icp 発光分析装置(icap6300)使用マニュアル
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ICP 発光分析装置(iCAP6300)使用マニュアル 本章は装置の立ち上げについての解説です。プラズマを点灯後「第 3 章 メソッドの作成」
に進んでください。 1.装置の立ち上げ 1.1 排気ダクトの始動 分析実験室入って正面の排気ダクトスイッチの排気ファン 3 の始動ボタンを押す。 少なくとも 30 分前に行うこと。
1.2 アルゴンガスの供給 レギュレータに繋がっている 3 つのボンベの上部の元栓を反時計回りに 150 度位まわし
て開栓する。 同様にボンベ左上部の 3 つの栓を開放側に回す。
1.3 冷却水の始動 ICP 本体下の循環冷却水装置の上部のメインスイッチを ON にする。
1.4 ぺリスタリックポンプの送液チューブの設定 2 本の送液チューブの白色つまみを持ちひっぱりながらセットする。
次にぺリスタリックポンプ上部の抑えを反時計回りに回して固定する。
1.5 パソコンの立ち上げ パソコンを立ち上げ、画面上ののアイコン「iTEVA Control Center」をクリックすると 以下の画面が現れる。
ユーザー名を「admin」を選択し OK をクリックする。 以下の画面が現れる。
「アナリスト」を選択する。
上の画面が現れる。この画面上に以下の画面が現れる。
画面下部に「装置初期化中」と表示される。初期化が終了するまで待つ。 初期化終了後、iTEVA-アナリスト画面の下部のプラズマステータスのアイコンをク
リックする。 以下の画面が現れる。
装置ステータスをクリックすると以下の画面が現れる。
上図のように「プラズマ」が赤く点灯、「通信」が緑に点滅し、「ビジー」が灰色に点灯 それ以外が緑に点灯状態であることを確認する。もしこの状態でなければ担当者に連絡す
る。
確認後、装置ステータス画面を閉じる。 再びプラズマステータス画面の「プラズマオン」をクリックする。 プラズマが点灯し次に装置の初期化が始まり終了後、ぺリスタリックポンプが動き始め測
定が可能になる。 この後「第 3 章 メソッドの作成」に進んでください。 なお試料の測定は以下の写真の様に行います。
試料にチューブを入れ、未知を実行画面の「実行(R)」をクリックする。 測定が開始される。
測定中に以下の警告が出ることがあるが特に問題にすることはない。OK を押して続ける。
3.終了操作 最後の試料そ測定から5分間純水を流す。 画面下部のプラズマのアイコンをクリックし、プラズマステータス画面を表示させる。
プラズマオフをクリックしプラズマを消す。 アルゴンガスを止める(開けたのと反対)。また、冷却水装置のメインスイッチを押して停止
させる。 ぺリスタリックポンプのフックを外し送液チューブも外しておく。 排気装置は ON のままにしおておく(他の装置(例えば TCD-GC)との兼ね合いから)。