夜な夜ななにわオラクル塾 oracle documents …...2016/05/11 · 夜な夜な!...

夜な夜な! なにわオラクル塾 Oracle Documents Cloud Service概要とAPI開発

日本オラクル株式会社クラウド・テクノロジー事業統括 Fusion Middleware 事業統括本部 2016年5月11日

Copyright © 2016, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. |

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

2

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。


本日お伝えしたいこと

Oracle Documents Cloud Service サービス概要

導入事例・利用シーン

Oracle Process Cloud Serviceとのワークフロー連携

Oracle Sites Cloud Service サービス概要

APIを利用した開発

価格

1

2

3

3

4

5

6








価格

1

2

4

3

4

5

6


サービス概要 Oracle Documents Cloud Service

5

Copyright © 2016, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 6

サービス提供の状況

Oracle Documents Cloud Service

2014 2015 2016

2014年9月サービス提供開始

2015年1月 (R2) セキュアパブリックリンクダイレクトダウンロードリンクドキュメントの予約

2015年3月 (R3) ドキュメングリットビュー Office 2013連携

2015年7月 (R4) Documents Prensenter(iPad) マルチアカウント対応カスタムブランディングパブリックリンクポリシー Touch ID サポート

2015年10月 (R5) Office連携の進化モバイル編集(Android/iOS) 会話/アノテーションパブリックリンク制御 Hybird ECM REST APIの拡充

2016年3月 (R6) Process Cloud Service 連携 Sites Cloud Service 連携シングル・サインオン対応アクションフレームワークバージョン制限メタデータ API ほか


Oracle Documents Cloud Service 強力なセキュリティとアプリケーション統合を実現するファイル同期・共有サービス

7

• どこからでもアクセス：デスクトップ、モバイル、Webブラウザ、オフライン利用

• コラボレーション促進：使いやすいUI、社内外への共有、アクセス権限管理

• エンタープライズ対応：各テナントのデータは完全独立、暗号化、ログ取得

• モバイル iOS 及び Android 対応、MDM 連携

• プラットフォーム SaaS, PaaS拡張を実現するプラットフォームとして API を提供。

https://cloud.oracle.com/ja_JP/documents


Oracle Documents Cloud Service だれでも簡単に使えるファイル同期・共有サービス

モバイル

• iOS と Android に対応するモバイルアプリを提供

• 営業プレゼン専用アプリの提供(Oracle Documents Presenter)

• MDM (OMSS) との連携

• 外出先や移動中でも簡単にファイルにアクセス

Webブラウザ

• レスポンシブWebデザイン

• 100以上のファイル形式に対応する組み込みWebビューワー

• 社外ユーザでもセキュアにファイルを共有・閲覧

デスクトップ

• Windows と Mac に対応した同期クライアント

• オフィスのパソコンから素早くファイルにアクセス

• Office2013 対応。DoCS内のファイルをOfficeアプリケーションから直接ファイルを編集/保存

8


Oracle Documents Cloud Service 企業利用に対応するファイル同期・共有サービス

セキュリティ

• アクセス権限管理と操作ログ

• 各テナントは完全独立

• 全データの暗号化

• 侵入検知/ウィルススキャン

運用管理

• 効率的なユーザ管理

• 容量や権限、登録ファイルサイズなどを集中管理

• レポート及びダッシュボードで稼働状況をひと目で把握

優れたクラウド基盤

• オラクルの製品テクノロジ要素による構築

• IaaS/PaaS/SaaS包括的なポートフォリオの提供

• アプリケーション拡張を実現するAPIを提供

9


デモンストレーション

10








価格

1

2

11

3

4

5

6


導入事例・利用シーン Oracle Documents Cloud Service

12


Oracle Documents Cloud Service の利用シーン例えば、以下のような部門や場面での検討が考えられます

営業活動の中で（販売代理店に

商品情報や契約書を共有）

生産拠点や研究所と（国内外の工場等との情報共有）

モバイル・アクセス（外出先からファイル確認）

広告・マーケティング（制作会社とカタログや

画像/動画データの共有）

サプライヤと（調達先や現地生産者

との情報共有）

社外社内個人

フィールドサービス（フィールドエンジニアと保守

マニュアルや故障情報を共有）

13


国内事例公共/教育 IT＆プロフェッショナルサービス

フォーサイトシステム株式会社

流通/サービス

株式会社アウトソーシング

社会医療法人愛仁会

公益財団法人ときわ会常磐病院

※2016年2月時点

14

株式会社ファンケル

株式会社アイアンドディー


海外事例金融公共/教育 IT＆プロフェッショナルサービス

Australian Finance Group

Arab Investment and Export Credit Guarantee Corporation

Netcompany

TekStream Solutions

Team Informatics

King Abdulaziz University

College Prive Sevigne Paris


利用シーン (1)

学生と先生との間でのファイル配布/提出の効率化要件

– アクセスが増加するピーク期に合わせた投資が不要で、学生とのファイル配布や共有の仕組みがほしい

– 学生と先生と双方向で、レポート、研究データなどのファイルのアップロードや編集がしたい

– ユーザーに閲覧のみの権限付与することなどによって、他のユーザーへのファイルの漏洩を防ぎたい

– レポート提出期間にあわせ、配布・提出の期間を制限したい

– 利用する学生分は必要のないアカウントライセンス体系がのぞましい

16

学生

Oracle Documents Cloud

Service

数学授業資料a君

数学授業資料b君

計算機工学資料

数学授業用資料同じ資料

リンク名

計算機工学資料

異なるリンク名も可

アカウントライセンス必要

計算機工学 b君用フォルダ

内容記載済みレポート

アカウントライセンス不要

配布

提出

配布

計算機工学レポート提出用

フォルダ

先生


利用シーン (2)

流通サービス業におけるファイル共有

①社内間でのファイル連携(店舗 – 本部間)

②外部企業とのファイル連携 (本部 – 取引業者)

17

メリット

• メール添付による重いファイルのやり取りが不要

• 外部の取引企業様とは、パブリックリンクを使用することで、取引業者のユーザーは非課金で利用可

依頼書

成果物

①ムービー作成依頼書更新・アップロード ②依頼書ダウンロード

③成果物アップロード ④成果物参照・ダウンロード

画像データ

成果物

①モバイルから商品・売場写真をアップロード ②画像データダウンロード

①レイアウト指示書 ②モバイル端末で確認店舗本部

取引業者本部


①システムと人のファイル共有

②システムとシステムのファイル共有

利用シーン (3)

システム間連携によるファイル共有

18

システム

API

店舗

参照更新

システム

API API

システム

メリット

• システムのファイル利用をAPIで制御可能

• APIの利用は従量課金ではなく無課金 ( 他社はAPI数に応じて課金)

• 社内システムから出力された売上データを、店舗のタブレットから即座に確認

• 店舗から登録されたファイルを、API経由で自動取込→集計処理を実施


• Oracle WebCenter Sites 連携 – デジタルアセットの制作からWeb配信までの時間を

短縮。タイムリーなマーケティングを実現

– 制作会社とのコラボレーションでDoCSを活用し、セキュアにコンテンツを受け渡し

– DoCS内の納品コンテンツをそのまま Sites の編集画面からWebサイト編集に利用。面倒な確認作業の削減と、アセットの効率的な再利用を両立

• Oracle WebCenter Content 連携 – WCC の UI から DoCS のフォルダ/ファイルを直接

操作。社外ユーザーへのファイル共有、モバイルでの参照/閲覧に活用

– DoCSは「コラボレーション&同期」、WCCは「コンプライアンス対応を想定したワークフロー、記録管理」で利用

– WCC にて公開承認された文書を、DoCS で販売店に対して配付/公開

19

利用シーン (4)

オンプレミス製品との連携

外部制作会社 Oracle WebCenter Sites


• Oracle Sales Cloud 連携 – マーケティング部門から販売戦

略に関する資料をSales CloudのUIを通じて提供

– Sales Cloud内に作成された文書ライブラリから資料をダウンロード

• Oracle Service Cloud (RightNow) 連携 – インシデント毎の添付ファイル

をService CloudのUIを通じて提供

– 直感的で使いやすいファイル操作で、Service Cloudをレベルアップ

20

• Oracle Marketing Cloud (Eloqua)連携 – マーケティング部門より提供さ

れる画像やロゴをキャンペーンメールで活用

– コンテンツの再利用性を高め、一貫性のあるデジタルエクスペリエンスを提供

利用シーン (5)

Oracle SaaS との連携：REST API(Applink)の利用例


Process Cloud Service連携

• DoCS→PCSのプロセス自動起動、PCS→DoCSの添付ファイル保管、どちらも対応可

Sites Cloud Service連携

• DoCS で保管するコンテンツを、モバイルにも最適化された Web サイトで提供。 HTML/Webの知識が無くても、誰でも簡単にサイトを作成

21

利用シーン (6)

Oracle PaaS との連携








価格

1

2

22

3

4

5

6


ワークフロー連携 Oracle Documents Cloud Service ＋ Oracle Process Cloud Service

23


誰でも簡単にワークフローが作成可能

クラウド型ワークロー管理 Process Cloud Service

24


Oracle Process Cloud Service 様々なデバイスから利用可能

• オフライン作業もサポートするモバイルアプリケーションも提供

• mailでのアラート通知や作業管理

• 動的にタスク再割り当てや委譲をサポート

25


DoCS

PCS連携

• ケース① DoCS→PCS

– ユーザーがDoCSのあるフォルダにファイルを入れる

– ファイル到着をトリガーに、プロセスを起動する

• ケース② PCS→DoCS

– ユーザーがPCSで作成した申請ワークフローを実行

– 添付ファイルをDoCSに格納する

26

PCS イベント

PCS DoCS


ケース①例：公開文書ワークフロー

27

① 申請者がファイルをアップロード

② 上長の承認（2段階など）

③ 却下された場合には、ファイルをアップロードしたユーザーに通知を飛ばすことが可能

④ 承認された場合、ファイルが公開用フォルダに移動される

ファイルのアップロード

ファイルの移動

承認① 承認② 公開

① ②

③

④

申請者

課長部長却下却下


ご参考：PCSのプロセス概略図(ケース①例)

28



29


ケース②例：出張事前申請

30

① 申請者がPCSのフォームで出張申請

• 出張種別や費用に応じて承認者や必要な承認段階を動的に変更することも可能 ⁃ 概算費用50,000円未満：上長のみの承認

⁃ 概算費用50,000以上：上長、部長の承認が必要

⁃ 海外出張：概算費用の大小にかかわらず、上長、部長の承認が必要

② 申請に必要な資料を添付（DoCSに格納）

③ 上長の承認（1～2段階）

出張申請ファイルの

添付承認① 承認② 完了

① ②

③

申請者

課長部長却下却下








価格

1

2

31

3

4

5

6


サービス概要 Oracle Sites Cloud Service

32


ビジネスユーザが、モバイル・ファーストなWebサイトを「カン

タンに」「すばやく」「見栄え良く」作成/公開

1つのWebサイト上で、コンテン

ツ＋アプリ＋コラボレーションを統合

IT管理視点でのガバナンス及び可視化

コミュニティサイト

従業員、パートナー、顧客とのエンゲージメントサイト

マーケティングマイクロサイト

製品リリース、イベント告知、キャンペーン、資料DL ほか

Beta Registration

Name

Company

Contact

Beta Preview

Welcome Thor!

33

クールでカッコいいモバイル・ファーストなデジタルエクスペリエンス

Oracle Sites Cloud Service


Oracle Sites Cloud Service

ブラウザからノンコーディングで Web サイトを作成

DoCS の中にあるコンテンツを Web サイトに利用

Web サイトの公開/非公開をワンクリックで管理

複数のメンバーで、1つの Web サイトを管理

DoCS を購入すると、追加料金無しに Sites Cloud Service が使えます。 (※ただし制限あり)

34

特徴

Oracle Sites Cloud Service は Oracle Documents Cloud Service のオプションです



35








価格

1

2

36

3

4

5

6


APIを利用した開発 Oracle Documents Cloud Service

37


SaaS 連携

• Sales Cloud, Marketing Cloud, Services Cloudとの連携

• 豊富なサービスカタログ

• Oracle Cloud Marketplace

PaaS 連携

• 開発基盤、及びJava Cloud ServiceやDeveloper Cloud Serviceを含むサービスの拡張

開発プラットフォーム

• Oracle Cloud の構成と拡張

• Embed UI

• REST API – メタデータサポート (R6 New)

• アクションフレームワーク

連携とカスタマイズ

38


さまざまな業務アプリケーションとの連携をサポート

• Embed方式

– iframe方式を使った業務アプリケーションとの画面統合

– フォルダリスト、ファイルプレビュー

– セキュティ対応(ドメインの限定、CAPTCHA)

• API方式

– REST API (JSON形式またはXML形式)

– フォルダやファイルの操作に加え、共有設定やユーザ管理のためのリソースを提供

– AppLink

39


Embed方式

• 業務アプリケーションのUIにフォルダリストやファイルプレビューを埋め込み

フォルダリスト、ファイルプレビュー

40


https://www.example.com/documents /home/nameasc

https://www.example.com/documents /embed/home/nameasc

Embed方式: フォルダリスト

41


https://www.example.com/documents /fileview/D92DA147AC6B1F0698DFB7A2F6C3FF17C1177A968060 /_Getting_Started_with_PBCS.mp4

https://www.example.com/documents /embed/fileview/D92DA147AC6B1F0698DFB7A2F6C3FF17C1177A968060/_Getting_Started_with_PBCS.mp4

Embed方式: ファイルプレビュー

42


Embed方式: 管理者機能

• 埋め込みを許可するドメインの指定

• ドメイン毎のセキュリティ設定

– CAPTCHA

– セーフモード

セキュリティ対応

43


！検索が使えます。（REST APIでは検索は使えません。）検索のURLは以下となります。 https://<ドメイン>/documents/embed/search/global/test ※この場合は「test」が検索キーワードとなります。

！クロスドメインの制限があります。 iframeに外部サイトのソースを指定する場合、そのソース（URL）の書き換えが制限されます。（same-origin policy: http://www.w3.org/Security/wiki/Same_Origin_Policy）上記の検索のように1つのiFrameの中でソースを書き換えて使いたい場合は、プロキシーサイトを経由するなど、クロスドメインの制限を外す仕組みが必要となります。（後述）

Embed方式: Tips

http://www.w3.org/Security/wiki/Same_Origin_Policy


REST API（※）を使ってOracle Documentsクラウド・サーバーに格納されているフォルダおよびファイルを操作するクライアント・アプリケーションを作成できます。

※RESTとは REST (Representational State Transfer)は、HTTPSなどの標準プロトコル上でGET、POST、PUT、DELETEなどの基本的なメソッドを使用して、サーバー上に格納されているオブジェクトを操作するリクエストをクライアント・アプリケーションに送信するステートレスなWebサービスのAPIです。

REST API


サービスのコール

46

https://<host>[:<port>]/<serviceid>/api/<version>/<resourcePath>

操作できるリソース

リソースリソースURI 説明

フォルダ /api/1.1/folders フォルダに関する操作

アイテム /api/1.1/folders/items /api/1.1/folders/{GUID}/items

フォルダの子アイテムの参照

ファイル /api/1.1/files ファイルに関する操作

ユーザー /api/1.1/users ユーザーに関する操作

リソース共有 /api/1.1/shares フォルダ共有に関する操作

applink /api/1.1/applinks applinkに関する操作

パブリックリンク /api/1.1/publiclinks パブリックリンクに関する操作

リソースカタログ /api/1.1/catalog 使用可能なリソースに関する参照

APIの呼び出し

https://docs.oracle.com/cloud/latest/documentcs_welcome/WCCCD/GUID-205EBBB4-F8D5-4FD0-B82F-210960F5C6F7.htm#WCCCD3724

※APIマニュアル

REST API


ダイレクトURL (GETの場合） https://www.example.com/documents/api/1.1/users/items?info=smith

JSONデータ形式（PUT/POST/DELETEの場合）

https://www.example.com/documents/api/1.1/folders/self {

“name”:”myFolder” }

サービスリクエスト

HTTPメソッド

メソッド説明

GET 指定したソースから情報を求めます。

POST リソースの新しいインスタンスを作成します。

PUT 既存のリソースを更新します。

DELETE リソースを削除します。

APIの呼び出し（つづき）

REST API


レスポンス形式は２つ：JSON形式またはXML形式リクエスト時にAccept HTTPヘッダを指定することで切り替えます。

JSON形式（デフォルト） Accept: application/json XML形式 Accept: application/xml

サービスレスポンス

HTTPステータスコード

RESTアクションは一般的なHTTPステータスコードを返します。例ステータス200 ・・・リクエストが処理された

エラーコード

一部のステータスコードには問題を診断しやすいようにフォルトレスポンスを伴います。 { "errorCode": "-16", "errorMessage": "Security validation failed. 'FABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWT0000000000100000001' does not exist. The error was caused by an internally generated issue. The error has been logged." }


REST API


Oracle Documents Cloud Service REST APIには、HTTPヘッダーで指定されbase64でエンコードされるユーザー名とパスワードによるBasic認証が必要です。

認証

例 Authorization: Basic dXNlcjpwYXNzd29yZA== この例ではuser:passwordというユーザー資格情報がbase64でエンコードされています。

！現バージョンではBasic認証のみの対応です。ユーザー資格情報をアプリケーションコード内で適切に扱う必要があります。


REST API


基本的な流れはシンプル！

１．操作対象のオブジェクト（フォルダ、ファイル、ユー

ザーなど）のGUID（※）を特定

２．操作対象のリソースと特定したGUIDを指定して、API

コール３．戻り値をハンドリング

※GUIDとは操作対象のオブジェクト（フォルダ、ファイル、ユーザーなど）には必ず一意のGUID（Global Unique ID）が付与されます。

！トップ階層のフォルダのGUIDは「self」です。特定のファイル、フォルダのGUIDをプログラムで特定する場合は、トップ階層のフォルダ（self）から辿っていきます。

API利用の基本的な流れ

REST API


ファイルアップロード

51

ファイルアップロードのリクエスト POST ･･･/api/1.1/files/data

ファイルアップロードはマルチパートリクエストが必要になります。

Content-Type: multipart/form-data; boundary= ---1234567890 -----1234567890 Content-Disposition: form-data; name="parameters" Content-Type: application/json { "parentID":"FB4CD874EF94CD2CC1B60B72T0000000000100000001" } -----1234567890 Content-Disposition: form-data; name="primaryFile"; filename="example.txt" Content-Type: text/plain <File Content> -----1234567890--

フォームデータ部

ファイルデータ部


ファイルダウンロード

52

ファイルダウンロードのリクエスト GET ･･･/api/1.1/files/{file id}/data

ファイルダウンロードが成功するとデータストリームとしてファイル内容が戻ります。


Tips フォルダ関連

53

！フォルダ生成時に同じ名前のフォルダが存在する場合、エラーにはなりません。フォルダ名に(2)などの数字が付いたフォルダが生成されます。どのようなファイル名のなったのかは、戻り値のname属性から分かります。

！フォルダコピーも上記同様です。同じ名前のフォルダが存在する場合、エラーにはなりません。フォルダ名に(2)などの数字が付いたフォルダが生成されます。どのようなファイル名になったのかは、戻り値からは分かりません。戻り値のid属性からフォルダのGUIDを取得して、フォルダ名を問い合わせてください。

！共有フォルダをコピーした場合、共有メンバは継承されません。フォルダのみのコピーとなります。


Tips ファイル関連

54

！ファイルのバージョニングを行った場合、そのファイルのGUIDは変わりません。

！ファイルの予約があるかどうかは、そのファイルを問い合わせて、 reservedBy属性もしくはreservationTime属性が存在することを確認します。

！ファイルの予約があるかどうかは、そのファイルを問い合わせて、 reservedBy属性もしくはreservationTime属性が存在することを確認します。


Tips フォルダ関連（つづき）

55

！ファイルアップロード時の同一ファイルが存在した場合、バージョンアップとなります。（デフォルト）バージョンアップとせずに、ファイル名を変更する場合は、パラメータにduplicateResolutionをを指定します。 { “duplicateResolution”:” TimeStampSuffix” } この場合、ファイル名に6ケタのタイムスタンプが付与されます。 ※日本語マニュアルにあるCoflictResolutionMethodは廃止されました。


Tips フォルダ関連（つづき）

56

！上記のファイルの一部を取り出し（GET /files/{file id}/data/rendition）たり、ページ数を取得（GET /files/{file id}/pages）する場合は、事前にそのファイルに一度アクセスをおこなうか、レンディション生成（ POST /files/{file id}/pages）をおこなう必要があります。

！ GET /files/{file id}/data/rendition?rendition=page1 によってファイルの一部のページを取り出すことができます。（png形式）


Tips アイテム関連

57

！フォルダアイテム（GET /folders/{folder id}/items) で表示されるのは、フォルダおよびファイルになります。自分がオーナでない共有フォルダは表示されません。共有フォルダのGUIDを取得する場合はユーザーパーソナル領域参照（GET /folders/items)から参照できます。


Tips パブリックリンク関連

58

！パブリックリンクを作成後、そのアクセスURLは以下のようになります。フォルダパブリックリンクのアクセスURL https://<ドメイン>/documents/link/{リンクID}/folder/{フォルダID}/_{フォルダ名} ファイルパブリックリンクのアクセスURL https://<ドメイン>/documents/link/{リンクID}/fileview/{ファイルID}/_{ファイル名}


ApplinkはAPIからのみ作成が可能な、共有可能な埋め込みWebインターフェイスのファイル・フォルダです。Applinkは認証なしにアクセスすることができますが、公開できるのはアクセストークンを知っているアプリケーションに限られます。

パブリックリンク

Applink DocsアクセスURLの公開

パスフレーズで保護

iframeで埋め込まれたアプリケーションURLの公開

DocsアクセスURLとパスフレーズが漏れてしまった場合、第3者がアクセスできてしまう。

DocsアクセスURLが漏れてしまっても、直接そのURLからのアクセスはできない。アプリURLはアプリ実装次第(※)で保護可能。 ※認証を必要とするなど。

カスタムアプリ

認証

REST API: AppLinkリソース


REST API: AppLinkリソース

• マーケティング部門から販売戦略に関する資料をSales CloudのUIを通じて提供

• Sales Cloudユーザであれば、DoCSアカウントをもっていなくても、資料にアクセスできる。

• Sales Cloud内に作成された文書ライブラリとから資料をダウンロードできる。

利用シーン: Sales Cloud (SFA)との連携

60


Tips Applink関連

61

！ ApplinkはiFrameに埋め込み、アクセストークンを渡すことで表示可能になります。 javascriptでアクセストークンを渡すロジック例はマニュアルにあります。

iFrame

Applinkオブジェクト

①src=“Applinkを作成した時に戻されるappLinkUrl”を指定。ただし、そのままでは表示されない。例 https://<ドメイン>/documents/embed/link/app/ LFJmm_JEHbV0DyBiVPMuE0KzB9d0d7RgdJD1lsXT3xAqpmqW2Ml 71sHF4xuWyqy9Tfa1O8l0boSyIpxYCnTvAZZx-0R9Tyrm-4nlO00v0IR 8Jy3SJrjt8gvwhb8MFYoGqdPMOp3YikDrWlmwfC4QvSMw==/folder/ F16A666D68656714587F13D3C78580E8114D4B29CFDB/_myAppLink

② javascriptでApplinkを生成した時に戻されるaccessToken、refreshTokenを iFrameにpostMessageすることで、表示されるようになる。例 accessToken: 9ydOYViK71_zq0AzellMpA89EiD4E46IRmzTT-zdeP1BF8IjMM5qQ64jPTOglCUJ_m 4SFOH8i5FKFNmWjmbYgQ== refleshToken: 9DLgnJk0mZsYAwZ15dpYvg2K5pdlLOiEJMQmK0UxvMmwKUFfJzJ6OSlMEL9f9zFR

親window javascript:postMessage()

accessToken refreshToken


Tips Applink関連

62

！ ApplinkはaccessTokenを引き渡すことで、アクセス可能になりますが、その有効期限は最大24時間です。24時間を経過したaccessTokenは有効にならないため、再生成が必要になります。 24時間を経過する前の場合、トークンのリフレッシュが可能です。(/applinks/token) トークンにリフレッシュをコールする場合は、HTTPのリクエストヘッダに、ApplinkID、AccessToken、RefreshTokenを指定する必要があります。

WebResource wr = client.resource(“･･･ /api/1.1/applinks/token”); ClientResponse cr = wr .header("AppLinkID",applinkId) .header("AccessToken",accessToken) .header("RefreshToken",refreshToken) .type(MediaType.APPLICATION_JSON_TYPE) .accept(“PUT”) .put(ClientResponse.class,param);


Tips ユーザー関連

63

！ユーザー問合(GET /users/items)ではユーザー名の一部を指定する必要があります。指定した文字列を含むユーザー名がリストされます。（完全一致ではありません） GET /users/items?info=soedaで得られた結果 "displayName": "Tetsuya Soeda", "displayName": "Som Jena", "displayName": "Benny Soemadi", "displayName": "Soeren Borgkvist", "displayName": "Solomon Chiedo", "displayName": "Daniel Schroeder", "displayName": "Todd Olmeda", "displayName": "Kevin Schroedel", "displayName": "Soumyadeep Ghoshal", "displayName": "Sreedar Raju",


Tips システム構成の考慮

64

！ Javascript（Ajax）を利用して、ブラウザからREST APIをコールする場合は、クロスドメインの制限を考慮する必要があります。一般に、ブラウザからREST APIを自サイトと外部サイトにまたがって呼び出すことには制約があります。このクロスドメインの制約を解決するには以下の考え方があります。 1. JSONPを利用する方法

一般にJSONPを利用することがクロスドメインの制約を解決する方法ですが、JSONPの利用はAPIを提供するサービス側での対応が必要です。Oracle Douments CloudのREST APIはJSONPには対応していません。

2. リバースプロキシーを立てて、同一ドメインからのアクセスとする。

ブラウザリバースプロキシ

アプリサーバ

Docs http://hoge/documents http://hoge/app ※同一ドメインでのアクセス

https://oracle.com/documents

http://local/documents

http://hoge/documents

http://hoge/app

http://oracle/documents

http://oracle/documents


Tips システム構成の考慮（つづき）

65

サンプルプロキシーサーバ設定 httpd.conf <VirtualHost *:80> SSLProxyEngine on ServerName hogehoge.com ProxyPass /oradocstest http://local.server:8080/oradocstest ProxyPass /documents https://oradocs-corp.documents.us2.oraclecloud.com/documents </VirtualHost>

http://127.0.0.1:7101/oradocstest

https://oradocs-corp.documents.us2.oraclecloud.com/documents




Tips できないこと

66

！以下の操作はAPIが実装されておらず、現時点では実現できません。 • 検索 • アクセス履歴の管理 • ごみ箱の管理 • ユーザーの管理 • その他管理操作








価格

1

2

67

3

4

5

6


価格 Oracle Documents Cloud Service

68


Oracle Documents Cloud Service

69

初期ストレージ 500GB

1ユーザ月額 ¥1,800

最少ユーザ数 10

最大ユーザ数制限無し

最大ストレージ制限無し

ストレージパック (100 GB /月) ¥1,200

• ユーザーとストレージでのみ拡張 • 追加ライセンス (DB Cloud等) は不要です

• ユーザーの単位: Hosted Named User • 任意の一時点において、実際にアクセスしているか

否かにかかわらず、ホスティング・サービスにアクセスする権限をお客様が付与している特定の個人として定義されます

• ストレージパックを追加したい場合 • ¥1,200(ひと月100GB・最短1年） • テナントあたり全ユーザで共有します

• Sites Cloud Service も利用可 • 月間 2,500 interaction までは無償で利用可

シンプルな価格構成

•最短契約期間： 12か月単位で可能

※2016年1月時点


Oracle Documents Cloud Service トライアル・サービス最大2ヶ月間、無償でOracle Documents Cloud Serviceをご利用いただけます

• 試用環境の条件

– 利用期間： 30日間

– 最大ユーザー数： 10名

– ストレージ容量： 20GB

– 試用期間延長： 1回(30日)に限り可

70

https://cloud.oracle.com/ja_JP/documents

「試してみる」をクリック！

詳しい無償トライアル申込手順はこちら → https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2795

+ Oracle Sites Cloud Service


種別何ができるのか初期

(最小) 追加

(最小) 備考 Metered

Non-Metered

Invocation Users

プロセスの起動、ステータスや通知を検索できるユーザー

0 100 最初の購入単位は100名分。 100名を超過する分は必要なユーザー数分だけ追加可能。

$6 $3

Participant Users

プロセスの承認、追跡に参加できるNamed User

10 1 $60 $30

Hosted Named User ※価格表上は無印

Analytics、アプリケーション開発、ライフサイクルの管理が可能なNamed User

10 1 以前の価格表にあった [Hosted Named Users]

$200 $100

Oracle Confidential – Internal 71

Oracle Process Cloud Service ユーザー体系と価格


cloud.oracle.com/ja_JP/process

Oracle Process Cloud Service

Oracle.com/BPM Join us at #OraclePCS

夜な夜な なにわオラクル塾 oracle documents …...2016/05/11 · 夜な夜な!...

Documents

夜な夜ななにわオラクル塾 oracle documents …...2016/05/11 · 夜な夜な!...