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01 Ⅰ 医療機器 輸液ポンプ
☆ 輸液ポンプ使用中の警報対応方法について
アラームが鳴った時は何のアラームが鳴っているか?その原因は何か?
を理解して落ち着いて正しく対処しましょう
◆ 対応方法 ◆
考えられる原因と箇所
① クレンメや三方活栓の開放忘れ
② 回路の屈曲
③ 針先の屈曲 など
① 輸液ポンプを停止する(アラームを停止する)
② クレンメを閉める(既に閉まっている場合はすぐに開放しない)
③ 回路・針先の屈曲折れ曲がりがないか確認する
三方活栓があるルートの場合とクローズドルートの場合では
対応方法が違います
<閉塞圧警報発生時>
02 Ⅰ 医療機器 輸液ポンプ
◆ 三方活栓があるルートの場合 ◆
① 患者側のルーメンをOFFにする。
② 三方活栓に圧抜き用のシリンジをセットする。
ルーメン
③ 輸液ポンプのドアを開き、アンチフリーフローロックおよびクレンメを
開放し、圧をシリンジへ逃がす。
アンチフリーフローロック
1 三方活栓の向きの違いに注意
PMDA医療安全情報 No48
※ 三方活栓は種類により、
流れる方向が違うので
注意してください!
患者側
03 Ⅰ 医療機器 輸液ポンプ
◆ クローズドルートの場合 ◆
① 患者側回路をクランプする。
② 輸液ポンプのドアを開き、アンチフリーフローロックを解除し
※ 点滴筒が満杯になるので、滴下センサーを使用している場合は
(クレンメの開け忘れの場合、クレンメは開放しない)
圧を点滴筒側へ逃がす。
点滴筒を逆さにして液面を下げる手技が必要になります。
③ 圧が抜けたら輸液ポンプのドアを閉め、クレンメを開放し運転を
再開する。
04 Ⅰ 医療機器 シリンジポンプ
☆ シリンジポンプ使用中のシリンジ交換方法について
シリンジポンプは構造上、押し子とスリットの部分に隙間があります
交換時には必ず早送りなどにて隙間を噛合せてください
◆ 対応方法 ◆
① シリンジポンプを停止する(アラームを停止する)
② ルート内にクレンメがある場合はクレンメを閉める (既に閉まっている場合はすぐに開放しない)
③ 回路・針先の屈曲折れ曲がりがないか確認する
三方活栓があるルートの場合とクローズドルートの場合では
対応方法が違います
05 Ⅰ 医療機器 シリンジポンプ
◆ 三方活栓があるルートの場合 ◆
① 患者側のルーメンをOFFにする。
② 三方活栓に圧抜き用のシリンジをセットする。
③ シリンジポンプの積算量を看護記録に記載してから0mLにクリアする
④ 交換するシリンジを回路とポンプに正しくセットする
患者側
06 Ⅰ 医療機器 シリンジポンプ
⑤ シリンジポンプを早送りした後、早送りした積算をクリアする
早送りボタン
⑥ 患者側のルーメンを元の位置に戻し、開始ボタンを押してスタートする
積算クリアボタン
ルーメン 開始ボタン
07 Ⅰ 医療機器 シリンジポンプ
◆ クローズドルートの場合 ◆
① 患者側回路をクランプする
(クレンメが無い場合は鉗子などで止める)
② シリンジポンプの積算量を看護記録に記載してから0mLにクリアする
③ 交換するシリンジを回路とポンプに正しくセットする
08 Ⅰ 医療機器 シリンジポンプ
⑤ クレンメを開放し、シリンジポンプを早送りする
早送りボタン
積算クリアボタン
⑥ 早送りした積算をクリアし、開始ボタンを押してスタートする
開始ボタン
09 Ⅰ 医療機器
☆ ルート側管から薬液を点滴する場合の注意点
ワンポイントアドバイス
側管から薬剤を点滴する場合、輸液ポンプと自然滴下点滴の併用は
正常な輸液が行われない可能性があるため注意が必要です。
ポンプ・リスクマネージメント通信 No8 テルモ
① 基本的に輸液ポンプを2台使用し点滴を行ってください
② 輸液ポンプが無い場合、輸液ポンプと自然滴下の併用はせず、 本管・側管のどちらも自然滴下での点滴を行ってください
<対応方法>
○下流で閉塞した場合に、上流側のポンプを使用しないルートに逆流するおそれがある
○ポンプを使用していないルートが空になった場合、空気を巻き込むことがある