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2019Environmental Report
〔 2 0 1 9 年度 環境報告書〕
環境報告書について■報告対象組織株式会社アツミテック本社工場(浜松市中区高丘西)、および雄踏工場(浜松市西区雄踏町)の取り組みを対象としています。
■ 報告対象期間2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の活動を対象としています。また一部に上記期間以外の取り組みについても記載しています。※比較用の数値は過去3~5年間の推移データを掲載しています。
■ 想定読者環境分野に高い関心をお持ちのお客様、株主・投資家、お取引先、関連会社などの事業パートナー、当社従業員をはじめとする全てのステークホルダーの皆様方を読者と想定しています。
■ 発行2020年7月(次回予定:2021年7月)
■ 編集方針株式会社アツミテックおよび国外関連企業は、主要事業として四輪車・二輪車・汎用機のチェンジコントロールシステム、エンジン機能部品の開発・製造・販売を行なっています。当社グループではSDGs※
の目標達成に向けた取り組みや、温室効果ガス排出量削減に取り組んでいます。本報告書では、主に環境に関する事項とそれらに密接に関連するSDGsを示し、わかりやすく報告することを目的に編集しています。
※ SDGsとは「Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標」のことです。社会が抱える問題を解決するため、2030年に向け世界全体で取り組む17の目標と169のターゲットで構成されています。
■ 環境報告書について■ 環境への取り組み・アツミテック基本方針
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
1ATSUMITEC Environmental Report 2019
環境への取り組み
■ 環境基本方針わたしたちは主要製品である二輪、四輪、汎用部品の生産活動において、当社の環境側面に関係して適用可能な法的要求事項、及び当社が同意するその他の要求事項を守り、継続的改善及び、汚染の予防にとりくみます。
■ 環境保全環境に関する法令等を守り、自主的・積極的に全員参加で環境改善活動に取り組むことによって、環境の保全に努めます。
■ 2017-2019年度中期 環境方針(2017年4月~2020年3月)わたしたちは法令等を守り、適切・有効な環境改善活動を全員でとりくみます。(1)CO2の削減(2)廃棄物・水使用量の削減(3)周辺への環境汚染の予防・軽減(4)環境にかかわる社会活動への参加
環境と調和した持続可能な社会の実現のため、製品の素材の調達から生産、流通に至る過程の環境負荷低減を目指したモノづくりに努めます。
アツミテック基本方針アツミテックは、持続的な成長発展のために「アツミテック基本方針」に基づき、グローバル企業として、各国・各地域でのあらゆる事業活動を通じて社会・地球の調和のとれた持続可能な発展に率先して貢献し、国内外・国際的な法令並びにそれらの精神を遵守し、誠意を尽くし誠実な事業活動を行います。また、お客様、株主様、従業員、取引先様をはじめとする全てのステークホルダーの皆さまを重視した経営を行い、オープンで公正なコミュニケーションを通じて、ステークホルダーの皆様との健全な関係の維持・発展に努めます。
■ 社是わたしたちは世界的な視野をもち、つねにお客様の満足を第一に考えて、品質・機能・性能にすぐれた商品を、適正な価格で提供します。
■ 企業理念新しい価値を創造し、社会に貢献する
■ 行動指針・ チャレンジ精神を発揮する・ 時間を尊重する・ 創意工夫をかさねる・ チームワークを大切にする・ ねばりづよくやりぬく
■ 企業ビジョンひらめきとチャレンジでときめく会社になろう~ Let’s ワクワク ~
■ 環境報告書について■ 環境への取り組み・アツミテック基本方針
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
2ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ SDGsカーボンオフセット(Bリーグ)■ ビーチクリーン活動(中田島砂丘)■ 浜名湖クリーン作戦
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
3ATSUMITEC Environmental Report 2019
トピックス Bリーグ公式戦 CO2オフセットの取り組み■実施日 / 2020年2月1日(土)、2日(日) ■対象 / B.LEAGUE 2019-20 B1リーグ戦 第21節 @浜松アリーナ
カーボンオフセットによるCO₂ゼロ試合の開催
SDGsカーボンオフセットマッチ(Bリーグ)[クリーンなスポーツイベント開催の取り組み]
SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みの一環として、2月1日と2日の2日間、浜松アリーナで開催されたBリーグの公式戦2試合の開催に伴い排出されるCO₂をオフセットする試みを実施しました。試合を開催するにあたって排出されるCO₂を、①会場で使用される電力使用量、②選手・スタッフの移動距離や車両台数、③運営や観客からの廃棄物量の3項目から算出し、J-クレジットを活用してCO₂排出量をゼロにしました。地域社会により密着したシーンでの取り組みを通じて、SDGsの達成への意識向上や理解の促進を図りました。
活動データ
関連するSDGs
実施日2020年2月1日(土)・2日(日)
活動場所静岡県浜松市東区 浜松アリーナ
活動内容CO₂ゼロ試合の開催
入場者数9,371名
想定効果2.672(t-CO₂)を削減
電力使用(kwh)
3,580廃棄物種類排出係数(東京電力)
0.472CO₂排出量(kg-CO₂)
1,689.8
①電気の使用(日)
■試合の開催に伴うCO₂排出量(試算)
排出量(㎥) 排出係数 CO₂排出量(kg-CO₂)廃プラスチック 0.4 0.8214 328.56紙くず 0.4 0.1317 52.68缶 0.4 0.0122 4.88ペットボトル 0.4 0.8214 328.56廃棄物合計 714.68
距離(km)
100燃料消費率(km/L)
13.0排出係数(ガソリン)
2.32台数
15CO₂排出量(kg-CO₂)
267.69
②選手・スタッフ移動
③廃棄物
算定日:2019年12月23日 算定者:カーボンフリーコンサルティング株式会社
4ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ SDGsカーボンオフセットマッチ(Bリーグ)■ 子ガメの放流会・ビーチクリーン活動■ 第41回 浜名湖クリーン作戦
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
CO₂オフセットの取り組みを印刷した応援ツールを配布し、SDGsへの取り組みをPRしました。
5ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ SDGsカーボンオフセット(Bリーグ)■ 子ガメの放流会・ビーチクリーン活動■ 第41回 浜名湖クリーン作戦
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
子ガメの旅立ちとふるさとの砂浜を維持する
子ガメの放流会・ビーチクリーン活動[ウミガメのふるさとを守る取り組み]
今年度よりSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みの一環として、子ガメの放流会とビーチクリーン活動を始めました。第一回目の取り組みは2019年9月14日(日)に実施され、社員や家族ら総勢90名が参加しました。中田島砂丘でウミガメの保護活動をしているサンクチュアリエヌピーオーの協力のもと、ウミガメの生態やマイクロプラスチックによる汚染が問題となっている海洋環境、海岸侵食による砂浜の減少について学びました。子ガメを放流後、砂丘内に投棄されたゴミや流れ着いた漁具などの漂着ゴミの回収を行いました。
①参加者の手から離れた子ガメたちは、一目散に大海原を目指し砂浜を進んで行きました。波が打ち寄せるたびに1匹、また1匹と海の中へ泳ぎ入って行き、当日放流された約80匹の子ガメはすべて無事に海へと帰っていきました。②③ビーチクリーン活動では、潮位が高く波や風が強い日にはもっと大量の海洋ごみが打ち上がることもあるそうで、打ち上げられたゴミが海に戻らないように清掃活動の継続が必要とのことでした。
活動データ
関連するSDGs
実施日2019年9月14日(日)
活動場所静岡県浜松市南区 中田島砂丘
活動内容子ガメの放流およびゴミの回収
参加人数90名 (従業員および従業員家族)
活動面積約24,000㎡
1 2 3
6ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ SDGsカーボンオフセット(Bリーグ)■ 子ガメの放流会・ビーチクリーン活動■ 第41回 浜名湖クリーン作戦
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
美しい浜名湖を次世代へと引き継ぐ
第41回 浜名湖クリーン作戦 [豊かな浜名湖を次世代へつなぐ取り組み]
アツミテックは、毎年6月に開催される浜名湖周辺の住民や各種団体、事業者が一体となって浜名湖の清掃活動を行う「浜名湖クリーン作戦」に参加しています。 2019年度は6月2日(日)に開催され、地域住民や他企業の方 と々分担し て、従業員やその家族を含めた263名の参加者で協力し、湖岸に打ち寄せられたゴミの回収などを行ないました。 全国の汽水湖の中においても、水産資源が豊かなことで知られる浜名湖の環境美化と水質保全を目的としたゴミの回収活動を通して、美しい自然環境を次世代へつなぐ意識を啓発しています。
浜名湖クリーン作戦は、静岡県、浜名湖に接する自治体、民間団体などにより構成された 「浜名湖の水をきれいにする会」の主催で、毎年6月の第一日曜日に実施されています。
活動データ
関連するSDGs
実施日2019年6月2日(日)
活動場所静岡県浜松市西区雄踏町
活動内容浜名湖の湖岸清掃
参加人数263名 (従業員および従業員家族)
活動面積約1,200m²
清掃前(上画像)と清掃後(下画像)
環境報告書について トピックス データ・資料 そのほか
7ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ CO₂の削減、周辺への環境汚染の予防・軽減■ 緊急時の対応訓練、取引先企業調査
活動レポート
■太陽光発電の活用 ■生産設備の更新 ■芝生駐車場
■ CO₂の削減■環境汚染防止の監視 ■工場排水 ■旧雄踏第二工場の解体・調査
■ 周辺への環境汚染の予防・軽減
周辺環境への汚染防止・軽減を目的に、関連する法規制順守のため、定期的に工場排水を採水し、排水に含まれる成分分析を実施し、順守状況を評価、確認しています。
環境汚染防止の監視
工場を解体するにあたり土壌汚染対策法に則した調査を実施し、問題がないことを確認しました。解体作業中はリサイクル法、廃棄物処理法等の関係法令を順守しました。
旧雄踏第二工場の解体・調査
高丘本社工場屋上に設置した太陽光発電パネルでの再生可能エネルギーを利用した創エネと、工場の一部生産設備を更新することにより、従来の設備に比べて使用電力の省エネ化に取り組みました。
太陽光発電の活用と生産設備の更新
高丘本社工場の芝生駐車場を維持・管理しています。芝生駐車場にはヒートアイランド現象の緩和や、緑化エリアからの酸素放出などの効果が期待されます。
駐車場の芝生化
アツミテックでは、工場の排水を採取し、排水に含まれる化学物質などを調査・監視しています。法基準と照らし合わせ、検出数値が法令の規定内に収まっているかの確認を行なっています。万が一、法令で定める規定を超過した場合は、迅速に対応するための態勢を整えています。
工場排水
■芝生駐車場概略図芝生駐車場雨水タンクアスファルト
緑化エリア工場・建物周辺道路
8ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ CO₂の削減、周辺への環境汚染の予防・軽減■ 緊急時の対応訓練、取引先企業調査、廃棄物の削減
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
地震などの自然災害発生時や事故などの緊急事態に備え、汚水やガス、油類などの流出による環境汚染を未然に防ぐため、対応マニュアルに基づき、設備の操作方法の確認対応訓練を実施しました。
工場敷地内に設置された設備の制御盤操作方法の確認や、地上タンク・地下タンクの設置場所を周りながら、緊急時の対応手順を再確認しました。
■自然災害発生時の対応訓練 ■汚水・ガス・油等の流出防止
■ 緊急時の対応訓練■公害・廃棄物などの取り扱いと社内管理体制 ■環境対策
■ 取引先企業調査
自然災害や事故などの緊急事態への対応訓練アツミテックでは、取引先企業や関連会社の協力のもと、モノづくりの過程で必要不可欠な関連会社への環境調査を実施しています。以下の調査項目・実態確認を行なっています。
関連会社への環境調査
■公害関連………特定施設の状況■廃棄物関連……廃棄物の区分、産業廃棄物処理の 契約・内容・マニュフェスト■化学物質関連…毒物劇物の管理状況■危険物関連……油脂などの消防法危険物の管理■環境負荷低減…CO₂削減取り組み状況
調査項目・実態確認内容
■従業員の廃棄物分別意識の向上 ■雨水の活用
■ 廃棄物・水使用量の削減
廃棄物分別施策と従業員の廃棄物分別意識の向上廃棄物の分別種別をより細分化し、判別しやすい工夫を施した収集ボックスを設置しました。その結果、従業員の廃棄物分別意識が向上し、廃棄物排出量の削減目標を達成することができました。
雨水の活用駐車場の緑化エリアや芝生エリアへの散水は、雨水タンクに溜められた雨水を利用し、水資源の保護を目指しています。
❶
❷
❸
緑化エリア・芝生駐車場
雨水の流れ
❶雨水を雨どいで受ける
❷集水器を通過して雨水タンクへ貯水
❸晴天時の散水に利用する
●雨水活用モデル図
9ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ 2017-2019年度中期 各種データ■ 規制法規の順守評価、海外拠点CO₂排出量■ 外部団体からの表彰、ISO認証取得状況■ 保有関連資格一覧、社内教育(競争法、腐敗防止、知財、機密等)
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料 そのほか
■ 2017-2019年度中期 各種データ
CO₂の削減
廃棄物の削減
水の削減
周辺への環境汚染の予防・軽減
環境に係わる社会活動への参加
2016年度原単位比:-3%以上
2016年度原単位以下 (41.0t/百万円)以下
2016年度原単位以下 7.87t以下/期
法規制逸脱ゼロ
1回/年以上 参加
計画
実績
計画
実績
計画
実績
計画
実績
計画
実績
計画
実績
CO₂原単位:-3%以上/年
CO₂原単位:-3%以上/年
削減施策展開:-1%以上/年(▲97.2CO₂-t)
■28施策の実施:▲117.3CO₂-t
41.0t/百万円 以下
41.0t/百万円
7.87t/百万円 以下
7.00t/百万円
①水質汚染防止の監視 ②雄踏工場排水 ③雄踏2工場の土壌調査
①②計画通り実施した 法令違反なし ③土壌状況の法定検査実施:土壌汚染なし
社会貢献活動への参加:1回/年以上
4回参加した ①浜名湖クリーン作戦参加:6月2日 ②こどもみらいプロジェクト:6月29・30日 ③ビーチクリーン活動:9月14日 ④水素エネルギー体験ツアー:12月26日
100%
121%
100%
112%
100%
CO₂原単位 低減
産業廃棄物排出量削減
水資源排出量削減
法規制順守
環境方針 環境目的 2017-2019年度中期目標(2017年3月末) 2019年度 計画 達成率
400%
0.398
基準値:0.403
0.394
0.390目標:0.378以下0.385
0.395
0.390
0.400
0.405
■CO₂排出量 原単位推移(単位:CO₂排出量/売上げ百万円)
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年基準 来期2017-2019年度中期
基準値 実測値 目標値
40.9基準値:41.0 目標:41.0以下
40.8
40.5
40.2
40.8
40.6
40.4
41.0
41.2
41.4
■廃棄物 原単位推移(単位:破棄物排出量/売上げ百万円)
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年基準 来期2017-2019年度中期
基準値 実測値 目標値
■水使用 原単位推移
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年基準 来期2017-2019年度中期
基準値 実測値 目標値
5.50
6.50
7.00
6.00
7.50
8.00
8.50
6.87
6.49
6.97基準値:7.87 目標:7.87以下
(単位:水使用量/売上げ百万円)
10ATSUMITEC Environmental Report 2019
環境報告書について トピックス 活動レポート そのほか
■ 2017-2019年度中期 各種データ■ 規制法規の順守評価、海外拠点CO₂排出量■ 外部団体からの表彰■ 保有関連資格一覧、社内教育(競争法、腐敗防止、知財、機密等)
データ・資料
2019年12月に各部門ごとの環境関連法規制順守状況のチェックを実施し、リスト中の規制法規において設定した評価基準の順守が確認されました。
■ 規制法規の順守評価
大気汚染防止法
水質汚染防止法
騒音規制法
振動規制法
悪臭防止法
廃掃法
PRTR法
省エネルギー法
フロン排出抑制法
行政へ特定施設届出済み
行政へ特定施設と管理者の届出済み
毎月測定、規制値順守している
行政への特定施設と管理者の届出済み
2回/年測定、規制値順守している
行政へ特定施設の管理者の届出済み
1回/年測定、規制値順守している
臭気指数を測定、規制値順守
管理基準に基づき適正管理している
運搬・処分の許可を得た業者へ委託している
廃棄物マニフェストにより管理している
規定様式にて6月に報告している
管理者届出済み・年度実績を報告している
規制に基づき定期点検実施
特定施設届出・管理者の届出
特定施設届出・管理者の届出
測定結果(基準以下)
特定施設届出・管理者の届出
測定結果(基準以下)
特定施設届出・管理者の届出
測定結果(基準以下)
測定結果(基準以下)
特別管理産業廃棄物の管理
処理委託業者の管理
廃棄物発生量の管理
排出・移動量の把握、届出
年度実績・管理者の届出
点検の実施
-
○
-
○
○
○
○
○
-
○
○
-
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
■ 海外拠点CO₂排出量
規制法規
順守評価の結果
評価基準 評価理由
(測定と管理者届出は不要)
高丘工場評価
雄踏工場評価
■ ATSUMITEC (THAILAND) CO., LTD.
5,500
6,000
5,000
6,500
7,000(単位:t)
2017年 2018年 2019年
6,337 6,083
5,327
■ ADA TECHNOLOGIES INC
3,500
4,000
3,000
4,500
5,000(単位:t)
2017年 2018年 2019年
4,560
4,184
3,221
■ PT.ATSUMITEC INDONESIA
13,500
14,000
13,000
14,500
15,000(単位:t)
2017年 2018年 2019年
13,780
14,537
14,194
■ ATSUMITEC VIETNAM CO.,LTD.
2,500
3,000
2,000
3,500
4,000(単位:t)
2017年 2018年 2019年
2,3252,586
3,153
■ 阿茲米特汽配(佛山)有限公司(中国)
5,000
6,000
4,000
7,000
8,000(単位:t)
2017年 2018年 2019年
6,775
7,561
5,844
■ ATSUMITEC&HAYASHI(THAILAND)CO.,LTD
175
200
150
225
250(単位:t)
2017年 2018年 2019年
187
239
164
■ ATSUMITEC TOYOTA TSUSHO RUS LLC
450
500
400
550
600(単位:t)
2017年 2018年 2019年
536 508
439
■ ATSUMITEC DE MEXICO,S.A. DE C.V.
2
4
0
6
8(単位:t)
2017年 2018年 2019年
4 4 4
※2017年より集計対象を全拠点に拡大しました
環境報告書について トピックス 活動レポート そのほか
11ATSUMITEC Environmental Report 2019
■ 2017-2019年度中期 各種データ■ 規制法規の順守評価、海外拠点CO₂排出量■ 外部団体からの表彰■ 保有関連資格一覧、社内教育(競争法、腐敗防止、知財、機密等)
データ・資料
■ 外部団体からの表彰
小学生の工場見学受け入れや、BリーグのSDGsカーボンオフセットマッチへの市内小中学生招待(500名)などの青少年健全育成活動と、浜名湖クリーン作戦や中田島砂丘で実施したビーチクリーン活動などの環境美化と保護への取り組みを評価され、本田技研工業株式会社様より感謝状をいただきました。
社会貢献活動に対する感謝状
■ 2019年6月2日 浜名湖クリーン作戦参加 (浜松市西区・浜名湖沿岸)■ 2019年9月14日 子ガメ放流・ビーチクリーン活動 (浜松市南区・中田島砂丘)■ 2019年9月24日 近隣小学校 工場見学受け入れ (浜松市中区・高丘本社工場)■ 2020年2月1日・2日 Bリーグ市内小中学生招待 (浜松市東区・浜松アリーナ)
評価対象となった活動
2019年10月23日に、グランデイエール・ブケトーカイ(静岡市)にて開催された「静岡県高圧ガス大会」において、高圧ガスについての従業員への保安教育や保安確保、事故防止に対する表彰状を受賞しました。
静岡県高圧ガス保安協会様より表彰状を受賞
12ATSUMITEC Environmental Report 2019
環境報告書について トピックス 活動レポート そのほか
■ 2017-2019年度中期 各種データ■ 規制法規の順守評価、海外拠点CO₂排出量■ 外部団体からの表彰■ 保有関連資格一覧、社内教育(競争法・腐敗防止・知財・機密等)
データ・資料
日々の業務を安全に行えるように、業務遂行に必要な資格所持者を増やす施策として、各種資格の取得を奨励し、取得に向けた勉強会を開催するなど、従業員の資格取得をサポートする体制を構築しています。
■ 保有関連資格一覧
公害防止管理者 水質
騒音
振動
エネルギー管理士
電気主任技術者 第三種
第一種作業環境測定士
高圧ガス製造保安責任者 丙種化学
液化石油
危険物取扱者 乙種一類
乙種四類
衛生管理者
7名
9名
6名
3名
3名
1名
2名
8名
5名
41名
21名
■ 社内教育(競争法・腐敗防止・知財・機密等)
資格名
資格取得の推進
有資格者
※2020年3月末現在
アツミテックでは、新入社員から役職者にいたるまでの全社員を対象とした各種社内教育を実施しています。コンプライアンス研修では、法律や約束を忠実に守るだけでなく、社会の倫理・規範に則した、適切で責任あるやり方によって、効率的に業務を遂行するため、定期的な受講を義務付けています。また、より健全な取引や調達を行うため、独占禁止法・競争法や下請法、腐敗防止や知的財産・機密等の業務に関する各種法令の教育研修、SDGs達成に向けた環境研修を随時実施しています。
CSRポリシーに基づいた社内教育の実施
新入社員
新任主任
新任役職者
部長会メンバー
新卒3年目研修
新任職長研修
渉外・発注担当専門教育
役職者継続研修
社会人としてのコンプライアンス基礎研修
部下をもち、広範囲の業務に携わるために必要なコンプライアンス研修
部門長としての留意点、意識づけのためのコンプライアンス・ガバナンス研修
経営層向け情報共有
社会人としてのコンプライアンス基礎振り返り研修
部下をもち、広範囲の業務に携わるために必要なコンプライアンス研修
渉外:独占禁止法・競争法について営業/渉外担当に必要な基礎知識
発注:下請法について発注担当者に必要な基礎知識
SDGs 2030年アジェンダについて安全保障貿易管理の基礎知識
2019年4月1日
2019年5月22日
2019年6月27日
2019年6月19日
2019年8月30日
2019年9月25日
2020年2月6日
2020年1月16日・30日2020年2月5日・7日
13名
13名
4名
23名
16名
7名
渉外: 9名
発注:36名
42名
研修 実施日 研修内容参加人数
※欠席補講6月28日
13ATSUMITEC Environmental Report 2019
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料
■ 食堂改修・フードロス削減、工場見学■ ISO認証取得状況、環境製品開発
そのほか
■食堂の改修(雄踏工場) ■ホットショーケース導入による廃棄量削減 ■プラスチック・スマート
■ 食堂改修とフードロス削減■小学校工場見学の受け入れ ■水素関連の地域イベント出展
■ 工場見学の受け入れ
社会科工場見学の受け入れ
社員食堂の改修とフードロス削減施策
プラスチック・スマートの推進
社員食堂のフードロス削減施策として、食事を摂る環境を整えるため食堂の改修を実施しました。従来の社員食堂では、提供される料理が時間経過で冷めて固くなったり風味が落ちてしまい残され廃棄されることがありましたが、ホットショーケースの導入により、いつでも温かい状態で料理を提供でき、暖色系の照明が食欲を促す効果もあり、フードロスの削減に繋がっています。
2019年6月に「こどもみらいプロジェクト」(写真①)、同年12月に「水素エネルギー体験ツアー」(写真②)などの地域イベントに出展し、多くの子供たちとふれあいました。
海洋プラスチックごみ削減のため、社内で使用していたワンウェイ(使い捨て)のプラスチックストローを紙製に、マドラーを木製の製品に置き換えました。
高丘エリアの小学校にて社会科授業の一環で工場見学の計画があり、同地区内で稼働する工場の候補があった中、子供たちの間でも「卵のところにある新しいきれいな会社」と高く認知されていたアツミテックが選定されました。本社を高丘に移転して以来、初めての工場見学依頼であり、地域社会との共生を大切にしたいとの思いで受け入れ、2019年9月24日に3学年の4クラス(児童128名+引率教師4名、総勢132名)が参加する工場見学を実施しました。当日は弊社社員による工場内の見学のほか、製造している製品についての解説や、質疑応答などが行われました。
1
2
14ATSUMITEC Environmental Report 2019
環境報告書について トピックス 活動レポート データ・資料
■ 食堂改修・フードロス対策、工場見学■ ISO認証取得状況、環境製品開発
そのほか
■水素関連製品の開発
■ 環境製品開発
水素関連技術で開発された「スイソバン」は水素に反応すると無色透明になり、水素がなくなると元の金属色に戻るフィルムです。再生可能エネルギーとして注目を集める水素エネルギーは、近い将来、燃料電池自動車の動力に応用される可能性があります。その燃料電池自動車の燃料として充填される水素は「水素ステーション」と呼ばれる施設で供給されると考えらえており、地下タンクや供給設備などから漏れ出た水素をスイソバンが検知することで、重大事故の予防が可能となります。地球環境保護のため、石油燃料に変わる水素エネルギーをより安全に管理・運用するための製品を開発することで、自然環境の保全を目指しています。
水素を検知する調光薄膜 スイソバン
水素を検知することで無色透明となり、背景を透過します(右画像)。目に見えない水素を可視化することで、来るべき水素エネルギー時代においても事故を未然に防ぎ、安全な供給環境の提供が可能です。
■ ISO認証 取得状況
国内外の拠点では環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」の認証取得を推進しています。各拠点においても自然環境への負荷を軽減させる取り組みを継続的に実施し、持続可能な開発目標達成のための活動を行なっています。
国内外拠点のISO認証 取得状況
ATSUMITEC CO., LTD.[タイ]
ADA TECHNOLOGIES INC[アメリカ]
株式会社アツミテック[日本]阿茲米特汽配(佛山)有限公司[中国]
ATSUMITEC TOYOTA TSUSHORUS LLC[ロシア]
PT.ATSUMITECINDONESIA
[インドネシア]
ATSUMITEC VIETNAM CO.,LTD.[ベトナム]
本社:〒433-8118 静岡県浜松市中区高丘西4丁目6番-1TEL:053(438)6711 FAX:053(438)6731
発行責任者:統括環境管理責任者 安間 隆
https://www.atsumitec.co.jp/
2020年5月7日、新型コロナウイルス感染症対策として、高丘葵市民サービスセンターにて布マスクを寄贈しました。寄贈したマスクは浜松市を通じて配布される見込みです。アツミテックでは、国外・県外への出張自粛や複数人での会議の制限、従業員の手洗い励行などの感染拡大防止施策に取り組んでいます。新型コロナウイルスの一刻も早い終息を願っています。
■マスクの寄贈浜松市へマスクを寄贈
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