を感じた場合(強い倦怠感など)

には、WBCとCRPを検査しています。発熱していなくても、WBCとCRPが高値を示し

たことから肺炎を起こしている高齢者を発見した経験があります。発熱している3歳未満

の乳幼児の場合で、WBCとCRPを測定して両方高値の場合には、抗菌薬の点滴投与ある

いは入院可能な施設への紹介を検討します。

使用機器:株式会社 堀場製作所自動血球計数CRP測定装置 LC-667CRP

測定項目:CBC, CRP

モットー:迅速検査結果に基づく安心・安全な診療体制

社団法人岡崎医師会 夜間急病診療所内科 大浜仁也医師

高齢者の感染症では、熱が無くても重症化(肺炎)していることが

あるので、CBCとCRPの検査で確認しています。

Q5:測定結果はどのように報告されますか?

A5:血球計数装置(使用機器:LC-667CRP)で測定されたCBCとCRPの測定結果は、検査

データビュアーソフト *1にも送信され、電子カルテとも連携しています。装置から印刷

された測定結果は、患者さんに説明した後、渡しています。翌日かかりつけの先生に測定

結果を渡して頂き、診療の参考にして頂いています。

Q6:CBCとCRPの検査は、どなたが測定されていますか?

A6:CBCとCRPの検査は看護師全員(平日は5名、休日は6名体制)で測定しています。最近

の測定装置は使いやすく設計されており、試薬の管理、装置の起動・終了操作を行ってく

れるので、誰でも簡単に使用できるようになりました。

Q7:採血方法を教えてください。

A7:通常はEDTA入りの真空採血管に血液を採取します。乳幼児の場合は 手背静脈からは注

射針を用いて、また踵からはクイックヒール ランセット *2を用いて採血しています。看

護師が採血するのが難しい場合には、医師が採血する場合もあります。

社団法人岡崎医師会 夜間急病診療所内科 大浜仁也医師

ご施設での運用方法

結果を送信

参照

*1 フクダ電子株式会社

*2 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

※電子カルテ端末には、検査データビュアーソフトのクライアント端末専用ソフトを 別途インストールする必要があります。

自動血球計数CRP測定装置Microsemi LC-667CRP製造販売届出番号:26B3X00002230004自動血球計数CRP測定装置 Microsemi LC-667CRPは全血、検体吸引量18μL、約4分でCBCとCRPを同時に測定できます。

検査エリアの様子

①測定 ②保存 ③結果を表示

血球計数装置LC-667CRP

検査データビュアーソフト 電子カルテ端末※

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Q1:どのような先生方が診察されていますか?

A1:岡崎市で開業されている内科、外科、整形外科、および小児科の先生方を中心とした

約130名の先生方に輪番制で、担当して頂いています。内科の先生方は3ヶ月に1回、外科

系(外科、整形外科)、および小児科の先生方は1ヶ月に1回の頻度です。

Q2:1日の患者数はどのくらいですか?

A2:1日に来院する患者数は小児科が20人(5割)、内科が10人(2.5割)、外科が10人

(2.5割)です。検体数は、夏より冬のほうが多くなります。

Q3:どのような患者さんが受診されるのでしょうか?

A3:内科、小児科では急な発熱や数日発熱が続く上気道炎など感染症の患者さん(7割)、嘔吐

を伴う胃腸風邪(ノロウイルス)の患者さん(2割)など色々な症状のかたが来院されます。

最近では親の共働きのために、日中病院にかかることができない小児の受診も3割くらいあ

ります。

Q4:どのようなときに、CBCとCRPの検査をしますか?

A4:高齢者の場合には発熱していなくても、臨床症状に異常を感じた場合(強い倦怠感など)

には、WBCとCRPを検査しています。発熱していなくても、WBCとCRPが高値を示し

たことから肺炎を起こしている高齢者を発見した経験があります。発熱している3歳未満

の乳幼児の場合で、WBCとCRPを測定して両方高値の場合には、抗菌薬の点滴投与ある

いは入院可能な施設への紹介を検討します。

使用機器:株式会社 堀場製作所自動血球計数CRP測定装置 LC-667CRP

測定項目:CBC, CRP

モットー:迅速検査結果に基づく安心・安全な診療体制

社団法人岡崎医師会 夜間急病診療所内科 大浜仁也医師

高齢者の感染症では、熱が無くても重症化(肺炎)していることが

あるので、CBCとCRPの検査で確認しています。

Q5:測定結果はどのように報告されますか?

A5:血球計数装置(使用機器:LC-667CRP)で測定されたCBCとCRPの測定結果は、検査

データビュアーソフト *1にも送信され、電子カルテとも連携しています。装置から印刷

された測定結果は、患者さんに説明した後、渡しています。翌日かかりつけの先生に測定

結果を渡して頂き、診療の参考にして頂いています。

Q6:CBCとCRPの検査は、どなたが測定されていますか?

A6:CBCとCRPの検査は看護師全員(平日は5名、休日は6名体制)で測定しています。最近

の測定装置は使いやすく設計されており、試薬の管理、装置の起動・終了操作を行ってく

れるので、誰でも簡単に使用できるようになりました。

Q7:採血方法を教えてください。

A7:通常はEDTA入りの真空採血管に血液を採取します。乳幼児の場合は 手背静脈からは注

射針を用いて、また踵からはクイックヒール ランセット *2を用いて採血しています。看

護師が採血するのが難しい場合には、医師が採血する場合もあります。

社団法人岡崎医師会 夜間急病診療所内科 大浜仁也医師

ご施設での運用方法

結果を送信

参照

*1 フクダ電子株式会社

*2 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

※電子カルテ端末には、検査データビュアーソフトのクライアント端末専用ソフトを 別途インストールする必要があります。

自動血球計数CRP測定装置Microsemi LC-667CRP製造販売届出番号:26B3X00002230004自動血球計数CRP測定装置 Microsemi LC-667CRPは全血、検体吸引量18μL、約4分でCBCとCRPを同時に測定できます。

検査エリアの様子

①測定 ②保存 ③結果を表示

血球計数装置LC-667CRP

検査データビュアーソフト 電子カルテ端末※