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環境の変化にも対応できる「課題解決型組織」の形成を支援
【「政策工房」代表 山浦氏の取組】 ワークショップ(WS)の開催を通し、住民自らによる課題解決力の向上を図る。 策定した実行計画を住民の手によって実践し、成果を検証。 和歌山県田辺市龍神村の事例 ファシリテーターの支援により、WSを開催。住民同士の創造性発揮を促す。 里芋をつかった焼酎やコロッケ、里芋汁を商品化。柚子の加工品販売にも取り組む。 農林水産省の平成 20年度「農山漁村地域力発掘支援モデル事業」の追加公募にも、今回のWSの受け入れ組織が母体となり全参加者連名で応募して採択。
平成 21年には 20戸の参加であったが、平成 26年には 126戸にまで拡大。 地域住民に加え、U・Iターン者や高校生らの連携も図られている。
きらりよしじまネットワークにおける人材育成の取組
人材育成を自分たちの組織内で行う
地区内 19の自治公民館から推薦を受けた地域の若者(18~25歳)がNPOに加入し、活動しつつOJTにより地域指導者へ育成する仕組みを構築。公民館活動等の学びの場により地域住民が事業ノウハウ等を取得し、地域で多様な事業を実施。 組織のマネジメントができる人材の育成
⇒プロから学ぶ環境を提供 事業を運営するプレイヤーの育成
⇒自己実現のために学ぶ環境を提供 コアリーダー制度 組織の活動に関する情報提供や参加の取りまとめなどをコアリーダー(組織に何らかの関わりを持つ地域住民から選出)が行う。コアリーダーの持つ、外との繋がりや労力といった資源を活用。住民を活動のコアとして、組織に取り込む。
参考事例2 人材育成の取組(2)
第6回有識者会議で発表 取組内容
マネジメントをプロから学ぶ環境
プレイヤーが自己実現のために学ぶ環境