ネパールレレ村震災復興

ワークショップ

目的・基本情報

目的・基本情報

〇日程2018年8月24日～9月1日

〇WS開催国ネパール（カトマンズ、レレ村）

〇目的本ワークショップは、地震で被災した現地の

方に、地産地消の材料である竹を利用して、家具や遊具を設計、共同製作するものである。また、ネパールの気候風土、建築材料、住まいに対する考え方などに触れることを目的とする。

〇成果物竹のインスタレーションクラブハウス改修

使用材料竹◎、木材（板材：マツ）、ビス

ネパールの生活か建物の写真

上：クラブハウス改修右：インスタレーション

・気候：6 月～9 月初旬は雨季。・平均最高気温 27.3℃ 平均最低気温 18.2℃ ・降水量 186.9ｍｍ／月

目的・基本情報

・文化：100以上の民族が暮らしている。・主な宗教はヒンドゥー教徒（81.3%）、仏教徒（9.0％）、イスラム教徒（4.4％）など

日目

日目

日目～ 日目場所：カトマンズ内容：外国人学校の生徒と顔合わせ、歓迎会、

エクスカーション

日目～ 日目場所：レレ村内容： 製作作業、 、スマイルコンテナ

日目～ 日目場所：カトマンズ内容：ホームステイ、観光

日目

日目

目的・基本情報 –スケジュール-

ワークショップ内容

パシュパティナート

スワヤンブナート寺院

伝統的な食事

カトマンズ街中

ワークショップ内容 1日目～3日目 カトマンズでの活動

・道路は舗装している所とそうでないところが半々くらいで、一軒家より共同住宅の方が多く存在する。・街中には寺院や神社多数あり、エクスカーションや観光で見学。・日本語学校の生徒との顔合わせでは、伝統舞踊や食事を振舞っていただきました。

レレ村の住宅

スマイルコンテナ

レレ村

ワークショップ内容 3日目～7日目 レレ村について

山を登ったところにある田畑が広がるのどかな村

・住宅は主材料がレンガで、中にはコンクリートをフレームに使用しているものもある。・インスタレーション製作やクラブハウス改修の他にも やスマイルコンテナを行った。※ ：現地の関係者に感謝の意を込め、日本のカレーを振舞う活動。スマイルコンテナ：日本から持参した支援物資を現地の子供に配る活動。

クラブハウス改修

➡

Before After

？

トタンでできたクラブハウスおよび周辺環境を改善するため、スラブ・天井断熱・簾・休憩所の製作、アプローチの整備を行った。

クラブハウス改修

①天井断熱スラブ

②簾

③休憩所

①

②

③

実測➡

図面化➡

必要部材量の算定➡モックアップ作成モックアップ作成

実際に建てられるのか検討➡

完成！！

➡

➡

クラブハウス改修-製作過程-

クラブハウス改修 -①天井裏断熱-

〇天井断熱材を作る経緯レレ村の集会所と比べてクラフハウスの屋根や外壁に用いた素材は断熱性能か劣る。現状、クラフハウスは昼間の日光て室内温度か上昇しやすく、熱かこもりやすいのてはないかと考える。〇目的竹で天井を作ることで中空空間を作り、断熱することで温度上昇を防いで室内環境の改善を促すことを目的とする。

クラブハウス改修 -①天井断熱-

○天井裏を支える既設構造と新築

●工夫点・既設構造の梁に材を入れ支える。・丸竹を柱と用いて天井裏を支える。

クラブハウス改修 -①スラブ-

〇スラブを作る経緯現地では土で固めてある地面に毛布を敷いて寝るという生活が基本である。そのため、害獣の影響や通気の問題が挙げられる。

そこで、スラブを作りそれらの改善を目指す。〇目的滞在期間中、男子学生が寝泊まりするクラブハウスのスラブ補修。

ワークショップ内容 クラブハウス改修 6班 -スラブ- 工夫点

図 2

土台に打ち込みやすいように（床材の節と土台があたらないように）横方向を調整する。

ビス

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○竹の割れを防ぐビス止め

●工夫点

・細いドリルで穴を空けてから、ビスを入れる。

・ビスの頭が隠れるように竹の表面を削る。

・両端は全てビス止め。間は1つ飛ばしなどにし、土台の竹が割れるのを防ぐ。

ワークショップ内容 クラブハウス改修 6班 -スラブ- 工夫点

図 2

土台に打ち込みやすいように（床材の節と土台があたらないように）横方向を調整する。

ビス

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○文化を乗り越える仕上げ

●工夫点

・ネパールでは葬祭時に遺体を竹で作られた寝台の上において火葬するため、竹で作られた床などに寝転ぶという行為がよろしくないため、仕上げとしてダークブラウンのペンキで塗った。

ワークショップ内容 クラブハウス改修 6班 -スラブ- 工夫点

図 2

土台に打ち込みやすいように（床材の節と土台があたらないように）横方向を調整する。

ビス

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○可動式のスラブ

●工夫点

・いくつかのユニットをつくり、可動式の床とし、部屋の中に土足の部分と土足禁止の部分をつくり生活に合わせて可変できるようにした。

クラブハウス改修 -②簾-

〇-簾-作成経緯村の公共施設であるクラブハウスは断熱機能が乏しく、快適とは言えない。日射を遮り、断熱効果を得るために簾を作成する

こととした。〇目的クラブハウスは、村の中でも非常に高い所に位置する。そのため、村人は皆、顔を上げるとクラブハウスが目に映る。高層建

築を建てることはできないが、断熱効果に加え、村のランドマーク・拠り所となるようなクラブハウスを作り上げることを目的とする。

東面

ランドスケープ

夜のライトアップ

–簾- 施工ポイント

○既存トタン壁に沿うデザイン

・WSの開催期間の都合上、竹を8 or 16分割した材を使う自然の竹のしなり具合や太さは細い材より違いが出る➡不整形なスリットの創出

・8分割した材の接続方法

2700mm

820m

m820m

m820m

m

30mm

15mm

15mmΦ

8分割 or 16分割

上下4カ所 計8本の麻紐を穴に通す

➡もし1本破損したとしても他の7本で崩壊を防ぐ

–簾- 施工ポイント

○半屋外空間の創出

●成功点

・今まで人の居場所としての空間として認知されていなかった崖側

の空間が、心地よい半屋外空間へと変貌を遂げた

・雨もあまり入ってこないので、多少天気が悪くても、屋外で過ご

すことができるようになった

–簾- 施工ポイント

○竹杭・防水対策不足

○竹杭

出来上がった簾は、自重が重く下部の崖を滑り

落ちる可能性が高い

➡大径・肉厚の竹を斜めにカット

崖に打ち込み、竹を横に倒しストッパーの作成

●成功点

●失敗点

○防水対策不足既存の屋根の外側に簾をたてかけてしまった➡上部小口からの雨水浸透の懸念

＜対策＞➡竹内側・麻紐に防水ペンキを塗装

クラブハウス改修 -③休憩所-

〇スラブを作る経緯現地では土で固めてある地面に毛布を敷いて寝るという生活が基本である。そのため、害獣の影響や通気の問題が挙げられる。

そこで、スラブを作りそれらの改善を目指す。〇目的滞在期間中、男子学生が寝泊まりするクラブハウスのスラブ補修。

完成した椅子

休憩所からの眺め

平らな地面

ワークショップ内容 クラブハウス改修 5班 –休憩所- 工夫した点（1）

●成功した点

・丸竹を土留めとして利用し、土台が崩れるのを防ぐ。

・馴らした地面に砕いたレンガを敷くことで滑り止めとして利用。

〇安定した土台の創出

ワークショップ内容 クラブハウス改修 5班 –休憩所- 工夫した点（2）

●成功した点

ブレースとスペーサーをビスで柱に打ち込む

ことで前後の揺れや柱と横材がズレることを

解消した。

●失敗した点

防水加工をしていない。

〇椅子の安全性の向上

ワークショップ内容 クラブハウス改修 5班 –休憩所- 工夫した点（3）

●成功した点

斜面地に休憩所を設けることで、

立地を活かした風景を眺めることができた。

〇絶景スポット

3 years ago, Nepal was hit by big earthquake and is in progress in reconstruction.And brick buildings, Nepal is famous for brick buildings, made damage situation worse.Furthermore, brick factory cases environmental problem such as air pollution, drought of groundwater etc. Nepalese used to use brick as main building material, but they should know other material`s possibility for sustainable future.

Characteristic of the bamboo

① The speed of the growth

② The much quantity of CO2 absorption

③ Strength of the tension

Data Chart

Bamboo is the Green Steel of the 21st Century

What is this?

We think that a monument for the pray of big earthquake would be need. So We created the monument for the morning earthquake such as Tourou.

The units are consisted of 400mm span between elements, so 1 unit, 400mm height, work like chair and combining 2 units, 800mm height, work like desk. Remaining fixed part also work chair, desk by extracting ways and sun shed when they put straw, plate, flower on the roof.