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IBM i搭載 Power Systems で乗り切るモバイルとビッグデータの波

日本アイ・ビー・エム株式会社

システムズ&テクノロジー・エバンジェリスト

安井賢克

© 2014 IBM Corporation2

「携帯電話・スマートフォン“法人利用”実態調査2014」より

日経BPコンサルティング調べhttp://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2013/1220hk/

今後のモバイル端末の主流

ノートPC22.0%

タブレット端末52.1%

スマートフォン28.0%

携帯電話2.1%

.

モバイル端末による業務アプリ利用

10

20

30

40

50

60

70

日経BPコンサルティング調べhttp://consult.nikkeibp.co.jp/consult/report/hojin/keitai2014/

(%)

グループウェア

ワークフロー

営業支援プレゼン顧客対応

販売・在庫管理Web 会議

現在 2013 2014 2015～


モバイル端末が扱うデータ

データの性質 = ビッグ・データの 4 つの「V」

大量（Volume）

端末の急激な増加

高速（Velocity: 速度）

データの即時処理が求められる

モバイル決済機能（NFC）

種類（Variety）

基幹業務以外のほとんどは非構造化型

写真・音声

正確さ（Veracity）

不確かなデータが80%を占める

Facebook、Twitter、Line など

(Near field communication)


IBM i におけるモバイル事例～ 1

AEON 様：専用端末をタブレット端末に置換店舗における補充発注のために専用端末を使用

専用端末老朽化のための刷新コストが非常に高かった

iPAD への置換によってコスト削減を実現



武蔵野様：劣悪な電波環境への対処紙による管理業務を、現場でのシステム処理へ

レスポンス維持のために電波状態の影響を受けたくない

出発前後でオンライン処理

現場ではオフライン処理

お客様のメリット

日次、月次の残業をゼロに



日信電子サービス様：カメラ機能活用従来は紙とカメラによって信号機点検業務を実施

iPAD で一括処理が可能に

お客様のメリット

帰社後の作業量削減

報告書精度向上


その他モバイル事例

情報システム部門の生産性向上のために

高級ブランド店のイメージ向上と販売員サポートのために

倉庫業務の生産性向上のために

製造現場における部品供給管理のために

PC のモバイル化PC とは無縁だった仕事場への展開モバイル端末ならではの機能活用

GPS、バーコード・リーダー、カメラ機能・・・


1 台で完結する IBM i におけるアナリティクス～蓄積された基幹業務データは宝の山

インフォメーションかインテリジェンスか

人事給与経理

販売物流

生産管理溜めておくもの活かすもの

DB2 Web Query

勘と経験だけに頼らない、「科学的な」意思決定支援

バックアップで終わり？


ツイッター分析により 87.6% の精度で株価上下予想「Twitter mood predicts the stock market」（http://arxiv.org/PS_cache/arxiv/pdf/1010/1010.3003v1.pdf）

配布資料には含まれません


データ分析をビジネスに結びつけた例

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1201/25/news029.html



食の安全を追及するためのトレーサビリティ

• 個体番号• 年月日• 性別• 品種• 出生地• 移動歴• 死亡年月日• 血統情報• BSE検査情報

安全・品質管理データベース

産地工場加工工場 https://www.id.nlbc.go.jp/top.html


Honda EV用バッテリー・トレーサビリティー

走行・充電情報バッテリー情報

保守部品準備予防保守体制整備データセンター

所有者許可を前提に、車両やバッテリーの各種データをリアルタイムに収集・分析ハイブリッド車におけるバッテリーについては、充放電は自動制御され、実績情報も豊富

EV車はユーザーの意思でタイプ（急速・普通）、電圧値、頻度を選択するので、実績が少ない


自然言語による質問応答（ Deep QA ）を支えるワークロード最適化システムWatson が証明した POWER の実力 2011年2月

詳細は→ http://www.ibm.com/ibm/jp/lead/ideasfromibm/watson/

ジャンルを特定しない知識を対象に、自然言語で投げかけられる質問を処理

何千もの並行処理によりメモリーに蓄えられた、約 2 億ページ分の自然言語の情報源を詳細にチェックし

（100万冊の本を読むのに相当）、3秒以内に回答を導き出す

回答候補を検索 → 各候補の確度を評価 → 統計手法に基づいて優先順

位付け

音声で回答

*迅速で正確な医療診断支援*潜在的な薬物間相互作用の検査*金融分野の仮説シナリオと法令順守

など

SmarterPlanet時代への応用

IBM Power 750 搭載ラック 10 本

Linux オペレーティング・システム

3.5GHz、2,880 個（Power 750 90 台）のプロセッサー・コア

15TB メモリー搭載

80 テラ・フロップス（毎秒 80 兆回の命令実行能力）


医療分野への応用例

医療記録

観測済みの事象痛みを伴う赤目目のかすみ関節炎の家族歴

ライム病の患者の約50%に見られる最初の症状として、遊走性紅斑と呼ばれる、小さい、赤い目玉のように見える発疹が、感染元であるダニ咬傷箇所に見られる…

他の早期に見られる、ライム病の急性症状は、インフルエンザのような症状―倦怠感、筋肉痛・関節痛、熱、寒気、首の凝り、リンパ腺の腫れ、頭痛などである。

ライム病は神経系、関節、皮膚、心臓など様々な器官に影響を及ぼす。症状は通常三段階あるといわれている（但し全ての患者が全ての段階を経るわけではない）: 1. 遊走性紅斑: 感染から通常1～2週間後に生じる。通常これが感染の最初の目印になる。発疹とともに、患者はインフルエンザのような症状…

ライム病はボレリア菌の感染によって引き起こされ、クロアシマダニの咬着によってヒトに感染する。典型的な症状には高熱、頭痛、倦怠感、遊走性紅斑と呼ばれる特徴的な皮膚発疹が挙げられる。Behcet’s Disease

Sarcoidosis

Lyme Disease

1%

63%

3%

ベーチェット病

サルコイドーシス

ライム病

遊走性紅斑

未観測の事象

倦怠感

頭痛

ベーチェット病

サルコイドーシス

ライム病

仮説生成

各根拠の確認

対話生成


ソーシャル状況分析



好評つぶやきの例



不評つぶやきの例



VIOS

Power Hypervisor ファームウェアによる仮想化

I/O 仮想化 Native OSサーバー統合

IBM i アプリケーション環境

アプリ資産継承• RPG• COBOL• C/C++オールインワンI/O 仮想化

TIMI 仮想マシン

SLIC マイクロコード

レガシー環境

相互連携

オープン性• Java（WAS）• PHP• Ruby on Rails• OSS 環境

PASE


周辺系クラウド、データ・アナリティクス、モバイル、ソーシャル

社外との通信

積極的に変化を求める

改修を前提とするスクラッチ文化

アプリケーションのタイプと IBM i のプログラム言語

RPG, COBOL, C/C++ Java, PHP, Ruby

IBM i 独自環境

アプリケーション資産が継続的に保護される

オープン性重視

バージョン・アップの負荷は大きい

IBM i には両者を連携させる仕組みがある

基幹業務系販売管理、人事・給与・経理・物流系

業務変革がない限り変化を求めない

長期間にわたり安定して使用できる事が重要

モバイル、アナリティクスなど新しいソリューション


アプリケーションのタイプと各 OS の位置づけ

基幹業務系販売管理、人事・給与・経理・物流系

業務変革がない限り変化を求めない

長期間にわたり安定して使用できる事が重要

周辺系クラウド、データ・アナリティクス、モバイル、ソーシャル

社外との通信

積極的に変化を求める

改修を前提とするスクラッチ文化

Linux

IBM i / PASEIBM i

AIX

モバイル、アナリティクスなど新しいソリューション

21 © 2014 IBM Corporation

IBM i のこれから

外部ストレージ、SSD の積極採用外部ストレージを活かした HA オプション

仮想化機能とクラウド対応

アナリティクスDB2 Web Query、Cognos・SPSS との連携

モバイル対応化

アプリケーション・テクノロジー刷新IBM Navigator for i によるシステム管理強化ソーシャル・サポート


IBM i は

お客様のビジネスのために生まれお客様のビジネスのために革新を続けます

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