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山梨大学 浜松医科大学 北里大学 昭和大学 聖マリアンナ医科大学 医師キャリア形成センター 2010/10/31 発行
11Nov|2010
今月のレポート大学通信特集イベント案内お知らせ
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Nあなたの医師キャリアアップをサポートします
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目次
Vol. 006
大学病院連携型高度医療人養成事業の一つとして標記セミナーを開催しましたのでご報告いたします。
本セミナーは脳神経外科の若手専門医やレジデント、医学生を対象に、脳神経外科マイクロサージェリーや神経内視鏡手術に必要な微小脳外科解剖、マイクロ手術機器の使用法、さらには実際の手術における手順・戦略・手術手技、ピットホールなどを教授し、ご遺体を通じて実際に解剖・手技実習を行うことを特色としています。このセミナー研修では、脳神経外科手術のさらなる質的向上をはかることを目標としています。開催日は平成22年9月18~19日(土、日)の2日間、会場は北里大学医学部講義室
ならびに解剖学実習室を使用しました。セミナーの開催案内は連携5大学を中心にインターネットやダイレクトメールで行ったところ、北は札幌から南は熊本まで全国の大学や第一線脳神経外科施設の専門医ないしレジデント約60名が参加しました。
本セミナーは例年、北里大学と山梨大学脳神経外科学教室が協力してプログラムを作成し、講師陣も北里大学、山梨大学の faculty member が主に務めています。本年
はさらに旭川赤十字病院の上山博康先生、幸手総合病院の岡一成先生を特別講師としてお迎えし、脳深部バイパスを組み合わせた動脈瘤手術法、神経内視鏡手術をトピックとしてプログラムを編成しました。さらに基本開頭と頭蓋底外科手術手技、神経内視鏡の第3脳室開窓術(TVS)や経鼻経蝶形骨洞手術(TSS)手技などを実際のご遺体
を用いて実習できるプログラムとしました。また本セミナーは日本神経内視鏡学会から技術認定コースとして認定されており、ご遺体に加え、内視鏡訓練用モデルを用いたコースも設定しました。当日はご遺体を3体使用し、各ブースでインストラクターによる脳動脈瘤手術、脳深部バイパス手術、神経内視鏡手術に関する講義および実習手本の提示後、各人が実習を行いました。また多受講者のため、直ぐにハンズオンに参加できない人のために、いくつかの練習用ブースを準備しました。その一つミニレクチャーのブースでは、側頭骨の解剖講義と内耳など重要部分をあらかじめ削開した骨標本を展示し、理解を深めるようにしました。また血管吻合の手技練習ブースでは最新の人工血管や鳥手羽先から採取した径1~1.5mmの血管を用いました。他にも脳内
血腫吸引モデルブースでは血腫としてこんにゃくゼリーモデルを準備しました。これにより60名の参加者は適度にグループ分散化して各ブースに順次参加し、研修すること
ができました。研修修了時のアンケートでも今回のセミナーの評価はおおむね良好で、主催者としても今回のセミナーの目的は十分に達成できたものと考えています。
最後に、本セミナーを支援していただいた大学病院連携型高度医療人養成事業関係者の皆様に感謝いたします。
9月18日(土)~19日(日)
9月3日(金)~5日(日)
北里大学で行われた 2010年度 北里脳神経外科微小解剖夏期セミナーを報告します。
浜松医科大学で行われた 浜松医科大学脳神経外科cadaver dissection コース 2010 を報告します。
2010年度 北里脳神経外科微小解剖夏期セミナー in 北里大学
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9月4日と5日の2日間、NTT東日本関東病院・脳神経外科主任医長の鮫島哲朗先生を講師にお招きし、cadaver dissection による頭蓋底外科実習を行いました。この実習は、手術用顕微鏡、手術用ドリル、マイクロ機械を使用して Cadaver に対して様々な頭蓋底アプローチを行い、それぞれの手術に必要な解剖学的な知識と手術手技の習得を目的とし、前日には実習に向けての講演も行われました。実習では解剖学講座の協力を得て1体のご遺体を使わせていただきました。参加者は2日間で20名にのぼり、山梨大学からも1名の参加がありました。経験豊富な先生のご指導のもと、側頭骨を経由する高度な頭蓋底手術の方法について学ぶことができ、充実した実習となりました。
脳神経外科 cadaver dissection コース 2010 in 浜松医科大学
講師:NTT東日本関東病院脳神経外科主任医長
鮫島哲朗先生
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10月4日(月)に平成22年度第5回コーディネーター会議が開催されました。このコーディネーター会議はこの事業が始まってからほぼ毎月1回、定期的に行われています。連携大学のコーディネーターの先生方、および事務員により、事業報告や研修会など今後の事業計画について話し合います。ちなみに、この日の議題は以下のような内容でした。-----------------------------------------------------1.研修会実施時の連絡体系の構築について2.今後の事業計画について3.専修医管理システムの現状等について4.中間評価に向けた外部評価委員の選出について5.研修会・講習会受講の際の受講料の取り扱いについて6.研修会アンケートの採点方法について7.FUJIYAMA-NET HPリニューアルについて8.文部科学時報記載内容紹介
-----------------------------------------------------先生方は多忙なスケジュールの合間を縫って参加され、事業推進のための貴重な意見交換を行っています。事業が始まるまでは全く面識がなかった先生方ですが、今では同じ事業の仲間として次世代の高度医療人を育てることに情熱を燃やし、一致団結して突き進んでいます。講習会開催、学内外への広報活動により徐々に認知度が高くなってきた本事業、これからも質の高い講習会の開催と、きめ細やかなサポートで明日の医療を担う高度医療人の育成を図っていきたいと考えています。
各大学のコーディネーターの先生方4名と事務4名
5大学
第一回臨床研究支援・基礎講座収録 DVD
9月11日~12日に行われた第一回臨床研究支援・基礎講座を収録したDVDは山梨大学医師キャリア形成センターに保管しています。貸出ししますので、ご希望の方は山梨大学医師キャリアセンターまでご連絡ください。
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64~65ページに記載されている本事業
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文部科学時報9月号の「進む大学教育改革」の中で、本事業、大学病院連携型高度医療人養成推進事業が掲載されました。文部科学省より直接原稿作成依頼があり、スタッフ一同大手を振って喜んだものの、執筆者の板倉先生にとっては、学会が重なった超多忙な時期にさらに降りかかった大仕事でした。板倉先生には診療・学会発表準備と並行して、原稿作成にも全力を注いでいただき、文科省へは何とか無事に期限内に収めることができました。事業始まって以来の異色のイベント!9月の発刊を迎え、出来上がりを見た時はスタッフ一同感無量でした。この情報誌は医師キャリアセンターにありますので、是非ご覧になってください。コピー等必要な方はお送りいたしますので、お申し出ください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/jihou/detail/1296680.htm
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聖マリアンナ医科大学
内視鏡下手術技術講習会(産婦人科・泌尿器科)開催
平成22年 11/6 ~7<開催場所>
ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)須賀川事業所MIT(エチコン研究センター)〒962-8501福島県須賀川市大字大桑原字女夫坂1番地TEL : 0248-63-2258
定員に達しましたので募集を締め切りました。
女性医師シンポジウム開催 <参加者募集>
平成22年 12/4 AM 11:15~
<開催場所> 昭和大学病院講堂(品川区旗の台)
<内容>11:15 開式11:20 講演Ⅰ11:35 講演Ⅱ11:50 講演Ⅲ12:10 昼食(懇親会)13:20 ワークショップ15:00 全体発表16:00 閉式
<参加費>無料
参加希望・お問い合わせは医師キャリア形成センターへ
~開催目的~
先般連携5大学の女性医師が参加しキャリア懇談会が開催されましたが、その席上さまざまな問題が提起されました。若手医師にとっては結婚・出産等の問題、中堅医師にとっては昇進等キャリア形成上の問題があり、また国立と私学とでは大きな乖離が見られました。
このシンポジウムはキャリア懇談会の結果を踏まえ内容を拡大するものであり、結果は連携5大学に報告するとともに、文部科学省に報告の予定です。
指導医ワークショップAdvancedコース開催 <参加者募集>
平成22年 12/10 ~11<開催場所> 共栄火災富士研修所(静岡県御殿場市)
<目的>厚生労働省の指導医養成講習会を受講した者に対し、メンタルサポートやコーチング、さらに多職種連携等により実践的な教育スキルを教授、研修医のみならず後期研修者に対してもより質の高い指導を行えることを目的とする
<対象者>医師は原則として指導医養成講習会受講後2年以上の実務経験を有する者
<チーム構成(予定)>1グループ8名、4グループ構成。各グループに医師4~7名と看護師1名、または研修医1名
<参加費>無料
参加希望・お問い合わせは医師キャリア形成センターへ
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土 日
土
土金
日本内視鏡外科学会認定
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山梨大学医師キャリア形成センター
場所:山梨大学附属病院中央診療棟2階検査部受付前
些細なことに不満をもつより些細なことからでも喜びを見出せる人でありたい
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FUJIYAMA News ! に記載して欲しい記事、また内容についての要望等ありましたら山梨大学医師キャリア形成センター(E-mail: [email protected])までお願いします。
ご迷惑をお掛けしておりました専修医登録システムサーバの不具合は、サーバを復旧し、安全管理を徹底するためのシステムの最終調整に入っております。運用開始まで今しばらくお待ちください。ご迷惑をお掛けし、心からお詫び申し上げます。
お知らせ
専修医登録システム状況
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日に日に秋の深まりを感じるようになりました。
先月は珍しく講習会等のイベントの無い月でしたが、11月からのイベントの準備等、スタッフは落ち着く暇もなく大忙しです。また並行して、FUJIYAMA-NETのホームページのリニューアルも着々と進んでいます。早く皆さまへご紹介できるよう努力しておりますので、今しばらくお待ちください。