fax 072–362–0598 tgu learning style...〒587–8555 大阪府堺市美原区平尾1060-1 電話...

2
587–8555 大阪府堺市美原区平尾 1060-1 電話 072–362–3731 FAX 072–362–0598 監修:学校法人 天満学園 学園企画室 看護学部 人間学部 経営学部 学内報 知の柱 68 1 2017年(平成29年)3月1日(水) T O P I C S T O P I C S 教職志望する学生、興 味関心のあるどもや、人間 言葉関連のあるテーマに 沿って研究している。将来、 保健体育教師志望する、「どのような言葉がけを したら、子どもたちは体育興味上達するのかをえたい。」 、話してくれた教育実習出会ったどもが、砂場めながらつ ぶやきます。「ぼくははだしであそびするのがきなのどうして ?」「だってがぼくのべるから !」 この幼児言葉をこぼさぬようにすくいげることができ るのは、子どものそばにいつも先生研究室だけではなく 地域行事などに参加しながらそこ ではじけているどもたちの言葉びながら、人とが どのようにがりあっていくのかということをっている今年回目える公益財団法人笹 スポーツ財団主催Sports Policy for Japan 2016、平成28102930日明治大学開催され、全国から2353チーム291学生参加してプレ ゼンテーションを展開した。本学長谷川 健司講師のゼミ学生、日本のスポ ーツの現状将来について問題解決のた めの政策提言をプレゼンテーションし意見交換をした長谷川ゼミチームにかれれぞれプロスポーツクラブの未来」、 TGU Learning Style T O P I C S アイディアからイノベーションへ 知的好奇心を呼び覚ます新しい実学重視の学び方 アクティブな学びをサポートするiPad mini 教学指導:人間学部子ども発達学科 佐々木 豊 教授 教学指導:人間学部健康スポーツ学科 長谷川 健司 講師 井野ゼミでは学生自身感性(想像力) 感動体験をテーマに、「子どもの栄養」視点をあて、食生 活・食文化(食育・食農体験) して地域がることを めざしている。主活動内容、地域食文化、大 学構内にある木等果実(梅シロップ菜園てた 農作物使ったどものおやつりにんでいるまた堺市美原保健センター「堺市健康づくり食生活改善推進協 議会美原支部」との連携により「朝食べよう企画 取組、今後学生参画視野食育するプロジ ェクトのげを予定している地域と密着し、 「子どもの食 と栄養」に取り組む 教学指導:人間学部子ども発達学科 井野 よし子 教授 堺市健康づくり 食生活改善推進 協議会美原支部 との協働企画 「朝ごはん食べて い ま す か?」の アンケートを実 施 し、意 識 調 査 を実施。 美味しい朝食メニュー のサンプルの作り方を 教えてもらいました。 地域の小学生を招いて、本学 のキャンプ施設を使いゼミ生 がキャンプ指導を行いました キャンパスのシンボルにもなっている多目的ラウンドが4全面リニューアルするテニスコ ート5面・200mトラックを、学生いのとしてしまれている。今回、天然芝ミドルパイル人工芝全面採用。安全性・スポ ーツ性能でた人工芝、足腰への負担肌触りもやさしい設計になっているサッカーテニス、野球、陸上競技などの幅広いスポーツに 利用でき、雨水排水硅砂充填する特殊 構造人工芝である「女子スポーツの普及発展~女子野球 着目してをテーマにから準備ねてきた。時には仲間とぶつかること もあったが、何とか発表にこぎつけた初日んだ予選では、他大学発表緊張めながらも、堂々 発表った。質疑応答他大学学生審査 からの質問にも堂々 、発表後安堵感達成感充実した表情かべ ていた。入賞たせなかったもののチームをまとめることの大変さやどう したら興味、関心ってもらえるのか がわかったがする」、「他大学生のプレ ゼンテーションをいてそれぞれの夫、話方、考方、新しい知識ことができるよい体験だったなど、同 年代他大学学生からもいに刺激貴重びとなった緑のグラウンド に 映 え るTGU の白いロゴ “Sports Policy for Japan 2016”での プレゼンテーションに好評価! 日本のスポーツをより良くするために自分たちに できることを真剣に討論 主催:公益財団法人笹川スポーツ財団 於:明治大学 本学では、学生一人ひとりの知的 好奇心を呼び覚ましアイディアから イノベーションを創造できるアクテ ィブ・ラーニングという"新しい実 学重視の学び方"を展開している。 この学びをとおして、「一歩前に踏 み出す力」+「あきらめず考え抜く 力」+「チームで協力し合う力」+「倫理観」を意識化・可 視化することによって、今社会で最も求められているスキル が自然と身につくアクティブ・ラーニングに取り組んでいる。 人間学部健康スポーツ学科 4年次生 原田麻優さん 大手家電量販店就職 内定。仕事役立のキャリアアップに資格取得目指ITスポート試験」受験しま した。資格取得へのモチベーションをためにまず試験みをませてから 勉強りました。専門用語暗記過去 中心毎日5時間以上試験勉強しまし 。皆さんにも学生時代くの資格することをおすすめします!! 56 29 1 資格 免許 「iPad mini」利用状況アンケート結果(抜粋) 学生の学びの必需品「iPad mini」 アクティブラーニ ングコモンズをど のような目的利用 しましたかQ1 出席状況確認 音楽の視聴 Web教室クラスプロフィールTGU e-Learning 確認テストや課題などYou Tube 教材動画含むQ2 Q3 242人 113人 96人 95人 95人 授業に使えるし、Web の教科書をいつでも見る事ができて便利。 デジタル教科書や国家試験対策などで勉強できる。 動画を見る面で助かっている。看護の勉強で脳など細かい図や 絵が見やすくありがたい。 画面が大きいので、プレゼンテーション (授業)で使いやすい。 授業中でもすぐに調べる事ができて便利。 課題の提出に役に立つ。 手軽に出席状況確認ができる。 ①「心理学概論」 ②「発達心理学」 ③「情報処理概論」 ④「観光概論」 ⑤「わかる統計学」 春学期授業利用 した 「授業名」 えてください(上位 5 位) おもに利用している 機能ですか(上位 5 位) 123人 57人 54人 30人 12人 課題・資料作成のため 授業の空き時間の勉強に利用 iPad mini でインターネット検索 授業やゼミでの利用 その他 29 67 56 日頃の学習の積み重ねで資 格を取得した学生たち。そ の栄冠を讃え合格奨励金が 授与された。 36 本学ではすべての学生iPad mini無償 配付。キャンパス全域をカバーするTGU Pocket WiFiにつないで、学生たちは主体的授業している。学生たちが日頃から場所ICT Information and Communication Technology最大限活用課題解決能力うことので きるびの交流空間「Active Learning Commons整備。 現状分析して 目的課題らかに (課題発 見力) 、課題解決けたプロセスを準備(計 画力) 、既存発想にとらわれず、課題しい解決法える (創造力)能力発揮るためのトレーニングができる場所とツールを学生たちはたりのように毎日活用している本学びのスタイルはアクティブ ラーニングコモンズー交流広場― でのさまざまな刺激学生一人ひとりの知的好奇心ましアイディアからイノベーションを創造できる“新しいをとおして 「一歩前力」あきらめず力」チームで協力 力」「倫 理観」意識化・可視化することによって、今社会められているスキルがにつくアクティブ ラーニングなのです 。本学このTGU Learning Style効果最大限発揮されるよう学生一人ひとりをサポートしている子どもたちの言葉をこぼさぬ ようにすくいあげる

Upload: others

Post on 19-Jul-2020

18 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: FAX 072–362–0598 TGU Learning Style...〒587–8555 大阪府堺市美原区平尾1060-1 電話 072–362–3731 /FAX 072–362–0598 監修:学校法人 天満学園 学園企画室

〒587–8555 大阪府堺市美原区平尾 1060-1 電話 072–362–3731/ FAX 072–362–0598 監修:学校法人 天満学園 学園企画室

看護学部 人間学部 経営学部

学内報 知の柱 681 2017年(平成29年)3月1日(水)

TOPICS

TOPICS

 教職を志望する学生が、興味関心のある子どもや、人間の言葉と関連のあるテーマに沿って研究している。将来、保健体育の教師を志望する学生は、「どのような言葉がけをしたら、子どもたちは体育に興味を持ち上達するのかを考えたい。」と、話してくれた。 教育実習で出会った子どもが、砂場で足を埋めながらつぶやきます。「ぼくははだしで砂あそびするのが好きなの」「どうして?」「だって砂がぼくの足を食べるから!」 この幼児の言葉をこぼさぬようにすくい上げることができるのは、子どものそばにいつも寄り添う先生だ。 研究室だけではなく地域の行事などに参加しながら、そこではじけている子どもたちの言葉を浴びながら、人と人とがどのように繋がりあっていくのかということを考え合っている。

 今年で6回目を迎える公益財団法人笹川スポーツ財団主催の”Sports Policy for Japan 2016”が、平成28年10月29・30日明治大学で開催され、全国から23大学53チーム291名の学生が参加してプレゼンテーションを展開した。本学長谷川健司講師のゼミ学生9名が、日本のスポーツの現状や将来について問題解決のための政策提言をプレゼンテーションし、熱く意見交換をした。 長谷川ゼミ生は2チームに分かれ、それぞれ「プロスポーツクラブの未来」、

TGU Learning Style

TOPICS

アイディアからイノベーションへ知的好奇心を呼び覚ます新しい実学重視の学び方アクティブな学びをサポートするiPad mini

教学指導:人間学部子ども発達学科 佐々木 豊 教授

教学指導:人間学部健康スポーツ学科 長谷川 健司 講師

八上小学校区まちづくりフェス

タに参加。ゼミ生が「昔のあそ

びコーナー」を開設しました。

質疑応答にも堂々と応えていた。入賞はならなかったが、

大きな達成感を得ることができた。

 井野ゼミでは学生自身の感性(想像力)と感動体験を育む事をテーマに、「子どもの食と栄養」に視点をあて、食生活・食文化(食育・食農体験)を通して地域と繋がることをめざしている。主な活動内容は、地域の食文化を学び、大学構内にある梅の木等の果実(梅シロップ)や菜園で育てた農作物を使った子どものおやつ作りに挑んでいる。また、堺市美原保健センター「堺市健康づくり食生活改善推進協議会美原支部」との連携により「朝食を食べよう」の企画に取組み、今後は学生の参画を視野に食育に関するプロジェクトの立ち上げを予定している。

地域と密着し、「子どもの食と栄養」に取り組む教学指導:人間学部子ども発達学科 井野 よし子 教授

堺市健康づくり食生活改善推進協議会美原支部と の 協 働 企 画「朝ごはん食べていますか?」のアンケートを実施し、意識調査を実施。

美味しい朝食メニューのサンプルの作り方を教えてもらいました。

「ITパスポート試験」は、

IT社会を推進するシステム

開発部門等で活躍しているシ

ステムエンジニア(SE)に必

要な基礎必須スキルを証明す

る国家資格である。今回この

難関試験に見事合格した原田

麻優さんは、通常の授業の履

修と並行して資格取得のため

の講座を受講したり独学で挑

戦するダブルスクールプログ

ラムで栄冠を勝ち取った。そ

地域の小学生を招いて、本学のキャンプ施設を使いゼミ生がキャンプ指導を行いました

 キャンパスのシンボルにもなっている多目的グラウンドが4月に全面リニューアルする。テニスコート5面・200mトラックを有し、学生の憩いの場として親しまれている。今回、天然芝に最も近いミドルパイル人工芝を全面に採用。安全性・スポーツ性能に秀でた人工芝で、足腰への負担も少なく肌触りもやさしい設計になっている。サッカー、テニス、野球、陸上競技などの幅広いスポーツに利用でき、雨水の排水も早い硅砂を充填する特殊構造の人工芝である。

「女子スポーツの普及と発展~女子野球に着目して」をテーマに4月から準備を重ねてきた。時には仲間とぶつかることもあったが、何とか発表にこぎつけた。初日に挑んだ予選では、他大学の発表を聞き緊張を高めながらも、堂 と々発表を行った。質疑応答で他大学の学生や審査員からの質問にも堂 と々応え、発表後は安堵感と達成感で充実した表情を浮かべていた。入賞は果たせなかったものの、「チームをまとめることの大変さや、どうしたら興味、関心を持ってもらえるのか

がわかった気がする」、「他大学生のプレゼンテーションを聞いて、それぞれの工夫、話し方、考え方、新しい知識を得ることができるよい体験だった」など、同年代の他大学の学生からも大いに刺激を受け貴重な学びとなった。

の栄冠を讃え原田さんには本

学より合格奨励金が授与される。

緑のグラウンドに映えるTGUの白いロゴ

“Sports Policy for Japan 2016”でのプレゼンテーションに好評価!日本のスポーツをより良くするために自分たちにできることを真剣に討論

主催:公益財団法人笹川スポーツ財団 於:明治大学

多目的グラウンド

リニューアル

 本学では、学生一人ひとりの知的好奇心を呼び覚ましアイディアからイノベーションを創造できるアクティブ・ラーニングという"新しい実学重視の学び方"を展開している。この学びをとおして、「一歩前に踏み出す力」+「あきらめず考え抜く力」+「チームで協力し合う力」+「倫理観」を意識化・可視化することによって、今社会で最も求められているスキルが自然と身につくアクティブ・ラーニングに取り組んでいる。

人間学部健康スポーツ学科4年次生 原田麻優さん 大手家電量販店に就職が内定。仕事に役立ち将来のキャリアアップに繋がる資格取得を目指し「ITパスポート試験」を受験しました。資格取得へのモチベーションを保つためにまず試験の申し込みを済ませてから勉強に入りました。専門用語の暗記と過去問を中心に毎日5時間以上試験勉強しました。皆さんにも学生時代に多くの資格を取得することをおすすめします。

日々の〝学び〞の積み重ねで見事、

栄冠を手に!!

自信と達成感、夢の実現への第一歩

資格支援講座 

ダブルスクールプログラムで見事合格

健康運動指導士・健康運動実践指導者・トレーニング

指導者・ピアヘルパーほか56名が取得!(平成29年1月時点)

ITパスポート(国家資格)合格おめでとう!

資格・免許

「iPad mini」利用状況アンケート結果(抜粋)学生の学びの必需品「iPad mini」

学生の声

アクティブ・ラーニング・コモンズをどのような目的で利用しましたか?

Q1 ①出席状況確認②音楽の視聴③Web教室(クラスプロフィール)

④TGU e-Learning(確認テストや課題など)⑤You Tube(教材動画含む)

Q2

Q3

242人113人96人95人95人

●授業に使えるし、Webの教科書をいつでも見る事ができて便利。●デジタル教科書や国家試験対策などで勉強できる。●動画を見る面で助かっている。看護の勉強で脳など細かい図や絵が見やすくありがたい。●画面が大きいので、プレゼンテーション(授業)で使いやすい。●授業中でもすぐに調べる事ができて便利。●課題の提出に役に立つ。●手軽に出席状況確認ができる。

①「心理学概論」②「発達心理学」③「情報処理概論」④「観光概論」⑤「わかる統計学」

学生の声

学生の声

春学期の授業で利用した「授業名」を教えてください。(上位 5位)

おもに利用している機能は何ですか?(上位 5位)

123人57人54人

30人12人

課題・資料作成のため授業の空き時間の勉強に利用iPad miniでインターネット検索授業やゼミでの利用

その他

 

本学では、学生の〝学びの

目標〞として、資格・免許の

取得を推奨している。学生の

キャリアプランの形成にもつ

ながる多彩な資格取得対策講

座を開講し、取得した資格は

専門教育科目として単位認定

されるほか、合格奨励金授与

制度も設けてサポートしてい

る。

 

平成29年1月時点の中間集

計では、中学校教諭一種「保

健体育」・高等学校教諭一種

「保健体育」・養護教諭一種・

幼稚園教諭一種・小学校教諭

一種など、67名が取得見込み

である。また、資格では、健

康運動指導士・健康運動実践

指導者・トレーニング指導

者・キャンプインストラクタ

ー・ピアヘルパーなど、56名

が取得した。本学では、教員

免許や資格取得を目指し前向

きに取り組む学生たちを万全

の態勢でサポートしている。

日頃の学習の積み重ねで資格を取得した学生たち。その栄冠を讃え合格奨励金が授与された。

全国学生受験者合格率36・9%の難関国試

 本学では、すべての学生にiPad miniを無償配付。キャンパス全域をカバーするTGU Pocket WiFiにつないで、学生たちは主体的な授業を展開している。学生たちが日頃から集う場所に、ICT(Information and Communication Technology)を最大限に活用し課題解決能力を養うことのできる学びの交流空間「Active Learning Commons」を整備。 現状を分析して目的や課題を明らかに(課題発見力)し、課題解決に向けたプロセスを準備(計画力)し、既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決法を考える(創造力)能力を発揮するためのトレーニングができる場所とツールを、学生たちは当たり前のように毎日活用している。

 本学の学びのスタイルは、アクティブ・ラーニング・コモンズー学びの交流広場―でのさまざまな刺激が学生一人ひとりの知的好奇心を呼び覚まし、アイディアからイノベーションを創造できる“新しい学び”をとおして

「一歩前に踏み出す力」+「あきらめず考え抜く力」+「チームで協力し合う力」+「倫理観」を意識化・可視化することによって、今社会で最も求められているスキルが自然と身につくアクティブ・ラーニングなのです。本学は、このTGU Learning Styleの効果が最大限に発揮されるよう学生一人ひとりをサポートしている。

子どもたちの言葉をこぼさぬようにすくいあげる

Page 2: FAX 072–362–0598 TGU Learning Style...〒587–8555 大阪府堺市美原区平尾1060-1 電話 072–362–3731 /FAX 072–362–0598 監修:学校法人 天満学園 学園企画室

22017年(平成29年)3月1日(水)

 「TGUの就職率ってすごいらしいよ」そんなLINEの発信がきっかけでオープンキャンパス参加を決めた高校生のみなさんがたくさんいる。実際昨年末の就職率はすでに100%に迫る勢い。今年も全国平均をしっかり上回り安定した高い内定率をキープしている。「安心して就職活動ができる」「今から就職活動が楽しみだ」とのメッセージも多い。 本学の資格・就職支援センターでは、教職員が相互に密接なコミュニケーションをは

 

1月23日から看護学部1年次生97

名は1週間の臨床実習に臨んだ。こ

の実習では、病院という場、患者が

生活している病棟や病室環境はどう

いうものなのか、受け持ち患者とど

のように信頼関係を築いていけばい

いのかについて考え行動すること、

そして日常生活援助や対応の仕方を

看護師さんの行動を見て看護師の役

割とは何なのかについて考えること

などを目標にしている。

 

初めての実習、初めての病院、患

者さんや看護師さんなど初対面の人

達との関わり、初めて患者さんの血

圧測定の体験等、初めてづくしの中

で緊張の連続だったと思う。しかし、

慣れない敬語や丁寧語を使い、毎日

何をどう学んだらよいかを考えて行

動し、見たこと体験したことを自分

の言葉で記録に表現するなど、全員

が今までにないくらい真剣に頑張っ

ていた。最終学内日での『学び発表

会』で各グループが感じたことや考

えたことを思い思いの表現で各自発

表する様子からは、少しだけ「看護」

の世界を体験した喜びと充実感を感

じている様子が伺え、「医療人にな

る」という堅い初心をさらに強固な

決心に変えた瞬間でもあった。

 

97名の卵たちがこれからどんなこ

とを吸収し成長していってくれるの

か楽しみに感じている。

看護学部 

屋敷

久美 

教授 

談  

平成28年11月25日(金)

足立記念館3階ホールで

「先輩と語る」が、就職支

援主事の人間学部小高恵

教授の司会のもと、卒業

生・上野淳さん(株式会

社プリプラにじゅうい

ち)、本年度就職内定者の

田端大暉(警視庁)、加納

庸平(日本郵政株式会社)、

千賀修司(住友不動産販売

株式会社)、土井勇之助

(日立物流株式会社西日

本)、中田雅紀(株式会社

レオパレス21)、原田麻

優(株式会社エディオン)

のみなさんをパネラーに

迎えて開催された。上野

さんからは就職半年間の

社会人としての活躍ぶり

を、各内定者からは目標

企業を早期に決めて就職

活動を着実に進めた(田端

さん、加納さん、土井さ

ん)、1社目で採用内定を

もらった(千賀さん)、企

業研究を進めて内定を勝

ちとった(土井さん、中田

さん、原田さん)など、諸

先輩方の実体験からの貴

重な体験談を、会場の後

輩学生たちは真剣な面持

ちで聴いていた。

 

最後に、経営学部関戸

恒昭教授より、今後の就

職に臨む心構

えについてコ

メントいただ

き終了した。

 

事後アンケ

ートをみる

と、あきらめ

ずにコツコツとやること、

インターンシップに参加

する大切さ、礼儀正しさ

などが重要であることが

理解できたと、先輩方の

アドバイスに多くの共感

が集まっていた。

不安が自信に変わり始め

る初めての臨床実習を体

験。今までの〝学びの実

践〞と今後の〝学びの発

展〞に有機的につながる

重要な第一歩だ。

学内就活体験セミナーで、

企業担当者様の説明を真剣

に聞く学生たち。

(12月1日現在)

今年ももちろん全国平均上回る!

全国平均を大きく上回る!!

全国平均84・5%(文科省、厚労省発表・平成28年12月1日現在)

速報!

本学就職内定率

 秋の祭典、TGUフェスタが11月23日(水・祝)、学友会TGUフェスタ実行委員会(学友会会長:人間学部健康スポーツ学科4年次生 上田将史さん、TGUフェスタ実行委員長:子ども発達学科3年次生 清﨑美優さん)により開催さ れ た。今年始まったこの祭典の名称は、名称選考コンテストを実施し、「TGUフェスタ~笑顔あふれる学び~」(採用者名:人間学部健康スポーツ学科3年次生 横井諒佑さん)に決定した。幼児から大人まで楽しめる各学科色豊かな祭典をコンセプトに、学生が本学の教育・研究活動をゼミ・クラブ活動などの文化的な営みを通して、仲間と企画したイベントや日常の学修・研究の成果を地域の方々にご覧いただくことを目的とした。また地域に開かれた大学として、美原区の幼稚園から中学生まで各種団体の芸術・伝統文化の発表の場としていただくことも目的である。 当日は約500人に上る来場者となりとても賑やかな一日となった。来場していただいた多くの地域の方々や協賛していただいた企業の方々に感謝します。また今回は講師に詩人の杉本深由起先生を招へいしての「関西子ども詩の会

in太成学院大学」とキャンパスライフを体験してもらう「ミニオープンキャンパス」が同時開催となった。 当日は子ども連れのご家族が多く、また寒い日となったが、さす

が子どもは風の子、元気いっぱいきらきらした瞳でお父さん・お母さん共々楽しんでいただけた。綿菓子にかじりつく子ども達の笑顔、子どもダンスと一緒になって大はしゃぎの子、足立記念館1階の「昔の遊び」に夢中になる子、みんなで楽しめる参加型の地域密着フェスタとな

った。 体育館では、ゼミ学生によるバスケット教室のフリースロー大会が行われ、多くの子ども達の真剣な眼差しと多くの歓声に包まれた。また軽音楽部によるライブ演奏も開催された。記念ホールでは、和太鼓の激しく楽しい演奏が聴けた。また本学

ダンスサークルの演技や地域の子ども達によるストリートダンス、キッズカラテの型演武など、様々なイベントが実施された。にぎやか広場では、在学生による飲食ブースの出店、美原朝市「麦の会共同作業所」の手作り焼き菓子の販売があった。そして最後は「ビンゴ大会」で祭典の幕を閉じた。 なお、社会貢献活動では、恒例となっている震災の復興支援としての募金活動を通じて、少しでも被災地のみなさまの力になりたいという熱い思いを込め模擬店の売上金の一部も義援活動として寄付させていただいた。また毎回行っている大阪府赤十字血液センターの献血運動にも参加させていただいた。 今後も趣向を凝らした秋の祭典になるよう実行委員会は計画しています。どうぞお楽しみに。

学生サービス課 課長 蟹江 茂 談

TGUフェスタTGUフェスタ~笑顔あふれる学び~~笑顔あふれる学び~幼児から大人まで楽しめる各学科色豊かな祭典

89.589.5%89.5%

人間学部 黒川 正剛 教授

先輩方の実体験から語

られる貴重な言葉を後

輩たちは真剣に受け止

めて、就職活動へのパ

ワーにできた。

かり、3年次から始まる就職活動に向け1年次からサポートを開始。学生のみなさんが興味ある内容を分かりやすくそして実際の場ですぐに役立つ内容で「内定獲得セミナー」「面接対策セミナー」「先輩と語る」「学内就活体験セミナー」などなど、数 の々サポート体制を整えている。内定を決めた学生たちの、「セミナーで学んだことがとても役立った」「就職支援センターでサポートを受け安心して面接に臨めた」「本学のアクティブ・ラーニングや社会人基礎力サポートのおかげで、グループワークやグループディスカッションにも対応でき第一志望から内定をいただいた」との喜びの声が連日TGUキャンパスの中で響いている。 これからも学生たちの「就職」快進撃はまだまだ続く。輝く笑顔で進む「君の名は」…TGU!

 看護学部2年次生86名は、春学期および秋学期に「看護過程」について学修する。「看護過程」は、患者の情報を多方面から収集し患者の抱えている問題を抽出し解決に導くための「問題解決過程」であり、看護を科学的に実践していく上で身につける必要のあるスキルの一つである。今回は、脳 塞の患者を受け持つという設定で学修に取り組んだ。紙上提示した事例の情報を元に、病気の原因と考えられる生活上の問題状況や右麻痺となったことによる生活面への影響など、患者がどのような不便さや生活のし難さを抱えているのか、また患者が病気や障害によって抱えている苦痛やストレスの存在などについて、患者の立場に立ってイメージすることは2年次生にとって非常に難しく、指導

にも多くの時間を要している。そこで、今年度初めての取り組みとして、模擬患者様導入による看護展開演習を取り入れ、臨地臨床場面に近い形でのロールプレイを2回設定した(10月、12月)。 模擬患者様との対応を通じ学生たちは、自身の患者に対する言葉かけや対応の仕方の未熟さや曖昧さに気づき、相手が安心するには説明する側の知識と明確な根拠が必要であること、そして看護ケアの立案は具体的な計画になっていなければ患者の安全は守れないこと、さらに発した言葉や表情などから内面に辛さや苦しさ、医療者に対する遠慮など様々な思いなどを抱えていることなど、非常に多くの学びや気づきを得ることができた。 まだまだ「思考展開」はスタートラインだが、この体験と学びを活かし今まさに臨地臨床実習に励んでいる2年次生の姿に『成長』への力強さを感じる。頑張れ!!

初めての臨床実習『基礎看護学実践実習Ⅰ』

実際の症状をリアルに再現する『模擬患者様』のご協力のもと看護過程(思考)の展開を実践的に取り組む。

医療人への初心を決心に…看護の世界に触れ、充実感と使命感を改めて実感!

就職支援セミナー「先輩と語る」

先輩たちから熱いエール!

「内定獲得へ一歩前に踏み出そう!」

ホームページリニューアルで見やすさアップ!! 太成学院大学公式ホームページは、「使いやすさ」と「見やすさ」の向上を目指して、ページ構成やサイトデザインをリニューアルしました。 情報をより分かりやすくお伝えできるホームページとなるようタブレット端末、スマートフォンにも対応。みなさんにわかりやすいホームページを目指して、内容を充実してまいりますので、今後とも太成学院大学ホームページをよろしくお願いいたします。

経営学部

看護学部

「システム設計論Ⅰ」授業指導:経営学部 工藤 英男 教授

「看護過程論」授業指導:看護学部 屋敷 久美 教授

 8月30日(火)、「平成28年度春学期アクティブ・ラーニング・パイロット授業の事例発表と意見交換」というテーマのもと、第5回FD研修会が開催された。 現代の大学教育において、アクティブ・ラーニングの推進は授業改善の重要な方策として位置づけられており、本学においても数年来取り組んでいる。今回のFD研修会は、この動きをさらに推し進め、より良い教育実践のために全学的な情報の共有化をはかるべく開かれた。 パイロット授業とは、アクティブ・ラーニング型授業を先駆的・モデル的に実践する授業のことであり、研修会では経営学部から2名、人間学部から3名、看護学部から2名の教員が事例発表を行った。アクティブ・ラーニングによる様 な々授業の工夫が報告され、活発な意見交換が行われた。 以下では、各学部から一つずつ事例を紹介したい。

 この授業では、企業活動の基盤となっている情報システムを開発するための基本的事項を理解するとともに利用部門として必要なシステム設計に関する知識

の修得を目的とする。 講義の方式は、パワーポイントのスライド24枚分の資料を配布し、前回の復習(前回のコメントシートの内、優れたものを提示して学生に発表してもらう)を約30分行い、パワーポイントの資料を説明し、学生同士で相談して毎回コメントシートに記述し提出させる。コメントシートは、試験前の週までに返却し、試験当日の持

ち込み資料とする。なお、配布資料は、一部歯抜けの部分を残して、授業に集中してもらう工夫をしている。 写真の例では、教師と学生の関係を表すE-R図に対しても、「人によって考えが違っていたり、正解がないのが深いと感じた」と受講生の感想である。 なお、秋学期には、パソコン室での実習で、春学期の座学で学んだ知識を、実際にパソコンを使って確認する。

E-R図を使った発表

コメントシートの配布

人間学部「スポーツトレーニング概論」授業指導:人間学部 池辺 晴美 講師

 今年の講義では、自分の身体を使った体験学習に加え、iPad miniを検索ツールとして利用した。情報量が増し、より一層理解が深まったと考えられる。大人だけでなく、子どもにおいても健康を保持・増進させることが注目されてい

る現在、運動・スポーツに関する知識を兼ね備えた指導者が求められている。この『スポーツトレーニング概論』では、「体力はなぜ必要なの

か?」・「適切なトレーニングとは?」など、実際の現場で必要な知識を学ぶ。講義の中で初めて耳にする専門用語が、スポーツをしてきた学生にとっては、これまでに経験してきたものであることが多く、経験に理論を重ね合わせることでトレーニングの面白さや奥深さを知ることができる。

「体力はなぜ必要なのか、適切

なトレーニングとは?」を講義

と実践で学ぶ。スポーツトレー

ニングの奥深さを知ることがで

きる。

これまで経験してきたトレーニングに理論を重ね合わせて知識を深める。

アクティブラーニング授業の実績

より良い教育実践のために学生の学びを引き出す授業の工夫

※リニューアルしてもアドレス(http://www.tgu.ac.jp/)は同じ。

迫真の演技力で実際の症状をリアルに再現する模擬患者様がロールプレイで学ばせてくださった。