社会史特論 社会史演習...社会史特論 advanced social history 担当教員 関 哲行...

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社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4 単位 履修年次 1 年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と いう三つの一神教が交錯した中近世の西地中海世界をフィー ルドとして,三つの一神教の対立と 「共存」 の歴史的・宗教的 背景を具体的に学ぶ。これらの学習を通じ学生は,三つの一 神教の異同について学ぶことができると共に,グローバル化さ れた現代社会で頻発する宗教問題を,歴史的に考察する能力 を獲得できる。 講義概要 ヨーロッパ・キリスト教世界とイスラーム世界の境域に位置す る中近世のスペインとモロッコを例に,宗教的マイノリティーと してのユダヤ人(ユダヤ教徒),コンベルソ(キリスト教に改宗 したユダヤ人)とムデハル(キリスト教徒支配下のムスリム), モリスコ(キリスト教に改宗したムスリム)問題について考えた い。三つの一神教の対立と 「共存」 の長い歴史をもつ,中近 世の西地中海世界の事例は,グローバル化された現代世界に おける,宗教的 「共存」 の可能性を考察する上でも重要な意 味を有する。 授業計画 1.はじめに 2 .中近世スペイン史①(イスラームの侵攻とレコンキスタ運動 の開始。90分) 3 .中近世スペイン史②(サンティアゴ巡礼とレコンキスタ運動 の展開。90分) 4. 中近世スペイン史③(グラナダ陥落とアメリカ「発見」。90分) 5 .中近世スペイン史④(スペイン帝国と宗教改革。90分) 6 .中近世スペイン史⑤(スペイン帝国とアメリカ植民地。 90分) 7. 中近世スペイン史⑥(スペイン帝国と日本,フィリピン。90分) 8 .中近世スペイン・モロッコ関係史①(ムラービト,ムワッヒ ド朝。90分) 9. 中近世スペイン・モロッコ関係史②(サアド朝とスペイン。90分) 10. 中近世スペインのユダヤ人①(ユダヤ人の類型と定着。90分) 11.中近世スペインのユダヤ人②(アルハマの政治・経済・社 会構造。90分) 12.中近世スペインのユダヤ人③(ユダヤ教の宗教儀礼と聖地 巡礼。90分) 13. 中近世スペインのユダヤ人④(反ユダヤ運動とポグロム。 90分) 14. 中近世スペインのユダヤ人⑤(ユダヤ人追放と強制改宗。 90分) 15.前期のまとめ 16.後期イントロ 17. 追放後のユダヤ人①(フェズやマラケシュのユダヤ人。90分) 18. 追放後のユダヤ人②(アルジェやチュニスのユダヤ人。90分) 19. 中近世スペインのコンベルソ①(コンベルソと異端審問。90分) 20.中近世スペインのコンベルソ②(コンベルソと血の純潔規 約。90分) 21. 中近世スペインのコンベルソ③(亡命し再改宗するマラーノ。90分) 22.近現代スペインのユダヤ人(プリモ・デ・リベーラとフラン コ時代のユダヤ人。90分) 23. 中近世スペインのムデハル①(カスティーリャのムデハル。90分) 24.中近世スペインのムデハル②(アラゴンのムデハル。90分) 25. 中近世スペインのモリスコ①(カスティーリャのモリスコ。90分) 26.中近世スペインのモリスコ②(アラゴンのモリスコ。90分) 27.中近世スペインのモリスコ③(モリスコ追放。90分) 28.中近世モロッコのモリスコ①(フェズやテトゥアンのモリス コ。90分) 29.西地中海世界における宗教 的マジョリティーとマイノリ ティー(マイノリティーの同化と異化。90分) 30.おわりに 成績の評価方法など 宗教的マイノリティーに関するレポートと授業時の発表に基づ いて評価する。評価に際しては,レポートを70パーセント,授 業時の発表を30パーセントとする。 準備学習 授業計画の各項を参照のこと。 テキスト 特になし 参考書 適宜紹介する 社会史演習 Seminar in Social History 担当教員 関 哲行 単位数 8 単位 履修年次 1年次・2 年次 到達目標 本演習において学生は,日本と欧米の先行研究の整理を 踏まえ,自己の研究の研究史上の位置を確認することがで きる。同時に史料や文献の整理・批判的検討を通じ,人 文学的知と論理的思考を涵養することができる。 講義概要 本演習は,「社会史特論」の講義を踏まえ,修士論文の研 究指導を実践的に行う。女性や貧民,宗教的少数派を含 むマイノリティー問題を,歴史に遡り,また欧 米の研究も 参照しつつ,社会史的視点から検討する。マイノリティー との 「共存」 は,グローバル化された現代社会の理解に新 たな分析視角をもたらすものである。テーマの関係上,日 本語と英語文献の双方を扱う。 授業計画 1.はじめに 2 .各自の問題意識の確認①(問題意識の確認。90分) 3 .各自の問題意識の確認②(問題意識の追求。90分) 4 .各自の問題意識の確認③(問題意識の深化。90分) 5 .修士論文のテーマの絞り込み①(テーマの確認。90分) 6 .修士論文のテーマの絞り込み②(テーマの追求。90分) 7 .修士論文のテーマの絞り込み③(テーマの決定。90分) 8 .修士論文の書き方を学ぶ①(註の書き方。90分) 9. 修士論文の書き方を学ぶ②(参考文献,引用文献の書き方。90分) 10. 各自のテーマに沿った文献の収集・研究①(邦語文献①。90分) 11. 各自のテーマに沿った文献の収集・研究②(邦語文献②。90分) 12. 各自のテーマに沿った文献の収集・研究③(邦語文献③。90分) 13. 各自のテーマに沿った文献の収集・研究④(外国語文献①。90分) 14. 各自のテーマに沿った文献の収集・研究⑤(外国語文献②。90分) 15.前期のまとめ 16.後期イントロ 17.文献に関する発表・討論①(発表・討論と指導①。90分) 18.文献に関する発表・討論②(発表・討論と指導②。90分) 19.文献に関する発表・討論③(発表・討論と指導③。90分) 20.文献に関する発表・討論④(発表・討論と指導④。90分) 21.文献に関する発表・討論⑤(発表・討論と指導⑤。90分) 22.参加院生の報告①(報告と指導①。90分) 23.参加院生の報告②(報告と指導②。90分) 24.参加院生の報告③(報告と指導③。90分) 25.参加院生の報告④(報告と指導④。90分) 26.参加院生の報告⑤(報告と指導⑤。90分) 27.論文の構成の考察①(論文の構成と指導①。90分) 28.論文の構成の考察②(論文の構成と指導②。90分) 29.論文の構成の考察③(論文の構成と指導③。90分) 30.おわりに 成績の評価方法など 修士論文のテーマと内容の理解度,発表内容などを参考 に評価する。評価に際しては,修士論文のテーマと内容の 理解度を70パーセント,発表内容などを30パーセントとす る。 準備学習 授業計画の各項を参照のこと。 テキスト 開講時に指示する。 参考書 適宜指示する。

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Page 1: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

社会史特論 Advanced Social History

担当教員 関 哲行単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教という三つの一神教が交錯した中近世の西地中海世界をフィールドとして,三つの一神教の対立と 「共存」 の歴史的・宗教的背景を具体的に学ぶ。これらの学習を通じ学生は,三つの一神教の異同について学ぶことができると共に,グローバル化された現代社会で頻発する宗教問題を,歴史的に考察する能力を獲得できる。講義概要ヨーロッパ・キリスト教世界とイスラーム世界の境域に位置する中近世のスペインとモロッコを例に,宗教的マイノリティーとしてのユダヤ人(ユダヤ教徒),コンベルソ(キリスト教に改宗したユダヤ人)とムデハル(キリスト教徒支配下のムスリム),モリスコ(キリスト教に改宗したムスリム)問題について考えたい。三つの一神教の対立と 「共存」 の長い歴史をもつ,中近世の西地中海世界の事例は,グローバル化された現代世界における,宗教的 「共存」 の可能性を考察する上でも重要な意味を有する。授業計画1 .はじめに2.中近世スペイン史①(イスラームの侵攻とレコンキスタ運動の開始。90分)

3.中近世スペイン史②(サンティアゴ巡礼とレコンキスタ運動の展開。90分)

4 .中近世スペイン史③(グラナダ陥落とアメリカ「発見」。90分)5.中近世スペイン史④(スペイン帝国と宗教改革。90分)6.中近世スペイン史⑤(スペイン帝国とアメリカ植民地。90分)7.中近世スペイン史⑥(スペイン帝国と日本,フィリピン。90分)8.中近世スペイン・モロッコ関係史①(ムラービト,ムワッヒド朝。90分)

9.中近世スペイン・モロッコ関係史②(サアド朝とスペイン。90分)10.中近世スペインのユダヤ人①(ユダヤ人の類型と定着。90分)11.中近世スペインのユダヤ人②(アルハマの政治・経済・社会構造。90分)

12.中近世スペインのユダヤ人③(ユダヤ教の宗教儀礼と聖地巡礼。90分)

13.中近世スペインのユダヤ人④(反ユダヤ運動とポグロム。90分)14.中近世スペインのユダヤ人⑤(ユダヤ人追放と強制改宗。90分)15.前期のまとめ16.後期イントロ17.追放後のユダヤ人①(フェズやマラケシュのユダヤ人。90分)18.追放後のユダヤ人②(アルジェやチュニスのユダヤ人。90分)19.中近世スペインのコンベルソ①(コンベルソと異端審問。90分)20.中近世スペインのコンベルソ②(コンベルソと血の純潔規約。90分)

21.中近世スペインのコンベルソ③(亡命し再改宗するマラーノ。90分)22.近現代スペインのユダヤ人(プリモ・デ・リベーラとフランコ時代のユダヤ人。90分)

23.中近世スペインのムデハル①(カスティーリャのムデハル。90分)24.中近世スペインのムデハル②(アラゴンのムデハル。90分)25.中近世スペインのモリスコ①(カスティーリャのモリスコ。90分)26.中近世スペインのモリスコ②(アラゴンのモリスコ。90分)27.中近世スペインのモリスコ③(モリスコ追放。90分)28.中近世モロッコのモリスコ①(フェズやテトゥアンのモリスコ。90分)

29.西地中海世界における宗教的マジョリティーとマイノリティー(マイノリティーの同化と異化。90分)

30.おわりに成績の評価方法など宗教的マイノリティーに関するレポートと授業時の発表に基づいて評価する。評価に際しては,レポートを70パーセント,授業時の発表を30パーセントとする。準備学習授業計画の各項を参照のこと。テキスト特になし参考書適宜紹介する

社会史演習 Seminar in Social History

担当教員 関 哲行単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標本演習において学生は,日本と欧米の先行研究の整理を踏まえ,自己の研究の研究史上の位置を確認することができる。同時に史料や文献の整理・批判的検討を通じ,人文学的知と論理的思考を涵養することができる。講義概要本演習は,「社会史特論」の講義を踏まえ,修士論文の研究指導を実践的に行う。女性や貧民,宗教的少数派を含むマイノリティー問題を,歴史に遡り,また欧米の研究も参照しつつ,社会史的視点から検討する。マイノリティーとの 「共存」 は,グローバル化された現代社会の理解に新たな分析視角をもたらすものである。テーマの関係上,日本語と英語文献の双方を扱う。授業計画1 .はじめに2.各自の問題意識の確認①(問題意識の確認。90分)3.各自の問題意識の確認②(問題意識の追求。90分)4 .各自の問題意識の確認③(問題意識の深化。90分)5.修士論文のテーマの絞り込み①(テーマの確認。90分)6.修士論文のテーマの絞り込み②(テーマの追求。90分)7.修士論文のテーマの絞り込み③(テーマの決定。90分)8.修士論文の書き方を学ぶ①(註の書き方。90分)9.修士論文の書き方を学ぶ②(参考文献,引用文献の書き方。90分)10.各自のテーマに沿った文献の収集・研究①(邦語文献①。90分)11.各自のテーマに沿った文献の収集・研究②(邦語文献②。90分)12.各自のテーマに沿った文献の収集・研究③(邦語文献③。90分)13.各自のテーマに沿った文献の収集・研究④(外国語文献①。90分)14.各自のテーマに沿った文献の収集・研究⑤(外国語文献②。90分)15.前期のまとめ16.後期イントロ17.文献に関する発表・討論①(発表・討論と指導①。90分)18.文献に関する発表・討論②(発表・討論と指導②。90分)19.文献に関する発表・討論③(発表・討論と指導③。90分)20.文献に関する発表・討論④(発表・討論と指導④。90分)21.文献に関する発表・討論⑤(発表・討論と指導⑤。90分)22.参加院生の報告①(報告と指導①。90分)23.参加院生の報告②(報告と指導②。90分)24.参加院生の報告③(報告と指導③。90分)25.参加院生の報告④(報告と指導④。90分)26.参加院生の報告⑤(報告と指導⑤。90分)27.論文の構成の考察①(論文の構成と指導①。90分)28.論文の構成の考察②(論文の構成と指導②。90分)29.論文の構成の考察③(論文の構成と指導③。90分)30.おわりに成績の評価方法など修士論文のテーマと内容の理解度,発表内容などを参考に評価する。評価に際しては,修士論文のテーマと内容の理解度を70パーセント,発表内容などを30パーセントとする。準備学習授業計画の各項を参照のこと。テキスト開講時に指示する。参考書適宜指示する。

Page 2: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

社会学理論特論 Advanced Theory of Sociology

担当教員 沢谷 豊単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標社会システム論の考え方を理解する。そのために,・機能概念と機能的方法を理解する。・構造-機能主義と機能-構造主義の違いを理解する。・パーソンズのAGIL 図式とその応用を理解する。・ルーマンの社会システム論を理解する。・文章の読解能力と発表の方法を身につける。講義概要パーソンズの社会システム論からニクラス・ルーマンの社会システム論への移行をとらえるとともに,ルーマンに社会システム論によってどのようなことが解明できるのかを理解する。授業計画1 .はじめに(講義60分,質疑応答30分)2.機能概念の整理(講義60分,質疑応答30分)3.ホッブズ問題と秩序(講義60分,質疑応答30分)4 .構造-機能主義(講義60分,質疑応答30分)5.AGIL 図式(講義60分,質疑応答30分)6.AGIL 図式の拡張(講義60分,質疑応答30分)7.機能-構造主義(講義60分,質疑応答30分)8.社会システム――要素としての行為(講義60分,質疑応答30分)9.社会システムとしての組織(講義60分,質疑応答30分)10.公式組織(輪読60分,討論30分)11.公式組織(輪読60分,討論30分)12.公式組織(輪読60分,討論30分)13.公式組織(輪読60分,討論30分)14.公式組織(輪読60分,討論30分)15.公式組織(輪読60分,討論30分))16.複雑性の縮減(報告60分,討論30分)17.オートポイエーシスと認識の閉鎖性(講義60分,質疑応答30分)18.構造的カップリングとしての言語(講義60分,質疑応答30分)19.パラドクスとしての自己言及と外部言及(講義60分,質疑応答30分)20.コミュニケーション(講義60分,質疑応答30分)21.全体社会の進化(講義60分,質疑応答30分)22.近代社会と機能的分化(講義60分,質疑応答30分)23.作動構成主義(講義60分,質疑応答30分)24.マスメディア(輪読60分,討論30分)25.マスメディア(輪読60分,討論30分)26.マスメディア(輪読60分,討論30分)27.マスメディア(輪読60分,討論30分)28.アイデンティティ(講義60分,質疑応答30分)29.二元論を超えて(講義60分,質疑応答30分)30.まとめ成績の評価方法など平常点や発表,発言をもとに評価する。準備学習シラバスを読んで,各時間ごとの予習をすること。テキストN.ルーマン『公式組織の機能とその派生的問題』(新泉社)N.Luhmann,DieRealitaetderMassenmedien.West-deutscherVerlag1996. 邦訳『マスメディアのリアリティ』参考書M.Berghaus,Luhmannleichtgemacht.Boehlau2003.

社会学理論演習 Seminar in Theory of Sociology

担当教員 沢谷 豊単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標社会システム論の考え方を理解するとともに,修士論文執筆に必要な基礎知識を習得し,修士論文を作成する。到達目標は以下の通りである。・文献の検索方法ならびに論文の読み方を習得。・機能主義とパーソンズの社会システム論の理解。・ルーマンの社会システム論の基本的な考え方を理解。・プレゼンテーション能力の習得。・修士論文の作成。講義概要ゼミ生の修士論文のテーマに合わせた参考文献を収集・報告させ,論文の全体的構想を構築できるように指導する。授業計画1 .はじめに2.修士論文のテーマを報告し,論文作成に必要な参考文献を確認。(各自の発表60分,文献の検索30分)

3.参考文献もとに,これからの授業の計画を立てる。(文献の確認30分,全体的な構想30分,これからの作業についての確認30分)

4 .報告,レジュメ作成指導,討論(報告20分,作成指導40,質疑応答30分)

5.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)6.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)7.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)8.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)9.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)10.修士論文のテーマの再検討と新たな参考文献の確認(再検討45分,文献確認45分)11.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)12.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)13.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)14.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)15.これまでのまとめと夏休み中の研究についての確認(90分)16.夏休み中の研究について報告と新たな参考文献の確認(報告30分,文献確認60分)17.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)18.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)19.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)20.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)21.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)22.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)23.参考文献についての報告と討論(報告30分,討論60分)24.論文校正(90分)25.論文校正(90分)26.論文校正(90分)27.論文校正(90分)28.論文校正(90分)29.論文発表と討論(発表30分,質疑応答60分)30.まとめ成績の評価方法など平常点や報告,発言などをもとに評価する。準備学習次回の文献等を読み,疑問点などを明らかにしておくこと。テキスト適宜指示する。参考書適宜指示する。

Page 3: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

国際社会学特論 Advanced Global Sociology

担当教員 根橋 正一単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標国際社会学研究における空間論的アプローチに関する基本的な理論を理解する。従属理論・ワールドシステム論における空間論的認識の方法について理解する。社会学における空間論的展開について理解する。受講者の地域研究や空間研究に活用できるようにする。講義概要春学期には従属論・ワールドシステム論における空間論的な構成について研究するとともにその基礎となったプーランサスの文献について講ずる。秋学期は空間論的展開をもたらしたルフェーブル,ソジャ,アーリの文献研究を行う。文献研究は学生の報告と講義で構成される。年度末には各自の研究課題と空間論に関するレポートもしくは論文を提出する。授業計画1 .講義概要2.プーランサス『国家・権力・社会主義』( 1)(予習120分・復習60分)3 .プーランサス『国家・権力・社会主義』( 2)(予習120分・復習60分)4 .プーランサス『国家・権力・社会主義』( 3)(予習120分・復習60分)5.フランク『世界資本主義と低開発』( 1)(予習120分・復習60分)6.フランク『世界資本主義と低開発』( 2)(予習120分・復習60分)7.フランク『世界資本主義と低開発』( 3)(予習120分・復習60分)8 .アミン『帝国主義と不均等発展』( 1)(予習120分・復習60分)9.アミン『帝国主義と不均等発展』( 2)(予習120分・復習60分)10.アミン『帝国主義と不均等発展』( 3)(予習120分・復習60分)11.ウォーラーステイン『近代世界システム』( 1)(予習120分・復習60分)12.ウォーラーステイン『近代世界システム』( 2)(予習120分・復習60分)13.ウォーラーステイン『近代世界システム』( 3)(予習120分・復習60分)14.ルフェーブル『空間の生産』( 1)(予習120分・復習60分)15.ルフェーブル『空間の生産』( 2)(予習120分・復習60分)16.ルフェーブル『空間の生産』( 3)(予習120分・復習60分)17.ルフェーブル『空間の生産』( 4)(予習120分・復習60分)18.ソジャ『第三空間』( 1)(予習120分・復習60分)19.ソジャ『第三空間』( 2)(予習120分・復習60分)20.ソジャ『第三空間』( 3)(予習120分・復習60分)21.ソジャ『第三空間』( 4)(予習120分・復習60分)22.アーリ『場所を消費する』( 1)(予習120分・復習60分)23.アーリ『場所を消費する』( 2)(予習120分・復習60分)24.アーリ『場所を消費する』( 3)(予習120分・復習60分)25.アーリ『場所を消費する』( 4)(予習120分・復習60分)26.各自の研究課題と空間論に関する報告と討論( 1)(報告準備120分)27.各自の研究課題と空間論に関する報告と討論( 2)(報告準備120分)28.各自の研究課題と空間論に関する報告と討論( 3)(提出論文300分)29.提出レポートに対する総括的な講義(復習60分)30.おわりに成績の評価方法など成績評価は,文献研究における報告40%,各自の研究課題と空間論に関するレポートもしくは論文60%で評価する。試験は行わない。準備学習社会学の空間論的研究について知識を得ておくこと。テキスト文献研究を行う7点について準備すること。参考書特に指定しない。

国際社会学演習 Seminar in Global Sociology

担当教員 根橋 正一単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標国際社会学の考え方を理解し,各自の課題に沿って論文を仕上げる。受講学生の研究課題に沿って50枚もしくは100枚程度の論文執筆を目標とする。講義概要実証的な社会学の研究方法,論文執筆の手順について理解し,実際に論文を完成させる。その過程で必要な先行研究を渉猟し,調査方法の再確認と適切なデータ収集方法の開発を行う。実際のデータ収集は夏季休暇中の課題となる。秋学期にはそれらの材料を使って論文作成に取り組む。完成した論文は院生紀要などへ投稿する。授業計画1 .はじめに2.問題意識と問題設定( 1)先行研究の検討①(予習120分)3.問題意識と問題設定( 2)先行研究の検討②(予習120分)4 .問題意識と問題設定( 3)先行研究の検討③(予習120分)5.問題設定に関する文書提出・検討(予習120分・復習60分)6.研究方法の研究( 1)(予習120分)7.研究方法の研究( 2)(予習120分)8.研究方法の研究( 3)(予習120分)9.各自の研究方法の報告・検討(予習120分・復習60分)10.調査方法の検討と調査準備( 1)(予習60分・復習60分)11.調査方法の検討と調査準備( 2)(予習60分・復習60分)12.調査方法の検討と調査準備( 3)(予習60分・復習60分)13.調査方法の検討と調査準備( 4)(予習60分・復習60分)14.研究課題・問題設定・研究視角に関する検討( 1)(報告作成360分)15.研究課題・問題設定・研究視角に関する検討( 2)(報告作成360分)16.収集データの整理・検討( 1)(データ整理120分)17.収集データの整理・検討( 2)(データ整理120分)18.収集データの整理・検討( 3)(データ整理120分)19.収集データの整理・検討( 4)(データ整理120分)20.収集データの整理・検討( 5)(データ整理120分)21.収集データの整理・検討( 6)(データ整理120分)22.収集データの整理・検討( 7)(データ整理120分)23.論文構成の検討( 1)(準備120分)24.論文構成の検討( 2)(準備120分)25.論文構成の検討( 3)(準備120分)26.論文構成の検討( 4)(準備120分)27.執筆論文の検討( 1)(準備・再考120分)28.執筆論文の検討( 2)(準備・再考120分)29.執筆論文の検討( 3)(準備・再考120分)30.おわりに成績の評価方法など各段階での報告 40%,最終論文の完成度 60%で評価する。準備学習各自研究課題について構想しておくこと。テキスト特に指定しない。各自の課題によって文献を紹介する。参考書特に指定しない。

Page 4: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

経済社会学特論 Advanced Economical Sociology

担当教員 恩田 守雄単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標経済社会学と開発社会学の理論枠組みを理解し各自の研究に応用する。講義概要本講義は,経済現象を社会学の概念用具と理論枠組みからアプローチする「経済社会学」を紹介するとともに,経済開発に対置される社会開発について「開発社会学」の視点から解説する。授業は文献を精読しながら,大学院生諸君の定期的な報告を中心に進める。授業計画1 .春学期のイントロダクション2.経済社会学とは何か─経済現象を分析する社会学3.代表的な欧米の経済社会学の視点( 1)―ポランニー4.代表的な欧米の経済社会学の視点( 2)―ヴェブレン5.代表的な日本の経済社会学の視点( 1)―高田保馬,北野熊喜男6.代表的な日本の経済社会学の視点( 2)―高島善哉,酒井正三郎7.代表的な日本の経済社会学の視点( 3)―難波田春夫,大塚久雄8 .経済発展の社会システム9.経済発展の生活システム10.経済発展の行為システム11.アジアの社会と経済( 1)―インドネシア,タイ12.アジアの社会と経済( 2)―ベトナム13.アジアの社会と経済( 3)―インド,スリランカ14.経済社会学の課題15.春学期のエピローグ―まとめ16.秋学期のイントロダクション17.開発社会学とは何か─社会開発を進める社会学18.社会開発と経済開発19.社会開発の歴史( 1)─1960年代, 70年代, 80年代20.社会開発の歴史( 2)─1990年代, 2000 年代以降21.「生活」の開発─生活基盤整備(ハード面)22.「社会」の開発─コミュニティ開発(ソフト面)23.「人間」の開発─人間開発(ヒューマン面)24.社会開発のケーススタディ( 1)─タイ,スリランカ25.社会開発のケーススタディ( 2)─バングラデシュ26.先進国の社会開発─日本27.参加型社会開発28.日本の国際協力29.開発社会学の課題30.秋学期のエピローグ―まとめ成績の評価方法などテキストの理解と課題レポートの内容によって評価する。準備学習授業計画の項目ごとにテキストの該当する箇所について,予習と復習が少なくとも各90分は必要である。テキスト恩田守雄,1997年『発展の経済社会学』文眞堂恩田守雄, 2001年(第二刷 2006 年)『開発社会学』ミネルヴァ書房参考書適宜必要な文献を紹介する。

経済社会学演習 Seminar in Economical Sociology

担当教員 恩田 守雄単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標修士論文の作成講義概要本演習では 2 年間で修士論文の作成ができるように指導する。目次の作成,仮設の設定と検証,論旨の展開,参考文献の提示まで,一連の論文指導をする。以下の授業計画のうち,春学期は修士 1年,秋学期は 2 年を対象にした内容である。授業計画1 .春学期のイントロダクション2.修士論文とは何か─求められる論文の水準3.修士論文の特徴4.目次の構成5.関連文献の収集6.仮設の設定7.仮設の検証8.論旨の展開( 1)─歴史の視点9.論旨の展開( 2)─比較の視点10.論旨の展開( 3)─客観的データの収集11.論旨の展開( 4)─オリジナルデータの収集(社会調査─質的データ)

12.論旨の展開( 5)─オリジナルデータの収集(社会調査─量的データ)

13.論旨の展開( 6)─将来方向の視点14.参考文献の整理15.春学期のエピローグ─まとめ16.秋学期のイントロダクション17.修士論文の目次作成( 1)18.修士論文の目次作成( 2)19.修士論文の作成指導( 1)20.修士論文の作成指導( 2)21.修士論文の作成指導( 3)22.修士論文中間報告の準備( 1)23.修士論文中間報告の準備( 2)24.修士論文中間報告の準備( 3)25.修士論文の仮提出26.修士論文本提出の準備( 1)27.修士論文本提出の準備( 2)28.修士論文本提出の準備( 3)29.修士論文の本提出30.秋学期のエピローグ─まとめ成績の評価方法など修士論文作成の進捗状況とその水準によって評価する。準備学習授業計画の項目ごとに予習と復習が少なくとも各90分は必要である。テキスト演習参加者のテーマに応じた文献を指定する。参考書演習参加者のテーマに応じた文献を紹介する。

Page 5: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

文化人類学特論 Advanced Cultural Anthropology

担当教 員 東 美晴単 位 数  4 単位履 修 年次  1年次到 達目標・文化人類学および文化・社会研究において焦点が当てられてきたテーマ,分析理論および民族誌記述の方法論等の流れを理解し,それぞれの研究テーマの設定に活かせるようにすることを目標とする。・文献を正確に読みこなす能力,文献の内容をまとめ説明する能力,自身の理解を正確に表現する能力を養う。講義 概要ツーリズムを対象とした人類学的研究および文化・社会研究を取り上げ,順次,輪読するとともに,その研究上の位置づけについて解説していく。指定された文献は全員,必ず読んでくること。また,報告担当者は必ずレジュメを作成してくること。授 業 計画1 .イントロダクション2.文化人類学とツーリズム研究(復習30分)3.スミス『観光・リゾート開発の人類学』1(予習90分,復習30分)4 .スミス『観光・リゾート開発の人類学』2(予習90分,復習30分)5.スミス『観光・リゾート開発の人類学』3(予習90分,復習30分)6.山下晋司『バリ 観光人類学のレッスン』1(予習90分,復習30分)7.山下晋司『バリ 観光人類学のレッスン』2(予習90分,復習30分)8 .山下晋司『バリ 観光人類学のレッスン』3(予習90分,復習30分)9.吉原直樹『グローバルツーリズムの進展と地域コミュニティの変容』1(予習90分,復習30分)

10.吉原直樹『グローバルツーリズムの進展と地域コミュニティの変容』2(予習90分,復習30分)

11.吉原直樹『グローバルツーリズムの進展と地域コミュニティの変容』3(予習90分,復習30分)

12.能登路雅子『ディズニーランドという聖地』(予習90分,復習30分)13.社会・文化研究とツーリズム(復習30分)14.ディーン・マキャーネル『ザ・ツーリスト』1(予習90分,復習30分)15.ディーン・マキャーネル『ザ・ツーリスト』2(予習90分,復習30分)16.ディーン・マキャーネル『ザ・ツーリスト』3(予習90分,復習30分)17.ジョン・アーリ『観光のまなざし』1(予習90分,復習30分)18.ジョン・アーリ『観光のまなざし』2(予習90分,復習30分)19.ジョン・アーリ『観光のまなざし』3(予習90分,復習30分)20.ジョン・アーリ『観光のまなざし』4(予習90分,復習30分)21.ジョン・アーリ『場所を消費する』1(予習90分,復習30分)22.ジョン・アーリ『場所を消費する』2(予習90分,復習30分)23.ジョン・アーリ『場所を消費する』3(予習90分,復習30分)24.アラン・ブライマン『ディズニー化する社会』1(予習90分,復習30分)25.アラン・ブライマン『ディズニー化する社会』2(予習90分,復習30分)26.アラン・ブライマン『ディズニー化する社会』3(予習90分,復習30分)27.ジョージ・リッツア『消費社会の魔術的体系』1(予習90分,復習30分)28.ジョージ・リッツア『消費社会の魔術的体系』2(予習90分,復習30分)29.ジョージ・リッツア『消費社会の魔術的体系』3(予習90分,復習30分)30.授業のまとめ,レポート課題の提示成績の評価方法など平常点60点,レポート40点で評価する。準備学習受講者は必ずテキストを読んでくること。また報告者は必ずレジュメを作成すること。テキストバーレーン・スミス『観光・リゾート開発の人類学 ホスト&ゲスト論でみる地域文化の対応』勁草書房,1991山下晋司『バリ 観光人類学のレッスン』東京大学出版会,1999吉原直樹『グローバルツーリズムの進展と地域コミュニティの変容バリ島のバンジャールを中心にして』お茶の水書房,2008能登路雅子『ディズニーランドという聖地』岩波書店,1990アラン・ブライマン『ディズニー化する社会 :文化・消費・労働とグローバリゼーション』2008ジョージ・リッツア『消費社会の魔術的体系――ディズニーワールドからサイバーモールまで』明石書店 ,2009ディーン・マキャーネル『ザ・ツーリスト 高度近代社会の構造分析』2012ジョン・アーリ『観光のまなざし-現代社会におけるレジャーと旅行』法政大学出版会,1995ジョン・アーリ『場所を消費する』法政大学出版会,2003参考書必要に応じ指示する。

文化人類学演習 Seminar in Cultural Anthropology

担当教員 東 美晴単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標2 年間の指導を通し,修士論文の完成を目指す。1年目には,論文テーマの絞り込みを行うとともに,データ収集に着手することを目標とする。講義概要各自の研究テーマに沿って,修士論文執筆指導を行う。研究に必要なフィールドワーク等によるデータ収集は夏季休暇・春季休暇中に行うものとする。授業計画1 .イントロダクション2.研究方向および対象の確認 1(準備として研究計画書案の作成等90分)

3.研究方向および対象の確認 2(準備として研究計画書案の作成等90分)

4 .基礎文献講読 1(準備としてレジュメ作成等120分)5.基礎文献講読 2(準備としてレジュメ作成等120分)6.基礎文献講読 3(準備としてレジュメ作成等120分)7.基礎文献講読 4(準備としてレジュメ作成等120分)8.基礎文献講読 5(準備としてレジュメ作成等120分)9.基礎文献講読 6(準備としてレジュメ作成等120分)10.研究テーマの設定と絞込 1(準備として,再度,研究計画書案の作成等90分)

11.研究テーマの設定と絞込 2(準備として,再度,研究計画書案の作成等90分)

12.修士論文研究計画作成 1(復習として,研究計画書案の修正,90分)

13.修士論文研究計画作成 2(復習として,研究計画書案の修正,90分)

14.修士論文研究計画作成 3(復習として,研究計画書案の修正・完成,90分)

15.先行研究収集・講読 1(準備としてレジュメ作成等120分)16.先行研究収集・講読 2(準備としてレジュメ作成等120分)17.先行研究収集・講読 3(準備としてレジュメ作成等120分)18.先行研究収集・講読 4(準備としてレジュメ作成等120分)19.先行研究収集・講読 5(準備としてレジュメ作成等120分)20.データ収集方法の検討1(準備として調査計画書案の作成,90分)21.データ収集方法の検討 2(復習として調査計画書案の修正,90分)22.データ収集方法の検討 3(復習として調査計画書案の修正,90分)23.データ収集方法の確定(復習として調査計画書案の修正・完成,90分)

24.データ収集計画の検討1(準備として質問紙案等の作成,120分)25.データ収集計画の検討 2(復習として質問紙案等の修正,120分)26.データ収集計画の検討 3(復習として質問紙案等の修正,120分)27.データ収集計画の確定(復習として質問紙案等の修正・完成,120分)

28.データ収集準備 1(準備として日程,被調査者との連絡,備品等の確認)

29.データ収集準備 2(準備として日程,被調査者との連絡,備品等の確認)

30.授業のまとめ成績の評価方法など研究に取り組む態度を50%,各ステップにおける課題の完成度等を50%として,総合的に評価する。準備学習論文作成過程における各段階で出された課題を,授業の準備学習として必ずやってくることテキスト特に使用しない。参考書必要に応じて指示する。

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福祉職論特論 Advanced Theory of Social Work Profession

担当教員 佐藤 克繁単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標現代社会における社会福祉の各分野における福祉専門職の使命及び現況と課題を認識し,福祉職をHelpingPro-fessionとして確立する方途を探り,福祉職向上のために寄与できる専門的能力及び研究能力をつける。講義概要本特論では,現代社会が希求する「Professionとしての福祉」という問題意識を基底にし,福祉職の現況と課題を追求する。授業計画1 .はじめに2.社会福祉援助の本質とその形態①~社会福祉の本質を問う~3.社会福祉援助の本質とその形態②~社会福祉の本質を問う~4 .社会福祉援助の本質とその形態③~社会福祉の本質を問う~5.社会福祉援助の本質とその形態④~援助の形態の現況~6.社会福祉援助の本質とその形態⑤~援助の形態の現況~7.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化①~欧米からの視座~

8.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化②~欧米からの視座~

9.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化③~欧米からの視座~

10.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化④~欧米からの視座~

11.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化⑤~欧米からの視座~

12.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化⑥~日本の援助活動~

13.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化⑦~日本の援助活動~

14.社会福祉援助活動の専門化と専門職業化⑧~日本の援助活動~

15.ソーシャルワークと職業倫理①~宗教と倫理~16.ソーシャルワークと職業倫理②~宗教と倫理~17.ソーシャルワークと職業倫理③~宗教と倫理~18.ソーシャルワークと職業倫理④~諸外国の倫理綱領~19.ソーシャルワークと職業倫理⑤~諸外国の倫理綱領~20.ソーシャルワークと職業倫理⑥~日本の倫理綱領~21.ソーシャルワークと職業倫理⑦~日本の倫理綱領~22.福祉専門教育の課題①~学校教育における専門教育~23.福祉専門教育の課題②~学校教育における専門教育~24.福祉専門教育の課題③~学校教育における専門教育~25.福祉専門教育の課題④~現任訓練の実情と課題~26.福祉専門教育の課題⑤~現任訓練の実情と課題~27.福祉専門教育の課題⑥~現任訓練の実情と課題~28.発表:わが国における福祉職の課題①29.発表:わが国における福祉職の課題②30.おわりに成績の評価方法などレポート及び発表などで総合評価する。レポート:60% 発表(質疑応答) 40%準備学習各回の授業に対して, 4 時間程度の予習及び復習時間を要する。テキスト使用しない。適宜,重要文献を紹介する。参考書特に使用しない。その都度参考文献を紹介する。

福祉職論演習 Seminar in Theory of Social Work Profession

担当教員 佐藤 克繁単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標修士論文作成を通して,社会福祉分野の高度な専門的知識及び研究能力を身につける。到達目標として,①福祉に関する現実を把握する能力 ②現実を理解するだけではなく,問題点を見出す能力 ③さらに,問題点を記述言語によって的確に表現する能力 ④最後に,問題点を普遍化する能力などを涵養する。講義概要本演習では,修士論文作成の指導を行う。まず,1年次段階では,各自の問題意識に応じて基礎的文献を紹介し,修士論文のテーマを設定する。そして,テーマにそった目次構成を確立し,必要文献を収集し各章ごとの内容及び意図を明確にし,研究発表を通じて修士論文の概要を作成する。授業計画1 .はじめに2.問題意識の発表と基礎文献の紹介①3.問題意識の発表と基礎文献の紹介②4.問題意識の発表と基礎文献の紹介③5.問題意識の発表と基礎文献の紹介④6.修士論文テーマを練る①7.修士論文テーマを練る②8.修士論文テーマを練る③~テーマ設定~9.目次構成を考える①10.目次構成を考える②11.目次構成を考える③12.目次構成を考える④~必要文献のピックアップ~13.目次構成を考える⑤~必要文献のピックアップ~14.目次構成を考える⑥~必要文献のピックアップ~15.目次構成を考える⑦~夏休み中の課題の指示と確認~16.修士論文のテーマ・目次の確認~受講生による発表~①17.修士論文のテーマ・目次の確認~受講生による発表~②18.修士論文のテーマ・目次の確認~受講生による発表~③19.各章の内容発表①20.各章の内容発表②21.各章の内容発表③22.各章の内容発表④23.各章の内容発表⑤24.各章の内容発表⑥25.各章の内容発表⑦26.各章の内容発表⑧27.各章の内容発表⑨28.各章の内容発表⑩29.各章の内容発表⑪30.おわりに成績の評価方法など研究に対する姿勢と発表内容を評価する。評価基準:レポート内容及び発表内容(50%),研究への取り組み姿勢(50%)を総合評価する。準備学習問題意識及び研究テーマに沿って先行研究の資料収集をし,十分に読破しなければならない。したがって,各回の授業に対して, 4 時間程度の予習及び復習時間を要する。テキスト学生の問題意識に沿ってその都度紹介する。参考書テキストと同様に,学生の問題意識に沿ってその都度紹介する。

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地域福祉論特論 Advanced Study of Social Work with Communities

担当教員 大橋 純一単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標( 1)地域福祉の基本的な考え方及び地域福祉の主体と対象など地域福祉全般の理解とその知識の修得。( 2)地域福祉推進の実践(地域福祉に関わる住民組織の福祉活動実践)講義概要地域福祉の概念や地域福祉の主体と組織等を理解するためにできる限り実践的に学ぶ。①地域福祉の文献の整理②履修者に地域福祉研究の研究フィールドを設定して,リサーチを行う。授業計画1 .はじめに2.地域福祉の基本的な考え方の理解 文献研究及び討論3.                文献研究及び討論4.                文献研究及び討論5.                文献研究及び討論6.地域福祉の主体と対象      文献研究及び討論7.                文献研究及び討論8.                文献研究及び討論9.地域福祉の担い手の理解     文献研究及び討論10.                文献研究及び討論11.フィールドリサーチ12.フィールドリサーチ13.フィールドリサーチ14.フィールドリサーチ15.夏期休暇に向けての研究指導16.研究成果のプレゼンテーション17.研究成果のプレゼンテーション18.地域福祉の理論研究及びその整理19.地域福祉の理論研究及びその整理20.地域福祉の理論研究及びその整理21.地域福祉に関する履修者のプレゼンテーション22.地域福祉に関する履修者のプレゼンテーション23.地域福祉実践のためのフィールドリサーチ( 1)24.地域福祉実践のためのフィールドリサーチ( 2)25.地域福祉実践のためのフィールドリサーチ( 3)26.地域福祉実践のためのフィールドリサーチ( 4)27.地域福祉実践のためのフィールドリサーチ( 5)28.「地域福祉理論の方法」のまとめ(A)29.「地域福祉理論の方法」のまとめ(B)30.特論のまとめ成績の評価方法など地域福祉理論に関する知識についての口頭試問 50%とフィールドでの実践活動 50%準備学習授業計画での各項目に関しての予習テキスト開講時に指示参考書開講時に指示

地域福祉論演習 Seminar in Study of Social Work with Communities

担当教員 大橋 純一単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標( 1)地域福祉の基本的な考え方及び地域福祉の主体と対象など地域福祉全般の知識の修得 ( 2)修士論文の作成 ( 3)修士論文のプレゼンテーション講義概要地域福祉の概念や地域福祉の主体と組織等を理解するためにできる限り実践的に学ぶが,論文執筆に必要な基礎知識を養うことを目的にする。履修者の研究テーマごとに指導する。授業計画1 .はじめに2.履修者の研究テーマに関しての討論及びその整理3.履修者の研究テーマに関しての討論及びその整理4.地域福祉の基本的な考え方  文献研究及び討論5.              文献研究及び討論6.              文献研究及び討論7.地域福祉の主体と対象    文献研究及び討論8.              文献研究及び討論9.地域福祉の担い手の理解   文献研究及び討論10.              文献研究及び討論11.履修者の研究テーマ及び研究方法の指導12.履修者の研究テーマ及び研究方法の指導13.研究資料及びデータ収集についての指導14.研究資料及びデータ収集についての指導15.夏期休暇に向けての研究指導16.研究成果のプレゼンテーション17.研究成果のプレゼンテーション18.履修者からの研究報告19.履修者からの研究報告20.履修者からの研究報告21.履修者からの研究報告 論文作成指導22.履修者からの研究報告 論文作成指導23.論文作成指導24.論文作成指導25.論文作成指導26.論文についての評価・検討27.論文についての評価・検討28.研究論文テーマの確認29.論文作成指導30.論文作成指導成績の評価方法など研究テーマに即した及び指導に基づく研究内容になっているかを評価する準備学習授業計画に基づいた予習テキスト履修者に即したテキストを指示する参考書履修者に即した参考書を指示する

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社会福祉史特論 Advanced History of Social Welfare

担当教員 川﨑 愛単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標社会福祉の成り立ちを人物や諸外国との比較から理解する。講義概要前半はテキストの講読,後半は各自で資料を作成し発表する。授業計画1 .はじめに2.社会福祉史研究の意義3.社会福祉史研究の課題4.日本における社会福祉の発達(前近代)5.日本における社会福祉の発達(近代国家形成)6.日本における社会福祉の発達(社会事業)7.日本における社会福祉の発達(戦時体制)8.日本における社会福祉の発達(第二次大戦後)9.日本における社会福祉の発達(少子高齢化)10.日本における今後の社会福祉11.日本の社会福祉の開拓者①12.日本の社会福祉の開拓者②13.日本の社会福祉の開拓者③14.日本の社会福祉の開拓者④15.総括16.「社会福祉の先達」イギリス①17.「社会福祉の先達」イギリス②18.「社会福祉の先達」イギリス③19.「高福祉の実現」スウェーデン①20.「高福祉の実現」スウェーデン②21.「高福祉の実現」スウェーデン③22.「セルフヘルプ」アメリカ①23.「セルフヘルプ」アメリカ②24.「セルフヘルプ」アメリカ③25.各国の社会福祉史①26.各国の社会福祉史②27.各国の社会福祉史③28.各国の社会福祉史④29.歴史研究の展望30.おわりに成績の評価方法など資料作成40%,発表30%,レポート30%で評価する。準備学習社会福祉の歴史に関する入門書を読んでおくこと。テキスト受講者と相談の上,決定する。参考書適宜,紹介する。

社会福祉史演習 Seminar in History of Social Welfare

担当教員 川﨑 愛単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標修士論文のテーマと概要を決定する。講義概要論文作成のための技術,方法を学ぶ。授業計画1 .はじめに2.研究テーマの設定①3.研究テーマの設定②4.研究テーマの設定③5.資料・文献収集①6.資料・文献収集②7.先行研究①8.先行研究②9.先行研究③10.先行研究の整理11.先行研究の発表①12.先行研究の発表②13.研究テーマの再調整14.研究テーマの意義15.目次の作成16.目次の確認17.文献の読み込み①18.文献の読み込み②19.レジュメ作成・発表20.文献の読み込み③21.文献の読み込み④22.レジュメ作成・発表23.文献の読み込み⑤24.文献の読み込み⑥25.レジュメの作成・発表26.質的調査方法①27.質的調査方法②28.質的調査方法③29.目次の再考30.おわりに成績の評価方法など論文への取り組み(レジュメの作成30%,発表30%,レポート40%)準備学習関連する領域の複数の論文を探し目を通しておく。テキスト受講者と相談の上,決定する。参考書適宜,紹介する。

Page 9: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

心理療法・心理援助特論 Advanced Psychotherapy・Mental Assistance

担当教 員 佐藤 尚人単 位 数  4 単位履 修 年次  1年次到 達目標心理療法とは,また心理的援助とはどのようなものかについて理解する。その歴史や現在の状況・さまざまな理論や方法などについての概要を理解する。続いて,それらが現実の場面・状況(教育・医療・福祉・労働・司法など)においてどのように実践されているか,それぞれで,どのような効果があり問題点があるか理解する。講義 概要上記到達目標に向け,講義形式だけではなく,参加者によるレポートとディスカッションも合わせて進めていく。前半は,歴史や理論・方法について,後半は実践の状況や問題点について検討していく。授 業 計画(春学期)1.はじめに(まとめと整理30分)2 .参加者各自の自己紹介,心理臨床と現代社会について   (研究テーマ・目標の準備60分,まとめと整理30分)3.心理療法・援助のはじまり(1)その前身:紀元前から中世まで   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)4 .心理療法・援助のはじまり( 2)ヒステリー研究と精神分析   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)5.精神分析( 1)無意識と自我・超自我,自由連想法・夢分析・転移感情   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)6.精神分析( 2)思想・哲学としての精神分析   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)7.分析心理学( 1)個人的無意識と普遍的無意識,元型   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)8 .分析心理学( 2)ペルソナと影,統合的自己   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)9.人間性心理学( 1)来談者中心療法を中心に   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)10.人間性心理学( 2)(文献研究と準備90分,まとめと整理30分)11.行動療法 経験論と学習理論   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)12.認知行動療法(文献研究と準備90分,まとめと整理30分)13.遊戯療法・表現療法(文献研究と準備90分,まとめと整理30分)14.日本で生まれた心理療法 森田療法と内観療法   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)15.前期のまとめ(特徴の比較・発表準備90分,まとめと確認30分)(秋学期)16.秋学期の概要 心理療法の現状を考える(まとめと整理30分)17.対象となる心の問題・悩み( 1)   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)18.対象となる心の問題・悩み( 2)   (文献研究と準備90分,まとめと整理30分)19.教育分野での心理療法・援助( 1)事例検討 特徴と問題点   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)20.教育分野での心理療法・援助( 2)   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)21.医療分野での心理療法・援助( 1)事例検討 特徴と問題点   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)22.医療分野での心理療法・援助( 2)   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)23.福祉分野での心理療法・援助( 1)事例検討 特徴と問題点   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)24.福祉分野での心理療法・援助( 2) (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)25.労働分野での心理療法・援助( 1)事例検討 特徴と問題点   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)26.労働分野での心理療法・援助( 2)   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)27.司法分野での心理療法・援助( 1)事例検討 特徴と問題点   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)28.司法分野での心理療法・援助( 2)   (資料整理と準備90分,まとめと復習30分)29.心理療法・心理援助の効果と問題点 まとめ   (文献資料の検索と整理・準備120分,まとめと復習60分)30.おわりに(整理と準備60分,まとめと復習30分)成績の評価方法など試験(筆記や口頭での)は行わない。毎回の授業への準備(レポート・報告資料の作成)40%,発表30%,ディスカッションでの様子30%,により評価をおこなう。準備学習授業計画の各項を参照すること。テキスト毎回のテーマにより指示するが,自ら資料(インターネット上の情報は補助的なものとして,出版物を主とする)を収集・検討する姿勢を求める。参考書随時紹介する。

心理療法・心理援助演習 Seminar in Psychotherapy・Mental Assistance

担 当 教 員 佐藤 尚人単 位 数  8 単位履 修 年 次  1年次・2 年次到 達 目 標1年次には,参加者が各自研究テーマを確定し,情報の収集・整理,考察の見とおしについて検討をおこなうこと。2 年次にはそれを修士論文として形にすること。講 義 概 要1年次は,前半は,心理療法・心理援助の基本について文献講読を中心にして確認する。後半は,参加者それぞれの問題意識に沿って,興味関心・修士論文のテーマ・資料収集の方針などの報告と,その検討により授業を進めていく。2年次は,修士論文の作成の進行に合わせて,内容の検討をおこなっていく。学生それぞれが,心理療法・心理援助のさまざまな実践の場の中から対象をしぼり,具体的・詳細にその特徴や課題を検討するように指導していく。授 業 計 画1年次(春学期)1.はじめに 今後の授業の方針の確認 (整理と復習30分)2 .参加者各自の興味・関心の紹介・説明   (研究テーマ・目標の発表準備60分,整理と復習30分)3 .心理療法・心理援助の基本的考え方の確認( 1)総論   (文献資料の研究と準備120分,まとめと復習60分)4 .心理療法・心理援助の基本的考え方の確認( 2)教育分野   (文献資料の研究と準備120分,まとめと復習30分)5. 心理療法・心理援助の基本的考え方の確認( 3)福祉分野   (文献資料の研究と準備90分,まとめと復習30分)6 .心理療法・心理援助の基本的考え方の確認( 4)医療分野   (文献資料の研究と準備90分,まとめと復習30分)7. 心理療法・心理援助の基本的考え方の確認( 5)労働分野   (文献資料の研究と準備90分,まとめと復習30分)8 .心理療法・心理援助の基本的考え方の確認( 6)司法分野   (文献資料の研究と準備90分,まとめと復習30分)9. 参加者各自の研究テーマの検討( 1)内容   (発表準備120分,整理とまとめ60分)10. 参加者各自の研究テーマの検討( 2)対象領域   (発表準備120分,整理とまとめ60分)11.修士論文テーマの仮確定   (発表準備60分,まとめ30分)12.論文の書き方・要点の確認( 1)   (資料整理と発表準備90分,まとめと復習30分)13.論文の書き方・要点の確認( 2)   (資料整理と発表準備90分,まとめと復習30分)14. 過去の類似テーマ論文の検討・確認( 1)   (資料検索整理と発表準備150分,まとめと復習60分)15.過去の類似テーマ論文の検討・確認( 2)   (資料検索整理と発表準備150分,まとめと復習60分)(秋学期)16. 秋学期の授業の進め方・日程等の確認(整理と復習30分)17. 資料収集の報告・検討( 1)文献データ   (資料検索整理と発表準備150分,まとめと復習60分)18.資料収集の報告・検討( 2)面接データ   (資料検索整理と発表準備150分,まとめと復習60分)19. 資料収集の報告・検討( 3)調査データ   (資料検索整理と発表準備150分,まとめと復習60分)20.論文構成の検討( 1)(発表準備120分,復習60分)21.論文構成の検討( 2)(発表準備120分,復習60分)22.論文構成の検討( 3)(発表準備120分,復習60分)23.修士論文発表会( 2 年次生による)への参加(まとめと整理60分)24.各自の論文構成・資料の再検討( 1)   (発表準備120分,復習60分)25.各自の論文構成・資料の再検討( 2)   (発表準備120分,復習60分)26.修士論文テーマの確定(発表準備60分,まとめと復習30分)27. 修士論文構成の確定(発表準備120分,まとめと復習60分)28.資料整理(発表準備60分,まとめと整理60分)29. 1年次の反省と2 年次の計画(発表準備60分,復習30分)30.まとめ(まとめと確認60分)

2 年次(春学期)1.はじめに 今後の授業の方針の確認(復習60分)2 .参加者による修論作成状況の報告( 1)(発表準備90分,復習60分)3 .参加者による修論作成状況の報告( 2)(発表準備90分,復習60分)4 .参加者による修論作成状況の報告( 3)(発表準備90分,復習60分)5. 収集資料の再検討( 1)整理(収集資料整理と発表準備120分,まとめと復習60分)6 . 収集資料の再検討( 2)追加(資料整理と発表準備120分,まとめと復習60分)7. 論文構成の再検討( 1)現状報告(発表準備120分,まとめと復習60分)8 .論文構成の再検討( 2)修正 (発表準備120分,まとめと復習60分)9. 結論・考察の検討( 1)(発表準備120分,まとめと復習60分)10. 結論・考察の検討( 2)(発表準備120分,まとめと復習60分)11.修士論文中間発表会準備( 1)(発表準備120分,まとめと復習60分)12.修士論文中間発表会準備( 2)(発表準備120分,まとめと復習60分)13.修士論文中間発表会参加(発表準備120分,整理とまとめ90分)14. 修士論文中間発表会反省( 1)修正計画(発表準備120分,復習60分)15.修士論文中間発表会反省( 2)追加計画(発表準備90分,復習60分)(秋学期)16. 秋学期の授業の進め方・日程等の確認(まとめと復習60分)17. 参加者による修論作成状況の報告( 4)(発表準備90分,復習60分)18.参加者による修論作成状況の報告( 5)(発表準備90分,復習60分)19. 参加者による修論作成状況の報告( 6)(発表準備90分,復習60分)20.収集資料のチェック(発表準備120分,まとめと整理60分)21.論文構成のチェック(発表準備120分,まとめと整理60分)22.結論・考察の検討( 3)(発表準備180分,まとめと整理90分)23.結論・考察の検討( 4)(発表準備180分,まとめと整理60分)24.論文発表会準備( 1)発表資料作成(発表準備180分,まとめと整理90分)25.論文発表会準備( 2)模擬発表会実施(発表準備180分,まとめと整理90分)26.論文最終チェック( 1)(発表準備180分,まとめ整理90分)27. 論文最終チェック( 2)(発表準備180分,まとめと整理90分)28.論文発表会( 1)(発表準備180分,まとめと復習60分)29.論文発表会( 2)(発表準備180分,まとめと復習60分)30.まとめ 講評(まとめと復習・整理90分)成績の評価方法など各回の参加状況を評価の材料とする。発表準備(資料や文献のまとめ,レポート)40%,発表の様子30%,ディスカッションでの様子30%。準備学習授業計画の各項を参照すること。テキスト特に指定しない。参考書特に指定しない。

Page 10: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

社会心理学特論 Advanced Social Psychology

担当教員 高口 央単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標知識:社会心理学の領域の諸理論を学び,実験・調査研究の計画立案・実施の具体的な手法について理解できる知識の獲得を目指す。能力:論文で実施されている分析結果を理解し,そういった分析手法にも即した計画立案・実施を具体化する思考力を身に付けることを目指す。講義概要日本社会心理学会,日本グループ・ダイナミックス学会の学会誌掲載の論文の輪読を中心としながら,社会心理学の諸理論を取り上げ,実際の実験・調査の具体的な手法,また分析手法について学習する。授業計画1 .はじめに2.尺度構成に取り組んだ論文についての発表と解説3.尺度構成に取り組んだ論文についての解説と討論4.対人魅力・2 者関係を取り上げた論文についての発表と解説5.対人魅力・2 者関係を取り上げた論文についての解説と討論6.自己評価・自尊感情をテーマとした論文についての発表と解説7.自己評価・自尊感情をテーマとした論文についての解説と討論8.ソシオメーター理論を取り上げた論文についての発表と解説9.ソシオメーター理論を取り上げた論文についての解説と討論10.社会的比較理論を取り上げた論文についての発表と解説11.社会的比較理論を取り上げた論文についての解説と討論12.自己開示・自己呈示をテーマとした論文についての発表と解説

13.自己開示・自己呈示をテーマとした論文についての解説と討論14.認知的不協和理論など態度をテーマとした論文についての発表と解説

15.認知的不協和理論など態度をテーマとした論文についての解説と討論

16.原因帰属をテーマとした論文についての発表と解説17.原因帰属をテーマとした論文についての解説と討論18.社会的勢力をテーマとした論文についての発表と解説19.社会的勢力をテーマとした論文についての解説と討論20.同調行動をテーマとした論文についての発表と解説21.同調行動をテーマとした論文についての解説と討論22.説得をテーマとした論文についての発表と解説23.説得をテーマとした論文についての解説と討論24.リーダーシップをテーマとした論文についての発表と解説25.リーダーシップをテーマとした論文についての解説と討論26.ステレオタイプをテーマとした論文についての発表と解説27.ステレオタイプをテーマとした論文についての解説と討論28.社会的アイデンティティ理論をテーマとした論文についての発表と解説

29.社会的アイデンティティ理論をテーマとした論文についての解説と討論

30.おわりに成績の評価方法など授業への平常点40%,発表内容・方法30%,討議への参加30%準備学習各回の講義では,事前に取り上げる論文について熟読し,担当回の論文についてレジュメの作成を求める(予習50分)。加えて,各回で扱った論文についての復習(40分)を求める。テキストCiNii 等で閲覧可能な社会心理学領域の学術論文参考書適宜指示する。

社会心理学演習 Seminar in Social Psychology

担当教員 高口 央単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標修士論文執筆に必要な基礎知識を養うことを目的とする。講義概要ゼミ生の修士論文テーマごとに最適な参考文献・資料等を紹介し,ゼミ生にレジュメ等を用いて報告を求め,解説・指導を行う。修士論文作成のための,予備実験・調査を実施できるよう指導を行う。授業計画1 .はじめに2.修士論文テーマの報告後,参考文献・資料の紹介3.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論14 .ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 25.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 36.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 47.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 58 .修士論文のテーマの再検討9.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 610.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 711.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 812.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論 913.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論1014.ゼミ生からの参考文献・資料の報告と討論1115.予備実験・調査の計画立案と報告116.予備実験・調査の計画立案と報告 217.予備実験・調査実施のための指導 118.予備実験・調査実施のための指導 219.予備実験・調査実施のための指導 320.予備実験・調査の結果整理の指導 121.予備実験・調査の結果整理の指導 222.予備実験・調査の結果整理の指導 323.予備実験・調査の結果整理の指導 424.予備実験・調査の結果整理の指導 525.修士論文の構成・内容について報告126.修士論文の構成・内容について報告 227.修士論文の構成・内容について報告 328.本実験の計画立案と報告129.本実験の計画立案と報告 230.おわりに成績の評価方法など授業への平常点40%,発表内容・方法30%,討議への参加30%準備学習なお,報告のためのレジュメの作成(予習50分),討論を受けての報告資料の修正(復習40分)を,最低限の準備学習として,各回について求める。テキストCiNii 等で閲覧可能な社会心理学領域の学術論文参考書適宜指示する。

Page 11: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

児童福祉論特論 Advanced Child Welfare

担当教員 村田 典子単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標子どもの人権を尊重し,健やかな成長と自己実現を支える子ども家庭福祉サービスや,それを実現するためのソーシャルワーク実践について理解を深める。講義概要少子高齢社会が社会問題化している中で,児童福祉の歴史的な展開過程や,近年の児童福祉改革の現状や課題について検討する。また,子どもの人権を尊重し,健やかな成長と自己実現を支える子ども家庭福祉サービスや,それを実現するためのソーシャルワーク実践はどうあるべきかについて議論していく。授業計画1 .はじめに2.児童福祉学とは何か(その1)3.児童福祉学とは何か(その 2)4 .児童福祉学とは何か(その3)5.児童福祉の理念と目標(その1)6.児童福祉の理念と目標(その 2)7.児童福祉の理念と目標(その3)8.「子ども」という時期(その1)9.「子ども」という時期(その 2)10.「子ども」という時期(その3)11.子どもの権利,義務,責任(その1)12.子どもの権利,義務,責任(その 2)13.子どもの権利,義務,責任(その3)14.発達と発達障害(その1)15.発達と発達障害(その 2)16.夏休みの課題報告17.発達と発達障害(その3)18.児童育成責任(その1)19.児童育成責任(その 2)20.児童育成責任(その3)21.児童福祉の専門性(その1)22.児童福祉の専門性(その 2)23.児童福祉の専門性(その3)24.児童福祉と法制度(その1)25.児童福祉と法制度(その 2)26.児童福祉と法制度(その3)27.子育ての社会化(その1)28.子育ての社会化(その 2)29.子育ての社会化(その3)30.おわりに成績の評価方法などレポート50%,発表30%,平常点20%。準備学習事前準備として,テキストの該当箇所を熟読し,内容を理解した上で,その内容に対する自分の考えをまとめて授業に臨むこと。テキスト網野武博著『児童福祉学-<子ども主体>への学際的アプローチ』中央法規出版,2002年。参考書必要に応じて適宜指定する。

児童福祉論演習 Seminar in Child Welfare

担当教員 村田 典子単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標修士論文の作成を通して,高度な専門知識や研究能力を身につける。講義概要本演習では,修士論文作成のための指導を行う。まず 1年次段階では,各自の問題意識に応じて基礎的文献を紹介し,修士論文のテーマを設定する。そしてテーマに沿った目次構成を確認し,必要文献を収集する。そして各章ごとの内容及び意図を明確にし,研究発表を通じて修士論文の概要を作成する。授業計画1 .はじめに2.問題意識の発表と基礎文献の紹介①3 .問題意識の発表と基礎文献の紹介②4.問題意識の発表と基礎文献の紹介③5.問題意識の発表と基礎文献の紹介④6.修士論文のテーマを練る①7.修士論文のテーマを練る②8 .修士論文のテーマを練る③~テーマ設定9.目次構成を考える①10.目次構成を考える②11.目次構成を考える③12.目次構成を考える④~必要文献のピックアップ~13.目次構成を考える⑤~必要文献のピックアップ~14.目次構成を考える⑥~必要文献のピックアップ~15.目次構成を考える⑦~夏休み中の課題の指示と確認16.修士論文のテーマ・目次の確認~受講生による発表①17.修士論文のテーマ・目次の確認~受講生による発表②18.修士論文のテーマ・目次の確認~受講生による発表③19.各章の内容発表①20.各章の内容発表②21.各章の内容発表③22.各章の内容発表④23.各章の内容発表⑤24.各章の内容発表⑥25.各章の内容発表⑦26.各章の内容発表⑧27.各章の内容発表⑨28.各章の内容発表⑩29.各章の内容発表⑪~春休み中の指示と確認30.おわりに成績の評価方法など研究に対する取り組み姿勢として,レジュメ作成(30%),発表内容(30%),学期末レポート(40%)によって総合的に評価する。準備学習事前準備として,授業計画に合わせて各自でレジュメを作成し,授業の際に持参すること。テキスト必要に応じて適宜指定する。参考書必要に応じて適宜指定する。

Page 12: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

産業社会学特論 Advanced Industrial Sociology

担当教員 津村 修単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標産業社会学の方法を習得するとともに,産業社会学の研究領域と研究動向を学ぶとともに,転機にある日本社会の現状と課題を検討する。到達目標は以下の通りである。・産業社会学の方法,研究領域と研究動向を理解する。・転換期の日本社会に対する認識を深める。・研究能力を身につける。講義概要産業社会学とはどういう学問なのか,研究動向について述べるとともに,国際情勢,社会・経済環境の変化と関わらせて職業生活に生じている変化の現状を明らかにし,今後の課題を検討する。授業計画1 .はじめに(講義内容の概要,受講生の問題意識・研究テーマ)2.産業社会学の研究方法(課題の予習60分,復習30分)3.産業社会学の研究領域・研究動向(課題の予習60分,復習30分)4 .国際情勢,社会・経済環境の変化(課題の予習60分,復習30分)5.転換期の日本社会(課題の予習60分,復習30分)6.企業を支える基盤の変化と経営戦略(課題の予習60分,復習30分)7.求められる人材とは(課題の予習60分,復習30分)8.変貌する職業生活-20世紀モデルの変容(課題の予習60分,復習30分)

9.採用(就職)の歴史( 1)-明治時代~高度経済成長時代(課題の予習60分,復習30分)

10.採用(就職)の歴史( 2)-オイル・ショック~バブル崩壊(課題の予習60分,復習30分)

11.採用(就職)の歴史( 3)-バブル崩壊~リーマン・ショック(課題の予習60分,復習30分)

12.採用(就職)の歴史( 4)-リーマン・ショック~現在(課題の予習60分,復習30分)

13.転機の採用(就職)( 1)-行き詰まる新卒一括採用(課題の予習60分,復習30分)

14.転機の採用(就職)( 2)-教育制度の改革をめぐって(課題の予習60分,復習30分)

15.転機の採用(就職)( 3)-働くことの意識をめぐって(課題の予習60分,復習30分)

16.日本的経営論の系譜-高度経済成長と日本的経営(課題の予習60分,復習30分)

17.日本企業の人材育・活用の特徴(課題の予習60分,復習30分)18.企業を取り巻く環境の変化(課題の予習60分,復習30分)19.生産部門における職業能力の質的変化(課題の予習60分,復習30分)

20.間接部門における職業能力の質的変化(課題の予習60分,復習30分)

21.硬直化する日本的経営(課題の予習60分,復習30分)22.日本的雇用慣行の改革をめぐって( 1)-研究者の議論(課題の予習60分,復習30分)

23.日本的雇用慣行の改革をめぐって( 2)-財界の動向①(課題の予習60分,復習30分)

24.日本的雇用慣行の改革をめぐって( 3)-財界の動向②(課題の予習60分,復習30分)

25.変貌する職業生活( 1)-人事制度の改革①(課題の予習60分,復習30分)

26.変貌する職業生活( 2)-人事制度の改革②(課題の予習60分,復習30分)

27.変貌する職業生活( 3)-人事制度の改革③(課題の予習60分,復習30分)

28.日本社会再編の構図(課題の予習60分,復習30分)29.職業生活変容の人間的意味(課題の予習60分,復習30分)30.まとめ成績の評価方法など課題40%,発表30%,議論30%により評価する。準備学習授業計画の各項を参照すること。テキスト特に指定しない。必要な資料を配付する。参考書特に指定しない。基本的な文献・資料を適宜紹介する。

産業社会学演習 Seminar in Industrial Sociology

担当教員 津村 修単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標修士論文を作成し完成する。到達目標は以下の通りである。・研究テーマを明確にする。・先行研究の問題点を整理し,修士論文の独自性を明確にする。・研究テーマを明らかにできるような章別の構成にする。・修士論文を作成・完成する。講義概要修士論文の作成を指導する。研究テーマに関する課題を課し,レポートを中心に行う。授業計画1 .はじめに2.問題意識の確認(課題の予習60分,復習30分)3.研究テーマの絞り込み(課題の予習60分,復習30分)4 .章別構成の検討(課題の予習60分,復習30分)5.章別構成の検討(課題の予習60分,復習30分)6.各章の概要の報告と検討章別構成の検討(課題の予習60分,復習30分)

7.研究計画の作成(課題の予習60分,復習30分)8.調査計画(調査内容・対象)の作成・検討①(課題の予習60分,復習30分)

9.調査計画(調査内容・対象)の作成・検討②(課題の予習60分,復習30分)

10.調査計画(調査内容・対象)の作成・検討③(課題の予習60分,復習30分)

11.文献資料に関する報告・検討(課題の予習60分,復習30分)12.文献資料に関する報告・検討(課題の予習60分,復習30分)13.文献資料に関する報告・検討(課題の予習60分,復習30分)14.文献資料に関する報告・検討(課題の予習60分,復習30分)15.夏期休暇期間の課題の提示16.夏期休暇期間の課題の報告(課題の予習60分,復習30分)17.研究テーマ・章別構成の再検討(課題の予習60分,復習30分)18.調査結果の分析①19.調査結果の分析②20.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)21.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)22.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)23.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)24.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)25.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)26.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)27.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)28.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)29.各章の内容報告と検討(課題の予習60分,復習30分)30.おわりに成績の評価方法など課題70%,レポート30%により評価する。準備学習授業計画の各項を参照すること。テキスト特に指定しない。参考書特に指定しない。修士論文作成にあたって必要となる基本的な文献・資料を適宜紹介する。

Page 13: 社会史特論 社会史演習...社会史特論 Advanced Social History 担当教員 関 哲行 単位数 4単位 履修年次 1年次 到達目標 本講義において学生は,キリスト教,イスラーム,ユダヤ教と

観光社会学特論 Advanced Tourism Sociology

担当教員 米田 和史単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標各自の研究テーマの設定にあたり,観光と社会のかかわりについての基礎理論を学ぶ。講義概要場所と空間―離合集散と交換―,偶然と必然(運とゲーム),聖―俗―遊,実在と虚構,異種,異質の交流とその持続にかかわる「礼節」の関係について検討していきたい。予習と復習は不可欠。授業計画1 .はじめに2.観光研究の特殊性(1)3.観光研究の特殊性( 2)4 .観光研究の特殊性(3)5.観光研究の特殊性(4)6.観光研究の特殊性(5)7.旅と観光(歴史-1)8.旅と観光(歴史-2)9.旅と観光(歴史-3)10.産業社会と余暇(仕事,遊び,レジャー,レクリエーション-1)11.産業社会と余暇(仕事,遊び,レジャー,レクリエーション-2)12.産業社会と余暇(仕事,遊び,レジャー,レクリエーション-3)13.観光と社会学の課題と方法(観光とツーリズム)14.観光と社会学の課題と方法15.観光社会学とは(まとめ)16.社会学と観光研究(1)17.社会学と観光研究( 2)18.遊びと観光(1)19.遊びと観光( 2)20.聖なるものと観光(1)21.聖なるものと観光( 2)22.観光―贈与と交換(1)23.観光―贈与と交換( 2)24.観光―贈与と交換(3)25.観光―贈与と交換(4)26.観光―贈与と交換(5)27.観光―生産と消費(1)28.観光―生産と消費( 2)29.メディアと観光30.まとめ成績の評価方法など各自の研究テーマとどう関連したかについて,数回のレポートを作成。準備学習「はじめに」で研究テーマ,内容について協議したうえで,年間の準備学習を指示する。テキスト講義の進捗状況に応じて指示する。参考書参考書は講義の進度,状況の推移に応じて適宜指示する。

観光社会学演習 Seminar in Tourism Sociology

担当教員 米田 和史単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標研究目的と方法を明確にし,資料の獲得とその方法,調査の目的とその方法について議論し,修士論文の準備に入る。講義概要起承転結からなる論文の構成について理解させるとともに,先行研究をふまえつつ,各自の目的と方法を明らかにし,それに応じて文献や調査について検討していきたい。予習復習は必然であり,その進度に応じて,文献研究と調査研究していく。授業計画1 .修士課程のワークとは2.観光社会学の課題と方法( 1)確認作業3.観光社会学の課題と方法( 2)確認作業4.観光社会学の課題と方法( 3)確認作業5.観光社会学の課題と方法( 4)確認作業6.研究課題の立案( 1)先行研究の収集と検討7.研究課題の立案( 2)先行研究の収集と検討8.研究課題の立案( 3)先行研究の収集と検討9.研究課題の検討( 1)10.研究課題の検討( 2)参考文献と資料の収集11.研究課題の検討( 3)参考文献と資料の収集12.研究課題の検討( 4)参考文献と資料の収集13.研究課題の検討( 5)参考文献と資料の収集14.研究課題の検討( 6)参考文献と資料の収集15.春学期の集約と今後について16.研究目標の検討( 1)春学期を振り返って17.研究目標の検討( 2)18.研究方法の検討( 1)方法の検討は調査対象と関連19.研究方法の検討( 2)方法の検討は調査対象と関連20.研究方法の検討( 3)方法の検討は調査対象と関連21.研究調査対象の検討( 1)22.研究調査対象の検討( 2)23.研究調査対象の検討( 3)25.調査研究の実施( 1)26.調査研究の実施( 2)27.調査研究の実施( 3)28.調査研究の実施( 4)29.調査研究の実施( 5)30.まとめ成績の評価方法など研究計画書をもとに,専門的知識の修得,分析能力,発想力の観点から評価する。準備学習「修士課程のワーク」にて,研究テーマ,計画について協議したうえで準備学習について指示する。テキスト必要に応じて文献,論文のコピーを使用する。参考書演習の進度に応じて,その都度指示する。

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余暇社会学特論 Advanced Sociology of Leisure

担当教員 香川 眞単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標労働と余暇を通してのパーソナリティの発達について基礎理論を学ぶ。講義概要人,社会,文化の文脈の中で,個人はどのようにそのパーソナリティを発達させるのかについて,労働と余暇の視点から先行研究を講義し,両者をつなぐ統合理論について検討する。予習に60分,復習に60分が必要。授業計画1 .はじめに2.社会学の課題と方法( 1)3.社会学の課題と方法( 2)4 .社会学の課題と方法( 3)5.社会学の課題と方法( 4)まとめ6 .余暇社会学の課題と方法( 1)心理学的アプローチ7.余暇社会学の課題と方法( 2)社会学的アプローチ8.余暇社会学の課題と方法( 3)人類学的アプローチ9.余暇社会学の課題と方法( 4)まとめ10.余暇研究としての観光研究(1)観光研究の3つの視点11.余暇研究としての観光研究( 2)観光旅行と観光主体(ゲスト)12.余暇研究としての観光研究( 3)観光事業と観光媒介(事業者)13.余暇研究としての観光研究( 4)観光交流と観光対象(ホスト)14.余暇研究としての観光研究( 5)まとめ15.Work&Leisure 論( 1)序論16.Work&Leisure 論( 2)労働を通しての欲求充足( 1)17.Work&Leisure 論( 3)労働を通しての欲求充足( 2)18.Work&Leisure 論( 4)労働を通しての欲求充足( 3)19.Work&Leisure 論( 5)労働を通しての欲求充足( 4)20.Work&Leisure 論( 6)余暇を通しての欲求充足( 5)21.Work&Leisure 論( 7)余暇を通しての欲求充足( 6)22.Work&Leisure 論( 8)余暇を通しての欲求充足( 7)23.Work&Leisure 論( 9)結論24.パーソナリティの発達理論( 1)生活空間の構造25.パーソナリティの発達理論( 2)労働空間とその機能26.パーソナリティの発達理論( 3)余暇空間とその機能27.パーソナリティの発達理論( 4)相補理論28.パーソナリティの発達理論( 5)相関理論29.パーソナリティの発達理論( 6)労働と余暇をつなぐ統合モデル

30.おわりに成績の評価方法など授業への参加態度と年 2回のレポート。準備学習これまでの演習内容を整理し,配布資料などを通して,次回の演習の枠組みを理解し,討論に参加し自ら発表できるよう準備をしておく。テキスト必要に応じて,学術誌の論文をコピーして使用する。参考書その都度指示する。

余暇社会学演習 Seminar in Sociology of Leisure

担当教員 香川 眞単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標研究の目的と方法を明確化し,資料の獲得など修士論文の準備に入る。講義概要目的,方法,結果,結論からなる論文の構成について理解させるとともに,先行研究をふまえつつ,目的と方法を明らかにさせ,実験や調査を通してのデータの獲得に入る。予習に60分,復習に60分が必要。授業計画1 .はじめに2.社会学の課題と方法( 1)確認作業3.社会学の課題と方法( 2)確認作業4.余暇社会学の課題と方法( 1)確認作業5.余暇社会学の課題と方法( 2)確認作業6.修士論文のテーマと参考文献の収集( 1)7.修士論文のテーマと参考文献の収集( 2)8.修士論文のテーマと参考文献の収集( 3)9.修士論文のテーマと参考文献の収集( 4)10.参考文献の検討と追加収集( 1)11.参考文献の検討と追加収集( 2)12.参考文献の検討と追加収集( 3)13.参考文献の検討と追加収集( 4)14.参考文献の検討と追加収集( 5)15.参考文献の検討と追加収集( 6)16.春学期の集約と秋学期の計画17.研究調査の計画立案( 1)18.研究調査の計画立案( 2)19.研究調査の計画立案( 3)20.研究調査の計画立案( 4)21.研究調査の計画立案( 5)22.研究調査の計画立案( 6)23.調査研究の実施( 1)24.調査研究の実施( 2)25.調査研究の実施( 3)26.調査研究の実施( 4)27.調査研究の実施( 5)28.調査研究の実施( 6)29.調査研究の実施( 7)30.おわりに成績の評価方法など実験や調査の進捗状況。準備学習テキストこれまでの演習内容を整理し,配布資料などを通して,次回の演習の枠組みを理解し,討論に参加し自ら発表できるよう準備をしておく。必要に応じて,学術誌の論文をコピーして使用する。参考書その都度指示する。

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余暇社会学演習 Seminar in Sociology of Leisure

担当教員 香川 眞単 位 数  4 単位履修年次  2 年次到達目標獲得されたデータを分析し,結果から結論を導き修士論文を完成させる。講義概要観察帰納法,仮説演繹法,意味解釈法の基本を講義し,データ分析の方法,結果から結論を導く手続きを理解させ,獲得された自己のデータの集約,分析を行い,結論を導かせる。予習に60分,復習に60分が必要。授業計画1 .はじめに2.これまでの作業の整理3.これからの作業の確認4.データの集約と分析( 1)5.データの集約と分析( 2)6.データの集約と分析( 3)7.データの集約と分析( 4)8.結果の解釈( 1)9.結果の解釈( 2)10.論文の構成と目次の確認( 1)11.論文の構成と目次の確認( 2)12.論文の仮執筆とディスカッション( 1)13.論文の仮執筆とディスカッション( 2)14.論文の仮執筆とディスカッション( 3)15.修士論文の中間発表の準備16.修士論文の中間発表17.中間発表でのコメントを参考に論文内容の再検討( 1)18.中間発表でのコメントを参考に論文内容の再検討( 2)19.中間発表でのコメントを参考に論文内容の再検討( 3)20.論文の執筆とディスカッション( 1)21.論文の執筆とディスカッション( 2)22.論文の執筆とディスカッション( 3)23.論文の執筆とディスカッション( 4)24.修士論文の最終発表の準備25.修士論文の最終発表26.最終発表でのコメントを参考に論文の推敲( 1)27.最終発表でのコメントを参考に論文の推敲( 2)28.最終発表でのコメントを参考に論文の推敲( 3)29.修士論文の本提出30.おわりに成績の評価方法など論文執筆の進捗状況。準備学習これまでの演習内容を整理し,配布資料などを通して,次回の演習の枠組みを理解し,討論に参加し自ら発表できるよう準備をしておく。テキスト必要に応じて,学術誌の論文をコピーして使用する。参考書その都度指示する。

社会階層論特論 Advanced Social Stratification

担当教員 都築 一治単 位 数  4 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標諸種の社会問題について社会階層論の基本的な考えかたを理解する講義概要指定された図書などをもとにした討論授業計画1 .はじめに2.社会階層と不平等に関する概説3.『社会階層』第 1章「階層はどう変わったのか」4.社会階層概念の定義5.基礎的平等化について6.社会の開放性の変化7.『社会階層』第 2 章「なくならない学歴社会」8.進学率の変化9.地位達成過程における学歴の効果10.学歴の道具的価値と象徴的価値11.「学歴分断社会」について12.『社会階層』第 3 章「職業キャリアの構造」13.職歴データの性質14.労働市場の構造と職歴移動15.イベントヒストリー分析による職歴移動の解明16.階層帰属意識・ジェンダーと社会階層に関する概説17.『社会階層』第 4章「変容する政治と階層意識」18.階層帰属意識の分析19.階層帰属意識と政治行動との関係20.中意識論争について21.『社会階層』第 5 章「ジェンダーと階層」22.女性の社会的地位23.個人ベースか世帯ベースか24.社会階層のジェンダー格差25.『社会階層』第 6 章「あたらしい階層社会のゆくえ」26.20世紀後半の平等化の趨勢27.社会的地位の複雑化28.2000年代になされた“不平等化”の指摘29.社会的格差の拡大と世代間対立構造30.全体討論成績の評価方法など割り当てられた部分を適切に理解して報告し,討論に有効に参加することが50%,社会階層論の問題点に関する期末レポートが50%の評価となる準備学習割り当てられたテキストおよび論文などについて,要約と討論のレジュメを用意するテキスト盛山和夫・原純輔1999『社会階層―豊かさの中の不平等』東京大学出版会参考書1955年から2005年までの SSM 調査研究の出版物や関連書籍を適宜指示する

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社会階層論演習 Seminar in Social Stratification

担当教員 都築 一治単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標修士論文作成のための準備論文( 2 年次は修士論文)の作成講義概要論文作成方法の指導と作成授業計画1 .はじめに2.研究テーマの確認と討論3.文献リストの作成4.先行文献の内容報告(1)5.先行文献の内容報告( 2)6.先行文献の内容報告(3)7.先行文献の内容報告(4)8.先行文献の内容報告(5)9.研究方法の確認とデータの収集(1)10.研究方法の確認とデータの収集( 2)11.研究方法の確認とデータの収集(3)12.研究方法の確認とデータの収集(4)13.データ分析結果の報告(1)14.データ分析結果の報告( 2)15.論文内容の仮報告と討論(以上,春学期)16.引用と文献リストの確認17.論文作成(1)レビューの執筆(1)18.論文作成(1)レビューの執筆( 2)19.作業仮説・モデルの確認20.論文作成( 2)仮説の提示(1)21.論文作成( 2)仮説の提示( 2)21.分析結果の確認22.論文作成(3)分析結果の提示(1)23.論文作成(3)分析結果の提示( 2)24.問題設定と結論の確認25.論文作成(4)設定された問題と結論の対応関係(1)26.論文作成(4)設定された問題と結論の対応関係( 2)27.注と文献リストの作成28.研究結果の報告準備29.研究結果の報告30.おわりに成績の評価方法など年間を通じて 1本の論文を作成することが目的であり,作成された論文の評価が単位評価となる準備学習既存の研究論文を読んで要約を作成する。データ分析課題があるときには,統計分析ソフトを使って分析結果を出すとともにコメントを添付するテキストなし参考書適宜指示する

マスコミ論特論 Advanced Mass Communication

担当教員 八田 正信単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標本講義では,マス・コミュニケーションにおけるメディアの概念を「コミュニケーションを媒介する道具的・機械的手段」として捉え,これらのメディアが関わるコミュニケーションの全領域について,包括的,多角的,かつ系統的に把握することを目指す。講義概要メディアの原初的形態である人間の身体を含めて,コミュニケーションの道具的・機械的メディアを発展史的に捉え,それらのメディアが人間と社会に及ぼしてきたインパクトについて考察する。また既存のマスメディアに関する法制度,産業構造,組織原理,実証的マス・コミュニケーション研究についても考察する。授業計画1 .イントロダクション:講義の進め方,受講生の関心の所在の把握

2.コミュニケーションの構成3.コミュニケーションと社会関係,人間関係4.コミュニケーション研究の対象と視座5.上記についてのディスカッション6.メディアとしての身体7.文字の成立と身体Ⅰ8.文字の成立と身体Ⅱ9.グーテンベルグ革命10.日本における活字メディアの誕生11.日本におけるマス・コミュニケーションの成立12.上記についてのディスカッション13.国家,メディア,制度(メディアと民主主義)14.国家,メディア,制度(メディアの自由と独立)15.国家,メディア,制度(メディア規制とメディア倫理)16.現代メディア産業大西洋の生成17.情報化とメディア産業の構造変化18.揺らぐジャーナリストの組織原理19.メディア利用と対人関係20.上記についてのディスカッション21.マス・コミュニケーションの社会的機能に関する理論 ( 1)ラザーズフェルドとマートンの機能論22.マス・コミュニケーションの社会的機能に関する理論 ( 2)構造機能論23.マス・コミュニケーションの社会的機能に関する理論 ( 3)受容過程研究と社会的機能論24.マス・コミュニケーションの社会的機能に関する理論 ( 4)カルチュラル・スタディーズの社会的機能論25.上記についてのディスカッション26.マス・メディアの利用過程27.マス・メディアの説得的効果28.マス・メディアの認知的効果29.上記についてのディスカッション30.メディア・コミュニケーション研究の総括成績の評価方法などセクションごとに行うディスカッションにおける発言内容を通しての理解度を評価する準備学習日常から新聞やテレビなどマスメディアの報道内容や制作番組に注意深く接触して,問題意識を持つようこころがけるテキスト竹内郁郎 他編著『メディア・コミュニケーション論』北樹出版参考書授業において適宜紹介する

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マスコミ論演習 Seminar in Mass Communication

担当教員 八田 正信単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標本演習は,各自の研究テーマに沿って,修士論文作成の研究指導を行う。 2 年次で修士論文を完成させることが到達目標である。講義概要これまで行ってきた研究の成果(卒業論文など)について十分再検討し,修士論文のテーマを明確にするための文献研究の指導を行う。授業計画1 .イントロダクション:授業の方法,修士論文作成の留意点等について講義

2.院生各自のこれまでの研究の成果についての発表3.院生各自のこれまでの研究の成果についての再検討4.院生各自の問題意識の確認5.院生各自の問題意識の確認6.修士論文におけるテーマの明確化7.修士論文におけるテーマの明確化8.修士論文におけるテーマの明確化9.修士論文作成の方法についての指導10.院生各自の論文のテーマに関する先行研究の文献・資料等の収集

11.院生各自の論文のテーマに関する先行研究の文献・資料等の収集

12.収集した文献・資料等についての研究・指導13.収集した文献・資料等についての研究・指導14.収集した文献・資料等についての研究・指導15.これまでの成果についてのまとめ16.修士論文のテーマについての再確認17.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究18.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究19.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究20.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究21.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究22.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究23.先行研究の文献・資料等に関する発表・ディスカッション24.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究25.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究26.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究27.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究28.先行研究の文献・資料等についての詳細な研究29.先行研究の文献・資料等に関する発表・ディスカッション30.修士論文の構成についての考察成績の評価方法など毎回出席することが前提であるが,修士論文作成の進捗状況で評価する準備学習これまでの研究内容を再検討して,修士論文との関連性を明確にしておくテキストなし参考書授業時に,修士論文作成に必要な参考文献・資料等を適宜紹介する

マスコミ論演習 Seminar in Mass Communication

担当教員 八田 正信単 位 数  4 単位履修年次  2 年次到達目標修士論文を完成させる。講義概要修士課程の1年次での研究に引き続き,修士論文作成に必要な先行研究の文献・資料等をさらに収集・研究して,修士論文を完成させるための研究を行う。授業計画1 .修士論文執筆における留意点についての指導2.修士論文の構成についての詳細な考察3.修士論文の構成についての詳細な考察4.修士論文の構成に沿った先行研究の文献・資料等についての詳細な研究

5.修士論文の構成に沿った先行研究の文献・資料等についての詳細な研究

6.修士論文の構成に沿った先行研究の文献・資料等についての詳細な研究

7.修士論文の構成に沿った先行研究の文献・資料等についての詳細な研究

8.修士論文の構成に沿った先行研究の文献・資料等についての詳細な研究

9.先行研究の文献・資料等に関する発表・ディスカッション10.文献研究によって得られた知見をもとに修士論文の構成に従って執筆

11.文献研究によって得られた知見をもとに修士論文の構成に従って執筆

12.文献研究によって得られた知見をもとに修士論文の構成に従って執筆

13.文献研究によって得られた知見をもとに修士論文の構成に従って執筆

14.修士論文中間発表会に向けての準備15.修士論文中間発表会に向けての準備16.修士論文中間発表会におけるコメントを参考に論文の内容について再検討

17.修士論文中間発表会におけるコメントを参考に論文の内容について再検討

18.修士論文中間発表会におけるコメントを参考に論文の内容について再検討

19.修士論文中間発表会におけるコメントを参考に論文の内容について再検討

20.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる21.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる22.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる23.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる24.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる25.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる26.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる27.詳細な文献研究に基づいて修士論文の完成にあたる28.修士論文の発表・ディスカッション29.修士論文の細部についての修正30.修士論文の発表成績の評価方法など修士論文の内容で評価する準備学習修士課程の1年次での研究内容を精査し,修士論文作成に必要な先行研究の文献・資料等をさらに収集・研究して,修士論文の骨子を明確にする。テキストなし参考書修士論文作成に必要な参考文献・資料等を適宜紹介する

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シミュレーション&ゲーミング特論 Advanced Simulation and Gaming

担当教員 中村 美枝子単 位 数  4 単位履修年次  1年次到達目標既存のシミュレーション&ゲーミング(GS)の基本特性について学ぶ講義概要テキストから理論的な枠組を学びつつ,既存のシミュレーション&ゲーミング(GS)を体験する。さらに,簡単なゲームのデザインに取り組む。授業計画(予:予習)(復:復習)1.はじめに<復90分:シラバスについて>2.歴史的経緯と用語<予30分 p.1~ 6 ,復60分:アイスブレークについて>

3.主体と場<予30分 p.6~ 9,復60分:主体と場の具体例>4.仮想性とあいまいさ<予30分 p.9~16,復60分:分類の具体例>

5.教育ゲームの実践<復90分:COMMONSのレポート作成>6.ゲームのふりかえり<予30分,復60分:COMMONSについて>

7.学習ゲームの実践<復90分:エコバトルのレポート作成>8.ゲームのふりかえり<予30分,復60分:エコバトルについて>9.自然主義・権威主義との関係<予30分,復60分:p.16~21>10.GSとモデル<予30分,復60分:p.22~24>11.GSと言語<予30分,復60分:p.24~26>12.コミュニケーション環境としての GS<予30分,復60分:p.26~28>

13.GSにおける生活世界とシステム<予30分,復60分:p.28~32>

14.GS の評価枠組み<予30分,復60分:p.32~36>15.春学期の最終課題<予30分,復60分:p.38~39,課題120分>

16.春学期の最終課題の解説<復90分:春学期の最終課題について>

17.ゲームのデザイン(1)クロスロード実践<復90分:レポート作成>

18.ゲームのデザイン(2)テーマ選択<復90分:テーマ選択>19.ゲームのデザイン(3)カード作成<予60分,復30分:カード作成>

20.ゲームのファシリテーション(1)<予30分,復60分:p.169~177>

21.ゲームのファシリテーション( 2)<予30分,復60分:p.177~187>

22.ゲームのディブリーフィング(1)<予30分,復60分:p.187~198>

23.ゲームのディブリーフィング( 2)<予30分,復60分:p.198~204>

24.ゲームのデザイン(4)<予60分,復60分:テーマ決定>25.ゲームのデザイン(5)<予60分,復60分:フォーマット等>

26.ゲームのデザイン(6)<予60分,復60分:ルール,シナリオ等>

27.ゲームのデザイン(7)<予60分,復60分:役割,チーム編成等>

28.ゲームのデザイン(8)<予60分,復60分:ゲームの進め方等>

29.ゲームのデザイン(9)<予60分,復60分:マニュアル等>30.ゲームの発表<予120分>成績の評価方法などレポート(春学期 5回程度)とゲームの作成(秋学期を通じて1回)春学期:レポート各10%の計50%,秋学期:ゲーム50%準備学習ゲーミングシミュレーションへの参加経験をなるべく多く積んでおきたい。学部の科目である「人間と社会」「産業組織心理学」等でも経験を積むことができる。テキスト新井潔・出口弘・兼田敏之・加藤文俊・中村美枝子(1998)「ゲーミングシミュレーション」日科技連参考書吉川肇子編(2012)「リスク・コミュニケーション・トレーニング―ゲーミングによる体験学習のススメ―」ナカニシヤ出版

シミュレーション&ゲーミング演習 Seminar in Simulation and Gaming

担当教員 中村 美枝子単 位 数  8 単位履修年次  1年次・2 年次到達目標シミュレーション&ゲーミングの現状を把握し修士論文の準備をする講義概要ゲーム演習を実施している授業や研究会など課外(授業時間外)の活動の機会を積極的に利用し,既存のゲームがどのように利用されているかを実践的に学ぶ。それと同時に,修士論文執筆の準備を進める。授業計画(予:予習)(復:復習)1.はじめに<復120分:年間計画作成>2.テーマの検討と参考文献・資料の収集(1) <予60分,復30分>

3.テーマの検討と参考文献・資料の収集( 2) <予60分,復30分>

4 .テーマの検討と参考文献・資料の収集(3) <予60分,復30分>

5.参考文献・資料の検討(1)<予60分,復30分>6.参考文献・資料の検討( 2)<予60分,復30分>7.参考文献・資料の検討(3)<予60分,復30分>8.参考文献・資料の検討(4)<予60分,復30分>9.参考文献・資料の検討(5)<予60分,復30分>10.参考文献・資料の検討(6)<予60分,復30分>11.参考文献・資料の収集と検討(1)<予60分,復30分>12.参考文献・資料の収集と検討(2)<予60分,復30分>13.参考文献・資料の収集と検討(3)<予60分,復30分>14.参考文献・資料の収集と検討(4)<予60分,復30分>15.夏休みの課題の提示・説明<課題 HW:300分~>16.夏休みの課題の報告会<予60分,復30分>17.ゲームデザイン/研究調査の計画(1)<予60分,復30分>

18.ゲームデザイン/研究調査の計画( 2)<予60分,復30分>

19.ゲームデザイン/研究調査の計画(3)<予60分,復30分>

20.ゲームデザイン/研究調査の計画(4)<予60分,復30分>

21.ゲームデザイン/研究調査の計画(5)<予60分,復30分>

22.ゲームデザイン/研究調査の計画(6)<予60分,復30分>

23.ゲームデザイン/研究調査の実施(1)<予60分,復30分>

24.ゲームデザイン/研究調査の実施( 2)<予60分,復30分>

25.ゲームデザイン/研究調査の実施(3)<予60分,復30分>

26.ゲームデザイン/研究調査の実施(4)<予60分,復30分>

27.ゲームデザイン/研究調査の実施(5)<予60分,復30分>

28.ゲームデザイン/研究調査の実施(6)<予60分,復30分>

29.修士論文の構成検討(1)<予60分,復120分>30.修士論文の構成検討( 2)<予60分,復120分>成績の評価方法など参考文献・資料の理解度50%,ゲームデザイン/研究調査の実施度50%準備学習ゲーミングシミュレーションへの参加経験をなるべく多く積んでおきたい。学部の科目である「人間と社会」「産業組織心理学」等でも経験を積むことができる。参考書RichardDuke 著(2001)「ゲーミングシミュレーション―未来との対話」アスキー吉川肇子編(2012)「リスク・コミュニケーション・トレーニング―ゲーミングによる体験学習のススメ」ナカニシヤ出版