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公益社団法人地域医療振興協会 広報紙 平成27年9月 第34号 Kirakira-Letter もくじ 栄養室の一日 …………………………… 2 教えてドクター!……………………… 3 湿潤治療について  傷の治療センター 夏井  睦 発行元: 〒179-0072 東京都練馬区光が丘 2-11-1 TEL:03-3979-3611 (代) http://hikarigaoka.jadecom.or.jp 練馬光が丘病院は「公益社団法人地域医療振興協会」の運営施設です。地域医療振興 協会は、地域医療を取り巻くさまざまな問題を解決し、へき地を中心とした地域保健医療 の調査研究および地域医学知識の啓発と普及を行うことを目的に 1987 年 5 月に設立され、 2009 年 12 月 1 日より公益社団法人として新たにスタートしました。地域医療に対する 意欲と実績を持つ医師を中心に、つねに地域保健医療の確保と質の向上など住民福祉の 増進を図り、地域間での医療の不均衡の解消、地域の振興を推進しています。 今月のトピック 今月のトピック……………………………… 4 第4回きらきらコンサート開催しました 光が丘ちゃんねる ……………………… 4 4 きらきら コンサート 開催 しました 4 回 きらきらコンサート 開催 しました 24 調7 40 尿1 調去る7月30日に第 4 回きらきらコンサートを 開催いたしました。今回は夏らしい企画とし て、フラダンスグループ「ホロホロ・ホヌ」、 ハワイアンバンド「トミー&ビッケ」を迎えて 南国の癒しの音楽とダンスを楽しんで頂きま した。コンサートは、ハワイの様々な地域の 音楽とダンスでスタートしました。ゆったり としたサウンド、ダンスが特徴のモロカイ島の “ビューティーアオモロカイ”やダイアモンド ヘッドやそのまわりの景色を歌った“カイマナ ヒラ”、明るく爽やかなイメージを堪能させて 頂きました。続いて「タヒチアン・メドレー」 が始まると、会場の雰囲気が一転し軽快な リズムとダンサーの情熱的なダンスにハワイ 特有のエネルギーを感じました。後半は「み んなで歌おう!」「みんなで踊ろう!」と題し、 “銀座のカンカン娘”を来場した皆さまと一緒 に歌いました。ダンスでは、フラガールの方々 がレイを首にかけダンスのお誘いし、多数の方 に舞台に上がっていただきました。音楽に 合わせフラ特有のなめらかな腕の動きや手つき を教えて頂き、初めは緊張されていた皆さま も音楽がすすむにつれて笑顔に変わっていか れました。印象的だったのは、車椅子の患者 さまがご不自由な腕で一生懸命フラの腕の 動 き をされていたことです。「疲れるけどとっても 楽しい。」と満面の笑顔でときおり口ずさみ ながら周りの方と一緒に踊りに参加されてい ました。皆さまの笑顔で会場がいっぱいに なったすばらしいひと時となりました。これ からも地域の皆さまと当院との距離がぐっと 近づくようなコンサートを企画してゆきたい と思います。その際にはこの紙面を通じてご 連絡させていただきますので、ご参加してい ただければ幸いです。 (地域連携相談センター 大島 詩乃)

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公益社団法人地域医療振興協会 広報紙

平成27年9月

第34号

Kirakira-Letter

もくじ栄養室の一日 …………………………… 2

教えてドクター!……………………… 3  湿潤治療について  傷の治療センター 夏井  睦

発行元:

〒179-0072 東京都練馬区光が丘2-11-1TEL:03-3979-3611(代)http://hikarigaoka.jadecom.or.jp

光が丘ちゃんねる

 練馬光が丘病院は「公益社団法人地域医療振興協会」の運営施設です。地域医療振興協会は、地域医療を取り巻くさまざまな問題を解決し、へき地を中心とした地域保健医療の調査研究および地域医学知識の啓発と普及を行うことを目的に1987年5月に設立され、2009 年 12 月 1 日より公益社団法人として新たにスタートしました。地域医療に対する意欲と実績を持つ医師を中心に、つねに地域保健医療の確保と質の向上など住民福祉の増進を図り、地域間での医療の不均衡の解消、地域の振興を推進しています。

今月のトピック

今月のトピック……………………………… 4 第4回きらきらコンサート開催しました

  光が丘ちゃんねる  ……………………… 4

公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協公益社団法人地域医療振興協会会会会 広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙広報紙

第4回きらきらコンサートを開催しました第4回きらきらコンサートを開催しました

 今回は薬剤室からわたくしどもの地域活動についてご紹介をいたし

ます。当院では、平成24年の開院当初より、近隣の調剤薬局の方々を

お招きし、「薬剤師のための連携セミナー」と題した合同勉強会を開

催しています。一番最近のセミナーは本年7月に開催され、「C型肝

炎の最新治療」というテーマで当院の藤岡副院長に講演をしていただ

きました。当日は、約40名の地域の薬剤師さんのご参加を頂き、大変

有意義な勉強会となりました。尚、以前には「感染症治療」「糖尿病治療」

などのテーマで勉強会を開催しております。今のところは年1回の

ペースでの開催ですが今後は開催の頻度も増やしてゆく予定です。

このような勉強会を定期的に開催することの良いところは、回を重

ねる度に、顔見知りが増えてゆくことです。今では調剤薬局の名前を

聞いただけで、そこで働く薬剤師さんの顔が容易に浮かぶまでになっ

ています。当院と近隣の薬剤師同士の間で顔の見える関係性を構築す

ることは、同業者間の良好なコミュニケーションへとつながり、地域

の薬局と共同して患者さまの手にお薬を安全に届けることに繋がるも

のと考えています。これからも地域の患者さまのことを第一に考え、

地域に開かれた病院、そして薬剤室を目指していきたいと考えており

ます。     

(薬剤室室長 福永

貴志)

 去る7月30日に第4回きらきらコンサートを開催いたしました。今回は夏らしい企画として、フラダンスグループ「ホロホロ・ホヌ」、ハワイアンバンド「トミー&ビッケ」を迎えて南国の癒しの音楽とダンスを楽しんで頂きました。コンサートは、ハワイの様々な地域の音楽とダンスでスタートしました。ゆったりとしたサウンド、ダンスが特徴のモロカイ島の“ビューティーアオモロカイ”やダイアモンドヘッドやそのまわりの景色を歌った“カイマナヒラ”、明るく爽やかなイメージを堪能させて頂きました。続いて「タヒチアン・メドレー」が始まると、会場の雰囲気が一転し軽快なリズムとダンサーの情熱的なダンスにハワイ特有のエネルギーを感じました。後半は「みんなで歌おう!」「みんなで踊ろう!」と題し、“銀座のカンカン娘”を来場した皆さまと一緒に歌いました。ダンスでは、フラガールの方々がレイを首にかけダンスのお誘いし、多数の方に舞台に上がっていただきました。音楽に合わせフラ特有のなめらかな腕の動きや手つきを教えて頂き、初めは緊張されていた皆さまも音楽がすすむにつれて笑顔に変わっていかれました。印象的だったのは、車椅子の患者さまがご不自由な腕で一生懸命フラの腕の動きをされていたことです。「疲れるけどとっても楽しい。」と満面の笑顔でときおり口ずさみながら周りの方と一緒に踊りに参加されていました。皆さまの笑顔で会場がいっぱいになったすばらしいひと時となりました。これからも地域の皆さまと当院との距離がぐっと近づくようなコンサートを企画してゆきたいと思います。その際にはこの紙面を通じてご連絡させていただきますので、ご参加していただければ幸いです。   (地域連携相談センター 大島 詩乃)

傷の治療センター

夏井 睦

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栄養室の一日 教えてドクター !

出 勤 朝 礼 ミーティング

昼食チェック

湿潤治療について

 練馬光が丘病院傷の治療センターでは、ヤケド(熱傷)、様々な皮膚外傷(切り傷,すりむき傷,挫滅創など)、各種の皮膚潰瘍(糖尿病性潰瘍や壊疽,静脈うっ滞性潰瘍など)、手術後の創離開など、実に様々な「皮膚の外傷」を扱っています。特徴的なのは、全国各地(時には海外)から患者さんが受診されていること、全国の様々な大学病院で治療を受けている熱傷患者さんが受診される例が非常に多いことです。 なぜ、大学病院でなく当科を選ばれるかというと、当科では「痛みが少なく、比較的速く治り、痕が残りにくい怪我・ヤケドの治療」をしているからです。それが私が1996年から行っている「湿潤治療」で、「消毒しないこと、創傷被覆材で創面の乾燥を防ぐこと」という簡単な原理で成り立っています。これで、ヤケドやすりむき傷のひどい痛みは早期に緩和されます。 最近では、トライアスロンの自転車レースで転倒し、顔にひどい怪我をした「安田大サーカスの団長安田さん」も受診され、前医で1ヶ月以上かかると言われた顔の怪我が数日で仕事に復帰できるまでに回復しました。 安田さん(ご本人から写真の使用許可を頂いております)の経過を含め、治療例をお見せします。

● 団長安田さん

●バイク事故による母指切断の25歳男性

・栄養指導では、ご病状に沿った食事のアドバイスをさせて頂いております。・治療食では、患者さまがお元気に、笑顔になって頂けますよう、 「安心、安全、天然素材」をモットーに、真心を込めてお作りしております。

お食事について何か疑問がございましたら、お気軽に管理栄養士にお声かけください。お食事のアドバイスをご希望される方は、ぜひ、主治医にお申し出ください。

管理栄養士と調理責任者とミーティングをします。その日の仕事の予定や、医師や看護師から入る患者さまの情報などを確認します。

外来患者さまの栄養指導

糖尿病の患者さまの栄養指導を行います。糖尿病と食事には深い関係があること、食事によって治療の効果が高まることを伝えます。

調理を担当するスタッフに、その日の献立と調理で注意すべきことや、患者さまのアレルギー情報、食材をとどけてくれる業者さんからの連絡などを伝えます。

パソコンで、入院している患者さまの昨晩の状況を確認します。気になる患者さまがいる場合、担当の看護師と情報共有を行います。

患者さまの食事が、正しく用意されているか確認します。

患者さまの様子を確認 休けい NST・栄養管理委員会

食の細い患者さまが、昼食を食べられているか、病室まで確認にいきます。必要があれば、その場で症状に合わせた栄養指導を行います。

医師や看護師なども参加する、NSTや病気と栄養についての勉強会で、司会進行を担当します。

カンファレンス(会議)

NSTを組んでいる医師や看護師などのメンバーと、患者さまの現状と今後の治療について話しあいます。

回 診 手紙づくり

夕食のチェック

家族の栄養指導

NSTのメンバーとともに、入院中の患者さまの様子を見て回ります。

食事をあまり食べられない患者さまにあてたカードをつくります。はげましのメッセージを書き、食事にそえてお渡ししています。

退院予定の患者さまの家族に、退院後の自宅での食事についてアドバイスを行います。

原稿を書く 書類や学会発表、公開講座などの原稿を書きます。

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毎日、季節を大事にした献立を考えています。

無農薬で野菜を作り、ご提供しています。

栄養室とは…医師の指示のもと食事のアドバイスをしたり病気に応じた治療食をご提供しています。

※NST (栄養サポートチーム)とは栄養状態が特に悪化した患者さまや手術後の患者さまなどを対象に、重点的に栄養管理を行うチーム医療の一つです。

※大部分の症例は上記の治癒経過をたどりますが、すべてではありません。