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TRANSCRIPT
ポリエチレン管によ署管更生工法施工後は新晶のポリ工チレン管に変わります。
ポリ工チレン管は流体圧力により既設管の内面に密着するようになります。(クローズフィット工法)
当協会のポリ工チレン管を用いたサブテラシステムは老朽化した既設管の更生、修復技術の分野で卓
越した管更生方法として世界中のユーザーに採用されているシステムです。
1985年に本システムが開発、展開されて以来、施工されたサブテラシステムは上水道、工業用水、下水道、
農業用水、ガス、そして産業用パイプラインなどの幅広い用途の既設管更生方法として採用されています。
当協会のサブテラシステムは、いわゆるトレンチレス工法ゆえ開削が殆ど必要ないので施工に対する住
民の協力も得やすくそして一般社会活動への影響を最小限に押さえる事ができます。サブテラシステム
は既設管の更生に関わる問題を解決する為に様々な修復技術を提供することができます。そして単体技
術あるいは複数の技術の組み合わせによりユーザーの抱える個々の問題点に最も適した解決方法を見
いだす事が出来ます。
サブテラシステムには くサプライン工法〉と くロールダウン工法〉の二つの工法があり、各々その
時の更生、修復が要求されている管流体、たとえば上水道、工業用水、下水道、震業用水、ガス等に
より使い分けられています。更生用の管は全てJIS K6761に規定されるPE80及びPE100と同等
の性能を有するポリエチレン管を使用しますので耐圧が要求される管更生にも適用することが出
来ます。
〔 ロールダウン工法 〕サプライン工法は通常薄肉(SDR孟26)のポリ工チレン管を既設
管の中に挿入する事によって行われます。沢リ工チレン管は前
もって当社の特殊機械により一定の長さにパット融着され、そ
して八一卜型に折りたたまれ既設管内に連続して引き込まれます。
その後水圧(加熱は必要ありません)を全ラインにわたりかけ円
形に復元します。ポリ工チレン管復元後の強度はJISK67611こ
規定されるPE80及びPE100と同等の強度を有し又パット融着
部は母管と同等の強度があります。
口 ルダウン工法は通常耐圧が要求される管の更生方法として
使用されます。ポリ工チレン管は厚肉� (SDR=1l-33の範囲)の
管が使用され、特に耐圧の必要とされるガス管、ポンプ圧送に
よる上、下水道管等に使用されます。ロールダウン工法はサプ
ライン工法とは遣いポリエチレン管を八一卜型に折りたたむこ
とはしません。ポIj工チレン管をパット融着後ポリ工チレン管
は当社の特殊機械により外径を 時期小さくし、そして既設管
の中に連続して引き込んでいきます。そして号|き込んだ後は水
圧(加熱は必要ありません)をかけ元の外径に復元します。ポリ
工チレン管復元後の強度はJIS K6761に規定されるPE80及び�
PE100と同等の強度を有します。
サプライン工法 ロールダウン工法�
75~1.650mm 適用管径� 100~500mm
SDR ミ~26 適用問厚� SDRll~33
O.5MPa但し既設管の強度lこより� 1.OMPa但し既設管の強度により�
O.5MPa以上の圧力にも対応可使用圧力(常時)�
1.OMPa以上の圧力にも対応可�
-60~60t 使用温度� -60~60t
1回の最大引き込み長さ� 1.OOOm (口径~U'ベン ド音の有声高によ。 1,500m
興"' 0ます)
使用ポリ工チレン管� JISK6761に規定されるPE80及びPE100と同等の性能を有するもの
-施工後ポリエチレン管は流体圧力により既設管内面に密着します。(クロースoフィット工法)
.サプライン・口 ルダウン工法とも開削を殆どしませんので市街地芯どでも住民に与える影響を極力少なく施工出来ます。
-既設管を掘りおこす事なく計画通りに施工出来るので工期の短縮、コストの削減につながります。
-塩ビ管と遣い、ポリエチレン管を使用しますので環境ホルモン、夕、イオキシンの問題がなく環境にやさしい工法です。
-既設管はそのまま保護管の役割として使用できますのでいわゆる産業廃棄物の発生がありません。
[ サプライン工法� l -E歪霊霊ヨ・
サブテラシステムによる
管更生を行った場合の
流量改善率を表 します。
(単位%)
既設管� SDR SDR SDR 流速係数� 26 33 42 50
52.30 59.33 6474. 68.4180
41.64 I46.44 49.703538‘90
21.85 27.48 31.80 37.74100
15.88 I 1981 810.76 . 22.4110
1.54 6.23 983 12,28120
-1.94 139.27 . 3.65130 6-
※流量計算はヘーゼンウィリアムス公式を使用
Q=O.27853'C'd263.I054
※流速係数石綿セメント管 C=130 遠心力鉄筋コンクリート管 (ヒユーム嘗) C=120 鋼管 C=lOO タクタイル鋳鉄管(約 lO~20年経たもの) C=lOO タクタイル鋳鉄管� (25年以上経たもの)� C=80
〔 既設管欠損部(ホール)と破壊圧力の関係� :
8 50年の耐用年数を考慮した
場合の既設管欠損音~例えば腐食穴と破壊圧力の関係を
6 示します。(PE-80)
5
4
3
3広三)只出固有鰭
PE-100の場合には破壊圧力�
15%増となります。�
例)i代υエチレン笹厚みが� 10mmで
欠損部(ホ-)い径が� 102mmの場合�
15
2 d/t=10.2の笹でクラフより読みと
った破壊E力2.4MPalこ1.15を乗じ
o I (j,'~ 1 02 た値2.76MPaと芯りぎす。
2 4 5 6 8 10 i1 12 13 14 16 17 18 19 20 欠調節直径/更生管肉厚� (d/t)
〔既設管の隙間(ギャップ)と破壊圧力の関係 】�
8 f 50年の耐用年数を考慮した
隙間姻場合の既設管の間隙(すな隙間申告}�
10 ーー わち既設管の継目の軸方向6 -・・・・21口凸 の間隙)と破壊圧力の関係を�
ー-30
示します。(PE-80)3 5CL 45
43
e PE-100の場合には破壊圧力
15%増となります。
伊I のときの破�
白E互�
J)SDR41で隙間15%2
壊圧力は2.4MPaxl.15=2.76MPa
ーー『 となります。
。 ‘司
10 20 30 40 50 60 80
SDR)(ェ更生管,,既設管内径/更生管肉
70
施工手順� 既設管が全く新しいポリ工�
STEP1: ポリエチレン更生管の挿
入及び引き込みピットの
位置を決めます。�
STEP2: 既設管内の洗浄及び�
CCTVによる管内謁査を
行い管内に突起物などが
ある場合、前もって取除
かれます。�
STEP3:パット融着によりポリ工
チレン管を一定長さに継
ぎます。(口径又は施工
現場の状況により異なり
ますが最大1,500m迄一
度に引き込み出来ます。)
ROLLDOWN ロールダウン工法�
SUBLINE サプライン工法�
STEP4: ポリエチレン管が既設管の中に挿入出来る STEP4:ポ1)工チレン管を特殊機械により八 卜型
様に特殊機械により外径を一時的に絞り小さ に成型します。外気温度にて行う事が出来ま
くします。外気温度にて成型する事が可能で す。�
す。 STEP5:ハート型に成型されたポリ工チレン管に仮止
めパンドを取付けます。
レン管路に生まれ変わります。�
y t 之と� H 、ーー¥、、
STEP5: 外径を小さくしたポυ工チレン管を既設管の� STEP6: 八一卜型に成型されたポリエチレン管を既設�
中に引き込みます。必要に応じて潤滑剤を塗り 管の中に引き込みます。必要に応じて潤滑剤
ます。 を塗ります。�
J
。� -'"
O
一一,」
¥¥~クミ"" "1 、'>>1; ミ".� " ¥¥ ~ ~ /, ~ I, ミごと�
STEP7: 引き込みが終了しましたう両管端をフランジSTEP6: 引き込みが終了しましたら両管端をフランジ
止めし水圧をかけます。�
STEP7: ポリエチレン管が既設管内面に密着する迄加
圧し、最低12時間水圧を保持します。�
•
STEP8: 水圧完了後、末端の既設管又は更生管とのジ、ヨ
イントを行い完了。
止めし水圧をかけます。�
STEP8: 水圧により仮止バンドがはすれポリ工チレン管
が円形に復元を開始します。�
STEP9: 注水加圧し主主がらポリエチレン管が完全に円形
に復元し既設管内面に密着する事を確認します。�
STEP10:末端の既設管又は更生管とのジョイントを行
い完了。
ロールダヲ坦2I [l-EE圏直.�
1 設箸� I SDR SDR SDR SDR I サプテラシステムによる
1漉係数� | ~1__~~一一主J 管更生を行った場合の6 3556. 52.30 流量改善率を表します。o 20.51 3538 (単位%)ーー十一一一 一一ー+一一ー一一ー一� )8 8.46 I 2185
石T41)9 斗 67.
18
~ ~ム笠;8LLj竺ード土竺」旦1一旦5とー笠~ ~6.27※流量計算|まヘーゼンウィリアムス公式を使用
Q=0.27853・C.己,� 3. Id QOd
※流速係数石綿セメント管� C=130 遠心力鉄筋コンクリー卜管� (ヒユーム管� C=120鏑管� C=lOO ダクタイル鋳鉄管 (約 1O~20年経たもの C=lOOダクタイjレ鋳鉄管� (25年以上経たもの� C=80
戸 設管欠損部(ホーJしjと融問の関係】l 50年の耐用年数を考慮した
7 場合の既設管欠損部例えば
腐食穴と破壊圧力の関係を
¥ 示します。(PE-80)
破壊圧力� PE-100の場合には
15%増となります。
例)I↑Tり工チレン笹厚みが� 10mmでS蓄� 3
欠損部(ホール)径が� 102mmの年場合�
d/t~l 0.2の値でグラフょっ読みと
った破j裏圧力2.4MPalこ1.15を乗じ
た値2.76MPaと芯りますの。L 一一一司ー d/t.立こ一一ー ←一ーー一一一一J 16 ,20
欠H時臨d径/吏望:If肉摩� (d/t)
2 3 5 6 8 9 1C 11 12 13 14 15 17 9
(既設管の隙間(ギャップ)と破壊圧力の関係 】
自� 50年の耐用年数を考・慰した
場合の既設管の間隙(すな
わち既設省:の継目の軸方向6
の間隙)と破壊圧力の関係を
PE-80)(示します。 .. ro 5 丘三
PE-100の場合には破壊圧力4 エミ�
15%増となります。~AMPa言
出
3 -・-ーーー司 伊1]) SOR27で隙間50mmのときの
液療圧力� 1;:!:2. =4MPax1.15 276
MPaとはります。
~ L止1-r- . -5刊3 60 70 80 90
!l'i;,il宮内1圭J延笠宮内淳〔口/,)(=更主注SDR)
施工実績
施工現場:北海道富良野市
既設管 :ヒユーム管φ600更生管 :硬質ポリ工チレン管φ600x20tx60m
φ600ポり工チレン管現場搬入 (12m直管) ポリエチレン管のパット融着
融着後のポリエチレン管ハート成形 1スパン60mのパンティング完了し既設嘗引込み
復元中のポリエチレン管の状況 復元完了し、完全に円形に戻ります(段々と膨らんできます)
施工現場� :北海道中川郡幕別町札内既設管� :鋼管φ350更生管 :硬質ポリエチレン管φ350x8tx600m
ポり工チレン管のパット融着 融着後のポリエチレン管ハート成型�
)¥ート成型後のパンテ‘インク、作業 1スパン� 330mポリ工チレン管の既設管引込み
ワイヤーによるポリエチレン管の引込み状況 復元完了し、完全に円形に戻ります
20年以上にわたりサブテラシステム
の技術は、ヨーロッパを中心に世界各国
で多くの既設管の更生、修復技術の分
野に実績を築いてまいりました。
当協会の業務の主眼は、堀削と周囲
への影響を最小限にとと守める事を狙い
とした多様な「非開削」技術を活用し
て、日本国内の既設パイフ。ラインの寿命
を延ばす事にあります。
当協会は、既設管の破損状況から総
合解析をし、その施工環境にあった条
件のポリエチレン管を提供することが可
能です。
お客様の要求及び管更生技術・修
復分野の変化してやまないニーズに応
える為に、当協会は既存の非開削技術
を活用するとともに、さらなる技術開発
に取組んで、いきます。