http://www.conoha.jp/
WordPressと言えば、今や泣く子も黙るブログツールの
代名詞。すでにお使いの方も多いのでは?でも、共有
サーバーでWordPressを使っていると「重いよー」とか
「できないことがあるよー」といったことに悩まされがち。
ConoHaのようなVPSなら軽快に使えるのですが「VPS
は難易度が高くて…」とついつい二の足を踏んでしまいます。
そこでConoHaでは、ボタンひとつで「WordPressイ
ンストール済み。あとはブラウザから設定するだけでブ
ログを書き始められるVPS」が手に入る「WordPress
テンプレート」機能をご提供しています。今回はその使い
方をご紹介しましょう!
■ ConoHaでWordPress 入りのVPSを追加する■ もっている独自ドメインを新しいWordPressで使えるようにする
■ とりあえずConoHaのアカウントは持っていること■ すでに「お名前.com」(www.onamae.com)でドメインを契約・保有していること ※実際には他の事業者で契約したドメインも利用できます。
前 提
目 標
まえがき
VPSの追加
I. ConoHaでWordPress入りの VPSを追加する
1
とにもかくにも「WordPress入りのVPS」というものを手に入れなくては話が始まりません。
まずはConoHaのコントロールパネルにログインしてください(https://cp.conoha.jp/)。 次に、左側アイコン群の「サービス」(歯車アイコン)から「VPS」を選び、「サーバーリスト」をクリック。画面上部の「+VPS追加」ボタンを押してください。
「VPS追加」画面になったと思います。ここでプランとOSを選択します。プランはメモリ容量に
応じて月額利用料金が変わりますが、ここではいちばん安い「メモリ1GBプラン」を選んでみましょう。OSの選択肢の中に「[テンプレート] Nginx + WordPressCentOS」があります。これがWordPress入りVPSのテンプレートですのでまちがいなく選択してください。
あとは「rootパスワード」にサーバー管理者(root)としてのパスワードを入力して「確認」ボタンをクリック、確認画面を経て「決定」ボタンを押しましょう。ほとんどの作業はこれで完了です。
ココが重要(・ω・)ノ
v(・ω・)ここやね!
あっけないわ〜( ー́`)y─┛~~
IPアドレスの確認
表示確認
サーバーもWordPressの準備もできあがっているのですが、ブラウザでアクセスしないと
状況がわかりませんね。とりあえず、サーバーのIPアドレスを調べて、直接つなげてみること
にしましょう。
コントロールパネルの「サービス」から「サーバーリスト」を選択し、先ほど追加したVPSの「ラベル」部分をクリックします。VPSごとの操作メニューが出てくるので「DNS逆引き設定」をクリックしてください。
ここで「IPアドレス」として表示されたのが、WordPress入りサーバーのIPアドレスです。
あとで使うので メモ しておきましょう。
実際には、サーバーの準備完了まで多少の時間がかかります。コントロールパネルで
「サービス」>「VPS」>「サーバーリスト」画面に戻り、追加したVPSが起動中となっていればVPSの設定は完了です。
手元のブラウザから、「http:// 先ほどの IPアドレス」にアクセスしてみましょう。以下のような、おなじみのWordPress 初期画面が現れて、たしかにWordPress 入りの VPSが
できたのがわかるはずです。やった!でも、IPアドレスでアクセスするブログって、なんかかっ
こ悪いですね……。次のステップで解決方法をご案内します。
どやっ!これや(・ω・)v
II. もっている独自ドメインをWordPressの サーバーで使えるようにする
まず「お名前.com」にログインします。メニュー上部の「ドメイン設定」から「DNS関連機能の設定」>「DNSレコード設定を利用する」>「設定する」の入力画面で、次ページの上図のように「ホスト名」などを入力して「追加」を押します。
ここでご説明する手順は、直接はWordPressの使い方とは関係ありません。でも、ブログやるならやっぱり独自ドメインですよね。例えば、あなたが example.com というドメインをお持ちなら、www.example.com としてWordPressにアクセスできるようにする方法をご紹介します。 ここでは「お名前.com」(http://www.onamae.com/)でドメインを契約され、「レンタルDNS」機能を使える方向けに解説していますが、他の事業者でドメインを購入された方も難易度の差こそあれ、同様のことができます。
WordPress入りのVPS。
ドヤァ!
DNSレコードを設定する1
どないや。
意外に簡単やったろ|ω・)?
独自ドメインでWordPressにアクセスしてみる2
これでよいことを確認したら、
「ネームサーバー変更確認画面」にチェックをいれて、確認画面へ
進みましょう。確認画面で「設定する」をクリックします。これでドメインの設定は終了です。
■■■■
ホスト名T Y P EVALUE状 態
・・・・・・・・・・・・
あなたのお持ちのドメイン名の前に「www.」をつけたもの 例)www.example.com「A」を選択します先ほど確認したIPアドレスを「.」区切った単位で入力 例)192.168.0.1 「有効」を選択します
うまく追加できれば「登録済みレコード」の画面が以下のようになるはずです。
設定完了したら、さっそく www.example.com などあなたのドメイン名をブラウザに
打ち込んでアクセスしてみましょう(きちんと設定が反映されるまでに時間がかかることがあります)。
ちゃんとWordPressの初期画面が出てきたら、みごと成功です! あとはお好みにあわせ
てWordPressを設定したり、カスタマイズしたり、もちろんブログの記事を書いたりして
楽しみましょう!
ここはわりと気を引き締めてな(・ω・メ)
WordPressテンプレートの詳細
■■■■■
O SWordPressWebサーバーデーターベースP H P
:::::
CentOS 6.5(x64) 3.8 nginx 1.4.4 Percona MySQL 5.5.35 5.4.23
このWordPressテンプレートですが、メモリ1GBプラン
でも快適に使えるよう、開発元のデジタルキューブさんにか
なりチューニングしていただいています。OS・WordPressの
ほか、使用しているミドルウェア類は以下の通りです。
ターミナルからの操作をいとわない方のためには、コマ
ンドラインからWordPress の管理をおこなえる「wp-cli」
がインストールされています(/usr/local/bin/wp)。
このほかに、nginxのキャッシュをWordPressからコン
トロールできるプラグインなども備えています。かなり細や
かに手が入っているので、きっと快適にお使いいただける
はずです。
「VPSでWordPressやってみたいけど敷居高そうだな
あ」という方や、「やり方はわかるけど設定がめんどくさ
い!」という方。この機会にぜひConoHaでWordPress
をご利用ください!
VPSは、まだまだ楽しくなる。
2014年2月28日 初版発行
編集:ConoHaの中の人たち
発行者:児玉公宏
発行所:GMOインターネット株式会社
住所:東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
TEL: 03-6702-0428
「ConoHaの薄い本!」vol.1 ボタンひとつで本格WordPressをはじめよう!
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