1

植物検疫とは？

～その取組と今後のあり方について～

農林水産省 消費・安全局 植物防疫課

植物検疫とは？

～取組～

農林水産省 消費・安全局 植物防疫課

2

病害虫の侵入・まん延による外国での被害例①

1840年代、アメリカからアイルランドにジャガイモ疫病が侵入・まん延

アイルランドの農地の４０％がジャガイモ農場

ヨーロッパ最後の大飢饉であるジャガイモ飢饉100万人が死亡100万人が国外移住 人口半減

ワイン生産に大打撃

病害虫の侵入・まん延による外国での被害例②

1870年代、アメリカからフランスにフィロキセラ（ブドウネアブラムシ）が侵入・まん延

フランスのブドウ畑は一部地域を除いてほぼ全滅

3

国内における病害虫の被害例

水稲害虫であるウンカの大発生

１７３２年の享保の飢饉２６５万人が飢え、１万２千人が餓死

当時の防除方法・神仏に病害虫の退散を祈る・油を水田に注いで、その上に病害虫を落として窒息死させる

ウンカなど病害虫を防除する科学的技術は当時はなかった！

我が国での病害虫根絶事業の例

・根絶防除実施期間 ： 昭和４３年から平成５年（２５年）・防除費 ： 約２５４億円（人件費を除く直接防除費のみ）・従事者 ： 述べ６３万人

カンキツ類・ キュウリ・メロン・ウリなどの大害虫

ミカンコミバエ ウリミバエ

大正8年八重山群島で発見

その後分布域拡大２０Ｃ．南西諸島、小笠原諸島

ウリミバエ・ミカンコミバエの根絶

4

・新たな病害虫の我が国への侵入・まん延・我が国の一部に発生している病害虫の拡大

農作物への被害

食料の安定供給に影響！

病害虫これらを防ぐためには

ストップ・ザ

植物検疫の仕事

植物検疫の仕組み

国内検疫

国際検疫

輸入検疫

輸出検疫

・輸入植物の検査・隔離検疫・海外検疫

輸出植物の検査

緊急防除

・移動規制

（・種苗検疫）

植物検疫

5

植物検疫の体制

１．植物防疫官･･･植物防疫法に基づき、農林水産省に置かれた植物防疫に従事する官職．859名（18年度末現在）を配置

２．植物防疫所･･･農林水産省に置かれた植物防疫業務の中核的機関

　

　

　

　

　

▲

▲

▲

　

　

　

▲

　

　　

●

●

○

○

名古屋植物防疫所

那覇植物防疫事務所

●

▲成田支所

横浜植物防疫所

　

　　

　

○

▲

東京支所▲

○ ○

▲

○

伏木富山支所○

●

●；本所（５所）▲；支所（１５所）○；出張所（５３所）

○石垣

○平良 那覇空港

嘉手納

小樽○

留萌○

札幌支所

○青森

○八戸

○宮古

○石巻

▲塩釜支所

秋田○

酒田○

○室蘭・苫小牧

○小名浜

○

○釧路

函館○

舞鶴○

神戸植物防疫所

▲大阪支所

姫路

新潟支所

直江津七尾

金沢

清水支所

水島

○高松

坂出支所

詫間○▲ 関西空港支所

敦賀

四日市豊橋蒲郡

衣浦南部

中部空港支所 日立○

鹿島○

○○○○

羽田空港○川崎○

○千葉

○

○▲名瀬支所

○○

○

○○

○ ▲

尾道

広島支所

岩国

　境港

高知

○

○

○

○志布志

○

○

長崎○

○

○

伊万里○

下関

●▲

▲

大分細島

八代

鹿児島空港

鹿児島支所

門司植物防疫所

若松

福岡支所

福岡空港

浜田

松山

　○小松島

植物防疫所所在一覧　　（平成17年2月17日現在）

○和歌山

全国にある植物防疫所

５つの本所を中心として現在７３ヶ所に設置されている

横浜

神戸

那覇

名古屋

門司

植物防疫所所在一覧（平成18年１月現在）

6

国際ルールに基づいた植物検疫

自国の植物を適切に保護しつつ、できるだけ貿易を阻害しないようにすることが必要

（衛生植物検疫措置の適用に関する協定（ＳＰＳ協定））

必要以上に貿易を阻害していると考える場合は？

ＷＴＯ（世界貿易機関）に「植物検疫措置が厳しすぎる」と訴えることが可能！

植物検疫にかかる国際ルール（１）

植物検疫措置の国際ルール

ＩＰＰＣ（国際植物防疫条約）

国際植物防疫条約（IPPC: International Plant Protection Convention）・植物及び植物生産物に対する有害動植物のま

ん延及び侵入防止を図ることを目的とする・平成18年１月31日現在、１43カ国（ＥＵ含む）の締

約国により構成（我が国は昭和２７年に批准）

植物検疫にかかる国際ルール（２）

7

植物検疫の仕組み

国内検疫

国際検疫

輸入検疫

輸出検疫

・輸入植物の検査・隔離検疫・海外検疫

輸出植物の検査

緊急防除

・移動規制（・種苗検疫）

植物検疫

輸入検疫

１．輸入検疫の仕組み

海外から病害虫が我が国に侵入し、これらがまん延して農作物に被害を及ぼすことを防ぐために行われる、

・輸入の禁止・輸入農産物等の検査・検査結果に基づく消毒・廃棄等の処置

輸入検疫とは？

8

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

Ｓ５０ Ｈ２ Ｈ１２ Ｈ１５ Ｈ１７

件数（万件）

輸入植物検査件数の推移

穀物・飼料等木材

青果物

切花種子

栽培用苗・球根

輸 入 可 能

輸入禁止品

・ 我が国に未発生で被害が大きく検査で発見するのが困難な病害虫が付着する可能性のある植物

・ 病害虫そのもの・ 土

検査不要品

高度に加工されたもの例）あんず、マンゴウの乾果

検査の流れ(１)

輸入禁止品でもなく、検査不要品でもないもの

検査を受け、合格した場合

原則輸入禁止

植物類

9

＊検査証明書とは輸出国が病害虫がいないことを確認したこと

を示す証明書．

輸出国が発給した検査証明書があるかどうか、病害虫がいるかいないかについて検査

検査の内容

検査の流れ（２）病害虫がいるかいないかについての検査手順

病害虫が発見されず 病害虫が発見

不合格

消毒 廃棄

合格

植物類

10

海港における貨物検査の例①

海港における貨物検査の例②

小麦

11

生鮮植物類が主体

パプリカ

空港における貨物検査例

切花

苗 ゴレンシ

空港における旅客携帯品の検査例

海外旅行へ行って植物をおみやげに持って帰る人は植物検疫のカウンターでの検査を忘れずに！

12

・我が国に未発生で被害が大きく検査で発見するのが困難な病害虫が付着する可能性のある植物

（輸入禁止植物）・病害虫そのもの・土

植物や土を通じて病害虫が我が国に侵入した場合に大きな被害をもたらすおそれがあるから！

なぜ

輸入禁止品とは？

輸入禁止対象病害虫の例

たばこべと病（感染した葉）

チチュウカイミバエ クインスランドミバエ

コドリンガ

13

マンゴウ マンゴスチン ランブータン

ゴレンシライチ

注）我が国に持込が禁止されている植物は渡航国によって異なります。詳しくは、植物防疫所ホームページでご確認ください。http://www.pps.go.jp/trip/index.html

旅行者の持込みが禁止されている植物の例

・病害虫が付着しないような細心の注意を払って栽培

・消毒方法、日本への輸出方法を工夫

輸入が解禁

輸入禁止植物

条件付輸入解禁とは？

そこで、もし輸出国が

でも、外国の珍しい果物を食べてみたい・・・（消費者）でも、日本のマーケットに輸出したい・・・（諸外国）

14

対象病害虫無発生の確認

トラップ調査

輸入禁止植物の輸入解禁の条件の例（１）

日本の植物防疫官による消毒と輸出検査の確認

輸出国へ植物防疫官を派遣し、輸出国政府が行う消毒や輸出検疫の実施体制、状況を確認

果実温度の測定

くん蒸倉庫への搬入

検疫終了の表示を貼付

輸入禁止植物の輸入解禁の条件の例（２）

15

これまで条件付き解禁が認められた植物の例

さくらんぼチリ

オレンジ、マンゴウオーストラリア

乾牧草、さくらんぼアメリカ

グレープフルーツ南アフリカ

ピーマンオランダ

マンゴウ、パパイヤフィリピン

マンゴスチン、マンゴウタイ

パパイヤハワイ

植 物 名国 名

これまでに解禁された植物で日本に多く輸入されているもの

輸入解禁要請されている植物（１）

かんきつ生果実ギリシャ

乾燥牧草、むぎわらカナダ

ばれいしょ生塊茎オランダ

トマト、メロン、ぶどうオーストラリア

マンゴウエクアドル

オレンジエジプト

マンゴウインドネシア

ぶどう、マンゴウインド

りんご、ぶどう、なしイタリア

マンゴウイスラエル

スウィートオレンジアルゼンチン

植 物（案件）国 名

合計３６ヵ国＋１地域（台湾） 計１１２件

16

輸入解禁要請されている植物（２）

メロン、マンゴウ、スイカコスタリカ

メロンドミニカ共和国

かんきつモロッコ

そらまめボリビア

マンゴウペルー

ピーマンベルギー

マンゴウ、ドラゴンフルーツベトナム

トマトフランス

マンゴウブラジル

マンゴスチン、ドラゴンフルーツフィリピン

チュウカイミバエの無発生地域の認定ハンガリー

マンゴウ、ピーマンニューカレドニア

植 物（案件）国 名

ぶどう、オレンジレバノン

いちご、さくらんぼ、かぼちゃ、きゅうり、トマト中国

チチュウカイミバエ無発生地域の認定プエルトリコ

トマトメキシコ

チチュウカイミバエ無発生地域の認定バハマ

マンゴウパキスタン

チチュウカイミバエ無発生地域の認定チリ

かき南アフリカ

アボガド、ぶどう、マンゴウペルー

さくらんぼ（品目解禁）米国

パパイヤ、マンゴスチン、ピーマンマレーシア

さくらんぼ、グレープフルーツ、レモントルコ

メロン、ドラゴンフルーツ台湾

植 物（案件）国 名

輸入解禁要請されている植物（３）

17

栄養繁殖（※）する植物の種苗類は、輸入海空港での検査後、隔離ほ場で一定期間栽培して、精密検査を実施

ウイルスは輸入時点での肉眼検査では発見が困難

隔離検疫とは？

電子顕微鏡写真

※栄養繁殖とは・・・タネによる繁殖以外の繁殖法。挿し木(芽)、株分けなど

・ゆり、チューリップ等の球根・ばれいしょの塊茎及び

さつまいもの塊根・果樹の苗木・さとうきびの生茎葉及び

地下部

隔離検疫対象種苗

18

様々な方法を用いてウイルス病の有無を確認

接種検定接木検定

電子顕微鏡観察 遺伝子診断（PCR法）

隔離検疫の方法

植物検疫の仕組み

国際検疫

輸入検疫

輸出検疫

・輸入植物の検査・隔離検疫・海外検疫

輸出植物の検査

緊急防除

国内検疫・移動規制（・種苗検疫）

植物検疫

２．輸出検疫の仕組み

19

EU向け盆栽の輸出の検査 アメリカ向けナシの日米合同検査

輸出検疫とは？

海外へ輸出する農産物が、輸入国が要求する条件を満たしているかについて行う検査

輸出検疫の流れ

輸入国が要求する検疫条件

輸出不可能輸出可能

不合格合格

輸出検査不要 輸入禁止輸出検査

20

植物名 国 名 輸出先国の規制（日本での植物検査）

シンガポール､タイ､マレーシア

インドネシア、ベトナム

みかん

なし、もも、りんご

インド、シンガポール、タイ、マレーシア

ＥＵ諸国、インドネシア、ベトナム

インド、シンガポール、マレーシア

インドネシア、ベトナム

不 要

必 要

不 要

必 要

日本からの輸出が可能な植物

いちご、かき、さくらんぼ、ぶどう、メロン

不 要

必 要

輸出が不可能な植物を輸出するために

輸出が不可能な植物で、日本の生産者などから輸出の要望が高い品目については、

諸外国に対し、輸出解禁を要請できる

・中国へのコメ・韓国へのりんご、なし・豪州へのうんしゅうみかん など

輸出相手国と輸出検疫条件について協議し、合意すると輸出解禁となる。

21

６

2000 2001 2002 2003 2004 2009

・販路拡大への支援・輸出阻害要因の是正

など

年

千億円農林水産物・食品の輸出額を5年で倍増

農林水産省の輸出倍増計画

５

４

３

２

１

0

解禁要請により輸出可能となった植物

植物名 国 名

米国（H６）、豪州（H１１）、ニュージーランド（H５）

かき

なし米国（Ｓ５９）、豪州（Ｈ１）、

カナダ（Ｈ１５）

米国（Ｓ４２）、ニュージーランド（Ｈ１１）

豪州（Ｈ１６）

りんご

うんしゅうみかん

（）内は輸出解禁年

22

輸出に向け外国と交渉中の植物

計５カ国＋１地域（ＥＵ） 延べ２０件

タ イ

中 国

米 国

Ｅ Ｕ

豪 州

韓 国

国 別

かんきつ類

11品目（コメも含む）

かき

サクラ苗木

うんしゅうみかん、もも、ぶどう、ネクタリン

りんご、なし

品 目 名

２００５年の輸出実績

☆農林水産物の輸出額が前年比１２．１％増加！（注：2000－2004年までの平均伸び率５．８５％）

産地等の販促活動により、台湾向けの輸出が増加。35.8 316

コメ（援助米を除く）

82.4 5,350りんご

伸びの理由前年からの伸び率（％）

１７年の輸出額（百万円）

品 目

年

千億円

2,759 2,954

0

1

2

3

4

2002 2003 2004 2005

+1.1% +5.9%+12.1%

2,7893,311

23

植物検疫の仕組み

国内検疫

国際検疫

輸入検疫

輸出検疫

・輸入植物の検査・隔離検疫・海外検疫

輸出植物の検査

緊急防除

・移動規制（・種苗検疫）

植物検疫

３．国内検疫の仕組み

移動規制とは？

沖縄等で特殊な病害虫が発生

我が国未発生地域

植物の持出しを禁止

もしくは制限！

重要な病害虫が我が国のある地域において発生している場合、その地域から病害虫が付着するおそれのある植物の移動を禁じる措置

24

移動規制の例

（発生地域）

沖縄県全域

奄美群島

トカラ列島

小笠原諸島

（発生地域）

沖縄県全域

から

から

アリモドキゾウムシ

さつまいもの生塊根など

本土

害虫植物

持ち込めないもの移動先（未発生地域）

カンキツグ

リーニング病

ミカンキジラミ

かんきつの苗木類

本土（奄美群島を含む）

害虫植物

持ち込めないもの移動先（未発生地域）

植物検疫の仕組み４．緊急防除の仕組み

国際検疫

輸入検疫

輸出検疫

・輸入植物の検査・隔離検疫・海外検疫

輸出植物の検査

緊急防除

植物検疫

国内検疫・移動規制（・種苗検疫）

25

① 重要な病害虫が国内に侵入② 急激にまん延するおそれ③ 農作物に重大な被害のおそれ

緊急防除を実施

・植物の移動を禁止・植物の廃棄を命令・地方公共団体などに

協力を指示

緊急防除とは？

・平成９年１２月、イモゾウムシの確認

・平成１０年６月、緊急防除の発動

・平成１６年５月、根絶の確認を受け、緊急防除を終了

緊急防除の例

鹿児島県熊毛郡におけるイモゾウムシの防除

26

人の病気 → 早期発見すればするほど、治療が簡単

病害虫 → 早期発見すればするほど、まん延防止や駆除が簡単

侵入警戒調査病害虫の侵入を警戒する全国の港、空港、畑や

果樹園で定期的に実施

緊急防除等の措置を適切に講じるためには、病害虫の早期発見のための取組が重要

侵入警戒調査とは？

侵入警戒調査の実施状況の例

（平成１７年度実施地点数）

２９３９８１９５火傷病

２，３２８８８２，２４０アリモドキゾウムシ

８６９４８３３８６チチュウカイミバエなど

計主要海空港畑や果樹園対象病害虫

27

トラップ調査

空海港、畑、果樹園などに、罠（トラップ）を設置して、害虫をおびきよせる

巡回調査

空海港、畑、果樹園などを定期的に巡回、肉眼で観察

侵入警戒調査の具体例

トラップの具体例

28

他国での植物検疫の例（１）（オーストラリア）

オーストラリアでは、州境でも植物検疫を行っています．

他国での植物検疫の例（２）（オーストラリア）

この地域に果物を持ち込むと罰金です．

29

～今後のあり方～

植物検疫とは？

植物検疫の今後のあり方

１．輸入植物検疫の一層の重点化

２．植物検疫の国際ルールとの調和

３．携帯品検査の強化

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・輸入農産物の増大・多様化の進展

食生活の多様化を反映→輸入量、輸出国・地域数、品目数が増加

１７９１２２輸出国・地域数

８千４百７千検査品目

８０万５７万検査件数

平成１７年平成７年

輸入植物検疫の一層の重点化（１）

新たな病害虫の我が国への侵入のおそれが増大

今まで以上にメリハリを付けた植物検疫の実施

輸入農産物の増大・多様化

輸入植物検疫の一層の重点化（２）

病害虫危険度解析(ＰＲＡ)により病害虫

のリスクを明らかにし、それぞれのリスクの応じた植物検疫措置を講じる

31

・国際基準の進展を踏まえた国際的な検疫手法との調和

・ＩＰＰＣ（国際植物防疫条約）において、植物検疫の国際的ルールづくりが進展。

・ＳＰＳ協定（衛生植物検疫措置の適用に関する協定）を規範とした国際調和が進展

植物検疫の国際ルールとの調和（１）

植物検疫の措置が必要以上に貿易を阻害してはならない

我が国の植物検疫措置が厳しすぎるとの意見あり

（例） 米国産りんごの火傷病に係るＷＴＯ紛争

我が国のルールを調和させると同様に、他国へも調和を求めていく必要性

植物検疫の国際ルールとの調和（２）

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空海港における携帯品検査の強化

・近年の海外旅行者数、渡航先国数の増加・お土産等で植物を持ち帰るケースが増加

・重要な病害虫が侵入する危険性が増大

・携帯品検査を強化する必要

・空港等でのポスターなどによる広報・植物検疫に関する意見交換会の実施

空海港における携帯品検査の手続き

１．全国の主要空海港の到着フロアに植物検疫カウンターが設置されている

２．植物を持ち帰った場合は、税関検査前に植物検疫カウンターで検査を実施（無料）

もし、植物検疫を受けないと・・・・

3年以下の懲役又は１００万円以下の罰金

（植物防疫法第３９条）

３．検査に合格すれば、国内に持ち込むことができる（不合格の場合は、廃棄または消毒）

33

手荷物受取所

熊本空港の植物検疫カウンター

税関検査

植物検疫

到着ロビー

福岡空港の植物検疫カウンター

植物検疫

税関検査

到着ロビー

手荷物受取所 手荷物受取所

34

最後に

・植物検疫とは、国内の農業の安全と助長を図るためのものです。

・さらに、「攻めの農政(輸出促進)」にも重要な役割を果たしております。

・このためには手荷物検査など、皆様のご協力が必要です。