ライセンス管理ガイド - plmジャパン...- xvl license manager のバージョンを2.0...

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2016 2 29 ラティス・テクノロジー(株) 1 XVL 製品 ライセンス管理ガイド この文書は、発行元であるラティス・テクノロジー(株)が知的所有権をもつ技術情報を含んでい ます。許可なくコピーおよび配布することを禁じます。 本書、ならびに XVL 製品のライセンスに関するサポートにつきましては、販売元までご連絡く ださい。 Copyright © 2001-2016 Lattice Technology Co.,Ltd. All rights reserved.

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2016 年 2 月 29 日 ラティス・テクノロジー(株)

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XVL 製品

ライセンス管理ガイド この文書は、発行元であるラティス・テクノロジー(株)が知的所有権をもつ技術情報を含んでい

ます。許可なくコピーおよび配布することを禁じます。 本書、ならびに XVL 製品のライセンスに関するサポートにつきましては、販売元までご連絡く

ださい。

Copyright © 2001-2016 Lattice Technology Co.,Ltd. All rights reserved.

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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目次 1 はじめに .................................................................................................................................................. 82 ライセンス管理の概要 ........................................................................................................................... 9

2.1 XVL 製品のライセンスモデル ........................................................................................................ 92.2 XVL 製品のライセンスファイル名 ............................................................................................... 11

3 ライセンスファイルのインストール ..................................................................................................133.1 ノードロックライセンス ...............................................................................................................13

3.1.1 ライセンスファイルのインストール ....................................................................................133.1.2 ライセンスファイルの設定 ....................................................................................................153.1.3 ライセンスファイルの入れ替え ............................................................................................15

3.2 フローティングライセンス ...........................................................................................................153.2.1 ライセンスファイルのインストール ....................................................................................163.2.2 ライセンスファイルの設定 ....................................................................................................173.2.3 ライセンスファイルの入れ替え ............................................................................................18

4 ライセンスサーバーのセットアップ ..................................................................................................184.1 システム要件 ..................................................................................................................................184.2 ライセンスサーバーのインストール ...........................................................................................194.3 ライセンスサーバーの設定 ...........................................................................................................204.4 ライセンスサーバーの起動 ...........................................................................................................274.5 ライセンスサーバーの確認 ...........................................................................................................284.6 ライセンスサーバーの停止 ...........................................................................................................294.7 ライセンスファイルの入れ替え ...................................................................................................294.8 ライセンスファイルの再読み込み ...............................................................................................30

5 ライセンスサーバーのコマンドライン操作 .......................................................................................305.1 ライセンスサーバーの起動 ...........................................................................................................305.2 ライセンスサーバーの確認 ...........................................................................................................315.3 ライセンスサーバーの停止 ...........................................................................................................325.4 ライセンスファイルの再読み込み ...............................................................................................335.5 ライセンスファイルを環境変数へ登録 ........................................................................................34

6 リダンダントサーバーのセットアップ ...............................................................................................357 ライセンスサーバーのアンインストール ...........................................................................................368 オプションファイルによる設定 ..........................................................................................................369 XVL 製品のライセンスファイル構成 ..................................................................................................39

9.1 ノードロックライセンスの構成 ...................................................................................................399.2 フローティングライセンスの構成 ...............................................................................................409.3 ライセンスサーバー設定ファイルの作成 ....................................................................................429.4 XVL 製品機能名一覧 ......................................................................................................................42

10 XVL 製品のライセンスファイルの結合 ............................................................................................4611 トラブルシューティング ....................................................................................................................47

11.1 エラーメッセージによる対処 .....................................................................................................4711.2 ログファイルによるエラー番号の取得 ......................................................................................5111.3 既知の不具合 ................................................................................................................................52

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11.4 問題が解決しない場合 .................................................................................................................52

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登録商標または商標 XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。 Microsoft、Windows、Visual C++ は米国 Microsoft Corporation の米国ならびに他の国における登

録商標です。 Windows の正式名称は Microsoft Windows Operating System です。 その他製品名などの固有名詞は、各メーカーの登録商標または商標です。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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変更履歴 - 2016/2/29

- 製品についての説明を追加。 - 2016/2/18

- ライセンスモデルについての説明を追加。 - オプションファイルについての説明を追加。

- 2016/1/7 - 製品についての説明を追加および修正。

- 2015/10/7 - 製品についての説明を追加。

- 2015/6/29 - 製品についての説明を修正。

- 2015/3/16 - 製品についての説明を修正。

- 2015/2/16 - 製品についての説明を修正。

- 2015/1/8 - 製品についての説明を修正。

- 2014/10/20 - XVL License Manager Ver. 6.0 に対応。 - TCP/IPv6 を使用する場合の記述を追加。 - ファイアウォールの設定を追加。 - オプションファイルの設定を更新。

- 2014/8/1 - 製品についての説明を追加。

- 2014/1/14 - 保守期限となった製品を削除。

- 2013/7/26 - 製品についての説明を追加。

- 2013/6/28 - 製品についての説明を追加。

- 2013/4/26 - 製品についての説明を追加。

- 2013/3/1 - 製品についての説明を追加。

- 2012/10/22 - システム要件の更新。 - 製品についての説明を修正。

- 2012/7/31 - 製品についての説明を追加。

- 2012/6/1 - XVL License Manager Ver. 5.0 に対応。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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- クライアントシステムで 64-bit Edition の製品を使用する場合の記述を追加。 - FLEXlm から FlexNet Publisher への変更のための更新。

- 2011/12/5 - 製品についての説明を追加。 - 製品名を修正。

- 2011/4/8 - 製品についての説明を修正。

- 2010/10/29 - リダンダントサーバーの設定について説明を追加。 - コマンドライン操作の説明を修正。

- 2010/9/30 - オプションファイルの説明を修正。

- 2010/3/26 - 製品についての説明を修正。 - トラブルシュートのエラーメッセージによる対処を修正。

- 2008/10/10 - FLEXlm についての説明を修正。

- 2008/9/5 - 製品についての説明を修正。

- 2008/7/31 - 製品についての説明を追加。

- 2008/3/14 - 製品についての説明を追加。

- 2007/11/16 - 製品についての説明を追加。

- 2007/9/28 - ライセンスのバージョン、製品についての説明を追加。 - トラブルシュートにエラーメッセージを追加。

- 2007/6/15 - 製品についての説明を追加。また、保守期限となった製品を削除。 - トラブルシュートにエラーメッセージを追加。 - その他、記述の不備を修正。

- 2006/12/15 - 製品のバージョン表記を変更。 - コマンドライン操作の引数の説明を変更。

- 2006/8/31 - XVL Studio Pro/Standard/Basic の U3D オプションを追加。 - XVL Notebook Standard のライセンスについての説明を追加。

- 2006/5/31 - 評価用ライセンスについての説明を追加。 - オプションファイルにログファイルに関する説明を追加。

- 2005/11/18 - クライアント側で同じライセンスサーバーの設定を利用できる、ライセンスサーバー設

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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定ファイルについての説明を追加。 - XVL Studio Pro/Standard/Basic の共通オプションについての説明を追加。

- 2005/6/15 - ライセンスサーバーのアンインストール時の注意事項を追加。

- 2004/11/15 - XVL Studio Standard、Basic のライセンスについての説明を追加。

- 2004/10/30 - XVL-3ds Max Converter のフローティングライセンスについての説明を追加。 - 持ち出し期間についての記述を変更。

- 2003/8/20 - オプションファイルについての説明にライセンス数の制限を追加。

- 2003/3/31 - XVL License Manager のバージョンを 3.0 に更新。 - xvllm.exe、lmgrd.exe のバージョンを、8.3c に更新。 - ライセンスサーバーの設定が可能なオプションファイルについての説明を追加。 - フローティングライセンスの場合に、クライアントごとにライセンスファイルをインス

トールしない方法についての説明を追加。 - ファイアウォールを使用したネットワーク環境での注意点を追加。

- 2003/1/31 - XVL License Manager のバージョンを 2.4 に更新。 - XVL Notebook 、XVL-3ds Max Converter のライセンスについての説明を追加。

- 2002/11/29 - XVL License Manager のバージョンを 2.3 に更新。 - XVL Converter Enterprise、XVL Converter Light のライセンスについての説明を追加。

- 2002/7/31 - XVL License Manager のバージョンを 2.2 に更新。 - XVL Player Pro のライセンスの持ち出し機能を追加。 - ライセンスサーバーで使用する複数のフローティングライセンスをひとつのファイル

(xvlproducts.ltl)にまとめる方法と、xvlproducts.ltl を使用したライセンスサーバーの設定

方法の説明を追加。 - 2002/4/30

- XVL License Manager のバージョンを 2.1 に更新。 - XVL Player Pro のライセンスファイルのインストールについて説明を追加。

- 2002/3/31 - XVL License Manager のバージョンを 2.0 に更新。 - xvllm.exe、lmgrd.exe のバージョンは、8.1a を使用。 - フローティングライセンスの場合に、一定期間ネットワークから切り離された状態でも

ライセンスを受けられる、ライセンスの持ち出し機能を追加。 - 2001/12/31

- 初版。 - xvllm.exe、lmgrd.exe のバージョンは、7.2i を使用。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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1 はじめに 「XVL 製品 ライセンス管理ガイド」は、XVL 製品全般のライセンス管理、およびライセンスファ

イルのインストールと設定に必要な技術情報が含まれています。 本書では、ライセンス管理、およびライセンスファイルのインストールと設定の詳細を次の項目に

分けて説明していきます。 • ライセンス管理の概要 • ノードロックライセンス • フローティングライセンス • ライセンスサーバーのセットアップ • XVL 製品のライセンスファイル構成 • トラブルシューティング

マニュアル内の表現について

本書は、できる限り簡単な表現を用いて説明しています。したがって、デフォルトの設定を想定し

て説明しています。なお、設定手順などの情報の一部には、 Microsoft Windows とその操作方法

についての基本的な知識が必要になることがあります。 ■ ノードロックライセンスをご使用になる方

ユーザーの方は、以下の内容を必ずお読みください。 「2 ライセンス管理の概要」、 「3.1 ノードロックライセンス」、 「9.1 ノードロックライセンスの構成」

■ フローティングライセンスをご使用になる方

ユーザーの方は、以下の内容を必ずお読みください。 「2 ライセンス管理の概要」、 「3.2 フローティングライセンス」、 「9.2 フローティングライセンスの構成」

システム管理者は、以下の内容を必ずをお読みください。 「2 ライセンス管理の概要」、 「4 ライセンスサーバーのセットアップ」、 「6 リダンダントサーバーのセットアップ」、 「9.2 フローティングライセンスの構成」

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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2 ライセンス管理の概要 ここでは、XVL 製品のライセンスについての概要を説明します。 2.1 XVL 製品のライセンスモデル XVL 製品は、ソフトウェアベースのライセンス管理システムである FlexNet Publisher(Flexera Software 社製 http://www.flexerasoftware.jp/)を使用しています。FlexNet Publisher は、柔軟なラ

イセンス管理機構を提供します。 XVL 製品は、FlexNet Publisher を使用して、ライセンスの認証を行います。販売元より配布され

たライセンスファイルを適切な位置にインストール、設定することにより、クライアントシステム

でノードロックライセンス、またはフローティングライセンスを使用できるようになります。以下

にライセンスタイプについて説明します。 XVL 製品は、3 種類のライセンスタイプを使用しています。 • 評価用ライセンス

XVL 製品を評価する目的で使用できるライセンスです。 どのシステム上でも XVL 製品が動作します。ただし、ライセンスには使用期限があり、期

限以降は XVL 製品は動作しなくなります。 • ノードロックライセンス

ライセンスを受けた、ある特定のシステム上で使用できるライセンスです。 ライセンスを受けていないシステム上では、XVL 製品は動作しません。ノードロックライセ

ンスを他のシステムへ移動するには、新しいシステムに対してライセンスを受けなければな

りません。また、Windows のリモートデスクトップ接続などターミナルサービス接続を経

由してノードロックライセンスの製品を使用することはできません。 • フローティングライセンス

発行されたライセンス数を、ライセンスサーバーを使用して管理するライセンスです。 フローティングライセンスは、XVL 製品が動作するクライアントシステムを限定しません。

ライセンスサーバーに接続されたどのシステムからでも、ライセンス数を超えない限り使用

することができます。フローティングライセンスを受けるためには、ライセンスサーバーが

起動されてなければなりません。 ライセンスの持ち出し機能を使用すると、クライアントシステムではライセンスサーバーと

接続できない状態でもノードロックライセンスのように、一定期間ライセンスを受け取るこ

とができます。ライセンスの持ち出しの期間は、最大 30 日です。 この機能を使用できる製品については、「2.2 XVL 製品のライセンスファイル名」を参照し

てください。また、この機能を有効にする方法は、各 XVL 製品のリファレンスマニュアル

を参照してください。 次に、ライセンスのバージョンについて説明します。 ライセンスは、製品の指定のバージョンに対して有効になります。ライセンスのバージョンに対し

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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て 1 つ先のバージョンの製品まで使用することができます。下位のバージョンの製品は全て使用

することができます。2 つ以上先のバージョンの製品をインストールすると使用することができな

くなりますので、新しいライセンスを受けてください。ただし、マイナーバージョンは考慮されま

せん。例えば、Ver. 6.3、Ver. 6.3b の場合は、Ver. 6 と同じになります。ライセンスのバージョン

は、「9.1 ノードロックライセンスの構成」「9.2 フローティングライセンスの構成」を参照して調

べることができます。

- 例)XVL Studio Pro の場合 ライセンスファイルが以下のような場合は、バージョンが 10 であることがわかり

ます。この場合、XVL Studio Pro は Ver. 11 まで使用することができます。 FEATURE XVLStudioPro2 xvllm 10 permanent uncounted ...

* クライアントシステムで XVL 製品を使用する場合、「3 ライセンスファイルのインストール」

に従ってライセンスファイルをインストールしてください。その他に特別な設定は必要ありま

せん。 * 仮想OS(VMWareやVirtual PC)上での動作保証はしておりません。 * 評価用ライセンスまたは期限付きライセンスで XVL 製品を使用する場合、システム時計を変更

しないように注意してください。変更した場合、「システムの時計が遅れています。」とエラー

が表示され XVL 製品を起動できなくなることがあります。 * フローティングライセンスを使用する場合、システム管理者がライセンスサーバーの設定、起

動を行います。クライアントシステムで XVL 製品を実行する前に、ライセンスサーバーを起動

してください。 * フローティングライセンスを使用する場合、ライセンスサーバーとクライアントシステムのネ

ットワーク環境は、以下の条件を満たしていなければなりません。システム管理者は、ご使用

のネットワーク環境を確認してください。

1. TCP/IP がインストールされている ライセンスサーバーとクライアントシステムは、TCP パケットを使用して通信します。

各クライアントシステムに TCP/IP がインストールされていることを確認してください。

インストールされていない場合は、TCP/IP のセットアップをしてください。 2. ライセンスサーバーのホスト名と IP アドレスが名前解決されている

ライセンスサーバーの指定にホスト名を使用する場合は、クライアントシステムから参

照できるようにホスト名と IP アドレスが名前解決されているネットワーク上になけれ

ばなりません。名前解決されていない場合、クライアントシステムからホスト名を使用

してライセンスサーバーを参照できないため、ライセンス認証を受けることができませ

ん。 名前解決されていない場合は、IP アドレスによる指定にするか、または DNS サーバー、

WINS サーバーなどご使用のネットワーク環境に合った名前解決システムによりライセ

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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ンスサーバーのホスト名が名前解決されるようにしてください。本書では、ホスト名に

よる指定を使用して説明していますので、IP アドレスによる指定にする場合は読み替え

てください。 3. 2 つの TCP ポートが開いている

ネットワークの通信を制御している環境の場合に注意が必要です。ライセンスの認証に

はライセンスサーバーとの通信に使用するポートのほかに、アプリケーションが起動中

に使用するポートが必要です。このポートは、デフォルトの設定ではオペレーティング

システムが動的に割り当てます。そのため、明示的に使用するポートを設定し、設定し

た TCP ポートが使用できる状態にすることが必要です。使用するポートの設定は、

「9.2フローティングライセンスの構成」を参照してください。 4. ファイアウォールの例外設定をしている

ライセンスサーバーのモジュール lmgrd.exe、xvllm.exe に対して例外設定をする必要が

あります。 詳細は「4.3 ライセンスサーバーの設定」を参照してください。 * サーバーとクライアントシステムで TCP/IPv6 を使用する場合、必ず XVL License Manager

Ver. 6.0 以上をご利用ください。またクライアントシステムでは製品ごとに必要な設定をしてく

ださい。なおリンクローカルな IP アドレスは指定できません。 * ライセンスの持ち出し機能を使用するためには、ライセンスサーバーが有効になっている必要

があります。また、持ち出し機能を使用している間は、各クライアントの製品機能ごとに 1 つライセンスを使用している状態になります。使用中のライセンスの確認は、「4.5 ライセンスサ

ーバーの確認」、「5.2 ライセンスサーバーの確認」を参照してください。この間にライセンスサ

ーバーを停止する場合は、「4.6 ライセンスサーバーの停止」では「Force Server Shutdown」の

チェックボックス、「5.3 ライセンスサーバーの停止」の「-force」オプションを参照してくださ

い。一度、持ち出し機能の設定が行われたライセンスは、有効期限中に設定を解除することは

できません。持ち出しの有効期限は、十分に検討し設定してください。持ち出し機能を使用す

る場合は、「11.1 エラーメッセージによる対処」の「FLEXlm のエラーダイアログが表示され、

強制終了する。」の項目をよく読んでください。 2.2 XVL 製品のライセンスファイル名 XVL 製品には、製品ごとにライセンスファイルが用意されます。ライセンスファイルをインスト

ールする際には、以下の各製品に対するライセンスファイル名を参照してください。 • ノードロックライセンスまたはフローティングライセンス

XVL 製品名 ライセンスファイル名 XVL Studio Hybrid * xvlstudiohyb.ltl

xvlstudioopt.ltl XVL Studio Pro * xvlstudiopro.ltl

xvlstudioopt.ltl XVL Studio Standard * xvlstudiostd.ltl

xvlstudioopt.ltl

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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XVL Studio Basic * xvlstudiobsc.ltl xvlstudioopt.ltl

XVL Player Pro * xvlplaypro.ltl XVL Notebook Standard * xvlnotestd.ltl XVL Notebook Basic * xvlnote.ltl XVL Converter Plug-in

for Inventor xvltransinventor.ltl for NX I-deas xvltransideas.ltl For Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER) xvltransproe.ltl

for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) xvltranssw.ltl

for NX (旧 for Unigraphics) xvltransug.ltl

XVL Converter Plug-in x64 for Inventor xvltransinventorx64.ltl for CATIA5 xvltranscatia5x64.ltl for Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER) xvltransproex64.ltl

for Creo Elements/Direct xvltranscreoedx64.ltl for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) xvltransswx64.ltl

for NX xvltransnxx64.ltl for Solid Edge xvltranssedx64.ltl

XVL-3ds Max Converter xvltransmax.ltl XVL-3ds Max Converter x64 xvltransmaxx64.ltl Lattice3D Reporter * l3dreporter.ltl

表 1

* 印のついた製品は、ライセンスの持ち出し機能を使用することができます。 • ノードロックライセンス

XVL 製品名 ライセンスファイル名 XVL Signer xvlsign.ltl XVL Web Master xvlwm.ltl XVL Converter Light

for IGES xvlconviges.ltl for Parasolid xvlconvpara.ltl for Polygon xvlconvpoly.ltl for Inventor xvlconvinventor.ltl for CATIA V4 xvlconvcatia4.ltl for NX I-deas xvlconvideas.ltl for Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER) xvlconvproe.ltl

for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) xvlconvsw.ltl

for NX xvlconvug.ltl

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(旧 for Unigraphics) for STEP xvlconvstep.ltl

XVL Converter Light x64 for Inventor Xvlconvinventorx64.ltl for CATIA V5 xvlconvcatia5x64.ltl for Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER) xvlconvproex64.ltl

for Creo Elements/Direct Xvlconvcreoedx64.ltl for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) xvlconvswx64.ltl

for NX xvlconvnxx64.ltl for Solid Edge xvlconvsedx64.ltl for JT xvlconvjtx64.ltl

XVL System Toolkit xvlsystool.ltl XVL Player SDK xvlplaysdk.ltl Lattice3D Reporter Publisher l3dreporterpub.ltl Lattice3D Reporter SDK l3dreportersdk.ltl iXVL Publisher ixvlpublisher.ltl iXVL Publisher Express ixvlpublisherexp.ltl

XVL Contents Manager xcmhub.ltl xcmagent.ltl

表 2

• フローティングライセンス

XVL 製品名 ライセンスファイル名 XVL Converter Enterprise xvlrconv.ltl

表 3

ライセンスファイルは、任意のテキストエディタで内容を確認することができます。詳細は、「9 XVL 製品のライセンスファイル構成」を参照してください。 3 ライセンスファイルのインストール ここでは、各 XVL 製品のライセンスファイルをクライアントシステムにインストールする手順を

説明します。 3.1 ノードロックライセンス ライセンスファイルのインストール、設定が完了しましたら、XVL 製品をお使いいただけます。

各 XVL 製品のリファレンスマニュアルなどを参照し、製品を起動してください。 3.1.1 ライセンスファイルのインストール

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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ライセンスファイルのインストールについて説明します。 XVL Player Pro(Ver. 8 以前)、XVL Converter Light については下部を参照してください。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL 製品名のメニュー→ライセンスフォルダをク

リックし、「License」フォルダを表示します。ここで、XVL 製品名のメニューは、ライセ

ンスファイルをインストールする XVL 製品名となります。 2. 販売元より配布されたライセンスファイルを、表示された「License」フォルダへコピーし

ます。XVL 製品に対応するライセンスファイル名は、「2.2 XVL 製品のライセンスファイ

ル名」を参照してください。 Windows のスタート→プログラム→アクセサリ→エクスプローラからは、デフォルトの

設定で、図 1、図 2 のディレクトリにライセンスファイルがインストールされたのを確認

することができます。 - 例)XVL Studioの場合

図 1

- 例)XVL Converter Plug-in for SOLIDWORKS の場合

図 2

XVL Player Pro(Ver. 8 以前) のライセンスファイルのインストールについて説明します。

1. XVL Player Pro を起動します。 2. XVL Player Pro の画面上から右クリックメニューを表示し、「XVL Player について」をク

リックして「XVL Player について」ダイアログを表示します。 3. 「ライセンスインストール」ボタンをクリックし、「インストールするライセンスファイル

を指定する」ダイアログを表示します。 4. 販売元より配布されたライセンスファイルを、表示された「インストールするライセンスフ

ァイルを指定する」ダイアログで指定します。ライセンスファイル名は、「xvlplaypro.ltl」です。

5. インストールが完了すると「ライセンスファイルのインストールが完了しました.」と表示

されます。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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XVL Converter Light のライセンスファイルのインストールについて説明します。

1. Windows のスタート→プログラム→アクセサリ→エクスプローラから XCServer をイ

ンストールしたディレクトリへ移動します。 2. 右クリックメニュー新規作成→フォルダで新しいフォルダを作成します。フォルダの名前

を「License」と変更してください。XCServer を “C:\Lattice” へインストールした場合は、

図 3 のようになります。

図 3

3. 販売元より配布されたライセンスファイルを、作成した「License」フォルダにコピーして

ください。 3.1.2 ライセンスファイルの設定 ノードロックライセンスを使用する場合は、ライセンスサーバーのインストール、設定は必要あり

ません。また、ライセンスサーバーとの通信も行いません。ライセンスファイルのインストール後、

XVL 製品を使用することができます。

3.1.3 ライセンスファイルの入れ替え ライセンスファイルのバージョンの更新などで、新しいライセンスファイルを受け取った場合は、

ライセンスファイルを入れ替える必要があります。 ライセンスファイルの入れ替えは、XVL 製品を終了した状態で「3.1.1 ライセンスファイルのイン

ストール」と同様の操作で、新しいライセンスファイルを古いライセンスファイルに上書きしてイ

ンストールします。 XVL 製品についての保守サービスが有効に継続していることを条件として、同一事業所内のコン

ピューターに限り、年 2 回までMedia Access Control (MAC)アドレスの変更をすることができま

す。 3.2 フローティングライセンス

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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フローティングライセンスで XVL 製品を使用する場合は、あらかじめライセンスサーバーを起動

する必要があります。システム管理者は、「4 ライセンスサーバーのセットアップ」を参照し、ラ

イセンスサーバーを適切にインストール、設定し、ライセンスサーバーを起動した状態にしてくだ

さい。 クライアントシステムでのライセンスファイルのインストール、設定が完了しましたら、XVL 製品をお使いいただけます。各 XVL 製品のリファレンスマニュアルなどを参照し、製品を起動して

ください。ネットワーク、およびクライアントシステムの環境によっては、ライセンスの認証に時

間がかかり起動するまで数分かかる場合があります。 XVL Converter Enterprise は、ライセンスサーバーの設定のみ必要です。XVL Converter Enterprise を実行するクライアントシステムでのライセンスファイルのインストールは必要ありま

せん。 3.2.1 ライセンスファイルのインストール ライセンスファイルのインストールについて説明します。 XVL Player Pro(Ver. 8 以前) については下部を参照してください。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL 製品のメニュー→ライセンスフォルダをクリ

ックし、「License」フォルダを表示します。ここで、XVL 製品名のメニューは、ライセン

スファイルをインストールする XVL 製品名となります。 2. 販売元より配布されたライセンスファイルを、表示された「License」フォルダへコピーし

ます。XVL 製品に対応するライセンスファイル名は、「2.2 XVL 製品のライセンスファイ

ル名」を参照してください。 Windows のスタート→プログラム→アクセサリ→エクスプローラからは、デフォルトの

設定で、図 4 のディレクトリにライセンスファイルがインストールされたのを確認するこ

とができます。 - 例)XVL Studio の場合

図 4

XVL Player Pro(Ver. 8 以前) のライセンスファイルのインストールについて説明します。

1. XVL Player Pro を起動します。 2. XVL Player Pro の画面上から右クリックメニューを表示し、「XVL Player について」をク

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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リックして「XVL Player について」ダイアログを表示します。 3. 「ライセンスインストール」ボタンをクリックし、「インストールするライセンスファイル

を指定する」ダイアログを表示します。 4. 販売元より配布されたライセンスファイルを、表示された「インストールするライセンスフ

ァイルを指定する」ダイアログで指定します。ライセンスファイル名は、「xvlplaypro.ltl」です。

5. インストールが完了すると「ライセンスファイルのインストールが完了しました.」と表示

されます。 XVL 製品によっては、その他の方法が用意されています。 • アプリケーションでライセンスサーバーを指定する

「ライセンスフォルダ」へライセンスファイルをインストールするのではなく、ライセンス

サーバーをアプリケーション上で指定します。ライセンスサーバーを指定すると、ライセン

スファイルのインストールなどの煩わしさがなく便利です。 図 5 のようにライセンスサーバーのホスト名とライセンスの認証に使用するポート番号を

入力してください(ホスト名とポート番号は、ライセンスファイルに記述されています。

「9.2 フローティングライセンスの構成」を参照してください)。

図 5 • ライセンスサーバー設定ファイルを用意する

ライセンスサーバーの情報を記述した設定ファイルを作成し、「ライセンスフォルダ」へ用

意します。設定ファイルを用意すると、ライセンスファイルのインストールなどの煩わしさ

がなく便利です。特に、複数のユーザーで同一のライセンスサーバーを使用する場合、また

は複数の XVL 製品で同一のライセンスサーバーを使用する場合は、設定ファイルを用意す

るだけです。 設定ファイルの作成は、「9.3 ライセンスサーバー設定ファイルの作成」を参照してくださ

い。 * リダンダントサーバーを利用する場合は、ライセンスファイル、または 3 台のライセンスサー

バーを設定したライセンスサーバー設定ファイルを使用してください。クライアントはマスタ

となるサーバーとライセンス認証を行いますが、マスタは 3 台のライセンスサーバーのいずれ

かになります。 3.2.2 ライセンスファイルの設定

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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クライアントシステムにライセンスファイルをインストールする場合は、特別な設定は必要ありま

せん。ライセンスファイルのインストール後、ライセンスサーバーが起動されていれば、XVL 製品を使用することができます。 3.2.3 ライセンスファイルの入れ替え ライセンスファイルのバージョンの更新などで、新しいライセンスファイルを受け取った場合は、

ライセンスファイルを入れ替える必要があります。

1. システム管理者は、「4.7 ライセンスファイルの入れ替え」を参照して、ライセンスサーバ

ーの設定を更新してください。 2. ユーザーは、ライセンスサーバーの設定の更新後、XVL 製品を終了した状態で「3.2.2 ライ

センスファイルのインストール」と同様の操作で、新しいライセンスファイルをインストー

ルします。 * ライセンスサーバーで使用するライセンスファイルと、クライアントシステムで使用するライ

センスファイルは、同一でなければなりません。ライセンスファイルを入れ替える際は、異な

ったライセンスファイルが混在しないよう注意してください。 * アプリケーションでライセンスサーバーを指定した場合や、ライセンスサーバー設定ファイル

を用意した場合は、ライセンスサーバーの情報が変更されない限り、クライアントシステムで

の作業はありません。 * XVL 製品についての保守サービスが有効に継続していることを条件として、同一事業所内のコ

ンピューターに限り、年2回までMedia Access Control (MAC)アドレスの変更をすることがで

きます。 4 ライセンスサーバーのセットアップ ここでは、ライセンスサーバーのセットアップと、操作について説明します。 ライセンスサーバーのインストール、および操作は、システム管理者が行います。各 XVL 製品を

実行するクライアントシステムには、ライセンスサーバーをインストールする必要はありません。 4.1 システム要件 ライセンスサーバーをセットアップするシステムは、以下のシステム要件を満たしていることを確

認してください。

項目 要件 OS Windows Vista SP2 日本語版

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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Windows 7 日本語版 Windows 7 x64 日本語版 Windows 8 日本語版 Windows 8 x64 日本語版 Windows 8.1 日本語版 Windows 8.1 x64 日本語版 Windows Server 2008 日本語版 Windows Server 2008 x64 日本語版 Windows Server 2008 R2 x64 日本語版 Windows Server 2012 x64 日本語版 Windows Server 2012 R2 x64 日本語版

CPU 300MHz の Intel または AMD CPU (1GHz 以上の Intel または AMD CPU を推奨)

メモリ 256 MB (1GB 以上を推奨)

HDD 5 MB 以上 (100MB 以上を推奨)

通信プロトコル TCP/IPv4 、TCP/IPv6 権限 管理者権限(Administrator 権限)

* 他製品で FlexNet Publisher を使用しているシステムでも、XVL 製品のライセンスサーバーを

セットアップできます。混在するシステムでも問題はありません。 * ライセンスサーバーをセットアップしたシステム上で XVL 製品を動作させる場合は、各 XVL

製品のシステム要件も満たしていることを確認してください。 * ライセンスサーバーの指定にホスト名を使用する場合は、クライアントシステムから参照でき

るようにホスト名と IP アドレスが名前解決されているネットワーク上にセットアップしなけ

ればなりません。名前解決されていない場合は、IP アドレスによる指定にするか、また

は hosts ファイル、DNS サーバー、WINS サーバーなどご使用のネットワーク環境に合った

名前解決システムによりライセンスサーバーのホスト名が名前解決されるようにしてください。

本書では、ホスト名による指定を使用して説明していますので、IP アドレスによる指定にする

場合は読み替えてください。 * ライセンスの認証には、ライセンスサーバーとの通信に使用するポートとアプリケーションが

起動中に使用するポートの 2 つが必要です。詳細は、「9.2フローティングライセンスの構成」

を参照してください。 4.2 ライセンスサーバーのインストール ライセンスサーバーのインストールを行うには、管理者権限が必要です。インストールを始める前

に、管理者権限で Windows にログインしていることを確認してください。

1. XVL 製品の CD-ROM から、インストールプログラムの XVL_LicenseManager-*_*.exe

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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(’*_*’ 'はバージョンを表す文字列)を実行します。 2. すでに XVL 製品のライセンスサーバーがシステムにインストールされている場合は、ま

ずアンインストールプログラムが起動します。アンインストールを完了し、再度 XVL_LicenseManager-*_*.exe を実行してください。

3. 「XVL_LicenseManager 用の InstallShield ウィザード」にしたがって、インストールしま

す。 4. ライセンスサーバーのコンポーネントをインストールするディレクトリは、デフォルトの

設定で 図 6 のディレクトリとなります。

図 6

5. 「完了」をクリックして、セットアップを終了します。終了すると、Windows のスタート

メニューに「XVL License Manager」が登録され、以下のメニューが追加されます。 - ライセンス管理ツール

ライセンスサーバーの設定、起動、停止を行うプログラムへのショートカット。 - ライセンスフォルダ

ライセンスファイルをインストールする License フォルダへのショートカット。こ

のフォルダは、ライセンスサーバーの設定の際に使用します。 * ライセンスサーバーは、通常システムドライブ(C: ドライブ)へインストールされますが、環

境によっては、異なるドライブへインストールされることがあります。この場合は、正しく起

動できないことがありますので、「ホームフォルダ」の設定などユーザー設定を確認してくだ

さい。 4.3 ライセンスサーバーの設定 LMTOOLS を使用してライセンスサーバーを設定する手順を説明します。LMTOOLS は、GUI を用いたライセンスサーバーの管理ツールです。 ライセンスサーバーを設定するにあっては、以下の点に注意してください。 • lmgrd.exe のバージョン

XVL 製品とライセンスサーバーとの接続を確立する lmgrd.exe(ライセンスマネージャデー

モン)は、XVL_LicenseManager-*_*.exe からインストールされます。この lmgrd.exe のバ

ージョンは、他の FlexNet Publisher を使用したライセンス管理製品のバージョンと異なる

ことがあります。XVL 製品のライセンスサーバーの設定では、必ずインストールされた

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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lmgrd.exe を使用し、他の FlexNet Publisher を使用したライセンス管理製品の lmgrd.exe と 1 つにしないでください。

• LMTOOLS 「LMTOOLS」は、他製品のライセンス管理でも使用する共通のライセンス管理ツールです。

すでに他製品のライセンスサーバーがセットアップされているシステムに、追加で XVL 製品のライセンスサーバーをセットアップする場合、または XVL 製品のライセンスサーバー

がセットアップされているシステムに、追加で他製品のライセンスサーバーをセットアップ

する場合は、注意が必要です。他の製品の設定と XVL 製品の設定は、別々にしなければな

りません。 • lmgrd.exe のライセンス認証用の TCP ポート番号

ライセンス認証用の通信ポート番号は、デフォルトの設定で 1200 番が割り当ててありま

す。他のプロセスですでに使用中の場合は、適切な空き番号へと変更が必要です。「9.2 フローティングライセンスの構成」を参照し、ポート番号を空き番号へと変更してください。

• xvllm.exe の通信用の TCP ポート番号 デフォルトの設定では、オペレーティングシステムが動的に割り当てます。ネットワークの

通信を制御している環境では、明示的に指定する必要があります。「9.2 フローティングラ

イセンスの構成」を参照し、ライセンスファイルへ開いている番号を設定してください。 ライセンスサーバーの設定手順を説明します。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンスフォルダをクリ

ックし、「License」フォルダを表示します。 2. 販売元より配布されたライセンスファイルを、表示された「License」フォルダへコピーし

ます。XVL 製品に対応するライセンスファイル名は、「2.2 XVL 製品のライセンスファイ

ル名」を参照してください。 Windows のスタート→プログラム→アクセサリ→エクスプローラからは、デフォルトの

設定で 図 7 のディレクトリにインストールされたのを確認することができます。

図 7

3. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンス管理ツールをク

リックし、図 8 の「LMTOOLS」を表示します。Windows の環境変数へライセンスファイ

ルのフルパスを登録していない場合は、「LMTOOLS ignores license file path environment variables」を ON に、登録している場合は、 OFF にしてください。

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図 8

4. 「Config Services」タブを選択します。ここでは、ライセンスサーバーを起動する lmgrd.exe、ライセンスファイル、ログファイルを指定します。

図 9

「Service Name」の項目のプルダウンメニューから「XVL License Manager」を選択または

入力します。

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「Path to the lmgrd.exe file」の項目の「Browse」ボタンから、デフォルトの設定で 図 10 のフォルダにある lmgrd.exe を指定します。

図 10

「Path to the license lile file」の項目の「Browse」ボタンから、ライセンス管理する製品のラ

イセンスファイルを指定します。「Browse」ボタンをクリックすると、「ファイルを開く」

ダイアログが表示されます。「ファイルの種類」の項目を、「All Files(*.*)」にし、デフォ

ルトの設定で 図 11にあるライセンスファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。

図 11

フローティングライセンスを受ける XVL 製品が複数ある場合は、「10 XVL 製品のライセ

ンスファイルの結合」を参照して、ライセンスファイルをひとつ(xvlproducts.ltl) にしてく

ださい。

「Path to the debug log file」の項目では、ライセンスサーバーのログを出力したい場合、拡

張子が .log であるログファイル(xvl.log など)を用意し、「Browse」ボタンからファイル

名を指定します。 「Use Services」のチェックボックスを ON にして、Windows のサービスへ登録します。

Windows を再起動したときに、自動的にサービスを開始するように設定する場合は、

「Start Server at Power-Up」のチェックボックスをON にします。 ライセンスファイルをひとつ(xvlproducts.ltl) にして設定した場合、図 12 のようになりま

す。

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図 12

5. 「Save Service」ボタンをクリックすると、ライセンスサーバーの設定を保存するかどうか

の確認メッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。 「XVL License Manager」を Windows のサービスへ登録すると、Windows のスタート→設定→

コントロールパネル→管理ツール→サービスの一覧に追加されます。

図 13

次に以下のファイアウォールの設定をしてください。Windows 7 を例として説明します。 1. スタート→コントロールパネルよりシステムとセキュリティをクリックしてください。

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図 14

2. Windows ファイアウォール内の Windows ファイアウォールによるプログラムの許可をクリッ

クしてください。

図 15

3. 設定の変更をクリックし、別のプログラムの許可…をクリックしてください。

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図 16

4. 参照ボタンから "c:\xvllm\bin\xvllm.exe" を選択し、追加をクリックしてください。

図 17

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5. 同様に、参照ボタンから "c:\xvllm\bin\lmgrd.exe" を選択し追加をクリックしてください。 6. 許可されたプログラムおよび機能の一覧に" XVL LicenseManager "、"Flexera Software Inc"が

追加されたことを確認し、OK をクリックしてください。

図 18

4.4 ライセンスサーバーの起動 LMTOOLS を使用してライセンスサーバーを起動する手順を説明します。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンス管理ツールをク

リックし、「LMTOOLS」を表示します。 2. 「Start/Stop/Reread」タブの「Flexnet license services installed on this computer」の項目に、

「XVL License Manager」が表示されていることを確認します。 3. 「Start Server」ボタンをクリックします。ライセンスファイルが正しく設定されている場

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合、「Server Started Successful.」と表示されます。 4. 「Server Status」タブの「Perform Status Enquiry」ボタンをクリックします。ライセンスサ

ーバーが正常に起動されている場合、「hostname: license server UP(MASTER)」と表示

されます。ここで、hostname は、ライセンスサーバーをインストールしたシステムのホ

スト名となります。 * ライセンスサーバーが起動していることを正確に確認するには、Windows タスクマネージャの

プロセスのタブのイメージ名の列に lmgrd.exe が表示されていることをご確認ください。この

確認の後に次の操作をしてください。 * 「Server Start Failed」と表示される場合は、「4.5 ライセンスサーバーの確認」を参照して、ラ

イセンスサーバーの状態を確認してください。 * 「4.3 ライセンスサーバーの設定」で、「Config Services」タブの「Use Service」を ON にす

ると、すでにライセンスサーバーが起動している場合は、「Start Server」ボタンをクリックして

も、「Server Start Failed」と表示されます。 * 「4.3 ライセンスサーバーの設定」で、「Config Services」タブの「Use Service」を ON にし

なかった場合、複数回「Start Server」ボタンをクリックすると、複数の lmgrd.exe が起動し、

システムが不安定になることがあります。複数回「Start Server」ボタンをクリックしてしまっ

た場合は、その回数だけ「Stop Server」ボタンをクリックし、ライセンスサーバーを停止させ

なければなりません。ライセンスサーバーの停止は、「4.6 ライセンスサーバーの停止」を参照

してください。 4.5 ライセンスサーバーの確認 LMTOOLS を使用してライセンスサーバーの状態を確認する手順を説明します。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンス管理ツールをク

リックし、「LMTOOLS」を表示します。 2. 「Start/Stop/Reread」タブの「Flexnet license services installed on this computer」の項目に

「XVL License Manager」が表示されていることを確認します。 3. 「ServerStatus」タブの「Perform Status Enquiry」ボタンをクリックするとサーバーの状態

についての説明が表示されます。 ライセンスサーバーの状態についての説明は、コマンドライン操作の場合と同じです。詳細は、

「5.2 ライセンスサーバーの確認」を参照してください。 環境変数を登録していない場合は、「Service/License File」 タブの「LMTOOLS ingores license file path environment varialbes」を ON にし、登録している場合は OFF にしないと、正しく状態を取

得できない場合があります。環境変数については、「5.5 ライセンスファイルを環境変数へ登録」

を参照してください。

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4.6 ライセンスサーバーの停止 LMTOOLS を使用してライセンスサーバーを停止する手順を説明します。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンス管理ツールをク

リックし、「LMTOOLS」を表示します。 2. 「Start/Stop/Reread」タブの「Flexnet license services installed on this computer」の項目に

「XVL License Manager」が表示されていることを確認します。 3. 「Stop Server」ボタンをクリックします。ライセンスサーバーが正常に停止すると、

「Stopping Server」と表示されます。 * ライセンスサーバーが停止していることを正確に確認するには、Windows タスクマネージャの

プロセスのタブのイメージ名の列に lmgrd.exe が表示されていないことをご確認ください。こ

の確認の後に次の操作をしてください。 * 「Stop Server」ボタンをクリックして、「Server Stop Failed」と表示される場合は、「Config

Services」タブに表示されるライセンスサーバーの設定が正しいかどうか確認してください。現

在の設定は、ライセンスサーバーを起動したときの設定と異なる可能性があります。 * ライセンスの持ち出し機能を使用している場合は、必ず

「Force Server Shutdown」のチェック

ボックスを ON にしておいてください。

4.7 ライセンスファイルの入れ替え ライセンスファイルのバージョンの更新などで、新しいライセンスファイルを受け取った場合は、

ライセンスサーバーに登録したライセンスファイルを入れ替える必要があります。 ライセンスファイルを入れ替える手順を説明します。

1. 「4.6 ライセンスサーバーの停止」を参照して、ライセンスサーバーを停止します。 2. 「4.3 ライセンスサーバーの設定」を参照して、ライセンスファイルを上書きインストール

します。 3. 「4.4 ライセンスサーバーの起動」を参照して、ライセンスサーバーを起動します。 4. 「4.5 ライセンスサーバーの確認」を参照して、ライセンスサーバーが正常に起動したかど

うか確認してください。 5. ライセンスサーバーが正常に起動したら、フローティングライセンスを受ける各クライア

ントシステムにライセンスファイルをインストールしてください。 ライセンスサーバーを停止させたくない場合は、ライセンスファイルの再読み込みを行って入れ替

えます。

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1. 「4.3 ライセンスサーバーの設定」を参照して、ライセンスファイルを上書きインストール

します。 2. 「4.8 ライセンスファイルの再読み込み」、「5.4 ライセンスファイルの再読み込み」を参

照して、再読み込みを実行します。 3. 「4.5 ライセンスサーバーの確認」を参照して、ライセンスサーバーが正常に起動したかど

うか確認してください。 4. ライセンスサーバーが正常に起動したら、フローティングライセンスを受ける各クライア

ントシステムにライセンスファイルをインストールしてください。 * ライセンスファイルを入れ替える際は、バージョンの異なったライセンスファイルが混在しな

いよう注意してください。 4.8 ライセンスファイルの再読み込み LMTOOLS を使用してライセンスファイルを再読み込みする手順を説明します。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンス管理ツールをク

リックし、「LMTOOLS」を表示します。 2. 「Start/Stop/Reread」タブの「Flexnet license services installed on this computer」の項目に

「XVL License Manager」が表示されていることを確認します。 3. 「ReRead License File」ボタンをクリックするとライセンスファイルを再読み込みします。

正常な場合は「Reread Server License File Completed」と表示されます。失敗した場合は

「Reread Server Failed」と表示されますので、設定を見直してください。 この操作は、すでにライセンスサーバーが起動されている状態で行います。ライセンスサーバーが

起動されていない状態では動作しません。

5 ライセンスサーバーのコマンドライン操作 5.1 ライセンスサーバーの起動 コマンドライン操作を使用してライセンスサーバーを起動する手順を説明します。

1. コマンドプロンプトから、lmutil.exe のあるディレクトリへ移動します。デフォルトの設定

で、C:\Xvllm\Bin にあります。 C:\> cd C:\Xvllm\Bin

2. 以下のコマンドを入力します。

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C:\Xvllm\Bin> lmgrd –c License_file [–l log_file] コマンドオプションを以下に示します。

- -c License_file 図 11 の License フォルダにあるライセンスファイルのフルパス。複数のフローテ

ィングライセンスをひとつのライセンスファイルにした場合は、xvlproducts.ltl のフ

ルパスを入力します。 Windows の環境変数へライセンスファイルのフルパスを登録している場合

は、”-c %XVLLM_LICENSE_FILE%” と入力します。ライセンスファイルを環境変

数へ登録する方法は、「5.5 ライセンスファイルを環境変数へ登録」を参照してくだ

さい。 - -l log_file

ライセンスサーバーのログを出力するファイル(xvl.log)のフルパス。 ライセンスサーバーが起動されると、新たに 2 つのコマンドプロンプトが表示されます。1 つは、

「lmgrd: FLEXlm License Server」、残りは「xvllm: FLEXlm License Deamon」となり、常にライセ

ンスサーバーの状態が表示されます。この 2 つのコマンドプロンプトは閉じないでください。閉

じた場合は、ライセンスサーバーが停止しますのでご注意ください。なお、”-l” オプションを指定

した場合は、新たにコマンドプロンプトは表示されませんが、サーバーは起動します。 5.2 ライセンスサーバーの確認 コマンドライン操作を使用してライセンスサーバーの状態を確認する手順を説明します。

1. コマンドプロンプトから、lmutil.exe のあるディレクトリへ移動します。デフォルトの設定

で、C:\Xvllm\Bin にあります。 C:\> cd C:\Xvllm\Bin

2. 以下のコマンドを入力します。 C:\Xvllm\Bin> lmutil lmstat [ -a | -A ] -c License_file [ -f feature] [ -S xvllm] コマンドオプションを以下に示します。

- -a すべての情報を表示します。

- -A 使用中のライセンスをすべて表示します。

- -c License_file 図 11 の License フォルダにあるライセンスファイルのフルパス。複数のフローテ

ィングライセンスをひとつのライセンスファイルにした場合は、xvlproducts.ltl のフ

ルパスを入力します。ライセンスサーバーが起動している状態であれ

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ば、”SERVER_PORT_NUM@HOST_NAME” と指定することができます。 Windows の環境変数へライセンスファイルのフルパスを登録している場合

は、”-c %XVLLM_LICENSE_FILE%” と入力します。ライセンスファイルを環境変

数へ登録する方法は、「5.5 ライセンスファイルを環境変数へ登録」を参照してくだ

さい。 - -f feature

feature(機能名)を使用しているユーザーを一覧表示します。feature については、

「9 XVL 製品のライセンスファイル構成」を参照してください。 - -i feature

ライセンスファイルの feature(機能名)情報を一覧表示します。feature を指定し

ない場合は、feature についての情報を一覧表示します。feature については、「9 XVL 製品のライセンスファイル構成」を参照してください。

- -S xvllm XVL 製品のライセンスサーバーである「xvllm」の機能のすべてのユーザーを一覧表

示します。 クライアントで、ライセンスの持ち出し機能が使用されている場合は、持ち出し期間中は常に、ラ

イセンスが使用されている状態になります。また、ライセンスを使用しているユーザー情報の末尾

に “linger” というキーワードが付きます。 - 例)XVL Studio Pro で “user” が「イラスト作成」オプションを持ち出している場合 Users of bXVLStudioPro2: (Total of 10 licenses issued; Total of 1 license in use) "bXVLStudioPro2" v7, vendor: xvllm floating license user host host (v6) (lserver/1200 2825), start Wed 5/1 11:21 (linger: 240) Users of XVLStudio_Illust: (Total of 10 licenses issued; Total of 1 license in use) "XVLStudio_Illust v7, vendor: xvllm floating license user host host (v6) (lserver/1200 2825), start Wed 5/1 11:21 (linger: 240)

クライアント側での持ち出し期間の確認方法は、各 XVL 製品のリファレンスマニュアルを参照し

てください。 5.3 ライセンスサーバーの停止 コマンドライン操作を使用してライセンスサーバーを停止する手順を説明します。

1. コマンドプロンプトから、lmutil.exe のあるディレクトリへ移動します。デフォルトの設定

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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で、C:\Xvllm\Bin にあります。 C:\> cd C:\Xvllm\Bin

2. 以下のコマンドを入力します。 C:\Xvllm\Bin> lmutil lmdown –c License_file [-force] コマンドオプションを以下に示します。

- -c License_file 図 11 の License フォルダにあるライセンスファイルのフルパス。複数のフローテ

ィングライセンスをひとつのライセンスファイルにした場合は、xvlproducts.ltl のフ

ルパスを入力します。ライセンスサーバーが起動している状態であれ

ば、”SERVER_PORT_NUM@HOST_NAME” と指定することができます。 Windows の環境変数へライセンスファイルのフルパスを登録している場合

は、”-c %XVLLM_LICENSE_FILE%” と入力します。ライセンスファイルを環境変

数へ登録する方法は、「5.5 ライセンスファイルを環境変数へ登録」を参照してくだ

さい。 - -force

ライセンスの持ち出し機能が使用されている場合は、必ず

5.2指定する必要があります。

ライセンスサーバーを停止する前に、「 ライセンスサーバーの確認」を参照して

ライセンスの持ち出し機能が使用されているかどうかを確認してください。

3. ライセンスサーバーを停止するかどうかを確認してきますので、’y’ を入力します。 Port@Host Vendors 1) 1200@demo xvllm Are you sure (y/n)? y Shut down FLEXlm server on node demo 1 FLEXlm License Server shut down

5.4 ライセンスファイルの再読み込み コマンドライン操作を使用してライセンスファイルを再読み込みする手順を説明します。

1. コマンドプロンプトから、lmuitlexe のあるディレクトリへ移動します。デフォルトの設定

で、C:\Xvllm\Bin にあります。 C:\> cd C:\Xvllm\Bin

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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2. 以下のコマンドを入力します。 C:¥Xvllm¥Bin> lmutil lmreread -c License_file [–vendor xvllm] コマンドオプションを以下に示します。

- -c License_file 図 11 の License フォルダにあるライセンスファイルのフルパス。複数のフローテ

ィングライセンスをひとつのライセンスファイルにした場合は、xvlproducts.ltl のフ

ルパスを入力します。ライセンスサーバーが起動している状態であれ

ば、”SERVER_PORT_NUM@HOST_NAME” と指定することができます。 Windows の環境変数へライセンスファイルのフルパスを登録している場合

は、”-c %XVLLM_LICENSE_FILE%” と入力します。ライセンスファイルを環境変

数へ登録する方法は、「5.5 ライセンスファイルを環境変数へ登録」を参照してくだ

さい。 - -vendor xvllm

XVL 製品のライセンスサーバーである「xvllm」を指定します。 この操作は、すでにライセンスサーバーが起動されている状態で行います。ライセンスサーバーが

起動されていない状態では動作しません。

5.5 ライセンスファイルを環境変数へ登録 ライセンスファイルのフルパスを環境変数へ登録する方法を説明します。環境変数へ登録すると、

各コマンドライン操作で必要なライセンスファイルのパスを入力するときに便利です。 環境変数へライセンスファイルを登録するには、以下の手順を行います。

1. Windows のスタート→設定→コントロールパネル→システムをクリックし、「システム

のプロパティ」ダイアログを表示します。 2. 「詳細」タブの「環境変数」ボタンをクリックし、「環境変数」ダイアログを表示します。

(Windows NT 4.0 の場合は、「環境」タブを表示します。) 3. 「システム環境変数」の「新規」ボタンから「新しいシステム変数」ダイアログを表示しま

す。(Windows NT 4.0 の場合は、「環境」タブに入力欄が表示されています。この入力欄

へ環境変数を登録しますので、4. へ進んでください。) 4. 「変数名」に “XVLLM_LICENSE_FILE” と入力します。「変数値」には、登録するライセ

ンスファイルのフルパスを入力します。複数のフローティングライセンスをひとつのライ

センスファイルにした場合は、xvlproducts.ltl のフルパスを入力します。複数のフローティ

ングライセンスファイルをひとつにする方法については、「10 XVL 製品のライセンスファ

イルの結合」を参照してください。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

35

図 19

5. 「OK」ボタンをクリックし、システム環境変数へ登録します。 なお「変数名」に “ LM_LICENSE_FILE” を設定した場合は同様に動作しますが、起動するまでに

時間がかかる場合がありますので利用しないでください。 6 リダンダントサーバーのセットアップ ここでは、3 台のライセンスサーバーを利用した冗長性のあるリダンダントサーバー構成のセット

アップと、操作について説明します。

1. 3 台のサーバーでライセンスサーバーのインストールと設定を行います。 インストールと設定の方法については、「4.2 ライセンスサーバーのインストール」「4.3 ライセンスサーバーの設定」を参照してください。

2. 順番にライセンスサーバーを起動します。 起動の方法については、「4.4 ライセンスサーバーの起動」を参照してください。コマンド

ライン操作を行う場合は、「5.1 ライセンスサーバーの起動」を参照してください。 このとき、最初に起動したサーバーがマスタとして機能してライセンス数を管理します。

クライアントシステムはマスタとライセンス認証を行います。マスタが停止した場合は、

次のサーバーに引き継がれます。

3. ライセンスサーバーの状態を確認します。 状態はどのサーバーでも確認できます。確認の方法については、「4.5 ライセンスサーバー

の確認」を参照してください。コマンドライン操作を行う場合は、「5.2 ライセンスサーバ

ーの確認」を参照してください。

4. ライセンスサーバーを停止、またはライセンスファイルの再読み込みを行います。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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それぞれのサーバーで停止、再読み込みを行います。方法については、「4.6 ライセンスサ

ーバーの停止」「4.7 ライセンスファイルの入れ替え」を参照してください。コマンドライ

ン操作を行う場合は、「5.3 ライセンスサーバーの停止」「5.4 ライセンスファイルの再読

み込み」を参照してください。 * リダンダントサーバー構成用のライセンスファイルが必要になります。販売元へお問い合わせ

ください。 * 3 台のライセンスサーバーのうち、2 台のライセンスサーバーは正常に稼動している必要があ

ります。 * クライアントシステムではライセンスファイル、または 3 台のライセンスサーバーを設定し

たライセンスサーバー設定ファイルを使用してください。クライアントはマスタとなるサーバ

ーとライセンス認証を行いますが、マスタは 3 台のライセンスサーバーのいずれかになりま

す。ライセンスサーバー設定ファイルについては「9.3 ライセンスサーバー設定ファイルの作

成」を参照してください。 7 ライセンスサーバーのアンインストール ライセンスサーバーのアンインストールは、Windows のスタート→設定→コントロールパネル

→アプリケーションの追加と削除の一覧から、「XVL License Manager」を選択し、追加と削除ボ

タンをクリックしてください。 * 「4.3 ライセンスサーバーの設定」で「XVL License Manager」を Windows のサービスへ登録

している場合は、あらかじめ登録を解除してからアンインストールを実行してください。解除

を行わないと、アンインストール後もサービスへの登録情報が残ってしまいます。なお、登録

情報が残ってしまった場合は、もう一度、ライセンスサーバーをインストールし、登録を解除

してからアンインストールを実行してください。 8 オプションファイルによる設定 ここでは、オプションファイルを使用してユーザー、ホスト名に対して、またはそれらをグループ

化したユーザーグループ、ホスト名グループに対して、ライセンスの使用を制限することができる

設定について説明します。 オプションファイルによる設定は、フローティングライセンスに対して、ライセンスサーバー上で

行います。ノードロックライセンスでは、この設定を行えません。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンスフォルダをクリ

ックし、「License」フォルダを表示します。 2. 「License」フォルダの xvllm.opt を任意のテキストエディタで開きます。xvllm.opt には、

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

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以下の内容が記述されています。

GROUP group user_name1 user_name2 GROUP group2 user_name3 user_name4 HOST_GROUP host_group host_name1 host_name2 HOST_GROUP host_group2 host_name3 host_name4

EXCLUDE feature1 USER user1 EXCLUDE feature1 USER user2 EXCLUDE feature2 HOST host1 EXCLUDE feature2 HOST host2 EXCLUDE feature3 GROUP group1 EXCLUDE feature3 GROUP group2 EXCLUDE feature4 HOST_GROUP host_group1 EXCLUDE feature4 HOST_GROUP host_group2 EXCLUDE_BORROW feature5 GROUP group3 EXCLUDE_BORROW feature5 GROUP group4 EXCLUDE_BORROW feature6 HOST_GROUP host_group3 EXCLUDE_BORROW feature6 HOST_GROUP host_group4 MAX 2 feature1 GROUP group2 MAX 3 feature2 HOST_GROUP host_group2 NOLOG UNSUPPORTED

3. “GROUP”、”HOST_GROUP” 行は、ユーザー、ホスト名をグループ化する場合に使用し

ます。例えば、ユーザー abc、xyz、ホスト名 host_abc、host_xyz をそれぞれ GroupA、HostGroupA にグループ化したい場合は、以下のように記述します。

GROUP GroupA abc xyz HOST_GROUP HostGroupA host_abc host_xyz

4. “EXCLUDE” 行は、ユーザー、ホスト名、ユーザーグループ、ホスト名グループに対し

て、”feature” で定義された機能(FEATURE)を無効にします。”EXCLUDE_BORROW” 行は、”feature” のライセンスの持ち出し機能を無効にします。例えば、ユーザー abc、ホス

トグループ HostGroupA に対して feature1 の使用を制限する、ユーザー xyz、ユーザー

グループ GroupA に対して feature2 の持ち出し機能を制限する場合は、以下のように記

述します。各 XVL 製品の機能名については、「9.4XVL 製品機能名一覧」を参照してくだ

さい。

EXCLUDE feature1 USER abc EXCLUDE feature1 HOST_GROUP HostGroupA EXCLUDE_BORROW feature2 USER xyz EXCLUDE_BORROW feature2 GROUP GroupA

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

38

5. “MAX” 行は、ユーザー、ホスト名、ユーザーグループ、ホスト名グループに対し

て、”feature” で定義された機能(FEATURE)の最大ライセンスを設定します。例えば、ユ

ーザーグループ Abc に対して、feature3 のライセンス数を 3 本に制限する場合は、以下

のように記述します。持ち出し機能がある製品では、持ち出しライセンスの機能名(b から

始まる機能名 “bXVLStudioPro2” など)を設定してください。各 XVL 製品の機能名につい

ては、「9.4XVL 製品機能名一覧」を参照してください。

MAX 3 feature3 GROUP Abc

6. “NOLOG” 行は、ログへ不要な出力をしないための設定をします。UNSUPPORTED を指

定することで,存在しない feature に対するチェックアウトのエラーの出力をしないよう

にします.

7. xvllm.opt へ記述できましたら保存し、ライセンスサーバーを起動してください。 EXCLUDE で持ち出し機能を制限できないことに注意してください。製品の持ち出し機能を制限

する場合は、持ち出し機能の機能名で EXCLUDE_BORROW を使用してください。また、オプ

ションごとに持ち出し機能を制限したい場合は、それぞれの機能名で EXCLUDE_BORROW を使用してください。各 XVL 製品の機能名については、「9.4XVL 製品機能名一覧」を参照してく

ださい。 その他、ライセンスの使用を制限する有用な構文や、ライセンスサーバーの動作設定などを示しま

す。必要に応じて、オプションファイルに追加して設定してください。 構文 動作

INCLUDE feature HOST hostname INCLUDE feature USER user INCLUDE_BORROW feature HOST hostname INCLUDE_BORROW feature USER user

“EXCLUDE”、”EXCLUDE_BORROW” とは、逆に、指定したユーザー、ホス

ト名、ユーザーグループ、ホスト名グ

ループに対してのみ、”feature” で定義

された機能(FEATURE)を有効にし

ます。 ただし、”EXCLUDE” の設定が優先さ

れますのでご注意ください。

TIMEOUT feature second TIMEOUTALL second

ライセンスサーバーとクライアント

の通信が途切れたとき、ライセンスサ

ーバー側のライセンスのカウントを

開放する時間を設定します。 “feature” は機能名、”second” は 900 秒(15 分)より大きい時間を秒数で

指定します。

DEBUGLOG +”DEBUG_LOG_PATH”

ライセンスサーバーのログの出力先

を “DEBUG_LOG_PATH” で指定し

ます。ライセンスサーバーの再起動な

どでログファイルが上書きされない

ようにするには、ここでファイルを指

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

39

定します。 ただし、ライセンスサーバーの設定に

ある「Debug Log File」と同じファイ

ルを指定しないでください(「4.3ライ

センスサーバーの設定」を参照)。

MAX_BORROW_HOURS feature hours

ライセンスの持ち出し機能の最大時

間を指定します。“feature” は機能

名、”hours” は時間を指定します。

RESERVE num feature HOST hostname RESERVE num feature USER user

指定したユーザー、ホスト名、ユーザ

ーグループ、ホスト名グループに対し

て、 ”feature” で定義された機能

(FEATURE)のラインセンスを num 本予約します。 持ち出し機能がある製品では、持ち出

しライセンスの機能名(b から始まる

機能名 “bXVLStudioPro2” など)を

設定してください。 9 XVL 製品のライセンスファイル構成 ここでは、XVL 製品のライセンスファイルの構成について説明します。ライセンスファイルの内

容は、任意のテキストエディタなどで確認することができます。 9.1 ノードロックライセンスの構成 ノードロックライセンスは、1 つ、または複数の FEATURE 行から構成されます。FEATURE 行は、ライセンスを受ける機能の情報を表します。以下に、FEATURE 行について説明します。 FEATURE XVL_PRODUCT_FEAT xvllm VERSION LIMIT_DATE NUM_LICENSE ¥

HOSTID=MAC_ADDRESS SIGN=LICENSE_KEY • XVL_PRODUCT_FEAT

ライセンスを受ける機能名。

• xvllm ベンダーデーモン名。XVL 製品では、必ず「xvllm」となります。

• VERSION ライセンスファイルのバージョン。

• LIMIT_DATE ライセンスの使用期限。

• NUM_LICENSE ライセンス数。

• MAC_ADDRESS イーサネットカードの MAC アドレス。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

40

• LICENSE_KEY ライセンスキー。ライセンスキーは、各変数から生成されています。

斜体文字となっている項目は、ライセンス認証に必要な変数となっています。変数を変更、修正し

た場合は、無効なライセンスファイルとなります。 9.2 フローティングライセンスの構成 フローティングライセンスは、SERVER 行、VENDOR 行、1 つ、または複数の FEATURE 行、

INCREMENT 行から構成されます。SERVER 行、VENDOR 行は、1 組でライセンスサーバーの

情報を表します。FEATURE 行、INCREMENT 行は、ライセンスを受ける機能の情報を表します。

以下に、SERVER 行、FEATURE 行、INCREMENT 行について説明します。 SERVER HOST_NAME MAC_ADDRESS SERVER_PORT_NUM VENDOR xvllm [port=VENDOR_PORT_NUM] • HOST_NAME

ライセンスサーバーのホスト名。

• MAC_ADDRESS ライセンスサーバーのイーサネットカードの MAC アドレス。

• SERVER_PORT_NUM ライセンス認証用の TCP ポート番号。

• xvllm ベンダーデーモン名。XVL 製品では、必ず「xvllm」となります。

• VENDOR_PORT_NUM アプリケーションとライセンスサーバーとの通信用の TCP ポート番号。ネットワークの通

信を制御している環境(ファイアウォールなど)では、必ず設定する必要があります(下記

参照)。 FEATURE XVL_PRODUCT_FEAT xvllm VERSION LIMIT_DATE NUM_LICENSE ¥

BORROW SIGN=LICENSE_KEY • XVL_PRODUCT_FEAT

ライセンスを受ける機能名。

• xvllm ベンダーデーモン名。XVL 製品では、必ず「xvllm」となります。

• VERSION ライセンスファイルのバージョン。

• LIMIT_DATE ライセンスの使用期限。

• NUM_LICENSE ライセンス数。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

41

• BORROW ライセンスの持ち出し機能。このキーワードがライセンスファイルにある場合は、一定の期

間ネットワークから切り離された状態でもライセンスを受けることができる機能を有効にす

ることができます。 • LICENSE_KEY

ライセンスキー。ライセンスキーは、各変数から生成されています。 INCREMENT bXVL_PRODUCT_FEAT xvllm VERSION LIMIT_DATE NUM_LICENSE ¥

BORROW SIGN=LICENSE_KEY • bXVL_PRODUCT_FEAT

ライセンスを受ける機能名。この機能名は、ライセンスの持ち出し機能を有効にするために

使用されます。

• xvllm ベンダーデーモン名。XVL 製品では、必ず「xvllm」となります。

• VERSION ライセンスファイルのバージョン。

• LIMIT_DATE ライセンスの使用期限。

• NUM_LICENSE ライセンスの持ち出し機能を利用できるライセンス数。

• BORROW ライセンスの持ち出し機能。このキーワードがライセンスファイルにある場合は、一定の期

間ネットワークから切り離された状態でもライセンスを受けることができる機能を有効にす

ることができます。 • LICENSE_KEY

ライセンスキー。ライセンスキーは、各変数から生成されています。 斜体文字となっている項目は、ライセンス認証に必要な変数となっています。変数を変更、修正し

た場合は、無効なライセンスファイルとなります。また、太文字になっている項目は、FlexNet Publisher ライセンスファイルのキーワードとなっています。これも変更することはできません。 SERVER 行の HOST_NAME、SERVER_PORT_NUM は、変更可能です。特に、ポート番号は

デフォルトの設定で 1200 番を与えられていますが、1200 番が他のプロセスで使用されている場

合は、適切なポート番号へと変更できます。ただし、ポート番号は、1 つの lmgrd.exe に登録す

るライセンスファイルで一意なものでなければなりません。 また、VENDOR 行の port=VENDOR_PORT_NUM は、デフォルトで設定されていません。この

場合は、オペレーティングシステムが動的に空いてポートを割り当てます。そのため、ファイアウ

ォールなどで使用できるポートに制限をかけている環境では、明示的に使用するポートを設定する

必要があります。例えば、ライセンスサーバーのホスト名は foo、MAC アドレスは 123、ライセ

ンス認証用に 27001、通信用に 28000 のポートを使用する場合は、以下のようになります。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

42

SERVER foo 123 27001 VENDOR xvllm port=28000

設定を変更する際には、十分注意して行ってください。これらの変更は、すべての登録するライセ

ンスファイルに対して行う必要があります。変更は、任意のテキストエディタなどで行うことがで

きます。

9.3 ライセンスサーバー設定ファイルの作成 XVL Studio、XVL PlayerPro、Lattice3D Reporter では、ライセンスサーバー情報を共通の設定フ

ァイルを用意して利用することができます。設定ファイルを用意すると、ライセンスファイルのイ

ンストールなどの煩わしさがなく便利です。特に、複数のユーザーで同一のライセンスサーバーを

使用する場合、または複数の XVL 製品で同一のライセンスサーバーを使用する場合は、設定ファ

イルを用意するだけです。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL 製品のメニュー→ライセンスフォルダをクリ

ックし、「License」フォルダを表示します。ここで、XVL 製品名のメニューは、ライセン

スファイルをインストールする XVL 製品名となります。 2. 右クリックメニュー新規作成→テキストドキュメントで新しいテキストファイルを作成し

ます。テキストファイルの名前を「xvllmsvr.ltl」と変更してください。 3. 「xvllmsvr.ltl」をテキストエディタで開き、ライセンスサーバーの情報を TCP ポート番号

とホスト名を “@” で連結させて “SERVER_PORT_NUM@HOST_NAME” とし、以下の

ように記述します。 例) 1200@foo1 ライセンスサーバーが複数ある場合は、改行して追記します。 例) 1200@foo1 1200@foo2 1200@foo3 …

設定ファイルに記載されたライセンスサーバーの情報が複数ある場合は、上から記載されているサ

ーバー情報の順番でライセンスサーバーに接続します。

設定ファイルと製品のライセンスファイルは、共存できません。製品のライセンスファイルがある

場合は、設定ファイルが有効にならないので取り除いてください。

9.4 XVL 製品機能名一覧 各 XVL 製品で使用する機能名は、次の表のとおりです。特にオプション名がない場合は、標準の

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

43

機能になります。

• ノードロックライセンスまたはフローティングライセンス

XVL 製品名 機能名 オプション名 XVL Studio Hybrid XVLStudioHybrid

bXVLStudioHybrid (持ち出し機能) XVL Studio Pro XVLStudioPro2

bXVLStudioPro2 (持ち出し機能) XVL Studio Standard XVLStudioStd

bXVLStudioStd (持ち出し機能) XVL Studio Basic XVLStudioBsc

bXVLStudioBsc (持ち出し機能) XVL Studio Hybrid/Pro/Standard/Basic

XVLStudio_Parasolid Parasolid 入力 XVLStudio_CATIA CATIA V4 入力 XVLStudio_CADImport マルチ CAD 入力 XVLStudio_Illust イラスト作成 XVLStudio_CAT 点群評価 XVLStudio_List リスト編集 XVLStudio_STEP STEP 入力 XVLStudio_Mechanism 機構 XVLStudio_Difference 差分検出 XVLStudio_AnnotationView 注釈ビュー XVLStudio_Human2 ヒューマン

XVL Player Pro XVLPlayerPro bXVLPlayerPro (持ち出し機能)

XVL Converter Plug-in for Inventor XVLTranslatorInventor for NX I-deas XVLTranslatorI-DEAS for Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER) XVLTranslatorProEngineer

for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) XVLTranslatorSolidWorks

for NX (旧 for Unigraphics) XVLTranslatorUnigraphics

XVL Converter Plug-in x64 for Inventor XVLTranslatorInventorx64 for CATIA V5 XVLTranslatorCATIA5x64 for Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER) XVLTranslatorProEngineerx64

for Creo Elements/Direct XVLTranslatorCreoEDx64 for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) XVLTranslatorSolidWorksx64

for NX XVLTranslatorNXx64 for Solid Edge XVLTranslatorSolidEdgex64

XVL-3ds Max Converter XVLTranslatorMax XVL-3ds Max Converter x64 XVLTranslatorMaxx64

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

44

Lattice3D Reporter L3DReporter bL3DReporter (持ち出し) L3DReporter_Template テンプレート

表 4

• ノードロックライセンス

XVL 製品名 機能名 オプション名 XVL Web Master XVLWebMaster

XVLWebMaster2DIllustration 2D イラスト

XVLWebMaster3DParts 3D パーツ

XVLWebMasterAnimation 自動分解アニメーショ

XVLWebMasterProcess 工程表示

XVLWebMasterCustomize テンプレートカスタマ

イズ

XVL Converter Light for IGES XVLConverterIGES for Parasolid XVLConverterParasolid for Polygon XVLConverterPoly for Inventor XVLConverterInventor for CATIA V4 XVLConverterCATIA4 for NX I-deas XVLConverterI-DEAS for Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER)

XVLConverterProEngineer XVLConverterProE_AF PMI 変換

for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) XVLConverterSolidWorks

for NX (旧 for Unigraphics)

XVLConverterUnigraphics XVLConverterUnigraphics_PMI PMI 変換

for STEP XVLConverterSTEP XVL Converter Light x64

for Inventor XVLConverterInventorx64

for CATIA V5 XVLConverterCATIA5x64 XVLConverterCATIA5x64_FTA FTA 変換

for Creo Parametoric (旧 for Pro/ENGINEER)

XVLConverterProEngineerx64 XVLConverterProEx64_AF PMI 変換 XVLConverterProEx64_CB ケーブリング変換

for Creo Elements/Direct XVLConverterCreoEDx64 for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) XVLConverterSolidWorksx64

for NX XVLConverterNXx64 XVLConverterNXx64_PMI PMI 変換

for Solid Edge XVLConverterSolidEdgex64 for JT XVLConverterJTx64

XVL Converter Plug-in x64 for CATIA V5 XVLTranslatorCATIA5x64_API API for Creo Parametoric XVLTranslatorProEx64_API API

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

45

(旧 for Pro/ENGINEER) for SOLIDWORKS (旧 for SolidWorks) XVLTranslatorSWx64_API API

XVL System Toolkit XVLFilter (xvlfilter.exe) XVLReducer (xvlprocessor.exe) XVLProcessor (xvlreducer.exe) XVLProcessor_Intf 干渉チェック XVLProcessor_Difference 差分検出

XVL Player SDK XVLPlayerProSDK2 Lattice3D Reporter Publisher L3DReporterPublisher Lattice3D Reporter SDK L3DReporterSDK iXVL Publisher iXVLPublisher iXVL Publisher Express iXVLPublisherExp

XVL Contents Manager

XVLContentsManagerHub ( XVL Contents Management Hub)

XVLContentsManagerAgent ( XVL Contents Management Agent)

XVLContentsManager_System 外部システム連携 XVLContentsManager_ShapeRefLnk 大規模データリンク

表 5

• フローティングライセンス

XVL 製品名 機能名 オプション名 XVL Converter Enterprise XVLRemoteConverterManager

XVLRemoteConverterSW SOLIDWORKS (旧 SolidWorks)

XVLRemoteConverterProE Creo Parametoric (旧Pro/ENGINEER)

XVLRemoteConverterProE_AF Creo Parametoric (旧Pro/ENGINEER) PMI 変換

XVLRemoteConverterI-DEAS I-DEAS

XVLRemoteConverterUG NX (旧Unigraphics)

XVLRemoteConverterCATIA4 CATIA V4

XVLRemoteConverterParasolid Parasolid

XVLRemoteConverterIGES IGES

XVLRemoteConverterPoly ポリゴン

XVLRemoteConverterSD

Creo Elements/Direct (旧 for CoCreate) (旧 for SolidDesigner) (旧 for OneSpace Designer)

XVLRemoteConverterInventor Inventor XVLRemoteConverterCATIA5 CATIA V5

XVLRemoteConverterCATIA5_FTA CATIA V5 FTA 変換

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

46

XVLRemoteConverterCATIA5_CGR CATIA V5 CGR 変換

XVLRemoteConverterSE SolidEdge

表 6

10 XVL 製品のライセンスファイルの結合

ここでは、XVL 製品のフローティングライセンスファイルが複数ある場合に、各ライセンスファ

イルからひとつのライセンスファイル(xvlproducts.ltl)を作成する方法を説明します。

* ノードロックライセンスファイルに対しては結合できません。

* xvlproducts.ltl は、ライセンスサーバーの設定でのみ使用します。各 XVL 製品を動作させるク

ライアントシステムでのライセンスファイルの設定ではご利用できません。

ライセンスファイルの結合にあっては、以下の点に注意してください。 • XVL 製品と異なるライセンスファイルと結合しない

ここで行う結合は、XVL 製品のライセンスファイルのみを対象としています。他製品の FlexNet Publisher を使用したライセンスファイルとは結合できません。

• 結合するすべてのライセンスファイルで SERVER 行が同一でなければならない 結合するライセンスファイルに記述されている SERVER 行は、すべてのライセンスファ

イルで同一でなければなりません。SERVER 行の「ホスト名」、「MAC アドレス」、

VENDOR 行の「ポート番号」を、「9.2 フローティングライセンスの構成」を参照し、同

一であるかを確認してください。 • ライセンス認証に必要な変数を変更しない

ライセンスファイルには、ライセンス認証に必要な重要な変数とキーが含まれています。こ

れらを変更しないよう結合の際には十分注意してください。

ライセンスファイルを結合し、xvlproducts.ltl を作成する手順を説明します。

1. Windows のスタート→プログラム→XVL License Manager→ライセンスフォルダをクリ

ックし、「License」フォルダを表示します。 2. 「License」フォルダの xvlproducts.ltl を任意のテキストエディタで開きます。

xvlproducts.ltl には、以下の内容が記述されています。

SERVER host_name mac_address 1200 VENDOR xvllm # XVL Studio # XVL Player Pro # XVL Converter Enterprise (XVL Remote Converter)

3. 同様に「License」フォルダにある結合の必要のあるライセンスファイルを任意のテキスト

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

47

エディタで開きます。 4. 結合の必要のあるすべてのライセンスファイルの SERVER 行が同一であるか確認してく

ださい。同一であれば、xvlproducts.ltl の SERVER 行に「ホスト名」、「MAC アドレス」、

をコピーしてください。 5. 結合の必要のあるライセンスファイルから FEATURE(INCREMENT) 行を xvlproducts.ltl

にある該当製品名の後にコピーします。 - 例)XVL Studio Pro のライセンスファイルをひとつに結合する場合

C:¥Xvllm¥License¥xvlstudiopro.ltl、C:¥Xvllm¥License¥xvlstudioopt.ltl の 2 つのライ

センスファイルから xvlproducts.ltl を作成すると以下のようになります。

SERVER foo ABCDEFGHIJKL 1200 VENDOR xvllm # XVL Studio FEATURE XVLStudioPro2 xvllm 7 permanent 10 SIGN=0 INCREMENT bXVLStudioPro2 xvllm 7 permanent 10 BORROW SIGN=0 FEATURE XVLStudio_Parasolid xvllm 7 permanent 10 BORROW SIGN=0 FEATURE XVLStudio_CATIA xvllm 7 permanent 10 BORROW SIGN=0 FEATURE XVLStudio_Illust xvllm 7 permanent 10 BORROW SIGN=0

6. xvlproducts.ltl へのコピーが終わりましたら保存し、結合した xvlproducts.ltl を使用してラ

イセンスサーバーの設定を行ってください。 * ある XVL 製品のバージョンの更新がされるなどして、新しいフローティングライセンスファイ

ルを受け取った場合は、xvlproducts.ltl の該当製品の FEATURE(INCREMENT) 行を書き換

える必要がありますのでご注意ください。

11 トラブルシューティング 11.1 エラーメッセージによる対処 XVL 製品を実行するクライアントシステムでライセンスの取得に失敗し、エラーメッセージおよ

び FLEXlm error が表示された場合、またはライセンスサーバーの設定の際にエラーメッセージが

表示された場合は、以下のエラーメッセージ一覧を参照し、問題を解決してください。 なお、64-bit Edition の XVL 製品の場合は FLEXlm error というエラー番号はエラーメッセージに

表示されないので、エラー番号を取得する方法は「11.2 ログファイルによるエラー番号の取得」

を参照してください。 エラーメッセージ トラブルシューティング ライセンスファイルが見つかりません。 FLEXlm error: -1、-5

「2.2 XVL 製品のライセンスファイル名」を参

照し、該当の製品に対するライセンスファイル

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

48

が指定されたフォルダに正しくインストール

されているか確認してください。 また、フォルダにいたるパス中にセミコロンや

アットマークが含まれている場合は、これらが

ないパスに XVL 製品をインストールしなお

してください。

機能を有効にできません。 FLEXlm error: -5

お持ちのライセンスファイルでは、機能を有効

にできません。 正しいライセンスファイルがライセンスサー

バーとクライアントシステムにインストール

されているか確認してください。 正しいライセンスファイルをご使用の場合は、

ライセンスセンスサーバーのバージョンが古

い可能性があります。「11.4 問題が解決しな

い場合」を参照して、ライセンスサーバーのバ

ージョンをご確認の上、販売元へお問い合わせ

ください。

ライセンスファイルが正しくありません。 FLEXlm error: -2、8

ライセンスファイルが誤って変更された可能

性があります。 配布されたままのライセンスファイルを指定

されたフォルダへインストールしてください。

ユーザー数がライセンス数を超えています。 FLEXlm error: -4

ライセンスを使用しているユーザー数が、ライ

センス数を超えています。他のユーザーが使用

を終えるのをお待ちください。 このエラーは、フローティングライセンスを受

けている場合に、発生します。

ライセンスファイルのホスト ID と、このシ

ステムのホスト ID は異なっています。 FLEXlm error: -9

他のシステム用のライセンスファイルを使用

している可能性があります。システム管理者へ

お問い合わせください。 システム管理者は、ライセンスファイルのホス

ト名、MAC アドレスと、エラーが発生したシ

ステムのホスト名、MAC アドレスと一致する

か調べてください。MAC アドレスの調べ方

は、コマンドプロンプトから、以下のコマンド

を入力します。 C:¥> ipconfig –all 以下の出力結果が MAC アドレスになりま

す。 Physical Address......: 00-11-22-33-44-** 出力結果が複数ある場合は、ネットワーク接続

に使用しているネットワークアダプターの出

力結果を参照してください。

ライセンスファイルの使用期限を過ぎていま

す。 FLEXlm error: -10

ライセンスファイルで指定された使用期限を

過ぎています。 継続してお使いになる場合は、販売元へお問い

合わせください。

ライセンスサーバーに接続できません。 FLEXlm error: -15

ライセンスサーバーに接続できなかったため、

ライセンスの取得ができませんでした。システ

ム管理者へお問い合わせください。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

49

システム管理者は、ライセンスサーバーが正し

く設定され、正常に動作しているか確認してく

ださい。 システム管理者は、接続できなかったクライア

ントシステムが正常にライセンスサーバーと

接続されているか確認してください。

ライセンスのバージョンでは、起動できませ

ん。 FLEXlm error: -21

ライセンスのバージョンが古いため、ご使用で

きません。 ライセンスファイルを更新する必要がありま

す。「9 XVL 製品のライセンスファイル構成」

を参照して、ライセンスファイルのバージョン

をご確認の上、販売元へお問い合わせくださ

い。

システムの時計が遅れています。 FLEXlm error: -88

システムで設定されている時間が遅れている

可能性があります。 このエラーは、使用期限がついたライセンスフ

ァイルをご使用の場合に、以前に設定されてい

た時間よりも遅れている場合、変更されている

場合に起こる可能性があります。 システムの時計を正しく設定しても起動でき

ないことがあります。

ライセンスサーバーが停止しています。 FLEXlm error: -97

ライセンスサーバーが停止している可能性が

あります。システム管理者へお問い合わせくだ

さい。 システム管理者は、ライセンスサーバーが正し

く設定され、正常に起動しているか確認してく

ださい。

FLEXlm error: -18

ライセンスサーバーに設定されているライセ

ンスファイルとクライアントシステムに設定

されているライセンスファイルに不整合があ

る可能性があります。システム管理者へお問い

合わせください。 システム管理者は、ライセンスサーバーとクラ

イアントシステムのライセンスファイルを「9 XVL 製品のライセンスファイル構成」を参照

し、正しいライセンスファイルが設定されてい

るか確認してください。

FLEXlm error: -25

使用中の製品のバージョンがサポートされて

いません。システム管理者へお問い合わせくだ

さい。 システム管理者は、ライセンスのバージョンと

製品のバージョンを確認してください。ライセ

ンスのバージョンが古い場合は、新しいライセ

ンスを受けてください。

FLEXlm error: -96

ライセンスサーバーが見つからないか、応答が

ない可能性があります。システム管理者へお問

い合わせください。 システム管理者は、ライセンスサーバーのマシ

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

50

ンが起動されていることを確認してください。

また、クライアントシステムのライセンスファ

イルのホスト名に間違いがないか確認してく

ださい。

FLEXlm error: -103

Windows のリモートデスクトップ接続などタ

ーミナルサービス接続を経由してノードロッ

クライセンスの製品を使用しているためライ

センスの取得ができません。

FLEXlm error: -117

ライセンスの持ち出し機能によるライセンス

の持ち出しが有効にできませんでした。 正しく持ち出し機能が有効になっているか確

認してください。

FLEXlm error: 上記以外のエラーコード

ライセンスの取得の際に、重要な問題が発生し

ている可能性があります。ネットワークケーブ

ルが正常に接続されていることを確認し、シス

テム管理者へお問い合わせください。 システム管理者は、ネットワークの状態に問題

ないか調べてください。また、ライセンスサー

バーが正しく動作しているか状態を調べてく

ださい。 システム管理者は、ライセンスサーバーの設定

したライセンスファイルとクライアントシス

テムに設定したライセンスファイルが同一フ

ァイルであることを確認してください。 システム管理者は、ライセンスファイルのホス

ト名、MAC アドレスがライセンスサーバーの ホスト名、MAC アドレスと一致しているか確

認してください。 問題が解決しない場合は、「FLEXlm error」の

内容を販売元までお知らせください。

表 7

LMTOOLS を使用して、ライセンスサーバーの設定が正常に行われない場合は、以下の対処法も参

考にしてください。 トラブルの内容 トラブルシューティング 「Config Services」タブの「Start Server」ボ

タンをクリックしても、「Server Started Successful.」と表示されない。

「Config Services」タブの「License File」の

項目に、ライセンスファイルへのフルパスが正

しく設定されているか確認してください。

「Config Services」タブの「Start Server」ボ

タンでは、「Server Started Successful.」と表

示されるが、「Perform Status Enquiry」ボタ

ンでは、「license server UP」と表示されな

い。

「Start Server」ボタンを数回クリックし、複数

の lmgrd.exe プロセスが起動している可能性

があります。「Stop Server」ボタンですべての

プロセスを停止してください。 この問題を避けるためには、「 Config Services」タブで「Use Services」を ON にし、サービスへ登録してください。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

51

「Config Services」タブの「Stop Server」ボ

タンをクリックしても、「Stopping Server」と表示されない。

「Config Services」タブの「License File」の

項目に、ライセンスファイルへのフルパスが正

しく設定されているか確認してください。

ライセンスサーバーは正常に起動されたが、

クライアントシステムからライセンスを取得

できない。

ライセンスサーバーの MAC アドレスと、ラ

イセンスファイルの MAC アドレスが一致し

ているか確認してください。また、ホスト名が

一致しているか確認してください。

FLEXlm のエラーダイアログが表示され、強

制終了する。

ライセンスの持ち出し機能を設定し、各 XVL 製品を持ち出しの有効期限を超えて使用した

場合に、この現象は発生します。 持ち出しの有効期限は、設定された日付の 24:00 まで使用できますが、この時間を超えて

の使用は避けてください。

表 8

11.2 ログファイルによるエラー番号の取得 XVL Studio、XVL PlayerPro、Lattice3D Reporterでは、ライセンスの取得に失敗した場合にログフ

ァイルからエラー番号を取得することができます。 ログファイルはクライアントシステムの環境変数 XVL_LICENSE_UTILITY_LOG にログファイル

のパスを設定してから XVL 製品を起動すると出力されます。

ライセンスの取得に失敗した場合、例えば XVL Studio 64-bit Editon の実行時にライセンスサーバ

ーが見つからない場合は次のようなログファイルが出力されます。

12:00:00 (Environment Information) LM_LICENSE_FILE(env)=(null) XVLLM_LICENSE_FILE(env)=(null) 12:00:00 (Time Stamp) LicensePath= SERVER_PORT_NUM@HOST_NAME 12:00:00 (Time Stamp) Checkout(XVLStudioPro2, 10)... 12:00:00 (FLEXlm Error) maj_errno=-15 min_errno=10 sys_errno=10061 feature=XVLStudioPro2 lic_files= SERVER_PORT_NUM@HOST_NAME context=HOST_NAME 12:00:00 (Time Stamp) ...Failed

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

52

“Checkout” とある行で機能名 “XVLStudioPro2” のライセンスを取得しようとした結果、エラー番

号が “maj_errno=” とある行に “-15” として表示されたことがわかります。“min_errno=” とある行

の番号はエラーをより詳細に調べる場合に利用しますが、本マニュアルでは説明しません。

HOST_NAME と SERVER_PORT_NUM はクライアントが参照したライセンスサーバーのホス

ト名とライセンス認証用の TCP ポート番号になります。

エラー番号から「11.1 エラーメッセージによる対処」のトラブルシューティングを実行して問題を

解決してください。トラブルシューティングが終わったら環境変数は削除してください。

11.3 既知の不具合 過去にライセンスを持ち出したことがあるクライアントシステムにおいて、以下の条件において

XVL 製品の起動時に異常終了することがあります。 • 32bit 版の XVL 製品で、 TCP/IPv6 に未対応なバージョン、または TCP/IPv6 に対応してい

るバージョンで TCP/IPv6 の設定がオフの状態でライセンスの持ち出しをした後、以下のいず

れかの操作を実行したとき - 64bit 版のXVL 製品を起動する - XVL 製品で TCP/IPv6 の設定がオンの状態で XVL 製品を起動する

この不具合が発生した場合、持ち出し期間終了後にコマンドライン上で以下のように実行していた

だくことで不具合を回避することが可能です。 > lmutil lmborrow -purge lmutil.exe は XVL License Manager 6.0 以降のインストールフォルダ(通常は C:¥xvllm¥bin) にイ

ンストールされているものをご利用ください。問題の発生している PC にコピーして、コマンドプ

ロンプトから実行してください。 11.4 問題が解決しない場合 「エラーメッセージ一覧」のトラブルシューティングで問題が解決されない場合は、販売元にお問

い合わせください。お問い合わせの際は、以下の情報をお寄せください。 • 表示されたエラーメッセージおよび FLEXlm error の内容

表示されたエラーの内容をそのままお知らせください。 • ライセンスサーバーを実行しているシステムの OS

OS のバージョン、サービスパックなどの情報もお知らせください。 • ライセンスサーバーで使用している xvllm.exe、lmgrd.exe のバージョン

コマンドプロンプトから以下のコマンドを入力し、出力結果をお知らせください。

XVL 製品 ライセンス管理ガイド

53

- xvllm –v C:\Xvllm\Bin>xvllm -v 13:26:41 (xvllm) FLEXnet Licensing version v11.10.0.0 build 95001 i86_n3

- lmgrd –v C:\Xvllm\Bin>lmgrd –v lmgrd v11.10.0.0 build 95001 i86_n3 - Copyright (c) 1988-2011 Flexera Software, Inc.

All Rights Reserved. • クライアントシステムのシステムの OS

問題の発生したシステムの OS 、OS のバージョン、サービスパックなどの情報もお知ら

せください。 • ライセンスファイル

問題の発生した XVL 製品のライセンスファイルのコピーをお送りください。 • XVL 製品名とそのバージョン

問題の発生した XVL 製品の製品名とそのバージョンをお知らせください。 • FlexNet Publisher でライセンス管理された他製品の使用状況

他製品でも FlexNet Publisher を使用している場合は、他製品のライセンスサーバーの状態、

バージョンをお知らせください。