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2015 平成 27 年度 東北地方工事安全施工推進大会 SAFETY 東北地方工事安全施工推進大会実行委員会

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Page 1: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

2015

平成27年度 東北地方工事安全施工推進大会

SAFETY2015SAFETY

積み上げる安全

   信頼への軌跡。

東北地方工事安全施工推進大会実行委員会

東北地方工事安全施工推進大会実行委員会

後 援

事務局東北地方整備局企画部技術管理課

TEL 022 - 225 - 2171

国土交通省東北地方整備局、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、仙台市、東日本高速道路(株)東北支社、(一社)東北地域づくり協会、

東北建設業協会連合会、(一社)日本建設業連合会東北支部、(一社)日本道路建設業協会東北支部、東北道路舗装協会、

(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会東北支部、(一社)日本橋梁建設協会東北事務所、

(一社)全国特定法面保護協会東北地方支部、(一社)全国道路標識・標示業協会東北支部、

(一社)日本埋立浚渫協会東北支部、東北港湾空港建設協会連合会、青森県建設産業団体連絡協議会、(一社)岩手県建設産業団体連合会、

宮城県建設産業団体連合会、秋田県建設産業団体連合会、(一社)山形県建設産業団体連合会、(一社)福島県建設産業団体連合会

建設産業専門団体東北地区連合会

このパンフレットは環境に配慮した植物油インキと古紙配合率70%再生紙を使用しています。

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Page 2: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

安 全 の 誓 い建設業における労働災害は、長期的には減少傾向にありますが、平成26年に

おける死亡者数は377名と前年より35名(10.2%)増加しております。

全産業に占める割合を見ると、死亡災害では、35.7%と、全産業中最も多く、

依然として高い割合を占めております。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災、大雨による土砂災害、竜巻等に

よる自然災害からの復旧・復興を建設業界全体の安全衛生活動に加えて、労働

災害及び職しょく

業ぎょう

性せい

疾しっ

病ぺい

から労働者を守るために、「労働安全衛生マネジメントシ

ステム」の導入・推進並びに定着を図り、関係者が一致協力して、職場におけ

る「危険有害要因の排除」に努めていくことが不可欠であります。

建設業に従事する我々一人ひとりが、このことを真しん

摯し

に受けとめ、本日の大

会を契機に、労働災害防止の原点に立ち返り、決意を新たにし

①三大災害・即すなわ

「墜落・転落災害」、「建設機械・クレーン等災害」、「倒壊・崩壊災害」の

防止並びに「交通労働災害」の防止を図る。

②安全施工サイクル活動の充実を図る。

③健康の保持増進と快適な職場環境の形成を図る。

以上を重点的に、各種、労働災害の防止に向けた取り組みを積極的に推進し、

「労働災害ゼロ」を目指し、大会スローガンを合言葉に、全員一丸となって、

努力することを誓います。

平成27年9月24日     東北地方工事安全施工推進大会

危険見つけてみんなで改善      意識高めて安全職場危険見つけてみんなで改善      意識高めて安全職場

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Page 3: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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発 注 機 関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所

工 事 名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

請 負 会 社 名 板谷建設株式会社 現 場 代 理 人 菊地 長平

安全施工のために留意、または工夫した事項

堤防強化工事において隣接業者と常に連携を密に取りつつ、ダンプ経路の安全マップ作成や車道出入り口部の敷鉄板へのリンクプレート設置など、特に盛土材運搬作業における安全対策を徹底した。また、公道をダンプが頻繁に走行するため、関係業者で構成する安全協議会でチラシを作成・配布し、周辺住民への周知を行ったほか、夏季の作業となるため作業員の熱中症対策を行い、事故防止に努めた。

発 注 機 関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所

工 事 名 上鱒沢道路改良工事

請 負 会 社 名 株式会社小澤組 現 場 代 理 人 阿部 良一

安全施工のために留意、または工夫した事項

民家の密集する箇所での工事であり、工事用車両の一般道路通行時の安全確保を最重点課題に挙げて、取り組みを行った。地元への周知(地元説明会開催)や地元行事への協力を通じて地元住民との連携を密にして、交通事故防止対策を実施した。また、現場内では、他工事と同時施工となることや民家及び農地に面していたため、ダンプ走行時の誘導対策や粉塵対策などにも配慮した。

発 注 機 関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所

工 事 名 一関遊水地第1小堤中里地区築堤護岸工事

請 負 会 社 名 株式会社いわい 現 場 代 理 人 菅原  亨

安全施工のために留意、または工夫した事項

私は、現場代理人という立場において、過去の工事現場での経験による安全対策の他に、下請け業者、資材運搬業者からの意見も当該工事の安全対策に取り入れる事により工事に関わる者全員で無事故・無災害で工事を終わらせるという目的に取り組みました。

発 注 機 関 東北地方整備局 津軽ダム工事事務所

工 事 名 津軽ダム除雪車庫新築外2件工事

請 負 会 社 名 株式会社南建設 現 場 代 理 人 石澤 圭一

安全施工のために留意、または工夫した事項本工事は、津軽ダムの貯水池左右岸に工事箇所が3箇所点在するため、各現場の安全監視に留意し、3箇所の各現場に常駐する安全巡視員を配置し安全管理体制を強化しました。その他として、・�現場へのアプローチ道路が狭く、車両事故が想定されたため仮設道路の造成による現場内一方通行を確保しました。・�鉄筋組み立て後の鉄筋上でのコンクリート打設等の歩行用足場として、持ち運びが容易で滑りにくいメッシュ状のマットを使用し、作業員の鉄筋隙間などへ落ち込みを回避しました。

・�自社安全会議で他現場の安全状況をビデオ化し、その画像を用い、課題を視覚で再認識する検討会を行い意識向上を図った。・�熱中症対策として、温室時計による危険度や応急処置の周知をするとともに、水分・塩分を補給させ無事作業を終えている。

発 注 機 関 東北地方整備局 青森河川国道事務所

工 事 名 南平地区道路改良工事

請 負 会 社 名 丸井重機建設株式会社 現 場 代 理 人 松田  卓

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事施工箇所は、第三者が容易に近寄れる場所であった為、如何に第三者への災害を防止することに重点的に対策を行いました。湧水で侵食されやすい地質であったため、長期的に土砂崩壊を防ぐため吸出し防止材と厚手のシートの併用で対策を行った。

安全施工に留意・工夫した事例

Page 4: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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発 注 機 関 東北地方整備局 釜石港湾事務所

工 事 名 久慈港湾口地区防波堤本体工事(その3)

請 負 会 社 名 宮城建設株式会社 現 場 代 理 人 昆 利行

安全施工のために留意、または工夫した事項

本工事の安全スローガンである『安全が 最優先の我が職場 仲間を守る 家族を守る』を意識して現場を運営した。特に夏場における熱中症対策に留意して施工し、無事故無災害を目指した。また、鉄筋組立時における作業足場、突出し部の養生について創意工夫し安全意識の向上を図った。

発 注 機 関 東北地方整備局 北上川ダム統合管理事務所

工 事 名 胆沢ダム工事事務所取りこわし工事

請 負 会 社 名 千田工業株式会社 現 場 代 理 人 髙橋 城樹

安全施工のために留意、または工夫した事項

取りこわす建物及び外構付属物が混在し、アスベスト含有建材の除去及び鉄塔の取りこわしも含まれていたので、事前に施工方法を決定し、施工方法に必要な安全仮設を前もって揃え、日々の打ち合わせを十分に行い安全施工に留意した。

発 注 機 関 東北地方整備局 南三陸国道事務所

工 事 名 国道45号釜石山田道路工事

請 負 会 社 名 熊谷組・オリエンタル白石特定建設工事共同企業体 現 場 代 理 人 堂藤 和雄

安全施工のために留意、または工夫した事項

・�現場代理人が毎日の現場巡回時に、作業員一人ひとりにコミュニケーションを図って安全管理・指導を行った。・�現場内で、模範となる作業員を優良作業員として表彰する機会を年2回設けて、現場内の安全意識の高揚を図った。

発 注 機 関 東北地方整備局 三陸国道事務所

工 事 名 本町地区道路改良工事

請 負 会 社 名 南建設株式会社 現 場 代 理 人 遠藤  毅

安全施工のために留意、または工夫した事項

・�現場に不慣れな上下水道工事の作業や資材があるため、現場に不要となったものを速やかに搬出しながら整理整頓に努めた。・�上記に関連し、工程の錯綜を避け、安全を確保して施工管理を行うと共に、毎日の作業指示事項を3点以内に絞り、明確かつ確実に励行するよう努めた。

発 注 機 関 東北地方整備局 三陸国道事務所

工 事 名 大船渡釜石地区道路照明施設維持工事

請 負 会 社 名 設楽電気株式会社 現 場 代 理 人 三浦  武

安全施工のために留意、または工夫した事項

1�.震災復興が進むにつれ、交通規制の数が増え、さらに交通誘導員の確保が困難な状況となる中で工事を進める必要があった。そのため、関連業者間での連絡を密にし、交通規制の低減を図るため、同一規制内同時作業を実施した。2�.被災地での作業中、避難が必要となった場合、付近の避難場所を把握する必要があるため、各市町村の防災マップを常備・活用した。

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発 注 機 関 東北地方整備局 北上川下流河川事務所

工 事 名 北上川下流針岡中流地区築堤工事

請 負 会 社 名 株式会社阿部土建 現 場 代 理 人 高橋 昌浩

安全施工のために留意、または工夫した事項安全施工のために特に留意したことは地元罹災者、視察等に訪れる一般者への安全確保です。被災した堤内側には農業用道路のほか生活道路もあるため、その点を特に配慮した安全管理に努めました。施工に先立ち工事境界部にネットフェンス、注意標識を設置することで現場へ立入ることのないよう留意した。また、公衆の見やすい場所に、工事概要・工法説明図・工事担当者の連絡先等掲示することで、工事の情報をわかりやすく広報したり、現場と一般者のコミュニケーションをとりやすくなるよう配慮した。その結果、現場への疑問や進捗具合を聞きたい等、地元の方々からの連絡に対し円滑に対応でき、また、無断立入りや苦情等もなく一般者に対して安心安全に配慮した施工ができた。

発 注 機 関 東北地方整備局 仙台河川国道事務所

工 事 名 仙台西国道路面清掃工事

請 負 会 社 名 日本ロード・メンテナンス㈱仙台営業所 現 場 代 理 人 戸田  徹

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事は現道上で、一般通行車両も多い箇所での作業であった為、第三者との交通事故防止に留意した。その為作業員の安全運転意識向上を図る目的として作業車両にドライブレコーダーを設置した。又、ヒューマンエラー防止としてダンプトラックによる荷台の下げ忘れ防止として、警告音に加え警告灯も設置し「危険の見える化」で事故を防いだ。夏季の熱中症対策としては、持ち運び可能な熱中症対策コーンを常備し移動作業の際にも気温や湿度を確認できるようにした。

発 注 機 関 東北地方整備局 仙台河川国道事務所

工 事 名 仙台湾南部海岸中浜工区第1復旧工事

請 負 会 社 名 大豊建設株式会社東北支店 現 場 代 理 人 綿谷 剛史

安全施工のために留意、または工夫した事項

海底飛散物撤去工における、水中での消波ブロック撤去作業では、所定箇所へバケットを投入する際、潜水士の位置は、水中電話でしか確認が取れない。当社は、目で見て分かり易いように、ブロック位置を明示する旗竿(白旗)、潜水士が避難した位置を明示する旗竿(赤旗)を設置し分かるようにした。また、起重機船を使用した消波ブロックの回収作業において、水中にいる潜水士の安全を確保するため、同様に旗竿を利用し、潜水士の位置を起重機船上の作業員・クレーン運転手が目視できる工夫および作業手順の確立を行った。

発 注 機 関 東北地方整備局 仙台河川国道事務所

工 事 名 仙台湾南部海岸笠野工区南部第2復旧工事

請 負 会 社 名 松尾建設株式会社仙台支店 現 場 代 理 人 千住 泰二郎

安全施工のために留意、または工夫した事項

『きれいな現場に事故は無し』との信念をもって現場運営に臨みました。安全巡回において細心の注意で危険の芽を未然に察知し排除するとともに、現場・作業員に対してきめ細やかな配慮を行ったことが無災害につながったと思います。

発 注 機 関 東北地方整備局 仙台河川国道事務所

工 事 名 気仙沼国道維持出張所庁舎新築工事

請 負 会 社 名 丸か建設株式会社 現 場 代 理 人 早坂 広明

安全施工のために留意、または工夫した事項

本工事は、庁舎新築の建築工事と土木工事(テールアルメ擁壁工、鉄塔基礎工)が並行して施工する近接作業の安全対策が重要となった。そのため土木技術者を1名配置し、相互間の安全対策について日々綿密に打合せを行った結果、無事故で完成する事が出来た。また、敷地に近接する国道45号線の渋滞緩和の為、周辺住民の通勤時間に、工事関係者の通勤ルールの策定や工事車両の搬入の時間規制を行い、歩行者及び一般車の事故防止に努めた。

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発 注 機 関 東北地方整備局 秋田河川国道事務所

工 事 名 雄物川下流新波地区築堤樋門工事

請 負 会 社 名 中田建設株式会社 現 場 代 理 人 岩谷 道夫

安全施工のために留意、または工夫した事項

当工事は、含水比の高い粘性土層の軟弱地盤上の施工あり、掘削法面の湧水や降雨による土砂崩壊、及び施工機械の転落転倒等の危険意識を持ち、創意工夫を取り入れ安全管理を行い、無事故無災害で完成しました。

発 注 機 関 東北地方整備局 秋田河川国道事務所

工 事 名 二古交差点改良工事

請 負 会 社 名 株式会社三浦組 現 場 代 理 人 齋藤 聖司

安全施工のために留意、または工夫した事項

・�標準電波搭載式保安等により夜間の線形誘導度の向上を図った・�歩道通行止め時の地域住民への周知方法(市の広報への記載・町内各位へのチラシの配布・中学校へ説明)・�埋設管付近掘削時、土砂崩壊が懸念された為、法面にネット柵工を設置し、埋設管(情報BOX・NTT・市)を防護した

発 注 機 関 東北地方整備局 塩釜港湾・空港整備事務所

工 事 名 仙台塩釜港仙台港区中野地区岸壁(−14m)付帯施設基礎工事

請 負 会 社 名 あおみ建設株式会社東北支店 現 場 代 理 人 黒澤  寛

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事は、総延長約330m、マウンド幅約30mの防波堤基礎工事であり、大部分が潜水士による捨石均し作業であったことから、朝礼時や休憩時において、潜水士の体調把握に特に配慮しました。朝礼時の挨拶やラジオ体操を通じて潜水士の顔の表情や体の動きを確認するとともに、「健康管理チェックシート」と「潜水作業体調チェックシート」を用いて体調管理を徹底しました。体調が悪い時は、自己申告がしやすい職場環境にするため、普段から積極的にコミュニケーションを取りました。また、潜水病対策として、午前・午後の潜水作業終了の浮上時に、水深3m地点で3分間の減圧を厳格に実施しました。

発 注 機 関 東北地方整備局 釜房ダム管理所

工 事 名 釜房ダム放流制御設備改良外工事

請 負 会 社 名 富士通株式会社 現 場 代 理 人 小笠原 渉

安全施工のために留意、または工夫した事項

屋内高所作業での、脚立施工による不安定な作業場所における人身事故、および運用中機器上に重量物(大型液晶モニタ)を設置する際の設備事故リスクを、簡易作業床(足場)を設置することで事前にリスク排除できた点。

発 注 機 関 東北地方整備局 北上川下流河川事務所

工 事 名 鳴瀬川中下地区護岸工事

請 負 会 社 名 株式会社福田組東北支店 現 場 代 理 人 沼倉  剛

安全施工のために留意、または工夫した事項

鳴瀬川河口部に位置するため、急激な気象海象変化に対応すべく情報収集、周知を図った。また、交通量の多い県道両側が施工箇所となっていたため、防護柵設置及び作業員への教育・指導により、安全施工に努めた。

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発 注 機 関 東北地方整備局 山形河川国道事務所

工 事 名 野黒沢地区改良舗装工事

請 負 会 社 名 東亜道路工業㈱東北支社 現 場 代 理 人 恒川 忠広

安全施工のために留意、または工夫した事項

建設業災害防止協会による社外部講師にて安全教育・訓練を行うことにより、現場職員だけでなく作業員全員に現場での安全作業の重要性を再認識させ、安全意識の高揚を図った。また、機械のバックブザー、点滅灯などの現場施設のソフト面を充実させることにより建設災害の防止を行った。

発 注 機 関 東北地方整備局 山形河川国道事務所

工 事 名 最上川上流置賜白川右岸下流築堤工事

請 負 会 社 名 那須建設株式会社 現 場 代 理 人 須貝 俊美

安全施工のために留意、または工夫した事項

本工事施工箇所は、耕作地と隣接しており耕作者の安全確保や、耕作作業との調整が必要な環境であった。上記作業環境を踏まえ、現場に即応した安全対策や地元住民への柔軟な対応により、工事を無事故・無災害で完了することができた。

発 注 機 関 東北地方整備局 成瀬ダム工事事務所

工 事 名 成瀬ダム法面保護(北ノ俣沢)工事

請 負 会 社 名 株式会社宮原組 現 場 代 理 人 佐藤 勝彦

安全施工のために留意、または工夫した事項

主な工種が法面工と布製型枠工のため、上下作業にならないよう綿密な工程調整を行い、飛来・落下事故の防止に重点を置いた。また、急激な気象の変化に対応するため簡易気象測定機器を携行し、随時観測を行い作業員の安全を確保した。

発 注 機 関 東北地方整備局 能代河川国道事務所

工 事 名 中小又沢地区道路改良工事

請 負 会 社 名 花岡土建株式会社 現 場 代 理 人 小笠原 尚史

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事では、多数の工事が集中しており、特に運搬車両(DT10t)が最大で約55台が作業区域内を運行するため、他工事との緊密な連絡調整による安全施工に留意し、安全対策においては、現場全体でリスクの低減に取り組んだ。

発 注 機 関 東北地方整備局 湯沢河川国道事務所

工 事 名 醍醐地区函渠工事

請 負 会 社 名 伊藤建設工業株式会社 現 場 代 理 人 山田 和則

安全施工のために留意、または工夫した事項

国道13号の拡幅工事に伴う橋の撤去や、仮設道路・車線切替を回避すべく、横引き工法によるボックスカルバートの施工を提案し実施した。また、通学路であることから同期点滅の工事灯やセンサー付歩行者用照明を設置し安全な通行を確保した。

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発 注 機 関 東北地方整備局 福島河川国道事務所

工 事 名 熊屋敷橋上部工工事

請 負 会 社 名 株式会社安部日鋼工業東北支店 現 場 代 理 人 市原 竜二

安全施工のために留意、または工夫した事項本工事区域内に林道が有り、車両等の接触事故を防止するため、隣接工事数社と自主的に工事連絡協議会を設立し、協議会ルールの遵守を安全管理項目とした。設備面でハーネス型安全帯を全作業員に支給し、また昇降ステージを幅広にし工具や作業着等の引っかかりを回避した。安全管理面では、注意喚起看板、作業中止警報器、安全帯使用アピールマーカーの常用等「安全の見える化」活動の実施、外部講師による安全訓練、経験豊富な技術者による施工検討会の実施など、作業員の安全意識向上や事故リスクの低減を図った。その結果、無事故・無災害で工事を完成させられた。

発 注 機 関 東北地方整備局 営繕部 保全指導・監督室

工 事 名 鶴岡税務署(14)建築その他工事

請 負 会 社 名 鶴岡建設株式会社 現 場 代 理 人 遠藤 豊彦

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事は、来庁者(第三者)が多数出入りする中での建屋内部、外部の改修工事であり、特にトイレエリアも改修施工範囲に含まれている為、来庁者、税務署職員と工事作業動線が交錯しない様に施工エリアを9ブロックに区画し施工を進めた。また使用材料の搬入、解体材の搬出及び騒音、振動が発生する作業等は全て休日に施工し、全ての作業員が参加して綿密なミーテイングを行い参加者全員に作業内容、安全の留意点を周知徹底して安全管理を行い、来庁者、税務署職員の業務に支障がおよぼさない様に留意して工事を進めました。

発 注 機 関 東北地方整備局 最上川ダム統合管理事務所

工 事 名 白川ダム栗梨沢地区雪崩対策工事

請 負 会 社 名 樋口建設株式会社 現 場 代 理 人 平  達志

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事は斜面に雪崩予防柵を平行に7段設置する作業のため上下作業となる事が予想された。さらに、下方には管理用道路が通っており落石や物の落下等は必ず防がなければならない状況であった。施工に先立ち労働基準監督署に内容を説明し上下作業に対する指導を頂くと共に、労働安全コンサルタントにも確認を行い足場の手摺部に安全ネットを設けるなどして安全対策を万全にしてから現場施工を行った。

発 注 機 関 東北地方整備局 新庄河川国道事務所

工 事 名 赤川流域八紘沢砂防堰堤工事

請 負 会 社 名 株式会社王衹建設 現 場 代 理 人 渡會  聡

安全施工のために留意、または工夫した事項

掘削基準水位の設定を軸とする、幾多の法面崩落対策を行った結果が事故防止に繋がり、また観光地における安全対策を三者一体となり取り組んだ結果、工事を無事故で終えることができた。

発 注 機 関 東北地方整備局 山形河川国道事務所

工 事 名 梨郷地区歩道整備工事

請 負 会 社 名 山和建設株式会社 現 場 代 理 人 横澤 一史

安全施工のために留意、または工夫した事項

該当工事は現道に隣接した工事であり、冬期施工中の「交通災害」「公衆災害」のリスクが非常に高いことから、新技術(NETIS)を積極的に活用し交通車両及び歩行者の安全確保に努めた。また、冬期による合材温度低下に伴い、日当たり施工量が制限される事から交通開放時にセンターポールを活用し段差の注意喚起を行い一般車への配慮を図った。

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発 注 機 関 岩手県 盛岡広域振興局 土木部 岩手土木センター

工 事 名 一級河川松川筋大岩地区ほか河川災害復旧(25災361・362・363号)工事

請 負 会 社 名 株式会社遠忠 現 場 代 理 人 五十嵐 悟

安全施工のために留意、または工夫した事項

増水対策として気象情報の他、現場上流30分の地点にある田頭観測所の水位情報の常時チェックを心がけた。また松川沿いに自社機材事務所があるため、増水時には連絡を受け、作業員の避難、重機等の撤去、災害防止等に気を配った。工事期間中3回の増水が発生したが、上記により迅速に対応でき、無事故で工事を終わらせた。

発 注 機 関 岩手県 盛岡広域振興局 土木部 岩手土木センター

工 事 名 都市計画街路犬袋新町線柳橋地区道路改良舗装工事

請 負 会 社 名 株式会社佐藤建設 現 場 代 理 人 白籏 強志

安全施工のために留意、または工夫した事項

近接する民家の出入り、歩行者及び通行車輌などの第三者及び作業員に対する安全確保に細心の注意を払う必要があったため、施工方法・安全訓練教育・交通事故防止対策等に工夫を行い安全確保に努めた。

発 注 機 関 岩手県 県南広域振興局 土木部

工 事 名 一般国道343号道の駅みずさわ機能強化(駐車場)工事

請 負 会 社 名 EC南部コーポレーション株式会社 現 場 代 理 人 小原 道明

安全施工のために留意、または工夫した事項

当工事は、道の駅『みずさわ』が営業しながらの工事であったため第三者災害の防止に留意した。また、駐車場での接触事故防止として案内板を作成、駐車スペースがどこで工事箇所がどこどこなのかを状況にあわせてマグネットで移動し、利用者に一目で理解できるよう工夫した。

発 注 機 関 東北地方整備局 磐城国道事務所

工 事 名 田之網地区道路改良工事

請 負 会 社 名 ライト工業株式会社東北統括支店 現 場 代 理 人 久下 陽人

安全施工のために留意、または工夫した事項

落石を発生させない施工方法を計画立案し、発注者と協議しながら掘削〜密着型安定ネット撤去の方法を決定し、施工した。仮設防護柵の開口部にはカーテンネットを施工。地山の滑動が起きた際には、適切な現状把握と迅速な対応を心掛けた。

発 注 機 関 東北地方整備局 郡山国道事務所

工 事 名 開成地区外舗装修繕道路除染工事

請 負 会 社 名 大林道路株式会社東北支店 現 場 代 理 人 春名 浩志

安全施工のために留意、または工夫した事項

市街地での施工であり、ほぼすべての工種が夜間施工となる為、以下のような安全対策・環境対策を講じた。作業員・作業機械の夜間視認性を高めるため、施工機械にLEDライトを装着し、施工機械周囲の照度を向上させた。看板やカラーコーンに自発光するものを取り付け、目立つようにした。近隣住民への騒音・排気ガスの低減を目的にバッテリー式のバルーン照明を夜間照明に使用した。

Page 10: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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発 注 機 関 宮城県 土木部 復興住宅整備室

工 事 名 岩沼市玉浦西A地区災害公営住宅新築工事その4

請 負 会 社 名 株式会社八重樫工務店 現 場 代 理 人 曵地 祐美

安全施工のために留意、または工夫した事項

・�当作業所は住宅地内にあるため、近隣からの苦情ゼロを目標としているため、飛散防止や足場の倒壊等に十分気を配りました。飛散防止については、残材類の放置なしの徹底及び産廃カゴの養生網掛けの徹底とし、足場の倒壊等については、足場を使用する作業員全員の点検及び現場職員の二重の点検や、海岸沿いのため強風が起こる予報の時には、外部足場養生メッシュを部分的に撤去し、風が抜けるようにしました。

発 注 機 関 宮城県 土木部 復興住宅整備室

工 事 名 岩沼市玉浦西A地区災害公営住宅新築工事その2

請 負 会 社 名 株式会社松浦組 現 場 代 理 人 折笠 大輔

安全施工のために留意、または工夫した事項

周辺工事の工事車両や地域住民との交通調整をし、安全を確保するために、当該工事現場の北側道路及び南側遊歩道の立ち入り禁止措置を行い、工事関係者との災害防止に努めた。

発 注 機 関 宮城県 仙台土木事務所

工 事 名 二の倉橋旧橋撤去及び仮設道路設置工事

請 負 会 社 名 旭興業株式会社 現 場 代 理 人 戸田 暁久

安全施工のために留意、または工夫した事項当該工事は、旧橋撤去(上部工・下部工)を主要工種とした工事であり、作業構台などの仮設工も含めると多作業にわたりクレーンを使用する工事であった。その為、クレーン災害防止を安全管理の重点項目と考え、各作業の手順、クレーンの配置順序・配置場所・移動経路・明確な合図方法を確立し、作業状況に微細な変更が生じた場合にも全職長を集めた打ち合わせを徹底して行った。合図については、作業半径が広大になることから、ヘッドバンド付のインカムを使用してクレーンオペレータとの連携を図った。猛暑時の熱中症対策として、WBGT(湿球黒球温度)を活用し、作業の基準温度を【熱中症予防のための作業指針】より設定し、短い休憩時間を複数回とりながら作業を進めたり、基準値により作業内容の変更を行うなどし、熱中症予防に努めた。

発 注 機 関 岩手県 沿岸広域振興局 土木部 岩泉土木センター

工 事 名 一般県道安家玉川線茂井地区道路災害防除(落石対策)工事

請 負 会 社 名 佐藤建設株式会社 現 場 代 理 人 柴内 輝男

安全施工のために留意、または工夫した事項

曲がって生えている木の伐採は木が道路側へ倒れる危険性があるため、高所作業車を使用して枝を落しながら伐採し、作業の確実性と通行車両の安全性を高めた。それ以外の場所では通行車両の状況を見て立木1〜2本ずつ伐採し、一般車両通過時は路面上の伐採木、機械等も一旦片付け、通行障害がないよう安全施工を行った。

発 注 機 関 岩手県 沿岸広域振興局 土木部 宮古土木センター

工 事 名 一般国道106号宮古西道路(仮称)長沢川橋上部工製作架設工事

請 負 会 社 名 株式会社中央コーポレーション 現 場 代 理 人 高橋 孝典

安全施工のために留意、または工夫した事項

斜角を有する大規模鋼単純鈑桁の一括送出し架設において、架設時の変形・反力・応力状態の監視と作業を停止できる管理体制を十分に整えて作業を行った。反力集中管理システムなどを活用し、安全に工事を完了させることができた。

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発 注 機 関 秋田県 由利地域振興局 建設部

工 事 名 地方道路交付金工事 HF18−60

請 負 会 社 名 矢島建設株式会社 現 場 代 理 人 佐藤 繁則

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事は、第三者災害防止、熱中症対策、墜落災害防止対策を最重要と考え、下記事項について留意して対策を講じた。①�第三者へ工事の明示化、周辺住民にチラシ配布、土砂等の飛散防止対策を簡易フェンスを作成し行った。②�熱中症対策として簡易テント設置、休憩時のクーラー、冷蔵庫、冷水の提供、また、熱中症時の緊急時に備えた。③�高所作業の安全確保のため、地上2m以上の作業は、高所作業車、橋梁点検車を使用し、安全な作業床の確保を図った。

発 注 機 関 秋田県 秋田地域振興局 建設部

工 事 名 地方道路交付金工事(橋梁補修) FⅠ54−40

請 負 会 社 名 株式会社中山組 現 場 代 理 人 川邉 弘幸

安全施工のために留意、または工夫した事項

・�交通量の多い路線であり、冬期間における終日片側交互通行規制について電光掲示版を使用して長期に渡る事前周知を行った。・�当社は橋面邪補修工事であったが、別途発注工事による橋面下工事が3業者おり、工事間の調整及び安全管理について安全衛生協議会を設置し、会長として災害防止に努めました。

発 注 機 関 秋田県 北秋田地域振興局 建設部

工 事 名 地方道路交付金工事(改築) HF54−40

請 負 会 社 名 秋田土建株式会社 現 場 代 理 人 小林 勇輝

安全施工のために留意、または工夫した事項

作業前の血圧測定や対面チェックの義務化、並びに暑い時期での舗設作業の為、作業時間の選定及び制限などを行い、作業員の健康管理を工夫し、熱中症などによる体調不良などを未然に防ぎ無事故で工事を完成させた。

発 注 機 関 秋田県 山本地域振興局 農林部

工 事 名 岩館漁港水産生産基盤整備工事 10125−K01

請 負 会 社 名 大森建設株式会社 現 場 代 理 人 松岡 啓司

安全施工のために留意、または工夫した事項①�本工事は防波堤が作業ヤードとなるため、防波堤からの転落防止対策として海際にロープを張るなど、安全作業環境の構築に留意しました。②�水中コンクリートの打設にあたり、予め型枠を大組したうえ、セパレーターの組立を型枠内邪から出来るように工夫し、静穏な日のうちに、速やかに完成出来ました。③�本工事の施工により、防波堤が拡幅されて航路が狭くなるため、支障となる既設消波ブロックの撤去を地域漁業者のために企業努力で行い、船舶の安全を確保しました。

発 注 機 関 宮城県 大河原土木事務所

工 事 名 松川流路工工事

請 負 会 社 名 株式会社斎藤工務店 現 場 代 理 人 佐藤 勝紀

安全施工のために留意、または工夫した事項【50項目の実施】・�工種別に作業手順書を作成し、作業員全員参加によるリスクアセスメント討論会を実施した。【自動観測水位計の設置】・�河川施工箇所の200m上流に自動観測水位計を設置し、急な増水等に対し、サイレンと回転灯で注意喚起できるようにした。【ダンプ運転手の安全教育訓練・パトロール実施】・�ダンプ運転手に安全教育訓練を実施し、1日1回パトロールを実施した。

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発 注 機 関 山形県 置賜総合支庁

工 事 名 棒川護岸復旧工事

請 負 会 社 名 羽山総合建設株式会社 現 場 代 理 人 須藤 和也

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事の施工箇所は、地盤が軟弱だったので工事用道路を施工する際、土木シートを敷設し盛土材を所定の厚さまで敷均し・転圧し、さらに敷鉄板を敷設して通行車両の安全を図った。また、本河川は多くの支川より水が流入するため、雨水により急激に水位が上昇する。そこで仮排水路工の一部に簡易土留を施工し河岸の安定を図り、安全な作業環境を確保した。

発 注 機 関 山形県 最上総合支庁

工 事 名 25年災4419号外銅山川河川災害復旧工事

請 負 会 社 名 沼田建設株式会社 現 場 代 理 人 横山  修

安全施工のために留意、または工夫した事項当該工事は、平成25年7月18日に県内各地で発生した豪雨洪水災害の復旧工事であり、万一施工中に出水した場合に備え、銅山川の激流を静水に抑えるよう瀬替を2重に設置し、作業箇所での作業員の人命と安全確保、及び、現況築堤の再欠損防止に努めました。ブロック施工時の吊金具の試行の際、法面勾配に合わせ吊り作業が出来るとの事でしたが、実際は吊金具に負担が掛かり危険と判断し、当方にて部材を揃えメーカー立会いのもと、より安全性の高いものへ改善提案を上げ、他社現場へも繁栄されました。対振動手袋による白狼病抑止・日陰の無い厳しい環境を少しでも改善するようテントによる休憩場所の設置、コミュニケーションの充実のより、その会話の中から近道作業を防止する意識の植えつけにより、作業員一人一人がきっちり作業手順書を順守し、ぼんやり事故・不安全行動・交通災害を未然に防ぎました。既存の築堤、兼農道を進入路として使用する際、軟弱な部分が多々存在し、路肩欠損による車両転倒事故や農耕車への影響も考慮し、土地改良区代表者の了解を得て敷鉄板を全面に敷設し、安全に搬入出来るようにしました。

発 注 機 関 山形県 村山総合支庁

工 事 名 山形県立山形中央高等学校他1校柔剣道場天井落下防止対策工事

請 負 会 社 名 榮大建設株式会社 現 場 代 理 人 増子  一

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事の施工箇所が学校敷地内の為、生徒及び学校関係者との事故防止を最優先に考え、学校側と随時協議を重ね、安全・仮設計画の立案、工程調整を行い危険要因の排除に努めた。又現場では内部棚足場上作業による事故防止対策として、構造計算による強度の確認、隙間・段差解消の為足場布板上全面合板敷き込みによる転倒・転落防止対策を行った。

発 注 機 関 山形県 村山総合支庁

工 事 名 3・4・28四日町日月山線馬見ヶ崎橋掘削工事

請 負 会 社 名 渋谷建設株式会社 現 場 代 理 人 星川  知

安全施工のために留意、または工夫した事項本工事は馬見ヶ崎橋周辺の土砂撤去工事で、市街地にあり交通量の多い道路を利用し土砂搬出をすることから、大型ダンプトラック運行の安全対策を最重要項目とし、以下の点を工夫した。①�運転手全員と毎日作業前にミーティングを行い、運行経路図を渡し、運行ルート、危険箇所の確認を行った。一般車へ迷惑が掛からないように、通勤通学で混雑する時間を避け、運行時間は9:00から17:00までとした。

②�一般道への汚れ防止のため、現場に大型ダンプトラック点検所を設け、車両後方バンパー、あおりへの土砂付着、タイヤの石はさまりを運搬前に毎回点検した。また散水車にて工事車両出入口の洗浄を行った。

③�過積載防止のため荷台に最大積載重量と積込ラインを明示し、トラックスケールにて積載重量の測定を行った。④�土取場、運搬先両方の工事車両出入口には交通誘導員を配置し一般車、歩行者最優先の誘導を行った。また見通しの悪い場所には運転手が目視で確認できるように、カーブミラーを設置した。

発 注 機 関 秋田県 能代港湾事務所

工 事 名 能代港第2灰捨護岸建設工事 Z102−K1

請 負 会 社 名 中田・大森特定建設工事共同企業体 現 場 代 理 人 庄司 賢一

安全施工のために留意、または工夫した事項

ケーソンのえい航経路は、能代火力発電所への大型船の入出港だけでなく漁船、レジャー船などの運航経路と同様のため、周囲への事前連絡を行いえい航当日は警戒船を配置し接触事故を防ぎました。気象・海象予報として民間会社2社と契約して、それぞれの予報を基に翌日の海上作業の良否を判断しました。

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発 注 機 関 福島県 相双建設事務所

工 事 名 道路橋りょう整備(再復)工事(災害防除)

請 負 会 社 名 ミドリ環境建設株式会社 現 場 代 理 人 桑折 清治

安全施工のために留意、または工夫した事項

墜落と落石による災害防止を重点に置いて親綱・安全帯点検の徹底、落下物への対策をするとともに、作業員配置は常に横方向のみの作業とし、安全に効率よく作業が出来るように計画し実施した。また、本工事前の準備や調査も念入りに行い危険を排除することに注力した。

発 注 機 関 福島県 会津若松建設事務所

工 事 名 道路橋りょう整備(再復)工事(法面工)

請 負 会 社 名 第一緑化工業株式会社 現 場 代 理 人 安部 正康

安全施工のために留意、または工夫した事項

通行車両、歩行者及び作業員の安全を確保するため、伸縮計による斜面監視を行い、警報システムによる周知を行った。『作業員は朝の姿で家族のもとへ帰宅してもらう』を安全管理目標とし、急斜面での作業において安全管理を徹底した。時間通行規制の実施に際しては、宿泊施設及び東山温泉観光協会、福祉施設等と、時間や施工日の選定等を綿密に協議し、その結果を事前に各団体に連絡することで、最小限の苦情に抑えることができた。

発 注 機 関 福島県 県南建設事務所

工 事 名 道路橋りょう整備(再復)工事(法面)

請 負 会 社 名 深谷建設株式会社 現 場 代 理 人 小山田 昌美

安全施工のために留意、または工夫した事項

①�切土施工中及び降雨により車道への土砂流出を防止するため、路面保護を実施後、大型土のうを設置した。②�法面作業中は、親綱2本使用で墜落、転落防止を図り、足場作業床を2.5m(設計2.0m)に拡幅することにより作業員の移動及び作業時の安全を図った。③�夏場の作業となるため、熱中症対策としてエアコン、冷蔵庫、仮設テントの設置を実施し、熱中症対策グッズを常備した。

発 注 機 関 福島県 県中建設事務所

工 事 名 道路橋りょう整備(地特)工事(橋梁上部)

請 負 会 社 名 オリエンタル白石株式会社 現 場 代 理 人 柳町  肇

安全施工のために留意、または工夫した事項

施工については、作業通路スペースの確保、施工性・作業効率の向上を目的に施工方法を計画、実施した。交通規制については、誘導員の確保が困難な時期であり、非常に苦労したが、隣県の協力会社からも派遣、対応して頂き、適切な人員配置し、多様な交通規制内容についても対応可能となった。

発 注 機 関 山形県 庄内総合支庁

工 事 名 山形県立酒田西高等学校柔剣道場天井落下防止対策工事

請 負 会 社 名 株式会社斉藤工業所 現 場 代 理 人 堀  智之

安全施工のために留意、または工夫した事項当該現場は、近隣に小学校があることで接触事故の懸念があり、建物を使用しながらの工事で施設側の関係者への配慮を特に要したことから、以下の取り組みを行い、安全施工に努めた。①�現場周辺挨拶による工事の周知・注意喚起。②�工事用車両出入りについての、施設管理者との事前調整・週間工程表の提出。③�新規入場者教育時の作業員への、当該現場特有の規則の教育、現場周辺の危険ポイントの周知④�服装・身だしなみ確認用鏡の設置⑤�学校職員玄関の掲示板設置による施設側の関係者への工事周知

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発 注 機 関 仙台市都市整備局 公共建築部 営繕課

工 事 名 平成25年度(仮称)仙台市霊屋下復興公営住宅新築工事

請 負 会 社 名 同事建設株式会社 現 場 代 理 人 中村 優作

安全施工のために留意、または工夫した事項

現場周辺の環境から、交通災害防止を第一に工事をすすめた。周辺施設の行事確認をこまめにおこない、工事関係者各位に周知徹底するとともに現場への入場車輌制限等を実施した結果、交通災害ゼロを達成するに至った。

発 注 機 関 仙台市都市整備局 都市開発部 富沢駅周辺開発事務所

工 事 名 富沢駅周辺土地区画整理事業1号公園及び旧笊川歩行者専用道路外整備工事

請 負 会 社 名 日建工業株式会社 現 場 代 理 人 本平 隼也

安全施工のために留意、または工夫した事項

本工事箇所は、民地が連続しており、周辺道路が狭い上に施工ヤードに制限があることで搬入路も限定されるなど施工に対する制約が多い状況であったため、「危険個所マップ」を作成し、適切な運行ルートを周知することで交通災害を防止した。また、地元の小学校への訪問や近隣住民への現場説明と工事のお知らせを定期的に行い、協力と理解を得ることで地元と良好な関係を築いた。その結果、工事を円滑に進めることでき、無事故無災害を達成した。

発 注 機 関 福島県 小名浜港湾建設事務所

工 事 名 港湾災害復旧(再復)工事(海岸堤防)

請 負 会 社 名 福浜大一建設株式会社 現 場 代 理 人 秋山  隆

安全施工のために留意、または工夫した事項・�海象条件に大きく左右される水面下の掘削作業において、掘削内に侵入する海水で仮設道路や背面盛土の崩壊を防ぐために大型土のうと落石防止ネットにより養生し、作業中の安全対策を図った・�工事開始前から散歩やランニングをしている一般者が多く工事中の第三者の立入防止策として海岸側と臨港道路側に延長300mにわたり立入防止柵により閉鎖を行った。・�工事に関わる関係者において、異常時の避難方法や避難経路等の周知を図るため、避難訓練を関係者全員で実施した。・�工事関係者への安全教育方法について、現場での実演訓練や安全教育視聴にPCプロジェクターを使用し、解りやすい教育指導を心かけた。

発 注 機 関 福島県 いわき建設事務所

工 事 名 道路橋りょう整備(再復)工事(耐震補強)

請 負 会 社 名 株式会社アドマック 現 場 代 理 人 芳賀 吉男

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該施工箇所は住宅地に隣接し、周囲には学校、鉄道も近接している事から、第三者災害防止、環境対策を第一目標とした。既設構造物への削孔、チッピング作業において、上記災害の危険があるため、施工機械、方法の再検討を行い、騒音、粉塵、飛散対策を行った。

発 注 機 関 福島県 富岡土木事務所

工 事 名 道路橋りょう維持(リフレ)工事(法面工)

請 負 会 社 名 双葉グリーン土木株式会社 現 場 代 理 人 高田 庫蔵

安全施工のために留意、または工夫した事項

広野町から楢葉町への主要道路であり、震災復興車両や一時帰宅車両の通行の安全を確保する為、交通規制には交通誘導員と信号機の併用による人為的ミスの低減を図り、法面工作業時の飛び石等飛散物の防護の為、人力による日々の設置撤去が可能な防護ネット・シートによる作業に応じた防護柵を工夫して設置、通行車両の安全を確保し無事故で工事を完成させた。

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発 注 機 関 東日本高速道路株式会社東北支社 北上管理事務所

工 事 名 東北自動車道 黒沢川橋塗替塗装工事

請 負 会 社 名 中仙塗装工業株式会社 現 場 代 理 人 鈴木  仁

安全施工のために留意、または工夫した事項

1�.黒沢川橋はインターチェンジランプ上に高架していることから十分な足場設置高さを確保するため、作業空間を極小にした足場構造とした。2�.工事期間は気温が高くなる時期もあり、熱中症対策用品の常備また、現場内に送風機を設置し防止対策とした。3�.黒沢川橋は全面板張りの仕様であることから視覚視認性の改善を目的に採光板の設置をした。また、床面防護シートを視認性が良いホワイトシートを全面に敷設した。

発 注 機 関 東日本高速道路株式会社東北支社 十和田管理事務所・青森管理事務所

工 事 名 東北自動車道 碇ヶ関IC〜浪岡IC間受配電自家発電設備更新工事

請 負 会 社 名 本荘電気工業株式会社 現 場 代 理 人 中村 清一朗

安全施工のために留意、または工夫した事項

・�資機材の製作期間を除くと10月末までのRH盤全箇所更新が工程的に容易ではないと考えていた。これにより当現場の工程管理を監理技術書と一緒に1日毎の工程により、全体の工程監理を実施した。結果、作業の分散が可能になり狭い電気室内での重複作業が無くなった。又、重要作業時は1作業区分に1人の安全確認者が配置できた。工程管理によって安全施工にもつながった。

発 注 機 関 東日本高速道路株式会社東北支社 青森管理事務所

工 事 名 東北自動車道 高舘PA休憩施設改修工事

請 負 会 社 名 株式会社成文組 現 場 代 理 人 坂牛 日出雄

安全施工のために留意、または工夫した事項1�.各(PA)工事場所に物置を設置し、ネクスコさんの再利用品の仮置き場及び発生したゴミの仮集積場、資材置き場にし、外壁面は木調とし自然環境に合わせる様にして壁面の一部を掲示板に見立て、建設業の許可証・労災・施工体系図等掲示した。2�.お客様用仮設トイレの手摺笠木に怪我防止の為大き目の面取りを施した他にコーナーや角にクッション材を貼った。又、蹴込部分全てに「足元注意」のシールを貼り付けて転倒防止や転落防止の注意喚起を施した。3�.お客様と工事エリアが接触しない様に男女別々の工事エリアに仮囲いを設置し、鍵付ドアを取付け工事関係者以外の人(お客様)は侵入出来ない様に安全に努めた他、ドア出入口・自動ドア・窓ガラス面の見通しの良い所に工事のお知らせ・立入禁止・誘導表示等の看板をその都度変える事で安全に努めた。4�.工事施工に使用する電気は発電機対応の為、低騒音型(2KVA)を屋外に毎日設置し、配線はお客様の歩くジャマにならない様に自販機・アンケート台等の後ろを配線させた。解体作業時等埃や匂いがお客様の方へ行かない様に仮囲いの中に集塵機を設置したり、排煙窓の外部に送風機を固定する等して作業員の安全にも考慮した。又、毎日の作業間の打合せは職長と携帯電話でやり取りし、自分が直接現地に行き調整を行う事とした。

発 注 機 関 仙台市都市整備局 公共建築部 設備課

工 事 名 新展示施設建設空気調和設備工事

請 負 会 社 名 株式会社興盛工業所 現 場 代 理 人 伊澤 忠彦

安全施工のために留意、または工夫した事項

出来るだけ早く施工図を作成して、ダクト工場加工に回すと共に、施工図を全て3Dで作図を行い、他業者との取合い調整を現場施工前に終了させて、出来るだけ現場調整を軽減した。施工期間に余裕を作ることにより、ヒューマンエラーを防ぐと共に、作業員に安全意識を持って頂くよう安全衛生協議会を行った。

発 注 機 関 仙台市都市整備局 公共建築部 営繕課

工 事 名 仙台市広瀬文化センター外壁・屋上防水改修工事

請 負 会 社 名 奥田建設株式会社 現 場 代 理 人 伊藤 正和

安全施工のために留意、または工夫した事項当現場は文化センターが稼働しながらの外壁・屋上防水改修工事であったため、来館者や施設側に迷惑のかからないように工事を進めることを第一に考えました。特に作業音や振動の伴う作業については施設側工事担当者と綿密な打合せをし、施設利用者に迷惑のかからないよう最善の気配りをしました。常日頃より発注者や施設側とのコミュニケーションを図り、又現場関係者に上記打合せ内容を周知した結果、文化センター運営に迷惑をかけることがなく、竣工を迎えることができました。又、現場での工夫については、下記に記載致します。①�当社は工事着手前に必ず施工検討会を実施し、工事の特色や地域性を考慮し、安全・品質・工期の対策を精査する。②�冬期外壁施工であったため、外部足場最上部に屋根を設置し雨天や降雪時も施工を行える環境としました。又、現場周辺は強風地域であったため、屋根シートは一体型のロール状のものを採用し、万が一シートが破壊してもシートが飛散しないようシートの上に全面ネットを設置しました③�既存身障者用スロープが工事範囲であったため、工事期間中は仮設スロープを設置しました。仮設床材は一般的な材料ではなく、床面の隙間が少ないものを選定しました。④�居ながら作業となるため、万が一の災害発生時にも避難がスムーズに行えるように、施設側スタッフとの合同避難訓練を実施しました。⑤�仮囲い設置に伴い、従来の来館者通行路が変更になったため来館者が迷うことのないよう、出入口への通行路を矢印で表示をしました。又、車道のコーナー部での仮囲い設置の際は、見通しのよい材料を使用しました。⑥�外部足場各出入口に足場使用者が点検を忘れることのないように足場点検義務の表示をしました。又、足場上で緊急時に作業員と連絡がとれるように現場代理人の携帯電話番号も表示しました。上記内容を実施し無事故無災害で竣工することができました。この現場で実践したことを、今後も継続し、安全面の向上に努めていきたいと思います。

Page 16: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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発 注 機 関 東日本高速道路株式会社東北支社 いわき工事事務所

工 事 名 常磐自動車道 ならはPA休憩施設新築工事

請 負 会 社 名 山和建設株式会社 現 場 代 理 人 阿部  猛

安全施工のために留意、または工夫した事項

当該工事は、全面開通への時間的制約による厳しい条件と共に原発事故による避難指示区域内という特殊事情を抱えた工事の為、労務確保に当り放射線安全対策・放射線教育・労働安全衛生の環境に特段の配慮をした。

発 注 機 関 東日本高速道路株式会社東北支社 山形管理事務所

工 事 名 山形自動車道 山形管内地滑り対策工事

請 負 会 社 名 株式会社 新東京ジオ・システム 現 場 代 理 人 三浦 靖彦

安全施工のために留意、または工夫した事項

1�.急勾配斜面での安全確保と、材料搬入・取付け等の作業性を両立させる仮設物の選定を行ない、安全に施工できた。2�.排水ボーリング工施工時は、通常80m程度の延長に対して120mと長かった為、機械の固定方法や配置を吟味することによって、削孔精度の向上を図るとともに、作業スペースを広くして、作業員の安全環境を確保した。3�.環境への影響を少なくするため、インバータ制御仕様のグラウトポンプを使用し、濁水、泥水を再循環させた。また、低騒音型機械の使用により、作業環境も向上した。

発 注 機 関 東日本高速道路株式会社東北支社 山形工事事務所

工 事 名 東北自動車道 中川地区工事用道路工事

請 負 会 社 名 株式会社松田組 現 場 代 理 人 神尾 博和

安全施工のために留意、または工夫した事項

現道が狭小の為、拡幅工事時の第三者と重機との接触事故防止や路肩からの転落事故防止に留意した。迂回路を設けることができない為、拡幅箇所の仮盛土により安全幅の確保、工事区間入口に電光掲示板の設置、工事区間は高輝度を利用したバリケードの設置を行い、注意喚起に努めた。また、地域との打合せにより場所と場合によっては通行の支障を伴わないよう作業時間を変更し、安全に努め完成に導いた。

Page 17: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

安全に関する体験・提案文

Page 18: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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「見る。」という事では、明示する事が大事なのではないのでしょうか。歩行者通路には「歩行者通路」の明示。段差があるところには「段差有り注意」等の明示を、歩行者から目立つ場所に、回転灯やイラストが付いた工事看板で設置すると、必ず目に入ります。明示することは、第三者に対してどこまで考えてあげているのかの差によって随分違います。歩行者通路であれば歩行者の目に付く所、明示する看板の角度や歩行者の邪魔にならないところでなければ意味をなしません。見えにくい場所などでは、同じ看板を増やして目に付かせるようにしたりします。次に、「感じる。」です。歩行者に対しては体感マットなど使えません。私は工事現場をみてもらって感じてもらえると思っています。安全とは少し離れてしまうかもしれませんが、現場の

中がきれいに整理されていれば工事現場の前を通りすぎる時に、重機の騒音だけでなく、整理整頓されてある現場をみて少しでも気持ちよくなって欲しいからです。その次に「聞く」です。交通整理員が、通行する人に対して声掛けをして誘導してもらうようにしています。旗や笛だけでは、一方的な感じがするからです。段差があるときは「段差がありますので注意してください。」「自転車は降りて通ってください」そして最後に「ご協力ありがとうございます。」と感謝の言葉を口にすれば通行する人も気持ちよく通ってくれると思います。以上のように、「見る。」「感じる。」「聞く。」という三つの言葉を気に留めていれば、わかりやすい規制、誘導が出来るのではないかと思います。

【優秀賞】

「安全4つの言葉」㈱武山興業  播磨 勝也

早いもので専門高校を卒業し、この現場監督という職業に就いてから、もう30年になろうとしている。この間に私が携わってきた現場の数は、30を越えようとしている。全ての現場が、順調にまた、安全に完工してきたわけではない。どの工事も、常に危険と隣り合わせ、『ひやり』と冷や汗をかいた経験は数知れず。しかし、何とかこなせてきたのは、実務経験8年目に当時上司であった土木部長に貰ったあの3つの言葉のお陰かもしれない。

『播磨、安全は、勇気・愛情・根気だ。』

当時の私は、現場での実務や段取りもこなせるようになり、ある程度自信を持って仕事をしていた。しか

【優秀賞】

「見る。」「感じる。」「聞く。」がわかりやすい。後藤工業㈱  鈴木  圭

私が、今まで仕事をした中で最も多いのは、路上での仕事です。車線規制をかけて工事をすることです。路上規制をかけるのは何度もありますが、常に緊張します。事前に計画した規制形態通り、はたして自分の思うように一般車両が流れてくれるだろうか。歩行者はきちんと歩行者通路を歩いてくれているだろうかなど心配は尽きないです。規制するのも毎日同じではありません。例え同じ路線であっても、交通量の多い日、歩行者の多い日、また天候の変化もあるので同じ条件というものはひとつもありません。規制をかけて確認するのは、立ち入り禁止措置がなされているか、第三者が現場内に入ってこないか、一般車両がスムーズに流れているかなどです。ここで、私が大事だと思っていることが3つあります。それは、「見る。」、「感じる。」、「聞く。」ということです。一つ目は、「見る」ということです。目立つことが大切です。目立たないと、直前に一般車両が車線変更をしてしまったり、規制の前で止まってしまっては、事故のリスクを大きくしてしまうからです。ここで大事なのは光を有効に使うことだと思いますパトカーのランプのように光れば遠くからでも目立

ちます。看板や規制車の電光板を、常に光らせて目立たせるということです。どの業者でもやっているかもしれませんが、それが効果的だからこそ使用するのです。二つ目は、「感じる」ということです。体感させることです。車が普通に道路を走行している時に平坦であれば何も感じませんが、路面に凹凸があった場合、何が起きたかのか人間は自然と分析するからです。路面に穴が空いていたり、マンホールの上を走行し

ていたりすると、何かしら気付きがあるはずです。それを利用して、体感マットを設置するのは効果的です。300m先、200m先、そして100m先に設置すれば路上に何か変化があるので、先の規制帯に目が行くわけです。その次に「聞く」ということです。工事の情報をラジオで流してもらうのがいちばんです。すべてのドライバーがラジオを聴いてもいるとは限りません。でも、聞いていた人が、もしかしたら迂回してくれるかもしれません。渋滞させることで多くの人に迷惑をかける仕事をしている以上、少しでも情報提供をするのが、私は最善だと思います。それでは、歩行者に対してはどうでしょうか。

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れからも、私と一緒にがんばってくれる工事の家族達と無事故で完工できるようともに悩み、話し合い施工していきます。

【優秀賞】

リスク低減の為の安全対策について奥田建設㈱  小野寺 智由

1.はじめにこの工事は石巻の旧栽培漁業センターが震災津波で被災した事による七ヶ浜町への移転再建工事で、復興の一環として宮城県としても注目度の高い工事です。工事にあたっては以下の安全衛生管理に重点を置きながら工事を行う必要があります。○港隣接工事の為、漁業関係者や付近の別途工事業者との災害防止の為の連絡調整が必要になる。○漁港を取り巻く施設の為、休日などは第三者(釣り人)などへの安全に対する配慮が必要になる。○主要施設となる取水ポンプ室棟は、掘削深さが約6.5mあり、海のそばである為構内水位が高く、地下工事を行うに当たり、地山崩壊の危険性が高い場所である。○取水棟構築部の一部に崖がせり出し接近しており落石の危険がある。作業者の安全を確保する必要がある。以上の点に留意し現場の安全衛生管理を行う。

2.工事概要工 事 名:水産技術総合センター種苗生産施設新築工事工事場所:宮城郡七ヶ浜町松ヶ浜字浜屋敷142,143発 注 者:宮城県知事  村井 嘉浩監 理 者:宮城県 土木部 営繕課 営繕第一班設 計 者:㈱関空間設計・日本データーサービス㈱委託監理:一般財団法人 宮城県建築住宅センター建物用途:水産物養殖場構  造:W造平屋3棟・RC造3階建1棟・2階建1棟構  造:RC造水槽施設3施設規  模:敷地面積 10,787.35㎡延床面積:2,174.15㎡水槽施工面積:3,071.73㎡工  期:平成26年3月21日〜平成27年8月14日

3.現場の特徴冒頭で話した通り、当現場には留意すべき点が大きく分けて4項目ありますが、その他に現場の特徴から、下記についても配慮する必要があると考えました。①海沿い工事で風が強い地域の為、木造大断面梁建方作業時における災害防止計画を個別に行う必要がある。②海沿い工事で地震発生時に津波被災の危険性が高い為、定期的な避難訓練を行う必要がある。③広範囲での工事となる為、安全管理の目の届かない

し、人と話すことが、あまり得意ではなく、特に自分より、年上の人に注意したり、指導したりすることが、緊張してしまい、自分の思いが上手く伝えることができないでいた。その様子を見ていて、気付いてくれた土木部長の言葉であった。

安全の勇気。これが、今の播磨に一番必要なことだ。安全の勇気とは、勇気を持って、注意し指導すること。年上であれ、年下関係なく人に注意し、指導すると言うことは、勇気が必要なことだ。注意するこちらが、緊張していたり、ふざけた態度で行っていては、注意する相手に失礼であり、不快な思いしか残らない。注意指導をするときは、勇気を持って毅然とした態度で、行うこと。

安全の愛情。現場にいる全員を家族だと思って、愛情を持って指導しなさい。家族だからこそ、危険な事に会わないように注意する。家族だからこそ、やってはいけないことは、やらない様に指導する。家族だから、きちんと話し合う。家族のような愛情を持って、指導すると相手にも、ちゃんとこちらの想いが伝わる。厳しく指導しなくてはいけない場合も、怒るのではなく叱ること。怒った指導では、『怒られた』という嫌な感情しか残らない。

安全の根気。根気よく、指導すること。l回で解らなければ、2回・3回と決して怒ること、あきらめること無く継続して指導すること。この言葉を貰って、22年。今でも、現場で作業員を注意するたび、頭に浮かびます。

勇気・愛情・根気�さらに、私が、現場代理人として、現場を管理するようになり、気付いた言葉があります。その言葉は・・・。

安全は、信頼。まず、相手を信用してあげること。しっかりやってくれると信頼すること。信頼されていないと思わせることは、やる気をなくすとともに、不安感をあおるだけ。先ず、仕事や安全に対して、やってくれると信頼することから、始める。

安全は、勇気をもって、家族のような愛情で、何度でも根気よく、相手を信頼する。

東日本大震災後、東北の建設業は、息つく暇も無い状態で経過してきています。仕事の繁雑さに追われ、個々の気持ちに余裕もなくなっているような気がします。

私は、すでに退職した土木部長にいただいた勇気・愛情・根気の3つの言葉と私が経験で気付いた信頼という言葉を含めた4つの言葉をいつも脳裏に置き、こ

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上記のような連絡調整簿を作成し、メールで毎日やり取りする事でお互いの作業内容、作業区画などを把握し災害防止に役立てました。また、漁港関係者にこの内容を連絡する事で重複使用道路の通行がより安全なものとなり災害を防止できました。

②漁港入口への仮設ゲート・バリケードの設置

第三者(釣り人など)が工事エリアの危険場所へ立ち入る事の無い様事前に七ヶ浜町と協議し、了解を得て道路に関係者以外立ち入り禁止のゲート及びバリケードを設置しました。

③取水ポンプ室棟の土工事における山留設計の照査および提案。

これは取水ポンプ室棟の土工事における山留の設計図です。短い間隔で切梁が二段はいっており、このまま機械で掘削作業を行うには接触災害のリスクが非常に高いと思われます。

切梁をはずして山留が自立する方法を検討し、発注者に了解をいただきました。そのことで、掘削重機の旋回がスムーズになり作業効率が上がったことはもちろんですが、切梁がなくなったことで接触災害のリスクが低減されました。

リスクがある。リスクを低減する近道は、作業員個々の安全に対する意識である。

4.安全衛生方針この工事での留意点及び特徴を踏まえ、当現場における安全衛生方針を下記の様に掲げました。①漁協関係者ならびに近接工事業者とのトラブルが無いように日々連絡調整を行い災害を防止する。②第三者(釣り人など)の安全を確保する為の設備を充実させ、第三者災害を防止する。③取水ポンプ室棟の地下躯体構築時には、作業員の安全を最優先するべく設計の照査を入念に行い、より安全に作業する為の提案を発注者に対し行い実施する。④取水ポンプ室棟に近接してせり出した崖からの落石を防止する為の方策を打ち出し実施する事で作業員のみならず、完成後の第三者の安全確保も視野に入れた施工を行う。⑤木造大断面梁の建て方作業における作業員の安全を確保する為、社内検討会を開き、全社一丸となって災害防止に取り組む。⑥地震時発生時、津波被災から作業員や職員を守れる様定期的に避難訓練を実施する。⑦現場に従事する作業員の方々の安全意識の高揚を目的とした安全衛生行事や現場掲示に取り組み災害リスクを低減させる。

5.実施項目上記の留意点、現場の特徴を受け、下記の様な取り組みを行う事としました。

①別途工事業者や漁協関係者との連絡調整のメールでのやりとり

完 成 イ メ ー ジ 図

山留設計図

短い間隔で二段の切梁

山留計画図

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木造大断面梁施工にあたり、風の強い海沿いの現場でより安全に建て方を行う為の手順や方法などを議論しあう検討会を当社役員をはじめ、全社一丸となり実施しました。

大断面梁を組み上げる地組スペース、クレーンの配置、作業半径、資材の搬入経路、使用するワイヤーなどを検討した図面になります。

次に、使用クレーンを選定する為に作成した検討図になります。ここでは、吊り荷の重量や荷姿に対し、作業半径、ブーム角度を考えると共に、海沿いで、風の強い地域である事を考慮に入れ、安全係数の割り増しをするなどの検討もしました。より安全に建て方を実施できる様、作業中止基準の設定や吹き流しの設置位置の検討も行いました。

これは、棚足場の断面図です。建方を行う大工さんが安全に作業できる高さを検討する為に作成しました。

④取水ポンプ室棟に近接してせり出した崖からの落石を防止する為の方策

取水ポンプ室棟構築場所には、一部崖がせりだしており、岩掘削時の振動や地震などで、落石がおこる危険性があります。掘削作業に先立ち、発注者へ提案し、養生ネットを張ることで、万が一にも落石がおこらない様に安全を確保しました。また、工事期間中の落石防護だけでなく、施設が完成した後も落石から第三者の身を守れる様耐久性の高いネットを使用しております。

ロックネット施工箇所は、特別名勝松島の保護景観地域に指定されており、事前に施工を行う為の申請手続きを行うのは勿論の事ですが、工事期間中は、松の木の枝を誤って折るなど、景観を乱さない様に慎重に工事を行いました。また、施工完了後は、落石の危険も無く安心して掘削作業を行う事が出来ました。

⑤木造大断面梁の建て方作業における作業員の安全を確保する為の取り組み

切梁がないところでの掘削状況

ロックネット施工

落石の危険!

ロックネット施工完了

クレーン検討図

建方配置図

棚足場断面図

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⑥地震時発生時、津波被災から作業員や職員を守れる様、定期的に避難訓練を実施。

当現場は、海に隣接しています。大きな地震に備え、定期的に避難訓練を行いました。朝礼会場に集合し、各会社は点呼確認を行います。全員の無事が確認できた後、元請の指示により非難を開始します。

避難場所への移動状況です。元請は最後尾で全員が避難しているか確認しながら避難場所へ向かいました。

大断面梁の吊り込状況です。玉掛け合図者が、吊荷の下の人払いを行う事は当然ですが、当現場では、吊荷上のクレーンフックに玉掛け警報器もつけて人払いを行いました。3秒間のサイレンのあと、『吊荷が移動中です。ご注意ください。』という音声が流れます。吊荷の落下による事故は、重大災害につながりかねません。2重の人払いを行う事で、災害リスクを低減させました。

これは、木造建方の前に組み立てた棚足場の写真です。今回の木造建方は戸建て住宅とは違い重量物を取り扱う為、高所作業に慣れていない大工さんでの組立は非常にリスクがあります。また、鉄骨建方のように親綱を張って梁の上を歩くような作業では、危険は回避できません。そこで、大工が安全にかつスピーディーに作業が出来る様、前面棚足場としました。

棚足場上での作業状況です。全長で42mある大断面の梁材は、一度に42mの梁材を取付ける事が難しい為、半分に分けて取付しなければなりません。しかし、そうすると空中で梁と梁を接合しなければならなくなります。より安全に、安定して取付を行う為にはどうしたら良いかという事で取付は開口部の無い棚足場上で行いました。

玉掛け警報機

棚足場上での作業状況

木造大断面梁建て方完了

避難訓練状況

避難状況

各会社は点呼確認をしてください!

避難場所到着!避難完了まで10分!

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これは、現場出入り口に設置している音声付看板です。人が通るとセンサーが反応し、指を差し、声を出して安全を確認しましょうというアナウンスが流れます。看板の前を通った時は音声アナウンスと一緒に指差確認よし!と確認を行うようにしています。作業員の方々が常に指さし、声出しで安全を確認する癖をつけて頂くことをねらいとして設置しました。効果は大きく現在は、以前に比べ率先して実行するかたが多くなったと感じています。

6.まとめ以上のような取り組みを現場で行ってきました。現場作業に危険のリスクはつきものです。私たちは常に危険と隣り合わせの中仕事をしています。大勢の方々が従事するこの危険だらけの職場で、より安全に仕事をして頂くためには、工事の責任者である私の知識や知恵だけでは災害を防ぐ事はできません。ですが、会社の仲間の知恵をかり、皆で考え、事前にリスクを低減させ、また、従事する作業員の方々にはより安全作業の大切さをどうにかしてわかって頂きたい。そう思いながら工事を進める事で、自然に現場の雰囲気も良くなり、緊張感を持った中にも笑顔が絶えない職場環境が生まれると思っています。現場で働く方々は会社は違いますが、同じ目的を果たす仲間であり、そう皆が思う事が事故防止の第一歩であると感じています。現在工事中のこの現場は完成まで残すところ1か月となりましたが、現在無災害を継続しています。最後まで緊張感を持ちながら、楽しく、そして無災害で工事を完成させられる様仲間全員で安全作業に取り組んでいきたいと思います。

⑦現場に従事する作業員の方々の安全意識の高揚を目的とした安全衛生行事や現場掲示に取り組み災害リスクを低減させる。

昨年10月の全国労働衛生週間の行事予定表です。期間中は作業に対する意識を向上させることを目的に色々な行事に取り組みました。その中でご紹介したいのが、安全衛生に対する標語募集です。より安全に対しての興味をもって頂くことを目的とし、安全標語を募集しました。志気の向上を図る為、優秀な作品は表彰する事にしました。

安全標語の優秀者を表彰し、景品を授与を行いました。元請職員、協力会社作業員が一丸となって行事を行うことで、現場内の仲間意識が増すと共に安全に対する意識が変わった様に思います。

これが優秀者の安全標語です。全員が安全の意識を忘れない様に、標語を垂れ幕にして朝礼会場へ掲示しました。考えた本人はもちろんのこと、現場作業員が毎日目にすることで安全に対する意識向上につながっています。

指を差し!声を出して!安全を確認しましょう!

全員参加!

表 彰式

指差し確認ヨシ!!

音声付看板

安全帯使用ヨシ!

地切りヨシ!

開口部ヨシ!

指差し声出し安全確認 ヨシ!!

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3.熱中症発生要因熱中症について調べた結果、以下の事が熱中症発症原因である事が分かった。①環境要因「気温が高い」「湿度が高い」「風がない」②作業要因「重労働である」「休憩時間が少ない」③人的要因「水分・塩分の補給が不十分である」「体調不良である。(睡眠不足、二日酔いなど)」「疾病をもっている(高血圧など)」「朝食をとらない」

4.実施内容・対策①環境要因についての対策熱中症を未然に防ぐ為には、作業箇所の気温・湿度をリアルタイムで把握し、一人一人が熱中症に対し警戒する事や、炎天下の中で作業する事による作業従事者の上昇した体温を休息時に少しでも下げる事が必要であると考えた。そこで、気温・湿度の把握を行う為、作業箇所に熱中症指数モニターを設置した。このモニターは、熱ストレス指標である暑さ指数「WBGT値」をリアルタイムで計測し、厳重警戒値(28℃)超えた段階で警報が鳴り注意喚起を行う。厳重警戒値を超えた時点で作業を一時中止し、休息をとり、体調の聞き取りや水分・塩分の補給を行った。又、休息時に作業従事者の上昇した体温を下げる事を目的として、現場には日除けテントを設置、休憩所にはエアコンを設置した。テント内には、熱中症対策キットやスポーツドリンクを常備し、熱中症の予防に努めた。

②作業要因についての対策夏期期間の高温多湿の環境では体力の消耗が激しく、通常の作業量をこなすのは不可能であると考える。この事から作業工程を見直し、作業人員を増員する事で一人一人の負担の軽減を図った。又、当日の作業内容によりWBGT値の補正を行い、作業内容ごとの危険水準を算出し注意喚起を行った。そして、作業者同士の体調が確認しあえる様に単独作業を行わない事を徹底し、こまめに休息をとる様に、朝礼時に周知した。

【優秀賞】

熱中症発症ゼロを目指して㈱丸高  佐藤 拓己

1.はじめに本工事は国道47号余目酒田道路改築事業の一環として、山形県酒田市大町地内において延長320mに亘り、道路改良・舗装工事を行うものである。本文では当事業所で実施した熱中症対策を紹介します。

2.課題・問題点近年、熱中症という言葉をよく耳にする。熱中症とは大量の発汗により体内の水分と塩分が放出され、体温維持の失調により臓器が機能不全に陥ったり、最悪の場合は死に至る恐ろしい疾病である。ただでさえ、高温多湿の夏場で直射日光にさらされながら体を動かし続ける建設現場では、熱中症発症リスクが非常に高まる。熱中症の対策としては、水分・塩分の補給と適度な休憩の確保があげられるが、作業従事者が個々の判断で熱中症予防を行う事になる為、作業従事者の体調管理の把握が難しいところもある。発生原因や予防対策が分かっているのに、年々熱中症発症件数が増加傾向にあるのは、不安定な自然環境も理由のひとつだが、万全な熱中症対策を講じていない可能性があると考える。この事から、再度、熱中症の発生要因を整理し対策を講じる事が課題となった。

熱中症指数モニター 日除けテント 熱中症対策キット等

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③人的要因についての対策人的要因として考えられるのは、「水分・塩分の補給が不十分」「体調不良である」「疾病をもっている」「朝食をとらない」であるが、作業従事者個人の自己管理や自己申告でないと不明確な部分がある。そこで、作業従事者の当日の健康状態を把握する為、朝礼時に血圧測定、アルコールチェック、朝食の摂取状況の聞き取りを行い、現場に新規入場する際は、持病の有無の確認を行った。又、作業従事者が体調不良を申告しやすい環境づくりを目的とし、午前と午後の1日2回作業者の体調の確認を行い、作業従事者の体調管理に努めた。今までは朝礼時1日1回の体調確認であったが、熱中症発症件数が多い時間帯は午後2時〜午後4時の時間帯である事を知り、午後の体調確認を実施した。

対策②・血圧の測定(84〜129を正常値目安)・アルコールチェック(感知の有無)・午前と午後の体調確認

5.実施結果以上のような対策を講じた結果、当作業所では熱中症の発症人数がゼロであった。環境要因対策の結果としてはWBGT値の測定を行った事で危険水準を明確にし、厳重警戒値を超えた時点で作業を一時中止し、水分・塩分の補給を行った

作業内容ごとのWBGT値補正基準値一覧表

代謝区分 作業内容 熱に順化している人(℃)

熱に順化していない人(℃)

0.安静 安静 33 32

1.低代謝率�  軽作業

軽い手作業、手及び腕の作業(測量、重機運転、目地など)

30 29

2.中代謝率�  中程度作業

継続した頭・腕・脚の作業(丁張設置、構造物据付など)

28 26

気流(風) 気流(風)

なし あり なし あり

3.高代謝率�  激しい作業

強度の腕と胴体の作業(シャベル、大ハンマーを使う重量物人力運搬、草刈など)

25 26 22 23

4.極高代謝率�  極めて激しい�  作業

最大速度のとても激しい運動(走る、激しくショベルを使う足場の組立、解体など)

23 25 18 20

※熱に順化している人とは、作業日の前に7日以上に熱へのばく露時間があった人。

対策①・作業内容によるWBGT値補正・単独作業の防止

対策前 KY活動用紙

対策後 KY活動用紙

対策①

対策②

血圧測定状況

アルコールチェック状況

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もとりあえず、規制を解除し、警察署へ向かいました。そこで言われたのは、通行車両のドライバーから

「止められている時間が長すぎる、もっと短くして欲しい」と言われたとの事でした。現場に戻り誘導員に話を聞くと、「通行車両が止まってくれません」と言うばかりです。確認すると、工事箇所の起点側には、100mほど離れた場所に信号機があり、そこで車の流れが切れたタイミングで止められていました。しかし、終点側は信号機も無く、車が切れない上に、止まってくれる車が少ないので、いやおうなしに片方の車両を多く流していたという事が解りました。私は建設業に携わっているため、規制してあれば

「片側交互通行だな」と判断し減速しますが、全ての人が同じ判断はしない、という事をこの時ほど思い知らされたことはありませんでした。何とかして車に止まってもらう方法を、と試行錯誤しました。自分の家族にも、道路で規制されていたらどう思う?と聞いたりしました。その結果、交通誘導員によって、合図が解りやすい人と解りにくい人がいると言う事。車を停止させるより、早く通過したくなるという心理。また、片側交互通行で道路に矢印板が置いてあったので、車線を移動してくださいの合図と思い、移動しようとしたら、止まれの合図をされて、危ない思いをした事がある等が解りました。確かに、自動車教習所で習うのは信号に従って通行する事であり、道路工事の誘導については習わないなぁと思いました。ドライバーは信号に従って通行する事には違和感を持たないが、交通整理員の手合図については、とっさの判断に迷い、通過しても問題ないという心理が働くのも無理はないなぁと感じたのです。そこで、工事用の仮設信号機を使う事にしました。信号が変わるまで、あと○○秒と表示されるタイプです。信号機にトラブルが発生してもすぐ対応できるように、信号機に見張りの誘導員も配置しました。矢印板も規制帯からは無くしました。すると、あれほど止まってくれなかった車が嘘のように止まってくれるようになりました。胸をなでおろした瞬間でした。それでもまだ、全て解決した訳ではありませんでした。車の通行量が減る時間帯でも、常に同じ規制時間のために、通過するドライバーから対向車がいないのにいつまで止めるのか、とお叱りを受けたのです。所轄警察署の方からも、「仮設信号機はあくまでも補助的なものだから、基本は誘導員の誘導だよ。」と助言を頂きました。

事で未然に熱中症を防ぐ事ができたと考える。日除けテントやエアコンについては涼しい環境でゆっくり休憩できると非常に好評であり、上昇した体温を下げる事もでき効果があったと考える。作業要因対策の結果としては作業内容によりWBGT値を補正する事で、熱中症発症リスクを事前に軽減する事ができたと考える。又、作業人員を増員する事で一人一人の負担を減らし、通常の作業量を確保する事により、工程にも遅れを生じる事もなく施工を行えた。さらに、単独作業を行わない事で作業者同士互いの体調を気遣える環境をつくれた事と共に、万が一、体調不良や熱中症を発症した場合でも、複数員で作業を行っていれば迅速に対処できるという面もあり、今後も継続していきたい。人的要因対策の結果としては、作業者個人の体調で不明確だった部分を明確にする事ができ、事前に熱中症発症リスクを軽減できた。又、一人一人生活習慣を見直す機会にもなり健康や安全への意識向上に繋がった。

6.おわりに熱中症発症防止対策は個々の現場環境に応じて行う必要があるが、共通して言える事は熱中症の原因や症状をよく理解し予防・対策を毎日確実に実施する事であると考える。建設業は近年の不安定な自然環境と共存していかな

ければならない。その時の状況や現場にあった最善の安全管理方法を常に模索し、作業従事者が安全に作業できる環境づくりを行える様に日々精進していきたい。

【優秀賞】

片側交互通行規制での体験後藤工業㈱  青木 則夫

私は今まで、主に現道工事に携わってきました。現道工事は、安全柵で囲われた中での工事と違い、通行する人や車にも止まってもらうなどの協力をしてもらわないと、工事が進めることが出来ません。その中での経験を話したいと思います。片側1車線の国道の舗装工事でした。道路使用許可は、日中の規制可能として午前9時から午後5時までとなっていました。手始めに現道の測量とマーキングを片側交互通行で行う事となりました。車線規制をして、車載型の大型電光盤をセットし、クッションドラム・デルタクッションを設置し、誘導員には赤と緑の手旗をもたせて作業開始しました。作業を始めて2時間ほど過ぎたころ、道路使用許可を頂いている所轄警察署から直ぐに規制を解除して警察署に来るように、との連絡がありました。とるもの

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マンエラー 教授 大橋智樹』を拝聴して、人はなぜ間違い(事故・災害)を起こすのかが理解できました。講演内容を参考にして、工事現場での安全を想定すると1.見えていても外に注意を払っていれば見えなくなり、注意して見なければならない物を見落としてしまう。2.聞こえていても外に気を取られていると聞こえなくなり、周囲からの危険情報が入らなくなる。3.危険を感じていてもグループで行動する時の個人は危険を無視して安全行動の手抜きをする、グループの不安全行動に合わせた行動をする、また、職長等の指示に服従して不安全と思っていても指示に従う。これが人で、頭(心)が、今までの経験を利用優先する、楽をする、手間をはぶく、変化のない又は少ない事には反応しないにより、ヒューマンエラーを起こすと理解しました。安全は、文字で警告してもその看板を見ようとする人にしか効果はない。また、声掛けしても聞く耳を持たない人には効果がない。結論として、ヒューマンエラーを起こす人に安全を説くには、人の心に呼びかけしなければならないと思う。では、何をしたら良いか・作業手順書・作業計画書は、元請と下請けが一緒になって考え安全のチェックポイントを共有する。・作成した計画書の安全注意内容を、作業員全員に周知と理解に努める。・作業員に望むことは1.朝礼時の危険予知活動で、いつもと同じだから何も無いではなく、今日の作業にはこんな危険があると声に出して、危険が心に残る様にする。2.作業終了時の点呼で、ヒヤリ・ハットが無いかを思い出す。 有りの場合・設備の欠陥は設備改善する。・ヒューマンエラーを起こしている場合はその内容を忘れない様にして、再発防止しをする。

3.グループで作業すると、危険と分かっていても周りに合わせて行動するので、危ないは危ないと発言又は声掛けする。以上の環境を作ることに努めて、ヒューマンエラーを無くし、無事故無災害をめざします。

【優秀賞】

危険を予知するということ㈱橋本店  村山 英明

今から20数年前の学生だったある日、私は命を落とすかもしれないほどの交通事故を体験しました。幸いに

そこで、今度は手動で赤、青の切換えができるタイプの物に交換することにしました。但しひとつ問題がありました。規制の先の方に信号機を配置しますが、誘導員は安全上クッションドラムの後方に配置しなければならないため、同じ場所に置くと信号機が見えにくくなります。結果、また止まってくれる車が少なくなってしまいました。ただの手動切換え式ではだめだったのです。本当に困ってしまいました。そんなとき安全施設のリース会社の営業Aさんが

「信号機の基盤部分からケーブルを延長させてリモコンスイッチを取り付けた物があります。」と見つけてきてくれました。このタイプの信号機なら、信号機だけを規制の先頭の通行車両から見やすい場所に置けて、誘導員はクッションドラム後方の安全な位置まで下がれるので、願ったりかなったりでした。交通量が閑散になる時間帯でも、手動スイッチ式のため交通量に合わせた誘導ができます。この仮設信号機を使うようになってから、スムーズに片側交互通行規制が行われるようになりました。現在は更に改良されています。スイッチ部分が足踏みペダル式で、両手は常時手旗の合図に使用できるので、より安全性が向上しています。この仮設信号機併用式により、交通誘導員が事故に巻き込まれる危険性は格段に少なくなり、安全性がより高まりました。私自身も、現道の規制が一般の方からみて解りやすいのかを常に意識する良い経験になりました。今後も、より安全な方法を追及したいと思います。

【優秀賞】

『見えない・聞こえない・感じない』をいかに対応するか日建工業㈱  和田  正

私は、安全管理の業務をしています。安全に関する論文の応募を社内に声掛けして、私も応募で安全の解説書や安全の論文等を読みました。タイトルは何が良いかで、なぜ事故が起きてしまうのか、事故を無くすには何をしたら良いのか、から考えていました。しかし、事故例や対策等は過去の事例から多くの参考になるものを得る事ができましたが、肝心のなぜ事故を起こしてしまうのかの問題が解けないでいました。6月は、安全大会や安全行事で安全講和等を聞く機会に恵まれていましたが、なかなか参考になる話にはたどり着かないでいました。しかし、平成27年度産業安全衛生宮城大会の特別講演『心理学で防ぐヒュー

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際に体験したから気付いたことであり、事前に事故を予知し対策を図ることは当時の私には難しかったと思います。しかし、工事現場ではそうはいきません。ひとたび事故が起きれば、その影響は計り知れないからです。私が現場を巡視するとき、常に心がけていることは、現場内での人の動きや、機械の動き、第三者の動き等をよく観察し、事故が起きたことをより鮮明に想像することです。このとき、できるだけ多くのタイプの事故を想像できるかが重要なポイントであると考えます。そして、どうせ想像するなら事故が悲惨であれば悲惨なほど危機感がより高まると思っています。この感覚をより鍛え、高めることが、現場の災害を減らすひとつの方法であると考えます。そして、感覚を鍛える方法として、災害事例集などを活用し、実際に起きた事故について原因と対策に加え危険予知についても深く検証することが有効であると思います。今日もまた、新聞等で建設現場の事故が報じられています。事故の内容を見る限り、とても残念でなりません。危険予知がもう少し踏み込んでできていればこの事故は防げたのではないかと思うからです。私自身、この危険を予知する想像力がまだまだ未熟であると思っているので、これからも自分自身の事故体験や、災害事例をとおして、まだまだ鍛えなければならないと思っています。そして、現場に従事するすべての人が同じ意識で危険予知活動ができるよう、日々努力を続けなければいけないと思います。

【優秀賞】

「胸を張ってアピールを」熱海建設㈱  白鳥 憲俊

「お父さんの腕は真っ黒だねえ、すごいねー。」当時5歳だったうちの長男は、現場で日に焼けた私の腕をみては、目を輝かせていた。そんな長男も今年の春から中学生。幼い頃は現場の苦労話を自慢気に聞かせていたものだが、近頃は仕事の話よりも子供が好きなゲームやマンガ等の話ばかりしている。現場の話をしても子供にはつまらないだろう。きつい・汚いといった悪いイメージしか伝わらないだろう、という後ろ向きの思いが、常に私の中にあったからだ。そんな思いを劇的に変えるきっかけが、去年の夏にあった。子供達を対象にした現場見学会の開催である。働くお父さんの姿を子供達に見てもらうイベントで、私が担当する海岸堤防工事で実施された。正直、私は乗り気でなかった。現場が追い込みの時期だったこともあるが、悪いイメージしかない工事現場に来る事が、果たして子供にとって楽しい事なのだろうか?そんな私の後ろ向きな思いは、その日現場に訪れた子供達の表情で一蹴された。測量器械を使った距離当

も近くを通りかかった人が、適切な処置を施し、救急車で病院へ搬送され、素早い治療ができたことで大きな後遺症もなく、元気に生活を送ることができています。私は、原付バイクで住宅地の中の信号機のある交差点を直進しようとしていました。当然信号機は『青』であり、早く自宅に帰ることだけを考え走っていました。交差点には対向車が1台、右折しようとウインカーを点滅させ停止していました。私は、スピードを緩めることなく交差点に差し掛かったとき、突然目の前に対向車が現れ、なにが起きているのかわからないまま、対向車の側面に激突し、顔面を強打し、ボンネットを飛び越え、気が付いたときには数メートル先に倒れていました。頭の中が混乱し、夢と現実を行ったり来たりしているような感じでもうろうとしているとき、救急車が到着し、自分が交通事故で大怪我しているということを、その時理解することができました。なぜこのような事故が起こってしまったのかを改めて振り返ると、私自身にいくつかの原因があり、それらをあらかじめ予測し、その対策が瞬時にできてさえいれば、事故は起こらなかったのではないかといつも思います。原因① バイクで交差点を通過しようとしているの

に、早く自宅に帰ることしか考えておらず、運転に集中していなかった。

原因② 交差点に対向車がいることには気がついていたが停止していると思い込み、当然こちらの動きを把握しているものと思っていた。

原因③ 信号が青だったため、対向車や左右から進入する車に気を付けようとしなかった。

そして、これらの原因に対して、予測と対策① 帰りの運転で集中力がなくなるほど疲

れないために、遊びをほどほどに切り上げ、余裕を持って自宅へ帰る。

予測と対策② 右折しようとしている対向車は止まっているように見えるが、本当はこちらの存在に気付いておらず、交差点に入ろうとしているのではないか。スピードを落として交差点へ進入する。

予測と対策③ 信号は青だけど、ひょっとして信号無視した車が通るのではないか。青信号といえども、左右確認、前方確認を確実に行う。

このような危険予知と対策が、そのとききちんとできていれば、事故は起きることなく、家族や友人に心配をかけることもなかったと、反省させられます。工事現場では、毎日危険予知活動を行います。当社では、リスクアセスメントを導入した危険予知活動が標準となっています。私は、危険予知活動が有効に機能するためには、現場に潜む目に見えない危険を敏感に想像する能力がどれだけ備わっているかにより、決まるのではないかと考えます。私は交通事故の反省を先に述べましたが、これは実

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【優秀賞】

安全とは、毎日無事に自宅へ帰る事㈱奥村組 東北支店  大久保 敬

「足の指が全部付いていて本当に良かった。」それは私が駆け出しの時、最初に遭遇した労働災害

での出来事です。当時は若く、仕事にも慣れ一人で現場をこなし始めて怖いもの知らずでした。その時は小さな町で下水道工事を行っておりました。工期は秋まであり、開削工法で施工しており、常時片側通行規制をしている状態でしたが、施主から、お盆休みは、埋戻しを完了し仮復旧まで行い、片側交互通行をせず一般車の通行を解放する事を厳守して欲しいと指示があり、工程の遅れもあって、連日現場の追込み作業が続いておりました。現場の人数も限られておりましたから、若い私は現場に立って声を枯らして作業員への指示等走り回っておりました。そんなある時、舗装版の剥ぎ取り作業をしていた重機の後方にいた作業員が、後退してきた重機のキャタピラーに、右足を上から踏まれる重大災害を引き起こしてしまったのです。叫び声を聴きつけ、その現場を目の当りにして、正直頭が真っ白になりました。どうしたら良いのか自分では全く判断がつきません。職長に「土木部長に電話した方が良いんじゃないのか!」そう大声で言われ、ハッと我に返り、土木部長に電話し救急車を手配してもらい、病院まで同行しました。診察した医師は「右足甲の複雑骨折、これから緊急手術を行います。場合によっては右足の指をすべて切断しなくてはならないかも知れません。」そう言われ私は言葉を無くしました。被災者の方が手術室に入り、待合室で待っていると御家族の方達が到着し、現状を上司が説明してくれました。奥さんの話では「(被災された本人)昨日から体調が優れず、本当の所、今日は休みたいが、若い監督(当時の私)が、今のスパンの仮復旧をお盆まで間に合わせたいと言ってたしな、まんつ行って来るじゃな!」と言って今朝ご自宅を出て来られたと聞き、心が痛みました。そうしているうちに手術が終わり、手術室から本人がベッドに横たわったまま出てきました。恐る恐る足を見ると、手術した右足は指が全部付いておりました。担当の医師は開口一番「なんとか、指は救えましたよ。」本当に嬉しかったです。医師と御家族に何度も頭を下げ病院を後にした事を覚えております。後日、事故の原因究明を上司と共に行いました。まず、被災者をひいた重機は、小旋回の小型バックホウで、エンジンと運転席が近い構造であり、エアコンが装備されておらず、背中が暑いと点検用のボンネットを開けたまま作業していました。後ろの視界は普段よりさらに悪化していたはずです。また、当然必要な誘導員も配置せず、重機のオペレーターと被災者は背中合わせの作

てクイズや、重機の試乗など、子供達はどれも喜んで挑戦していた。まっ白なコンクリートブロックで築き上げた堤防の上から、間近に広がる太平洋をみんなで見た時には、「うわー!」と歓声も上がった。自分達の仕事が褒められたような気がして、無性に嬉しかった。帰り際、とある新聞の取材にうちの長男がこう答えていた。「いつもは面白いお父さんだけど、現場では周りから信頼されて仕事しているんだなと思った。将来は大工さんとか、物を作る仕事がしたい。」この時小学6年生だった長男の言葉に、隣で聞いていた私は涙が出そうになるのをこらえた。この仕事を選んでよかった・・・!現在、建設業は深刻な高齢化問題を抱えている。50代60代の熟年層がバリバリ現場で活躍している反面、若者の姿は本当に少ない。熟年層が培ってきたノウハウが、誰にも継承されないまま時間だけが経過しているのだ。このまま若年世代の空洞化が続けば、品質はおろか安全面においてもその健全性を維持することが困難となるだろう。これは非常事態と言っていい。我々は今、建設業が若者にとって魅力ある仕事になるよう、真剣に知恵を出し合わなければならない時を迎えている。ある統計で若者にとって就きたい仕事とはどんなものか訪ねたところ、「やりがいのある仕事」が第1位だった。一見、ごく普通の回答に思えるが、あの見学会で子供達から受けとった感情が、偶然私の中で重なった。それは「アピールする事の大切さ」である。建設業は公共事業という性質上、品質・工程が最優先。せっかく苦労と工夫を重ねてより良いものをつくっても、外にアピールする機会が少ないため、ごく一部の評価で終わってしまう。苦労が報われにくい仕事なのだ。若者が離れていく要因の一つではないだろうか。我々はもっと堂々と、現場の努力を外部に発信していいと思う。見学会でもホームページでもいい、現場をアピールするということは、外から注目されることである。それは現場で働く者にとって良い意味での緊張感となる。いつ誰が現場に訪れても、自信を持って自分達の現場を紹介できる事。そのためには当然、現場の安全にだって今まで以上に力が入る。見学会に訪れるのは現場を知らない方がほとんどだろう。こうした方々がケガをしないよう現場を整えるには、きめ細かい配慮とより一層の工夫が必要となるからだ。安全で整った現場が多くの人の目に触れれば、建設業のイメージも向上し、若者が興味を持つ機会だってきっと増えるだろう。自分の仕事に自信を持ち、それをアピールする事。つまり前を向く事が今の我々にもっと必要とされている事なんだと思う。見学会に訪れた子供達の笑顔は、我々にきっとこう伝えたかったのかもしれない。「お父さん、もっと胸を張っていいんだよ!」と。

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と熱中症みたいだ。B作業員より、昨夜から今朝までの行動を聴取したところ、彼女とデートで寝不足とのことだった。症状が軽そうだったので、病院へ連絡し連絡車で搬送、医師の診断を受け治療を行ったら良くなりました。注)B作業員は、睡眠不足だった。(こんな状態だったら休むことです。)後日談:B作業員はカルテ作成時に、住所・氏名・年齢を正直に話した。診断書を戴いたらB作業員は17歳と記入されている。本人に確認したら17歳に間違いないとのこと。「送出し教育・新規入場時教育実施報告」の18歳は偽りか?又々、聴取を開始。本人は、18歳未満だと「作業制限」があり、「年少者の証明書」の提出等が有るので偽った、との事だった。(B作業員と協力会社を厳しく指導した。)● 労災事故編(昔話その3)10月初めの午後2時頃でした。地下1階鉄骨建方箇所で人が倒れている。と連絡が有った。現場へ急行。C作業員は気を失った状態だった。救急車を要請し救急病院へ搬送した。身体にはキズ等が無く、現認者は居ない。墜落ではないようだ。原因不明のまま病院へ行って見た。C作業員は気を取戻したので話を聞いてみたら「目線の高さの鉄骨の梁を潜って奥側へ行こうとした。梁は1本と思っていたので、一本目の梁を潜り、急いで頭をあげたら、二本目の鉄骨の梁に激突した。」との事だった。C作業員は、同じ目線の高さの二本の梁が一本にしか見えなかったそうです。注)C作業員は、ムチウチ症で済んだ。(思い込みに注意。)● 労災事故編(昔話その4)秋の初めの夕方、杭頭処理工事で鉄筋をガス溶断していた。そろそろ切断頃かなと思った?作業を見ていたクレーンオペレータが長靴の底部で鉄筋を折り曲げ様とした。ゴム長靴だったので底部が熱で溶けて穴が開き、右足の母指と示指の間を火傷した。ガス溶断時の熱が鉄筋全体に伝わっているのを知らなかったのだ。注)部外者は足を出すな。(手・口も出すな。近づくな。)● 盗難編(昔話その5)四月半ばの建築現場に於いて、現場事務所を施主の管理事務所の一画を借りることになり、管理事務所側へ出入り出来ない様にボードで間仕切りを行った。工事が始まって数日し現場へ出勤してみると、事務所内が騒々しい。話を聞くと、間仕切りに穴を開け、テレビ等が盗難にあったとのことだった。所員の誰かが、机の中の小銭(数百円)が無いと言い出した。一か月位過ぎた頃、犯人が別件で逮捕され余罪を全部白状した。調べてみたら間仕切工事を行った内装業者の職人が犯人だった。注)人を見たら泥棒と思え。(報・連・相ですね。)

業を行って居た事、事故現場は車がすれ違う事の出来ない狭い路地であり、そういった場所での作業手順書はありませんでした。駆け出しの若造が、当時は自信たっぷりに、自分は現場を全て把握している!そう自負していたのですが、実際は不備だらけで、起きるべくして起きた災害であったのです。工程の遅れを、限られた人数で縮めようと無理をさせ、作業員の気持ちを追詰めた事にも猛省しました。現場の最前線で働く方々は、今自分がしている作業は、どんな危険な作業をしているのか、自分には今どんな危険が迫っているのか、自分では分からない事が多いという事にも気づきました。第三者の視線で、遠慮せず危険な行動は注意し、時には声を荒げる事も必要だと現在は思います。若い時分は、作業員の方々皆年上で、嫌われたくないあまり、遠慮していた時もあったのですが、最近ある有名な方の一言が心に響きました。「人から好かれなくとも良いが、信頼はされなければならない。」また、「信頼は築くのに時間が掛かるが、無くすのは一瞬である。」正にそうだと感じます。あの手術室の前で不安そうな家族の顔を見るのは懲り懲りです。嫌われても良いから危険行動は注意し、目を光らせ、現場の作業員の方々が、今日も無事故で自宅に無事に帰れるよう、日々努力精進して行きたいと思います。

【優秀賞】

「昔話の独り言」こんな事が有りました。鹿島建設㈱ 東北支店  磯崎 三幸

私の昔々の現場体験の一部分を、思い出しながら紹介致します。● 熱中症編(昔話その1)夏の初めの朝から暑い日の午後のことでした。事務所に居ると、「A作業員が熱中症みたいなので休憩所に来てくれないか」と連絡があった。早速、休憩所へ行ってみると、A作業員は横になって寝ていた。声を掛けると返事が無い。再度、声を掛けるが返事が無い。只事ではないと思い、そこで救急車を要請した。救急車が来るまで、声を掛けたり、頬を軽く叩いたりでヤット気が付いた。声を掛けて話をしていると又、意識を失った状態になる。そのうちに救急車が到着し病院へ急行した。医師の診断を受け治療を行ったら無事、良くなりました。注)A作業員は、高血圧症に糖尿病だった。(持病の有る方は要注意です。)● 熱中症編(昔話その2)月曜日の午前9時30分頃でした。「B作業員が、具合が悪そうなので休憩所に来てくれないか」と連絡があった。休憩所へ行って見ると横になって休んでいた。声を掛けると、会話は普通に出来る。症状を聞く

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いが、それで転倒したりすれば大けがに繋がることもある。ではどのようにすればよいだろうか。「足元注意」「段差有り」などと標示をする事。それだけでも「見える化」にはなっていると思う。ただもう一工夫加えたらどうだろうか。実際に今の現場で行っている事だが、注意喚起の標示をすると共に、段差の所を赤のスプレーで色をつけてみた。そうする事で、目立つ色のせいかその段差が視界に入りやすくなり、自然と足元を確認するという行動が生じる。他にも、外部足場などで外部から建物へ通行できるようによく開口をつくったりする。そこを通行する際、現場で働く人は頭をぶつけた経験が一度はあると思う。これも先程の段差と一緒で「頭上注意」と標示する事はまず必要である。それに加え、開口の頭上にオレンジ色の養生カバーを取り付けたらどうだろうか。段差の時と同様、まず色が視界に入ることで頭上を確認し、確実に頭が当たらないようにするという行動が生じる。今述べた事は「見える化」のほんの一部であり、正直大惨事に繋がる危険ではないと思う。ただ私が言いたいこと、伝えたいことは、どんな小さな危険や注意すべき事でも、「見えるようにする」「気づかせる」「行動させる」ということが大切だと考える。又、「自分の命は自分で守る」と言う言葉があるが、確かにそれは正しいと思う。しかし、施工管理という立場上、私はその言葉が少し投げやりな言葉にも聞こえてしまう。安全管理をしていく上で、安全で働きやすい職場環境をつくることが大事である。その為に、「安全の見える化」を実施する事で、一人一人が危険に「気づき」、「行動」することで、全体の安全意識が高まり、自ずと良い職場環境がつくれると思う。「安全の見える化」の普及促進。これからも率先して実施していきたい。

【優秀賞】

ネガティブ人間大成ロテック㈱  中根 章貴

最近、テレビでネガティブ思考を売りにしている芸人さんを見掛けます。それを周りがからかい、笑いを取ると言う感じのパターンです。世の中、ネガティブ思考より、ポジティブ思考の人間

の方が好まれる傾向にあると思います。確かにマイナスのイメージばかりを持つ人間よりは、常に前向きな考え方をするポジティブ人間の方が、明るく活発なイメージがあると思いますので、当然の事かもしれません。しかし安全に関しては、そのネガティブ思考が大切なのではないでしょうか。どうにかなる、何とかなる、取り合えずやってみる。そのような決断も時には必要かもしれません。もしかしたら、かもしれない、もう

● 不発弾編(昔話その6)冬の初めの外構工事中に、バックホーで掘削していたら変な塊が出てきた。オペレータが何だろうと思いながらバックホーのバケットで転がしたり、叩いたりし、最後は土捨て場へダンプトラックで運んだ。事務所へ作業終了の報告に来た作業員が、変な塊を土捨て場に捨てた。とのことだった。職員数人で土捨て場へ確認に行ったら不発弾のようだった。ここに置いたらまずいので、元の場所へ戻すことにした。こっそりと不発弾を元の場所へ戻し、警察に連絡したら確認に来た。自衛隊が日曜日に来て処理することになった。それまでに、不発弾の周りに土手を造ったり、処理当日は半径数百メ−トル立入禁止にし、無事、処理を終了した。市役所の話によると、太平洋戦争時、この場所に滑走路が有り、アメリカの爆撃機から二発の爆弾が落とされ、一発が爆発し残り一発は不明だった。との事でした。注)変な塊には気をつけろ。(不審な物体は、いじるな、移動するな。)昔話はまだまだ尽きないが、キリがないのでこの辺で終了とします。皆さんご安全に!!

【優秀賞】

安全の見える化㈱ピーエス三菱 東北支店  菅野 雄介

「安全の見える化」の普及促進。当社の今年度安全衛生計画の重点施策項目である。その言葉の「見える化」とは、どうゆう意味なのか私はふと思った。調べてみると「見えるようにする」、「なかなか見えないものを容易に見せるようにする」と書いてあった。又、私たち人間が五感から情報をつかむ割合は、目(視覚)83%、耳(聴覚)11%、皮膚(触覚)3%、舌(味覚)2%、鼻(味覚)1%と目(視覚)からの情報把握が大半を占めていると言われている。いかに「見える」という事が大切で、その「見える」がきっかけで、心の中に「気づき」が生じ、より安全を優先させる意識や行動が高まるものと考える。実際に現場ではどうだろうか。目に見て分かる危険や見えにくい危険、場所や場合によっては見えない危険もあると私は思う。そうしたとき特に、「見えにくい」「見えない」という危険を、どのようにして「見える」「気づき」「行動」に変えられるかが求められる。いくつか例を挙げてみよう。どこの現場でも必ずと言っていいほど、各所で「段差」が生じてくる。通常であれば足元を確認し段差に躓くことはないだろう。しかし、他の事に集中していたり、疲労による注意不足などで躓いてしまう事は実際にあると考える。ただ躓くだけならたいした事はな

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所前でよく見かける朝礼風景(図−1)である。現場事務所前で今日の現場説明、これで作業員達はどのくらい理解してくれているだろうかと私はふと疑問に思うことがある。それでも、ベテランの作業員達は今までの経験や過去の実績・歩合より大よその検討をつけ作業することができる。しかし、いざ現場に向かうと他業者との混在で重機の旋回スペースが確保できなかったり、埋設物や架空線があるとは聞いていたがこんな場所にあるとは思わなかったなど現場に出て気付く点がいくつもあるだろう、似たような現場はあってもまったく同じ現場など存在しないのだ。

2.KYにおける課題(1)危険な現場にいることを意識すること毎日現場にきているため意識が薄れがちであるが、現場で周囲を見回して頂きたいそこらには、ダンプトラック、バックホー、大きく開いた開口部など様々な危険に囲まれていることを再認識させる。(2)マンネリ化になっていないか同じ内容のKYを続けていると、聞いている作業員達は飽きます。これがマンネリ化飽きてしまうと、重要度は下がり注意力も衰える。(3)自分自身で危険源を発見し考える他人から危険源を指摘されても聞いてはいるのだが、意識としてはほとんど残らない。危険源を自分自身で発見・予測するといったシミュレーションって解決策を導き出す事が重要である。

3.解決策「体感KY」とはこれまで各現場で朝礼後に行っていたKY活動を進化させたもので、災害に遭うのは「実際に作業する人」という観点から、作業員自ら当日作業する現地で作業を始める前に作業内容を確認し、安全確保のために対策を講じる取り組。危険に対する感受性を高めヒューマンエラーを防止することで重大災害をなくすのが最大の目的である。(図−2)

一度戻って考えてみる、それが大事なのでは無いでしょうか。そう、ネガティブな考え方が。安全で一番必要なのは、マイナスのイメージを持つ事だと思います。もしかしたらこうなってしまうかもしれない。もう少しこうしといた方が、更にこうもしといた方が。その様な二重三重の対策が安全には一番の考え方なのではないでしょうか。近年どこの会社でも、KYや作業手順等でリスクの洗出しを行っています。それこそ正にマイナスのイメージだと思います。いかにそこでリスクを洗い出せるか、言い方を変えれば危険を予知出来るかなのです。事故や災害が起きた時、何が原因だったのか、どうしてればその事故や災害を防げたのか、きっと沢山の意見が出ることでしょう、そして未然に防ぐ事も、可能だったのではないでしょうか。結果を見れば、誰もが色々な事を考え付くと思います。しかし、そんな事故や災害が繰り返し起きてしまうのは、慣れや経験にも左右されますが、人それぞれリスクの度合いが違うからでは無いでしょうか。KYや作業手順にあるリスクの度合いは、大抵3段階か、もしくは5段階です。そこで同じ危険に対するリスクを考えた時、誰が付けてもきっと1段階位の違いにしかならないと思います。しかし、リスクの度合いが100段階に分かれてたとします。その時につけるリスクは恐らく10や20の差じゃ無いのではないでしょうか。『バックホウが旋回して人に当たる。』良く出てくる危険の一つです。ただ、このひとつを取っても、ゆっくり旋回したバックホウに接触し軽い怪我をする、とイメージする人も居れば、活きよいよく良く旋回したバックホウに接触し、跳ね飛ばされて大怪我をする、と思う人も、更には旋回したバックホウの機体に挟まれて死亡してしまう、と思う人も居るかもしれません。大型の重機と人、接触すれば人が負けるに決まっています。ですから、誰もが危険だとは思うのです。しかし、先ほど述べたように、危険の度合い、リスクの度合いは人それぞれ違っているのです。悪い方、悪い方へと考えてしまう、そんなネガティブな思考こそ、普段は見過ごされがちなリスクを洗い出せるのでは無いでしょうか。その思考こそ2重・3重の安全対策に繋がるのでは無いでしょうか。どうか皆さんも、現場ではネガティブ人間になって下さい!

【優秀賞】

危険予測の進化 〜体感KY〜㈱ガイアートT・K 東北支店  大宮 晶紀

1.はじめに「今日の作業内容は、これだ!」これは、現場事務

図−1 朝礼風景

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き行動、安全コールを無作為で指名し発言させた。最初は、注意事項をただ聞くだけの状態であったが、一人一人が安全に対し真剣に考えるようになり、日を追うごとに連帯感や責任感が生まれた。それに加え、日々無作為で発言者を交代させることによってマンネリ化を防止でき、メリハリのあるKYができた。(5)KYのネットワーク展開こうしたKYの活動報告を社内に開設したホームページ内で情報を共有することができる。常に新しい情報が随時更新され、全国の社員とも意見交換ができ、体感KYのマンネリ防止対策に役立っている。

(6)職場でのコミュニケーション積極的に作業員達とコミュニケーションをとる。仕事内容の確認だけにとらわれず、今日の体調、家族の話など他愛のない話でも構わない。積極的に話しかけていれば、作業員も心を開いてくれるだろう。こうした人間関係が安全に対する連帯感、作業間の円滑油として重要になってくるのだ。

5.おわりに土木建設現場においては、大型重機が頻繁に稼動している中で多くの作業員が混在しているため危険性は非常に高いと言える。こうした現場では、安全管理は決して一人では出来ない、どれほど安全に熟知した職員がいても一人一人の安全意識が安全管理には最も重要になってくる。我が社は、この体感KYの活動を2013年に開始して災害発生件数が前年度から65%減少し、第三者災害ゼロといった結果を達成した。今後もKYは進化・改良を重ねていくであろう。しかし、一人一人の安全意識が重要なことなは変わりはない。

【優秀賞】

不安全行動を見て㈱佐藤渡辺  髙宮  浩

この業界に入って30年程になりますが、重大な事故・災害は幸いにも経験した事がありません。現在、私は高規格道路の舗装工事に従事しております。当現場は『安全はすべてに最優先する』を基本方針に掲げ、以下の工事重点災害防止目標を立てました。①地上物(架空線等)の損傷事故防止・KYマップの活用・高さ制限を確認するための簡易ゲートの設置②車両系建設機械による事故・災害防止・作業半径内の立入禁止の厳守

4.対応・工夫・改良点(1)現場での体感KY実施現場の内容を説明するには、現場で説明するのが最も手っ取り早く、当日の作業を作業員一人一人がイメージしやすい。重機のOPは作業空間を把握でき、旋回範囲等のシュミレーションができる。手元を行う作業員は、現場で自ら発見した危険源にむやみに近づかないだろう(2)注意喚起安全意識を作業員全員が持ってもらうため、幟旗、安全標識はあえて単純かつ当たり前な書き方したもので作業中、休憩中でも目に入りやすい場所に掲示した。これは作業員に形として残るものではなく、意識として残るものにしたかったからだ。

(3)ルールの厳守に妥協しない駐車車両の歯止め・鍵の抜取り、休憩所以外の禁煙、現場内徐行運転等のルールを全員の合意をもって決定した。そして、職員、職長らが率先垂範してこのルールを徹底的に守った。まずルールを守るには我々職員達から見直し、規則を厳守する姿勢を見せなければならない。作業員達だけに規則を押し付けていては良くない、まず自分からである。(4)一人一人が安全について考える朝礼時に今日の危険ポイント、安全のためにとるべ

図−2 体感KY実施状況

図−3 注意喚起のカラーコーン

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【優秀賞】

「我が家の子育て安全管理奮闘記と会社での安全」㈱NIPPO  深松 友香里

“私は、事故は起こしません!”“仲間からケガ人を出しません!ヨシ�!!�”毎日の夕礼ミーティングでの、安全唱和です。ご縁をいただき、この会社にお世話になって一年が過ぎました。前職では、特段に「安全」ということにあまり意識をおかなくても、ケガとか命の危険などとは全く無縁の職場にいましたので、この「安全唱和」をすることに最初のうちは驚きと戸惑いでいっぱいでした。また、「リスクアセスメント」「ヒヤリハット(ヒヤっとしたりハッとしたり)」「MMD(見逃し,黙認,妥協)の禁止」などの不思議な言葉も満載でした。指名運転者となって会社の連絡車を一人で運転させてもらえるようになってから、指差し呼称での安全確認は恥ずかしくて、「よし、よし」と振りも声も小さいものでした。そんなある日、安全に関する論文集を上司に手渡され、建設業では、危険と隣り合わせの中で「安全管理」にたくさんの人たちが日夜奮闘していること、“3K(キケン、キツイ、クサイ?)”と呼ばれる環境でたくましく女性たちが働いていることを知ることができました。日々の生活の中で薄れがちだった「安全」について気づかせてもらえる機会を得ることができて、ありがたい気持ちが湧いてくると同時に、“私は、事故は起こしません!”の「私は」という言葉が、特に重くのしかかってきて、連絡車のハンドルを握る手にも責任感が増してきたような気がします。我が家には6歳の年長児を筆頭に、3歳,1歳の3人の息子がいます。毎日がハラハラドキドキの連続です。生まれてしばらくは、ガーゼや布団で窒息しないかの心配。小さいものをつかめるようになれば、誤嚥・誤飲はないか。歩けるようになれば、階段からの転落や浴槽に落ちて溺れないかの心配。最近、何でも自分でやりたがる上の子のお気に入りは、ミキサーで生ジュースを作ること。自発性を尊重してできるだけ一人でやらせ、親としては見守ることに徹しようと思っていても、ミキサーの刃に指が触れて切れないか、もしも何かの拍子にスイッチがONになってしまったら、その小さい指が吹っ飛ぶのではないか、と考えるだけでぞっとして、思わず補助の手が出てしまいます。朝の幼稚園と保育園の送迎時でも、車のドアを自分で閉めたがるので、ドアに指を挟まないか。風呂上りに自分でドライヤーをやりたがり、知らずに風口に指を突っ込んで火傷したりしないか。な

・バックホウ及び、ローラにメットセンサーの使用③第3者事故・災害防止・現場出入り口に誘導員を配置(一般車優先)④交通災害の防止・交通KYマップの配布(各車両に配布)・材料運搬業社への安全教育の実施以上を工事重点災害防止目標とし、日々安全作業をしております。先日、発注者による安全パトロールが当現場を対象に行われました。(現場事務所及び、現場内をパトロール)現場パトロール時に、パトロール者の一人が路肩標示の為に設置してあるロープをくぐり、そのまま草木の茂る法面を全力疾走のように駆け下りて行きました。一瞬の出来事で周りにいるパトロール者・当現場で作業している者ら全員が呆気に取られ声も出ませんでした。このような不安全行動は当現場のみならず、どの現場でも注意なしで『即刻退場』となります。しかし、私を含め全員が注意もしないまま見過ごしてしまい、何事も無かったかのようにパトロールを継続しました。翌日、朝礼でパトロール結果を発表しましたが、『法面を降りて行った行為は?』と作業員から以下の意見がありました。・作業員だけが守らなければいけないのか。・現場内に入れば現場のルールを誰もが守らなければならないのではないか。・新規入場教育をしたのか。・どこの現場でも近道行為は禁止している。・皆の前で、堂々と不安全行動をした。など、様々な意見が作業員から出ました。私は現場監督の立場でありながら、目の前で起こった不安全行動を、その場で注意・指導が出来ませんでした。良い安全目標を掲げ、良い安全教育をし、良い現場環境にしても見逃してしまえば全く無意味なものになってしまうと痛感しました。・不安全行動はある。・基本的ルールを守らないこともある。・想定を上回る事もある。・あたり前のことができない。・物事をあまく見る。・ちゃんとできない。以上を踏まえ、注意・指導はその場で行い不安全行動の先端で危険の芽を摘み取って無事故・無災害を続けていきたいと考えています。

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てしまったこと、後方確認を注意できていなかったこと、全て自分がこれまでに安全管理を怠っていた結果だと後々後悔しました。その経験があり、安全管理の大切さが身に染みることとなりました。現場でのKY活動やリスクアセスメントにも作業員全員が参加し、全員で意見を出し合えば事故も起きず、現場のスムーズな進捗にもつながります。これまで重要だと考えていた品質、利益だけではなく安全も欠かせない重要なものだと今ならば迷わず答えられます。今では自分が経験した事や他現場で起きた事故を検証し、自分の現場でも展開することを私は毎日朝礼時行うようにしています。また危ないと感じた時は作業を止めてでも話し合いの時間を作り、より安全な作業ができる方法を常に考えるようにしています。私一人では全ての事故は無くなりません。現場全体が安全を意識し、皆が家族の元へ帰れる職場を目指したいと思います。最後になりますが、安全とは一人ひとりの安全意識と、ともに作業する人とのコミュニケーションがとても大切だと思います。朝礼時やKY活動時それぞれが意見を出し合い、作業するにあたり同じ意識の元で作業することにより事故はほぼ完全に無くせると私は考えます。私自身は不安全行動を見逃さず、もし分からずに行っているのであれば指導し、その信念を忘れずにこれからも現場管理を行っていきたいと思います。

【優秀賞】

事故を減らす為に出来そうなこと鹿島道路㈱ 東北支店  海野 智行

各産業の労働災害の中で最も多くの割合を占める建設業。例年少しずつ減ってきていますが、限りなく0に近づける為にはどうしたらいいのでしょうか。私は建設業界に入って今年で2年目になります。これまで色々な現場を見てきましたが、どの現場でも如何にして事故を防げるかという安全に対する取組みが細かく行われていて驚きました。入ったばかりの私は『ここまでやらなきゃいけないのかな』『ちょっとめんどくさいな』と思っていましたが、自分が担当していた現場で事故が起こった時その考えも変わりました。毎日朝礼でKYを行ったり、安全施設で対策をしていても事故は起こってしまいました。原因を考えてみたところ、現場的にもいくつか問題点もあり、我々の管理も十分に行き届いていませんでした。そして、工事が再開してからは事故の反省を生かし、現場も改善され、その後は事故も無く工事を終えることが出来ました。

どなど、心配事が尽きない日々で、あげたらキリがありません。危険を知らない子供は思いもよらぬ行動をするもので、「危ないよ」「ダメよ」始めは穏やかな口調も、「何やってんの!」「やめなさい!」「危ない!」仕舞いには黄色い声に変ってしまっている。自分の身を自分で守れない子供に対しては、「危険の芽を取り除いてあげること」「危ないことを諭してあげること」が親の最大の務めなのだとつくづく感じます。こうしたプライベートな生活を振り返ってみれば、私も知らず知らずのうちに「安全」と日々戦っていたのです。まさしく毎日が『子育て安全管理奮闘記』なのですね。仕事においても家庭においても、誰しも事故に遭いたくないし、誰にも遭ってほしくない。もしもそうなってしまったら、会社には迷惑がかかるし、家族や友人、周囲の人を悲しませてしまう。自分もつらい。だからこそ、“仲間からケガ人を出しません!”の言葉は肝に銘じる必要があるのだと…。子供に発した注意喚起の言葉と同様に、「勇気をもって“ひと声掛け”すること」が職場の仲間の安全を守るための務めなのだと感じるようになりました。そして、自分の行動の一つ一つがすべてにつながっていく。だから、「安全」の一番の基本は、人任せにしないこと。決められたルールをしっかり守ること。二年目に入った今、私にできること。連絡車を運転するときは、「振りも声も大きく指差し呼称!」 “私は、事故は起こしません! 右ヨシ�!! 左ヨシ�!! 信号ヨシ�!!�”

【優秀賞】

現場作業での事故を経験して大林道路㈱ 東北支店  浅野 真志

私はこの会社に入り五年が経ちます。現場管理と一言で言っても様々な管理すべき要点があり、その中で最も難しいものは安全管理だと感じました。上司の方々に安全も管理するように言われても何をすればいいのかも分からず、気を付けてと言葉を掛けることしか入社当時はできていなかったと思います。常に進捗や品質ばかりを気にして、安全に対する意識は非常に低かったと思います。安全の大切さを意識するきっかけになった出来事が一昨年ありました。それは私自身が労災事故の被害者になったことです。お恥ずかしい話ですが、私はバックホウの後ろからオペレーターに声を掛けようとして後方確認を怠って後進した際に被災しました。不用意に死角から近づい

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このように他の現場でも事故が発生すると同じことを繰り返さない為に様々な対策を考えて改善されていて、事例等でも挙げられています。しかし、毎年全国では同じような災害がいくつも発生しています。年々より良い現場へ改善されていっているのにも関わらず何故同じような事故が起きてしまうのでしょうか。現場の規模や状態、季節や天候によって条件は変わってくるので同じ対策が通じないこともあると思います。事故が起こる原因として、現場的な要因も勿論ありますが、作業員一人一人の意識の問題も大きく関係しているのではないかと考えます。どれだけ現場で災害防止の措置をとっていても、作業する人間の意識が低いと事故は起こってしまいます。そこで、どうしたら作業員一人一人の意識を高められるか、私達に何が出来るのかを考えてみました。まず一つは、事故は週末に起こりやすいというデータが出ています。次の日は休みですし、午後にでもなったらもう次の日のことで頭がいっぱいで注意力が散漫になっているからでしょう。なので、土曜の作業は極力事故の起きやすい時間帯になる前の午前中で切り上げてみたら良いのではないでしょうか。その日にやり遂げたいノルマは設定しておいて、そこまで出来たら上がって良いようにすることによって作業員のモチベーションも上がり効率の良い作業が出来るのではないかと考えました。もう一つは安全教育等の時に、事故をおこした被災者はどうなってしまうのかを身体の一部を失ってしまった人の写真を見せるなどして事故の悲惨さを感じてもらうということです。失ってから気づくのでは遅いので、そうなる前に痛々しい写真を見せることによって事故に対する恐怖を感じてもらうことが出来れば、自分はこうなるまいと安全に対する意識が高くなるのではないかと考えます。これらを実際に行ったら少しでも一人一人の意識が高まるのではないかと思います。そして、現場で最も重要だと思うのが現場内でのコミュニケーションです。やはり意思の疎通が上手く行われていない現場では事故が起きると言われています。作業中の一声掛けや注意の声掛けも出来ないような雰囲気では事故は起こってしまいます。こういった話しやすい雰囲気を作るのも私達の仕事なので、現場の人達とはなるべく会話をするようにしていこうと思います。現場内でのコミュニケーションを積極的に行い、日々変化する現場の危険に気づけるよう、隅々まで目を向けられるようにし、まずは自分の現場では絶対に事故が起きないよう管理していきたいと思います。

【優秀賞】

安全対策は永遠に続く日本道路㈱  石田 良介

アスファルト合材プラントを運営するにあたり、安全対策について色々と創意工夫をしながら、無事故を継続するため日々努力しています。プラントの場内ルールの見直し・立て看板の設置・停止線や立ち入り禁止の区画線の設置・場内美化など、安全対策に重点を置き、危険個所を見つけた時は、すぐに行動に移すことを心がけています。プラントの設備投資を行った後や新規の建設機械を入れた後やプラント周辺の環境が変わった後など、色々な変化によって安全対策も変更をしていかなくてはならず、現状で一番良い安全対策を取っているが、その状況も長く続くことはありません。職員一人一人が環境の変化を察知して、安全対策を行っていますが、現状に満足することなく、各自が現状にあった安全対策を行えているか、考えるように指導しています。私は安全対策に完璧はないと考えているので、職員一人一人が考える訓練を行うことで、安全に対する意識を向上させ、咄嗟の判断ができるように教育しています。このように、プラント職員の意識向上を行い、安全対策を行っていますが、それだけでは十分といえません。当プラントには、合材を買いに来るお客様やダンプ・ローリーの運転手や材料業者など色々な人・車両が出入りします。私はそのような外部の方々からも安全に対する意見を取り入れています。職員が気づく危険予知は、やはり外部のたまに来る人から見た危険な個所を見逃してしまう恐れがあると思います。当たり前に行っている事が、たまに来る人には危ないと見える事があり、その危険を改善しなければ無事故を継続することはありません。そのため、できる限り外部の方たちとコミュニケーションを取り、安全衛生協議会などで意見を聞いた中で、危険個所の確認や場内の改善点を聞くようにしています。その貴重な意見に対して、職員全員で真摯に受け止め改善対策を話し合い、安全環境作りを行った上で、外部の方々からも安心して来ていただけるプラント作りを行っていきます。そして忘れてはいけない女性の目も大切にしていきます。男社会の建設会社においては、女性の数少ない意見も大事です。女性には男性が気づかない事にも、気を配れる能力があり、女性の感性から危険個所やプラントの美化を聞くことは、建設会社においては非常に大切なことと思います。「建設は一生・破壊は一瞬」という言葉のとおり、安全対策には一生をかけて、作り上げなければいけな

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談し、その後の作業リスクの低減を話し合い、必要に応じて安全に作業を実施するための準備物の追加などを実施します。現場に行っても、十分にコミュニケーションを取り合います。その内容は様々で、他愛のない事だったりしますが、現場でのコミュニケーションは、作業全体の指揮に関わり、事務所で打合せした事以上に大切な事が多々あるため、現場運営をする上で、最重要課題となってきます。常に、笑顔の絶えない現場作りは、そう言った発言を増やす為にも、一役買ってくれていると考えています。暗い職場の物事は好転しないと考え、今後も引き続き同様に明るい現場作りをしていきたいと思います。

明るく楽しい職場・・・。

難しい課題だとは思いますが、出来るだけの事を作業者全員で話し合い、たまに冗談を言い合い、たまに厳しい言葉で引き締めながら、安全が全ての優先であるよう、今後も努力していきたいと思います。

【優秀賞】

いつも無事に帰って来てくれてありがとう日本植生㈱  時光 秀彰

私の夫は現場監督の仕事をしています。夫と会うまでは、現場監督は現場の最年長が自動的になるものだと思っていたし、現場監督は現場を見るだけが仕事だと思っていました。「法面」という言葉も知らなかったし、その工事をする為に、人間が崖の上に登って作業しているということも全く知りませんでした。未知の世界だったその仕事内容を、夫がしていると知ってから、すごいと思う反面、急に怖くなりました。やはり1番は「命」が大切だからです。自然を相手にしたり危険を伴う仕事というのは、いつ何が起こるか分からないし、その仕事をしたことがない私にとっては、「なぜ高い崖に登るの?」「そんな危険な所に行くの?」と、ただただ恐怖でしかありませんでした。また、東日本大震災を経験したことで、人が無事で、元気でいることが当たり前ではないと知りました。「絶対に無事で帰ってきてほしい」というのは私だけでなく全ての家族の願いであると思います。震災から数年が経ち、たくさんあった震災により破壊された物の山や、崩れていた所があっという間に綺麗になり、様々な所で復興の為に工事する人たちを見ることが多くなりました。このような仕事をしてくれる方々や夫がいるから、こうしてまた安全に生活できるようになっているのだと感じています。1度壊れたり、なくなった物は簡単には元には戻りません。それ

いことだと肝に銘じています。もし、重大事故が1件でも起これば、当プラントに関係するすべての人を不幸にしてしまいます。そうしないためにも、安全に関することには妥協をせずに継続して、これから先も永遠に続く安全対策を行っていきます。

【優秀賞】

明るい職場作り㈱丸本組  角張 忠幸

入社して20数年、色んな規則や現場のルール、仕事を進める上で、自分に出来る事?それは何かと考える事がよくあります。工事現場では、多種多様な要望があり、作業員までルールに雁字搦めにされている事がよくあります。窮屈な箱の中、羽を伸ばしたくても伸ばせない。足を伸ばしたくても伸ばせない。そういった環境の中で、育った物(現場)は得てして良い物は生まれないと思います。そうは言っても、箱から足を踏み外し、ルールを無視した行動をすれば、綻びから事故に繋がり本末転倒となってしまいます。やはり、現場のルールはしっかりと検討しなければなりませんが、雁字搦めにされた心では、心(気持ち)のバランスを保つのは非常に困難で、逃げ道が塞がれてしまいます。私が、仕事で常に心がけているのは、明るい職場作りです。朝は、現場事務所に入れば大きな声で挨拶をし、作業員・事務員など全員の顔色を見渡します。顔色の悪い者、考え事が顔に表れている者、疲れた顔をした人、朝からニコニコした顔をした人など、人それぞれに違った顔をしています。少し遅れて事務所に入ってきた者には、「はい!遅刻〜(実際は集合時間前)」、「パンクすか?」、「渋滞?また渋滞すか?」などと、戯けて冗談を言い、その場を和ませるように笑いながら話し掛けます。大概の人は、少し顔がほころび、強ばった顔の筋肉が緩んでくれます。それでも、まだ顔が綻ばない人は、体調不良が思った以上に重傷か?私を嫌いな人でしょう(笑)現場に送り出した後、現場巡視で現場を見に行く時も同様です。一通り、現場作業を巡視した後、作業員の作業の手を休ませます。一生懸命、仕事をするのも大事ですが、休息を取るのも大事です。ましてや夏場の作業では、水分や体内の塩分が不足し、熱中症が懸念されるからです。水分・塩分を補給させ、体調を整えさせます。休憩中には、体調の善し悪し・作業の急所などを相

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だろうというぐらいに安全設備、安全作業に努めていたので大丈夫だろうと思っていました。しかし、パトロール後に評価を聞くと、「○○建設さんの方はこういう風に安全に努めていたけど、こっちでも同じようなことはしてないのか?」という言葉が飛んできました。衝撃的でした。隣同士でやっていればどうしようなく比べてしまうのは当然のことです。そのことに気付くことができませんでした。そこで、実際にどのように安全に取り組んでいるのか確認するために担当者のところへ話を聞きに行ったところ、隣工区の方でも最近パトロールがあり、私が言われたようなことをこちらでも同じように言われていたみたいでした。そこで、お互いの安全設備に関する情報を共有し合い、まずは、自分のところにはなかった相手の良いところを自工区にも取り入れることにしました。そうして自工区の改善を図るとともに、次に安全パトロールが来た時に同じようなことを言われないためにも隣工区から取り入れたものに対して、さらに改善、付け加えを行うことで「相手より一歩上を行く」ことを意識して安全に取り組むことにしました。そうすると今度はいつの間にか隣工区で自社の改善点を取り入れており、そこからお互いがお互いを意識し合い、相手の良いところを盗み、より安全な現場にしていくための競争が始まりました。その結果、月々の安全パトロールでは「来るたびに安全面がより良くなっており、現場という生き物が進化しているようだ」というお褒めの言葉をいただくことができました。今まで私が行ってきた安全管理は自分の知識の中だけであり、その知識を現場、または作業員に伝え、反映していくものでした。しかし、他方にも目を向けて、広く情報を取り入れるとともにその情報を自分であったらどのように自分の現場へ反映させることができるのかを考え行動することも重要なのだと思います。そうしてお互いが切磋琢磨できる状況ではより良い現場づくりの可能性があるのだと感じることができました。今後も同様に安全を競い合うことで安全管理活動に工夫を積み重ねて、無事故・無災害の現場が続くように努力していく所存です。無事故・無災害で完成させた事に満足せずに次への安全管理の工夫を向上させるのが土木建設業の社員の務めと考えます。

【優秀賞】

安全とのかかわり方について東亜建設工業㈱  常見 亮平

私は現在入社4年目を迎え、日々現場での施工管理や検討事項などを少しずつ中心となり考え、行動するようになってきました。その中でも重点を置いている

を更に安全になるように工事してくれているのは、とてもありがたいことだし、すばらしい仕事だと思います。誰もが簡単になれるものではないし、できることではありません。しかし正直、もっと安全な仕事に転職してくれないかと思う事もあります。朝は私より早く仕事に出かけ、夜も私よりも遅く帰って来る毎日です。帰って来ても休息できる時間が長い訳ではありません。そのおかげで私は不自由なく生活できているのですが「何でこんなに仕事があるのだろう」と腹立たしくなったり悲しくなることもあります。大変な仕事なのだから、せめてもう少し遅めに出勤したり、早く帰って来れたら良いのにというのが正直なところです。毎日、大丈夫かな?と心配になったり、無事に帰って来てほしいと願うのはこれからもずっと変わらないと思います。すばらしい仕事であるので、私たち家族の為にも、絶対に無事で帰って来れるような環境であってほしいです。人が無事故で無事でいることが「奇跡」なのではなく「必然」になってくれるのが願いです。その為に、本当に安全に留意した上で仕事をしてほしいと思います。その為に、家族で時間にゆとりを持って生活できるようにしたり、家庭を心が安定する場所にしなくてはいけないと感じます。安全に仕事をするには健康が第一です。心身の健康の為のサポートをするのが私たち家族の役目であると思います。互いにストレスを貯めない環境作りであったり、自分ができることを行わなくてはと切に感じています。これからも毎日夫の安全を願いながら、毎日の帰りを楽しみにしたいと思います。絶対に命は持って帰って来てください。

【優秀賞】

安全を競い合うライト工業㈱  福庭 圭祐

「どちらがより現場をキレイに、見た目良く、安全に整えているのか」そんな敵対心、競争心あるいは半分遊び心も混じったような思いで始めたのが最初だったと思います。その現場は、規模が大きく私の勤めている会社はもちろんのこと、すぐ隣の区画では同業者が作業を行っていました。私は、同業者の作業を近くで見るのは初めてでしたので、もっと近くで見てみたいという思いに駆られまして担当者の方へ挨拶に行きました。幸運なことにその担当者の方は、私と同年代であり、詳しい話を聞くことができ、またその後も交流を深める中になりました。そんな折、会社の方から現場の安全パトロールが来ることになりました。私は、これまでの経験から、これだけやっていれば指摘事項が挙がることはまずない

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経験により絶対に事故は起こしてはならない、安全管理を厳しく行っても事故が起こる可能性があることを学びました。これまで学んだことや教わったこと、なによりも経験したことが今の自分自身の安全管理の形が作られていると感じています。今後も安全管理の目的、重要性を認識し、自分自身の意見を持って行動し、「事故・災害を絶対に起こさない」ということを心に刻み、安全とのかかわり方を常に意識して、仕事に取り組んでまいります。

のが安全管理です。作業前の手順周知会はもちろんのこと、実際に周知会通り現場が進められているか、近道行為している作業員はいないかなど細部まで客観的に現場を見るようなりました。正直、これまで安全に対しあまり重点をおいたことがなく、むしろ効率性を優先させることが多くありました。しかし、新入社員から今まで様々な現場を経験し、段階を踏みながら安全の重要さ、安全の必要性を学んだことによって安全に対する考え方が変わりました。新入社員で配属された1つ目の現場では安全関係の書類、掲示物の作成、業者書類の確認を主に行いましたが、その頃はそれらの書類に何が書かれてあるかもわからず、ただ言われたままに書類をそろえ、何の考えもなく印を押すような感覚でした。書類を揃えることが安全管理のすべてであると間違った認識を持ったまま過ごしていたため、仕事に対して楽しさや充実さを感じることができていませんでした。そんな中、上司に言われたことがあります。「確かに書類を揃えることも安全管理であり、仕事である。しかし、そこに内容の理解や意味や自分の意見がなければ揃えるだけの作業である。今、お前は意味のない作業をしているだけだから楽しさや充実さを感じることができないのではないか。」この言葉をかけられたとき、安全に対する考え方が変わったような気がしました。まずは書類の内容や提出された書類がなぜ必要なのかを考えるよう努力をしました。そこが理解できていないと自分の意見が出てこないと考えたからです。その甲斐もあり、少しずつ書類の見方、現場での安全管理の仕方がわかるようになりました。2年目に配属された現場は市街地での陸上現場であったため、近隣住民や第三者への対応が多く、非常にシビアな安全管理が求められました。そのため、作業方法や重機の搬入方法、ガードマンの配置、さらには昼食時間の割振りまで、事細かく事前の準備を行い現場作業に臨みました。それでもヒヤリ・ハットが発生したため、安全上実施すべきと思うことは積極的に意見し、実際に行動を起こしていきました。私自身の考えや行動が直接この結果に結びついたのかはわかりませんが、最終的に無事故・無災害で工事を終えることができ、自分自身の意見に自信がつきました。3年目では現地特性が多い海上工事を担当しました。現場一面が浅瀬に囲まれており、気象・海象の変化も激しい現場だったため、これまで以上に安全に対し厳しい目を持ち臨みました。航行ルートの作成や現場内の入港方法、天気や海象を考えた施工方法の選定など、徹夜しながら検討することも多くありましたが、残念ながらこの現場で船舶の座礁・灯浮標の流出事故を起こしてしまいました。海上保安部の調査、再発防止会議の実施、再発防止報告書の作成、安全書類の見直し等、非常に苦しい経験をしました。しかし、この

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みんながただいまと言って帰れるように 丸か建設㈱ 工 藤 春 美安全な職場 ㈱深松組 渡 邉 博 幸現道拡幅工事における安全対策について ㈱佐藤工務 新 野 良 介『孫をもって気づいた事』 日建工業㈱ 早 坂 浩 明KYKのとりくみかた。 熱海建設㈱ 安 住   誠『それ、何に見えてた?』 後藤工業㈱ 小 山 龍 男現場の災害防止対策について ㈱佐藤工務 桜 井   崇平成27年度 全国安全週間『危険見つけみんなで改善 意識高めて安全職場』 ㈱橋本店 菅 原 俊 哉『私と除草工事』 ㈱松浦組 目 黒 幸 宏安全をつなげて ㈱武山興業 本 木 伸 也『建築現場の安全管理』 佐藤工業㈱ 菅 野 福太郎安全に対する意識改革〜よい現場環境にするため〜 沼田建設㈱ 阿 部 泰 彰「武士は食わねど・・・」〜武士道から学ぶ現場の安全〜 ㈱フジタ 東北支店 間 淵 義 徳安全について 新妻鋼業㈱ 田 嶋   司事故防止活動をふりかえる ㈱フジタ 東北支店 玉 川 昌 之私の安全管理(視覚で与えるインパクト) ㈱ピーエス三菱 東北支店 髙 橋   真「間違い」を起こすのは人である 飛島建設㈱ 東北支店 山 田   博私にとっての安全 三井住建道路㈱ 佐 藤   栞安全管理について 東亜道路工業㈱ 宮城支店 上 野 拓 也安全管理はみんなの力で 日建工業㈱ 千 葉 慎 也安全とはなにか 福田道路㈱ 東北支店 森 田 祥 平自らの経験をいかし 常盤工業㈱ 鈴 間 孝 明冬季道路除雪作業における安全対策 世紀東急工業㈱ 鎌 田 泰 裕余裕を持つ 大林道路㈱ 東北支店 鈴 木 敦 士現場事務所に携わって ㈱佐藤渡辺 瓶 子 美 幸責任者としての安全な環境作り 大成ロテック㈱ 永 盛 達 也『始めよう!体感KY!』 ㈱ガイアートT・K 東北支店 名久井 敏 歩安全をそだてる�〜時間をかける大切さ〜 日本道路㈱ 菅 原 寛 美「コミュニケーションの重要性」 日建工業㈱ 上 野   宏女性目線による安全・衛生パトロール「美守隊」 オリエンタル白石㈱ 佐 藤   香ベテランの油断、若さゆえの自信過剰 ㈱楢崎製作所 石 橋   大現場での安全管理について 日本基礎技術㈱ 大 友   凌再確認の重要性 陽光建設㈱ 大 場 基 之子供の安全な街づくり 新和産業㈱ 三 原   均三大災害撲滅に向けた私の安全管理 ㈱大本組 生 信 将 雄新入社員、安全について考えること 東亜建設工業㈱ 濱 田 南 樹

【佳作】

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現場での安全意識改善について 上北建設㈱ 高舘 宣雄

プロとしての気づき力 樋下建設㈱ 千葉  栄

地域に愛される工事をめざして ㈱はながさ建設 伊藤 良一

河川工事における災害防止対策 安藤建設㈱ 丸野 雄士

コミュニケーションは大切だ ㈱柿﨑工務所 須田  誠

『すべては自分と家族を仲間を守る為』に 沼田建設㈱ 金田 宗典

安全に対する意識改革�〜よい現場環境にするため〜 沼田建設㈱ 阿部 泰彰

既製杭工(鋼管杭打込み)においての安全対策 升川建設㈱ 加藤 直樹

災害防止のための「キーワード」 寿建設㈱ 安彦 大樹

現場でのカラーコーンの有効活用 寿建設㈱ 高橋 茂幸

「ゼロ災」を目指す現場の取組み 寿建設㈱ 池野 聖哉

「安全」と「リスクアセスメント」 岩電機工事㈱ 大澤 道行

KY活動の重要性・必要性について ㈱萩生田電設 鈴木 匡平

『順番』 佐藤工業㈱ 古関 浩和

『建築現場の安全管理』 佐藤工業㈱ 菅野福太郎

危険予知訓練の大切さ 富久泉工業㈱ 佐藤  悟

考え方が変わった安全意識について 富久泉工業㈱ 阿部 邦宏

安全意識をもって ㈱野池組 高橋 周平

「安全朝礼」 藤田建設工業㈱ 齋藤  裕

KYKのとりくみかた。 熱海建設㈱ 安住  誠

「胸を張ってアピールを」 熱海建設㈱ 白鳥 憲俊

『安全について』 ㈱阿部土建 齋藤 寛倫

正しい装備を正しく装備 奥田建設㈱ 阿部  淳

もう一度、基本的な安全管理について考えてみる。 奥田建設㈱ 石川  聖

「指差し声出し安全確認よし」 奥田建設㈱ 石母田拓哉

挨拶と仕事 奥田建設㈱ 伊藤 正和

先人の教えを未来に活かして 奥田建設㈱ 大友  領

築堤工事における安全管理 奥田建設㈱ 小野 尚徳

安全について 奥田建設㈱ 小野 房好

リスク低減の為の安全対策について 奥田建設㈱ 小野寺智由

安全管理 奥田建設㈱ 木村 翔太

第三者災害防止の考え方について 奥田建設㈱ 栗原 浩幸

作業手順の大切さについて 奥田建設㈱ 小坂 篤志

よりよい安全管理をめざして 奥田建設㈱ 今野  淳

「ヒヤリハット体験から学ぶ安全管理」奥田建設㈱ 今野 秀紀

些細なことほどヒューマンエラーへと繋がる 奥田建設㈱ 佐藤 健作

一人一人の意識と癖 奥田建設㈱ 佐藤 大輔

「ケガのない一日」 奥田建設㈱ 佐藤 光彦

安全に関する体験・提案文応募者

「職長への指導と助力について」 奥田建設㈱ 宍戸  香

安全衛生とコミュニケーション 奥田建設㈱ 鈴木 恭平

「現場管理を経験して思い学んだこと」 奥田建設㈱ 鈴木 伸一

広げていく安全性 奥田建設㈱ 瀬川 偉平

安全指示の重要性 奥田建設㈱ 関内 利克

現場での安全管理による災害防止の実施 奥田建設㈱ 高橋 尚寿

安全性について思うこと 奥田建設㈱ 高橋  仁

「居住宅地に於ける復興事業の難しさ」 奥田建設㈱ 玉虫 秀一

安全について 奥田建設㈱ 手代木 康

「ナンバー制度」 奥田建設㈱ 藤原 昭浩

「仲間のために、家族のために」 奥田建設㈱ 森   茂

無災害を振り返って 奥田建設㈱ 山口  洋

「楽観的行動・客観的視点の溝」 奥田建設㈱ 吉野  敬

信頼は安全から ㈱小野良組 熊谷 和彦

「安全に作業できること」 ㈱小野良組 佐々木宣行

震災直後の海岸緊急工事の安全対策 後藤工業㈱ 阿部 一善

「安全に慣れる」 後藤工業㈱ 伊藤 正人

『それ、何に見えてた?』 後藤工業㈱ 小山 龍男

工事安全に貢献した内容 後藤工業㈱ 倉上 正幸

事故防止と安全対策 後藤工業㈱ 三瓶 浩輔

「見る。」「感じる。」「聞く。」がわかりやすい。後藤工業㈱ 鈴木  圭

道路規制における安全対策 後藤工業㈱ 高橋 誠司

工事を終えて ㈱瀬崎組 遠藤 勝彦

安全に関して ㈱瀬崎組 生出 和幸

安全への姿勢 ㈱瀬崎組 小山翔太郎

どうしたら無くなる事故 ㈱瀬崎組 菊地 義浩

安全に関する論文 ㈱瀬崎組 田村 知久

安全対策とコミュニケーション ㈱瀬崎組 永沼 峻輔

「安全意識」 ㈱武山興業 伊藤 和也

「あこがれていた事務員さん」 ㈱武山興業 宇都宮裕子

「初心の気持ちを忘れずに」 ㈱武山興業 遠藤 広明

「労働災害の防止」 ㈱武山興業 近江 純也

「安全とは?」 ㈱武山興業 小野寺 秀

「建設現場の安全管理」 ㈱武山興業 齊藤 明典

「まず一呼吸おいて」 ㈱武山興業 佐々木慎司

「毎日の安全」 ㈱武山興業 佐々木弘樹

「安全講習を受けるワケ」 ㈱武山興業 佐藤 徳明

「安心と安全」 ㈱武山興業 須田 敦司

Page 42: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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「現場でのコミュニケーション」 ㈱武山興業 髙橋  孝

「建設機械の災害防止について」 ㈱武山興業 高橋 秀幸

「安全管理について」 ㈱武山興業 永野 徹弥

「安全4つの言葉」 ㈱武山興業 播磨 勝也

「事故なる瞬間のそのキーワードはなんで?!」 ㈱武山興業 三浦 辰也

私の考える安全 日建工業㈱ 大宮 秀春

“安全作業を目指して” 日建工業㈱ 柿崎 栄司

安全に対する自分の考え方 日建工業㈱ 片倉  昭

今、思うこと 日建工業㈱ 斉藤 直幸

安全について 日建工業㈱ 佐々原 淳

コンテナターミナルでの入場退場 日建工業㈱ 橋本  聡

『孫をもって気づいた事』 日建工業㈱ 早坂 浩明

「高所作業現場で留意した事」 日建工業㈱ 山脇 功吉

『安全に関する論文』 ㈱橋本店 入間川 治

「安全という目標に向って」 ㈱橋本店 遠藤 孝一

「安全意識の落とし穴」 ㈱橋本店 大澤 宜広

震災復旧、復興工事における安全管理対策 ㈱橋本店 尾本  央

道路改良工事における安全管理について ㈱橋本店 久保田甫史

「ルールを守ることが、命を守る」 ㈱橋本店 熊野 伸一

海上工事及び離島での安全対策について ㈱橋本店 熊谷 利秋

継続は力なり ㈱橋本店 庄司 奏啓平成27年度 全国安全週間『危険見つけみんなで改善 意識高めて安全職場』 ㈱橋本店 菅原 俊哉

安全は日々の積み重ね ㈱橋本店 鈴木 育英

「安全の以心伝心」 ㈱橋本店 鈴木 康也

現場で思うこと ㈱橋本店 狭間  望

危険を予知するということ ㈱橋本店 村山 英明

安全に関する論文 ㈱橋本店 保田  剛

『�「安全」�に対する意識の薄さ』 ㈱橋本店 山田 恵司

脱水症の怖さ ㈱松浦組 小野 文夫

元気にあいさつ今日もご安全に ㈱松浦組 小野寺勇三

『笑顔』の継続 ㈱松浦組 笠松 和彦

「元気に出勤・元気に帰宅」 ㈱松浦組 菊地 達也

安全について ㈱松浦組 斎藤 拓哉

安全意識の継続について ㈱松浦組 佐藤 浩二

被災地での思い ㈱松浦組 志村 正光

「楽しかった」 ㈱松浦組 鈴木 智喜

職場の安全管理について ㈱松浦組 鈴木 信義

安全に対する意識高揚 ㈱松浦組 平間 博之

「絶対に起こしてはいけない事」 ㈱松浦組 三浦  博

三本の矢の如く ㈱松浦組 目黒  克

『私と除草工事』 ㈱松浦組 目黒 幸宏

安全対策について 丸か建設㈱ 青沼裕一郎

安全について 丸か建設㈱ 伊藤  大

無事故・無災害にするために 丸か建設㈱ 伊藤 正紀

健康管理の重要性について 丸か建設㈱ 大場 裕樹

安全第一 むずかしい 丸か建設㈱ 尾形 介夫

安全の死角 丸か建設㈱ 小野 孝文

安全 丸か建設㈱ 加藤 和志

工事現場の作業環境の整備 丸か建設㈱ 鎌田 直樹

みんながただいまと言って帰れるように 丸か建設㈱ 工藤 春美

今に想うこと 丸か建設㈱ 今野 憲一

工事を行う上での安全について 丸か建設㈱ 今野 裕也

「若かりし頃の失態」 丸か建設㈱ 鈴木 正信

建設業と安全 丸か建設㈱ 高橋  悟

267日間の無事故、無災害に向けた努力 丸か建設㈱ 高橋 正人

『安全な職場作りに取組もう』 丸か建設㈱ 中川 良和

「安全について、今の自分が考えること」丸か建設㈱ 中澤 亮哉

計画と打合せ・作業環境は大事 丸か建設㈱ 早坂 広明

『作業を止める勇気』 丸か建設㈱ 矢野  旭

油断大敵 丸か建設㈱ 吉岡 幸也

笑顔でむかえたい ㈱丸本組 阿部 純香

安全と思いやり ㈱丸本組 阿部 幸恵

自分の立場から見た安全について ㈱丸本組 加藤 宏江

『私は家族を守りたい。』 ㈱丸本組 加藤 義弘

舗装工事の安全対策について ㈱丸本組 木村 和憲

休日を取るための組織体制 ㈱丸本組 後藤 駿介

安全に対する考え ㈱丸本組 武山 航耶

私たちの責務 ㈱丸本組 芳賀 和俊

「安全に向けて」 ㈱丸本組 松田 徳子

「毎日を無事に過ごすために」 ㈱村田工務所 黒田  幸

労働災害から学ぶ安全対策の共有 ㈱村田工務所 早坂 智城

現場と家族と命の安全 熱海建設㈱ 平形  徹

挨拶から始まる安全への第一歩 熱海建設㈱ 岸川 季史

危険の落とし穴を塞ぐという安全行動 熱海建設㈱ 渡邊 善之

二十年目の反省 熱海建設㈱ 木村 智之

安全について 熱海建設㈱ 横田 協二

安全 熱海建設㈱ 上屋敷晴彦

わたしの考える労働災害への安全対策 熱海建設㈱ 阿部 秀治

健康と安全について 熱海建設㈱ 渡辺 英寿

監視者の役割 後藤工業㈱ 平間 路浩

安全の継承 後藤工業㈱ 嶺岸 建志

家族と共に安全を考える 後藤工業㈱ 白井 清和

Page 43: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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片側交互通行規制での体験 後藤工業㈱ 青木 則夫

現場における熱中症予防対策 後藤工業㈱ 江崎 陽友

自分から発進する安全と周りから言われて行う安全について 後藤工業㈱ 小野 裕二

熱中症対策を考える 後藤工業㈱ 渡辺 芳信

愚か者にならないために 仙建工業㈱ 金野  隆

安全・安心な職場作りの為に 仙建工業㈱ 小檜山裕司

安全の習慣化を考える 仙建工業㈱ 平賀 史章

安全の向上を目指して 仙建工業㈱ 大崎 直毅

心と安全 仙建工業㈱ 池田 秀樹

「見えない・聞こえない・感じない」をいかに対応するか 日建工業㈱ 和田  正

会社全体で安全に取り組む 日建工業㈱ 相澤 翔太

熱中症について 日建工業㈱ 小野 優也

安全について 日建工業㈱ 浅沼  豊

安全で安心して働ける現場 日建工業㈱ 後藤 陽二

現場での安全管理に対する配慮 日建工業㈱ 土井  貢

建設業2年生から見る労働災害 日建工業㈱ 三浦 上総

日々毎日の安全行動について(類似事故は繰り返される) 日建工業㈱ 橋本  宰

安全な運転、経験と勘と慣れ 日建工業㈱ 上西  敬

安全な職場 ㈱深松組 渡邉 博幸

安全に関する体験・提案文 ㈱深松組 高橋 昭徳

安全管理の難しさ ㈱深松組 稲崎  淳

現場の安全管理 ㈱深松組 佐々木祥太

安全に関する論文 ㈱深松組 鈴木 孝宏

安全管理 ㈱深松組 今野 裕治

安全管理が本当に浸透するには ㈱深松組 矢野 拓見

安全論文 ㈱深松組 大平 俊明

解体工事安全上の問題 ㈱深松組 佐竹 正孝

自己の責任感 ㈱深松組 相澤 達哉

造成住宅地復旧事業における安全事故防止実施策 ㈱深松組 大黒 栄太

熱中症は防げるもの ㈱深松組 西川 康之

労働安全衛生総合支援システムを活用した安全管理 ㈱深松組 佐々木亮輔

安全の作り方�−現制度の問題と提案− 春山建設㈱ 冨樫 篤志

Safety�Patroller 春山建設㈱ 兎澤 一也

安全対策で事故は防げるの? ㈱佐藤工務店 木村 慎吾

安全とは・・・ ㈱佐藤工務店 千葉  隆

建設業界22年、安全管理もこの道22年 野口建設㈱ 佐藤 勝博

土砂運搬工事おける安全管理 野口建設㈱ 岩崎 裕幸

災害復旧工事おける労働災害の防止のあり方について 津田海運㈱ 三浦 一博

安全管理 ㈱武山興業 奈須野正己

身の安全・心の安全 ㈱武山興業 阿部 和子

安全とは何か ㈱武山興業 佐藤 亜美

社員全員が現場代理人 ㈱武山興業 星  清明

土砂採取場での雨水に対する安全対策 ㈱武山興業 佐々木豊司

過去の話しに耳を ㈱武山興業 佐藤 徳雄

私が考える安全作業 ㈱武山興業 佐藤 寿徳

教えと経験を積むこと ㈱武山興業 石森 克志

安全論文って・・・ ㈱武山興業 亀川田浩人

大型ダンプカーの運転手 ㈱武山興業 首藤 克也

挨拶は安全の為の魔法かも ㈱武山興業 伊藤 龍二

ちょっとした事 ㈱武山興業 池端 征二

安全 ㈱武山興業 佐藤 良三

安全って何? ㈱武山興業 藤野 昭彦

イメージ悪くならないよう安全で ㈱武山興業 阿部 勝一

安全をつなげて ㈱武山興業 本木 伸也

避難訓練のすすめ ㈱丸本組 佐藤 大峰

高齢化社会における安全管理 ㈱丸本組 佐藤 智宣

近くて遠い現場 ㈱丸本組 大友 重人

安全意識の高揚 ㈱丸本組 八木橋真吾

安全に対する意識の向上 ㈱丸本組 大里 駿平

建設業と労働災害 ㈱丸本組 吉田  博

安全管理について ㈱丸本組 熊谷 宏太

事故から学んだ安全管理 ㈱丸本組 齋藤 雅之

復興の最中、忘れてはいけないこと ㈱丸本組 山内 美香

安全な毎日を送るには ㈱丸本組 小川 道子

新人の安全 ㈱丸本組 星  歌織

安全管理手法 ㈱丸本組 千葉 綾香

工事の安全について ㈱丸本組 太田  弘

リスクアセスメント 若生工業㈱ 白岩 康範

私のヒヤリ・ハット体験 若生工業㈱ 細川 芳則

墜落災害からみる足場の措置 若生工業㈱ 武澤  希

河川堤防維持工事における安全管理について 若生工業㈱ 遠藤 善行

熱中症対策について 若生工業㈱ 阿部 豊和

安全について 三井住建道路㈱ 吉原 伸朗

リスクアセスメントの重要性と問題点 三井住建道路㈱ 堂薗 正勝

建設業における安全の最優先 仙建工業㈱ 首藤 龍貴

現場をきれいに相手に気配りを 河北建設㈱ 佐々木 瞭

安全に対する意識 河北建設㈱ 木皿 直樹

私の安全に対する考え 河北建設㈱ 小笠原 諒

建設業工事従事者と熱中症 熱海建設㈱ 工藤 佑真

現場での安全管理とは ㈱菅与組 五十嵐大樹

私の安全 ㈱菅与組 佐々木高一

入社一年目の決意 ㈱菅与組 中道 航大

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道路巡回業務に従事して 本間建設㈱ 上林 武樹

歩道橋補修工事における3分割施行について 十和建設㈱ 今井  稔

熱中症発症ゼロを目指して ㈱丸高 佐藤 拓己

国道維持工事の安全について ㈱丸高 池田  淳

交通規制における工夫について ㈱丸高 齋藤  学

現場で学んだこと 大井建設㈱ 大井慎一郎

安全について 大井建設㈱ 稲泉 裕平

仲間と家族のために 大井建設㈱ 髙橋 雄一

現場の災害防止対策について ㈱佐藤工務 桜井  崇

ヒヤリ・ハットに学んだ教訓 ㈱佐藤工務 秋葉  聡

冬期間のL形水路施工時における安全対策について ㈱佐藤工務 佐藤 義明

現道拡幅工事における安全対策について ㈱佐藤工務 新野 良介

熱中症対策について ㈱平野組 吉田新太郎

現場チームの一員として ㈱平野組 佐藤 恵子

お互いの視点からの危険予知 ㈱平野組 佐々木悠輝

家族が教えてくれた安全管理 ㈱平野組 中山 慶介

直感的・論理的に安全を意識する 村本建設㈱�東北支店 和田  学

安全第一 ㈱ピーエス三菱東北支店 昼間 一成

安全の見える化 ㈱ピーエス三菱東北支店 菅野 雄介

私の安全管理(視覚で与えるインパクト) ㈱ピーエス三菱東北支店 髙橋  真

最近の事故について ㈱フジタ�東北支店 堀田 莉子

改修工事の安全管理について ㈱フジタ�東北支店 熊谷圭一朗

事故をなくすための取組み ㈱フジタ�東北支店 福原  誠

職場の安全意識の向上 飛島建設㈱�東北支店 高橋  工

『黙認しない』『妥協しない』『放置しない』 飛島建設㈱�東北支店 武氣 士郎

現場の安全意識向上に向けて“ゼロからイチへ” 飛島建設㈱�東北支店 原  直之

トンネルの安全について思うこと 飛島建設㈱�東北支店 水口  均

安全・安心な社会づくりのプロとして 東洋ワークセキュリティ㈱ 浅野 吉信

安全について今できること、やるべきこと 飛島建設㈱�東北支店 坂野 勇二

安全 飛島建設㈱�東北支店 小野 晃生

安全について 飛島建設㈱�東北支店 渡邊  博

安全について 飛島建設㈱�東北支店 田中 隼人

「あと何回」 ㈱すばる建設 児玉 孝司

最近特に思う事 飛島建設㈱�東北支店 関塚 真也

安全ってなに? 飛島建設㈱�東北支店 山本 聖也

安全管理における現場責任者の役割 飛島建設㈱�東北支店 三田村 信

安全に対しての私の考察 飛島建設㈱�東北支店 萩原 啓太

安全に対する意識 飛島建設㈱�東北支店 安藤 祐太

安全標語に乗せた安全への思い 飛島建設㈱�東北支店 手計 武尊

トンネル現場の重大事故 飛島建設㈱�東北支店 神田 裕一

「安全第一」について 飛島建設㈱�東北支店 大川 晋一

安全に対する意識 飛島建設㈱�東北支店 山内 優作

安全論文 飛島建設㈱�東北支店 中村 洋介

報告する事の大切さ 飛島建設㈱�東北支店 細谷 拓実

私の安全活動一週間 飛島建設㈱�東北支店 高野 晴信

去年の安全と今年の安全 飛島建設㈱�東北支店 岩瀬 鉄雄

ルールについて 飛島建設㈱�東北支店 栗原 満雄

安全管理とは 飛島建設㈱�東北支店 高橋  慶

重点監視による安全管理 飛島建設㈱�東北支店 堀城 栄光

「間違い」を起こすのは人である 飛島建設㈱�東北支店 山田  博

交通安全について 東洋ワークセキュリティ㈱ 齋藤 博行

震災復興工事における私の重点安全活動について 飛島建設㈱�東北支店 佐伯 憲英

安全意識の底上げ 清水建設㈱�東北支店 横谷 健一

安全とは、毎日無事に自宅へ帰る事 ㈱奥村組�東北支店 大久保 敬

安全と人手不足について 清水建設㈱�東北支店 覚田 健司

安全について 清水建設㈱�東北支店 梅森 宏明

安全第一 広伸建設㈱ 髙橋 清孝

現場における安全の見方と考え方 清水建設㈱�東北支店 山田 広之

現場に於ける安全 大正建設㈱ 遠藤 智宏

写真を使用しての安全指導について 清水建設㈱�東北支店 鈴木美奈生

今の建設業界で変えなければならないこと 三井住友建設㈱東北支店 岩崎 道治

安全に関する論文 三井住友建設㈱東北支店 滝澤  学

安全の習慣 三井住友建設㈱東北支店 湯本  徹

河川工事の安全管理について 三井住友建設㈱東北支店 入谷 友之

今、安全について思うこと 三井住友建設㈱東北支店 景山 恵一

危険の芽 三井住友建設㈱東北支店 根本 貴臣

安全に関して思ったこと 三井住友建設㈱東北支店 中澤 佳那

杭工事での安全管理について 三井住友建設㈱東北支店 槻田 広行

高いレベルの「当たり前」を目指す 三井住友建設㈱東北支店 寺山 辰憲

震災復興工事における安全について 三井住友建設㈱東北支店 佐々木龍海

工事安全について 仙建工業㈱ 瀬野 恭平

地域社会の貢献は小さな活動から 仙建工業㈱ 川熊元春・柳川祐一

千徳跨線橋改良工事における安全対策について 仙建工業㈱ 河野 諒大

安全について 仙建工業㈱ 高橋  諒

「見える化」安全の推進について 鉄建建設㈱�東北支店 浦本 孝志

安全に関しての思い 清水建設㈱�東北支店 長井 俊彦

安全に対する意識 清水建設㈱�東北支店 結城 健一

安全不確立への階段について 清水建設㈱�東北支店 宮﨑 一博

家族の視点から 日本建設業連合会東北支部 小沼 知美

とにかく安全に 鉄建建設㈱�東北支店 鎌仲 芳秀

現場の安全化�−ミスをしても災害につながらない現場へ− 鹿島建設㈱�東北支店 守家 圭司

安全について 新妻鋼業㈱ 田嶋  司

Page 45: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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「昔話の独り言」こんな事が有りました。 鹿島建設㈱�東北支店 磯崎 三幸

安全を守るには 鹿島建設㈱�東北支店 三嶋さかき

安全に対する教え�〜4年間のうちに学んだこと〜 鹿島建設㈱�東北支店 大石 史哉

『管理』の難しさ 鹿島建設㈱�東北支店 牧野 利幸

無事故無災害で竣工を終えて ㈱フジタ�東北支店 吉田 一郎

コミュニケーションの大切さ ㈱フジタ�東北支店 小田 正士

危険の見える化から始まる安全管理 ㈱フジタ�東北支店 陳   昕

事故防止活動をふりかえる ㈱フジタ�東北支店 玉川 昌之

フルハーネス型安全帯の恒常的な使用の推進 ㈱フジタ�東北支店 曽武川直也

災害を防止する方策 ㈱フジタ�東北支店 三待 成久

安全通路の重要性について ㈱フジタ�東北支店 金湖悠一郎

豪雪地方の工事現場における安全面の工夫・対策について ㈱フジタ�東北支店 上原 広行

安全設備の維持管理 ㈱フジタ�東北支店 大西 淳文

ヒヤリハット分析による要因考察 ㈱フジタ�東北支店 仁井谷 学

安全に関する論文 ㈱フジタ�東北支店 小野 真奈

〜フロアマスター(職長会協力による安全+衛生管理)〜 ㈱フジタ�東北支店 楢崎 嵩之

キーマンは安全衛生責任者(職長) ㈱フジタ�東北支店 坂本一二三

新規入場者の安全教育 ㈱フジタ�東北支店 陶  玉亮

見落としがちな身近な保護具 ヘルメットの点検 ㈱フジタ�東北支店 伊藤  翼

『安全活動』〜安全パトロール〜 ㈱フジタ�東北支店 照井 恵美

一人ひとりが責任者 北都ハウス工業㈱ 浅川  優

「武士は食わねど・・・」〜武士道から学ぶ現場の安全〜 ㈱フジタ�東北支店 間淵 義徳

安全管理に対する取り組み ㈱フジタ�東北支店 中島  大

危険予知活動の大切さ 大豊建設㈱�東北支店 後藤 貴幸

オープンアームズ ㈱安藤・間�東北支店 安積  清

ずい道作業における防塵マスク着用に対する意識について ㈱安藤・間�東北支店 佐藤 雄介

安全と働きやすい職場環境 ㈱安藤・間�東北支店 石井 雅嗣

安全に関する論文 ㈱安藤・間�東北支店 坂本 祥太

安全に対する管理部門のあり方 ㈱安藤・間�東北支店 中村 剛士

危険を感じるとは ㈱安藤・間�東北支店 杉浦 規之

雑感 建設業の安全について ㈱安藤・間�東北支店 柳沢 啓一

職場の安全風土はあいさつから ㈱安藤・間�東北支店 大沼 和弘

工事現場の安全対策について 大林道路㈱�東北支店 落合 尚哉

安全とは何か 大林道路㈱�東北支店 辻野 航大

労働災害を根絶 大林道路㈱�東北支店 中川 博貴

建設業界に入った自分 大林道路㈱�東北支店 中原 勇介

車の運転に関する安全について 大林道路㈱�東北支店 門伝  工

現場作業での事故を経験して 大林道路㈱�東北支店 浅野 真志

リスクマネジメントの大切さ 大林道路㈱�東北支店 大坂 友久

熱中症を防ぐために 大林道路㈱�東北支店 有馬 正光

現場施工における安全 大林道路㈱�東北支店 辰巳 圭一

工事現場で安全について 大林道路㈱�東北支店 福田 雄史

余裕を持つ 大林道路㈱�東北支店 鈴木 敦士

妥協しないでコツコツ安全に 大林道路㈱�東北支店 田村 和慶

継続は安全への近道 大林道路㈱�東北支店 桑原  誠

ヒューマンエラーの防止 大林道路㈱�東北支店 浜浦 寿和

繰返し型労働災害をなくすために 大林道路㈱�東北支店 千葉 良隆

あたりまえを見直し『ヒューマンエラー』をなくす 大林道路㈱�東北支店 渡辺  旭

「安全」について 大林道路㈱�東北支店 松浦 宏徳

私の日常の作業について 大林道路㈱�東北支店 新張 貴洋

僕の安全 大林道路㈱�東北支店 市川 佳成

「私の安全」への取り組み 大林道路㈱�東北支店 志津里 崇

エンジンカッターの恐怖 大林道路㈱�東北支店 竹田 一紀

安全について 大林道路㈱�東北支店 佐々木尚子

不安全行動と低減対策 大林道路㈱�東北支店 木下 政男

高速道路上作業での安全対策について 大林道路㈱�東北支店 南  賢一

コミュニケーションの大切さ 大林道路㈱�東北支店 樋口 竜也

夜間工事の安全確保について 大林道路㈱�東北支店 太田  輝

目先を換えることは意識を変えること 大林道路㈱�東北支店 小澤 和広

『始めよう!体感KY!』 ㈱ガイアートT・K東北支店 名久井敏歩

安全意識 ㈱ガイアートT・K東北支店 土田 直輝

造成工事に関わる安全についての課題と対策 ㈱ガイアートT・K東北支店 相原  翔

安全施工への取り組み ㈱ガイアートT・K東北支店 大石  聡

『体感KY』で危険の芽を摘み取ろう!! ㈱ガイアートT・K東北支店 近藤 泰人

100の訓練よりも1の実践 ㈱ガイアートT・K東北支店 村部 洋介

危険予測の進化 〜体感KY〜 ㈱ガイアートT・K東北支店 大宮 晶紀

ヒューマンエラーによる事故防止のための取り組み ㈱ガイアートT・K東北支店 勝山 浩邦

安全な毎日 鹿島道路㈱�東北支店盛岡営 坂本 祐典

安全を創る 鹿島道路㈱�東北支店盛岡営�宮古出張所 山﨑 宏樹

私の安全目標 鹿島道路㈱�東北支店仙台営 今野 拓哉

危険予知とリスクアセスメントの重要性 鹿島道路㈱�東北支店仙台営�石巻出張所 石岡 佑介

事故を減らす為に出来そうなこと 鹿島道路㈱�東北支店仙台営�古川出張所 海野 智行

安全であるという事 鹿島道路㈱�東北支店仙台営 前田  亮

日常生活における安全 鹿島道路㈱�東北支店秋田営 藤川  歩

安全な現場を目指して ㈱後藤組 山田 拓也

自分たちの行動を見つめ直して ㈱佐藤渡辺 井上 永治

工事現場における安全 ㈱佐藤渡辺 井佐 好尚

死亡事故から学んだこと ㈱佐藤渡辺 相澤 章太

二人作業 ヨシ! ㈱佐藤渡辺 浅水 新市

現場事務所に携わって ㈱佐藤渡辺 瓶子 美幸

マイペースの大切さについて ㈱佐藤渡辺 加賀谷壮史

安全について ㈱佐藤渡辺 渡辺 浩一

Page 46: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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舗装工事における安全管理 ㈱佐藤渡辺 菊池 大輔

安全について ㈱佐藤渡辺 大谷 博幸

高速道路工事の安全について ㈱佐藤渡辺 安部  崇

事故から学んだこと ㈱佐藤渡辺 水沼  亮

トンネル内の安全対策 ㈱佐藤渡辺 石岡 洋介

『安全作業』を心がけるために ㈱佐藤渡辺 佐々木法仁

ルールを守ること ㈱佐藤渡辺 中鉢 詩織

昔の自分は・・・ ㈱佐藤渡辺 千葉  浩

不安全行動を見て ㈱佐藤渡辺 髙宮  浩

朝のミーティング ㈱佐藤渡辺 細川  哲

脳裏に残る言葉 世紀東急工業㈱ 山家 本彦

「慣れ」の危険 世紀東急工業㈱ 太田 裕二

「安全」に対する考え方 世紀東急工業㈱ 阪本 良輔

1秒ルールの定着で重機と接触事故ゼロ! 世紀東急工業㈱ 木谷  寛

「ルールを守る」 世紀東急工業㈱ 今野 克彦

意識改善が安全へのステップ 世紀東急工業㈱ 伊藤  満

『ハインリッヒの法則から学ぶ』 世紀東急工業㈱ 松尾 聡幸

夕飯を食べながら願うこと。 世紀東急工業㈱ 冨樫  剛

『ヒューマンエラーについて考える』 世紀東急工業㈱ 菅原  孝

『最後は笑顔で』 世紀東急工業㈱ 伊藤  隆

現場代理人に求められるもの 世紀東急工業㈱ 今野 義孝

冬季道路除雪作業における安全対策 世紀東急工業㈱ 鎌田 泰裕

ヒューマンエラーについて思う事 世紀東急工業㈱ 佐々木 博

現場の安全は私の責務 世紀東急工業㈱ 金子 良行

安全に対して感じること 世紀東急工業㈱ 中村 拓哉

安全であり続けるために 世紀東急工業㈱ 石塚 佳史

安全について 世紀東急工業㈱ 菅原 大勝

「KYって何だ」 世紀東急工業㈱ 甲斐 浩行

安全は全てに優先する 世紀東急工業㈱ 関口  巧

二度と経験したくない思い 世紀東急工業㈱ 向井  寛

ネガティブ人間 大成ロテック㈱ 中根 章貴

ヒヤリハットを活かして 大成ロテック㈱ 保坂 靖司

安全について 大成ロテック㈱ 高瀬 晋一

安全教育の工夫 大成ロテック㈱ 武藤  仁

現道での夜間作業の安全 大成ロテック㈱ 續橋 清二

現場の安全管理等の対策について 大成ロテック㈱ 鈴木 邦洋

車に乗るときに気を付けること 大成ロテック㈱ 岡山 恵典

重機のキー管理について 大成ロテック㈱ 別府 誠司

市道の道路整備事業での安全確保と周辺対策 大成ロテック㈱ 安富 健一

朝の常会について 大成ロテック㈱ 国枝 定雄

安全と慣れ 大成ロテック㈱ 千葉 圭純

慣れる危険さ 大成ロテック㈱ 熊坂 理紗

高速道路上工事に伴う安全認識の重要性について 大成ロテック㈱ 平 健太郎

一般国道における舗装工事の安全管理と交通管理について 大成ロテック㈱ 野村 哲也

責任者としての安全な環境作り 大成ロテック㈱ 永盛 達也

まず一呼吸・・・ 東亜道路工業㈱岩手営業所 片桐 成敬

現場の安全について 東亜道路工業㈱岩手営業所 佐々木昭久

現場への愛着こそ安全への第一歩 東亜道路工業㈱久慈出張所 西原 大祐

危険の奥にある危険 東亜道路工業㈱岩手営業所 大角 勝宏

工事現場における安全の意識 東亜道路工業㈱宮城支店 大澤 慶悟

現場でのヒヤリ・ハット 東亜道路工業㈱宮城支店 恒川 忠広

セーフティーネット 東亜道路工業㈱宮城支店 竹内 康孝

安全管理について 東亜道路工業㈱宮城支店 鈴木 勇太

夜間工事での安全対策について 東亜道路工業㈱宮城支店 柘植 一也

舗装工事現場の熱中症対策 東亜道路工業㈱宮城支店 筬島 雅弘

人と安全のつながり 東亜道路工業㈱宮城支店 大久 雅道

慣れと安全 東亜道路工業㈱宮城支店 齋藤 健多

日々の安全対策と安全意識 東亜道路工業㈱宮城支店 五十嵐誠弥

交通事故について 東亜道路工業㈱宮城支店 梅田  隼

何かあったとき 東亜道路工業㈱宮城支店 藤原 建一

工事の安全は朝のミーティングから 東亜道路工業㈱宮城支店 野澤 圭司

無事故無災害へ 東亜道路工業㈱宮城支店 桂嶋 秀行

安全と危険 東亜道路工業㈱宮城支店 田川 裕也

現場における安全管理について 東亜道路工業㈱宮城支店 水谷 孝宏

安全管理について 東亜道路工業㈱宮城支店 上野 拓也

「現場での安全と対策について」 東亜道路工業㈱宮城支店 久岡 直樹

「工事現場に於ける安全対策」 東亜道路工業㈱宮城支店 木原 雄大

安全管理について 東亜道路工業㈱宮城支店 北山 辰雄

「工事現場の安全対策について」 東亜道路工業㈱宮城支店 川向 良典

制限区域内での安全対策 東亜道路工業㈱宮城支店 吉田 雄哉

私の安全管理 東亜道路工業㈱宮城支店 志摩 真一

地域住民との安全意識の相違 東亜道路工業㈱宮城支店 遠藤 友幸

私と安全 東亜道路工業㈱宮城支店 井川 貴文

安全衛生計画の重要性と安全意識向上! 東亜道路工業㈱宮城支店 佐々木 正

「人それぞれの役割」ついて 東亜道路工業㈱宮城支店 八戸 昭驚

安全について 東亜道路工業㈱�大衡共同アスコン 齋藤 晃紘

道路工事における安全対策 東亜道路工業㈱酒田出張所 西村  聡

安全管理の情報化施工 東亜道路工業㈱協和出張所 加藤 康徳

安全について 東亜道路工業㈱協和出張所 叶内 真吾

「安全管理」について 東亜道路工業㈱協和出張所 黒川 弘助

「安全について思うこと」 東亜道路工業㈱協和出張所 佐々木秀勝

安全訓練を有効にするために 東亜道路工業㈱協和出張所 植松 優三

Page 47: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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現場で労働災害を経験して 東亜道路工業㈱協和出張所 門間 雄一

「明日への希望」 東亜道路工業㈱青森出張所 中森 正行

安全管理について 常盤工業㈱ 辻川 修大

自らの経験をいかし 常盤工業㈱ 鈴間 孝明

高速道路工事における安全教育 常盤工業㈱ 原田 雅士

安全について思うこと 常盤工業㈱ 川口 一也

新規入場者教育の在り方について 戸田道路㈱�東北支店 秋場 由次

安全への自覚 戸田道路㈱�東北支店 大橋 良一

危険ゼロをめざして 戸田道路㈱�東北支店 戸塚 義浩

ラジオ・テレビ体操のすすめ 戸田道路㈱�東北支店 沓澤 明美

国道舗装補修工事における安全管理の配慮について 日建工業㈱ 芳賀 茂久

安全管理はみんなの力で 日建工業㈱ 千葉 慎也

安全に対する心構え 日建工業㈱ 北川  学

初心に帰って 0災害 日建工業㈱ 長田  究

原点に帰る 日建工業㈱ 田中 和彦

「みんなで安全確保」 ㈱NIPPO 苙口 智聡

「現場従事者の安全についての意識改革」 ㈱NIPPO 小田 啓介

「作業前・行動前の数秒間を安全につなげる」 ㈱NIPPO 市川 元貴

「台船による車両・機械運搬時の安全対策」 ㈱NIPPO 臼杵 大智

「施工管理者が提供できる安全とは」 ㈱NIPPO 小宮 耕介

「舗装会社に勤めて」 ㈱NIPPO 熊倉 識政

「ルールは命」 ㈱NIPPO 纐纈 真司

「我が家の子育て安全管理奮闘記と会社での安全」 ㈱NIPPO 深松友香里

「夜間工事での安全について」 近代建設㈱ 佐藤  隼

「安全体験からの教訓」 ㈱NIPPO 簾内 昭夫

『現場での安全作業』 ㈱NIPPO 堀   薫

「いままでの経験から」 ㈱アキケン 菅原 義典

「一般道路の交通規制時の安全について」 ㈱NIPPO 佐藤 宏之

ラジオ体操から安全活動の活性化 日本道路㈱ 神尾 直樹

良い現場環境を築き上げる為に 日本道路㈱ 川井  知

石ころ一つが事故の元 日本道路㈱ 近藤 雅大

安全意識の向上 日本道路㈱ 佐藤  潤

無事故無災害の現場をめざして 日本道路㈱ 堀川 雄平

安全について 日本道路㈱ 加藤 貴士

現場の安全意識について 日本道路㈱ 坂本 修幸

私の工事現場における安全管理に留意したこと 日本道路㈱ 中泉 克幸

無事に帰るために 日本道路㈱ 畠山 利行

安全について 日本道路㈱ 米澤 裕貴

交通災害ゼロ継続中 日本道路㈱ 伊藤健太郎

安全に対する意識について 日本道路㈱ 小山 紘生

安全に対する意識 日本道路㈱ 小松 雄太

安全をそだてる�〜時間をかける大切さ〜 日本道路㈱ 菅原 寛美

現場での安全管理対策 日本道路㈱ 三上 純生

私から見た工事現場 日本道路㈱ 石岡 里美

見えない放射能に視える化で対抗! 日本道路㈱ 櫻井 進一

熱中症の概要と対策 日本道路㈱ 瀧見遼太郎

安全に対して 日本道路㈱ 土谷  享

安全について 日本道路㈱ 土谷  優

「安全」について 日本道路㈱ 小林 彰夫

意識改革をするには 日本道路㈱ 民部田清喜

早く来た 夏対策 日本道路㈱ 佐藤与四郎

工事の安全環境を整備する上で一番大切なこと 日本道路㈱ 水上 卓也

交通安全について 日本道路㈱ 水上 結葉

私の考える安全意識 日本道路㈱ 清川 文男

安全について思うこと 日本道路㈱ 工藤 順子

安全な作業をする為には 日本道路㈱ 中野渡 公

通勤時の交通災害 日本道路㈱ 新井田聖徳

安全を伝える 日本道路㈱ 鎌田 真弓

人の記憶 日本道路㈱ 三上 清彦

安全について考える 日本道路㈱ 新岡  貢

安全対策は永遠に続く 日本道路㈱ 石田 良介

安全管理と私 日本道路㈱ 菅原 了道

今の私 日本道路㈱ 縄  秀幸

「安全と安心」を依存する 日本道路㈱ 北畠 文雄

安全としつけ 日本道路㈱ 釜澤  睦

「安全」について 日本道路㈱ 村井貴美子

河川洪水で学んだこと 日本道路㈱ 佐藤亜希子

全員でプラント安全操業 日本道路㈱ 高橋 直博

巻き込まれ事故について 日本道路㈱ 吉田貴司夫

安全第一の職場づくり 日本道路㈱ 狗飼 真樹

安全意識 日本道路㈱ 山田  伸

飲酒運転について思うこと 日本道路㈱ 阿部 良次

高齢作業員について 日本道路㈱ 山口 佳代

「親から子へ」から繋がる安全 日本道路㈱ 泉   昌

家で飯を食ってて気付いたこと 日本道路㈱ 斉藤 和敏

熱中症対策 日本道路㈱ 小野寺 仁

安全について 日本道路㈱ 小椋 悦美

安全に安全な道づくり 日本道路㈱ 藤田 凌司

ラジオ体操から安全活動の活性化 日本道路㈱ 神尾 直樹

安全教育の工夫 福田道路㈱�東北支店 阿部  進

安全とはなにか 福田道路㈱�東北支店 森田 祥平

何気ないことから変わった安全意識 福田道路㈱会津中央アスコンJV 佐藤 慶彦

Page 48: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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現場内の安全意識 福田道路㈱�仙台営業所 荒屋 圭太

「安全」との付き合い10年 福田道路㈱�仙台営業所 夏堀 誠司

日々の安全意識と緊急時の備えの工夫 福田道路㈱�仙台営業所 小泉 哲也

舗装工事における熱中症対策について 福田道路㈱�郡山営業所 佐久間 隆

安全運転に対する原因と対策 福田道路㈱�郡山営業所 十文字秀行

私が起こした事故の被害者の皆さんへ 福田道路㈱�酒田営業所 高橋 英治

道路工事の安全管理について 三井住建道路㈱ 小倉  彰

私にとっての安全 三井住建道路㈱ 佐藤  栞

「安全な交通規制について思うこと」 後藤工業㈱ 高橋 吉彦

安全作業について 後藤工業㈱ 山川 浩司

道路除草作業時の安全対策及び熱中症対策 後藤工業㈱ 小松 利通

現場の安全を守るために 後藤工業㈱ 石川 耕平

「作業手順書の在り方について」 後藤工業㈱ 冨樫 文男

「ガス管破損事故の恐怖」 後藤工業㈱ 米田 千秋

「安全意識を持つこと」 後藤工業㈱ 本郷 直人

「コミュニケーションの重要性」 日建工業㈱ 上野  宏

『何気ない行動の意味』 日建工業㈱ 長谷川 力

『安全』 日建工業㈱ 二宮 邦弘

安全管理の役割 日建工業㈱ 佐藤 翔太

工事現場の安全管理 日建工業㈱ 泉谷 啓慶

『重機災害の防止!!』 日建工業㈱ 千葉  学

第三者への安全対策 日建工業㈱ 川名 敏明

「危険という意識」 日建工業㈱ 本平 隼也

安全に関しての意識と管理 ㈱丸本組 櫻井  豊

当現場における熱中症対策 ㈱丸本組 鈴木 剛史

現場の安全管理における創意工夫について ㈱丸本組 菅原 壮一

災害ゼロでの復興を目指して ㈱丸本組 菅原  慎

楽しく安全に ㈱丸本組 寺原 淳子

“思い込み”をなくしたい ㈱丸本組 三浦喜恵子

「安全であること」 ㈱丸本組 古内 詩乃

明るい職場作り ㈱丸本組 角張 忠幸

空港維持作業での安全管理 ㈱伊藤組 氏家 正春

「危険に気づく」 ㈱伊藤組 佐藤 幸雄

「安全」が創り出す「安心」 田中建設㈱ 木村 悠平

安全の在り方 ㈱ピーエス三菱東北支店 永田 一貴

「指差呼称によるヒューマンエラーの防止」 ㈱ピーエス三菱東北支店 押方 友野

「KY活動の充実化による労働災害防止」 ㈱ピーエス三菱東北支店 佐藤 直也

安全とは ㈱ピーエス三菱東北支店 細沼 昭広

安全は良好な作業環境の構築と現地KY活動から! オリエンタル白石㈱ 丸山 正志

女性目線による安全・衛生パトロール「美守隊」 オリエンタル白石㈱ 佐藤  香

安全に対する取り組みについて オリエンタル白石㈱ 松井 英樹

気配りと会話からの安全対策 ㈱安部日鋼工業 上前田憲英

現場の安全管理についての心構え 三井住友建設㈱ 花井  崇

道路上の主桁架設作業を終えて 東日本コンクリート㈱ 佐藤 康栄

豪雪地域での施工を経験して 東日本コンクリート㈱ 宮澤  寿

コミュニケーションの重要性 東日本コンクリート㈱ 伊藤 晴彦

床版工事を施工して 東日本コンクリート㈱ 伊藤 寛彦

交通規制を伴う道路工事の安全施工 東日本コンクリート㈱ 鈴木  尚

結果「危険予知!」 JFEエンジニアリング㈱ 葛西  敏

墜落災害撲滅に関する一提案 JFEエンジニアリング㈱ 杉村 潤一

現場の安全について JFEエンジニアリング㈱ 桜井  淳

ネガティブ・シンキング JFEエンジニアリング㈱ 中村 俊宏

「ながら行動」と安全について JFEエンジニアリング㈱ 荒田 智博

「ご安全に!」というコミュニケーション エム・エムブリッジ㈱ 藤本 治樹

冬の現場は風との闘い 宮地エンジニアリング㈱ 角岡  清

強風の恐さ 高田機工㈱ 塚本 和志

「伝承」 佐藤鉄工㈱ 高柳 昭良「安全に対して鈍感は、罪である。」�〜作業手順周知による「基本事項の徹底」と現地KYによる「人為的ミスの撲滅」の推進〜 川田工業㈱ 寺島 太郎

ハインリッヒの逆ピラミッド 川田工業㈱ 加納 晋至新天王橋の架設工事の安全管理(混在作業が予測される現場の安全管理) 川田工業㈱ 長谷川 豊

工事現場における「安全」とは 瀧上工業㈱ 畑中 栄太

私の安全に対する考え ㈱東京鐵骨橋梁 瀬尾 一史

ベテランの油断、若さゆえの自信過剰 ㈱楢崎製作所 石橋  大

「焦り・油断対策」と「確認する勇気」 宇野重工㈱ 三村 浩司

安全に作業するとは ライト工業㈱ 池内  隼

よい現場とは? 陽光建設㈱ 五十嵐翔平

震災復興 造成工事に携わって ㈱平野組 高橋  浩

コーヒー、タバコ、打合せ ライト工業㈱ 柏崎 成央

安全に関する体験・提案文 日本植生㈱ 沼倉 昂平

統括管理の重要性 陽光建設㈱ 阿保 貴光

安全について 日特建設㈱ 橋本 拓郎

命をつなぐ安全指示 陽光建設㈱ 矢尾板憲正

一瞬でも安全帯を外すな 陽光建設㈱ 伏見 秀一

安全について ライト工業㈱ 江川 遼太

安全ベストの役割と危険予知 成田工業(陽光建設) 成田 理恵

頭上からの落石の恐ろしさ ㈱アイビック 新山 咲香

ヒヤリ・ハットの重要性について イビデングリーンテック㈱ 畠山 良太

不安だと感じる自分に従おう 陽光建設㈱ 齋藤 良喜

職場の“安全対策”について 日本植生㈱ 狩野 浩昭

言霊に安全をのせて ㈱平野組 佐藤 辰也

安全に関する体験と提案について 東興ジオテック㈱ 大友 恵太

のり面工事に従事して 日本植生㈱ 山㟢 大樹

Page 49: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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土砂積込・運搬における過積載防止及び事故防止 東興ジオテック㈱ 柴田  勇

安全帯のありがたさ イビデングリーンテック㈱ 工藤  俊

初めての現場仕事 ㈱アイビック 齋藤  匠

安全は営業 日特建設㈱ 戸辺 岳志

還暦を迎えて…安全を振り返る 陽光建設㈱ 石﨑 正剛

安全は1人1人の心掛け 陽光建設㈱ 武者 高広

若年労働者、高齢労働者 ㈱平野組 工藤 洋旗

頭が痛い 熱中症 陽光建設㈱ 佐藤 博史

安全の考え方 イビデングリーンテック㈱ 安田  修

安全とは イビデングリーンテック㈱ 丁子優依奈

震災復旧工事に携わって 陽光建設㈱ 尾崎 幸弘

労働災害とヒューマンエラー 日特建設㈱ 田中 裕太

原因と対策 ㈱平野組 助川 優也

現場 陽光建設㈱ 佐々木 健

安全表記の改定について 陽光建設㈱ 白旗  清

安全活動の意味・意義 陽光建設㈱ 佐藤  守

安全帯の点検について 日本基礎技術㈱ 上川 陽一植生基材吹付工におけるノズルマンの危険性と対策案について ライト工業㈱ 青野  智

親綱の予算は 陽光建設㈱ 澁谷 正美

異常気象による災害と対応について 東興ジオテック㈱ 川口 正広

ヒューマンエラーの防止 陽光建設㈱ 猪股 雅行

いつも無事に帰ってきてくれてありがとう 日本植生㈱ 時光 秀彰

再確認の重要性 陽光建設㈱ 大場 基之

現場は人と人で出来ている イビデングリーンテック㈱ 小野 勝弘

現場での安全管理について 日本基礎技術㈱ 大友  凌

無事に家に帰る 陽光建設㈱ 三上 直樹

監督見習いにできること ㈱アイビック 浜田 賢斗

セーフティ・ファースト イビデングリーンテック㈱ 高橋 公和

初めての法面工事 陽光建設㈱ 夏堀 泰尭

安全体験文 陽光建設㈱ 西里 康彦

ヒューマンエラー�〜人が人である故の落とし穴〜 日本基礎技術㈱ 竹林 考晃

安全を競い合う ライト工業㈱ 福庭 圭祐

東北復興 陽光建設㈱ 船水  豊

安全に繋がるコミュニケーション 陽光建設㈱ 鈴木 大輔

私の安全管理に対する考え ㈱東北リアライズ 平地 秀樹

安全に関する体験 日本基礎技術㈱ 安達 寛将

安全に対して イビデングリーンテック㈱ 村山  孝

子供の安全な街づくり 新和産業㈱ 三原  均

何よりの幸せ、それは安全 岩手標識㈱ 照井 正人

ヒアリ・ハットが生む安全 ㈱秋田ディックライト 田中紀海彦

「当たり前」の普遍性 ㈱キクテック 堀 亮太郎

無災害の記録更新に向けて 大管工業㈱ 蝦名 良雄

私が考える会社と家族への思い 大管工業㈱ 小笠原 裕

止まって、見て、耳で聞いて、考えなさい 協積産業㈱ 川村 達矢

意識改革 新和産業㈱ 菅野 敏文

安全に対する意識について ㈱秋田ディックライト 畠山 功太

工事の安全について 太平企業㈱ 峯田 健二

準備の大切さ 新和産業㈱ 曽根慎太郎

安全に対する意識 ㈱石川 佐藤 愛輔

区画線設置工事の安全について 協積産業㈱ 菅原 貴晶

私が考える現場の安全 大管工業㈱ 須藤 雄平

「安全」 について最初から考える 協積産業㈱ 藤澤 和隆

安全作業の思い 太平企業㈱ 設楽 俊弘

三大災害撲滅に向けた私の安全管理 ㈱大本組 生信 将雄

大胆対策で変わる意識 五洋建設㈱ 高木  真

整理整頓の難しさ 五洋建設㈱ 笹本 怜央

安全な現場作りが出来る技術者を目指して 五洋建設㈱ 大西 逸樹

先輩方から学ぶべきこと 五洋建設㈱ 原田 智弘

緊急時の所内対応 五洋建設㈱ 下川床 徹

現場監督として 東亜建設工業㈱ 星  駿介

妥協なき安全管理 東亜建設工業㈱ 勝木 洋平

『安全管理』 東亜建設工業㈱ 服部 康史

機械を安全に使用するために 東亜建設工業㈱ 宮下 広樹

コミュニケーションを大切にしよう! 東亜建設工業㈱ 橋本 明宏

労働災害を忘れない 東亜建設工業㈱ 鯉渕 智弘

安全について思うこと 東亜建設工業㈱ 大森 慎哉

建設業における災害と対策 東亜建設工業㈱ 武井 雅貴

安全意識 穂積建設工業㈱ 岩谷 史高

「建設業における安全とは」 穂積建設工業㈱ 下向 利典

無事故と事故は紙一重 穂積建設工業㈱ 犾守 一朗

続ける安全 五洋建設㈱ 山田 康弘

熱中症対策について 五洋建設㈱ 渡邉健太郎

全国安全週間の取組について 五洋建設㈱ 澁田 大輔

安全は日課 五洋建設㈱ 大友 芳浩

なぜ事故が起こったか 東亜建設工業㈱ 井上 護煕

4tトラックの内輪差による接触事故 東亜建設工業㈱ 水田  潤

転落事故をおこして 東亜建設工業㈱ 岩田 恭弥

新入社員、安全について考えること 東亜建設工業㈱ 濱田 南樹

【安全】 東亜建設工業㈱ 原  知聡

現場の安全 東亜建設工業㈱ 飯野  勇

『自発的な安全管理とは』 東亜建設工業㈱ 佐々木茂人

“安全”について思うこと 東亜建設工業㈱ 松島 弘樹

Page 50: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

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「安全は誰のために」 東亜建設工業㈱ 髙木 清輝

現場力で結びつく安全対策 東亜建設工業㈱ 荷川取将史

現場の安全について 東亜建設工業㈱ 石井 喬久

人手不足とチーム力 東亜建設工業㈱ 山本 純也

「安全に日々過ごすために」 東亜建設工業㈱ 蒲池 征希

安全とのかかわり方について 東亜建設工業㈱ 常見 亮平

Page 51: 平成27年度 SAFETY - MLITSAFETY 2015 セーフティ2015_表紙.indd 2 2015/09/11 18:23 1 発注機関 東北地方整備局 岩手河川国道事務所 工事名 北上川上流前沢地区堤防強化工事

安 全 の 誓 い建設業における労働災害は、長期的には減少傾向にありますが、平成26年に

おける死亡者数は377名と前年より35名(10.2%)増加しております。

全産業に占める割合を見ると、死亡災害では、35.7%と、全産業中最も多く、

依然として高い割合を占めております。

平成23年3月11日に発生した東日本大震災、大雨による土砂災害、竜巻等に

よる自然災害からの復旧・復興を建設業界全体の安全衛生活動に加えて、労働

災害及び職しょく

業ぎょう

性せい

疾しっ

病ぺい

から労働者を守るために、「労働安全衛生マネジメントシ

ステム」の導入・推進並びに定着を図り、関係者が一致協力して、職場におけ

る「危険有害要因の排除」に努めていくことが不可欠であります。

建設業に従事する我々一人ひとりが、このことを真しん

摯し

に受けとめ、本日の大

会を契機に、労働災害防止の原点に立ち返り、決意を新たにし

①三大災害・即すなわ

「墜落・転落災害」、「建設機械・クレーン等災害」、「倒壊・崩壊災害」の

防止並びに「交通労働災害」の防止を図る。

②安全施工サイクル活動の充実を図る。

③健康の保持増進と快適な職場環境の形成を図る。

以上を重点的に、各種、労働災害の防止に向けた取り組みを積極的に推進し、

「労働災害ゼロ」を目指し、大会スローガンを合言葉に、全員一丸となって、

努力することを誓います。

平成27年9月24日     東北地方工事安全施工推進大会

危険見つけてみんなで改善      意識高めて安全職場危険見つけてみんなで改善      意識高めて安全職場

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2015

平成27年度 東北地方工事安全施工推進大会

SAFETY2015SAFETY

積み上げる安全

   信頼への軌跡。

東北地方工事安全施工推進大会実行委員会

東北地方工事安全施工推進大会実行委員会

後 援

事務局東北地方整備局企画部技術管理課

TEL 022 - 225 - 2171

国土交通省東北地方整備局、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、仙台市、東日本高速道路(株)東北支社、(一社)東北地域づくり協会、

東北建設業協会連合会、(一社)日本建設業連合会東北支部、(一社)日本道路建設業協会東北支部、東北道路舗装協会、(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会東北支部、

(一社)日本橋梁建設協会東北事務所、(一社)全国特定法面保護協会東北地方支部、(一社)全国道路標識・標示業協会東北支部、

(一社)日本埋立浚渫協会東北支部、東北港湾空港建設協会連合会、青森県建設産業団体連絡協議会、(一社)岩手県建設産業団体連合会、

宮城県建設産業団体連合会、秋田県建設産業団体連合会、(一社)山形県建設産業団体連合会、(一社)福島県建設産業団体連合会

建設産業専門団体東北地区連合会

このパンフレットは環境に配慮した植物油インキと古紙配合率70%再生紙を使用しています。

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