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乳癌CMT操作ガイド VERSION 2.2.O対応 亀田医療情報株式会社 2013年11月8日

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乳癌CMT操作ガイド VERSION 2.2.O対応

亀田医療情報株式会社

2013年11月8日

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目次

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© 2013 KHI

目次

1.乳癌CMTの使用にあたり ______________________________________________________________________________________________ 1

2.乳癌CMT画面構成について __________________________________________________________________________________________ 3

3.乳癌CMT起動、初期設定、ログイン、ログアウト _________________________________________________________________ 5

4.トップ画面とメインメニュー _____________________________________________________________________________________________ 10

5.症例の追加と削除 _____________________________________________________________________________________________________ 11

6.症例データの入力と削除 _____________________________________________________________________________________________ 13

7.サマリー ____________________________________________________________________________________________________________________ 21

8.NCD登録 ________________________________________________________________________________________________________________ 22

9.指標 ________________________________________________________________________________________________________________________ 25

10.連携 ____________________________________________________________________________________________________________________ 26

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乳癌CMT

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1.乳癌CMTの使用にあたり

乳癌CMT(Clinical Management Tools:診療マネジメントツール)の使用にあたり以下の点をご理解いただ

き、操作をお願いいたします。iPad上のアプリ名は、CMTBCです。

本操作ガイドは、Version 2.2.0に対応しています。

◆CMTBCを中断する場合の操作

CMTBCの画面を開いている状態でiPad上のホームボタンを押すことにより、CMTBCが中断されます。

再開する場合は再度CMTBCのアイコンをタップします。再開したときに表示される画面は、中断したときの画面にな

ります。

◆CMTBCの終了方法

終了は以下の3つの方法がありますが、logoutの方法をおすすめします。

1)Logoutで終了する。(CMTBCのメインメニュー上の「設定」内にLogoutがあります)

2)CMTBCの画面を開いている状態でiPad上のホームボタンを押す。(中断)

3)iPadの電源をOFFする。この場合、電源ON後、CMTBCを起動したときに表示される画面は初期画面に

なります。

◆CMTBC異常時の対応

CMTBCが異常な状態になった場合には、下記の対応をお願いします。

1)CMTBCを操作中に突然にCMTBCが終了し、iPadのホーム画面が表示された場合は、CMTBCのアイコンを

タップし、CMTBCを起動してください。

2)CMTBCがフリーズした場合には、以下の対応をお願いします。

①iPad上のホームボタンをすばやく2回押すと画面下に現在稼働中のアプリ一覧が表示されます。その中のCM

TBCのアイコンを長押しすると赤丸マイナスマークがCMTBCアイコンの左上に表示されますので、その赤丸マ

イナスマークをタップするとCMTBCが終了し、CMTBCアイコンが消えます。次にホームボタンを押し、ホーム画

面を表示し、CMTBCを起動します。

②上記①で回復しない場合は、電源のOFF、ON後、CMTBCを起動してください。

ホームボタン

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◆症例データについて

症例データは、初診から経過観察・予後調査までを1症例としています。

経過観察において、転移・再発/異時性乳癌が発見された場合は、別症例として扱うようにしております。

転移・再発/異時性乳癌の場合に経過観察画面の「症例を追加する」をオンにすることにより、症例を自動的に追

加し、追加された症例の基本情報画面に転移・再発/異時性乳癌と元の症例番号が表示されます。

◆画面展開について

画面展開は以下のような展開になります。

●プロセス → サブメニュー → シート

●サマリー/NCD登録 → シート

サブメニュー: プロセスに属する子プロセスを一覧表示したメニュー

シート: データを入力、閲覧する画面

サマリー/NCD登録: 表示項目から該当のシートの画面に飛ぶことができます。

◆iPadの操作について

iPadの基本的な操作は以下のとおりです。

タップ(Tap)

画面上のアイコンなどを指先で軽くつつく動作をタップと呼びます。 マウスのクリックに相当します。

また、すばやく続けて2回つつく動作をダブルタップと呼びます。 マウスのダブルクリックに相当します。

ドラッグ(Drag)

画面に指をつけたまま、上下左右にずらす動作をドラッグと呼びます。 マウスのドラッグに相当します。

画面上のリストや画像、写真などの位置を「移動」するときに使います。 この動作を「スワイプ(Swipe)」と呼ぶ場合も

あります。

フリック(Flick)

指の腹で、画面上をはじくような動作をフリックと呼びます。 画面に付いたほこりを振り払うように、すばやく指を動かしま

す。 画面上のリストやページがスクロールします。 これをとめるには、画面をタップあるいはタッチします。

ピンチアウト(Pinch out)

二本の指で画面を押さえ、その指の間隔を広げる動作をピンチアウトと呼びます。 またはピンチオープンとも呼びます。

この操作は、写真やWebページなどを拡大表示させます。 この操作は、ダブルタップによって代行することができます。

ピンチイン(Pinch in)

二本の指で画面を押さえ、その指の間隔を狭めてものを挟むような動作をピンチインと呼びます。 またはピンチクローズ

とも呼びます。 この操作は、写真やwebページなどを縮小表示させます。 またこの操作は、ダブルタップによって代

行することができます。

スライドで削除

リスト形式の表示で、リストを左から右へなぞると削除ボタンが現れます。

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2.乳癌CMT画面構成について

2.1.乳癌CMT画面構成

乳癌CMTは以下のような画面で構成されています。

Top

サマリー

NCD登録

初診 基本 問診 視触診

検査 検体検査 MMG 超音波

MRI CT 胸部X-p

骨シンチ PET-CT 乳管内視鏡

細胞診 生検

臨床診断 臨床診断

術前治療 術前化学療法 術前内分泌療法

術前放射線療法

手術 手術

病理診断 病理診断

術後治療 術後化学療法 術後内分泌療法

術後放射線療法

経過観察 経過観察 予後調査

症例一覧 指標 設定

プロセス シート

連携

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2.2.画面レイアウト

乳癌CMTの中心的な画面は以下のような構成になっています。

画面は以下の要素から構成されています。

・①メインメニューバー: 主要な画面を切替えるためのメニューが配置されています。

・②症例基本情報表示域: 表示している症例の基本情報を表示します。

・③サマリー/NCD登録選択ボタン: サマリー、NCDの画面を表示するためのメニューボタンです。

・④プロセス表示域兼プロセス選択ボタン: 各プロセスのサブメニューを表示するためのメニューボタンに

なります。

・⑤シートメニューバー: 表示しているシート用のメニューボタンです。

・⑥シート(データ閲覧・編集域): データの入力、入力済データの参照が可能です。

⑥シート

(データ閲覧・編集(入力・修正))

⑤シートメニュー

症例基

②基本情報

③サマリー

NCD

④プロセス

①メインメニュー

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3.乳癌CMT起動、初期設定、ログイン、ログアウト

3.1.乳癌CMT起動と初期設定

1)iPad画面上の「CMTBC」アイコンをタップすると乳癌CMTが起動し、トップ画面が表示されます。

2)初めて乳癌CMTを起動すると「ユーザー設定」のウィンドウが表示されますので、以下の項目を設定後、

「完了」をタップするとログインのウィンドウが表示されます。

ログイン: ログイン用IDを設定します

パスワード: ログイン用パスワードを設定します

暗号化機能: ログイン時の暗号化のオン、オフを設定します(オンをおすすめします)

暗号化解除パスワード: 暗号化解除用のパスワードを設定します

上記以外の設定については、3.3.ユーザー設定を参照ください。

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3.2.乳癌CMTへのログイン

初期設定後または2回目以降の起動の場合は、下記のログイン画面が表示されます。ユーザー設定で設定したログ

インIDとパスワードを入力してログインします。キーボードの「done」またはログインウィンドウの「done」をタップしてログ

インをすると症例一覧が表示されます。

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3.3.ユーザー設定

「ユーザー設定」の各項目の変更は、起動初期時以外の時にも可能です。変更したい場合は、メインメニュー

の「設定」をタップすると、「暗号化機能」と「ユーザー設定」が表示されます。「ユーザー設定」をタップするとパスワード

の入力するウィンドウが表示されます。ログイン用パスワードを 入力するとユーザー設定画面が表示されます。必要

な変更をした後、「完了」をタップし設定の登録をします。

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【ユーザー設定画面】

①症例データ抽出

・「個人用バックアップフォルダ」は、Dropbox上に症例データ全体のバックアップをアップロードした時に

バックアップファイルが保存されるフォルダーを指定します。以下のように入力します。

/任意名 または /任意名/任意名 (上記例は、/CMTBC/backup と入力)

・「個人用アップロードフォルダ」は、Dropbox上に選択した症例データのバックアップをアップロードした時

に症例データ抽出ファイルが保存されるフォルダーを指定します。以下のように入力します。

/任意名 または /任意名/任意名 (上記例は、/CMTBC/upload と入力)

②システム管理

「払出済症例番号」は、症例を追加した時の最後の症例番号がセットされます。症例を追加すると

払出済症例番号にプラス1された番号が自動採番されます。払出済症例番号は、手動で変更でき

ますが、変更した場合には症例番号の重複等にご注意ください。

尚、削除された症例の症例番号は、欠番になります。

ログインIDを設定

ログインパスワードを設定

使用者の氏名を設定

病院名を設定

個人情報の暗号化機能のログイン時

の設定(注)

個人情報の暗号化機能を解除するパ

スワードを設定(注)

下記①を参照ください

下記②を参照ください

下記③を参照ください

(注)暗号化については次頁を参照ください

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③カテゴリー使用

・「国内基準を使用(MMG)」は、MMGのカテゴリー判定として国内基準を使用するかBIRADSを

使用するかを指定します。「オン」は国内基準、「オフ」はBIRADSになります。

・「国内基準を使用(超音波)」は、超音波のカテゴリー判定として国内基準を使用するかBIRADS

を使用するかを指定します。「オン」は国内基準、「オフ」はBIRADSになります。

・「タイムライン新形式」は、サマリー画面上部に表示されるタイムラインの表示形式を指定します。

「オン」が新形式使用になります。

【暗号化機能の操作】

暗号化機能がオンになっている場合には、患者氏名、施設患者番号、生年月日がマスク表示になります。

暗号化機能を解除(オフ)にすると患者氏名、施設患者番号、生年月日が表示されます。暗号化機能の

オン/オフの切替えは、メインメニューの「設定」をタップすると「暗号化機能 オン/オフ」の状態が表示されます

ので、オン/オフの操作を行ないます。

オンからオフにする場合は、暗号化解除のパスワードを入力するウィンドウが表示されます。暗号化解除のパス

ワードを入力すると暗号化機能がオフになります。設定ウィンドウを消したい場合は、左上の「戻る」をタップしま

す。

3.4.ログアウト

乳癌CMTをログアウトする時は、メインメニューの「設定」内にある「Logout」をタップすることにより、ログアウトします。

乳癌CMTアプリの使用を中断する場合には、ログアウトしてください。iPadのホームボタンによる中断は、誰でも再開

することができますので、暗号化をオフにした場合には注意が必要になります。

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4.トップ画面とメインメニュー

4.1.トップ画面

・Links: 乳癌関連等のWebサイトへのリンクを設定する場所です。

・患者ID検索: 患者IDから症例を検索し、検索結果を症例一覧の上に「患者IDの該当する症例」に

該当症例を表示します。

・症例追加: 新規の症例を作成します。

・症例一覧: 登録されている症例の一覧を表示します。

4.2.メインメニュー

メインメニューは、以下のようなメニューになっています。・

・トップ: トップ画面を表示します。

・指標: 指標画面を表示します。

・連携: データのバックアップ、復元、症例データ抽出、Dropbox接続用のサブメニューを表示します。

・症例: 指標画面等から選択されていた症例のサマリー画面へ戻ります。

症例の画面では選択された状態になっています。トップ画面では表示されません。

・症例一覧: 症例一覧を表示し、他の症例を選択ができます。

トップ画面では表示されません。

・設定: 暗号化機能とユーザー設定への入り口のウィンドウを表示します。

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5.症例の追加と削除

5.1.症例の追加

症例の追加は、トップ画面の症例一覧の上にある「+ 症例追加」をタップすると、症例番号が付番され、

「初診 – 基本情報」シートが表示されます。

・日付:最終入力日

・プロセス名:最後に入力した

プロセス名

・黄色マーク:転移・再発あり

・赤色マーク:異時性乳癌あり

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5.2. 症例の削除

症例の削除は、トップ画面の症例一覧で削除したい症例上にて右または左方向へスライドすると「削除」ボタンが表

示されます。この削除ボタンをタップすると症例が削除されます。

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6.症例データの入力と削除

6.1.データ入力用シートの選択

データの入力を行なう場合は、該当プロセスをタップしサブメニューを表示させ、入力したいデータ項目が属するシート

をタップすると該当のシートが表示されます。

操作例:検査・MMGのデータを入力するためにMMGシートを開くための操作

1)プロセスの検査をタップすると、検査のサブメニューが横に表示される。

2)検査サブメニューのMMG欄の右端の○>をタップすると、MMGのデータ履歴が表示される。

3)データ履歴の「+追加」をタップすると、MMGシートが開く。

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【サブメニューの説明】

各シートの欄は以下のように表示 ・シート名 ・○n :nは入力済件数 ・入力済みの中で一番新しい日付と情報表示 (異常あり/異常なし、実施/未実施を表示) ・○>:タップすると入力データ履歴とデータ追加 ボタンを表示(下図参照)

入力済みデータがなにもない場合は、シート名以外の表示はなし。 データの入力をしたい場合は、該当シート欄をタップするとシートが開く

入力済みデータを参照、修正したい場合は、 ・○>以外の場所をタップすると表示されている日付 のデータが表示される ・○>をタップし、入力データ履歴で該当の日付をタップ する

「+」をタップすると一括登録用ウィンドウを表示

「検査」をタップするとサブメニューに戻る

「+追加」をタップすると、新規入力としてシートが開く

入力済みデータの歴が表示され、該当日付の欄をタップするとシートが開く

「検査」をタップするとサブメニューに戻る

各検査の異常なし/異常あり、未実施/実施をシートを開くことなく登録したいとき、同じ検査日を一括で設定したいときに使用できます。

該当項目を選択し、検査日を設定後、「追加」をタップするとデータとして登録され、サブメニューに戻ります。

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6.2.シート単位でのデータの削除

入力済のシートを削除するには、サブメニュー・登録履歴の該当日付欄を右または左にスワイプ(スライド)

すると「削除」ボタンが表示されます。「削除」ボタンをタップすると削除されます。

6.3.データの入力

シートは、2つのモード(閲覧モード、編集モード)で表示されます。

データの入力は、「編集」モードの時のみ可能です。

データの登録、入力の取り消しは以下のとおりです。

・データの登録: 「完了」ボタンをタップします。データを登録し、編集中から閲覧中になります。

・入力の取り消し: 「cancel」ボタンをタップします。入力をキャンセルし、編集中から閲覧中になります。

・「閲覧中」から「編集中」にモードを切替えるには、「編集」ボタンをタップします。

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6.4.部位、検査日、項目選択等の入力

各種入力方法を超音波検査の場合で説明します。

1)「異常なし/異常あり」の選択と検査日を入力し、部位以下の項目を入力します。この2項目だけでもデータの登録は

可能です。検査日等の日付は入力をし易くするために直近のプロセスの日付等を初期表示したりしています。

日付入力域 カレンダー

ボタン

部位ボタン

検査日の入力は、日付入力域に西暦形式(yyyy/mm/dd)で直接入力するか、検査日の右端のカレンダーボタンを

タップし、下記のようなカレンダーを表示し、該当日をタップして入力します。

1年前に飛びます

1年後に飛びます

日付をタップすると検査日がセットされます

前月に飛びます 翌月に飛びます

今日の日付をセットします

左にフリックすると翌月を表示します 右にフリックすると前月を表示します。

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2)部位の入力は、部位ボタンをタップすると部位を入力する部位ウィンドウが表示されます。病変の場所をタップすると○マ

ークが表示されます。「完了」をタップすれば登録されます。

病変の該当場所をタップすると、○マークが表示されます。(注2)

病変の部位名が表示されます。(注1)

(注1)部位名の箇所をタップ

すると、時計表記とABCDE

表記を切替えて見ることがで

きます。

タップした病変部位を消します。

部位として全体を選ぶ場合は、「whole」ボタンをタップします。Wholeが選ばれる上記のように表示されます。

(注2)部位としては、円の外

側も指定可能です。

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3)部位を入力すると部位表示域に部位名が表示されます。

病変の部位を表示。病変が複数ある場合は、複数の病変マークが表示されます。

部位名を表示(注)

4)病変を追加する場合は、「+」をタップすると次の病変を入力するシートが表示されます。追加した場合は、

R1、R2、・・・、L1、L2、・・・という形で病変が増えていきます。

病変を削除する場合は、「×」をタップします。

病変を削除する場合は「×」をタップする

病変を追加する場合は「+」をタップする

現在選択されている病変は濃い色の○マーク、他病変は薄い色で表示される

病変が複数ある時に病変を選択する場合は、該当の病変のタブをタップする

(注)部位名の箇所を

タップすると、時計表

記とABCDE表記を

切替えて見ることがで

きます。

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5)入力における項目選択には、単一選択、複数選択があります。

単一選択の項目は、項目間がつながって表示されています。

複数選択の項目は、項目間はつながっていません。

また、選択された項目の色は下記を意味しています。

・オレンジ: 下位に関連項目がある

・青: 下位の項目はない

6)数字入力は、入力域をタップすると数値キーボードが表示されます。

数字を入力して「done」で数値を設定します。

単一選択 複数選択

7)入力域の横に「一覧」ボタンがある場合は、そのボタンをタップすると一覧が表示されますので、その中から

選択をします。

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6.5.検査カテゴリー判定

MMG、超音波等の検査カテゴリー判定は、各病変単位のカテゴリー判定の最大値を左右の総合カテゴリー判

定に自動でセットします。

ただし、「異常なし」を選択した場合は、カテゴリー”1”が自動的にセットされます。

カテゴリー判定(0~5/6)、判定(検体不適正~悪性)で該当の判定を選択した場合に部位図の○マークの色が

以下のようになります。

赤色: カテゴリー判定:4,5,6、 細胞診・生検判定:悪性

黄色: カテゴリー判定:3、 細胞診・生検判定:悪性の疑い

緑色: カテゴリー判定:1,2, 細胞診・生検判定:正常、良性

グレー: カテゴリー判定:0,入力なし、 細胞診・生検判定:検体不適正

6.6.化学療法、内分泌療法について

化学療法、内分泌療法は、1次化学療法、2次化学療法、・・・という形で入力することが可能です。

6.7.シート間の移動、シート内の移動

1)同一プロセス内のシート間の移動は、プロセスのサブメニューで開きたいシートを選択することによって

可能です。それ以外の方法として、現在開いているシートが「閲覧モード」である場合に3本指の左右

フリックで前後のシートに移動することができます。

2)シートに複数のデータがある場合に他の日のデータのシートに移動したい場合は、プロセスのサブメニュー

で開きたいシートの歴を開き、開きたいデータの日付をタップすることによって可能です。それ以外の方法

として、現在開いているシートが「閲覧モード」である場合に2本指で左右にフリックすると前後の日付の

シートに移動することができます。

右側病変のカテゴリー判定

右側のカテゴリー判定

例えば、3次化学療法を追加したい時は「+」をタップ

削除したい時は「×」をタップ

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7.サマリー

サマリー画面は、症例を選択した時、または左メニューの「サマリー」ボタンをタップした時に表示されます。サマリー画面は次の

ような表示の仕方および機能があります。

1) サマリーは、左右別々のデータを表示します。画面上部の「R」「L」で切替えて表示します。

2) 各プロセスに属するシートのキー項目表示しきれない表示域では、縦スワップで表示されていない項目を見る

ことができます。

3) サマリー上のシート名をタップすると該当のシートへ飛ぶことができます。

左右の切替えボタン。

この例では、右が表示されています

左右の区別がある場合は、R、Lが表示されます

シート名をタップするとシートへ飛びます

タイムラインの下まで表示したい時にタップします。

タイムラインは、プロセスの発生時期を横軸(目盛は月単位)に表示します。期間を持つプロセスは、帯状に表示され

ます。終了日が入っていないプロセスの帯の右端は色が薄くなります。

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8.NCD登録

NCD登録は、左メニューの「NCD登録」ボタンをタップするとNCD登録用・項目一覧画面が表示されます。NCD登録

の表示および機能は以下のとおりです。

1) 項目一覧はNCD登録のオンライン画面の順序に近いかたちで並べています。

左右および上下のフリックにっよって全ての項目を参照することができます。

2) 表示データは各シートの該当項目の一番新しいデータを表示しています。NCD画面上の項目名をタップすると該

当のシートに飛ぶことができます。

3) 各シートにないNCD固有のデータ項目は、項目名タップすると入力用の画面が表示されます。

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【術者、助手の登録】

術者、助手の新規登録は下記ように行ないます。

術者、助手の「一覧」をタップすると一覧ウィンドウが表示されます。

新規に術者等を追加する場合は、「編集」ボタンをタップします。「追加」ボタンが表示されますので、「追加」ボタンをタ

ップすると一覧に「(氏名を入力してください)」と表示されます。その欄をタップすると氏名を入力することが可能となり

ます。氏名を入力したら「完了」ボタンをタップすると登録されます。登録した術者・助手を削除する場合は、対象の人

の欄を横スライドすると「削除」ボタンが表示されますので、それをタップすると削除されます。

「術者」をタップします

新規の術者を登録する場合は、

「編集」ボタンをタップする。削除する場合も同様です。

新規の術者を登録するため

に「追加」ボタンをタップする

①(氏名を入力・・・)欄をタップするとキーボ

ードが表示されますので、入力し、キーボードの

「完了」ボタンをタップします。②次に「save」ボ

タンをタップし、③次に「術者」ボタンをタップする

と術者一覧に戻ります。

② ③

術者として登録したい人をタップし選択する。

選択のチェックマークがつきます。「完了」ボタン

をタップすると登録されます。

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4)印刷

NCD登録画面上の「印刷」ボタンをタップすることにより、入力内容を印刷することができます。

iPadから印刷が可能なプリンターは、AirPrint対応プリンターになります。

尚、iPadのWiFi(無線LAN)がオンになっている必要があります。

「印刷」ボタンをタップすると、プリンタオプション

が表示されます。

使用可能なプリンタを選択します。

「プリント」ボタンをタップし、印刷を実行します。

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9.指標

メインメニューの「指標」をタップすると指標の画面が表示されます。

指標画面は、症例統計、プロセス指標、アウトカム指標で構成されています。

症例の追加、データの追加、変更をした場合、「再計算」ボタンをタップすることにより指標の結果を更新することが

できます。

指標の項目をタップす

ると指標の説明が表示されます。

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10.連携

メインメニューの「連携」をタップすると連携サブメニューが開きます。

連携としては以下の機能があります。

・バックアップ

症例データ全体をDropboxにアップロードします。

iPad上の症例データが破損、またはiPadの故障で新しいiPadを使用する場合に症例データを復元するための

バックアップとなります。データ形式は、xml形式です。

・復元

Dropbox上のバックアップデータからiPad上にデータをダウンロードして症例データを復元します。

・症例データ抽出

症例データを選択してDropbox上にアップロードすることができます。

また、評価指標もアップロードすることができます。データ形式は、両方ともxml形式です。

・Dropboxに接続

乳癌CMTアプリがDropboxにアクセスする許可を得るために行ないます。

上記バックアップ等の機能を使用する前に行なってください。

10.1.Dropboxに接続

「Dropboxに接続」をタップすると、Dropboxにログインするための画面が表示されますので、ご自身の

Dropboxのアカウントでログインします。ログインできますと、乳癌CMTがログインしたDropboxのアカウント

にアクセスするためのリクエスト画面が表示されますので、「許可」をタップします。

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10.2.バックアップ

「バックアップ」をタップするとバックアップ実行の画面が表示されますので、「Dropboxへアップロードする」を

オンにし、「start archiving」ボタンをタップするとバックアップがスタートします。バックアップが完了すると完了

メッセージ表示されます。

バックアップを開始する前に必ずWiFi(無線LAN)をオンにし、インターネットに接続してください。

インターネットに接続できない場合にバックアップを取る方法として以下のような方法があります。

iPadをiTunesに接続し、iPadのApp内にある「ファイル共用・APP」のCMTBCの関連書類リストにある

「CMTBC.sqlite」をドラッグアンドドロップでパソコン上にコピーすることによりバックアップを取ることができます。

このバックアップは、データベース形式です。このバックアップから復元する方法は、上記関連書類リストにバック

アップファイルをドラッグアンドドロップでコピーをすれば復元されます。

Dropbox上のバックアップのファイル名になり

ます。

CMTBC.sqlite をドラッグ&ドロップでパソ

コン上にコピーします。

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10.3.復元

「復元」をタップするとバックアップファイル一覧が表示されます。一覧から復元したいバックアップファイルをタップ

しますと復元が開始し、完了すると完了メッセージが表示されます。

(注)該当ファイルをタップするとすぐに復元が開始しますので、慎重な操作をお願いします。

10.4.症例データ抽出

「症例データ抽出」をタップすると抽出する症例を絞り込む等を行なうことができる画面が表示されます。

抽出対象の症例が決まりましたら、「アップロード」ボタンをタップすることにより抽出が開始し、完了すると

完了メッセージが表示されます。

尚、評価指標データを抽出したい場合には、「アップロード」ボタンをタップする前に「評価指標を含む」をオン

にし、ファイル名を入力してください。