ó >ym c
TRANSCRIPT
12
(振内町)
宮みやうち
内 直な お と
人さん(42歳)
愛媛県出身の宮内直人さんは、就農前は鉄道関係の電子部品を扱う商社に勤めており、東京→仙台→東京→札幌と4度の転勤を経た後退職し、岩知志の川上憲司さんの元で半年間研修を積み、その後実践農場での実習を経て平成25年に現在の圃場で就農しました。宮内さんが就農しようと思い始めたのは3度目の転勤からだったそうで、元々宮内さんのご実家は柑橘農家で農業は身近なものだったこともあり興味を持ったそうですが、ご実家を継ぐ気はなく新規就農者として西日本方面での就農を考えていたそうです。 平取町で就農するきっかけは、札幌に勤務していた際、会社の隣が就農相談センターだったこともあり、農業人フェアに参加したことで、平取のトマトは最初から知っており候補地の一つとして考えていたそうですが、実際に参加して
みて、「確実に就農できるところ」、「専業で生計を立てられるところ」が決め手となったそうです。 実際に就農して感じたことを伺ったところ、「農作業は大変ですが、温かい近隣の方達に囲まれている環境に大変感謝しています。ただ、自分が考えていた以上にトマト栽培は時間に追われるので、奥さんに思った以上の負担をかけてしまい申し訳なく思っています。」と話されました。 今後の目標について尋ねると、「子供には高いレベルの教育を受けさせたいと思っています。その為にも毎年安定した農業経営を目指したいです。また、今まで実践農場、自分の圃場と2年連続でハウス建設、農場づくりをしたのでとても忙しかったのですが、今年は少し時間が出来そうなので何をしようか考え中です。」とお話し頂きました。
今回取材させて頂いたのは貫気別の門田益男さんの後継者として就農している門田雅範さんです。雅範さんは、平成15年4月から本格的に就農し、その後100坪ハウス9棟を導入してトマト栽培を主とした農業を営んでいます。 就農してみて実際によかったところ、大変なところを伺うと、「家族全員で仲良く作業できるところが最大の魅力。ただ、サラリーマンの様に固定休が無いので、一日中出かけたりというのが出来ないので家族に
申し訳ない部分はありますね。」と照れくさそうにお話し頂きました。 今後の抱負について尋ねると、「まずは収量の底上げを第一の目標に掲げたいですね。それによって安定した経営を行っていけると思うし、さらに経費削減や税金の勉強にも取り組みたいですね。」と将来のビジョンについて意気込みを語ってもらいました。写真: 左から妻 早紀さん、長男 宜晟(よしまさ)君、
次男 悠杜(ゆうと)君、長女 采華(あやか)さん、雅範さん
★DATA生年月日:S54.6.22趣味・特技:仕事?(農業)好きな女性のタイプ:奥さん
経営内容:トマト2,065坪家族構成: 妻・子3人(長女・長男・
次男)・父・母
門田 雅範さん
左から宮内直人さん、長女 流那(るな)さん、妻 麻里(まり)さん、次女 理央(りお)さん